JP2014073054A - 電源制御回路およびスイッチング電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スイッチング電源装置内で発生する直流誤差を低減可能な電源制御回路およびスイッチング電源装置を提供する。
【解決手段】電源制御回路3は、直流電圧レベルの変換を行う電圧変換部の出力電圧に相関する第1センス信号を生成する第1センス部4と、直流誤差の検出動作と、出力電圧と参照電圧との電圧差に応じた第1差分信号を検出する電圧差検出動作と、を制御信号に応じて切り替えて行う第1増幅器5と、第1差分信号に含まれる所定の周波数以上の高周波成分を除去したフィルタリング信号を生成するフィルタ部6と、第1センス信号とフィルタリング信号との電圧差に応じた第2差分信号を生成して電圧変換部に供給する第2増幅器7と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】電源制御回路3は、直流電圧レベルの変換を行う電圧変換部の出力電圧に相関する第1センス信号を生成する第1センス部4と、直流誤差の検出動作と、出力電圧と参照電圧との電圧差に応じた第1差分信号を検出する電圧差検出動作と、を制御信号に応じて切り替えて行う第1増幅器5と、第1差分信号に含まれる所定の周波数以上の高周波成分を除去したフィルタリング信号を生成するフィルタ部6と、第1センス信号とフィルタリング信号との電圧差に応じた第2差分信号を生成して電圧変換部に供給する第2増幅器7と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、電源制御回路およびスイッチング電源装置に関する。
スイッチング電源装置は、出力電圧を参照電圧と比較して、両電圧が一致するようにスイッチング素子をオンまたはオフさせる帰還制御を行う。このとき、出力電圧と参照電圧のどちらかが直流誤差を含んでいると、正常な帰還制御を行えなくなることから、直流誤差を検出して、そのオフセット補正を行う技術が提案されている。
また、出力電圧、出力電流、オフセット値、ループゲイン等を自動的に制御する技術も提案されている。
スイッチング電源装置内で発生する直流誤差とそのオフセット補正のために、スイッチング電源装置内に複数の帰還ループを設ける場合がある。このような場合、一方の帰還ループで直流誤差を低減する制御を行ったとしても、他方の帰還ループで、直流誤差が発生してしまい、結果として直流誤差を低減できないおそれがある。
本発明は、スイッチング電源装置内で発生する直流誤差を低減可能な電源制御回路およびスイッチング電源装置を提供するものである。
本実施形態によれば、直流電圧レベルの変換を行う電圧変換部の出力電圧に相関する第1センス信号を生成する第1センス部と、直流誤差の検出動作と、前記出力電圧と参照電圧との電圧差に応じた第1差分信号を検出する電圧差検出動作と、を制御信号に応じて切り替えて行う第1増幅器と、前記第1差分信号に含まれる所定の周波数以上の高周波成分を除去したフィルタリング信号を生成するフィルタ部と、前記第1センス信号と前記フィルタリング信号との電圧差に応じた第2差分信号を生成して前記電圧変換部に供給する第2増幅器と、を備える電源制御回路が提供される。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態によるスイッチング電源装置1の概略構成を示すブロック図である。図1のスイッチング電源装置1は、入力電圧Vinから出力電圧Voutを生成する電圧変換部2と、出力電圧Voutを帰還制御する電源制御回路3とを備えている。
図1は第1の実施形態によるスイッチング電源装置1の概略構成を示すブロック図である。図1のスイッチング電源装置1は、入力電圧Vinから出力電圧Voutを生成する電圧変換部2と、出力電圧Voutを帰還制御する電源制御回路3とを備えている。
電源制御回路3は、第1センス部4と、第1増幅器5と、ローパスフィルタ(フィルタ部)6と、第2増幅器7とを有する。
第1センス部4は、電圧変換部2の出力電圧Voutに相関する第1センス信号を生成する。より具体的には、第1センス部4は、出力電圧Voutの位相と振幅の少なくとも一つを調整した第1センス信号を生成する。
