JP2014069824A - フィルム位置決めユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】薄肉の筒状フィルムであっても、筒状フィルムが座屈したり、損傷を受けたりすることなく、確実に位置決めすることができるフィルム位置決めユニットを提供する。
【解決手段】ボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFを掻き降ろす、ローターの外周面にポリアミド繊維によって形成された多数の柔軟な細毛を放射状に植毛してなる回転ブラシ12を備えたフィルム掻き降ろし手段10と、このフィルム掻き降ろし手段10によって掻き降ろされた筒状フィルムFの下端を当接させることによって、筒状フィルムFを位置決めする当接部材と、ボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFをフィルム掻き降ろし手段10によって掻き降ろす直前に、直上からボトル容器Bにエアを吹き付けるエア吹付手段20とから構成されており、当接部材として、搬送コンベアVCにおけるボトル容器Bを載置している搬送ベルト等の部材を使用している。
【選択図】図1

Description

この発明は、容器等の被嵌体に被嵌された筒状フィルムを所定の装着位置に位置決めするフィルム位置決めユニットに関する。
例えば、ボトル容器の胴部に筒状のシュリンクラベル等の筒状フィルムを装着するには、図7に示すようなフィルム被嵌装置50によって、筒状フィルムFをボトル容器Bに被嵌した後、筒状フィルムFを加熱収縮させることになるが、フィルム被嵌装置は、長尺フィルムLFをフィルム切断ユニット51で所定長に切断することによって形成された筒状フィルムFをマンドレル52に被嵌することで開口した後、この開口した筒状フィルムFを一対のショットローラ53、53でマンドレル52との間に挟み込んで、所定のタイミングでマンドレル52の直下のフィルム被嵌位置αに送出することで、搬送コンベアVCによってフィルム被嵌位置αに順次搬送されてくるボトル容器Bに被嵌するようになっている。
ところで、上述したフィルム被嵌装置のように、一対のショットローラ53、53で筒状フィルムFを送出することによってボトル容器Bに被嵌する場合は、同図に示すように、筒状フィルムFが、必ずしもボトル容器Bの所定の高さ位置に被嵌されているとは限らないので、筒状フィルムFを加熱収縮させる前に、所定の高さ位置に位置決めする必要があり、通常、筒状フィルムFが被嵌されたボトル容器Bを搬送コンベアVCによってシュリンクトンネルに搬送する途中に、フィルム位置決めユニットを配設して、ボトル容器Bに対する筒状フィルムFの位置決めを行うようになっている。
フィルム位置決めユニットとしては、例えば、図8に示すようなものが採用されている。このフィルム位置決めユニット60は、図8及び図9に示すように、モーターによって回転駆動されるローター62に複数のゴム板63が放射状に取り付けられた一対の羽根車61が、筒状フィルムFが被嵌されたボトル容器Bを搬送する搬送コンベアVCを挟んで、その両側に配設されており、一対の羽根車61のゴム板63が、通過するボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFを叩くようにして掻き降ろすことで、所定の高さ位置まで被嵌されていない筒状フィルムFの下端が搬送コンベアVCのボトル容器Bの載置面に当接し、筒状フィルムFが所定の高さ位置に位置決めされるようになっている。
特開昭61−104930号公報
ところで、ボトル容器Bに被嵌される筒状フィルムFがある程度肉厚で腰のある場合は、上述したように、筒状フィルムFを羽根車61のゴム板63によって叩くようにして掻き降ろすタイプのフィルム位置決めユニット60であっても、特に問題はないが、筒状フィルムFが薄肉(30μm以下)で腰のない場合は、上述したフィルム位置決めユニット60では、筒状フィルムFの下端部が座屈したり、ゴム板63に叩かれる部分が傷ついたりするといった問題がある。
そこで、この発明の課題は、薄肉の筒状フィルムであっても、筒状フィルムが座屈したり、損傷を受けたりすることなく、確実に位置決めすることができるフィルム位置決めユニットを提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、被嵌体に被嵌された筒状フィルムを、被嵌体の所定の高さ位置に位置決めするフィルム位置決めユニットであって、被嵌体に被嵌された筒状フィルムを掻き降ろすフィルム掻き降ろし手段と、前記フィルム掻き降ろし手段によって掻き降ろされた筒状フィルムの下端を当接させることによって、筒状フィルムを位置決めする当接部材とを備え、前記フィルム掻き降ろし手段は、被嵌体に被嵌された筒状フィルムを挟み込むような状態で配設された、ローターの外周面に柔軟な細毛を多数植毛してなる一対の回転ブラシと、それぞれの前記回転ブラシを回転させる駆動手段とを有していることを特徴とするフィルム位置決めユニットを提供するものである。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明のフィルム位置決めユニットにおいて、筒状フィルムが被嵌された被嵌体の搬送経路を挟んで、その両側に前記回転ブラシがそれぞれ配設されており、一対の前記回転ブラシにおける被嵌体の進入端部において、上部から被嵌体にエアを吹き付けるエア吹付手段を備えていることを特徴としている。
