JP2014071468A - 情報コード - Google Patents

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Abstract

【課題】コード表示に要するスペースを抑えつつデータの格納量を増やすことができ、更に、セキュリティ面及び利便性の面で有利な情報コード及び情報コード読取システムを提供する。
【解決手段】情報コードCzは、第1コードCaの暗色モジュールMb1の領域には、可視光領域の第1波長帯の光の及び第3波長帯の光の場合に視認可能となり、第2波長帯の光では視認不能となる第1インクでモジュールが描画される。第1コードCaの暗色モジュールMb1と第2コードCbの暗色モジュールMb2とが共に配置される領域は、第1及び第2波長帯の光の場合に視認可能となる第2インクでモジュールが描画される。更に、第1コードCaの明色モジュールMw1と、第2コードCbの暗色モジュールMb2とが共に配置される領域には、第1及び第2波長帯の光の場合に視認不能となり、第3波長帯の光の場合に視認可能となる第3インクによってモジュールが描画される。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報コードに関するものである。
情報コードの分野では、セキュリティ面が重視されつつあり、セキュリティ性を高める例としては、例えば特許文献1のようなものが提供されている。特許文献1で開示されるシステムでは、暗号化したデータを記録した情報コードを印刷すると共にその情報コードに重ねる形で、鍵情報を印刷している。但し、この鍵情報は、紫外線下においてのみ視認できるようになっており、読取時には紫外線を照射して鍵情報を視認可能とした上で、ユーザにこの鍵情報を入力させ、入力された鍵情報に基づいてコード内の暗号データを解読している。
特開2010−146461公報
上記特許文献1の技術を用いれば、セキュリティ面で有利になるが、その一方で利便性が犠牲になってしまう。特に、特許文献1の技術では、読取時にユーザが鍵情報を視認した上で入力する必要があり、小さな鍵情報を目視によって把握しなければならない。更に、手操作によって鍵情報を入力しなければならないため、非常に煩わしいものとなってしまう。
一方、情報コードは、より多くのデータを格納しうる構成が望ましいが、特許文献1の情報コードは、格納量の面では一般的な情報コードと同じであり、このような要求に応えることはできない。また、格納量を増大させる方法としては、複数の情報コードにデータを格納するといった方法も考えられるが、この方法では情報コードの形成に要するスペースが大きくなってしまうという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、コード表示に要するスペースを抑えつつデータの格納量を増やすことができ、更に、セキュリティ面及び利便性の面で有利な情報コード及び情報コード読取システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、読取システムに関するものであり、
第1種モジュール及び第2種モジュールを有する第1コードと、第3種モジュール及び第4種モジュールを有する第2コードとを重ねて配置した情報コードと、
前記情報コードを読み取る読取装置と、
を備えた読取システムであって、
前記情報コードにおいて、少なくとも前記第1コード及び前記第2コードの固定パターン以外の領域は、
前記第1コードの前記第1種モジュールが配置されるべき領域には、可視光領域の第1波長帯の光が照射されたとき及び前記第1波長帯とは異なる第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ前記第1波長帯及び前記第3波長帯とは異なる第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となる第1インクでモジュールが描画され、
前記第1コードの前記第1種モジュールが配置されるべき領域のうち、前記第2コードの前記第3種モジュールが配置されるべき領域には、前記第1波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ前記第2波長帯の光が照射されたときにも視認可能となる第2インクでモジュールが描画され、
前記第1コードの前記第2種モジュールが配置されるべき領域のうち、前記第2コードの前記第3種モジュールが配置されるべき領域には、前記第1波長帯の光が照射されたとき及び前記第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となり且つ前記第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となる第3インクによってモジュールが描画されており、
前記読取システムは、
前記情報コードを撮像可能な撮像部と、
前記第1波長帯の光を照射する第1波長帯光照射手段と、
前記第2波長帯の光を照射する第2波長帯光照射手段と
前記第3波長帯の光を照射する第3波長帯光照射手段と、
前記第1波長帯の光が前記情報コードに照射された状態で前記撮像部によって得られた第1撮像画像に基づいて前記第1コードを解読する第1コード解読手段と、
前記第1撮像画像と、前記第2波長帯光照射手段によって前記第2波長帯の光が前記情報コードに照射された状態で前記撮像部によって得られた第2撮像画像と、前記第3波長帯光照射手段によって前記第3波長帯の光が前記情報コードに照射された状態で前記撮像部によって得られた第3撮像画像とに基づいて、前記第2コードの前記第3種モジュールの領域及び前記第4種モジュールの領域を特定する第2コード特定手段と、
前記第2コード特定手段によって各モジュール領域が特定された前記第2コードを解読する第2コード解読手段と、
を備えたことを特徴とする。
第2の発明は、情報コードに関するものであり、
第1種モジュール及び第2種モジュールを有する第1コードと、第3種モジュール及び第4種モジュールを有する第2コードとを重ねて配置した情報コードであって、
少なくとも前記第1コード及び前記第2コードの固定パターン以外の領域は、
前記第1コードの前記第1種モジュールが配置されるべき領域には、可視光領域の第1波長帯の光が照射されたとき及び前記第1波長帯とは異なる第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ前記第1波長帯及び前記第3波長帯とは異なる第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となる第1インクでモジュールが描画され、
前記第1コードの前記第1種モジュールが配置されるべき領域のうち、前記第2コードの前記第3種モジュールが配置されるべき領域には、前記第1波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ前記第2波長帯の光が照射されたときにも視認可能となる第2インクでモジュールが描画され、