第1増幅器5は、スイッチング電源装置1内で発生する直流誤差の検出動作と、出力電圧Voutと参照電圧Vrefとの電圧差に応じた第1差分信号を検出する電圧差検出動作とを、制御信号に応じて切り替えて行う。制御信号は、例えば外部から与えられる信号である。
ローパスフィルタ6は、第1差分信号に含まれる所定の周波数以上の高周波成分を除去したフィルタリング信号を生成する。
第2増幅器7は、第1センス信号とローパスフィルタ6の出力信号(フィルタリング信号)との電圧差に応じた第2差分信号を生成して電圧変換部2に供給する。
電圧変換部2は、第2差分信号がゼロになるように、不図示のスイッチング素子を切替制御して入力電圧Vinから出力電圧Voutを生成する。電圧変換部2は、例えばDC−DCコンバータである。
図1のスイッチング電源装置1は、出力電圧Voutの帰還制御を行うために、メジャーループとマイナーループの2つを備えている。メジャーループでは、第1増幅器5を用いて、上述した直流誤差の検出動作と電圧差検出動作を切り替えて行う。マイナーループでは、第2増幅器7を用いて出力電圧Voutの帰還制御を連続的に行う。
マイナーループは、連続的に出力電圧Voutの帰還制御を行うため、マイナーループの中で、スイッチング電源装置1内の直流誤差を検出することはできない。そこで、本実施形態では、メジャーループで、まず直流誤差を検出した後に、電圧差検出動作を行うことで、直流誤差の影響を受けずに電圧差検出動作を行えるようにし、かつマイナーループで発生した直流誤差もメジャーループにて相殺除去する。
また、本実施形態では、マイナーループの動作周波数を、メジャーループよりも高くしている。よって、出力電圧Voutの急峻な変動は、マイナーループにて抑制することができる。
このように、メジャーループでは、直流誤差の検出動作と電圧差検出動作を切り替えて行っており、この動作の切替は切替回路が行う。図1では、簡略化のために切替回路を省略している。図2は図1に切替回路8を追加して第2増幅器7およびローパスフィルタ6の内部構成を具体化した一例を示すブロック図である。
図2に示すように、第1増幅器5は、オペアンプ11と、オペアンプ11の二つの入力端子にそれぞれ接続されるキャパシタC1,C2とを有する。これらキャパシタC1,C2には、スイッチング電源装置1内の直流誤差に応じた電荷が保持される。
なお、図2では、オペアンプ11の直流誤差をキャパシタC3で表し、同様に、図2では、第2増幅器7の直流誤差をキャパシタC4で表している。本実施形態では、キャパシタC3の両端電圧である直流誤差をVos1、キャパシタC4の両端電圧である第2増幅器7自身の直流誤差をVos2としている。
ローパスフィルタ6は、第2増幅器7の一方の入力端子と接地端子との間に接続されるキャパシタC5,C6を有する。
切替回路8は、第1増幅器5が直流誤差の検出動作を行った後に電圧差検出動作を行い、その後にフィルタ部が高周波成分の除去を行うように、制御信号に基づいて第1増幅器5とフィルタ部を切替制御する。
より詳細には、切替回路8は、オペアンプ11の出力信号をローパスフィルタ6に供給するか否かを切り替えるスイッチS1と、オペアンプ11の出力信号を入力側に帰還させるか否かを切り替えるスイッチS2,S3と、キャパシタC1,C2の各一端を接地するか否かを切り替えるスイッチS4,S5と、キャパシタC1に出力電圧Voutに応じた電荷を保持するか否かを切り替えるスイッチS6と、キャパシタC2に参照電圧Vrefに応じた電荷を保持するか否かを切り替えるスイッチS7と、ローパスフィルタ6内のキャパシタC6の電荷をキャパシタC5に転送するか否かを切り替えるスイッチS8と、初期動作時にキャパシタC5に参照電圧Vrefを印加するか否かを切り替えるスイッチS9とを有する。
切替回路8内のスイッチS1〜S9は、外部からの制御信号によりオンまたはオフに切り替えられる。
次に、図2のスイッチング電源装置1の動作を説明する。まず、初期動作時には、スイッチS9がオンし、キャパシタC5に参照電圧Vrefに応じた電荷が保持される。その後、電圧変換部2は、入力電圧Vinを出力電圧Voutに変換する動作を行う。
ここで、第2増幅器7の入力電圧VinをVa、Vbとし、第1センス部4が出力電圧Voutと同じ振幅の電圧Voutを出力する場合、Va=Vout+Vos2、Vb=Vrefである。
