JP2014071641A - 制御装置、画像形成装置、表示方法、および制御プログラム - Google Patents

制御装置、画像形成装置、表示方法、および制御プログラム Download PDF

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Junichi Isamigawa
淳一 勇川
Shinichi Asai
伸一 浅井
Takao Kurohata
貴夫 黒畑
Kentaro Nagatani
健太郎 永谷
Yusuke Shinozaki
佑介 篠▲崎▼
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Abstract

【課題】ジェスチャー操作でスクロール可能なタッチパネルを有する表示装置において、ユーザーの閲覧性を妨げることなく、適切なタイミングで表示画面の端部に到達したことを通知することのできる制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置は、タッチパネルに対してスクロールを指示するジェスチャー操作を受け付けて表示をスクロールした結果、タッチパネルでの表示範囲が表示画面の端部に到達すると、そのときのスクロール速度が規定速度よりも速いか遅いかを判断する。遅い場合、制御装置は、端部に到達してからさらに所定時間経過した後に、端部に到達したことをポップアップ表示して通知する。
【選択図】図5

Description

この発明は制御装置、画像形成装置、表示方法、および制御プログラムに関し、特に、タッチパネルの表示を制御する制御装置、該制御装置を搭載した画像形成装置、その表示方法、および制御プログラムに関する。
タッチパネルの表示制御方法として、タッチパネルに対するフリック等のジェスチャー操作によって、タッチパネルの表示をスクロールする方法がある。
図12は、電子書籍閲覧装置でのページめくり方法の一例を説明するための図である。
図12を参照して、電子書籍装置のタッチパネルで右から左にフリック操作をしてページめくりを実施したことによって表示が最終ページに切り替わった場合には、表示が本の見開きから本を閉じた状態に切り替わる。そのため、ユーザーは最終ページに到達したことを容易に判断することができる。
図13は、電子書籍閲覧装置でのページめくり方法の他の例を説明するための図である。
図13を参照して、ページ切り替えを指示するためのタッチパネルに表示されるキーである「次ページ」キーを押下してページめくりを実施したことによって表示が最終ページに切り替わった場合には、次にめくるページがないために「次ページ」キーが消え(グレーアウトして)、押下できない状態に変化する。そのため、ユーザーは最終ページに到達したことを容易に判断することができる。
特開2011−23005号広報
これに対して、一連の表示画面のうちの所定の範囲がタッチパネルに表示された状態において該タッチパネルへのフリック等のジェスチャー操作で表示をスクロール(つまり、表示範囲をスクロール)する場合、表示範囲が表示画面の端部(先頭/最終)に到達したことが分かりにくい。特に、表示画面がリスト表示である場合、スクロール後も同じような画面が表示されるためより分かりにくい。
図14および図15は、リスト表示をジェスチャー操作によってスクロールする方法の一例を説明するための図である。
図14および図15を参照して、上下方向にオブジェクトが配置されたリスト表示に対して下向きのフリックがされることで、表示は下方向にスクロールされていく(図14(A)→図14(B))。そして、タッチパネルでの表示範囲が図15の表示画面の終端に到達した場合でも、ユーザーは、同じようなリスト表示がなされているため、終端であるか否かを直ちに判断することができない。
図14および図15の例ではスクロールバーが併せて表示されて、バーの位置によって表示画面における表示範囲の位置を把握することが可能であるものの、この表示がない場合には、図15の表示に対してフリック操作をしてもスクロールされないことで初めて終端に到達していることを判断することができる。
そのため、無駄なジェスチャー操作が生じてしまう、という問題があった。
これに対して、図16に表わされたように、リストのスクロール操作では、リストの最終項目の下に「さらにデータを読み込む」キーを表示することで、次のデータを読み込む手段を提供すると共に、リストの最終ページであることに気づくようにする技術が知られている。しかしながら、この方法では、キーがリストの1項目として予め配置されて表示されてしまうため、ユーザーがこのキーをリストの1項目として誤認してしまったり、表示する情報量が少なくなってしまったりする問題がある。