前記第1コードの前記第2種モジュールが配置されるべき領域のうち、前記第2コードの前記第3種モジュールが配置されるべき領域には、前記第1波長帯の光が照射されたとき及び前記第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となり且つ前記第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となる第3インクによってモジュールが描画されていることを特徴とする。
請求項1の発明は、第1種モジュール及び第2種モジュールを有する第1コードと、第3種モジュール及び第4種モジュールを有する第2コードとを重ねて配置した情報コードを用いている。この情報コードにおいて、少なくとも第1コード及び第2コードの固定パターン以外の領域は、第1コードの第1種モジュールが配置されるべき領域には、可視光領域の第1波長帯の光が照射されたとき及び第1波長帯とは異なる第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ第1波長帯及び第3波長帯とは異なる第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となる第1インクでモジュールが描画されている。
更に、第1コードの第1種モジュールが配置されるべき領域のうち、第2コードの第3種モジュールが配置されるべき領域には、第1波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ第2波長帯の光が照射されたときにも視認可能となる第2インクでモジュールが描画されている。
この構成では、読取システムの第2波長帯光照射手段によって第2波長帯の光を照射したときに得られる第2撮像画像において、第2インクの描画領域(即ち、第1種モジュールと第2種モジュールが共に配置される領域)を特定できる。更に、第1波長帯光照射手段によって第1波長帯の光を照射したときに得られる第1撮像画像は、第1インクの描画領域(第1種モジュールが配置されるべき領域)を特定できる。従って、これらを比べることで、第1コードの第1種モジュールと第2コードの第3種モジュールが共に配置される領域と、第1コードの第1種モジュールと第2コードの第4種モジュールが共に配置される領域を特定できる。つまり、第1コードの第1種モジュールの領域が特定でき、残余の領域が第2種モジュールの領域として特定できるため、第1コードのモジュール配列が判明し、第1コードを良好に解読できるようになる。
更に、第1コードの第2種モジュールが配置されるべき領域のうち、第2コードの第3種モジュールが配置されるべき領域には、第1波長帯の光が照射されたとき及び第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となり且つ第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となる第3インクによってモジュールが描画されている。この構成によれば、第3波長帯光照射手段によって第3波長帯の光が照射したときの得られる第3撮像画像に基づいて、第1種モジュール及び第3種モジュールの少なくともいずれかが配置される領域が特定できるため、この領域から所定領域(第1コードの第1種モジュールと第2コードの第4種モジュールが共に配置される領域)を除けば、第2コードの第3種モジュールが配置される領域を特定できる。そして、残余の領域が第4種モジュールの領域として特定できるため、第2コードのモジュール配列が判明し、第2コードを良好に解読できるようになる。
このように情報コードに特徴を持たせる一方で、第1波長帯光照射手段、第2波長帯光照射手段、第3波長帯光照射手段によって照明光を照射したときの各撮像結果を取得可能とすることで、重ねて配置される第1コード及び第2コードを良好に解読できるようになる。特にこの構成では、狭い領域に2つのコードを支障なく配置することができるため、コード表示に要するスペースを効果的に抑えつつデータの格納量を増やすことができる。また、一般的な読取装置では解読ができないためセキュリティ性が高く、逆に上記読取装置があれば複雑な入力操作等を行わなくても解読できるため、利便性が高くなる。
請求項2の発明では、前記第1種モジュール及び前記第3種モジュールは暗色モジュールであり、前記第2種モジュール及び前記第4種モジュールは明色モジュールとなっている。
このように、2つの情報コードを明暗で表されるコードとし、第1種モジュールと第3種モジュールを暗、第2種モジュールと第4種モジュールを明とすれば、第1種モジュールが第3種モジュールと重なる領域、及び第4種モジュールと重なる領域をそれぞれ区別しやすく、第1種モジュールを、第3種モジュール及び第4種モジュールから分離しやすくなる。同様に、第3種モジュールが第1種モジュールと重なる領域、及び第2種モジュールと重なる領域をそれぞれ区別しやすく、第3種モジュールを、第1種モジュール及び第2種モジュールから分離しやすくなる。
請求項3の発明では、前記第2波長帯は赤外光の波長帯であり、前記第3波長帯は紫外光の波長帯であり、前記第1インクは、赤外光を透過する赤外光透過インクであり、前記第3インクは、可視光が照射されたときに発光せず、紫外光が照射されたときに発光する紫外光発光インクである。
この構成では、通常環境下では量の少ない赤外光や紫外光をいずれも照射できなければ第1コードと第2コードを分離できないため、情報コードが解読できず、一般の装置で偶然に解読されてしまう事態をより確実に防ぐことができ、セキュリティ性が一層高まる。
請求項4の発明では、前記第2コード特定手段は、前記第3撮像画像のモジュール描画で特定される前記第1種モジュール及び前記第3種モジュールの少なくともいずれかの配置領域から、前記第1撮像画像のモジュール描画で特定される前記第1種モジュールの配置領域を除き、且つ前記第2撮像画像のモジュール描画で特定される前記第1種モジュール且つ前記第3種モジュールの配置領域を加えることで得られたモジュール配列を、前記第2コードの前記第3種モジュールの配列として特定し、残余の配列を前記第4種モジュールの配列として特定する。
このようにすることで、3種類の撮像画像が得られれば、重ねられた4種類のモジュール領域をより簡易に且つより正確に特定可能となる。
請求項5の発明では、前記情報コードにおいて、前記第1コードと前記第2コードは、特定種類の固定パターンの配置領域が同一とされた同種の情報コードであり、前記第1コード及び前記第2コードの固定パターンの領域は少なくとも前記第2インクで描画されている。
このように特定種類の固定パターンの配置領域が同一の2つのコードを配置すれば、その重ねられた情報コードにおける当該特定種類の固定パターンもそれらと同一の形状となり、重ねられた情報コードを第1コード及び第2コードの種類の情報コード若しくはそれに関連する情報コードと認識させやすくなる。また両コードにおいて特定種類の固定パターンがずれないため、図形として明瞭になり、重ねられたコードであっても、ユーザにその固定パターンが存在することを確実に認識させることができる。従って、読取装置を使用するユーザは違和感なく情報コードを読み取ることができる。
