JP2014073697A - 支持機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複雑な機構を用いずに、打上げ時の観測機器等の被支持体の支持と、観測開始時の熱伝導量および固有振動数の制御と、を行うことができる。
【解決手段】 本発明の支持機構10は、互いに結合した状態で被支持体を支持する上側結合体20および下側結合体30と、上部が上側結合体20に固定され、下部が下側結合体30に固定された弾性体40と、弾性体40を圧縮して上側結合体20と下側結合体30とを結合させた第1の状態から、圧縮を解除する結合手段50と、を備える。作動させた第2の状態の時に、圧縮が解除されて弾性体40が自然長に復元することによって、上側結合体20と下側結合体30が離隔される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、観測機器等を支持する機構に関し、特に、宇宙用観測機器を衛星構体に対して支持する機構に関する。
近年の科学観測衛星や地球観測衛星では、高度な観測を行うために極低温環境下を前提とした観測機器が多く搭載される。これらの観測機器の打上げ時には、軽量化、高剛性の観点からトラス支持構造によって観測機器を衛星構体に対して支持するのが一般的である。ここで、極低温環境下を前提とした観測機器の場合、トラスを介して観測機器に熱が侵入することを抑制するため、観測時はトラスによる観測機器の支持を解放し、低熱伝導部材によって支持することが望ましい。
そこで、打上げ後にトラスを機械的に分離して、トラスを介して熱が伝導されることを抑制する技術として、打上げ用トラスと観測用トラスとを用いることが提案されている。
打上げ用トラスによる支持を分離する技術は、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1の保持解放装置は、トラス支持部材の一端部を回動自在に設け、観測時は火工品を作動させることによってトラス支持部材の一端部を分離し、不要となったトラス支持部材を収容する。観測用トラスは打上げ用トラスに平行に取り付けられており、観測時は観測用トラスに観測機器を支持する。
打上げ用トラスと観測用トラスとを用いた支持装置の斜視図を図6に示す。図6に示した観測機器支持装置900は、観測機器支持手段910に図示しない観測機器が配置される。打上げ時の観測機器の荷重は、太径の打上げ用トラス930、細径の観測用トラス940および支持トラス950から、結合金具920を介して支持トラス960、970へ伝達される。そして、打上げ後の観測開始時には、太径の打上げ用トラス930および支持トラス950を観測機器支持手段910から切り離し、細径の観測用トラス940で観測機器を支持する。観測時に太径の打上げ用トラス930および支持トラス950を切り離すことによって、観測機器に熱が侵入することを抑制できる。
特開平8−143000号公報
しかし、太径の打上げ用トラス930と細径の観測用トラス940とを用い、観測時に打上げ用トラス930を観測機器支持手段910から切り離す場合、装置が複雑かつ大規模になる。また、極低温環境で使用する観測機器は機械式の冷凍機を使って冷却するが、観測機器が冷凍機のコンプレッサから発生する振動擾乱の周波数帯で共振するのを避けるため、共振を回避する値にトラス径を設計する必要がある。しかし、細径の観測用トラス940の径を用いる場合、固有振動数の制御が困難になる。
本発明の目的は、上記の課題に鑑みなされたものであり、複雑な機構を用いずに、打上げ時の観測機器等の支持と、観測開始時の熱伝導量および固有振動数の制御と、を行うことができる観測機器の支持機構を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係る支持機構は、互いに結合した状態で被支持体を支持する上側結合体および下側結合体と、上部が上側結合体に固定され、下部が下側結合体に固定された弾性体と、弾性体を圧縮して上側結合体と下側結合体とを結合させた第1の状態から、圧縮を解除する結合手段と、を備え、作動させた第2の状態の時に、圧縮が解除されて弾性体が自然長に復元することによって上側結合体と下側結合体が離隔することを特徴とする。
