JP2014070978A - キャリブレーション装置、および撮像装置のキャリブレーション方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置のキャリブレーション精度を短期間で向上させるキャリブレーション装置を提供する。
【解決手段】キャリブレーション装置は、複数の撮像画像の各マスタ画像との類似度を算出する類似度算出部、複数の撮像画像を複数のグループに分類する分類部、各グループ1つずつ抽出された代表画像群に基づき特徴点のキャリブレーションボード上の位置と撮像画像上の位置との変換用の補正値を決定するキャリブレーション処理部、判定部、各グループで最高類似度画像との類似度差分を求める類似度差分算出部を兼ねる231を備え、キャリブレーション処理部231は、各グループの最高類似度画像を代表画像群とした場合の誤差が所定値よりも大きいと判定された場合に、代表画像群の少なくとも1つを類似度差分が1番目以降に小さい撮像画像に差し替えて補正値を決定し、判定部は差し替え後の補正値に基づき判定を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置のキャリブレーションに関する。
ワークの移動や取り付け等を行うロボットを動作させる際に、撮像装置(例えばデジタルビデオカメラ)によりワークを含む領域を撮像し、得られた画像からワークの位置を特定し、特定された位置に基づきロボットのアームを動作させる技術が用いられている。このように、撮像装置で得られた画像に基づき物体の位置を特定する構成では、予め物体の物理的な位置(世界座標系)と、撮像画像内における物体の位置(カメラ座標系)とを変換するための補正値(回転、並進、およびレンズの歪み等を考慮した変換行列)を求める処理(いわゆるキャリブレーション)を行う必要がある。
このようなキャリブレーションは、例えば、白色及び黒色の正方形の升目が縦及び横に交互に描かれたキャリブレーションボードと撮像装置との相対的な位置関係が互いに異なる複数の画像を撮像し、得られた複数の画像に基づき実行される。特許文献1では、キャリブレーションボードを固定し、ロボットに搭載されたカメラを移動させて複数の画像を撮像してキャリブレーションを行う方法が開示されている。
特開平8−82505号公報
上述したキャリブレーションでは、補正値を用いた変換の誤差をより小さくしてキャリブレーション精度を向上させるために、複数の撮像画像として、キャリブレーションボードが画像内において互いに異なる位置に写った複数の画像、特に、キャリブレーションボードが撮像領域全体に散らばって写った複数の画像を用いることが好ましい。
しかしながら、キャリブレーションに適した画像を撮像するのは容易ではなかった。例えば、特許文献1に記載の方法では、キャリブレーションに適した画像を撮像するためのカメラ位置をロボットにティーチングしなくてはならず、ユーザは大きな作業負担を強いられる。加えて、キャリブレーションボードが所定位置からずれて配置された場合には、カメラを所定位置に移動させて撮像しても所望の画像を得ることができなかった。また、例えば、カメラを固定し、キャリブレーションボードをユーザが移動させて複数の撮像画像を得る構成では、ユーザは、キャリブレーションに適した画像を得るためにキャリブレーションボードをどのように配置したらよいか分からず、キャリブレーション精度を所定値以上とするまでに長時間を要するという問題があった。このため、撮像装置のキャリブレーション精度を短期間で向上させることが可能な技術が望まれていた。また、キャリブレーションを実行する際のユーザの作業負担を軽減することが可能な技術が望まれていた。その他、従来における撮像装置のキャリブレーションを行う装置(キャリブレーション装置)では、その小型化や、低コスト化、省資源化、製造の容易化、使い勝手の向上等が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、キャリブレーション装置が提供される。このキャリブレーション装置は、ロボットが有するアームと所定の位置関係で配置された撮像装置をキャリブレーションするためのキャリブレーション装置であって、特徴点を有するキャリブレーションボードを前記撮像装置が撮像することにより得られた複数の撮像画像の各撮像画像について、前記キャリブレーションボードが互いに異なる位置に写った複数のマスタ画像の各マスタ画像に対する類似度を算出する類似度算出部と;前記算出された類似度に基づき、前記複数の撮像画像を、前記各マスタ画像に関連付けられた複数のグループに分類する分類部と;前記類似度に基づき前記複数のグループの各グループにおいて1つずつ代表画像を抽出し、抽出された複数の前記代表画像からなる代表画像群に基づき、前記特徴点の前記キャリブレーションボードにおける物理的な位置と前記特徴点の前記撮像画像における位置とを変換するための補正値を決定するキャリブレーション処理部と;前記決定された補正値による前記変換の誤差が、所定値以下であるか否かを判定する判定部と;前記各グループにおいて、前記類似度が最も高い画像である最高類似度画像の前記類似度と、前記最高類似度画像を除く各撮像画像の前記類似度と、の差分である類似度差分を求める類似度差分算出部と;を備え、前記キャリブレーション処理部は、前記各グループの前記最高類似度画像からなる複数の前記撮像画像を前記代表画像群として用いて決定された前記補正値による前記誤差が、前記所定値よりも大きいと判定された場合に、前記代表画像群のうちの少なくとも1つの前記撮像画像を、前記複数の撮像画像のうち前記類似度差分が1番目以降に小さい撮像画像に差し替えて前記補正値を決定し、前記判定部は、差し替え後の前記代表画像群に基づき決定された前記補正値による前記誤差が前記所定値以下であるか否かを判定する。