そこで、図17に表わされたように、表示範囲が表示画面の端部に到達したときに通知メッセージをポップアップ表示してユーザーに到達を通知することが考えられる。
しかしながら、このようにすると、ユーザーが表示された情報を確認しながらゆっくりスクロールしているときに端部に到達した場合、ユーザーが情報を読み取っている最中にポップアップが表示されてしまうため、ユーザーが情報を読み取る際の妨げとなってしまう、という問題が生じる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、ジェスチャー操作でスクロール可能なタッチパネルを有する表示装置において、ユーザーの閲覧性を妨げることなく、適切なタイミングで表示画面の端部に到達したことを通知することのできる制御装置、画像形成装置、表示方法、および制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、制御装置はタッチパネルの表示を制御する制御装置であって、タッチパネルに対するジェスチャー操作を検知するための検知手段と、ジェスチャー操作に従って表示画面のうちのタッチパネルでの表示範囲をスクロールするためのスクロール処理手段と、スクロールの結果、表示範囲が表示画面の端部に到達したことを通知するための通知手段とを備える。通知手段は、表示範囲が端部に到達してから、表示範囲が端部に到達した際のスクロールの速度に応じた時間の経過の後に、端部に到達したことを通知する。
好ましくは、通知手段は、上記速度が予め規定された速度よりも速い場合には表示範囲が端部に到達したタイミングで通知し、上記速度が予め規定された速度よりも遅い場合には端部に到達してから所定時間の経過の後に通知する。
好ましくは、通知手段は、上記速度が予め規定された速度よりも速い場合には表示範囲が端部に到達したタイミングでタッチパネルの表示の上に重ねて通知画面を表示することで端部に到達したことを通知し、上記速度が予め規定された速度よりも遅い場合には、表示範囲が端部に到達したタイミングで通知画面をタッチパネルの表示の上に重ねて半透明の表示態様で表示して、端部に到達してから所定時間の経過の後、または所定時間の経過よりも以前に通知画面に対する操作を受け付けると、通知画面の表示態様を半透明から非透明に切り替える。
より好ましくは、通知手段は、上記所定時間を、端部を表示範囲としたときの表示範囲内の情報量に基づいて、情報量が多い方が長くなるよう設定する。
より好ましくは、上記情報量は文字数である。
本発明の他の局面に従うと、画像形成装置は、タッチパネルと、タッチパネルの表示を制御するための上記制御装置とを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、表示方法はタッチパネルでの表示方法であって、タッチパネルに対するジェスチャー操作を検知するステップと、ジェスチャー操作に従って表示画面のうちのタッチパネルでの表示範囲をスクロールして表示するステップと、スクロールの結果、表示範囲が表示画面の端部に到達したことを通知するステップとを備え、通知するステップでは、表示範囲が端部に到達してから、表示範囲が端部に到達した際のスクロールの速度に応じた時間の経過の後に、端部に到達したことを通知する。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムはタッチパネルを有するコンピュータに、表示の制御を行なわせるための制御プログラムであって、タッチパネルに対するジェスチャー操作を検知するステップと、ジェスチャー操作に従って表示画面のうちのタッチパネルでの表示範囲をスクロールして表示するステップと、スクロールの結果、表示範囲が表示画面の端部に到達したことを通知するステップとをコンピュータに実行させ、通知するステップでは、表示範囲が端部に到達してから、表示範囲が端部に到達した際のスクロールの速度に応じた時間の経過の後に、端部に到達したことを通知する。
この発明によると、ジェスチャー操作でスクロール可能なタッチパネルを有する表示装置において、ユーザーの閲覧性を妨げることなく、適切なタイミングで表示画面の端部に到達したことを通知することができる。
