JP2014071782A - カラオケ利用料金決済システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 顧客が所持しているパーソナル携帯端末を用いて選曲予約を行う機能を有すると共に、コインボックスを利用したカラオケ利用料金の支払いを行うカラオケ演奏端末において、顧客毎に的確な精算を行う。
【解決手段】 入金預かり指示手段36aにより受け付けた入金金額を預かり金として管理するための指示が行われると、カラオケ利用料金管理手段70により入金金額と預かり金IDとを関連付けて管理する。また、預かり金情報表示手段72により預かり金情報を表示し、携帯端末50の預かり金情報取得手段51により、預かり金情報を取得する。利用者は、パーソナル携帯端末50を用いて選曲予約を行う際に、選曲した楽曲ID53bと預かり金ID53aとを送信することにより、予約管理手段68による選曲予約の可否判断と、課金手段73によるカラオケ利用料金の減算処理が行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、利用者が所有するパーソナル携帯端末を用いて選曲を行う機能を有し、各利用者が予め支払ったカラオケ代金を利用者毎に管理することが可能なカラオケ利用料金決済システムに関するものである。
現在普及しているカラオケ演奏端末の一形態として、コインボックスに硬貨や紙幣を投入することにより、投入した金額の範囲内でカラオケ楽曲の演奏を行うことができるようにしたシステムがある。このようなカラオケ演奏端末は、スナックバー等のいわゆるナイト店と称されるカラオケ店に設置されているものであり、店主や店員等が利用料金を立て替えて、コインボックスにコインや紙幣を投入することにより、顧客が所望するカラオケ楽曲を演奏し、各顧客の演奏曲数に応じて精算を行う営業形態が一般的である。
このような営業形態のカラオケ店では、店主や店員等が接客業務を行いながら、カラオケ楽曲の選曲予約やコインボックスへのコイン投入を行うことが多く、各顧客の演奏曲数を的確に把握できない場合がある。また、いわゆるナイト店では、顧客が飲酒を行いながら歌唱を行うことが多く、顧客自身も自らの演奏曲数を的確に把握していない場合がある。
このように、顧客毎の演奏曲数を的確に把握していないと、種々のトラブルが生じるおそれがある。例えば、複数の顧客が同一のグループに属しており、纏めて精算を行う場合には問題となることは少ないが、各顧客がそれぞれ別々に精算を行う場合には、演奏曲数について無用のトラブルが生じたり、あるいは顧客が気分を害してしまったりする等の問題がある。したがって、コインボックスを利用したカラオケ演奏端末の場合には、各顧客の演奏曲数を的確に把握する必要がある。
従来、カラオケ演奏の課金装置に関する技術が種々提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載された技術は、カラオケ演奏端末と当該カラオケ演奏端末に接続された課金処理装置からなるカラオケ課金システムに関する技術である。このカラオケ課金システムは、利用者毎にプリペイド金額情報が登録されており、利用者がカラオケ演奏端末を利用する際に利用者IDを認証する。そして、利用者IDが認証された利用者のプリペイド金額情報が確認されると、当該プリペイド金額を課金処理装置における課金処理に充当するようになっている。
特開2005−164660号公報
ところで、カラオケ演奏端末において選曲予約を行う際に、専用のカラオケリモコン装置を用いるのではなく、顧客が所持しているスマートフォン等のパーソナル携帯端末を用いて選曲予約を行う機能が実用化されている。このように、パーソナル携帯端末を用いて選曲予約を行う場合には、カラオケ店の店主や店員等が顧客毎の演奏曲数を把握することは困難である。
しかし、上述した特許文献1に記載された技術をはじめとして、従来のカラオケ演奏の課金装置は、専用のカラオケリモコン装置及び利用者IDを認証するためのIDカード読取装置等を備えていることを前提としたものであり、顧客が所持しているスマートフォン等のパーソナル携帯端末を用いて選曲予約を行う機能を利用することについては何ら考慮されていない。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、顧客が所持しているスマートフォン等のパーソナル携帯端末を用いて選曲予約を行う機能を有すると共に、コインボックスを利用したカラオケ利用料金の支払いを行うカラオケ演奏端末において、顧客毎に的確な精算を行うことが可能なカラオケ利用料金決済システムを提供することを目的とする。
本発明のカラオケ利用料金決済システムは、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を有している。すなわち、本発明のカラオケ利用料金決済システムは、カラオケ楽曲を演奏する毎に課金が発生するカラオケ演奏端末において、パーソナル携帯端末を用いて、当該カラオケ演奏端末における選曲予約を行う機能を有し、当該選曲予約機能により選曲予約を行う各利用者が予め入金したカラオケ利用料金を個別に決済可能なシステムであって、入金手段と、入金預かり指示手段と、カラオケ利用料金管理手段と、預かり金情報表示手段と、預かり金情報取得手段と、選曲予約情報送信手段と、選曲予約情報転送手段と、予約管理手段と、課金手段と、を備えたことを特徴とするものである。