請求項6の発明によれば、請求項1と同様の効果を奏する情報コードを実現できる。
請求項7の発明によれば、請求項2と同様の効果を奏する情報コードを実現できる。
請求項8の発明によれば、請求項3と同様の効果を奏する情報コードを実現できる。
請求項9の発明によれば、請求項5と同様の効果を奏する情報コードを実現できる。
図1は、第1コードと第2コードを合成した情報コードと、この情報コードを読み取る読取装置とを備えた情報コード読取システムを概略的に例示するブロック図である。 図2は、図1の情報コードに重ねられている第1コード及び第2コードのそれぞれの明暗パターンを示す説明図である。 図3は、第1実施形態に係る情報コードにおいて第1コードと第2コードがどのように重ねられているかを説明する説明図である。 図4は、図3の下段に示す情報コードにおいて各種類のモジュールがどのように構成されているかを説明する説明図である。 図5は、本発明に係る情報コードを生成する生成装置を概略的に例示するブロック図である。 図6は、図5の装置による情報コードの生成処理の流れを例示するフローチャートである。 図7(A)は、紫外線発光インクで描画されるパターンを説明する説明図であり、図7(B)は、通常インクで描画されるパターンを説明する説明図であり、図7(C)は、赤外線透過インクで描画されるパターンを説明する説明図である。 図8は、図7の読取装置による読取処理の流れを例示するフローチャートである。 図9(A)は、可視光を照射した状態での撮像画像を概略的に説明する説明図であり、図9(B)は、赤外光を照射した状態での撮像画像を概略的に説明する説明図であり、図9(C)は、紫外光を照射した状態での撮像画像を概略的に説明する説明図である。 図10(A)は、図9(C)の画像の暗部分から、図9(A)の画像の暗部分を除いたパターンを示す説明図であり、図10(B)は、図9(B)の画像の暗部分と図10(A)の画像の暗部分を組み合わせたパターンを示す説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示す情報コード読取システム1(以下、単に読取システム1ともいう)は、暗色モジュールMb1(第1種モジュール)及び明色モジュールMw1(第2種モジュール)を有する第1コードCa(図2参照)と、暗色モジュールMb2(第3種モジュール)及び明色モジュールMw2(第4種モジュール)を有する第2コードCb(図2参照)とを重ねて配置した情報コードCz(図3下段参照)と、この情報コードCzを読み取る読取装置40とを備えてなるものである。
(情報コード)
まず、情報コードCzについて説明する。
情報コードCzは、図2左側に示す第1コードCaの少なくとも一部と、第2コードCbの少なくとも一部を同じ領域に配置してなるものであり、以下の代表例では、第1コードCaの全体と第2コードの全体が同じ領域に重ねて配置された例について説明する。
図2に示すように、第1コードCaは、暗色モジュールMb1又は明色モジュールMw1からなるセルをマトリックス状に配置してなるものであり、矩形状のコード領域内に複数行複数列(図2の例では21行21列)で各セルが配置されている。具体的には、第1コードCaは、QRコード(登録商標)として構成されており、矩形状のコード領域の4つの角部のうちの3つの角部に、固定パターンとしての位置検出パターン(切り出しシンボル)FP11,FP21,FP31がそれぞれ配置されている。
第2コードCbは、暗色モジュールMb2又は明色モジュールMw2からなるセルをマトリックス状に配置してなるものであり、矩形状のコード領域内に複数行複数列(図2の例では21行21列)で各セルが配置されている。具体的には、第2コードCbも、QRコード(登録商標)として構成されており、矩形状のコード領域の4つの角部のうちの3つの角部に、固定パターンとしての位置検出パターン(切り出しシンボル)FP12,FP22,FP32がそれぞれ配置されている。図2等に示す例では、第1コードCa及び第2コードCbは、互いに行数及び列数が同一となっており、コード領域の全体サイズも同一となっている。
図3に示すように、情報コードCzは、第1コードCaと第2コードCbを重ねた構成となっている。上述したように、第1コードCa及び第2コードCbは、互いに行数及び列数が同一となっており、コード領域の全体サイズも同一となっている。従って、これらの外縁部を揃えるように互いに重ね合わせたときには、第1コードCaの各暗色モジュールMb1に対して、第2コードCbの暗色モジュールMb2又は明色モジュールMw2が揃うように重なり、明色モジュールMw1に対して、第2コードCbの暗色モジュールMb2又は明色モジュールMw2が揃うように重なることになる。
なお、図3の下部には、重ね合わせて構成される情報コードCzを示しており、情報コードCzを構成する各モジュール(M1、M2)のうち、第1コードCa(コードA)の暗色モジュールMb1が配置され、第1コードCb(コードB)の暗色モジュールMb2が配置されるモジュールはクロスハッチングで示している。また、第1コードCa(コードA)の暗色モジュールMb1が配置され、第1コードCb(コードB)の明色モジュールMw2が配置されるモジュールは第1の種類の斜めハッチングで示している。また、第1コードCa(コードA)の明色モジュールMw1が配置され、第1コードCb(コードB)の暗色モジュールMb2が配置されるモジュールは第2の種類の斜めハッチングで示している。また、第1コードCa(コードA)の明色モジュールMw1が配置され、第1コードCb(コードB)の明色モジュールMw2が配置されるモジュールはハッチングなしで示している。この情報コードCzは、通常環境下(可視光照射環境下)での外観上は、何らかのハッチングが付された部分が暗色モジュールとして把握され、ハッチング無しの部分が明色モジュールとして把握されることになる。
そして、この情報コードCzは、少なくとも第1コードCa及び第2コードCbの固定パターン以外の領域(例えば、位置検出パターンFP11、FP21、FP31、FP12、FP22、FP32以外の領域)において、第1コードCaの暗色モジュールMb1が配置されるべき領域には、可視光領域の第1波長帯の光が照射されたとき及び第1波長帯とは異なる第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ第1波長帯及び第3波長帯とは異なる第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となる第1インクでモジュールが描画されている。また、第1コードCaの暗色モジュールMb1が配置されるべき領域のうち、第2コードCbの暗色モジュールMb2が配置されるべき領域には、第1波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ第2波長帯の光が照射されたときにも視認可能となる第2インクでモジュールが描画されている。更に、第1コードCaの明色モジュールMw1が配置されるべき領域のうち、第2コードCbの暗色モジュールMb2が配置されるべき領域には、第1波長帯の光が照射されたとき及び第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となり且つ第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となる第3インクによってモジュールが描画されている。以下では、このような情報コードCzの形成方法(当該情報コードCzが付された媒体の製造方法)について説明する。