実施の形態にかかる画像形成装置としてのMFP(Multi-Functional Peripheral)の概略のハードウェア構成を示す模式図である。 MFPの操作部の具体例を表わした図である。 MFPの操作部を制御するための制御装置である制御回路の構成を示すブロック図である。 LCDパネル部に対するフリック操作によるスクロールを説明する図である。 LCDパネル部に対するフリック操作によるスクロールを説明する図である。 操作部を制御するための制御装置の機能構成の具体例を示すブロック図である。 操作部を制御するための制御装置での動作の流れを表わすフローチャートである。 図のステップS105でNOであった場合の、以降の動作の他の例を表わしたものである。 フリック速度が遅い場合の表示の遷移の変形例を表わした図である。 操作部を制御するための制御装置での動作の流れの変形例を表わすフローチャートである。 図のステップS201以降の動作の他の例を表わしたものである。 電子書籍閲覧装置でのページめくり方法の一例を説明するための図である。 電子書籍閲覧装置でのページめくり方法の他の例を説明するための図である。 リスト表示をジェスチャー操作によってスクロールする方法の一例を説明するための図である。 リスト表示をジェスチャー操作によってスクロールする方法の一例を説明するための図である。 リスト表示をジェスチャー操作によってスクロールする際の画面遷移の具体例を表わした図である。 リスト表示をジェスチャー操作によってスクロールする際の画面遷移の具体例を表わした図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
なお、以下の例では、タッチパネルの表示を制御する制御装置が画像形成装置に含まれるものとしているが、制御装置は画像形成装置に接続された別体の装置であり、該画像形成装置のタッチパネルである操作パネルの表示を制御するものであってもよい。
また、制御装置の制御対象は画像形成装置に限定されず、タッチパネルを有するいかなる装置であってもよい。すなわち、制御装置は、タッチパネルを有するいかなる装置に含まれてもよい。
<装置構成>
図1は、本実施の形態にかかる画像形成装置としてのMFP(Multi-Functional Peripheral)1の概略のハードウェア構成を示す模式図である。本実施の形態において、画像形成装置としてスキャナー、コピー、およびプリンター機能を備えるデジタル複合槻としての機能を有するいわゆるMFPを挙げるが、画像形成装置は操作部および表示部としてのタッチパネルを有する装置であればMFPに限定されず、スキャナー、コピーなどの他の装置であってもよい。
図1を参照して、MFP1は、自動原稿給送装置(ADF)10にセットされ、原稿読み取り用のガラス板(プラテンガラス)上まで給送された原稿、またはプラテンガラス上にセットされた原稿を光学的に読み取るためのスキャナー部11と、記録媒体である印刷用紙を格納するための給紙トレイ14および大容量給紙トレイ15と、給紙トレイ14,15から印刷用紙を給紙するための複数対のローラーを含み、読み取られた画像を印刷用紙上に印刷するためのプリンター部12と、タッチパネルを有した操作部13と、これら各部を制御するためのCPU(Central Processing Unit)などを含んだ制御部16とを含む。
MFP1は、スキャンして得られた原稿画像から生成した画像の複写画像を用紙上に形成する。
さらに、MFP1は後処理装置2と接続されて、印刷後の用紙の後処理がなされてもよい。
また、MFP1は、外部装置としてのPC(パーソナルコンピュータ)3などと接続されて、PC3から送信されたプリントデータから生成した画像の複写画像を用紙上に形成してもよい。なお、プリントデータとは、PC3のオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムが発行する描画命令を、プリンタードライバーによってMFP1が処理可能なページ記述言語に変換したページ記述言語による描画命令、またはPDF(Portable Document Format)、TIFF(Tagged Image File Format)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、XPS(XML Paper Specification)等のファイルフォーマットで記述された文書データを指す。
図2は、操作部13の具体例を表わした図である。