入金手段は、利用者によるカラオケ利用に供するための入金を受け付けて、入金カウンタに当該入金金額を加算すると共に、任意のカラオケ楽曲の演奏に伴う課金金額を受信すると、入金カウンタから当該課金金額を減算するための手段である。入金預かり指示手段は、入金を行う利用者の指示に基づいて、入金手段で受け付けた入金金額を預かり金として管理するために、入金金額を含む預かり金情報を送信するための手段である。カラオケ利用料金管理手段は、預かり金情報を受信すると、当該預かり金情報に含まれる入金金額と、所定の預かり金IDとを関連付けて、カラオケ利用料金管理テーブルに登録するための手段である。預かり金IDとは、例えば、カラオケ利用料金管理テーブルのデータレコードに付された識別IDのことである。
預かり金情報表示手段は、カラオケ利用料金管理テーブルにて入金金額と預かり金IDとが登録される毎に、少なくとも、当該預かり金ID及びカラオケ演奏端末を識別するための演奏端末IDを含む預かり金情報を表示するための手段である。なお、預かり金情報に、店名情報、預かり金を受け付けた日時等の情報を含めることにより、利用者が預かり金を識別することが可能となる。預かり金情報取得手段は、パーソナル携帯端末において、表示された預かり金情報を取得するための手段である。
選曲予約情報送信手段は、パーソナル携帯端末において、当該パーソナル携帯端末の選曲機能により選曲された楽曲の楽曲IDと、取得した預かり金情報に含まれる預かり金ID及び演奏端末IDとからなる選曲予約情報を、当該パーソナル携帯端末の通信網を介して中継サーバへ送信するための手段である。選曲予約情報転送手段は、中継サーバにおいて、少なくとも、受信した任意の選曲予約情報に含まれる楽曲ID及び預かり金IDを、当該選曲予約情報に含まれる演奏端末IDを有するカラオケ演奏端末に転送するための手段である。
予約管理手段は、カラオケ演奏端末において、受信した任意の選曲予約情報に預かり金IDが含まれていた場合に、カラオケ利用料金管理テーブルを参照し、当該選曲予約情報に含まれる預かり金IDに関連付けられた入金金額が所定金額以上である場合に、当該選曲予約情報に含まれる楽曲ID及び預かり金IDを関連付けて予約待ち行列を作成して管理するための手段である。なお、預かり金IDに関連付けられた入金金額とは、カラオケ楽曲の演奏に伴い減算された残高金額を含む概念である。また、所定金額とは、カラオケ楽曲を1曲演奏する際に支払う課金金額のことである。また、予約管理手段は、当該選曲予約情報に預かり金IDが含まれていない場合には、当該選曲予約情報に含まれる楽曲IDに基づき予約待ち行列を作成して管理することが可能である。
課金手段は、カラオケ演奏端末において、任意のカラオケ楽曲を演奏する際に、入金手段に対して、課金情報を送信すると共に、当該カラオケ楽曲の楽曲IDに預かり金IDが関連付けられている場合には、カラオケ利用料金管理テーブルにて登録されている当該預かり金IDに関連付けられた入金金額から課金金額を減算して、カラオケ利用料金管理テーブを更新するための手段である。
また、本発明のカラオケ利用料金決済システムは、残金管理手段と、利用料金減算手段と、残高表示手段とをさらに備えることが可能である。この場合、預かり金情報表示手段は、カラオケ利用料金管理テーブルにて入金金額と預かり金IDとが登録される毎に、少なくとも、当該預かり金ID及びカラオケ演奏端末を識別するための演奏端末IDと、入金金額と、1曲毎の課金金額を含む預かり金情報を表示するための手段として機能する。
残金管理手段は、預かり金情報を受信すると、当該預かり金情報に含まれる入金金額と、預かり金IDと、演奏端末IDとを関連付けて、残金管理テーブルに登録するための手段である。利用料金減算手段は、選曲予約情報を送信する毎に、残金管理テーブルを参照し、取得した預かり金情報に含まれる入金金額から1曲毎の課金金額を減算して残高を算出して、残金管理テーブルを更新するための手段である。残高表示手段は、算出した残高を表示するための手段である。なお、残金管理手段と、利用料金減算手段と、残高表示手段は、例えば、パーソナル携帯端末の機能手段として実現される。
このような構成からなるカラオケ利用料金決済システムでは、利用者が預かり金として処理することを指示して、コインボックス等の入金手段に硬貨や紙幣等を投入すると、カラオケ演奏端末に対して、預かり金情報を送信する。カラオケ演奏端末において預かり金情報を受信すると、当該預かり金情報に含まれる入金金額と、所定の預かり金IDとを関連付けて、カラオケ利用料金管理テーブルに登録する。また、預かり金ID及び演奏端末IDを含む預かり金情報を表示して、この預かり金情報を当該利用者のパーソナル携帯端末に取り込ませる。
そして、パーソナル携帯端末を用いて選曲予約を行う際に、預かり金ID及び演奏端末IDを含んだ選曲予約情報を、サーバを介して、該当する演奏端末IDを有するカラオケ演奏端末に送信することにより、カラオケ演奏端末では、パーソナル携帯端末の所有者(利用者)毎に、預かり金を管理する。
本発明のカラオケ利用料金決済システムでは、パーソナル携帯端末を用いて選曲予約を行う際に、選曲予約情報に預かり金ID及び演奏端末IDを含ませることにより、パーソナル携帯端末の所有者(利用者)毎に、預かり金を管理することができる。すなわち、預かり金IDと入金金額を関連付けて管理し、選曲予約情報を受信する毎に、受信した選曲予約情報に含まれる預かり金IDに関連付けられた入金金額が1曲分の課金金額以上である場合に、当該選曲予約情報に含まれる楽曲IDに基づく選曲予約を行うことができる。そして、任意の楽曲IDのカラオケ楽曲が演奏されると、当該楽曲IDに関連付けられた預かり金IDのカラオケ利用料金管理テーブルにおいて、入金金額(残高)から1曲毎の課金金額を減算する。