(コード形成装置)
図5に示すように、コード形成装置は、コンピュータ等の公知の情報処理装置によって構成された生成装置10と、複数種類のインクによって印刷を行うことができる印刷装置20(形成装置)とによって構成されている。この構成では、生成装置10は、情報コードCzを印刷するための印刷データを生成するように機能し、印刷装置20はその印刷データに従って情報コードCzを紙などのシート媒体等に印刷するように機能している。
生成装置10は、CPU等からなる制御部11と、表示パネルなどからなる表示部12と、キーボート等からなる操作部13と、外部装置との通信(有線通信、無線通信等)を行う通信部14とを備えている。なお、図示はしていないが、半導体メモリやハードディスクドライブなどからなる記憶部等も設けられている。また、印刷装置20は、第1インクで印刷を行う第1印刷部21と、第2インクで印刷を行う第2印刷部22と、第3インクで印刷を行う第3印刷部23とを有している。この印刷装置20は、例えば公知のインクジェットプリンタ等として構成されており、同一の形成対象物R(紙等)に対して複数種類のインクで印刷することができる。なお、同一の形成対象物R(紙等)に対して複数種類のインクで印刷する技術はカラープリンタ等で公知であるので詳細な説明は省略するが、同一の形成対象物R(紙等)に対して各印刷部で順番に印刷する構成であってもよく、第1インク、第2インク、第3インクを備えたインクタンクを駆動して同時期に3種以上のインクで印刷するような構成であってもよい。以下の代表例では、同一の形成対象物R(紙等)に対して第1印刷部21、第2印刷部22、第3印刷部23で順番に印刷する例を挙げて説明する。
また、第1印刷部21で用いられる第1インクは、公知の赤外線透過インク(赤外線反応インク)であり、例えば750〜1000nmの赤外線の波長帯(第2の波長帯)の照射光が当てられたときに透過して透明状態又は略透明状態になり視認不能又は視認困難となるものである。なお、ここでいう「視認不能又は視認困難」とは、可視光環境下よりも透明性が高いことを意味し、完全な透明であってもよく、若干視認できる半透明状態であってもよい。また、第1インクは、380〜750nmの可視光の波長帯(第1の波長帯)の照射光が当てられたとき、及び10〜380nmの紫外線の波長帯(第3の波長帯)の照射光が当てられたときに、所定の暗色(黒色、藍色、青色等)として視認できるインクである。
第2印刷部22で用いられる通常インク(第2インク)は、380〜750nmの可視光の波長帯(第1の波長帯)の照射光が当てられたときにも、750〜1000nmの赤外線の波長帯(第2の波長帯)の照射光が当てられたときにも、10〜380nmの紫外線の波長帯(第3の波長帯)の照射光が当てられたときにも、所定の暗色(黒色、藍色、青色等)として視認できるインクである。
第3印刷部23で用いられる紫外線発光インク(第3インク)は、例えば10〜380nmの紫外線の波長帯(第3の波長帯)の照射光が当てられたときに発光し、その照射時に所定色(例えば青色、藍色、緑色等の所定の暗色)で視認できるインクである。また、第3インクは、380〜750nmの可視光の波長帯(第1の波長帯)の照射光が当てられたとき、及び750〜1000nmの赤外線の波長帯(第2の波長帯)の照射光が当てられたときに、視認不能又は視認困難となるインクである。なお、ここでいう「視認不能又は視認困難」とは、紫外光照射環境下よりも発光性が低いことを意味し、全く発光せずに完全に視認できない状態であってもよく、ほぼ透明ではあるがわずかにインクの跡が見える状態などであってもよい。
(コード形成処理)
この形成装置では、図6のようにコード形成処理(印刷処理)が行われる。
図6に示す印刷処理では、まず、S1において、第1コードCa(コードA)の画像を生成する。例えば、生成装置10の操作部にて入力されたデータ或いは通信部にて外部から取得されたデータを記録するように第1コードCaの画像を生成する。次いで、S2において、第2コードCb(コードB)の画像を生成する。この場合も、生成装置10の操作部にて入力されたデータ或いは通信部にて外部から取得されたデータを記録するように第1コードCaの画像を生成する。なお、所定データを記録するようにQRコード等の情報コードの画像データ(明暗パターン)を生成する技術は公知の様々な方法を用いることができる。
そして、第1コードCaと第2コードCbの合成データを生成する。本実施形態では、第1コードCaと第2コードCbは、行数及び列数が同一となっており、重ね合わせたときに第1コードCaの各モジュール(セル)の位置に第2コードCbの各モジュール(セル)が配置されるため、S3では、合成された情報コードCz(図3下段)の各モジュール(セル)がどのような組合せになっているかを特定するデータは生成する。具体的には、図3のような情報コードCzにおいて、第1コードCaの暗色モジュールMb1と第2コードCbの暗色モジュールMb2が重なる各位置(図2下段におけるクロスハッチングのセル位置)を特定するデータを生成する。更に、第1コードCaの暗色モジュールMb1と第2コードCbの明色モジュールMw2が重なる各位置(図2下段における第1種のハッチングのセル位置)を特定するデータを生成する。また、第1コードCaの明色モジュールMw1と第2コードCbの暗色モジュールMb2が重なる各位置(図2下段における第2種のハッチングのセル位置)を特定するデータを生成する。そして、第1コードCaの明色モジュールM21と第2コードCbの明色モジュールMw2が重なる各位置(図2下段におけるハッチングなしのセル位置)を特定するデータを生成する。
このように、各種類のセル位置が特定できた後には、位置検出パターン以外の位置において第1コードCa(コードA)が明色モジュールであり且つ第2コード(コードB)が暗色モジュールである位置に、それぞれ暗色モジュールを配置し、更に位置検出パターンの位置に暗色モジュールを配置した図形Pa(コードa:図7(A))の画像を生成する(S4)。
S4の後には、S4で生成された図形Paの画像を、第3印刷部23により上述の紫外線発光インクで印刷する。この第3印刷部23で用いられる紫外線発光インク(第3インク)は、例えば10〜380nmの紫外線の波長帯(第3の波長帯)の照射光が当てられたときに発光し、その照射時に所定色(例えば白色より暗色)で視認できるインクであり、このS5の処理により、図7(A)のような図形Paが所定の対象物R(紙等)に紫外線発光インクによって印刷されることになる。なお、紫外線発光インクが付されない領域は対象物の地の色(背景色であり、例えば白色等の明色)が示されることになる。