図2を参照して、操作部13は、表示部および操作部であるタッチパネルで構成されたLCD(Liquid Crystal Display)パネル部106と、スクートキーやテンキー、パネルリヤットキーなどのハードキー、マシンの状態を示すLED(Light Emitting Diode)、およびハードキーやLCDパネル部106で入力が行われた旨を通知するためのブザーなどを有するハードキー操作部108とを含む。
図3は、MFP1の操作部13を制御するための制御装置である制御回路の構成を示すブロック図である。
図3を参照して、操作部13の制御回路は、MFP1全体を制御するためのMFP本体CPU100と通信し、操作部13全体を制御するためのパネルCPU101と、パネルCPU101で実行する制御プログラムや表示画像などを記憶するためのROM(Read Only Memory)102と、パネルCPU101が制御プログラムを実行する際のワークメモリーとなるRAM(Random Access Memory)103と、パネルCPU101からの制御信号に従ってROM102に記憶された画像のVRAM(Video RAM)105へのリードライト制御を行なうことでLCDパネル部106への画像表示の制御を行なうためのLCD制御部104と、LCDパネル部106に対するタッチ位置に基づいて画面上のどの機能が選択されたかを判断してパネルCPU101に入力するとともに、機能設定等の入力制御を行なうための入出力制御部111とを含む。
ハードキー操作部108もまた入出力制御部111によって制御され、必要に応じてパネルCPU101を介してMFP本体CPU100と通信する。との通信を行う。
ハードキー操作部108に含まれるスタートキーの押下により、入出力制御部111およびパネルCPU101を介してMFP本体CPU100にスタート信号が渡され、一連の複写動作が開始される。
<動作概要>
図4および図5は、パネルCPU101での動作概要を表わした図であって、LCDパネル部106に対するフリック操作によるスクロールを説明する図である。特に、これらの図ではLCDパネル部106にリスト表示がなされる場合を例にしている。
図4および図5を参照して、パネルCPU101は、ジェスチャー速度であるフリック操作の速度を算出して、当該速度に応じた速度で表示をスクロールする。すなわち、パネルCPU101は、電子情報に基づいて生成された表示画面のうちのLCDパネル部106のサイズに応じた表示範囲を、フリック速度に応じた速度でフリック方向に応じた方向に移動させる。
表示範囲が表示画面の端部(先端/終端)に到達すると、パネルCPU101は、LCDパネル部106の表示上に端部に到達した旨のメッセージをポップアップ表示して、端部に到達したことを通知する。
図4は、フリック速度が速い場合の表示の遷移を表わしている。この場合、パネルCPU101は、フリックに応じた速い速度で表示をスクロールする。
これは、参照したい情報が予めどの位置にあるかを把握しているために、ユーザーがリストの情報を確認せずに速いスクロールを実施している場合が想定される。
この場合、ユーザーは一刻も速く終端に到達したことを判断したいと考えられる。そこで、パネルCPU101は、表示領域が表示画面の終端に到達すると、到着後に直ちに、上記メッセージをポップアップ表示する。
図5は、フリック速度が遅い場合を表わしている。この場合、パネルCPU101は、フリックに応じた遅い速度で表示をスクロールする。
これは、参照したい情報をどの位置にあるかを把握しておらず、ユーザーがリストの情報を確認しながら少しずつスクロールする場合が想定される。
この場合は、ユーザーはリストの終端に到達してもリストの情報を確認していると考えられる。そこで、パネルCPU101は、表示領域が表示画面の終端に到達すると、到着後に直ちに上記メッセージをポップアップ表示せずに、予め規定した所定期間の経過の後に上記メッセージをポップアップ表示する。
<機能構成>