このように、本発明のカラオケ利用料金決済システムによれば、利用者が所有するパーソナル携帯端末を用いて選曲予約を行うことができると共に、各利用者が予め支払ったカラオケ利用代金を預かり金IDに関連付けて管理している。したがって、コインボックスを利用したカラオケ利用料金の支払いを行うカラオケ演奏端末において、利用者が所持しているスマートフォン等のパーソナル携帯端末を用いて選曲予約を行う際に、預かり金IDを含めて選曲予約を行うことにより、預かり金ID毎に的確な精算を行うことが可能となる。
これにより、店主や店員がいちいち顧客毎にカラオケ利用料金の管理を行う必要がなく、また、利用者にとっても、自らの演奏曲数をいちいち記憶している必要がなく、顧客毎に的確な精算が行われるので、無用のトラブルを未然に防止することができる。
本発明の実施形態に係るカラオケ利用料金決済システムの概念図。 本発明の実施形態に係るカラオケ利用料金決済システムのブロック図。 本発明の実施形態に係るカラオケ利用料金決済システムにおける利用料金決済の手順を示すタイミングチャート。
以下、図面を参照して、本発明のカラオケ利用料金決済システムの実施形態について説明する。図1〜図3は本発明の実施形態に係るカラオケ利用料金決済システムを示すもので、図1はカラオケ利用料金決済システムの概念図、図2はカラオケ利用料金決済システムのブロック図、図3はカラオケ利用料金決済の手順を示すタイミングチャートである。
<カラオケ利用料金決済システムの概要>
本発明の実施形態に係るカラオケ利用料金決済システム10は、パーソナル携帯端末50を用いて、当該パーソナル携帯端末50にて取得されたカラオケ演奏端末30の演奏端末IDを含む入金情報に基づいて、当該カラオケ演奏端末30に対して選曲予約を行う機能を有し、カラオケ楽曲の演奏に際して、各利用者が予め入金したカラオケ利用料金を個別に決済可能なシステムである。
本実施形態のカラオケ利用料金決済システム10では、パーソナル携帯端末50に選曲予約のためのアプリケーションソフトをインストールして選曲予約機能を持たせることにより、利用者は、カラオケ店に備え付けられた専用のカラオケリモコン装置37を使用することなく、自ら所持しているパーソナル携帯端末50を用いて選曲予約操作を行うことができる。特に、多人数でカラオケを楽しんでいる場合には、カラオケリモコン装置37を使い回す必要がなくなり、利用者が各自所望するタイミングで選曲予約操作を行うことができるという利点がある。
また、カラオケ利用料金を予め支払うため、利用者がコインボックス36等の入金手段に貨幣や紙幣を投入した場合に、当該入金金額及びカラオケ演奏に伴う課金残高を利用者(預かり金ID)毎に管理するので、カラオケ店の店員や店主等によるカラオケ利用料金の管理の手間を省くことができるだけでなく、正確な利用料金の決済を行うことができる。
なお、以下の説明において、プログラムとは、RAM等に記憶され、CPU等のハードウェアで実行されることにより、その機能を発揮するソフトウェアだけではなく、同等の機能を発揮することが可能な論理回路も含む概念である。
このカラオケ利用料金決済システム10は、図1及び図2に示すように、入金手段(コインボックス36)と、入金預かり指示手段36aと、カラオケ利用料金管理手段70と、預かり金情報表示手段72と、預かり金情報取得手段51と、選曲予約情報送信手段52と、選曲予約情報転送手段23と、予約管理手段68と、課金手段73とを備えている。入金手段であるコインボックス36は、カラオケ演奏端末30に付帯した装置であり、入金預かり指示手段36aと、入金カウンタ36bとを備えている。預かり金情報表示手段72、カラオケ利用料金管理手段70、予約管理手段68、課金手段73は、カラオケ演奏端末30の機能として実現される手段である。選曲予約情報転送手段23は、中継サーバ20の機能として実現される手段である。預かり金情報取得手段51、選曲予約情報送信手段52は、パーソナル携帯端末50の機能として実現される手段である。
また、パーソナル携帯端末50の機能手段として、残金管理手段55と、利用料金減算手段56と、残高表示手段57とを備えることが可能である。各手段の機能については、後に詳述する。
<カラオケ利用料金決済システム>
本発明の実施形態に係るカラオケ利用料金決済システム10は、図1及び図2に示すように、中継サーバ20と複数のカラオケ演奏端末30とが、ルータ75及び通信ネットワーク(本実施形態では、インターネット40)を介して相互に接続されている。通信ネットワークは、公衆電話回線、専用電話回線、光通信回線、LAN等を用いることができるが、ネットワークに対する第三者の侵入やデータの傍聴及び改竄が困難であるとともに、帯域を独占せずに安価な通信網であるという点で、インターネット40により構成されるVPNを利用することが好ましい。
<カラオケ演奏端末>
