JP2014071922A - データ記録方法及びデータ記録再生装置 - Google Patents

データ記録方法及びデータ記録再生装置 Download PDF

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拓也 氷見
Masayuki Hirabayashi
正幸 平林
Takakiyo Yasukawa
貴清 安川
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Abstract

【課題】記録媒体全体を適切な記録パワーで記録できるデータ記録装置を提供する。
【解決手段】記録開始時にN(Nは自然数)クラスタ分のダミーデータを記録し、記録したダミーデータを再生した結果から記録パワーを調整して当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーを求め、Nクラスタ分の次のクラスタに求めた記録パワーでユーザデータの記録を行い、ユーザデータ記録後に前記ダミーデータのアドレスを欠陥リストに登録する。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ記録再生装置に関するものである。
本技術分野の背景技術として、特許文献1がある。特許文献1には、課題として次のように記載されている。「本来のデータ部領域を利用してOPC機能を最大限活用することで、追記時にPCA領域に対して再度試し書きを行う必要なく、PCAを節約しつつ、記録パワーを適正に設定できる情報記録再生装置を提供する。」
この課題の解決手段としては次のように記載されている。「情報記録再生媒体に対して追記を行う際に、記録パワーに関する値を以前の試し書き等による記録結果から求まり不揮発性記憶手段に記憶されている最適記録パワーに関する値に設定して、追記開始アドレスより後のデータ部領域に対して一定時間試し書きを行い、この試し書きを行ったデータ部領域を再生してその品質を評価し、評価結果から追記する記録パワーに関する値を校正設定することで、その追記時点で最適な記録パワーを設定することができる。このためにも、本来記録すべきデータ部領域を利用した試し書きによるため、PCA領域の消費は回避することができる。」
なお、OPCとPCAについては次のように記載されている。「光学的な情報記録再生装置において光学的情報記録再生媒体にデータを記録するためには最適な記録品質が得られるレーザパワーで記録することが必要である。このため、通常、例えばCD−RやCD−RWなどの追記型又は書換え型の光学的情報記録再生媒体にはPCA(Power Calibration Area)と呼ばれるレーザパワー調整エリアがあり、記録装置はそのエリアでOPC(Optimum Power Control)と呼ばれる記録レーザパワーの調整を行い、その結果得られたレーザパワーで記録を行うようにしている。」
特開2001−307327号公報
通常、OPCはユーザデータの記録前にユーザデータ領域とは別の特定領域で実施するため、ユーザデータ記録中のレーザ波長変動やディスク記録感度の面内変動等には対応できないが、特許文献1では、ユーザデータの記録直前にユーザデータ領域でOPCを実施するため、記録開始時点での最適な記録パワーを得ることができる。
しかし、書き換え不可の追記型記録媒体では、ユーザデータ領域でOPCを実施した範囲を上書き記録することができないため、従来の方式では最適記録パワーを求めることができない。
そこで、本発明は、記録媒体全体を適切な記録パワーで記録できるデータ記録方法及びデータ記録再生装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明によれば、記録媒体全体を適切な記録パワーで記録できるデータ記録再生装置を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
第1の実施例のデータ記録再生装置の構成を示すブロック図 第1の実施例のデータ記録再生装置の基本動作を示すフローチャート 第1の実施例のデータ記録再生装置のデータ記録処理を示すフローチャート 第2の実施例のデータ記録再生装置のデータ記録処理を示すフローチャート 第3の実施例のデータ記録再生装置のデータ記録処理を示すフローチャート 第4の実施例のデータ記録再生装置のデータ記録処理を示すフローチャート 第5の実施例のデータ記録再生装置のデータ記録処理を示すフローチャート 第5の実施例の記録感度の面内変動補正処理を示すフローチャート 半径位置に対する取得βと記録パワー補正量の例 第6の実施例のデータ記録再生装置のデータ記録処理を示すフローチャート スリムタイプのデータ記録装置のOPCエリアとデータエリアの配置図
以下、図面を用いて実施例を説明する。
図1は、本発明の第1の実施例のデータ記録再生装置の構成を示すブロック図である。
