JP2014071986A - 加熱調理器 - Google Patents

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Takahiro Miyauchi
貴宏 宮内
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Abstract

【課題】200V商用電源コンセントが設置されておらず、100V商用電源コンセントのみが設置されている場所で200V用加熱調理器を使用する際、導入コストを低減し、かつ、100V用の電気機器も使用できるようにした加熱調理器を提供すること。
【解決手段】200V商用電源により駆動して被加熱物を加熱する加熱手段と、前記200V商用電源の電圧を100Vに降圧して出力する電圧変圧手段と、前記電圧変圧手段で降圧された100V電圧に接続され、100V機器を駆動するために接続可能なコンセントとを有し、前記加熱手段と前記コンセントに接続した100V機器とを同時に駆動可能とする構成とすること。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱調理器に関するものである。
従来、キッチンに設置する加熱調理器は、200V商用電源を入力とするものがある(例えば、特許文献1参照)。また、電力供給部を備えた加熱調理器もある(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−92851号公報 特開2008−21433号公報
しかしながら、前記特許文献1の構成では、一般家庭において100V用商用電源コンセントが普及しているためキッチンで使用することの多い調理機器などの電気機器は100V電源を使用するものが一般的であり、キッチンには100V用のコンセントのみが設置されている場合が多い。そのため200V商用電源を入力とする加熱調理器を200V商用電源用のコンセントが設置されていない場所で使用するには新たに200V用商用電源コンセントを設けるための電気工事が必要であり、結果として加熱調理器の導入コストが高くなっていた。また既設の100V用商用電源コンセントを200V用商用電源コンセントに電圧変更して既設配線をそのまま活用することで加熱調理器の導入コストを低減することはできるが100V用商用電源コンセントは本変更により消滅するため従来100V用商用電源コンセントにて使用していた100V用電気機器が同じ場所で利用できなくなる場合があるという課題を有していた。
また、前記特許文献2の構成では、電力供給部を備えており、複数機器を導入する際に配線追加の導入コストを低減できる場合がある。しかしながら、電源コンセントプラグからの入力電圧が電力供給部からそのまま出力されており、電源コンセントプラグからの入力電圧と電力供給部の出力電圧が同じ電圧のため、既設配線を流用し電圧を変更して電源入力した場合、既設配線で過去に使用していた家電機器等が使用できなくなるという課題は改善されるものではなく、このことが機器導入の大きな障壁となっていた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、200V商用電源コンセントが設置されておらず、100V商用電源コンセントのみが設置されている場所で200V用加熱調理器を使用する際、導入コストを低減し、かつ、従来から使用していた100V用の電気機器も使用できるようにして導入障壁を低減した200V用の加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、200V商用電源により駆動して被加熱物を加熱する加熱手段と、前記200V商用電源の電圧を100Vに降圧して出力する電圧変圧手段と、前記電圧変圧手段で降圧された100V電圧に接続され、100V機器を駆動するために接続可能なコンセントとを有し、前記加熱手段と前記コンセントに接続した100V機器とを同時に駆動可能とした。
本発明の誘導加熱調理器は、100V商用電源コンセントのみが設置されている場所において、従来から使用していた100V用の電気機器も使用できるようにして導入コストを低減し、加熱調理器の導入にあたる電気工事の工期や経済的な障壁を低減できる。また、加熱調理器を設置後も従来からキッチンで使用している100V用の電気機器がそのままの場所で使用可能とするとともに、キッチンで使用できる合計電力を2倍にすることができる200V用の加熱調理器を実現することが出来る。
本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の構成図 本発明の第2の実施の形態における加熱調理器の構成図
第1の発明は、200V商用電源により駆動して被加熱物を加熱する加熱手段と、前記200V商用電源の電圧を100Vに降圧して出力する電圧変圧手段と、前記電圧変圧手段で降圧された100V電圧に接続され、100V機器を駆動するために接続可能なコンセントとを有し、前記加熱手段と前記コンセントに接続した100V機器とを同時に駆動可能とする構成とした。上記構成により、200V用の加熱調理器を設置する際に既設の100V用配線を流用して200V用配線に変更したとしても加熱調理器の近く、すなわちキッチン付近で100V用の家電製品を200V用の加熱調理器と同時に使用することができ、100V機器を使用時の電路損失を1/4に低減することができ、容易な構成で導入コストを低減した加熱調理器を実現することが出来る。