カラオケ演奏端末30は、図2に示すように、カラオケ本体31、スピーカ32、マイクロホン33、表示装置34、ミキシングアンプ35、コインボックス36を備えている。なお、本発明の実施形態に係るカラオケ演奏端末30は、パーソナル携帯端末50を選曲予約用のリモコン装置として利用するが、パーソナル携帯端末50を用いない利用者のために、専用のカラオケリモコン装置37を備えていることが好ましい。なお、専用のカラオケリモコン装置37を用いて選曲予約を行う場合のカラオケ利用料金の精算は、本発明のカラオケ利用料金決済システム10ではなく、カラオケ店の店主や店員等が行うことになる。
<コインボックス>
コインボックス36は、任意の利用者によるカラオケ利用に供するための入金を受け付けるための入金手段として機能する装置である。本実施形態のコインボックス36は、図1に示すように、筐体の前面に硬貨投入口及び紙幣投入口等の入金部36cが開口されており、図示しないが、筐体の内部には、硬貨識別装置及び紙幣識別装置と、硬貨収納部及び紙幣収納部を備えている。コインボックス36は、利用者が硬貨投入口から硬貨を投入し、あるいは紙幣投入口から紙幣を投入すると、投入金額を算出して、入金カウンタ36bにおける加算処理を行い、カラオケ楽曲が演奏される毎に、1曲分の課金金額について、入金カウンタ36bにおける減算処理を行う。
すなわち、カラオケ本体31との間で、課金情報送受信手段67を介して課金情報を送受信し、カラオケ本体31でカラオケ楽曲を演奏する際に、コインボックス36に対して残高確認を行い、1曲を演奏可能な残高金額がある場合には、当該カラオケ楽曲の演奏を行うと共に、残高金額から1曲分の課金金額を減算する。一方、1曲を演奏可能な残高金額がない場合には、当該カラオケ楽曲の演奏を行わない。この際、入金を促す情報を表示装置34の表示画面に表示することが好ましい。
また、入金手段はコインボックス36に限られず、カラオケ利用に供するための入金を受け付けることができれば、どのような装置であってもよい。例えば、硬貨のみを受け付ける装置、紙幣のみを受け付ける装置、貨幣価値を有するコインを受け付ける装置、プリペイドカードの読み取り機能を有する装置等により、入金手段を構成してもよい。
<入金預かり指示手段>
コインボックス36は、入金預かり指示手段36aを備えている。入金預かり指示手段36aは、入金を行う利用者の指示に基づいて、コインボックス36で受け付けた入金金額を預かり金として管理するために、少なくとも金額情報を含む預かり金情報をカラオケ演奏端末30に対して送信するためのプログラムからなる。
すなわち、コインボックス36には、利用者による入金を預かり金として指示するための預かり金指示ボタン36d(図1参照)が設けられており、利用者がコインボックス36にコインや紙幣を投入する際に、預かり金指示ボタン36dを操作すると、コインボックス36への入金が預かり金として取り扱われる。具体的には、コインボックス36へ入金する前に、預かり金指示ボタン36dを操作すると、入金を預かり金として処理する預かり金モードに移行し、再度、預かり金指示ボタン36dを操作すると、預かり金モードを解除して、預かり金モードに移行している間に入金された入金金額を預かり金として処理する。
なお、預かり金指示ボタン36dを1つだけ設けるのではなく、預かり金モード移行ボタンと、預かり金モード解除ボタンの2つのボタンを設けて、預かり金モード移行ボタンが操作されて、さらに預かり金モード解除ボタンが操作されるまでの間を預かり金モードとして、入金された入金金額を預かり金として処理してもよい。また、預かり金指示ボタン36dが操作された後、所定期間内に入金された入金金額を預かり金として処理してもよい。
<カラオケ本体>
カラオケ本体31は、図2に示すように、ネットワーク送受信手段61、中央制御手段62、ROM63、RAM64、HDD65、ローカル送受信手段66、課金情報送受信手段67、予約管理手段68、音楽再生制御手段69、カラオケ利用料金管理手段70、映像再生制御手段71、預かり金情報表示手段72、課金手段73を備えている。
<中央制御手段>
中央制御手段62は、カラオケ本体31を総合的に制御するための手段であり、例えばCPU及びその周辺機器により構成されており、CPU等がROM63等に記憶されたプログラムに従って動作することにより、制御機能を発揮することができるようになっている。
<ROM/RAM>
ROM63は、カラオケ本体31を構成する各機器を制御するためのプログラムデータや数値データを記憶するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。また、RAM64は、プログラムや各種データを一時的に記憶する一時記憶領域として機能するもので、例えば半導体メモリ等で構成される。なお、物理的な半導体メモリによりRAM64を構成するのではなく、ハードディスク記憶装置等を用いて仮想的なRAM64を構成してもよい。本実施形態では、RAM64に、予約待ち行列64aが記憶されるようになっている。
<予約待ち行列>
予約待ち行列64aは、選曲予約されたカラオケ楽曲について、演奏順に楽曲IDを並べて構成したデータテーブルである。なお、本実施形態の予約待ち行列64aは、楽曲IDと、預かり金IDとを紐付けてデータテーブルを構成しており、さらに、選曲予約を行ったパーソナル携帯端末50の携帯端末ID、楽曲名、選曲者等のデータが紐付けられていてもよい。
<HDD>
HDD65は、大容量記憶装置として機能するもので、楽曲データベース65a、映像データベース65b、カラオケ利用料金管理テーブル65cが格納されている。なお、HDD65に替えて、あるいはHDD65と共に、データを書き替え可能なDVD等の大容量記憶装置を用いてもよい。