データ記録再生装置10は、ホストコンピュータ9から入力したデータを光ディスク1に記録する。また、光ディスク1から再生したデータをホストコンピュータ9に出力する。
光ディスク1は記録媒体であり、例えば追記型光ディスクのBD−R(Blu−ray Disc Recordable)あるいは書き換え型光ディスクのBD−RE(Blu−ray Disc Rewritable)であるが、必ずしも光ディスクに限定されるものではなく、光磁気ディスクやホログラム等の記録媒体であってもよく、ディスク形状でなくてもよい。
光ピックアップ2は、光ディスク1から信号を再生して増幅回路3に送る。また、信号処理回路4から送られた変調信号を光ディスク1に記録する。
増幅回路3は、光ピックアップ2を介して光ディスク1から再生した信号を増幅して信号処理回路4に送る。また、サーボ信号を生成してサーボ回路6に送る。増幅回路3は、例えば、AFE(Analog Front End)によって実装する。
信号処理回路4は、入力信号を復調してインタリーブを解き、誤り訂正を行い、スクランブルを解いたデータをインタフェース回路5に送る。また、インタフェース回路5から送られたデータにスクランブルを施し、誤り訂正符号を付加し、インタリーブを施し、変調して光ピックアップ2に送る。
インタフェース回路5は、信号処理回路4から送られたデータをホストコンピュータ9に送る。また、ホストコンピュータ9から送られたデータを信号処理回路4に送る。インタフェース回路5は、例えばSATA(Serial Advanced Technology Attachment)、SAS(Serial Attached SCSI)、その他の転送規格に準拠したデータ転送処理を行う。
サーボ回路6は、増幅回路3にて生成されたサーボ信号により光ピックアップ2を制御する。
CPU(Central Processing Unit)7は、データ記録再生装置10の記録処理、再生処理の制御を行う。なお、CPUでなくとも、任意の制御回路や、ASIC等の専用回路を用いてもよい。
メモリ8は、データ記録再生装置を制御するためのプログラムや各種設定情報、光ディスクから取得した媒体情報などを格納する。なお、メモリ8はデータ記録再生装置内でCPU7と接続する例を示したが、データ記録再生装置内外のどこに接続されていてもよい。また、情報を保持できればメモリでなくてもよく、例えばハードディスクでもよい。
次に、光ディスク1にデータを記録する場合のデータ記録再生装置10の動作を説明する。 データ記録再生装置10に光ディスク1が装着されると、CPU7は光ピックアップ2、増幅回路3、サーボ回路6を介して光ディスク1についてのセットアップ処理を行う。なお、セットアップ処理とは一般に光ディスクにデータを記録再生するために光ディスクの管理情報の取得、データ記録再生装置の調整等を示す。
そして、ホストコンピュータ9からデータ記録再生装置10にデータが送られると、インタフェース回路5でデータを受け取り、信号処理回路4でスクランブルを施し、誤り訂正符号を付加し、インタリーブを施し、データ変調して光ピックアップ2に送り、光ディスク1に記録する。
次に、光ディスク1からデータを再生する場合のデータ記録再生装置10の動作を説明する。データ記録再生装置10に光ディスク1が装着されると、CPU7は光ピックアップ2、増幅回路3、サーボ回路6を介して光ディスク2についてのセットアップ処理を行う。
そして、ホストコンピュータ9からデータ記録再生装置10にデータが要求されると、光ピックアップ2を介して光ディスク1から読み出した信号を増幅回路3で増幅し、信号処理回路4でデータ復調し、インタリーブを解き、誤り訂正を行い、スクランブルを解き、インタフェース回路5を介してホストコンピュータ9にデータを送る。
図2は、第1の実施例のデータ記録再生装置の基本動作を示すフローチャートである。
ステップS201でデータ記録再生装置に光ディスクが装着されたら、ステップS202ではセットアップ処理を行う。なお、各種調整学習処理を行い、光ディスクから媒体情報を読み出すこと等を、一般にセットアップ処理と呼ぶ。また、媒体情報とは、例えば光ディスクの種類、欠陥リスト等、当該光ディスクを記録再生する際に必要な情報である。
次に、ステップS203でホストコンピュータ9からデータ再生命令を受け取ったら、ステップS204ではデータ再生処理を行う。あるいはステップS205でホストコンピュータ9からデータ記録命令を受け取ったら、ステップS206ではデータ記録処理を行う。ステップS206のデータ記録処理の詳細は後述する。データ再生命令、データ記録命令でない場合はステップS207でその他の処理を行う。
そして、ステップS208で光ディスクが排出された場合は、処理を終了する。
図3は、図2のステップS206のデータ記録処理の詳細を示すフローチャートである。
ホストコンピュータ9からデータ記録命令を受け取ったら、ステップS301でOPCを行い、OPCエリアにおける最適な記録パワーを求める。