電圧変換部2は、第2増幅器7の出力電圧Voutである第2差分信号が小さくなるように、すなわちVa=Vbになるように動作する。よって、Vout+Vos2=Vrefとなり、電圧変換部2は、参照電圧VrefよりもVos2低い電圧であるVout=Vref−Vos2を出力する。
切替回路8は、制御信号により、スイッチS2,S3,S4,S5をオンし、他のスイッチをオフする。これにより、キャパシタC1,C2にはスイッチング電源装置1内の直流誤差分の電荷が保持される。キャパシタC1,C2の両端電圧により、キャパシタC3の両端電圧Vos1を相殺することができる。
次に、切替回路8は、制御信号により、スイッチS1,S6,S7をオンし、他のスイッチをオフする。これにより、オペアンプ11は、出力電圧Voutと参照電圧Vrefとの電圧差を、直流誤差Vos1の影響を受けずに検出できる。
オペアンプ11は、Vout=Vref−Vos2と参照電圧Vrefとの電圧差をA倍して出力するため、電圧(A×Vos2)に応じた電荷がキャパシタC6に保持される。
次に、切替回路8は、制御信号により、スイッチS8をオンし、他のスイッチをオフする。これにより、キャパシタC2の保持電荷はキャパシタC5に転送されて、キャパシタC1の両端電圧は、(Vref×C5+A×Vos2×C6)/(C5+C6)となる。
ここで、A>(Vref/Vos2)とすると、キャパシタC1の両端電圧は、参照電圧Vrefより高くなる。キャパシタC1の両端電圧が参照電圧Vrefより高い分をVcとすると、Vb=Vref+Vcとなる。
このように、第2増幅器7の入力電圧Vinは、Va=Vout+Vos2、Vb=Vref+Vcとなり、第2増幅器7は、VaとVbの電圧差に応じた信号を出力する。
電圧変換部2は、Va=VbとなるようなVoutを出力するため、Vout+Vos2=Vref+Vcとなり、これを変形すると、Vout=Vref−(Vos2−Vc)となる。この式からわかるように、直流誤差が当初はVos2であったが、Vc分だけ小さくなって(Vos2−Vc)になっている。このような動作を繰り返して、Vos2=VcとなったときにVout=Vrefとなり、直流誤差の含まれないVoutが出力される。
直流誤差は、制御方法や電圧変換部2の構成(例えば昇圧型や降圧型など)に関係なく生じる問題であるが、本実施形態によれば、どのような場合であっても、マイナーループの直流誤差をメジャーループで相殺することができる。相殺可能なマイナーループの直流誤差は、第2増幅器7自身の直流誤差だけでなく、例えば第1センス部4と電圧変換部2の直流誤差も含んでいる。
なお、マイナーループの直流誤差をマイナーループで相殺しない理由は、マイナーループは電圧差検出動作を連続的に行っていて、マイナーループでは直流誤差の検出動作が行えないためである。これに対して、メジャーループは電圧差検出動作を連続的に行う必要はないため、メジャーループ内に直流誤差の検出期間を設けて、直流誤差が検出された後に、電圧差検出動作を行うことで、電圧差検出動作期間中に直流誤差の相殺処理を行うことができる。
メジャーループが直流誤差の検出動作を行うタイミングは、例えば、電源投入時、ソフトスタート時、温度や入力電圧等の変化を通知する信号(センサ検出信号など)が外部から与えられた時、予め定めた所定間隔ごと、などが考えられる。
図3は第1センス部4の一具体例を示す回路図である。図3の第1センス部4は、出力電圧Voutと接地電圧との間に直列接続された複数の抵抗素子R1,R2を有し、これら抵抗素子R1,R2の間から出力電圧Voutの分圧電圧を第1センス信号として出力する。
図3の回路に示すように、第1センス部4は、例えば抵抗分圧回路で構成でき、出力電圧Voutよりも電圧レベルの小さい第1センス信号を第2増幅器7に供給できるため、第2増幅器7には高耐圧トランジスタを用いる必要がなくなり、低耐圧トランジスタで第2増幅器7を構成できる。一般には、低耐圧トランジスタの方が小面積で形成できるため、製造コストを抑制できる。
図4は第1センス部4の他の具体例を示す回路図である。図4の第1センス部4は、図3と同様に直列接続された複数の抵抗素子R1,R2と、そのうちの一つの抵抗素子R1に並列接続されたキャパシタCとを有する。