この形態のキャリブレーション装置によれば、各グループの最高類似度画像からなる複数の撮像画像を代表画像群として用いて決定された補正値による誤差が所定値以下であるか否かを判定するので、誤差が所定値以下となる補正値が得られる可能性が高い撮像画像の組合せによって補正値を求めることができる。したがって、短期間でキャリブレーション精度を向上させることができる。加えて、各グループの最高類似度画像からなる複数の撮像画像を代表画像群として用いて決定された補正値による誤差が所定値よりも大きいと判定された場合に、代表画像群のうちの少なくとも1つの撮像画像を、複数の撮像画像のうち類似度差分が1番目以降に小さい撮像画像に差し替えて補正値が決定され、また、このようにして決定された補正値による誤差が所定値以下であるか否かが判定される。このキャリブレーションにおいて、各グループの最高類似度画像からなる複数の撮像画像を代表画像群として用いて決定された補正値による誤差が所定値よりも大きいと判定されたということは、実は各グループの代表画像同士が似ており、互いの画像から得られる補正用パラメータ(補正値を導き出すために用いられるパラメータ)に差が少ないので誤差を所定値以下にするのに必要な情報足りていないとう状況であると言える。そこで、あるグループの代表画像をそのグループ内で類似度差分の小さいものに差し替えれば、使う代表画像同士の類似する度合いが減るので、画像から得られる補正用パラメータに差が出て、誤差を所定値以下にするのに必要な情報が増える。ただし、この時に、あまり類似度差分が大きい画像を使用すると、かかる画像が別グループの代表画像に似てしまい、実質的に補正値導出に使う画像枚数が減る方向に作用する。しかし、類似度差分の小さいものに差し替えるのであれば、補正用パラメータの差は増えるが、画像自体は他の代表画像と似る可能性は低いので、かかる撮像画像を用いれば補正値の誤差が所定値以下になる可能性が高まる。このため、キャリブレーション精度を向上させることができる。また、上記形態のキャリブレーション装置によれば、ユーザは、任意の位置にキャリブレーションボードを配置すると共に撮像装置を用いて複数の撮像画像を得る作業を行えば足り、撮像装置のキャリブレーションを実行する際のユーザの作業負担を軽減することができる。
(2)上記形態のキャリブレーション装置において、前記キャリブレーション処理部は、前記各グループの前記最高類似度画像からなる複数の前記撮像画像を前記代表画像群として用いて決定された前記補正値による前記誤差が、前記所定値よりも大きいと判定された場合に、前記複数の撮像画像のうち前記類似度差分が最も小さい前記撮像画像を、対応するグループにおける前記最高類似度画像と差し替えて前記代表画像とすると共に該グループを除く他のグループにおいては前記最高類似度画像を前記代表画像とする新たな前記代表画像群に基づき前記補正値を決定し、前記判定部は、前記新たに決定された補正値による前記誤差が、前記所定値以下であるか否かを判定してもよい。この形態のキャリブレーション装置によれば、マスタ画像に比べて誤差が小さくなる(キャリブレーション精度が高くなる)撮像画像が複数の撮像画像に含まれている場合に、短期間のうちにかかる撮像画像を用いて補正値を決定することができる。マスタ画像に比べて誤差が小さくなる撮像画像は、マスタ画像との類似度が高い可能性が高い。したがって、複数の撮像画像のうち類似度差分が最も小さい撮像画像を、対応するグループにおける最高類似度画像と差し替えて代表画像とすると共に該グループを除く他のグループにおいては最高類似度画像を代表画像とする新たな代表画像群に基づき補正値を決定することにより、短期間でマスタ画像に比べて誤差が小さくなる撮像画像を用いて補正値を決定する可能性を高めることができる。
(3)上記形態のキャリブレーション装置において、前記キャリブレーション処理部は、前記各グループの前記最高類似度画像からなる複数の前記撮像画像を前記代表画像群として用いて決定された前記補正値による前記誤差が、前記所定値よりも大きいと判定された場合に、前記誤差が前記所定値以下であると判定されるまで、前記類似度差分が小さい順に1つの前記撮像画像ずつ、対応するグループにおける前記最高類似度画像と差し替えて前記代表画像とすると共に該グループを除く他のグループにおいては前記最高類似度画像を前記代表画像とする新たな前記代表画像群に基づき前記補正値を決定し、前記判定部は、前記補正値が決定されるたびに、前記決定された補正値による前記誤差が、前記所定値以下であるか否かを判定してもよい。この形態のキャリブレーション装置によれば、マスタ画像に比べて誤差が小さくなる(キャリブレーション精度が高くなる)撮像画像が複数の撮像画像に含まれている場合に、短期間のうちにかかる撮像画像を用いて補正値を決定することができる。マスタ画像に比べて誤差が小さくなる撮像画像は、マスタ画像との類似度が高い可能性が高い。したがって、類似度差分が小さい順に1つの撮像画像ずつ、対応するグループにおける最高類似度画像と差し替えて代表画像とすると共に該グループを除く他のグループにおいては最高類似度画像を代表画像とする新たな代表画像群に基づき補正値を決定することにより、短期間でマスタ画像に比べて誤差が小さくなる撮像画像を用いて補正値を決定する可能性を高めることができる。加えて、マスタ画像に比べて誤差が小さくなる撮像画像が、類似度差分が最も小さい撮像画像を除く他の撮像画像である場合にも、かかる撮像画像を用いて補正値を決定することができる。
本発明は、装置以外の種々の形態で実現することが可能である。例えば、撮像装置のキャリブレーション方法、その方法を実現するコンピュータープログラム、そのコンピュータープログラムを記録した一時的でない記録媒体等の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態としてのキャリブレーション装置を含むロボットシステム10の外観構成を示す説明図である。 ロボットシステム10の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるカメラキャリブレーション処理の手順を示すフローチャートである。 マスタ画像格納部284に格納されているマスタ画像の一例を示す説明図である。 ステップS145において算出された類似度差分の一例を示す説明図である。 カメラキャリブレーションに用いられる撮像画像の組合せの一例を示す説明図である。 類似度とキャリブレーション精度との関係を模式的に示す説明図である。 変形例3のロボットシステム10aの内部構成を示すブロック図である。 変形例4のロボットシステム10bの内部構成を示すブロック図である。
A.実施形態:
A1.システム構成:
図1は、本発明の一実施形態としてのキャリブレーション装置を含むロボットシステム10の外観構成を示す説明図である。ロボットシステム10は、多関節型の産業用のロボット本体100と、制御装置200と、教示装置300と、管理用端末400とを備えている。ロボット本体100と教示装置300と管理用端末400とは、それぞれ、所定のケーブルにより制御装置200に接続されている。
教示装置300は、制御装置200に対して、ロボット本体100の動作を教示するための専用装置である。管理用端末400は、制御装置200に対して各種設定を行うための装置であり、例えば、パーソナルコンピュータにより構成することができる。