次に、ステップS302ではホストコンピュータ9から指定されたアドレスにN(Nは自然数)クラスタ分のダミーデータを記録する。この時、前記OPCエリアで求めた最適な記録パワーから計算した記録パワーで記録し、記録した領域に戻り再生することで、再生波形からβを検出し記録パワーを当該ユーザエリアにおいて最適値に調整するウォーキングOPCを実施していく。ここではβとしたが、変調度やジッタ等により記録パワーの調整を行っても良い。
なお、BD−Rを例として記録の単位をクラスタとしたが、これに限らずECC(Error Correcting Code)ブロック、セクタなど記録の単位であれば何でも良い。
また、ダミーデータは固定値、インクリメントデータ等何でもよいが、ユーザデータと同様にスクランブル、誤り訂正符号付加、インタリーブ、データ変調等は行う必要がある。
また、OPCエリアで求めた最適な記録パワーから計算した記録パワーとは、OPCエリアとユーザデータ記録箇所との記録速度の違い等から計算し、ユーザデータ記録箇所に合わせた記録パワーであることを指す。OPCはユーザデータの記録前に実施するため、ユーザデータ記録中のレーザ波長変動やディスク記録感度の面内変動などには対応できない。
これに対して、ウォーキングOPCは、ユーザデータ記録箇所で記録を実施した直後に記録した領域に戻り再生波形をモニタして、これが当該ユーザエリアにおいて最適な状態になるように記録パワーを調整するOPCである。ユーザデータ記録箇所で記録パワーの微調整を実施するため、通常のOPCの問題点を解決することができる。しかし、記録開始から微調整完了までには数クラスタ分の調整期間が必要であり、記録開始付近のデータは当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーでは記録されていないことがある。当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーで記録されていないデータは経年変化が大きく、データの長期保存の障害になる可能性がある。
ステップS303では、ステップS302で記録したNクラスタ分のダミーデータの次のNクラスタにホストコンピュータ9から送られたユーザデータを当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーで記録する。
ステップS304では、ステップS303に引き続き、残りのユーザデータ記録を開始する。
ステップS305で記録条件の変更があった場合は、ステップS302に戻り、再度ダミーデータを記録し、当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーを求める。記録条件の変更とは、例えば光ディスクの記録ゾーンの切り替わりに伴う記録速度の変更、複数層の層の移動に伴う記録条件の変更等である。
ステップS306でユーザデータ記録完了するまで記録を続け、記録完了したらステップS307に進む。
ステップS307では、ステップS302で記録したダミーデータのアドレスを欠陥リストに登録して処理を終了する。例えばBD−RやBD−REではNRD(Non−Re−allocatable Defect)と呼ばれるタイプの欠陥リストがあり、交替アドレスを登録せず、欠陥アドレスのみを登録する。
また、BD−Rでは、LOW(Logical OverWrite)と呼ばれる擬似的な上書き記録が可能であり、この場合は、例えばRAD(Re−allocatable Defect)と呼ばれるタイプの欠陥リストを使用する。ステップS302で記録したダミーデータのアドレスを欠陥アドレスとして登録し、ステップS303で記録したユーザデータのアドレスを交替アドレスとして登録する。
なお、ステップS302でダミーデータではなくユーザデータを記録し、ステップS303で再び同じユーザデータを記録してもよい。
また、ステップS302だけでなくデータ記録中は一定間隔でウォーキングOPCを実施してもよい。
以上の構成により本発明の第1の実施例では、記録開始時にNクラスタ分のダミーデータあるいはユーザデータを記録しながら当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーを求め、求めた記録パワーで次のNクラスタにユーザデータを記録し直し、記録終了時にダミーデータあるいは最初に記録したユーザデータのアドレスを欠陥リストに登録することにより、記録媒体全体を最適な記録パワーで記録することができる。
また、追記型光ディスクの場合は、記録開始時にNクラスタ分のダミーデータあるいはユーザデータを記録しながら当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーを求め、求めた記録パワーでユーザデータを擬似的に上書きすることにより、記録媒体全体を最適な記録パワーで記録することができる。