図6は、上記動作を行なうための、操作部13を制御するための制御装置の機能構成の具体例を示すブロック図である。図6の各機能は、パネルCPU101がROM102に記憶された制御プログラムをRAM103に読み出して実行することで、主に、パネルCPU101上に形成されるものとするが、少なくとも一部が、図3の回路構成に示されたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図6を参照して、パネルCPU101は、タッチパネルであるLCDパネル部106に対するタッチ操作に応じた操作信号の入力を受け付けるための入力部201と、操作信号を解析することで、LCDパネル部106に対するフリック操作などのスクロールを指示するためのジェスチャー操作を検知するための検知部202と、当該ジェスチャーの速度を算出して予め記憶しているしきい値と比較することで「速い」ジェスチャー操作であるか「遅い」ジェスチャー操作であるかを判断するための速度判断部203と、ジェスチャー速度に応じた速度で表示をスクロールするためのスクロール処理部204と、スクロールの結果、表示範囲が表示画面の端部に到達したことを検知し、その旨を、予め記憶しているメッセージをフリック速度に応じたタイミングでポップアップ表示することで通知するための通知部205とを含む。
<動作フロー>
図7は、操作部13を制御するための制御装置での動作の流れを表わすフローチャートである。図7のフローチャートに表わされた動作は、パネルCPU101がROM102に記憶された制御プログラムをRAM103に読み出して実行し、図6の各機能を発揮させることによって実現される。
図7を参照して、パネルCPU101は、フリック操作などのスクロールを指示するためのジェスチャー操作を検知すると(ステップS101)、スクロールの結果、たとえばリスト表示などの表示画面における表示範囲が先端/終端である端部に到達したか否かを判断する。
端部に到達している場合(ステップS103でYES)、パネルCPU101は、速いスクロールの結果端部への到達が所定時間よりも速いか、遅いスクロールの結果端部への到達が所定時間よりも遅いか、を判断する。
その結果、遅いスクロールであった場合(ステップS105でNO)、パネルCPU101は、スクロールの後にポップアップ表示して端部に到達したことを通知するまでの時間である所定時間を設定する(ステップS107)。そして、当該所定時間が経過すると(ステップS109でYES)、パネルCPU101は、予め記憶している、端部に到達したことを通知するためのメッセージをポップアップ表示することで、表示が表示画面の端部に到達していることを通知する(ステップS111)。
一方、速いスクロールであった場合には(ステップS105でYES)、パネルCPU101は、予め記憶しているメッセージを、端部に到達したタイミングで、つまり、直ちにポップアップ表示することで、表示が表示画面の端部に到達していることを通知する(ステップS111)。
なお、上記ステップS107でパネルCPU101は、上記所定時間として予め規定された時間を設定してもよいし、表示画面における情報量に基づいて算出した時間を設定してもよい。
図8は、後者の場合の動作の流れを表わすフローチャートであって、図7のステップS105でNOであった場合の、以降の動作を表わしたものである。
すなわち、図8を参照して、パネルCPU101は、表示画面の端部に到達したスクロール後の表示範囲内の情報量を取得する(ステップS106)。ここでの情報量は、たとえば文字数であってもよいし、画像の面積であってもよいし、文字数と画像の面積との合計であってもよいし、背景色以外の色の画素数であってもよい。
パネルCPU101は、上記ステップS106で取得した情報量に基づいて上記所定時間を設定する(ステップS107’)。ここでは、たとえば、パネルCPU101は、予め情報量をパラメータとした所定時間を算出するための式を記憶しておき、上記ステップS106で取得した情報量を代入することで所定時間を得てもよい。一例として、情報量が文字数の場合、パネルCPU101は、文字数×0.5秒/10文字、などの式を記憶しておいてもよい。
<実施の形態の効果>
本実施の形態にかかるMFP1において操作部13を制御するための制御装置が以上の表示制御を行なうことによって、フリック操作等のジェスチャー操作によって表示をスクロールして表示画面の端部に到達した場合に、スクロールの速度が速い場合には端部に到達した旨が直ちに通知され、スクロール速度が遅い場合には所定時間の経過後に通知される。
そのため、ユーザーが情報を閲覧しながらゆっくりとスクロールしている場合に、閲覧している情報の内容を通知によって妨げられることがなく、また、速くスクロールしている場合には端部に到達したことを直ちに判断することができる。特に、上記の例のように、表示画面が、同じような画面の連続した、リスト表示である場合には、スクロールの結果、表示画面の端部に到達したことを、閲覧を妨げることなく適切なタイミングで判断することができる。