ロボット本体100は、ベース部101と、ショルダ部102と、下アーム103と、上アーム104と、手首105と、フランジ部106と、エンドエフェクタ107と、カメラ150とを備えている。ベース部101は、工場内の設備(例えば、工作机や床面)に固定されている。ショルダ部102は、水平方向に旋回可能な関節軸を介してベース部101に接続されている。下アーム103は、鉛直方向に旋回可能な関節軸を介して下端がショルダ部102に接続されている。上アーム104は、鉛直方向に旋回可能な関節軸を介して下アーム103の先端に略中央部が接続されている。手首105は、鉛直方向に旋回可能な関節軸を介して上アーム104の先端に接続されている。フランジ部106は、回転可能であり、手首105の先端に設けられている。エンドエフェクタ107は、フランジ部106に取り付けられ、図示しないワークを把持することができる。カメラ150は、レンズ光軸がエンドエフェクタ107の長手方向(手首105の軸方向)と平行となるように手首105に設置されている。
ロボットシステム10では、ワークが載置され得る作業台500の作業面S1上に載置されたキャリブレーションボードCBが撮像され、得られた画像に基づき、後述するカメラキャリブレーション処理が実行される。図1に示すように、キャリブレーションボードCBは、表面に、白色及び黒色の正方形の升目が縦及び横に交互に配置された模様を有する。かかるキャリブレーションボードCBを含む撮像画像では、同色の升目が接する点(升目の四隅)が、キャリブレーションボードCBの特徴点として抽出され得る。
図2は、ロボットシステム10の内部構成を示すブロック図である。ロボット本体100は、三相交流式のブラシレスDCモータとして構成されたサーボモータ130と、サーボモータ130の回転を減速させる減速機120と、減速機120を介してサーボモータ130によって駆動される関節軸110と、を備えている。前述の各アーム103,104、手首105及びフランジ部106は、関節軸110に機械的に接続されている。
制御装置200は、インバータ210と、駆動回路220と、CPU(Central Processing Unit)230と、記憶部280と、入出力インターフェイス部290とを備えている。インバータ210は、駆動回路220及びロボット本体100のサーボモータ130に電気的に接続されており、駆動回路220からの駆動信号に基づき、サーボモータ130に三相交流電力を供給する。駆動回路220は、CPU230からの指示に従いインバータ210のスイッチング制御を行う。
CPU230は、記憶部280に記憶されている制御プログラムを実行することにより、キャリブレーション処理部231、ユーザインターフェイス(UI)制御部232、撮像制御部233、画像処理部234、および駆動制御部235として機能する。キャリブレーション処理部231は、後述するカメラキャリブレーション処理を実行する。カメラキャリブレーションとは、カメラ150による撮像対象となる物体の物理的な位置(世界座標)と、撮像画像内における物体の位置(画像座標系)とを変換するための補正値を求める処理を意味する。かかる補正値は、回転及び並進に加えて、カメラ150に含まれるレンズの歪み等を考慮した変換行列を意味する。ロボットシステム10では、カメラ150によりワークを撮像して得られた撮像画像及び補正値に基づきワークの物理的な位置を特定し、ワークの把持や移動を実行する。
ユーザインターフェイス制御部232は、教示装置300又は管理用端末400に各種メニュー画面を作成して表示させたり、教示装置300又は管理用端末400から入力される各種指示を解釈したりする。撮像制御部233は、撮像のための各種パラメータ(例えば、絞り値やシャッタースピード等)に従って、カメラ150に対して撮像を指示する。画像処理部234は、カメラ150による撮像によって得られた撮像画像に対して、明るさやシャープネス等を調整する。また、画像処理部234は、得られた撮像画像を解析して、後述するマスタ画像との類似度の算出や、撮像画像内の特徴点の抽出を行う。駆動制御部235は、記憶部280に予め記憶されている教示データに基づいて、サーボモータ130を駆動するための信号を駆動回路220に出力する。
記憶部280は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等からなり、前述の制御プログラムを記憶すると共に、撮像画像格納部282と、マスタ画像格納部284と、補正値格納部286とを備えている。撮像画像格納部282は、カメラ150よる撮像によって得られた画像を格納する。マスタ画像格納部284は、後述するカメラキャリブレーション処理において用いられるマスタ画像を予め格納する。補正値格納部286は、後述するカメラキャリブレーション処理において算出される補正値を格納する。入出力インターフェイス部290は、カメラ150と教示装置300と管理用端末400とを、それぞれCPU230に接続させるための各種インターフェイス群からなる。
カメラ150は、撮像部152と、制御部154と、接続インターフェイス部156とを備えている。撮像部152は、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子と、被写体の光学像を撮像面上に結像する撮像レンズ系とを備え、光学像を電気信号に変換して画像データを取得する。制御部154は、撮像制御部233からの指示に従い、撮像部を制御して、所定のシャッタースピードや絞り値で撮像を実行する。接続インターフェイス部156は、制御装置200と接続するためのインターフェイスを有する。かかるインターフェイスとしては、例えば、USB(Universal Serial Bus)や、Ethernet(登録商標)を採用することができる。
上記構成を有するロボットシステム10では、後述するカメラキャリブレーション処理を実行することにより、短期間のうちにキャリブレーション精度を向上させることができる。なお、ロボットシステム10では、カメラ150の位置を固定して、キャリブレーションボードCBを移動させることにより、撮像領域内において互いに異なる位置にキャリブレーションボードCBが写った複数の画像を取得し、かかる複数の画像を用いてカメラキャリブレーションが実行される。
前述のキャリブレーション処理部231及び画像処理部234は、請求項におけるキャリブレーション装置に相当する。キャリブレーション処理部231は、請求項におけるキャリブレーション処理部と、類似度算出部と、分類部と、判定部と、類似度差分算出部とに相当する。
A2.カメラキャリブレーション処理:
図3は、本実施形態におけるカメラキャリブレーション処理の手順を示すフローチャートである。ユーザが管理用端末400においてカメラキャリブレーション処理メニューを選択して実行することにより、カメラキャリブレーション処理が開始される。