第2の実施例のデータ記録再生装置の構成と基本動作を示すフローチャートは、実施例1と同様であるため説明を省略する。
ただし、光ディスク1は、例えば追記型光ディスクのBD−R、あるいは書き換え型光ディスクのBD−REであるが、必ずしも光ディスクに限定されるものではなく、光磁気ディスクやホログラム等の記録媒体であってもよく、ディスク形状でなくてもよい。
図4は、図2のステップS206のデータ記録処理の詳細を示すフローチャートである。
ホストコンピュータ9からデータ記録命令を受け取ったら、ステップS401でOPCを行い、OPCエリアにおける最適な記録パワーを求める。
次に、ステップS402ではホストコンピュータ9から指定されたアドレスにNクラスタ分のホストコンピュータ9から送られたユーザデータを記録する。この時、前記OPCエリアで求めた最適な記録パワーから計算した記録パワーで記録し、記録した領域に戻り再生することで、再生波形からβを検出し記録パワーを当該ユーザエリアにおいて最適値に調整するウォーキングOPCを実施していく。ここではβとしたが、変調度やジッタ等により記録パワーの調整を行っても良い。
ステップS403では、ステップS402で実施したウォーキングOPCによる記録パワーの調整値の絶対値が予め指定した閾値を越えたかどうかを判定する。調整値の絶対値が予め指定した閾値を越えた場合はステップS404に進み、閾値を越えていない場合はステップS405に進む。
ステップS404では、ステップS402で記録したNクラスタ分のユーザデータの次のNクラスタに同じユーザデータを当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーで記録する。
ステップS405では、ステップS402あるいはステップS404に引き続き、残りのユーザデータ記録を開始する。
ステップS406で記録条件の変更があった場合は、ステップS402に戻り、再度ユーザデータを記録し、当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーを求める。記録条件の変更とは、光ディスクの記録ゾーンの切り替わりに伴う記録速度の変更、複数層の層の移動に伴う記録条件の変更等である。
ステップS407でユーザデータ記録完了するまで記録を続け、記録完了したらステップS408に進む。
ステップS408では、ステップS402で記録したユーザデータのうち、ステップS404で記録し直された元データのアドレスを欠陥リストに登録して処理を終了する。
欠陥リストの登録についてはステップS307と同様な処理であるため、詳細な説明は省略する。
なお、ステップS402だけでなくデータ記録中は一定間隔でウォーキングOPCを実施してもよい。
以上の構成により本発明の第2の実施例では、記録開始時にユーザデータをNクラスタ分記録しながら当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーを求め、求めた記録パワーで次のNクラスタにユーザデータを記録し直し、記録終了時に最初に記録したユーザデータのアドレスを欠陥リストに登録することにより、記録媒体全体を最適な記録パワーで記録することができる。
また、追記型光ディスクの場合は、記録開始時にNクラスタ分のユーザデータを記録しながら当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーを求め、求めた記録パワーでユーザデータを擬似的に上書きすることにより、記録媒体全体を最適な記録パワーで記録することができる。
更に、当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーを求めた際に、調整値の絶対値が閾値以下であれば欠陥リストに登録しないため、第1の実施例に比べて無駄になる領域を削減することができる。
第3の実施例のデータ記録再生装置の構成と基本動作を示すフローチャートは、実施例1と同様であるため説明を省略する。
ただし、光ディスク1は、例えば追記型光ディスクのBD−R、あるいは書き換え型光ディスクのBD−REであるが、必ずしも光ディスクに限定されるものではなく、光磁気ディスクやホログラム等の記録媒体であってもよく、ディスク形状でなくてもよい。
図5は、図2のステップS206のデータ記録処理の詳細を示すフローチャートである。ホストコンピュータ9からデータ記録命令を受け取ったら、ステップS501でOPCを行い、OPCエリアにおける最適な記録パワーを求める。
次に、ステップS502ではホストコンピュータ9から指定されたアドレスに1クラスタ分のダミーデータを記録する。この時、前記OPCエリアで求めた最適な記録パワーから計算した記録パワーで記録し、記録した領域に戻り再生することで、再生波形からβを検出し記録パワーを当該ユーザエリアにおいて最適値に調整するウォーキングOPCを実施していく。ここではβとしたが、変調度やジッタ等により記録パワーの調整を行っても良い。