第2の発明は、特に第1の発明において、前記電圧変圧手段をオートトランスで構成することにより、より容易な構成で導入コストを低減した加熱調理器を実現することが出来る。
第3の発明は、特に第1または第2の発明において、前記加熱手段と前記電圧変圧手段は二重絶縁構造とすることにより、アース接続不要でアース工事も不要として導入コストをさらに低減した加熱調理器を実現することが出来る。
第4の発明は、特に第1〜3の発明において、前記電圧変圧手段の1次側または2次側に電流検知手段を設け、前記加熱手段は、前記加熱手段の出力と前記電流検知手段で検知した前記コンセントの出力の合計電力が所定値以下となるよう加熱量を制御する構成とすることにより、導入コストを低減しかつ接続している電源の分岐回路ブレーカが断動作しないように電流を制御して使い勝手の良い加熱調理器を実現することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の構成図である。
図1において、公称電圧200Vの200V商用電源1は図示しない配電盤ブレーカを経由してキッチンの加熱調理器が設置された付近に取り付けられた200V用コンセント2に配電される。本実施の形態において配電盤ブレーカから200V用コンセント2までの配線は、当初、キッチンで使用する100V用の電化製品のための100V用コンセントの配線として使用されていた15A用配線をそのまま利用し配電盤側の接続変更にて電圧を200Vに切り替え、当初設置および接続されていた100V用コンセントの代わりに設けられた200V用コンセント2に接続したものである。
200V用コンセント2は15A用でかつ接地極があり、接地極はアース3に接続されている。電源プラグ4は接地極を含めて3極あり200V用コンセント2に差し込み、電気的に接続する。電源プラグ4の3極のうち200V商用電源に接続される2極は加熱手段5と電圧変圧手段6の一次側に接続されている。加熱手段5は図示しない出力を可変できるインバータと誘導加熱コイルからなる誘導加熱装置である。
電圧変圧手段6はいわゆるオートトランスとしており巻数比は2:1として2次側は100Vが出力される。2次側は100V用コンセント7に接続され、配線を100Vから200Vに電圧変更したことにより100V用として使えなくなったコンセントの代わりに使用することができるので、一般の100V用電化製品の電源プラグを接続して使用できる。
使用者の感電保護のため電源プラグ4の接地極は金属製の外郭8に電気的に接続されている。そのため100V用から200V用へのコンセント取り換えと電圧切替と200V用コンセント2の接地極のアース接地工事だけで導入コストを低減して200V加熱調理器を使用できかつ100V用コンセントも備え付けて100V用電化製品も不自由なく使用できるものである。
また電圧変圧手段6の1次側にカレントトランスからなる電流検知手段9を設けその出力を加熱手段5に入力している。加熱手段5と100V用コンセント7に接続された100V用電化製品は同時に使用可能としており、加熱手段5と100V用コンセント7の出力の合計電力を所定値以下へ抑制するよう加熱手段を制御する構成として、たとえば200V用の配電盤のブレーカ容量が15Aの場合において、100V用コンセント7に接続した電化製品により電流検知手段9にて検知した電流が15Aである場合は加熱手段5の入力電流を7.5A以下となるように加熱手段5を制御し、電源プラグ4からの入力電流を15A以下となるようにしている。
上記構成により、200V用の加熱調理器を設置するために、配電盤からキッチンまでの既設の100V用配線を流用し配電盤の接続を変更して200V用配線に変更したとしても、失われた100V用配線の代わりに100V用コンセント7を本実施の形態の加熱調理器に設置することができる。したがって、キッチンで100V用電化製品に使用していた既設の100V用配線を残したままで新たに200V用配線を設置しなくても200V用の加熱調理器と併用して100V用機器が従来と同様にキッチンにて使用可能となるものである。
また、100V用配線を200V用配線に変更し、加熱調理器が備えた電圧変圧手段6にて200V電源を100V出力に変圧したので、100V機器を100V用コンセント7に接続して使用した場合、200V用配線に流れる電流は従来の100V用配線に100V用機器を接続して使用した場合の約1/2となり、したがって、電路損失は1/4となるので、より省エネルギーにて100V機器を使用することができる。
さらに、従来の配線を流用するので配線自体に変更はなく使用可能な最大電流は変わらないが、電圧を200Vに変更することで同一配線で使用できる最大電力は2倍となる。したがって、200V用加熱調理器と100V用電気機器の合計の使用可能電力が2倍となるため、従来の100V用電気機器をそのまま従来の最大電力まで使用していても100V用電気機器と同量の電力まで200V用加熱調理器を同時に使用できる。すると結果的に200V用加熱調理器で使用する電力分の配線容量を増やしている形となり、従来の100V用電気機器の使用にあたって200V用加熱調理器による電力消費が邪魔をして100V用電気機器が使用できなくなるという状況は起こりにくい。