S5の後には、第1コードCa(コードA)が暗色モジュールであり且つ第2コード(コードB)が暗色モジュールである位置に暗色モジュールを配置し、位置検出パターンの位置にも暗色モジュールを配置した図形Pb(コードb:図7(B))の画像を生成する(S6)。
S6の後には、S6で生成された図形Pa(コードb)を、第2印刷部22により公知の通常インクで印刷する(S7)。この第2印刷部22で用いられる通常インク(第2インク)は、380〜750nmの可視光の波長帯(第1の波長帯)の照射光が当てられたときにも、750〜1000nmの赤外線の波長帯(第2の波長帯)の照射光が当てられたときにも、10〜380nmの紫外線の波長帯(第3の波長帯)の照射光が当てられたときにも、所定の暗色(白色よりも暗色、例えば黒色等)として視認できるインクであり、このS7の処理により、図7(B)のような図形Pbが対象物R(既に図形Paを印刷している対象物)に通常インクによって印刷されることになる。S7では、S5の処理で印刷された図7(A)の図形Paの上に重ねる形でS6の処理で生成された図形Pb(図7(B)を印刷する。具体的には、位置検出パターン同士を合わせる形で重ね、更に、縦横のモジュール配列(21×21の配列)を合わせる形で印刷する。なお、S5でも、S7でも印刷されない領域は、対象物Rの地の色(背景色)で示されることになる。
S7の後には、第1コードCa(コードA)が暗色モジュールの位置に暗色モジュールを配置し、更に位置検出パターンの位置にも暗色モジュールを配置した図形Pc(即ち、コードCaの暗色モジュールのみの図形)の画像(コードc:図7(C))を生成する(S8)。
S8の後には、S8で生成された図形Pcを、第1印刷部21により公知の赤外線透過インクで印刷する(S9)。この第1印刷部21で用いられる赤外線透過インク(第1インク)は、750〜1000nmの赤外線の波長帯(第1の波長帯)の照射光が当てられたときに透過して透明状態又は略透明状態(視認不能又は視認困難)となるものであり、380〜750nmの可視光の波長帯(第2の波長帯)の照射光が当てられたとき、及び10〜380nmの紫外線の波長帯(第3の波長帯)の照射光が当てられたときに、所定の暗色(白色よりも暗色であり、例えば黒色等)として視認できるインクであり、このS9の処理により、図7(C)のような図形Pcが対象物R(既に図形Pa、Pbが印刷されている対象物)に赤外線透過インクによって印刷されることになる。S9では、S5、S7の処理で印刷された図形Pa、Pbの上に重ねる形でS8の処理で生成された図形Pc(図7(C))を印刷する。具体的には、図7(A)、図7(B)、図7(C)の全ての図形Pa、Pb、Pcを、位置検出パターン同士を合わせる形で重ね、更に、縦横のモジュール配列(21×21の配列)を合わせる形で印刷する。このように印刷されることで図3下段に示す情報コードCzが形成されることになるが、この情報コードCzは、通常環境下では、紫外線発光インクのみで印刷されている部分が発光しないため、この色は対象物Pの地の色(背景色)となり、図7(D)のような図形Pdのように見えることになる。
(情報コード読取装置)
次に、情報コード読取装置40について説明する。
情報コード読取装置40(以下、単に読取装置40ともいう)は、QRコード(登録商標)等の二次元コードやバーコードなどからなる情報コードを撮像し、読み取る機能を有しており、更には、上述の対象物R(情報コード形成体)に形成された情報コードCzを読み取る機能を有している。
この情報コード読取装置40は、図1のように、CPU等からなる制御部41と、受光センサ(例えば、C−MOSエリアセンサ、CCDエリアセンサ等)を備えたカメラとして構成され、情報コードCzを撮像可能な撮像部42とを備えている。また、光源として、可視光(第1波長帯の光)を照射する可視光照射光源43と、赤外光(第2波長帯の光)を照射する赤外光照射光源44と、紫外光(第3波長帯の光)を照射する紫外光照射光源45とを備えている。更に、ROM,RAM,不揮発性メモリなどの記憶手段からなる記憶部46なども備えている。また、情報コード読取装置40には、液晶表示器などからなる表示部(図示略)や、各種操作キーなどからなる操作部(図示略)、外部装置との通信(有線通信や無線通信)を行う通信部(図示略)なども設けられている。
制御部41は、情報コード読取装置40全体を制御可能なマイコン等によって構成され、CPU、システムバス、入出力インタフェース等を備え、情報処理機能を有している。この制御部41は、後述する記憶部46と共に各種演算処理や制御処理を行い得る情報処理装置として機能している。
撮像部42は、情報コードCzが形成された対象物Rが撮像範囲に配置されたときに、この対象物Rからの反射光を受光センサ42aの受光面に結像させ、情報コードCzの画像データを生成するように機能している。受光センサ42aは、対象物Rに照射されて反射した反射光を受光可能に構成されるもので、例えば、C−MOSやCCD等の固体撮像素子である受光素子を2次元に配列したエリアセンサが、これに相当する。
また、結像レンズ42cは、例えば、鏡筒とこの鏡筒内に収容される複数の集光レンズとによって構成されており、受光センサ42aの受光面に情報コードCz(後述)のコード画像を結像するように機能している。光学系の受光センサ42aから出力される画像信号は、例えば記憶部46の画像データ蓄積領域に蓄積されるようになっている。
可視光照射光源43は、「第1波長帯光照射手段」の一例に相当し、例えば、380〜750nmの可視光の波長帯(第1の波長帯)の照明光を照射するものである。なお、図1の例では、可視光照射光源43a,43bが対をなして配置されている。また、赤外光照射光源44は、「第2波長帯光照射手段」の一例に相当し、、例えば750〜1000nmの赤外線の波長帯(第2の波長帯)の照射光を照射するものである。なお、図1の例では、赤外光照射光源44a,44bが対をなして配置されている。また、紫外光照射光源45は、「第3波長帯光照射手段」の一例に相当し、例えば、10〜380nmの紫外線の波長帯(第3の波長帯)の照射光を照射するものである。なお、図1の例では、紫外光照射光源45a,45bが対をなして配置されている。
記憶部46は、半導体メモリ装置などによって構成され、例えばRAM(DRAM、SRAM等)やROM(EPROM、EEPROM等)がこれに相当する。この記憶部46のうちのRAMには、前述した画像データ蓄積領域のほかに、制御部41が算術演算や論理演算等の各処理時に利用する作業領域や読取条件テーブルも確保可能に構成されている。またROMには、各種処理等を実行可能な所定プログラムやその他、照明光源、受光センサ42a等の各ハードウェアを制御可能なシステムプログラム等が予め格納されている。
(読取処理)
次に、図1の読取装置40によって行われる読取処理について説明する。