ステップS503では、記録パワーが収束したかどうかを判定する。具体的にはステップS502で実施したウォーキングOPCによる記録パワーの1クラスタ内の変動が、予め指定した閾値内に収まったかどうかを判定する。記録パワーの1クラスタ内の変動が予め指定した閾値内に収まらなかった場合はステップS502に戻り、ダミーデータの記録とウォーキングOPCを継続する。予め指定した閾値内に収まった場合はステップS504に進み、ステップS502で記録したクラスタ分のダミーデータにホストコンピュータ9から送られたユーザデータを当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーで上書き記録する。追記型光ディスクのBD−Rの場合は、擬似的な上書き記録であるLOWを実施する。
ステップS505〜S508は、図7のステップS706〜S709と同様の処理のため、説明を省略する。
ステップS505では、ステップS504に引き続き、残りのユーザデータ記録を開始する。
ステップS506で記録条件の変更があった場合は、ステップS502に戻り、再度ダミーデータを記録し、当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーを求める。記録条件の変更とは、光ディスクの記録ゾーンの切り替わりに伴う記録速度の変更、複数層の層の移動に伴う記録条件の変更等である。
ステップS507でユーザデータ記録完了するまで記録を続け、記録完了したらステップS508に進む。
ステップS508では、ステップS502で記録したダミーデータのうち、ステップS504でユーザデータを上書き記録されなかったダミーデータのアドレスを欠陥リストに登録して処理を終了する。例えばBD−RやBD−REではNRDと呼ばれるタイプの欠陥リストがあり、交替アドレスを登録せず、欠陥アドレスのみを登録する。
なお、ステップS502でダミーデータを1クラスタ分記録したが、2クラスタ分でも3クラスタ分でもよい。
また、ステップS502でダミーデータではなくユーザデータを記録し、ステップS504で再び同じユーザデータを記録してもよい。
また、ステップS502だけでなくデータ記録中は一定間隔でウォーキングOPCを実施してもよい。
以上の構成により本発明の第6の実施例では、記録開始時に1クラスタ分のダミーデータあるいはユーザデータを記録しながら当該ユーザエリアにおいて最適な記録パワーを求め、記録パワーが収束するまで繰り返し、記録パワーが収束したら、求めた記録パワーでユーザデータを上書きすることにより、記録媒体全体を最適な記録パワーで記録することができる。
記録パワーの収束で処理を切り替えるため、第1の実施例に比べて記録時間を短縮できる。更に追記型光ディスクのBD−Rの場合は、無駄になる記録領域も削減できる。
第4の実施例のデータ記録再生装置の構成と基本動作を示すフローチャートは、実施例1と同様であるため説明を省略する。
ただし、光ディスク1は、例えば追記型光ディスクのBD−R、あるいは書き換え型光ディスクのBD−REであるが、必ずしも光ディスクに限定されるものではなく、光磁気ディスクやホログラム等の記録媒体であってもよく、ディスク形状でなくてもよい。
図6は、図2のステップS206のデータ記録処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS601〜S603は、図3のステップS301〜S303と同様の処理のため、説明を省略する。
ステップS604では、ステップS602で実施したOPCによる調整後の記録パワーと調整前の記録パワーとの大小と、記録パワーの調整値の絶対値が予め指定した閾値を越えたかどうかを判定する。調整値とは調整前の記録パワーと調整後の記録パワーの差分値である。
調整前の記録パワーが調整後の記録パワーより大きく、かつ調整値の絶対値が予め指定した閾値を越えた場合はステップS605に進み、そうでない場合はステップS606に進む。
ステップS605では、ダミーデータのアドレスと前記調整値を経年変化のトレース領域として登録する。経年変化のトレース領域とは、当該記録媒体の寿命を推定するために一定周期でエラーレート等を測定する領域である。経年変化のトレース領域には記録条件の悪い領域を登録しておけば、通常のユーザデータ領域におけるエラーレートの悪化等の予兆を知ることができる。
なお、経年変化のトレース領域としての登録先はデータ記録再生装置のメモリであるが、記録終了後にホストコンピュータ9のメモリやハードディスク等の記憶装置に移動する他、当該データ記録媒体に記録してもよい。
ステップS606〜S609は、図3のステップS304〜S307と同様の処理のため、説明を省略する。
なお、ステップS602でダミーデータではなくユーザデータを記録し、ステップS603で再び同じユーザデータを記録してもよい。