<楽曲データベース/映像データベース>
楽曲データベース65aは、演奏制御データ(MIDI規格データ)及び歌詞描出データが同期されて構成される楽曲データについて、楽曲IDと対応付けてそれぞれ構成したデータベースである。演奏制御データは、各楽曲の演奏を制御するためのデジタルデータであり、歌詞描出データは演奏に同期した歌詞文字の表示タイミングデータ及び色変わりデータを含んでいる。映像データベース65bは、演奏されるカラオケ楽曲に対応した背景映像を、当該カラオケ楽曲の楽曲IDに対応させた映像ファイルとして所定数格納したデータベースである。
<送受信手段>
ローカル送受信手段66は、カラオケ本体31とカラオケリモコン装置37との間で、データの送受信を行うための電子回路及びプログラムからなる。本実施形態では、赤外線通信により、カラオケ本体31とカラオケリモコン装置37との間でデータの送受信が行われる。ネットワーク送受信手段61は、カラオケ本体31と中継サーバ20との間で、データの送受信を行うための電子回路及びプログラムからなる。
<カラオケ利用料金管理手段>
カラオケ利用料金管理手段70は、コインボックス36から預かり金情報を受信すると、当該預かり金情報に含まれる入金金額と、所定の預かり金IDとを関連付けて、カラオケ利用料金管理テーブル65cに登録するためのプログラムからなる。
すなわち、カラオケ利用料金管理手段70は、入金預かり指示手段36aの指示により入金を預かり金として扱う預かり金モードにおいて、利用者がコインボックス36を用いて入金を行い、コインボックス36から送信されてきた預かり金情報を受信すると、カラオケ利用料金管理テーブル65cにて、入金金額と預かり金IDとを関連付けて管理する。
<預かり金情報表示手段>
預かり金情報表示手段72は、カラオケ利用料金管理テーブル65cにて入金金額と預かり金IDとが登録される毎に、少なくとも、当該預かり金ID及びカラオケ演奏端末30を識別するための演奏端末IDを含む預かり金情報を表示するためのプログラムからなる。なお、コインボックス36からの預かり金情報は、課金情報送受信手段67を介してカラオケ本体31に取り込まれる。また、預かり金情報は、例えば、2次元バーコード化して、表示装置34の表示画面に表示される。なお、コインボックス36が液晶表示装置等の表示装置(図示せず)を備えている場合には、この表示装置に預かり金情報を表示してもよい。
また、表示する預かり金情報は、所定のアルゴルズムに従って暗号化された複数桁(例えば4桁)の数字であってもよい。さらに、本実施形態では、パーソナル携帯端末50の表示画面において、預かり金の残高表示を行うために、預かり金情報に入金金額及び1曲毎の課金金額を含めることが可能である。また、預かり金情報に、店名情報、預かり金を受け付けた日時等の情報を含めることにより、複数の預かり金が存在する場合に、利用者が各預かり金を識別することが可能となる。
<予約管理手段>
予約管理手段68は、カラオケ演奏端末30において、受信した任意の選曲予約情報に預かり金IDが含まれていた場合に、カラオケ利用料金管理テーブル65cを参照し、当該選曲予約情報に含まれる預かり金IDに関連付けられた入金金額が所定金額(1曲分の課金金額)以上である場合に、当該選曲予約情報に含まれる楽曲ID及び預かり金IDを関連付けて予約待ち行列64aを作成して管理するためのプログラムからなる。なお、入金金額とは、減算された残高金額を含む概念である。
また、当該選曲予約情報に預かり金IDが含まれていない場合には、当該選曲予約情報に含まれる楽曲IDに基づき予約待ち行列64aを作成して管理する。これにより、予めカラオケ利用料金を預かり金としていない利用者が、従来と同様にカラオケリモコン装置37等を利用した選曲予約を行うことができる。
すなわち、予約管理手段68は、預かり金IDを含む選曲予約情報を受信した場合に、カラオケ利用料金管理テーブル65cにて管理されている預かり金ID毎の入金金額(残高)が、1曲を演奏する金額以上であるか否かを判定し、1曲を演奏する金額以上の残高がある場合に当該カラオケ楽曲の選曲予約を行う。一方、預かり金ID毎の残高が、1曲を演奏する金額未満である場合には、当該カラオケ楽曲の演奏を行わない。さらに、予めカラオケ利用料金を預かり金としていない利用者については、従来と同様の処理により選曲予約を行わせる。
<課金手段>
課金手段73は、任意のカラオケ楽曲を演奏する際に、入金手段であるコインボックス36に対して、課金情報を送信すると共に、当該カラオケ楽曲の楽曲IDに預かり金IDが関連付けられている場合には、カラオケ利用料金管理テーブル65cにて登録されている当該預かり金IDに関連付けられた入金金額から課金金額を減算して、カラオケ利用料金管理テーブ65cを更新するためのプログラムからなる。
すなわち、課金手段73における基本処理として、任意のカラオケ楽曲を演奏する毎に、コインボックス36に対して、課金情報を送信する。課金情報を受信したコインボックス36では、入金カウンタ36bから当該課金情報に相当する課金金額を減算する。この際、コインボックス36において予め1曲毎の課金金額を設定しておき、カラオケ楽曲を演奏する毎に、コインボックス36に対して減算信号を送信してもよい。このような構成の場合には、コインボックス36が減算信号を受信する毎に、入金カウンタ36bから予め設定された課金金額を減算する。