キャリブレーション処理部231は、ユーザインターフェイス制御部232を制御して、所定数以上の撮像を指示するメッセージを管理用端末400に表示させる(ステップS105)。ユーザは、作業台500の作業面S1においてキャリブレーションボードCBを任意の位置に配置しながら、管理用端末400を操作してカメラ150による撮像を指示する。このとき、ユーザは、キャリブレーションボードCBを作業面S1上において鉛直方向に傾けて配置することもできる。撮像する所定数としては、任意の数が設定可能である。制御装置200において、撮像制御部233は、管理用端末400から撮像指示を受けると、カメラ150に対して所定の撮像条件での撮像を指示する。カメラ150において、制御部154は、撮像制御部233から撮像指示を受けると、撮像部152を制御して撮像を実行する。
キャリブレーション処理部231は、管理用端末400から撮像完了の通知を受けるまで待機する(ステップS110)。ユーザは、所定数以上の撮像が完了すると、管理用端末400を操作して撮像完了を制御装置200に通知する。キャリブレーション処理部231は、撮像完了の通知を受けると(ステップS110:YES)、画像処理部234を制御して、各撮像画像についてマスタ画像格納部284に格納されている複数のマスタ画像のそれぞれとの類似度を算出する(ステップS115)。
図4は、マスタ画像格納部284に格納されているマスタ画像の一例を示す説明図である。図4に示すように、第1実施形態では、4つのマスタ画像FA,FB,FC,FDが、マスタ画像格納部284に格納されている。なお、図4では、各マスタ画像FA,FB,FC,FDにおいて、説明の便宜上、画像の縦及び横の中央を示す破線を記載している。
マスタ画像FA,FB,FC,FDは、これら4つの画像に基づきカメラキャリブレーションを行った場合に、キャリブレーション精度が所定値以上(誤差が所定値以下)となる画像群である。これらのマスタ画像FA,FB,FC,FDは、予めユーザが実験によりカメラキャリブレーションを実行し、キャリブレーション精度が所定値以上となる組合せを抽出して設定することができる。なお、キャリブレーション精度については後述する。
図4に示すように、各マスタ画像FA,FB,FC,FDでは、キャリブレーションボードCBの画像CBfが、撮像領域において互いに異なる領域に写っている。具体的には、マスタ画像FAでは、画像CBfが右上の領域に写っている。マスタ画像FBでは、画像CBfが右下の領域に写っている。マスタ画像FCでは、画像CBfが左上の領域に写っている。マスタ画像FDでは、画像CBfが左下の領域に写っている。このように画像CBfが撮像領域全体に散らばって写った複数の画像を用いることで、キャリブレーション精度を向上させることができる。また、このようなマスタ画像に類似する画像を撮像により得ることができれば、得られた画像に基づきカメラキャリブレーションを行った場合にキャリブレーション精度を向上させることができる。
類似度の算出は、例えば、撮像画像とマスタ画像とで、同じ位置の画素の輝度値の差分を求め、差分の合計値として算出することができる。この場合、差分の合計値が大きいほど類似度は低く、差分の合計値が小さいほど類似度は高い。
キャリブレーション処理部231は、ステップS115において得られた類似度に基づき、各撮像画像を、最も類似度の高いマスタ画像のグループに分類する(ステップS120)。なお、図4に示すように、マスタ画像FAが最も類似度が高いと評価された画像群の属するグループを、以降では「グループA」と呼ぶ。同様に、マスタ画像FBが最も類似度が高いと評価された画像群の属するグループを「グループB」と、マスタ画像FCが最も類似度が高いと評価された画像群の属するグループを「グループC」と、マスタ画像FDが最も類似度が高いと評価された画像群の属するグループを「グループD」と、それぞれ以降において呼ぶものとする。
キャリブレーション処理部231は、ステップS120で分類された各グループ内において、類似度が最も高い撮像画像(以後、「最高類似度画像」と呼ぶ)を特定する(ステップS125)。
キャリブレーション処理部231は、ステップS125において特定された最高類似度画像群(各グループ1枚ずつの合計4つの画像)を用いてカメラキャリブレーションを実行する(ステップS130)。
カメラキャリブレーションは、例えば、以下のように行うことができる。まず、キャリブレーションボードCBにおける同色の升目の各接点(以下、「交点」と呼ぶ)について、世界座標系における位置(座標)を特定すると共に、各交点の撮像画像における位置(画像座標系における位置)を特定する。次に、特定された各交点の世界座標系における位置(座標)及び撮像画像における位置を下記式1に当てはめて得られた複数の式を解くことにより、下記式1における回転行列及び並進ベクトル(補正値)を求める。
T=A・[R|t]・S ・・・(1)
上記式1において、Sは、世界座標系における位置を表す。また、Tは、画像座標系における位置を表す。また、上記式1において、Aはカメラの内部パラメータを、Rはカメラ座標系と世界座標との間の回転行列を、tは並進ベクトルを、それぞれ表す。カメラの内部パラメータとは、カメラ150のピンホール位置を原点とするカメラ座標系と、画像座標系との対応関係を示す行列式を意味する。かかるカメラの内部パラメータは、カメラの焦点距離や、撮像素子の大きさや、レンズの歪み係数等のパラメータにより設定される既知の行列式である。
キャリブレーション処理部231は、ステップS130により得られた補正値を用いて世界座標系と画像座標系との間の変換を行った場合の誤差を求める(ステップS135)。具体的には、前述のカメラキャリブレーションにおいて特定された撮像画像における特徴点の位置に基づき上記式1の逆変換を行って得られた位置(世界座標系における座標)と、前述のカメラキャリブレーションにおいて特定された世界座標系における特徴点の位置(世界座標系における座標)とを比較して、これら位置の誤差(位置間の距離)を求める。なお、かかる誤差が小さいほどカメラキャリブレーションの精度は高い。
キャリブレーション処理部231は、ステップS135で求めた誤差が所定値以下であるか否かを判定し(ステップS140)、誤差が所定値以下であると判定された場合には、最高類似度画像群に基づき得られた補正値(ステップS130で得られた補正値)を、最終的な補正値として設定する(ステップS180)。これに対して、ステップS140において、誤差が所定値よりも大きいと判定された場合には(ステップS140:NO)、キャリブレーション処理部231は、各グループにおいて、各撮像画像の類似度と最高類似度画像との類似度の差分(以後、「類似度差分」と呼ぶ)を算出する(ステップS145)。