図4に示すように、抵抗素子R1に並列接続されたキャパシタCを設けることで、直列接続された複数の抵抗素子の一端に供給される出力電圧Voutの位相を進めた位相を持つ第1センス信号を出力できる。キャパシタCの代わりにインダクタを接続することで、出力電圧Voutの位相を遅らせた位相を持つ第1センス信号を出力することも可能である。
ここで、図4に示す第1センス部4のように、出力電圧Voutの位相を調整する必要があるのは、第2増幅器7、電圧変換部2および第1センス部4で構成されるマイナーループは、その内部に容量成分と誘導成分を含んでおり、出力電圧Voutの位相が変動しやすいためであり、出力電圧Voutの位相に合わせて、第1センス部4にて位相調整を行った第1センス信号を第2増幅器7に供給することで、出力電圧Voutの位相と振幅をより安定に制御できるようになる。
なお、第1センス部4の具体的な内部構成は図3や図4に示したものに限定されない。第1センス部4は、出力電圧Voutの電圧振幅と位相の少なくとも一方に相関する第1センス信号を生成するものであれば、どのような回路で構成してもよい。
図5は図1に第2センス部9を追加したスイッチング電源装置1の概略構成を示すブロック図である。第2センス部9は、出力電圧Voutに相関する第2センス信号を生成し、生成した第2センス信号を第1増幅器5に供給する。
第2センス部9は、例えば図3や図4の回路で構成されており、出力電圧Voutの振幅と位相の少なくとも一方を調整した第2センス信号を生成する。
第2センス部9を設けることで、第1増幅器5で比較動作に用いる参照電圧Vrefよりも高い電圧レベルの出力電圧Voutを出力できる。
また、第2センス部9をローパスフィルタで構成すれば、出力電圧Voutに含まれるスイッチングノイズや外乱ノイズの成分をローパスフィルタで除去した上で、第1増幅器5で参照電圧Vrefと比較することができ、スイッチングノイズや外乱の影響を受けることなくメジャーループの帰還制御を行うことができる。
なお、図5では省略しているが、図5のスイッチング電源装置1は、図2と同様の切替回路8を有する。
このように、第1の実施形態では、電圧変換部2で生成した出力電圧Voutを帰還制御するために、マイナーループとメジャーループを設けて、マイナーループでは連続的に出力電圧Voutの帰還制御を行い、メジャーループでは直流誤差の検出動作と電圧差検出動作を切り替えて行うようにしたため、マイナーループで生じた直流誤差をメジャーループで相殺することができ、直流誤差の影響のない出力電圧Voutを生成できる。
(第2の実施形態)
以下に説明する第2の実施形態は、デジタル的な制御を行うものである。
以下に説明する第2の実施形態は、デジタル的な制御を行うものである。
図6は第2の実施形態によるスイッチング電源装置1の概略構成を示すブロック図である。図6のスイッチング電源装置1は、図1と比べて、第1増幅器5をコンパレータ5aに置換し、ローパスフィルタ6をデジタルローパスフィルタ6aに置換している。
デジタルローパスフィルタ6aは、一般にアナログノイズによる影響を受けにくいため、アナログノイズの大きいスイッチング電源装置1では、デジタルローパスフィルタ6aを用いるのが有効である。デジタルローパスフィルタ6aを用いる場合は、その入力信号もデジタル信号である必要があるため、図6では第1増幅器5の代わりにコンパレータ5aを用いている。
図7は図6をより具体化したブロック図である。図7のスイッチング電源装置1は、図2と比べて、ローパスフィルタ6をセレクタ12に置換し、オペアンプ11の出力段にラッチ13を設けている。また、図7の切替回路8のスイッチ構成は図2とは一部異なっている。
ラッチ13は、オペアンプ11の出力信号をデジタル値に変換して、セレクタ12に供給する。例えば、ラッチ13は、出力電圧Voutが参照電圧Vrefより大きければロウレベル、出力電圧Voutが参照電圧Vref以下であればハイレベルのデジタル値を生成する。
セレクタ12は、ラッチ13から出力されたデジタル値に基づいて、Vd刻みで異なる複数の基準電圧から一つを選択する。複数の基準電圧は、例えば抵抗ラダー14により生成される。抵抗ラダー14の一端を入力電圧Vin、他端を接地電圧に設定すれば、直列接続された抵抗の数に応じて定まるVd刻みで基準電圧を出力できる。