なお、本実施の形態において加熱手段5は誘導加熱装置であるとしたが例えば電気ヒータやマグネトロンなど他の加熱方式によるものであっても本発明の効果は同様に得られるものである。また、電圧変圧手段6はオートトランスであるとしたが例えば整流手段とインバータにより200Vを100Vに変圧する方法など他の電圧変圧方法であっても本発明の効果が同様に得られることはいうまでもない。
(実施の形態2)
図2は本発明の第2の実施の形態における加熱調理器の構成図である。
図2において、200V商用電源1は図示しない配電盤ブレーカを経由してキッチンの加熱調理器が設置された付近に取り付けられた200V用コンセント2に配電される。本実施の形態において配電盤ブレーカから200V用コンセント2までの配線は、当初、100V用コンセントの配線として使用されていた15A用配線をそのまま利用し配電盤側の接続変更にて電圧を200Vに切り替え、当初設置および接続されていた100V用コンセントの代わりに設けられた200V用コンセント2に接続したものである。
200V用コンセント2は15A用でかつ接地極はない。電源プラグ4は2極であり200V用コンセント2に差し込み、電気的に接続する。200V商用電源に接続される電源プラグ4の2極は加熱手段5と電圧変圧手段6の一次側に接続されている。加熱手段5は図示しない出力を可変できるインバータと誘導加熱コイルからなる誘導加熱装置である。
電圧変圧手段6はいわゆるオートトランスとしており巻数比は2:1として2次側は100Vが出力される。2次側は100V用コンセント7に接続され、100Vから200Vに電圧変更したことにより100V用として使えなくなったコンセントの代わりに使用することができるので、一般の100V用電化製品の電源プラグを接続して使用できる。
さらに使用者の感電保護のため金属製の外郭8に対して加熱手段5と電圧変圧手段6はそれぞれ二重絶縁構造としている。そのため本体へのアース接続を不要とすることができるため、200V用コンセント2の接地極のアース接地工事も不要となり100V用から200V用へのコンセント取り換えと電圧切替だけで導入コストを低減して200V加熱調理器を使用できかつ100V用コンセントも備え付けて100V用電化製品も不自由なく使用できるものである。
また電圧変圧手段6の1次側にカレントトランスからなる電流検知手段9を設けその出力を加熱手段5に入力している。加熱手段5と100V用コンセント7に接続された100V用電化製品は同時に使用可能としており、加熱手段5と100V用コンセント7の出力の合計電力を所定値以下へ抑制するよう加熱手段を制御する構成として、たとえば200V用の配電盤のブレーカ容量が15Aの場合において、100V用コンセント7に接続した電化製品により電流検知手段9にて検知した電流が15Aである場合は加熱手段5の入力電流を7.5A以下となるように加熱手段5を制御し、電源プラグ4からの入力電流を15A以下となるようにしている。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、100V機器の配線による損失を1/4に低減できる効果があることから、より省エネルギーが必要とされる用途にも適用できる。
1 200V商用電源
2 200V用コンセント
3 アース
4 電源プラグ
5 加熱手段
6 電圧変圧手段
7 100V用コンセント
8 外郭
9 電流検知手段

Claims (4)

  1. 200V商用電源により駆動して被加熱物を加熱する加熱手段と、前記200V商用電源の電圧を100Vに降圧して出力する電圧変圧手段と、前記電圧変圧手段で降圧された100V電圧に接続され、100V機器を駆動するために接続可能なコンセントとを有し、前記加熱手段と前記コンセントに接続した100V機器とを同時に駆動可能としたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記電圧変圧手段をオートトランスで構成した請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記加熱手段と前記電圧変圧手段は二重絶縁構造とした請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記電圧変圧手段の1次側または2次側に電流検知手段を設け、前記加熱手段は、前記加熱手段の出力と前記電流検知手段で検知した前記コンセントの出力の合計電力が所定値以下となるよう加熱量を制御することを特徴とした請求項1から3に記載の加熱調理器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016149929A (ja) * 2015-02-09 2016-08-18 卓男 宮坂 降圧装置応用単相3線式高効率省力配電法
JP2017046582A (ja) * 2016-09-06 2017-03-02 卓男 宮坂 単相2線式50/100v降圧装置

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