図5は、ステップS145において算出された類似度差分の一例を示す説明図である。図5に示すように、グループAには、3つの画像fa1,fa2,fa3が所属している。グループBには、3つの画像fb1,fb2,fb3が所属している。グループCには、3つの画像fc1,fc2,fc3が所属している。グループDには、3つの画像fd1,fd2,fd3が所属している。
グループAにおいて、最高類似度画像は画像fa1であり、類似度は0.9(90%)である。グループAにおいて、類似度が2番目に高い画像は画像fa2である。画像fa2の類似度差分は、画像fa1の類似度(0.9)と画像fa2の類似度(0.4)との差分の0.5である。また、グループAにおいて、類似度が3番目に高い画像は画像fa3である。画像fa3の類似度差分は、画像fa1の類似度(0.9)と画像fa3の類似度(0.3)との差分の0.6である。
グループBにおいて、最高類似度画像は画像fb1であり、類似度は0.8(80%)である。グループBにおいて、類似度が2番目に高い画像は画像fb2である。画像fb2の類似度差分は、画像fb1の類似度(0.8)と画像fb2の類似度(0.75)との差分の0.05である。また、グループBにおいて、類似度が3番目に高い画像は画像fb3である。画像fb3の類似度差分は、画像fb1の類似度(0.8)と画像fb3の類似度(0.7)との差分の0.1である。
グループCにおいて、最高類似度画像は画像fc1であり、類似度は0.8(80%)である。グループCにおいて、類似度が2番目に高い画像は画像fc2である。画像fc2の類似度差分は、画像fc1の類似度(0.8)と画像fc2の類似度(0.68)との差分の0.12である。また、グループCにおいて、類似度が3番目に高い画像は画像fc3(0.6)である。画像fc3の類似度差分は、画像fc1の類似度(0.8)と画像fc3の類似度(0.6)との差分の0.2である。
グループDにおいて、最高類似度画像は画像fd1であり、類似度は0.75(75%)である。グループDにおいて、類似度が2番目に高い画像は画像fd2である。画像fd2の類似度差分は、画像fd1の類似度(0.75)と画像fd2の類似度(0.6)との差分の0.15である。また、グループDにおいて、類似度が3番目に高い画像は画像fd3(0.5)である。画像fd3の類似度差分は、画像fd1の類似度(0.75)と画像fd3の類似度(0.5)との差分の0.25である。
図3のステップS145が実行された後、キャリブレーション処理部231は、各グループの最高類似度画像を除くすべての撮像画像における類似度差分の小さい順序を示す変数Jに1を代入する(ステップS150)。キャリブレーション処理部231は、順位Jの画像を当該画像が所属するグループにおける最高類似度画像と差し替えると共に、他のグループにおける最高類似度画像を用いてカメラキャリブレーションを実行して補正値を求める(ステップS155)。最初にステップS155が実行される際には、変数Jは、「1」であるので、類似度差分が最も小さい撮像画像が、当該撮像画像が所属するグループの最高類似度画像と差し替えられる。例えば、図5に示す各グループA〜Dの類似度差分が2位(2番目に小さい)及び3位(3番目に小さい)の合計8枚の撮像画像のうち、類似度差分が最も小さい画像は、画像fb2(0.05)である。したがって、最初にステップS155が実行される際には、画像fb2が、画像fb1に差し替えられて、他の3つの画像fa1,fc1,fd1と共にカメラキャリブレーションに用いられる。なお、ステップS155におけるカメラキャリブレーションは、ステップS130におけるカメラキャリブレーションと同じであるので、詳細な説明は省略する。
前述のステップS155が実行されると、キャリブレーション処理部231は、ステップS155において得られた補正値を用いて、世界座標系と画像座標系との間の変換を行った場合の誤差を求める(ステップS160)。なお、ステップS160は、前述のステップS135と同じであるので、詳細な説明は省略する。
キャリブレーション処理部231は、ステップS160で求めた誤差が所定値以下であるか否かを判定し(ステップS165)、誤差が所定値以下であると判定された場合には、直近に得られた補正値(すなわち、前回ステップS155が実行されて得られた補正値)を、最終的な補正値として設定する(ステップS185)。これに対して、ステップS165において、誤差が所定値よりも大きいと判定された場合には(ステップS165:NO)、キャリブレーション処理部231は、カメラキャリブレーションにすべての撮像画像を採用したか否かを判定する(ステップS170)。
ステップS170において、カメラキャリブレーションにすべての撮像画像を採用していないと判定された場合(ステップS170:NO)には、キャリブレーション処理部231は、変数Jを1増加させ(ステップS175)、前述のステップS155に戻り、ステップS155〜S170を実行する。
2番目にステップS155〜S170が実行される場合、変数Jは2であるので、ステップS155において、類似度差分が2番目に小さい撮像画像が、対応するグループの最高類似度画像と差し替えられてカメラキャリブレーションが実行される。
図6は、カメラキャリブレーションに用いられる撮像画像の組合せの一例を示す説明図である。1回目のカメラキャリブレーション(ステップS130)では、最高類似度画像群である画像fa1,fb1,fc1,fd1が用いられる。2回目のカメラキャリブレーション(ステップS155)では、上述したように類似度差分が1番目に小さい画像fb2(類似度差分:0.05)が、画像fb2が所属するグループBの最高類似度画像である画像fb1と差し替えられて用いられる。なお、他のグループA,C,Dでは、それぞれ最高類似度画像fa1,fc1,fd1がカメラキャリブレーションに用いられる。
3回目のカメラキャリブレーション(ステップS155)では、類似度差分が2番目に小さい画像fb3(類似度差分:0.1)が、画像fb3が所属するグループBの最高類似度画像である画像fb1と差し替えられて用いられる。なお、2回目と同様に、他のグループA,C,Dでは、それぞれ最高類似度画像fa1,fc1,fd1がカメラキャリブレーションに用いられる。
このようにして、9回目において類似度が8番目に小さい画像fa3(類似度差分:0.6)が、画像fa3が所属するグループAの最高類似度画像である画像fa1と差し替えられて用いられると、12枚のすべての撮像画像がカメラキャリブレーションに採用されることとなる。
前述のステップS170において、カメラキャリブレーションにすべての撮像画像を採用したと判定された場合(ステップS175:YES)、前述のステップS180が実行される。