また、ステップS602だけでなくデータ記録中は一定間隔でウォーキングOPCを実施してもよい。
以上の構成により本発明の第4の実施例では、実施例1と同様の効果を得ることができる。
更に、OPCによる調整前の記録パワーが調整後の記録パワーより大きく、かつ調整値の絶対値が予め指定した閾値を越えた場合は、ダミーデータあるいは最初に記録したユーザデータのアドレスと前記調整値を経年変化のトレース領域として登録することにより、通常のユーザデータ領域におけるエラーレートの悪化等の予兆を知ることができる。
第5の実施例のデータ記録再生装置の構成と基本動作を示すフローチャートは、実施例1と同様であるため説明を省略する。
ただし、光ディスク1は、例えば追記型光ディスクのBD−R、あるいは書き換え型光ディスクのBD−REであるが、必ずしも光ディスクに限定されるものではなく、光磁気ディスクやホログラム等の記録媒体であってもよく、ディスク形状でなくてもよい。
図7は、図2のステップS206のデータ記録処理の詳細を示すフローチャートである。
ホストコンピュータ9からデータ記録命令を受け取ったら、ステップS701でOPCを行い、OPCエリアにおける最適な記録パワーを求める。
次に、ステップS702では光ディスク1の記録感度の面内変動補正を行う。図8は、ディスク記録感度の面内変動補正の詳細を説明するフローチャートである。
ステップS704では、任意半径にN(Nは自然数)クラスタ分のダミーデータを記録する。このとき、前記OPCエリアで求めた最適な記録パワーで記録し、記録した領域に戻り再生することで、再生波形からβを取得する。ここで、任意半径は1点又は複数点設定することが可能で、例えば、BDの場合は光ディスク1の内周24mmから外周58mmまでのユーザデータ領域があるが、30mmと40mm、50mmのように設定する。
ステップS705では、ステップS704で取得したβから前記半径での補正量を算出し、記録パワー補正テーブルを作成する。前記補正量は、光ディスク1の記録特性によって決まるため、例えば、前記OPCエリアで求めた最適な記録パワーで記録した前記半径の取得βが図9の場合、前記OPCエリアに対するβズレ量から、パワー補正量が決まる。
ステップS706では、ディスク記録感度の面内変動補正のために記録したアドレスを欠陥リストに登録してディスク記録感度の面内変動補正処理を終了する。例えばBD−RやBD−REではNRDと呼ばれるタイプの欠陥リストがあり、交替アドレスを登録せず、欠陥アドレスのみを登録する。
ステップS703では、前記記録パワー補正テーブルに従い記録パワーを設定しユーザデータの記録を実施する。データ記録中は、一定間隔でウォーキングOPCを実施しても良い。
以上の構成により、記録開始前に光ディスク1の記録感度の面内変動を考慮した記録パワーを求め、求めた記録パワーでユーザデータを記録するため、記録媒体全体を最適な記録パワーで記録することができる。
第6の実施例のデータ記録再生装置の構成と基本動作を示すフローチャートは、実施例1と同様であるため説明を省略する。
ただし、光ディスク1は、例えば追記型光ディスクのBD−R、あるいは書き換え型光ディスクのBD−REであるが、必ずしも光ディスクに限定されるものではなく、光磁気ディスクやホログラム等の記録媒体であってもよく、ディスク形状でなくてもよい。
データ記録再生装置で、記録ゾーンごとに記録速度を切り替えてデータ記録を実施するとき、OPCエリアと記録開始半径が大きく離れる場合があり、OPCエリアと記録開始半径が近い場合と比較すると、ディスク感度の面内変動の影響を受けやすく最適な記録パワーにずれが生じやすい。第6の実施例では、複数層で構成された記録媒体について、OPCエリアと記録開始半径の差によるディスク感度の面内変動を軽減する動作を説明する。
図10は、図2のステップS206のデータ記録処理の詳細を示すフローチャートである。
ホストコンピュータ9からデータ記録命令を受け取ったら、ステップS801でOPCを行い、OPCエリアにおける最適な記録パワーを求める。
次に、ステップS802では、OPCエリアと記録開始半径の差によるディスク感度の面内変動を軽減するために、ユーザデータ記録開始層を選択する。例えば、2層(Layer0とLayer1)の光ディスクにデータ記録を行う場合、Layer0では内周から外周方向に記録を実施し、Layer1では外周から内周方向に記録を実施する。そして、スリムタイプのデータ記録装置で4倍速の記録を実施する場合、OPCエリアとデータエリアは図11に示す配置となり、ディスク記録感度の面内変動は外周の方が大きい傾向があり、4倍速のデータ記録への影響が大きい。この影響を軽減させるためには、OPCエリアに近い領域で記録を開始する必要がある。4倍速のOPCエリアと記録開始位置を比較すると、Layer0よりもLayer1の方が十分に近い距離にあるため、Layer1から記録を開始し、Layer1記録後にLayer0の記録となるように光ディスク1をフォーマットする。