ラッチ13とセレクタ12には、外部からの制御信号が供給され、制御信号が特定の論理のときだけ、動作を行う。これにより、ラッチ13とセレクタ12は無駄な電力を消費しなくなる。
図7の切替回路8は、図2のスイッチS1,S8,S9を備えていない。スイッチS2〜S7の接続形態は図2と同様である。
次に、図6のスイッチング電源装置1の動作を説明する。セレクタ12は、初期動作時には、抵抗ラダー14から参照電圧Vrefを選択して、第2増幅器7に供給する。このとき、第2増幅器7の入力電圧Vaは、第1センス部4の出力電圧Voutに直流誤差Vos2を加えたVout+Vos2になる。また、第2増幅器7の入力電圧Vbは、セレクタ12の出力電圧Vrefである。
電圧変換部2は、第2アンプ部の2つの入力電圧Va,Vbの電圧差がなくなるように帰還制御を行うため、Vout+Vos2=Vrefとなり、この式を変形すると、Vout=Vref−Vos2となり、参照電圧VrefよりもVos2だけ低い電圧になる。
次に、外部からの制御信号により、コンパレータ5aとデジタルローパスフィルタ6aを動作させる。まず、第1増幅器5内のオペアンプ11にて、直流誤差の検出動作を行う。このときは、スイッチS2〜S5がオンで、他のスイッチはオフになり、キャパシタC1,C2には、直流誤差Vos1を相殺するための電荷が保持される。
次に、スイッチS6,S7をオンし、他のスイッチをオフすると、オペアンプ11は、出力電圧Voutと参照電圧Vrefとの電圧差を増幅して出力するメジャーループの帰還動作を行う。このとき、キャパシタC1,C2には、直流誤差を相殺するための電荷が保持されているため、メジャーループによる帰還動作は、Vos1の影響を受けない。
オペアンプ11が出力電圧Vout=Vref−Vos2と参照電圧Vrefの差を出力すると、次に、ラッチ13がラッチ動作を行う。このとき、スイッチS2〜S7はオフである。これにより、ラッチ13は、出力電圧Voutと参照電圧Vrefとの電圧差に応じたデジタル値を出力する。例えば、出力電圧Voutが参照電圧Vref未満であれば、ラッチ13はハイ論理のデジタル値を出力する。
次に、制御信号により、セレクタ12が動作を開始し、ラッチ13から出力されたデジタル値に応じた基準電圧を選択する。例えば、ラッチ13がハイ論理のデジタル値を出力した場合は、セレクタ12は、前回選択した参照電圧Vrefよりも1段階大きな電圧(Vref+Vd)を選択する。これにより、第2増幅器7の入力電圧Vb=Vref+Vdとなる。
マイナーループの動作により、電圧変換部2の出力電圧Voutは、Vout=Vref−(Vos2−Vd)となり、直流誤差はVdだけ小さくなる。この動作を繰り返すことで、第2増幅器7の入力電圧VaとVbは徐々に近づいていき、Vos2=Vdとなったときに、Vout=Vrefとなり、直流誤差を含まない出力電圧Voutが出力される。
このように、第2の実施形態では、メジャーループ内の第1増幅器5の出力電圧Voutをデジタル値で出力し、このデジタル値に応じて、Vd刻みで基準電圧を選択して第2増幅器7に供給するようにしたため、スイッチングノイズや外乱等の影響を受けにくいデジタル制御が可能となる。また、第1の実施形態と比べてスイッチの数も削減でき、回路規模を縮小できる。
(第3の実施形態)
以下に説明する第3の実施形態は、自動的に制御信号を生成するものである。
以下に説明する第3の実施形態は、自動的に制御信号を生成するものである。
図8は第3の実施形態によるスイッチング電源装置1の概略構成を示すブロック図である。図8のスイッチング電源装置1内の電源制御回路3は、図1の構成に加えて、制御信号生成部10を備えている。
制御信号生成部10は、電圧変換部2の動作周波数に同期した制御信号を生成する。電圧変換部2は、その内部構成は省略しているが、第2増幅器7の出力信号に応じて、不図示のスイッチング素子をオンまたはオフさせて、出力電圧Voutを生成している。そこで、制御信号生成部10は、電圧変換部2内のスイッチング素子のオンオフの動作に同期して制御信号を生成する。
図9は図2の構成に加えて制御信号生成部10を設けたスイッチング電源装置1の概略構成を示すブロック図である。