また、予めカラオケ利用料金を預かり金としている利用者については、当該利用者により選曲予約されたカラオケ楽曲を演奏する際に、カラオケ利用料金管理テーブル65cにて登録されている当該預かり金IDに関連付けられた入金金額から課金金額を減算して、カラオケ利用料金管理テーブ65cを更新する。
<音楽再生制御手段>
音楽再生制御手段69は、楽曲IDに基づいて楽曲データベース65aから抽出された演奏制御データに基づいて、音源データをデジタル再生すると共にアナログ変換してミキシングアンプ35に出力するための電子回路である。上述したように、ミキシングアンプ35は、マイクロホン33から入力された歌唱者の歌唱音声信号と、音楽再生制御手段69から送出される演奏音声信号とをミキシングすると共に、アンプ機能により増幅してスピーカ32より出力させるための装置である。
<映像再生制御手段>
映像再生制御手段71は、カラオケ楽曲の演奏中に、映像データベース65bから抽出した背景映像データと、楽曲データベース65aに含まれる歌詞描出データ(テロップデータ)とを、当該カラオケ楽曲の演奏データに同期させて表示装置34に出力するためのプログラムからなる。
<マイクロホン>
マイクロホン33は、歌唱音声の入力を行うための装置である。マイクロホン33から入力された歌唱音声信号はミキシングアンプ35に入力され、音楽再生制御手段69から送出される演奏音声信号とミキシングされると共に増幅されてスピーカ32へ出力される。
<表示装置>
表示装置34は、カラオケ楽曲に関連した背景映像や歌詞テロップ等を表示するための装置で、例えば、液晶ディスプレイ等により構成される。また、本実施形態では、表示装置34の表示画面に預かり金情報が表示される。
<パーソナル携帯端末>
パーソナル携帯端末50は、図2に示すように、データ通信機能を用いて、モバイルWWWサーバ90に格納された選曲用アプリケーションソフト91をダウンロードし、この選曲用アプリケーションソフト91をインストールすることにより、選曲予約機能を持たせることができる。パーソナル携帯端末50に選曲用アプリケーションソフト91をインストールすると、パーソナル携帯端末50は、楽曲検索手段54として機能するプログラムを備えて選曲を行えるようになる。また、パーソナル携帯端末50は、預かり金情報取得手段51、選曲予約情報送信手段52、メモリ53を備えている。メモリ53には、預かり金ID53a、選曲した楽曲の楽曲ID53b、残金管理テーブル53c等が記憶される。
さらに、本実施形態のパーソナル携帯端末50は、残金管理手段55と、利用料金減算手段56と、残高表示手段57を備えることが可能である。
パーソナル携帯端末50と携帯電話網80及びインターネット40を介して接続されるモバイルWWWサーバ90には、選曲用アプリケーションソフト91及び楽曲索引データベース92が格納されており、パーソナル携帯端末50が備える楽曲検索手段54の機能により、楽曲索引データベース92を参照して楽曲を検索することができる。なお、楽曲索引データベース92をモバイルWWWサーバ90に格納するのではなく、パーソナル携帯端末50にダウンロードして、ローカルで楽曲検索を行ってもよい。
<楽曲検索手段/楽曲索引データベース>
楽曲検索手段54は、利用者の指示に基づき、楽曲索引データベース92を参照して楽曲を検索するためのプログラムからなる。楽曲索引データベース92は、カラオケ演奏端末30で演奏に供されるカラオケ楽曲について、その属性情報を記述したデータベースであり、例えば、楽曲ID53b・曲名・歌手名・歌い出し部分の歌詞・流行時期・音楽ジャンル区分・デュエット曲か否かなど、種々の属性情報がこれに含まれている。
<預かり金情報取得手段>
預かり金情報取得手段51は、表示装置34の表示画面に表示された預かり金ID53aを取得するためのプログラムからなる。上述したように、表示装置34の表示画面には、2次元バーコード化された預かり金ID53aが表示されるので、預かり金情報取得手段51は、パーソナル携帯端末50に付帯したバーコード読取装置(図示せず)を用いて当該預かり金ID53aを取得することができる。なお、預かり金ID53aが所定桁数の数字からなる場合には、表示装置34の表示画面を目視した利用者が、パーソナル携帯端末50に付帯したテンキー等を用いて、当該数字を入力することにより、預かり金ID53aを取得してもよい。
<残金管理手段>
残金管理手段55は、預かり金情報を受信すると、当該預かり金情報に含まれる入金金額と、預かり金IDと、演奏端末IDとを関連付けて、残金管理テーブル53cに登録するためのプログラムからなる。すなわち、残金管理手段55の機能により、パーソナル携帯端末50の所有者(利用者)が入金した預かり金の残高を管理することができる。この際、預かり金情報に、店名情報や、預かり金を受け付けた日時等を含ませることにより、利用者は、複数の預かり金が存在する場合に、各預かり金を識別して認識することができる。
<利用料金減算手段>
利用料金減算手段56は、選曲予約情報を送信する毎に、残金管理テーブル53cを参照し、取得した預かり金情報に含まれる入金金額から、1曲毎の課金金額を減算して残高を算出して、残金管理テーブル53cを更新するためのプログラムからなる。すなわち、利用料金減算手段56は、利用者により選曲予約が行われる毎に、当該利用者の預かり金の残高を算出する。なお、預かり金情報表示手段72で表示する預かり金情報に、1曲毎の課金金額を含ませることができるため、この課金金額に基づいて減算処理を行うことができる。