次に、ステップS803では選択した記録層(例えばLayer1)の記録を開始し、一定間隔で実施するウォーキングOPCの調整結果を登録する。例えば、ウォーキングOPCの調整結果は、図9のように半径に対する記録パワーの補正量である。
なお、ウォーキングOPCの調整結果の登録先はデータ記録再生装置のメモリであるが、記録終了後にホストコンピュータ9のメモリやハードディスク等の記憶装置に移動する他、当該データ記録媒体に記録してもよい。
そして、ステップS804では、登録されたウォーキングOPCの調整結果を未記録の他の層に記録パワーに適用し、ステップS805では適用された記録パワーで未記録層(例えばLayer0)のユーザデータ記録を実施し、処理が終了する。記録感度の面内変動は光ディスク1の材料を積層させる製造工程で生じるため、すべての層で同傾向になりやすく、他の層の結果を適用させることが可能である。
以上の構成により本発明の第5実施例では、複数層で構成された記録媒体で記録感度の面内変動が少ない層からデータ記録を実施し、記録時に実施するウォーキングOPCの結果を他の層にも適用することで、記録媒体全体を最適な記録パワーで記録することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
S301…OPC処理
S302…数クラスタ分のダミーデータ記録処理
S303…数クラスタ分のユーザデータ上書き記録処理
S304…残りのユーザデータの記録開始処理
S305…記録条件変更されたかどうかの判定処理
S306…データ記録完了したかどうかの判定処理

Claims (10)

  1. 記録媒体に情報を記録するデータ記録方法であって、
    前記記録媒体にN(Nは自然数)クラスタ分のダミーデータを記録し、記録後に前記ダミーデータを再生した結果から記録パワーの調整を行って最適な記録パワーを求める第1のステップと、
    前記ダミーデータを記録したNクラスタの次のクラスタから、ホストコンピュータから受け取ったユーザデータを前記第1のステップで求めた前記最適な記録パワーで前記記録媒体に記録する第2のステップと、
    前記ダミーデータを記録した前記Nクラスタのアドレスを前記記録媒体の欠陥リストに登録する第3のステップを備え、
    ホストコンピュータから記録指示を受けたら、前記第1及び第2のステップを順に実行して前記記録媒体にデータを記録し、前記第2のステップの実行中に記録条件が変更された場合、再び前記第1及び第2のステップを順に実行して前記記録媒体にデータを記録し、その後、前記第3のステップを実行することを特徴とするデータ記録方法。
  2. 記録媒体に情報を記録するデータ記録方法であって、
    前記記録媒体にホストコンピュータから受け取ったユーザデータをN(Nは自然数)クラスタ分記録し、記録後に記録パワーの調整を行って最適な記録パワーを求める第1のステップと、
    前記ユーザデータを記録したNクラスタの次のNクラスタに、前記ユーザデータを前記第1のステップで求めた前記最適な記録パワーで前記記録媒体に再記録する第2のステップと、
    ホストコンピュータから受け取ったユーザデータをそのまま前記記録媒体に記録する第3のステップと、
    前記ユーザデータを最初に記録した前記Nクラスタのアドレスを前記記録媒体の欠陥リストに登録する第4のステップを備え、
    ホストコンピュータから記録指示を受けたら、前記第1、第2及び第3のステップを順に実行してデータを記録し、第3のステップの実行中に記録条件が変更されたら、再び前記第1、第2及び第3のステップを順に実行して前記記録媒体にデータを記録し、その後、前記第4のステップを実行することを特徴とするデータ記録方法。
  3. 請求項2に記載のデータ記録方法において、
    ホストコンピュータから記録指示を受けたら、前記第1のステップを実行して前記記録媒体にデータを記録し、
    前記第1のステップにて前記最適な記録パワーを求めた際に、調整前の記録パワーと調整後の記録パワーの差分の絶対値が予め指定した閾値を越えた場合は、前記第2のステップを実行してから前記第3のステップを実行してデータを記録した後に前記第4のステップを実行し、
    前記絶対値が予め指定した閾値を越えていない場合は、前記第2のステップを実行せずに前記第3のステップを実行して前記記録媒体にデータを記録することを特徴とするデータ記録方法。
  4. 記録媒体に情報を記録するデータ記録方法であって、
    前記記録媒体にダミーデータを1クラスタ分記録し、記録後に記録パワーの調整を行って最適な記録パワーを求める第1のステップと、
    前記ダミーデータを記録したクラスタの次のクラスタ以降に、ホストコンピュータから受け取ったユーザデータを前記第1のステップで求めた前記最適な記録パワーで前記記録媒体に記録する第2のステップと、