図10は図8および図9の制御信号生成部10が生成する制御信号の動作タイミングの一例を示す図である。図10のタイミング信号は、電圧変換部2内の不図示のスイッチング素子のオンオフの切替信号である。制御信号生成部10は、このタイミング信号に同期させて、4種類の制御信号を生成する。これら制御信号は、順に切替回路8に与えられる。最初の制御信号は、第1増幅器5内のオペアンプ11を動作(オン)させるか否かを切り替える信号である。この制御信号によって、オペアンプ11が動作を開始すると、次に、2番目の制御信号によって、第1増幅器5は、直流誤差(DC誤差)の検出動作を行う。2番目の制御信号は、より具体的には、スイッチS2〜S5をオンして、その他のスイッチをオフする信号である。
直流誤差に応じた電荷がキャパシタC1,C2に保持されると、次に、3番目の制御信号によって、第1増幅器5は、出力電圧Voutと参照電圧Vrefとの電圧差の検出動作を行う。3番目の制御信号は、より具体的には、スイッチS1,S6,S7をオンして、その他のスイッチをオフする信号である。
第1増幅器5内のオペアンプ11が出力電圧Voutと参照電圧Vrefとの電圧差に応じた信号を出力すると、次に、4番目の制御信号によって、ローパスフィルタ6が動作を開始し、オペアンプ11の出力信号に含まれるノイズ成分を除去して、第2増幅器7の入力電圧Vbを生成する。4番目の制御信号は、より具体的には、スイッチS8をオンする信号である。4番目の制御信号により、マイナーループが動作を開始し、電圧変換部2は、第2増幅器7の入力電圧Va,Vbの電圧差がなくなるように帰還制御を行う。
図10に示すように、制御信号生成部10は、電圧変換部2から供給されたタイミング信号に同期させて4種類の制御信号を生成するため、切替回路8内の各スイッチの切替動作を自動化することができる。
図11は図6の構成に加えて制御信号生成部10を設けたスイッチング電源装置1の概略構成を示すブロック図である。また、図12は図7の構成に加えて制御信号生成部10を設けたスイッチング電源装置1の概略構成を示すブロック図である。
図13は図11および図12の制御信号生成部10が生成する制御信号の動作タイミングの一例を示す図である。制御信号生成部10は、電圧変換部2内の不図示のスイッチング素子のオンオフの切替信号であるタイミング信号に同期させて、5種類の制御信号を生成する。これら制御信号は、順に切替回路8に与えられる。最初から3番目までの制御信号は図10の制御信号と同様である。
3番目の制御信号により、第1増幅器5内のオペアンプ11が出力電圧Voutと参照電圧Vrefとの電圧差に応じた信号を出力すると、4番目の制御信号によって、ラッチ13はオペアンプ11の出力信号をラッチしてデジタル値を生成する。次に、5番目の制御信号によって、セレクタ12は、デジタル値に応じた基準電圧を選択して第2増幅器7の入力電圧Vbを設定する。
このように、第3の実施形態では、電圧変換部2内のスイッチング素子のオンオフの切替信号に同期して、切替回路8内の各スイッチを含めて電源制御回路3内の各部の動作タイミングを切り替えるようにしたため、電源制御回路3の動作を完全自動化することができる。
(第4の実施形態)
以下に説明する第4の実施形態は、ローパスフィルタ6の出力変動量が所定の基準量以内に収まるようになったら、第1増幅器5の動作を停止させるものである。
以下に説明する第4の実施形態は、ローパスフィルタ6の出力変動量が所定の基準量以内に収まるようになったら、第1増幅器5の動作を停止させるものである。
図14は第4の実施形態によるスイッチング電源装置1の概略構成を示すブロック図である。図14のスイッチング電源装置1内の電源制御回路3は、図1の構成に加えて、出力変動量判定部21を有する。出力変動量判定部21は、ローパスフィルタ6の出力変動量dv/dtが所定の基準量|Vth|未満か否かを判定し、所定の基準量未満であれば、第1増幅器5の動作を強制的に停止させる。
これにより、ローパスフィルタ6の出力変動量が大きい場合のみ、第1増幅器5を用いたメジャーループの帰還制御が行われることになり、第1増幅器5の動作時間を短縮できることから、消費電力の低減が図れる。
なお、図14の出力変動量判定部21は、図1だけでなく、上述した種々のスイッチング電源装置1内に設けてもよい。
(第5の実施形態)