本発明に係る支持機構は、複雑な機構を用いずに、打上げ時の観測機器等の支持と、観測開始時の熱伝導量および固有振動数の制御とを、行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る支持機構10の、(a)第1の状態の時の概略構造図、(b)第2の状態の時の概略構造図である。 本発明の第2の実施形態に係る観測機器支持機構100の打上げ時の透視構造図である。 本発明の第2の実施形態に係る観測機器支持機構100の観測時の透視構造図である。 本発明の第2の実施形態に係る支持バネ800の(a)斜視図、(b)正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る別の、(a)支持バネ800Bの斜視図、(b)支持バネ800Cの斜視図である。 打上げ用トラス930と観測用トラス940とを用いた観測機器支持装置900の斜視図である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る支持機構について説明する。本実施形態では、支持機構によって支持される被支持体として、軌道上にて観測を行う観測機器を適用する。本実施形態に係る支持機構の概略構造図を図1(a)、(b)に示す。図1(a)は、打上げ時の支持機構10の概略構造図、図1(b)は観測時の支持機構10の概略構造図である。図1(a)、(b)において、本実施形態に係る支持機構10は、上側結合体20、下側結合体30、弾性体40および結合手段50を備える。
上側結合体20には観測機器側トラス61、62が、下側結合体30には受側トラス63、64がそれぞれ接続されている。上側結合体20および下側結合体30は、打上げ時から観測前の間は(以下、第1の状態と記載する。)、結合手段50によって結合され、打上げ時の観測機器の荷重を観測機器側トラス61、62から、受側トラス63、64にパスする。
一方、上側結合体20および下側結合体30は、観測時は(以下、第2の状態と記載する。)、互いに離隔され、観測機器を無重力状態で弾性体40を介して支持する。上側結合体20と下側結合体30とが離隔されることにより、熱が下側結合体30から上側結合体20へ伝導して観測機器の性能が劣化することが抑制される。
弾性体40は、上部が上側結合体20に、下部が下側結合体30に固定されている。弾性体40は、第1の状態では、結合手段50に押圧されることによって圧縮変形した状態で保持される。一方、弾性体40は、第2の状態では、結合手段50による押圧が解除され、自然長Lに復元する。
ここで、図1(b)に示すように、弾性体40が自然長Lに復元することにより、上側結合体20と下側結合体30とが離隔される。離隔された上側結合体20および下側結合体30は、弾性体40を介して熱的および機械的に接続される。従って、弾性体40の材料や形状などを適切に設計することにより、構造強度、熱伝導量、固有振動数、固有モード等を所望の値に制御することができる。本実施形態では、弾性体40を、チタン合金または繊維強化材等で形成された帯状体を断面が六角形のループ状にすることにより形成した。
結合手段50は、第1の状態の時に弾性体40を圧縮して上側結合体20と下側結合体30とを結合させ、第2の状態の時に弾性体40の圧縮を解除する。本実施形態では、結合手段50をボルト51とアクチュエータ52とによって形成した。
ボルト51は、上部に弾性体40を押圧するための係止部51aを備える。ボルト51は、第1の状態の時、係止部51aが弾性体40を押圧した状態で、下端が下側結合体30内においてアクチュエータ52によって把持される。一方、ボルト51は、第2の状態の時、アクチュエータ52による把持が解除され、弾性体40が自然長Lに復元することによって下端が下側結合体30から上側結合体20側へ移動する。
アクチュエータ52は、下側結合体30に配置され、第1の状態の時、ボルト51の下端を把持する。そして、第2の状態の時、ボルト51の把持を解除する。
上記のように構成された支持機構10は次のように機能する。すなわち、打上げ時は、ボルト51の係止部51aが弾性体40を押圧した状態で、ボルト51の下端がアクチュエータ52に把持される(第1の状態)。これにより、上側結合体20と下側結合体30とが機械的に結合され、観測機器からの荷重は観測機器側トラス61、62から受側トラス63、64へパスされる(トラス構造による支持)。