上述したように、先ず最高類似度画像群を用いてカメラキャリブレーションを実行し、得られた補正値に基づき求められた誤差が所定値よりも大きい場合に、類似度差分が小さい順に、該当する撮像画像が所属するグループの最高類似度画像と差し替えてカメラキャリブレーションを実行する理由について、図7を用いて説明する。
図7は、類似度とキャリブレーション精度との関係を模式的に示す説明図である。図7において、横軸は類似度を示し、縦軸はキャリブレーション精度を示す。なお、図7の横軸に示す類似度は、キャリブレーション精度が最大となる画像Fmを基準とした類似度を示す。
図7では、グループAに所属する3つの画像FA,F1,F2のそれぞれについて、画像Fmを基準とした類似度が表されている。具体的には、画像FA(マスタ画像FA)の類似度は90%であり、画像F1の類似度は89%であり、画像F2の類似度は95%である。ここで、2つの画像F1,F2のうち、画像F2は、画像F1に比べてマスタ画像FAを基準とした類似度が低い。しかしながら、図7に示すように、画像F2は、画像F1に比べて画像Fmを基準とした類似度が高い。したがって、画像F2を用いてカメラキャリブレーションを実行した場合は、画像FA,F1を用いてカメラキャリブレーションを実行した場合に比べて、キャリブレーション精度が高くなり得る。上述したように、マスタ画像FA,FB,FC,FDは、予めユーザが実験によりカメラキャリブレーションを実行してキャリブレーション精度が所定値以上となる組合せを抽出して設定される。したがって、必ずしもキャリブレーション精度が最高となる組合せが抽出されないので、画像F2のように、マスタ画像FAに比べて、キャリブレーション精度がより高くなるような画像が存在し得る。但し、マスタ画像は、画像Fmと全く異なる画像ではなく、画像Fmと非常に類似した画像(画像Fmを基準とした類似度が非常に高い)画像である。したがって、画像F2のようにマスタ画像に比べてキャリブレーション精度が高くなり得る画像は、マスタ画像にも類似している。そこで、本実施形態では、最高類似度画像と差し替える順序として、類似度差分が小さい順序を採用することにより、マスタ画像に比べてキャリブレーション精度が高くなり得る画像を用いたカメラキャリブレーションを、処理の開始から短期間のうちに実行し得るようにしている。なお、マスタ画像に比べてキャリブレーション精度が高くなり得る画像がマスタ画像にも類似する理由として、以下の理由を挙げることができる。マスタ画像に類似していない画像は、他のマスタ画像に類似する可能性が高いため、かかる画像を用いて補正値を得いた場合、補正値導出に使用する画像枚数が実質的に減少することに等しく、誤差を所定値以下にするために必要な情報が足りなくなる。これに対して、マスタ画像に類似している画像は、他のマスタ画像に類似する可能性が低いので、かかる画像を用いることによって互いに類似しない複数の画像を用いて補正値を得ることができる。このため、誤差を所定値以下にするために必要な情報が得られる可能性が高くなり、キャリブレーション精度が高くなる。
以上説明したように、ロボットシステム10では、先ず最高類似度画像群に基づきカメラキャリブレーションを実行して補正値を求めるので、誤差が所定値以下となる補正値を得る可能性が高い画像の組合せによってカメラキャリブレーションを実行して補正値を求めることができる。したがって、短期間でキャリブレーション精度を向上させ得る。
加えて、ロボットシステム10では、最高類似度画像群を用いてカメラキャリブレーションを実行し、得られた補正値に基づき求められた誤差が所定値よりも大きい場合に、類似度差分が小さい順に、該当する撮像画像が所属するグループの最高類似度画像と差し替えてカメラキャリブレーションを実行する。このため、マスタ画像に比べてキャリブレーション精度が高くなる(誤差が小さくなる)画像が撮像画像に含まれている場合に、カメラキャリブレーション処理の開始からかかる撮像画像を用いてカメラキャリブレーションを実行するまでに要する期間を短くすることができる。したがって、撮像装置のキャリブレーション精度を短期間で向上させることができる。
また、ユーザは、カメラキャリブレーション処理が実行される際に、任意の位置にキャリブレーションボードCBを配置し、管理用端末400において撮像を指示する作業のみを実行すればよいので、カメラキャリブレーションを実行する際のユーザの作業負担を軽減することができる。
B.変形例:
B1.変形例1:
上記実施形態では、カメラキャリブレーションにすべての撮像画像を採用したと判定された場合(ステップS175:YES)、最高類似度画像群に基づき得られた補正値(ステップS130で得られた補正値)を、最終的な補正値として設定していたが(ステップS180)、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ステップS130で得られた補正値と、ステップS155で得られた補正値とのうち、かかる補正値を用いて求められた誤差が最も小さい補正値を、最終的な補正値として設定することができる。また、例えば、最終的な補正値を設定せずに、さらに撮像画像を追加するようにユーザに促すメッセージを、管理用端末400等に表示することもできる。
B2.変形例2:
上記実施形態では、ステップS155において最高類似度画像と差し替える画像の数は1つであったが、1つに代えて、任意の数とすることもできる。例えば、互いに異なるグループに所属する2つの画像を差し替えることができる。具体的には、第2回目にカメラキャリブレーションを実行する際には、類似度差分が最も小さい画像fb2をマスタ画像FBと差し替えると共に、類似度差分が3番目に小さい画像fc2をマスタ画像FCと差し替えることもできる。なお、類似度差分が2番目に小さい画像は画像fb3であり、画像fb2と同じグループであるため、画像fb2と共に差し替えることはできない。それゆえ、画像fb2と共に画像fcを差し替える。
B3.変形例3:
図8は、変形例3のロボットシステム10aの内部構成を示すブロック図である。上記実施形態のロボットシステム10は、カメラ150を除くカメラキャリブレーション処理を実現する機能部は、いずれも制御装置200が有していたが、変形例3のロボットシステム10aでは、これら機能部を、制御装置及び管理用端末が分担して有する。
具体的には、変形例3の制御装置200aは、CPU230が、キャリブレーション処理部231,ユーザインターフェイス制御部232,撮像制御部233、及び画像処理部234として機能しない点と、駆動制御部235に代えて駆動副制御部236として機能する点とにおいて、実施形態の制御装置200と異なり、他の構成は、制御装置200と同じである。駆動副制御部236は、後述する管理用端末400aから受信する信号を駆動回路220に供給する。