以下に説明する第5の実施形態は、第1増幅器5に入力される参照電圧Vrefが変化した場合のみメジャーループを動作させるものである。
以下に説明する第5の実施形態は、第1増幅器5に入力される参照電圧Vrefが変化した場合のみメジャーループを動作させるものである。
図15は第5の実施形態によるスイッチング電源装置1の概略構成を示すブロック図である。図15のスイッチング電源装置1内の電源制御回路3は、図1の構成に加えて、参照電圧Vrefの電圧レベルが変化したことを検出する参照電圧変化検出部22を有する。この参照電圧変化検出部22は、デジタル化された参照電圧Vrefをアナログ電圧に変換して第1増幅器5に供給するDAC22である。このDAC22は、参照電圧Vrefが変化したことを検出すると、第1増幅器5の動作を開始させる。
図15のスイッチング電源装置1内の電源制御回路3に、図14と同様の出力変動量判定部21を設ければ、ローパスフィルタ6の出力変動量が小さくなったと出力変動量判定部21にて判定された場合は、第1増幅器5の動作を停止させ、その後、参照電圧Vrefが変化したことがDAC22にて検出された場合は、第1増幅器5の動作を再開させるような制御を行うことができる。
このように、第5の実施形態によれば、参照電圧Vrefが変化したタイミングに合わせて、第1増幅器5を動作させることができ、第1増幅器5の動作時間を短縮できることから、消費電力の低減が図れる。
なお、図15の参照電圧変化検出部22は、図1だけでなく、上述した種々のスイッチング電源装置1内に設けてもよい。
(第6の実施形態)
以下に説明する第6の実施形態は、スイッチング電源装置1内に複数の電圧変換部2を設けるものである。
以下に説明する第6の実施形態は、スイッチング電源装置1内に複数の電圧変換部2を設けるものである。
図16は第6の実施形態によるスイッチング電源装置1の概略構成を示すブロック図である。図16のスイッチング電源装置1は、複数の電圧変換部2を備えており、各電圧変換部2ごとに、第1センス部4、ローパスフィルタ6および第1増幅器5が設けられている。ただし、メジャーループ用の第1増幅器5は、一つだけ設けられる。
切替回路8は、複数の出力電圧Voutのうち一つを第1増幅器5に入力するためのスイッチS11,S12と、複数の参照電圧Vrefのうち一つを第1増幅器5に入力するためのスイッチS13,S14と、第1増幅器5の出力を複数のローパスフィルタ6のうち一つに入力するためのスイッチS15,S16とを有する。
これらスイッチを時分割で切り替えることにより、各電圧変換部2からの出力電圧Voutと参照電圧Vrefとの比較動作を順に行うことができる。
なお、図16では、電圧変換部2、第1センス部4、ローパスフィルタ6および第2増幅器7を2組設ける例を説明したが、3組以上設けてもよい。設ける組の数に合わせて、切替回路8内のスイッチの数を調整すればよい。
このように、スイッチング電源装置1内に複数の電圧変換部2が設けられていても、メジャーループ用の第1増幅器5はすべての電圧変換部2で共用できるため、回路規模を縮小できる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 スイッチング電源装置、2 電圧変換部、3 電源制御回路、4 第1センス部、5 第1増幅器、6 ローパスフィルタ、7 第2増幅器、11 オペアンプ、12 出力変動量判定部、21 出力変動量判定部、22 参照電圧変化検出部
Claims (13)
- 直流電圧レベルの変換を行う電圧変換部の出力電圧に相関する第1センス信号を生成する第1センス部と、
直流誤差の検出動作と、前記出力電圧と参照電圧との電圧差に応じた第1差分信号を検出する電圧差検出動作と、を制御信号に応じて切り替えて行う第1増幅器と、
前記第1差分信号に含まれる所定の周波数以上の高周波成分を除去したフィルタリング信号を生成するフィルタ部と、
前記第1センス信号と前記フィルタリング信号との電圧差に応じた第2差分信号を生成して前記電圧変換部に供給する第2増幅器と、を備える電源制御回路。 - 前記第2差分信号がゼロになるように前記電圧変換部にて前記出力電圧の帰還制御を行うマイナーループの動作周波数は、前記第1差分信号がゼロになるように前記第1増幅器にて前記電圧差検出動作を行うメジャーループの動作周波数よりも高く、