一方、観測時には、アクチュエータ52がボルト51の把持を解除し、弾性体40が自然長Lに復元する(第2の状態)。これにより、上側結合体20と下側結合体30とが離隔され、観測機器が無重力状態で弾性体40を介してトラス61−64によって支持される。この場合、熱が下側結合体30から上側結合体20へ伝導して観測機器の性能が劣化することが抑制されると共に、弾性体40の剛性を適切に設計することによってコンプレッサ等によって発生した擾乱振動を低減することができる。
以上のように、本実施形態に係る支持機構10は、複雑な機構を用いずに、打上げ時の観測機器等の被支持体の支持と、観測開始時の構造強度、熱伝導量および固有振動数の制御と、を行うことができる。なお、上述の実施形態では、観測機器側トラス61、62および受側トラス63、64を用いたトラス支持を適用したが、本実施形態に係る支持機構10は、トラスを用いない支持構造にも適用することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る観測機器支持機構は、例えば、背景技術で説明した図6の観測機器支持装置900の結合金具920およびトラス930−970に代替させることができる。本実施形態に係る観測機器支持機構の透視構造図を図2および図3に示す。ここで、図2は、打上げ時の上側結合金具310と下側結合金具320とが結合した状態の観測機器支持機構100の透視構造図、図3は、観測時の上側結合金具310と下側結合金具320とが離隔された状態の観測機器支持機構100の透視構造図である。
図2および図3において、観測機器支持機構100は、トラス210−240、上側結合金具310、下側結合金具320、結合機構収納部400、プリロードボルト500、分離アクチュエータ600、巻バネ700および支持バネ800を備える。
上側結合金具310にトラス210、220が、下側結合金具320にトラス230、240が固定されている。上側結合金具310および下側結合金具320には、プリロードボルト500を通過させるための連通孔330が形成されている。
そして、打上げ時は、図2に示すように、上側結合金具310と下側結合金具320とが結合されており、観測機器からの荷重をトラス210、220からトラス230、240へパスすることによって観測機器をトラス構造によって支持する。すなわち、上側結合金具310および下側結合金具320を結合させた状態では、本実施形態に係る観測機器支持機構100に、一般的なロケットの打上げ等で用いる観測機器の支持機構の設計をそのまま適用することが出来る。
一方、観測時には、図3に示すように、上側結合金具310と下側結合金具320との結合が解除され、上側結合金具310と下側結合金具320とが離隔する。上側結合金具310と下側結合金具320とが離隔されることによって、観測機器は無重力状態で支持バネ800を介してトラス210−240によって支持されると共に、熱および振動が下側結合金具320側から上側結合金具310側へ伝導して観測機器の性能が劣化することが抑制される。
結合機構収納部400は、連通孔330の上方位置において上側結合金具310に固定された第1筐体410と、第1筐体410の上に固定された第2筐体420と、連通孔330の下方位置において下側結合金具320に固定された第3筐体430と、で構成される。第1筐体410に支持バネ800が、第2筐体420に巻バネ700が、第3筐体430に分離アクチュエータ600が、それぞれ収納されている。また、第2筐体420は、プリロードボルト500を最下位置に係止させる第1係止部421およびプリロードボルト500を最上位置に係止させる第2係止部422を備える。
プリロードボルト500は、第1係止受部510および第2係止受部520を備え、上端側に巻バネ700の一端が固定されている。プリロードボルト500は、打上げ時は、図2に示すように、第1係止受部510が第2筐体420の第1係止部421を押圧した状態で、連通孔330を介して第3筐体430内まで押し下げられる。そして、最下位置においてプリロードボルト500の下端が分離アクチュエータ600に把持されることにより、上側結合金具310と下側結合金具320とが機械的に連結される。