さらに、端部を表示しているときの情報量に応じて通知するタイミングを変化させることで、ユーザーは、情報量が少ないときには通知を待たされることなく、また、情報量が多いときには閲覧終了前に表示されて閲覧の妨げとなることなく、端部に到達したことを判断することができる。
<変形例1>
図9は、フリック速度が遅い場合の表示の遷移の変形例を表わした図である。
図9を参照して、他の例として、パネルCPU101は、スクロールが遅い場合に、表示画面の端部に到達したタイミングでいったん半透明でメッセージを表示し、所定時間経過後に、メッセージを非透明に切り替えるようにしてもよい。
図10は、この場合の、操作部13を制御するための制御装置での動作の流れを表わすフローチャートである。図10のフローチャートに表わされた動作もまた、パネルCPU101がROM102に記憶された制御プログラムをRAM103に読み出して実行し、図6の各機能を発揮させることによって実現される。図10の動作は、図7の動作と異なる点を異なるステップ番号で表わしている。
すなわち、図10を参照して、受け付けたジェスチャー操作に従ったスクロールが遅いスクロールであった場合と判断した場合(ステップS105でNO)、パネルCPU101は、予め記憶している、端部に到達したことを通知するためのメッセージを、半透明の表示態様にて直ちにポップアップ表示することで、表示が表示画面の端部に到達していることを通知する(ステップS201)。それとともに、パネルCPU101は、スクロールの後に上記ポップアップ表示を非透明に切り替えるまでの時間である所定時間を設定する(ステップS203)。そして、当該所定時間が経過すると、または経過するよりも以前であっても上記ポップアップ表示された画面に対して新規にジェスチャー操作がなされた場合(ステップS205でYES)、パネルCPU101は、上記ポップアップ表示の表示態様を非透明に切り替える(ステップS207)。
なお、上記ステップS203でもパネルCPU101は、上記所定時間として表示画面における情報量に基づいて算出した時間を設定してもよい。
図11は、後者の場合の動作の流れを表わすフローチャートであって、図10のステップS201以降の動作を表わしたものである。
すなわち、図11を参照して、パネルCPU101は、上記ステップS201で半透明の表示態様でメッセージをポップアップ表示した後、表示画面の端部に到達したスクロール後の表示範囲内の情報量を取得する(ステップS202)。ここでの情報量もまた、文字数であってもよいし、画像の面積であってもよいし、文字数と画像の面積との合計であってもよいし、背景色以外の色の画素数であってもよい。
パネルCPU101は、上記ステップS202で取得した情報量に基づいて上記所定時間を設定する(ステップS203’)。ここでは、たとえば、パネルCPU101は、予め情報量をパラメータとした所定時間を算出するための式を記憶しておき、上記ステップS202で取得した情報量を代入することで所定時間を得てもよい。一例として、情報量が文字数の場合、パネルCPU101は、文字数×0.5秒/10文字、などの式を記憶しておいてもよい。
操作部13を制御するための制御装置がこのような表示制御を行なうことによって、ユーザーがジェスチャー操作を用いて表示された情報を閲覧しながらゆっくりとスクロールしている場合でも、閲覧している情報の内容を通知によって妨げることなく、表示画面の端部に到達したことを直ちに通知することができる。
さらに、端部を表示しているときの情報量に応じて半透明から非透明に表示態様を切り替えるタイミングを変化させることで、ユーザーは、情報量が少ないときには通知を待たされることなく、また、情報量が多いときには閲覧終了前に表示されて閲覧の妨げとなることなく、端部に到達したことを判断することができる。
<変形例2>
なお、以上の例では、パネルCPU101が、フリック操作等のスクロールを指示するジェスチャー操作の速度に応じてスクロール速度を決定するものとしている。
他の例として、パネルCPU101は、1回のスクロール指示に応じて予め規定された量のスクロールをするものとしてもよい。この場合、パネルCPU101は、細かい間隔で多数のスクロール指示を受け付けると、その間隔ごとに規定量のスクロールを行なうため、速いスクロールを行なうことになる。このとき、パネルCPU101は、スクロール指示の開始から表示画面の端部に到達するまでの時間を、予めしきい値として記憶している時間と比較して、到達するまでの時間が上記しきい値よりも短い場合に速いスクロール、上記しきい値よりも長い場合に遅いスクロール、と判断してもよい。