<残高表示手段>
残高表示手段57は、利用料金減算手段56により算出した残高を表示するためのプログラムからなる。なお、残金管理手段55、利用料金減算手段56、残高表示手段57は、付加的な構成要素であり、これらの手段を備えた場合には、預かり金情報表示手段72は、カラオケ利用料金管理テーブル65cにて入金金額と預かり金IDとが登録される毎に、少なくとも、当該預かり金ID及びカラオケ演奏端末30を識別するための演奏端末IDと、入金金額と、1曲毎の課金金額を含む預かり金情報表示するように機能する。
<中継サーバ>
中継サーバ20は、図2に示すように、サーバ制御手段21、送受信手段22、選曲予約情報転送手段23を備えている。なお、他の機能を有するサーバに中継サーバ20としての機能を持たせてもよい。
<サーバ制御手段/送受信手段>
サーバ制御手段21は、中継サーバ20を統括的に制御するための手段であり、CPU及びその周辺機器を含んで構成され、CPU等がROM等に格納されたプログラムに従って動作することにより制御機能を発揮するようになっている。送受信手段22は、各カラオケ演奏端末30との間で、カラオケデータ等の各種データの送受信を行うための手段であり、通信ネットワーク(インターネット40)における通信方式の整合性を保つための通信回路やプログラムにより構成される。
<選曲予約情報転送手段>
選曲予約情報転送手段23は、受信した任意の選曲予約情報に含まれる楽曲ID53b及び預かり金ID53aを、当該選曲予約情報に含まれる演奏端末IDを有するカラオケ演奏端末30に転送するためのプログラムからなる。すなわち、選曲予約情報転送手段23は、パーソナル携帯端末50を用いて選曲予約を行う際に、預かり金ID53a及び楽曲ID53bを、当該パーソナル携帯端末50とペアリングされたカラオケ演奏端末30に転送する。
<カラオケ利用料金の決済>
次に、図3を参照して、本実施形態のカラオケ利用料金決済システム10において、カラオケ利用料金の決済を行う手順について説明する。
本実施形態のカラオケ利用料金決済システム10では、図3に示すように、利用者が、預かり金とする旨の指示を行ってコインボックス36(入金手段)に入金を行うと、コインボックス36からカラオケ演奏端末30に預かり金情報(入金金額情報)を送信する(S1)。預かり金情報を受信したカラオケ演奏端末30では(S2)、カラオケ利用料金管理手段70の機能によりカラオケ利用料金管理テーブル65cのデータレコードとして、当該預かり金情報に含まれる入金金額に預かり金IDを関連付けたデータレコードを作成する(S3)。
また、預かり金情報表示手段72の機能により預かり金情報(預かり金ID及び演奏端末ID)を表示装置34の表示画面に表示する(S4)。この場合、預かり金情報に入金金額や1曲毎の課金金額を含めてもよい。入金を行った利用者は、パーソナル携帯端末50のバーコード読取機能(預かり金情報取得手段51)を用いて、預かり金情報を取得する(S5)。
そして、パーソナル携帯端末50を用いて選曲予約を行う場合に、選曲予約情報送信手段52の機能により、預かり金ID53aと、当該預かり金ID53aに関連付けて預かり金を管理しているカラオケ演奏端末30の演奏端末IDと、選曲楽曲の楽曲ID53bとからなる選曲予約情報を、当該パーソナル携帯端末50の通信網を介して中継サーバ20へ送信する(S6)。選曲予約情報を受信した中継サーバ20は(S7)、選曲予約情報転送手段23の機能により、選曲予約情報に含まれる預かり金ID53a及び楽曲ID53bを、当該選曲予約情報に含まれる演奏端末IDを有するカラオケ演奏端末30に転送する(S8)。
選曲予約情報を受信したカラオケ演奏端末30は(S9)、予約管理手段68の機能により、受信した預かり金IDを有するデータレコードに所定の残高がある場合に、選曲予約情報に含まれる楽曲ID53b及び預かり金IDに基づいて予約待ち行列64aを作成する(S10)。そして、カラオケ楽曲の演奏を行うと(S11)、コインボックス36に対して、カラオケ演奏に伴う課金情報を送信する(S12)。コインボックス36が課金情報を受信すると(S13)、入金カウンタ36bから1曲分の課金金額を減算する(S14)。
また、カラオケ楽曲の演奏を行うと、カラオケ利用料金管理手段70は、カラオケ利用料金管理テーブル65cにおいて、演奏されるカラオケ楽曲の楽曲ID53bに紐付けられた預かり金ID53aを有するデータレコードにおいて、1曲分の課金金額を減算する(S15)。
また、図示しないが、パーソナル携帯端末50において、預かり金情報として入金金額を取得した場合には、残高表示手段57の機能により、取得した預かり金情報に含まれる入金金額に基づいて、選曲予約を行う毎に所定のカラオケ利用料金を減算して、表示画面に現在の預かり金の残高情報を表示する。
<他の実施形態>
本発明のパーソナル携帯端末50を用いたカラオケ利用料金決済システム10及びその周辺装置を構成する機器や手段は上述したものに限定されず、その利用目的に応じて、必要な機器や手段のみの構成としたり、適宜他の機器や手段を付加したりすることができる。また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。
10 カラオケ利用料金決済システム
20 中継サーバ
21 サーバ制御手段
22 送受信手段