この読取処理は、例えば図8のような流れで行われる。この読取処理では、まず、可視光照射光源43により可視光(第1波長帯の照明光)を照射しつつその状態で情報コードCzのコード画像(コード画像A1)を取得する。図9(A)は、このときに得られるコード画像A1を示すものであり、この画像A1は、具体的には、第1インクで印刷された領域及び第2インクで印刷された領域が暗色として表れ、それ以外の領域は背景色の明色(対象物の地の色)が表れ、全体として第1コードCaの図形を示すものとなっている。
次に、赤外光照射光源44により赤外光(第2波長帯の照明光)を照射しつつその状態で情報コードCzのコード画像(コード画像B1)を取得する(S22)。図9(B)は、このときに得られるコード画像B1を示すものであり、この画像B1は、具体的には、第2インクで印刷された領域が暗色として表れ、それ以外の領域は背景色の明色(対象物の地の色)が表れたものとなっている。この画像は、第1コードCa及び第2コードCbのいずれもが暗色モジュールとなる領域の図形を示すものである。
次に、紫外光照射光源45により紫外光(第3波長帯の照明光)を照射しつつその状態で情報コードCzのコード画像(コード画像B2)を取得する(S23)。図9(C)は、このときに得られるコード画像B2を示すものであり、この画像B2は、具体的には、第1インク、第2インク、第3インクで印刷された領域(即ち、インクが付されている領域)が暗色として表れ、それ以外の領域(いずれのインクも付されていない領域)は背景色の明色(対象物の地の色)が表れたものとなっている。この画像は、第1コードCa及び第2コードCbの少なくともいずれかが暗色モジュールとなる領域の図形を示すものである。
そして、S24では、S21で得られたコード画像A1において、各セルの色情報を取得する。即ち、21×21で配列されたコード画像A1の複数のセルにおいて、いずれのセルが暗色であり、いずれのセルが明色であるかを特定する。同様に、S25では、S22で得られたコード画像B1において、各セルの色情報を取得する。即ち、21×21で配列されたコード画像B1の複数のセルにおいて、いずれのセルが暗色であり、いずれのセルが明色であるかを特定する。更に、S26では、S23で得られたコード画像B2において、各セルの色情報を取得する。即ち、21×21で配列されたコード画像B2の複数のセルにおいて、いずれのセルが暗色であり、いずれのセルが明色であるかを特定する。
S26の後には、コード画像B2の暗色モジュールの領域からコード画像A1の暗色モジュールの領域を除き、残余領域を明色としたコード画像B3を生成する(S27)。このコード画像B3は、第2コードCbのみが暗色モジュールとなる領域の図形を示すものである。
そして、S27の後には、コード画像B1とコード画像B3とを合成し、S22で得られたコード画像B1の暗色モジュールの領域と、S27で得られたコード画像B3の暗色モジュールの領域とを暗色モジュールとして表し、残りを明色モジュールとして表したコード画像B4を生成する(S28)。このコード画像B4は、全体として第2コードCbの図形を示すものとなる。
そして、S21で得られたコード画像A1(即ち、第1コードCaの画像)を解読(復号)し、第1コードCaに記録されたデータを出力する(S29)。更に、S28で得られたコード画像B4(即ち、第2コードCbの画像)を解読(復号)し、第2コードCbに記録されたデータを出力する(S30)。
本実施形態では、制御部41が「第1コード解読手段」の一例に相当し、第1波長帯の光が情報コードCzに照射された状態で撮像部42によって得られた第1撮像画像(コード画像A1)に基づいて第1コードCaを解読するように機能する。
制御部41は、「第2コード特定手段」の一例に相当し、上記第1撮像画像(コード画像A1)と、赤外光照射光源44によって第2波長帯の光が情報コードCzに照射された状態で撮像部42によって得られた第2撮像画像(コード画像B1)と、紫外光照射光源45によって第3波長帯の光が情報コードCzに照射された状態で撮像部42によって得られた第3撮像画像(コード画像B2)とに基づいて、第2コードCbの暗色モジュールMb2の領域及び明色モジュールMw2の領域を特定するように機能する。具体的には、第3撮像画像(コード画像B2)のモジュール描画で特定される暗色モジュールMb1及び暗色モジュールMb2の少なくともいずれかの配置領域から、第1撮像画像(コード画像A1)のモジュール描画で特定される暗色モジュールMb1の配置領域を除き、且つ第2撮像画像(コード画像B1)のモジュール描画で特定される暗色モジュールMb1且つ暗色モジュールMb2の配置領域を加えることで得られた暗色のモジュール配列を、第2コードCbの暗色モジュールMb2の配列として特定し、残余の配列を明色モジュールMw2の配列として特定する。
更に、制御部41は、「第2コード解読手段」の一例に相当し、第2コードCb特定手段によって各モジュール領域が特定された第2コードCbを解読するように機能する。
(本構成の主な効果)
本構成では、暗色モジュールMb1及び明色モジュールMw1を有する第1コードCaと、暗色モジュールMb2及び明色モジュールMw2を有する第2コードCbとを重ねて配置した情報コードCzを用いている。この情報コードCzにおいて、少なくとも第1コードCa及び第2コードCbの固定パターン以外の領域は、第1コードCaの暗色モジュールMb1が配置されるべき領域には、可視光領域の第1波長帯の光が照射されたとき及び第1波長帯とは異なる第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ第1波長帯及び第3波長帯とは異なる第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となる第1インクでモジュールが描画されている。
更に、第1コードCaの暗色モジュールMb1が配置されるべき領域のうち、第2コードCbの暗色モジュールMb2が配置されるべき領域には、第1波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ第2波長帯の光が照射されたときにも視認可能となる第2インクでモジュールが描画されている。
この構成では、読取システム1の赤外光照射光源44によって第2波長帯の光を照射したときに得られる第2撮像画像において、第2インクの描画領域(即ち、暗色モジュールMb1と明色モジュールMw1が共に配置される領域)を特定できる。更に、可視光照射光源43によって第1波長帯の光を照射したときに得られる第1撮像画像は、第1インクの描画領域(暗色モジュールMb1が配置されるべき領域)を特定できる。従って、これらを比べることで、第1コードCaの暗色モジュールMb1と第2コードCbの暗色モジュールMb2が共に配置される領域と、第1コードCaの暗色モジュールMb1と第2コードCbの明色モジュールMw2が共に配置される領域を特定できる。つまり、第1コードCaの暗色モジュールMb1の領域が特定でき、残余の領域が明色モジュールMw1の領域として特定できるため、第1コードCaのモジュール配列が判明し、第1コードCaを良好に解読できるようになる。