    前記ダミーデータを記録したクラスタのアドレスを前記記録媒体の欠陥リストに登録する第3のステップを備え、
    記録パワーの調整値が、予め指定した範囲内に収束するまで前記第1のステップを繰り返し実行し、
    記録パワーの調整値が、予め指定した範囲内に収束したら、前記第2のステップを実行して前記記録媒体にデータを記録した後に前記第3のステップを実行することを特徴とするデータ記録方法。
  5. 記録媒体に情報を記録するデータ記録方法であって、
    前記記録媒体にホストコンピュータから受け取ったユーザデータを1クラスタ分記録し、記録後に記録パワーの調整を行って最適な記録パワーを求める第1のステップと、
    前記ユーザデータを記録したクラスタの次のクラスタ以降に、前記ユーザデータを前記最適な記録パワーで再記録する第2のステップと、
    前記ユーザデータを記録したクラスタのアドレスを前記記録媒体の欠陥リストに登録する第3のステップを備え、
    記録パワーの調整値が、予め指定した範囲内に収束するまで前記第1のステップを繰り返し実行し、
    記録パワーの調整値が、予め指定した範囲内に収束したら、前記第2のステップを実行して前記記録媒体にデータを記録した後に前記第3のステップを実行することを特徴とするデータ記録方法。
  6. 請求項1または請求項2に記載のデータ記録方法において、
    前記記録条件の変更とは、記録媒体の記録ゾーンの切り替わりに伴う記録速度の変更、または、複数の記録層の切り替わりに伴う記録パラメータの変更、であることを特徴とするデータ記録方法。
  7. 請求項1または請求項2に記載のデータ記録方法において、
    前記第1のステップにて前記最適な記録パワーを求めた際に、調整前の記録パワーが調整後の記録パワーより大きく、かつその差分の絶対値が予め指定した閾値を越えた場合は、ダミーデータあるいはユーザデータを記録したNクラスタのアドレスと調整値を経年変化のトレース領域として登録することを特徴とするデータ記録方法。
  8. 記録媒体に情報を記録するデータ記録方法であって、
    前記記録媒体に任意の半径にN(Nは自然数)クラスタ分のダミーデータを記録し、記録後に前記ダミーデータを再生した結果から記録パワーの補正量を求める第1ステップと、
    前記補正量から最適な記録パワーを求める第2のステップと、
    前記ダミーデータを記録したNクラスタのアドレスを前記記録媒体の欠陥リストに登録する第3のステップを備え、
    ホストコンピュータから記録指示を受けたら、第1、第2及び第3のステップを順に実行して前記記録媒体にデータを記録することを特徴とするデータ記録方法。
  9. 記録媒体に情報を記録するデータ記録方法であって、
    前記記録媒体が複数層で構成されており、複数層から記録開始する層を選択する第1のステップと、
    前記選択した記録層にデータを記録し、記録中に行う記録パワーの補正量を登録する第2のステップと、
    前記補正量を基に未記録層の記録パワーを決定する第3のステップを備え、
    ホストコンピュータから記録指示を受けたら、前記第1、第2及び第3のステップを順に実行して前記記録媒体にデータを記録することを特徴とするデータ記録方法。
  10. 記録媒体にデータを記録し、記録媒体からデータを再生する、データ記録再生装置において、
    前記データ記録再生装置の全体を制御するドライブ制御部と、
    前記記録媒体にダミーデータ又はユーザデータを記録するデータ記録部と、
    前記記録媒体に記録されたデータを再生するデータ再生部と、
    前記データ再生部の再生結果から記録パワーの調整を行う記録パワー調整部と、
    記録媒体の記録ゾーンの切り替わりに伴う記録速度の変更または、複数の記録層の切り替わりに伴う記録パラメータの変更の記録条件を変更する記録条件変更部と、
    を備え
    前記ドライブ制御部は、前記記録媒体への処理が記録処理の場合、
    前記データ記録部によりN(Nは自然数)クラスタ分のダミーデータを記録し、記録後に前記データ再生部により前記ダミーデータを再生し、前記記録パワー調整部により前記再生結果から最適な記録パワーを求め、
    前記データ記録部により前記ダミーデータを記録したNクラスタの次のクラスタに、前記最適な記録パワーでユーザデータを記録し、前記記録条件変更部により前記記録条件が変更された場合、再び前記ダミーデータの記録を行い、記録後に前記記録パワー調整により最適な記録パワーを求め、前記ダミーデータを記録したNクラスタの次のクラスタに、前記最適な記録パワーでユーザデータを記録し、
    前記ダミーデータを記録したNクラスタのアドレスを前記記録媒体の欠陥リストに記録することを特徴とするデータ記録再生装置。
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