一方、プリロードボルト500は、観測時にアクチュエータ600から解放され、巻バネ700が圧縮状態から復帰する時に発生する反発力(圧縮力)によって上昇する。そして、プリロードボルト500は、図3に示すように、下端が上側結合金具310内に移動した後、第2係止受部520が第2筐体420の第2係止部422に係止されることによって最上位置に保持される。
分離アクチュエータ600は、打上げ時はプリロードボルト500を最下位置に把持する。一方、分離アクチュエータ600は、観測時に、プリロードボルト500の把持を解除する。
巻バネ700は、第2筐体420内に配置され、一端がプリロードボルト500に、他端が第2筐体420に固定されている。巻バネ700は、打上げ時は、プリロードボルト500が最下位置に押し下げられることによって、第2筐体420内に圧縮された状態で収納される。一方、巻バネ700は、観測時にプリロードボルト500の把持が解除されることにより、圧縮状態が解放されて伸びる。そして、巻バネ700が完全に自然長まで復元する前に、プリロードボルト500の第2係止受部520が第2係止部422に係止されることにより、巻バネ700はその状態で保持される。
支持バネ800は、第1筐体410内に配置され、一端が下側結合金具320の上面に、他端が第1筐体410の上面に固定されている。支持バネ800は、打上げ時は、プリロードボルト500が最下位置に押し下げられることにより、第1筐体410内に圧縮変形した状態で収納される。一方、支持バネ800は、観測時にプリロードボルト500の把持が解除されることにより、圧縮状態が解放されて自然長に復元する。支持バネ800が自然長に復元することにより、図3に示すように、上側結合金具310と下側結合金具320とが離隔される。
本実施形態に係る支持バネ800の斜視図を図4(a)に、正面図を図4(b)に示す。観測機器の固有振動数や面外、面内の固有モード等に基づいて、支持バネ800の材料および形状等が設計される。例えば、支持バネ800は、観測機器が冷凍機のコンプレッサから発生する振動擾乱の周波数帯での振動伝達率を小さくする形状に設計され、本実施形態では、図4に示すように、支持バネ800を、帯状体を断面が六角形のループ状にすることにより形成した。
また、支持バネ800は熱伝導性の低い材料で形成される。支持バネ800を熱伝導性の低い材料で形成することにより、熱が支持バネ800を介して下側結合金具320側から上側結合金具310側へ伝導し、観測機器の性能が劣化することが抑制される。本実施形態では、支持バネ800を、熱伝導特性が7.5W/m/K以下の、チタン合金製や炭素繊維強化プラスティック(CFRP:carbon fiber reinforced plastics)積層板等によって形成する。
上記のように構成された観測機器支持機構100の動作について説明する。先ず、打ち上げ開始から打上げ時の観測機器支持機構100(図2)について説明する。この時、プリロードボルト500は、巻バネ700および支持バネ800を押圧した状態で、最下位置で分離アクチュエータ600に把持されている。これにより、上側結合金具310と下側結合金具320とが機械的に結合され、観測機器からの荷重はトラス210、220からトラス230、240へパスされる(トラス構造による支持)。
次に、観測時の観測機器支持機構100(図3)について説明する。観測機器支持機構100は、観測開始時に分離アクチュエータ600を制御してプリロードボルト500を解放する。これにより、巻バネ700および支持バネ800が解放される。巻バネ700が圧縮状態から復帰することによってプリロードボルト500が上昇し、プリロードボルト500の全長が上側結合金具310内に移動する。また、支持バネ800が自然長に復元することにより、上側結合金具310と下側結合金具320とが離隔される。
上側結合金具310と下側結合金具320とが離隔されることにより、観測機器は無重力状態で支持バネ800を介してトラス210−240によって支持される。また、プリロードボルト500の全長が上側結合金具310内に移動し、上側結合金具310と下側結合金具320とが離隔されることにより、熱および振動が、プリロードボルト500および下側結合金具320介して観測機器へ伝導することが抑制される。