変形例3の管理用端末400aは、コンピュータ本体401と、ディスプレイ460と、キーボード470とを備えている。コンピュータ本体401は、入出力インターフェイス部410と、CPU420と、ハードディスク430と、RAM440と、ROM450とを備えている。
入出力インターフェイス部410は、各種接続インターフェイス群からなり、制御装置200aの入出力インターフェイス部290と、カメラ150の接続インターフェイス部156と、ディスプレイ460と、キーボード470と、CPU420とに接続されている。CPU420は、ROM450に記憶されている制御プログラムを読み出してRAM440に展開して実行することにより、キャリブレーション処理部421,撮像制御部422,駆動主制御部423,ユーザインターフェイス制御部424,及び画像処理部425として機能する。キャリブレーション処理部421は、実施形態におけるキャリブレーション処理部231と同じであるので説明を省略する。同様に、撮像制御部422は実施形態における撮像制御部233と、ユーザインターフェイス制御部424は実施形態におけるユーザインターフェイス制御部232と、画像処理部425は実施形態における画像処理部234と、それぞれ同じであるので説明を省略する。駆動主制御部423は、ROM450に予め記憶されている教示データに基づき、サーボモータ130を駆動するための信号を駆動副制御部236に送信する。
ハードディスク430は、撮像画像格納部431とマスタ画像格納部432と補正値格納部433とを備えている。撮像画像格納部431は、実施形態における撮像画像格納部282と同じであるので説明を省略する。同様に、マスタ画像格納部432は実施形態におけるマスタ画像格納部284と、補正値格納部433は実施形態における補正値格納部286と、それぞれ同じであるので説明を省略する。
以上の構成を有する変形例3のロボットシステム10aは、実施形態のロボットシステム10と同様の効果を有する。
B4.変形例4:
図9は、変形例4のロボットシステム10bの内部構成を示すブロック図である。変形例4のロボットシステム10bは、管理用端末400を有していない点、カメラ150に代えてカメラ150aを有する点、及び制御装置200が有する一部の機能部が省略されている点において、第1実施形態のロボットシステム10と異なり、他の構成及びカメラキャリブレーション処理の手順は、上記実施形態のロボットシステム10と同じである。
変形例4の制御装置200aは、図8に示す変形例3の制御装置200と同じであるので、説明を省略する。
変形例4のカメラ150aは、CPU160と記憶部170と操作部180と表示部182とを備えている点、及び接続インターフェイス部156の接続先が制御部154に代えてCPU160である点において、実施形態のカメラ150と異なり、他の構成は、実施形態のカメラ150と同じである。
CPU160は、記憶部170に記憶されている制御プログラムを実行することにより、キャリブレーション処理部161,撮像制御部162,駆動主制御部163,ユーザインターフェイス制御部164,及び画像処理部165として機能する。キャリブレーション処理部161は、実施形態におけるキャリブレーション処理部231と同じであるので説明を省略する。同様に、撮像制御部162は実施形態における撮像制御部233と、駆動主制御部163は実施形態における駆動主制御部423と、ユーザインターフェイス制御部164は実施形態におけるユーザインターフェイス制御部232と、画像処理部165は実施形態における撮像制御部233と、それぞれ同じであるので説明を省略する。
記憶部170は、RAMやROM等からなり、前述の制御プログラムを記憶すると共に、撮像画像格納部171とマスタ画像格納部172と補正値格納部173とを備えている。撮像画像格納部171は、実施形態における撮像画像格納部282と同じであるので説明を省略する。同様に、マスタ画像格納部172は実施例のマスタ画像格納部284と、補正値格納部173は実施形態における補正値格納部286と、それぞれ同じであるので説明を省略する。
操作部180は、CPU160と接続されている。操作部180は各種操作ボタンを有しており、操作ボタンを介して入力される指示をCPU160に通知する。表示部182はCPU160と接続されており、ユーザインターフェイス制御部164により生成された各種メニュー画面や各種ウィンドウ等を表示する。
以上の構成を有する変形例4のロボットシステム10bは、実施形態のロボットシステム10と同様の効果を有する。加えて、管理用端末400を省略することができるので、システム全体を小型化することができる。
B5.変形例5:
上記実施形態及び各変形例では、カメラキャリブレーションに用いる撮像画像の数は4枚であったが、4枚に限らず任意の複数枚とすることもできる。例えば、カメラ150の撮像領域を6つに分割して、分割されたそれぞれの領域にキャリブレーションボードCBが写った撮像画像をカメラキャリブレーションに用いることができる。この構成では、マスタ画像は6枚用意され、撮像画像は6つのグループに分類されることとなる。
B6.変形例6:
各実施形態では、カメラ150,150aは、手首105に設置されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、手首105に代えて、上アーム104や下アーム103やショルダ部102やフランジ部106等に配置することもできる。すなわち、一般には、ロボット本体100が有するアームと所定の位置関係となる位置に配置された撮像装置を、本発明における撮像装置として採用することができる。なお、請求項における「アーム」とは、各実施形態における下アーム103,上アーム104,手首105,フランジ部106を含む広い意味を有する。
B7.変形例7:
上記実施形態においてソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。また、これとは逆に、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよい。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10,10a,10b…ロボットシステム
100…ロボット本体
101…ベース部
102…ショルダ部
103…下アーム
104…上アーム
105…手首
106…フランジ部
107…エンドエフェクタ
110…関節軸
120…減速機
130…サーボモータ
150,150a…カメラ
152…撮像部