更に、第1コードCaの明色モジュールMw1が配置されるべき領域のうち、第2コードCbの暗色モジュールMb2が配置されるべき領域には、第1波長帯の光が照射されたとき及び第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となり且つ第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となる第3インクによってモジュールが描画されている。この構成によれば、紫外光照射光源45によって第3波長帯の光が照射したときの得られる第3撮像画像に基づいて、暗色モジュールMb1及び暗色モジュールMb2の少なくともいずれかが配置される領域が特定できるため、この領域から所定領域(第1コードCaの暗色モジュールMb1と第2コードCbの明色モジュールMw2が共に配置される領域)を除けば、第2コードCbの暗色モジュールMb2が配置される領域を特定できる。そして、残余の領域が明色モジュールMw2の領域として特定できるため、第2コードCbのモジュール配列が判明し、第2コードCbを良好に解読できるようになる。
このように情報コードCzに特徴を持たせる一方で、可視光照射光源43、赤外光照射光源44、紫外光照射光源45によって照明光を照射したときの各撮像結果を取得可能とすることで、重ねて配置される第1コードCa及び第2コードCbを良好に解読できるようになる。特にこの構成では、狭い領域に2つのコードを支障なく配置することができるため、コード表示に要するスペースを効果的に抑えつつデータの格納量を増やすことができる。また、一般的な読取装置40では解読ができないためセキュリティ性が高く、逆に上記読取装置40があれば複雑な入力操作等を行わなくても解読できるため、利便性が高くなる。
また、2つの情報コードCzを明暗で表されるコードとし、暗色モジュールMb1と暗色モジュールMb2を暗、明色モジュールMw1と明色モジュールMw2を明とすれば、暗色モジュールMb1が暗色モジュールMb2と重なる領域、及び明色モジュールMw2と重なる領域をそれぞれ区別しやすく、暗色モジュールMb1を、暗色モジュールMb2及び明色モジュールMw2から分離しやすくなる。同様に、暗色モジュールMb2が暗色モジュールMb1と重なる領域、及び明色モジュールMw1と重なる領域をそれぞれ区別しやすく、暗色モジュールMb2を、暗色モジュールMb1及び明色モジュールMw1から分離しやすくなる。
また、本構成では、第2波長帯は赤外光の波長帯であり、第3波長帯は紫外光の波長帯であり、第1インクは、赤外光を透過する赤外光透過インクであり、第3インクは、可視光が照射されたときに発光せず、紫外光が照射されたときに発光する紫外光発光インクである。この構成では、通常環境下では量の少ない赤外光や紫外光をいずれも照射できなければ第1コードCaと第2コードCbを分離できないため、情報コードCzが解読できず、一般の装置で偶然に解読されてしまう事態をより確実に防ぐことができ、セキュリティ性が一層高まる。
また、本構成では、第2コード特定手段は、第3撮像画像のモジュール描画で特定される暗色モジュールMb1及び暗色モジュールMb2の少なくともいずれかの配置領域から、第1撮像画像のモジュール描画で特定される暗色モジュールMb1の配置領域を除き、且つ第2撮像画像のモジュール描画で特定される暗色モジュールMb1且つ暗色モジュールMb2の配置領域を加えることで得られたモジュール配列を、第2コードCbの暗色モジュールMb2の配列として特定し、残余の配列を明色モジュールMw2の配列として特定する。このようにすることで、3種類の撮像画像が得られれば、重ねられた4種類のモジュール領域をより簡易に且つより正確に特定可能となる。
また、本構成では、情報コードCzにおいて、第1コードCaと第2コードCbは、特定種類の固定パターン(QRコード(登録商標)における位置検出パターン)の配置領域が同一とされた同種の情報コードCzであり、第1コードCa及び第2コードCbの固定パターンの領域は少なくとも第2インクで描画されている。
このように特定種類の固定パターンの配置領域が同一の2つのコードを配置すれば、その重ねられた情報コードCzにおける当該特定種類の固定パターンもそれらと同一の形状となり、重ねられた情報コードCzを第1コードCa及び第2コードCbの種類の情報コードCz若しくはそれに関連する情報コードCzと認識させやすくなる。また両コードにおいて特定種類の固定パターンがずれないため、図形として明瞭になり、重ねられたコードであっても、ユーザにその固定パターンが存在することを確実に認識させることができる。従って、読取装置40を使用するユーザは違和感なく情報コードCzを読み取ることができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、第1コードと第2コードが同サイズであったが異なるサイズでもよい。例えば、第1コードの方が第2コードよりも大きかったり、その逆であってもよい。或いは、重なる位置が一部であってもよい。
上記実施形態では、第1コード及び第2コードとしてQRコード(登録商標)を例示したが、データマトリックスコード等の他種のコードであってもよい。
上記実施形態では、第1コードと第2コードが同種のコードであったが異種のコードであってもよい。
上記実施形態では、第2波長帯を赤外線の波長帯とし、第3波長帯を紫外線の波長帯としたが、この例に限られない。例えば、中赤外線又は遠赤外線の波長帯を第2波長帯とし、第1インクとしてこの波長帯の光を照射したときに透過する(透明状態となる)インクを用いてもよい。そして、近赤外線の波長帯を第3波長帯とし、第3インクとしてこの波長帯の光を照射したときに発光するインクを用いてもよい。
第1コードCaは、第1実施形態のように位置検出パターンやフォーマット情報等の機能情報部を有する二次元コードとし、第2コードは、位置検出パターンやフォーマット情報の一部又は全部が省略された情報コード(例えば、データのみを記録したコード)としてもよい。
1…情報コード読取システム
40…読取装置
41…制御部(第1コード解読手段,第2コード特定手段,第2コード解読手段)
42…撮像部
43…可視光照射光源(第1波長帯光照射手段)
44…赤外光照射光源(第2波長帯光照射手段)
45…紫外光照射光源(第3波長帯光照射手段)
Cz…情報コード
Ca…第1コード
Cb…第2コード
Mb1…暗色モジュール(第1種モジュール)
Mw1…明色モジュール(第2種モジュール)
Mb2…暗色モジュール(第3種モジュール)
Mw2…明色モジュール(第4種モジュール)
FP11,FP21,FP31,FP12,FP22,FP32…位置検出パターン(固定パターン)

Claims (9)

  1. 第1種モジュール及び第2種モジュールを有する第1コードと、第3種モジュール及び第4種モジュールを有する第2コードとを重ねて配置した情報コードと、
    前記情報コードを読み取る読取装置と、
    を備えた読取システムであって、
    前記情報コードにおいて、少なくとも前記第1コード及び前記第2コードの固定パターン以外の領域は、