以上のように、本実施形態に係るトラス支持機構100は、打ち上げ時に上側結合金具310と下側結合金具320とを結合することによって、観測機器を信頼性高く支持できる。上側結合金具310と下側結合金具320とが結合した状態では、一般的なロケットの打上げ等で用いる支持機構の設計をそのまま適用できることから、観測機器の性能を地上試験で検証する際に、自重または規定の荷重に構造的に耐える部材を容易に設計することができる。
一方、本実施形態に係る観測機器支持機構100は、観測開始時にプリロードボルト500を解放することによって、支持バネ800が自然長に復元して上側結合金具310と下側結合金具320とが離隔される。上側結合金具310と下側結合金具320とを離隔した後は、支持バネ800を介して観測機器の支持を継続できると共に、熱および振動が下側結合金具320を介して観測機器へ伝導されることが抑制される。従って、観測機器を極低温環境下で、性能良く動作させることができる。支持バネ800の材料や形状などを適切に設計することにより、所定の構造強度および熱伝導量を満足させつつ、観測機器の固有振動数を任意に設定することができる。
従って、本実施形態に係る観測機器支持機構100は、複雑な機構を用いずに、かつトラス構造に限らない支持で、打上げ時の観測機器の支持と、観測開始時の構造強度、熱伝導量および固有振動数の制御と、を行うことができる。
なお、上述の実施形態では、支持バネ800の断面を六角形に形成したが、これに限定されない。その他の支持バネの斜視図を図5(a)、(b)に示す。図5(a)の支持バネ800Bは断面が円形に、図5(b)の支持バネ800Cは断面が菱形に形成されている。図5(a)、(b)に示す支持バネ800B、500Cも、打ち上げ時に圧縮変形された状態で保持され、観測開始時に自然長に復元することにより、上側結合金具310と下側結合金具320とを離隔させることができる。さらに、支持バネ800の断面形状を幅や厚さを変えて不均一にしたり、支持バネ800の個数や支持点の数を変更して、固有振動数や、面外、面内の固有モード等を所望の値に設計することができる。
本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
10 支持機構
20 上側結合体
30 下側結合体
40 弾性体
50 結合手段
51 ボルト
52 アクチュエータ
61、62 観測機器側トラス
63、64 受側トラス
100 観測機器支持機構
210−240 トラス
310 上側結合金具
320 下側結合金具
400 結合機構収納部
410 第1筐体
420 第2筐体
421 第1係止部
422 第2係止部
430 第3筐体
500 プリロードボルト
510 第1係止受部
520 第2係止受部
600 分離アクチュエータ
700 巻バネ
800 支持バネ
900 観測機器支持装置
910 観測機器支持手段
920 結合金具
930−970 トラス

Claims (5)

  1. 互いに結合した状態で被支持体を支持する上側結合体および下側結合体と、
    上部が前記上側結合体に固定され、下部が前記下側結合体に固定された弾性体と、
    前記弾性体を圧縮して前記上側結合体と下側結合体とを結合させた第1の状態から、前記圧縮を解除する結合手段と、
    を備え、
    作動させた第2の状態の時に、圧縮が解除されて前記弾性体が自然長に復元することによって前記上側結合体と下側結合体が離隔することを特徴とする支持機構。
  2. 前記弾性体は、帯状体をループにした形状を有する、請求項1記載の支持機構。
  3. 前記弾性体は、チタン合金または繊維強化材によって形成される、請求項1または2記載の支持機構。
  4. 前記結合手段は、
    上端側に係止部を備えるボルトと、
    第1の状態の時に前記係止部が前記弾性体を圧縮した状態で前記ボルトを把持し、第2の状態の時に前記把持を解除するアクチュエータと、
    を備える、請求項1乃至3のいずれか1項記載の支持機構。
  5. 前記上側結合体の下面および下側結合体の上面には、連通する連通孔がそれぞれ形成され、前記アクチュエータは前記下側結合体側に配置され、前記ボルトは、第1の状態の時、前記連通孔を挿通した状態で下端が前記下側結合体側に位置し、第2の状態の時、前記下端は前記上側結合体側に位置する、請求項4記載の支持機構。
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