さらに、パネルCPU101に上述の動作を実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 MFP、2 後処理装置、3 PC、10 自動原稿給送装置、11 スキャナー部、12 プリンター部、13 操作部、14 給紙トレイ、15 大容量給紙トレイ、16 制御部、100 本体CPU、101 パネルCPU、102 ROM、103 RAM、104 LCD制御部、105 VRAM、106 パネル部、108 ハードキー操作部、111 入出力制御部、201 入力部、202 検知部、203 速度判断部、204 スクロール処理部、205 通知部。

Claims (8)

  1. タッチパネルの表示を制御する制御装置であって、
    前記タッチパネルに対するジェスチャー操作を検知するための検知手段と、
    前記ジェスチャー操作に従って表示画面のうちの前記タッチパネルでの表示範囲をスクロールするためのスクロール処理手段と、
    前記スクロールの結果、前記表示範囲が前記表示画面の端部に到達したことを通知するための通知手段とを備え、
    前記通知手段は、前記表示範囲が前記端部に到達してから、前記表示範囲が前記端部に到達した際の前記スクロールの速度に応じた時間の経過の後に、前記端部に到達したことを通知する、制御装置。
  2. 前記通知手段は、前記速度が予め規定された速度よりも速い場合には前記表示範囲が前記端部に到達したタイミングで通知し、前記速度が前記予め規定された速度よりも遅い場合には前記端部に到達してから所定時間の経過の後に通知する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記通知手段は、前記速度が予め規定された速度よりも速い場合には前記表示範囲が前記端部に到達したタイミングで前記タッチパネルの表示の上に重ねて通知画面を表示することで前記端部に到達したことを通知し、前記速度が前記予め規定された速度よりも遅い場合には、前記表示範囲が前記端部に到達したタイミングで前記通知画面を前記タッチパネルの表示の上に重ねて半透明の表示態様で表示して、前記端部に到達してから所定時間の経過の後、または前記所定時間の経過よりも以前に前記通知画面に対する操作を受け付けると、前記通知画面の表示態様を半透明から非透明に切り替える、請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記通知手段は、前記所定時間を、前記端部を表示範囲としたときの前記表示範囲内の情報量に基づいて、前記情報量が多い方が長くなるよう設定する、請求項2または3に記載の制御装置。
  5. 前記情報量は文字数である、請求項4に記載の制御装置。
  6. タッチパネルと、
    前記タッチパネルの表示を制御するための、請求項1〜5のいずれかに記載の制御装置とを備える、画像形成装置。
  7. タッチパネルでの表示方法であって、
    前記タッチパネルに対するジェスチャー操作を検知するステップと、
    前記ジェスチャー操作に従って表示画面のうちの前記タッチパネルでの表示範囲をスクロールして表示するステップと、
    前記スクロールの結果、前記表示範囲が前記表示画面の端部に到達したことを通知するステップとを備え、
    前記通知するステップでは、前記表示範囲が前記端部に到達してから、前記表示範囲が前記端部に到達した際の前記スクロールの速度に応じた時間の経過の後に、前記端部に到達したことを通知する、表示方法。
  8. タッチパネルを有するコンピュータに、表示の制御を行なわせるための制御プログラムであって、
    前記タッチパネルに対するジェスチャー操作を検知するステップと、
    前記ジェスチャー操作に従って表示画面のうちの前記タッチパネルでの表示範囲をスクロールして表示するステップと、
    前記スクロールの結果、前記表示範囲が前記表示画面の端部に到達したことを通知するステップとを前記コンピュータに実行させ、
    前記通知するステップでは、前記表示範囲が前記端部に到達してから、前記表示範囲が前記端部に到達した際の前記スクロールの速度に応じた時間の経過の後に、前記端部に到達したことを通知する、制御プログラム。
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