154…制御部
156…接続インターフェイス部
160…CPU
161…キャリブレーション処理部
162…撮像制御部
163…駆動主制御部
164…ユーザインターフェイス制御部
165…画像処理部
170…記憶部
171…撮像画像格納部
172…マスタ画像格納部
173…補正値格納部
180…操作部
182…表示部
200,200a…制御装置
210…インバータ
220…駆動回路
230…CPU
231…キャリブレーション処理部
232…ユーザインターフェイス制御部
233…撮像制御部
234…画像処理部
235…駆動制御部
236…駆動副制御部
280…記憶部
282…撮像画像格納部
284…マスタ画像格納部
286…補正値格納部
290…入出力インターフェイス部
300…教示装置
400,400a…管理用端末
401…コンピュータ本体
410…入出力インターフェイス部
420…CPU
421…キャリブレーション処理部
422…撮像制御部
423…駆動主制御部
424…ユーザインターフェイス制御部
430…ハードディスク
431…撮像画像格納部
432…マスタ画像格納部
433…補正値格納部
460…ディスプレイ
470…キーボード
500…作業台
S1…作業面
FA,FB,FC,FD…マスタ画像
CB…キャリブレーションボード
CBf…キャリブレーションボードの画像

Claims (4)

  1. ロボットが有するアームと所定の位置関係で配置された撮像装置をキャリブレーションするためのキャリブレーション装置であって、
    特徴点を有するキャリブレーションボードを前記撮像装置が撮像することにより得られた複数の撮像画像の各撮像画像について、前記キャリブレーションボードが互いに異なる位置に写った複数のマスタ画像の各マスタ画像に対する類似度を算出する類似度算出部と、
    前記算出された類似度に基づき、前記複数の撮像画像を、前記各マスタ画像に関連付けられた複数のグループに分類する分類部と、
    前記類似度に基づき前記複数のグループの各グループにおいて1つずつ代表画像を抽出し、抽出された複数の前記代表画像からなる代表画像群に基づき、前記特徴点の前記キャリブレーションボードにおける物理的な位置と前記特徴点の前記撮像画像における位置とを変換するための補正値を決定するキャリブレーション処理部と、
    前記決定された補正値による前記変換の誤差が、所定値以下であるか否かを判定する判定部と、
    前記各グループにおいて、前記類似度が最も高い画像である最高類似度画像の前記類似度と、前記最高類似度画像を除く各撮像画像の前記類似度と、の差分である類似度差分を求める類似度差分算出部と、
    を備え、
    前記キャリブレーション処理部は、前記各グループの前記最高類似度画像からなる複数の前記撮像画像を前記代表画像群として用いて決定された前記補正値による前記誤差が、前記所定値よりも大きいと判定された場合に、前記代表画像群のうちの少なくとも1つの前記撮像画像を、前記複数の撮像画像のうち前記類似度差分が1番目以降に小さい撮像画像に差し替えて前記補正値を決定し、
    前記判定部は、差し替え後の前記代表画像群に基づき決定された前記補正値による前記誤差が前記所定値以下であるか否かを判定する、キャリブレーション装置。
  2. 請求項1に記載のキャリブレーション装置において、
    前記キャリブレーション処理部は、前記各グループの前記最高類似度画像からなる複数の前記撮像画像を前記代表画像群として用いて決定された前記補正値による前記誤差が、前記所定値よりも大きいと判定された場合に、前記複数の撮像画像のうち前記類似度差分が最も小さい前記撮像画像を、対応するグループにおける前記最高類似度画像と差し替えて前記代表画像とすると共に該グループを除く他のグループにおいては前記最高類似度画像を前記代表画像とする新たな前記代表画像群に基づき前記補正値を決定し、
    前記判定部は、前記新たに決定された補正値による前記誤差が、前記所定値以下であるか否かを判定する、キャリブレーション装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のキャリブレーション装置において、
    前記キャリブレーション処理部は、前記各グループの前記最高類似度画像からなる複数の前記撮像画像を前記代表画像群として用いて決定された前記補正値による前記誤差が、前記所定値よりも大きいと判定された場合に、前記誤差が前記所定値以下であると判定されるまで、前記類似度差分が小さい順に1つの前記撮像画像ずつ、対応するグループにおける前記最高類似度画像と差し替えて前記代表画像とすると共に該グループを除く他のグループにおいては前記最高類似度画像を前記代表画像とする新たな前記代表画像群に基づき前記補正値を決定し、
    前記判定部は、前記補正値が決定されるたびに、前記決定された補正値による前記誤差が、前記所定値以下であるか否かを判定する、キャリブレーション装置。
  4. ロボットが有するアームと所定の位置関係で配置された撮像装置のキャリブレーション方法であって、
    (a)特徴点を有するキャリブレーションボードを前記撮像装置が撮像することにより得られた複数の撮像画像の各撮像画像について、前記キャリブレーションボードが互いに異なる位置に写った複数のマスタ画像の各マスタ画像に対する類似度を算出する工程と、
    (b)前記算出された類似度に基づき、前記複数の撮像画像を、前記各マスタ画像に関連付けられた複数のグループに分類する工程と、
    (c)前記複数のグループの各グループにおける前記最高類似度画像を代表画像として抽出し、抽出された複数の前記代表画像からなる代表画像群に基づき、前記特徴点の物理的な位置と前記特徴点の前記撮像画像における位置とを変換するための補正値を決定する工程と、
    (d)前記決定された補正値による前記変換の誤差が、所定値以下であるか否かを判定する工程と、
    (e)前記各グループにおいて、前記最高類似度画像の前記類似度と、前記最高類似度画像を除く各撮像画像の前記類似度と、の差分である類似度差分を求める工程と、
    (f)前記工程(d)において前記誤差が前記所定値よりも大きいと判定された場合に、前記代表画像群のうちの少なくとも1つの前記撮像画像を、前記複数の撮像画像のうち前記類似度差分が1番目以降に小さい撮像画像に差し替えて前記補正値を決定する工程と、
    (g)差し替え後の前記代表画像群に基づき決定された前記補正値による前記誤差が前記所定値以下であるか否かを判定する工程と、
    を備える撮像装置のキャリブレーション方法。
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