23 選曲予約情報転送手段
30 カラオケ演奏端末
31 カラオケ本体
32 スピーカ
33 マイクロホン
34 表示装置
35 ミキシングアンプ
36 コインボックス(入金手段)
36a 入金預かり指示手段
36b 入金カウンタ
36c 入金部
36d 預かり金指示ボタン
37 カラオケリモコン装置
40 インターネット
50 パーソナル携帯端末
51 預かり金情報取得手段
52 選曲予約情報送信手段
53 メモリ
53a 預かり金ID
53b 楽曲ID
53c 残金管理テーブル
54 楽曲検索手段
55 残金管理手段
56 利用料金減算手段
57 残高表示手段
61 ネットワーク送受信手段
62 中央制御手段
63 ROM
64 RAM
64a 予約待ち行列
65 HDD
65a 楽曲データベース
65b 映像データベース
65c カラオケ利用料金管理テーブル
66 ローカル送受信手段
67 課金情報送受信手段
68 予約管理手段
69 音楽再生制御手段
70 カラオケ利用料金管理手段
71 映像再生制御手段
72 預かり金情報表示手段
73 課金手段
75 ルータ
80 携帯電話網
90 モバイルWWWサーバ
91 選曲用アプリケーションソフト
92 楽曲索引データベース

Claims (2)

  1. カラオケ楽曲を演奏する毎に課金が発生するカラオケ演奏端末において、パーソナル携帯端末を用いて、当該カラオケ演奏端末における選曲予約を行う機能を有し、当該選曲予約機能により選曲予約を行う各利用者が予め入金したカラオケ利用料金を個別に決済可能なシステムであって、入金手段と、入金預かり指示手段と、カラオケ利用料金管理手段と、預かり金情報表示手段と、預かり金情報取得手段と、選曲予約情報送信手段と、選曲予約情報転送手段と、予約管理手段と、課金手段と、を備え、
    前記入金手段は、利用者によるカラオケ利用に供するための入金を受け付けて、入金カウンタに当該入金金額を加算すると共に、任意のカラオケ楽曲の演奏に伴う課金金額を受信すると、前記入金カウンタから当該課金金額を減算し、
    前記入金預かり指示手段は、入金を行う利用者の指示に基づいて、前記入金手段で受け付けた入金金額を預かり金として管理するために、入金金額を含む預かり金情報を送信し、
    前記カラオケ利用料金管理手段は、前記預かり金情報を受信すると、当該預かり金情報に含まれる入金金額と、所定の預かり金IDとを関連付けて、カラオケ利用料金管理テーブルに登録し、
    前記預かり金情報表示手段は、前記カラオケ利用料金管理テーブルにて前記入金金額と前記預かり金IDとが登録される毎に、少なくとも、当該預かり金ID及びカラオケ演奏端末30を識別するための演奏端末IDを含む預かり金情報を表示し、
    前記預かり金情報取得手段は、前記パーソナル携帯端末において、前記表示された預かり金情報を取得し、
    前記選曲予約情報送信手段は、前記パーソナル携帯端末において、当該パーソナル携帯端末の選曲機能により選曲された楽曲の楽曲IDと、前記取得した預かり金情報に含まれる預かり金ID及び演奏端末IDとからなる選曲予約情報を、当該パーソナル携帯端末の通信網を介して中継サーバへ送信し、
    前記選曲予約情報転送手段は、前記中継サーバにおいて、少なくとも、受信した任意の選曲予約情報に含まれる楽曲ID及び預かり金IDを、当該選曲予約情報に含まれる演奏端末IDを有するカラオケ演奏端末に転送し、
    前記予約管理手段は、前記カラオケ演奏端末において、受信した任意の選曲予約情報に預かり金IDが含まれていた場合に、前記カラオケ利用料金管理テーブルを参照し、当該選曲予約情報に含まれる預かり金IDに関連付けられた入金金額が所定金額以上である場合に、当該選曲予約情報に含まれる楽曲ID及び預かり金IDを関連付けて予約待ち行列を作成して管理し、
    前記課金手段は、前記カラオケ演奏端末において、任意のカラオケ楽曲を演奏する際に、前記入金手段に対して、課金情報を送信すると共に、当該カラオケ楽曲の楽曲IDに預かり金IDが関連付けられている場合には、前記カラオケ利用料金管理テーブルにて登録されている当該預かり金IDに関連付けられた入金金額から課金金額を減算して、前記カラオケ利用料金管理テーブを更新する、
    ことを特徴とするカラオケ利用料金決済システム。
  2. 残金管理手段と、利用料金減算手段と、残高表示手段と、をさらに備え、
    前記預かり金情報表示手段は、前記カラオケ利用料金管理テーブルにて前記入金金額と前記預かり金IDとが登録される毎に、少なくとも、当該預かり金ID及びカラオケ演奏端末を識別するための演奏端末IDと、入金金額と、1曲毎の課金金額を含む預かり金情報を表示し、
    前記残金管理手段は、前記預かり金情報を受信すると、当該預かり金情報に含まれる入金金額と、預かり金IDと、演奏端末IDとを関連付けて、残金管理テーブルに登録し、
    前記利用料金減算手段は、選曲予約情報を送信する毎に、前記残金管理テーブルを参照し、前記取得した預かり金情報に含まれる入金金額から前記課金金額を減算して残高を算出して、前記残金管理テーブルを更新し、
    前記残高表示手段は、算出した残高を表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケ利用料金決済システム。
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