    前記第1コードの前記第1種モジュールが配置されるべき領域には、可視光領域の第1波長帯の光が照射されたとき及び前記第1波長帯とは異なる第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ前記第1波長帯及び前記第3波長帯とは異なる第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となる第1インクでモジュールが描画され、
    前記第1コードの前記第1種モジュールが配置されるべき領域のうち、前記第2コードの前記第3種モジュールが配置されるべき領域には、前記第1波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ前記第2波長帯の光が照射されたときにも視認可能となる第2インクでモジュールが描画され、
    前記第1コードの前記第2種モジュールが配置されるべき領域のうち、前記第2コードの前記第3種モジュールが配置されるべき領域には、前記第1波長帯の光が照射されたとき及び前記第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となり且つ前記第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となる第3インクによってモジュールが描画されており、
    前記読取システムは、
    前記情報コードを撮像可能な撮像部と、
    前記第1波長帯の光を照射する第1波長帯光照射手段と、
    前記第2波長帯の光を照射する第2波長帯光照射手段と
    前記第3波長帯の光を照射する第3波長帯光照射手段と、
    前記第1波長帯の光が前記情報コードに照射された状態で前記撮像部によって得られた第1撮像画像に基づいて前記第1コードを解読する第1コード解読手段と、
    前記第1撮像画像と、前記第2波長帯光照射手段によって前記第2波長帯の光が前記情報コードに照射された状態で前記撮像部によって得られた第2撮像画像と、前記第3波長帯光照射手段によって前記第3波長帯の光が前記情報コードに照射された状態で前記撮像部によって得られた第3撮像画像とに基づいて、前記第2コードの前記第3種モジュールの領域及び前記第4種モジュールの領域を特定する第2コード特定手段と、
    前記第2コード特定手段によって各モジュール領域が特定された前記第2コードを解読する第2コード解読手段と、
    を備えたことを特徴とする情報コード読取システム。
  2. 前記第1種モジュール及び前記第3種モジュールは暗色モジュールであり、前記第2種モジュール及び前記第4種モジュールは明色モジュールであることを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取システム。
  3. 前記第2波長帯は赤外光の波長帯であり、
    前記第3波長帯は紫外光の波長帯であり、
    前記第1インクは、赤外光を透過する赤外光透過インクであり、
    前記第3インクは、可視光が照射されたときに発光せず、紫外光が照射されたときに発光する紫外光発光インクであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報コード読取システム。
  4. 前記第2コード特定手段は、前記第3撮像画像のモジュール描画で特定される前記第1種モジュール及び前記第3種モジュールの少なくともいずれかの配置領域から、前記第1撮像画像のモジュール描画で特定される前記第1種モジュールの配置領域を除き、且つ前記第2撮像画像のモジュール描画で特定される前記第1種モジュール且つ前記第3種モジュールの配置領域を加えることで得られたモジュール配列を、前記第2コードの前記第3種モジュールの配列として特定し、残余の配列を前記第4種モジュールの配列として特定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。
  5. 前記情報コードにおいて、
    前記第1コードと前記第2コードは、特定種類の固定パターンの配置領域が同一とされた同種の情報コードであり、
    前記第1コード及び前記第2コードの前記特定種類の固定パターンの領域は少なくとも前記第2インクで描画されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。
  6. 第1種モジュール及び第2種モジュールを有する第1コードと、第3種モジュール及び第4種モジュールを有する第2コードとを重ねて配置した情報コードであって、
    少なくとも前記第1コード及び前記第2コードの固定パターン以外の領域は、
    前記第1コードの前記第1種モジュールが配置されるべき領域には、可視光領域の第1波長帯の光が照射されたとき及び前記第1波長帯とは異なる第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ前記第1波長帯及び前記第3波長帯とは異なる第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となる第1インクでモジュールが描画され、
    前記第1コードの前記第1種モジュールが配置されるべき領域のうち、前記第2コードの前記第3種モジュールが配置されるべき領域には、前記第1波長帯の光が照射されたときに視認可能となり且つ前記第2波長帯の光が照射されたときにも視認可能となる第2インクでモジュールが描画され、
    前記第1コードの前記第2種モジュールが配置されるべき領域のうち、前記第2コードの前記第3種モジュールが配置されるべき領域には、前記第1波長帯の光が照射されたとき及び前記第2波長帯の光が照射されたときに視認不能又は視認困難となり且つ前記第3波長帯の光が照射されたときに視認可能となる第3インクによってモジュールが描画されていることを特徴とする情報コード。
  7. 前記第1種モジュール及び前記第3種モジュールは明色モジュールであり、前記第2種モジュール及び前記第4種モジュールは暗色モジュールであることを特徴とする請求項6に記載の情報コード。
  8. 前記第2波長帯は赤外光の波長帯であり、
    前記第3波長帯は紫外光の波長帯であり、
    前記第1インクは、赤外光を透過する赤外光透過インクであり、
    前記第3インクは、可視光が照射されたときに発光せず、紫外光が照射されたときに発光する紫外光発光インクであることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の情報コード。
  9. 前記情報コードにおいて、
    前記第1コードと前記第2コードは、前記特定種類の固定パターンの配置領域が同一とされた同種の情報コードであり、
    前記第1コード及び前記第2コードの固定パターンの領域は少なくとも前記第2インクで描画されていることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の情報コード。
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