前記マイナーループでは、前記出力電圧の帰還制御が連続的に行われ、
前記メジャーループでは、前記直流誤差の検出動作と、前記電圧差検出動作と、が切り替えて行われる請求項1に記載の電源制御回路。 - 前記フィルタ部は、前記第1増幅器の出力信号に含まれる、前記マイナーループの動作周波数を超える周波数成分を除去する請求項2に記載の電源制御回路。
- 前記第1増幅器が直流誤差の検出動作を行った後に前記電圧差検出動作を行い、その後に前記フィルタ部が前記フィルタリング信号の生成を行うように、前記制御信号に基づいて前記第1増幅器および前記フィルタ部を切替制御する切替回路を備える請求項1乃至3のいずれかに記載の電源制御回路。
- 前記第1センス部は、前記出力電圧の位相および振幅の少なくとも一つを調整した前記第1センス信号を生成する請求項1乃至4のいずれかに記載の電源制御回路。
- 前記電圧変換部の出力電圧に相関する第2センス信号を生成する第2センス部を備え、
前記第1増幅器は、前記電圧差検出動作を行う際には、前記第2センス信号と前記参照電圧との電圧差に応じた前記第1差分信号を検出する請求項1乃至5のいずれかに記載の電源制御回路。 - 前記第1増幅器は、前記第1差分信号に対応するデジタル信号を生成し、
前記フィルタ部は、前記デジタル信号に含まれる前記高周波成分を除去するデジタルフィルタである請求項1乃至6のいずれかに記載の電源制御回路。 - 前記フィルタ部は、前記デジタル信号に基づいて、所定の電圧ごとに異なる複数の基準電圧の中から選択した基準電圧を前記フィルタリング信号として前記第2増幅器に供給する請求項7に記載の電源制御回路。
- 前記電圧変換部の動作に同期した前記制御信号を生成する制御信号生成部を備え、
前記第1増幅器および前記フィルタ部は、前記制御信号に同期して動作する請求項1乃至8のいずれかに記載の電源制御回路。 - 前記フィルタリング信号の変動値が所定の閾値以下になったことを検出する変動値検出部を備え、
前記第1増幅器は、前記フィルタリング信号の変動値が前記閾値以下になると、動作を停止する請求項1乃至9のいずれかに記載の電源制御回路。 - 前記参照電圧が変化したことを検出する参照電圧変化検出部を備え、
前記第1増幅器は、前記参照電圧変化検出部により前記参照電圧の変化が検出されると、前記電圧差検出動作を開始する請求項1乃至10のいずれかに記載の電源制御回路。 - 複数の前記電圧変換部のそれぞれから出力された複数の前記出力電圧の中から一つを選択するとともに、前記複数の前記出力電圧のそれぞれに対応する複数の前記参照電圧の中から、選択した前記出力電圧に対応する一つの前記参照電圧を選択して、選択した前記出力電圧および前記参照電圧を前記第1増幅器に供給する第1選択部と、
前記第1増幅器の出力信号を、複数の前記電圧変換部のそれぞれに対応して設けられる複数の前記フィルタ部のいずれかに供給する第2選択部と、を備える請求項1乃至11のいずれかに記載の電源制御回路。 - 入力電圧から出力電圧を生成する電圧変換部と、
前記出力電圧を帰還制御する電源制御回路と、を備え、
前記電源制御回路は、
前記電圧変換部の出力電圧に相関する第1センス信号を生成する第1センス部と、
直流誤差の検出動作と、前記出力電圧と参照電圧との電圧差に応じた第1差分信号を検出する電圧差検出動作と、を制御信号に応じて切り替えて行う第1増幅器と、
前記第1差分信号に含まれる所定の周波数以上の高周波成分を除去したフィルタリング信号を生成するフィルタ部と、
前記第1センス信号と前記フィルタリング信号との電圧差に応じた第2差分信号を生成して前記電圧変換部に供給する第2増幅器と、を有し、
前記電圧変換部は、前記第2差分信号がゼロになるように前記出力電圧を帰還制御するスイッチング電源装置。
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JP2021151059A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | Necプラットフォームズ株式会社 | 選択回路、電源システム、選択方法及びプログラム |
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