以上のように、請求項1に係る発明のフィルム位置決めユニットは、ローターの外周面に柔軟な細毛を多数植毛した回転ブラシを駆動手段によって回転させ、回転ブラシの柔軟な細毛によって筒状フィルムを掻き降ろすようにしているので、筒状フィルムが必要以上に大きな力で掻き降ろされることがなく、薄肉で腰のない筒状フィルムであっても、当接部材に当接した筒状フィルムの下端部が座屈したり、回転ブラシに接触する部分が損傷したりすることがない。従って、被嵌体に被嵌された薄肉で腰のない筒状フィルムを確実に位置決めすることができる。
また、被嵌体の表面が濡れているような場合は、筒状フィルムが被嵌体に付着するので、筒状フィルムを回転ブラシによって掻き降ろしても、筒状フィルムの下端部を当接部材に簡単に当接させることができないが、請求項2に係る発明のフィルム位置決めユニットは、筒状フィルムが被嵌された被嵌体の搬送経路を挟んで、その両側に回転ブラシがそれぞれ配設されており、一対の回転ブラシにおける被嵌体の進入端部において、エア吹付手段によって上部から被嵌体にエアを吹き付けるようになっているので、被嵌体と筒状フィルムとの間に空隙が形成され、被嵌体の表面が濡れている場合であっても、被嵌体に被嵌された筒状フィルムが被嵌体に付着しにくく、筒状フィルムの下端部を当接部材に確実に当接させることができる。
この発明に係るフィルム位置決めユニットの一実施形態を示す正面図である。 同上のフィルム位置決めユニットを示す平面図である。 同上のフィルム位置決めユニットを示す側面図である。 同上のフィルム位置決めユニットを構成している回転ブラシを示す正面図である。 図4のX−X線に沿った断面図である。 (a)は独立した当接部材を別途設ける場合の当接部材の一例を示す平面図、(b)は同上の当接部材を示す断面図である。 フィルム被嵌装置を示す概略構成図である。 従来のフィルム位置決めユニットを示す正面図である。 同上のフィルム位置決めユニットを構成している羽根車を示す側面図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1〜図3は、本発明のフィルム位置決めユニット1を示している。このフィルム位置決めユニット1は、図示しないフィルム被嵌装置によって、ボトル容器Bの胴部に被嵌された薄肉(30μm以下)で腰のない筒状フィルムFを所定の高さ位置に位置決めするものであり、同図に示すように、ボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFを加熱収縮させる前に位置決めしなければならないので、筒状フィルムFが被嵌されたボトル容器Bを、搬送コンベアVCによってシュリンクトンネルに搬送する途中に配設されている。
このフィルム位置決めユニット1は、同図に示すように、ボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFを掻き降ろすフィルム掻き降ろし手段10と、このフィルム掻き降ろし手段10によって掻き降ろされた筒状フィルムFの下端を当接させることによって、筒状フィルムFを位置決めする当接部材と、ボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFをフィルム掻き降ろし手段10によって掻き降ろす直前に、直上からボトル容器Bにエアを吹き付けるエア吹付手段20とから構成されており、このフィルム位置決めユニット1の場合、搬送コンベアVCにおけるボトル容器Bを載置している搬送ベルト等の部材を当接部材として使用しているので、独立した専用の当接部材は、特に設けられていない。
前記フィルム掻き降ろし手段10は、搬送コンベアVCに沿うように、搬送コンベアVCを挟んで、その両側に配設された、搬送路側が開放された一対のカバー部材11、11と、搬送コンベアVCの搬送路側に張り出すように、それぞれのカバー部材11の内部に収容された状態で、それぞれのカバー部材11に回転可能に支持された回転ブラシ12と、それぞれの回転ブラシ12を回転させる駆動モータ15とを備えており、搬送コンベアVCによって搬送される、筒状フィルムFが被嵌されたボトル容器Bは、一対の回転ブラシ12、12に接触しながら、その間を通過していくようになっている。
前記回転ブラシ12は、図4及び図5に示すように、駆動モータ15によって1800rpm程度で回転駆動される、長さが100mmの円筒状のローター13と、このローター13の外周面に放射状に植毛された、直径が0.5mm〜1.0mmで、長さが100mm程度のポリアミド繊維によって形成された多数の柔軟な細毛14とから構成されており、3個の回転ブラシ12が回転軸方向に直列に連結された状態で、それぞれのカバー部材11の内部に収容されている。
搬送コンベアVCを挟んで対向する回転ブラシ12、12は、図1に示すように、通過するボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFに細毛14の先端部(10〜2mm程度)が接触するような間隔をあけて設置されており、細毛14は、筒状フィルムFの上下方向の中央部付近に接触した状態で下方側に回転することによって、筒状フィルムFを掻き降ろすようになっている。
前記エア吹付手段20は、図1〜図3に示すように、一方のカバー部材11の天板に取り付けられた支持部材によって支持された吹出ノズル21と、この吹出ノズル21に接続される減圧弁22と、この減圧弁22に、図示しないチューブまたは配管等からなるエア供給路を介して接続される図示しないコンプレッサ等の給気手段と、エア供給路における減圧弁22の上流側に設置された、エア供給路を開閉する図示しない電磁弁とを備えており、前記吹出ノズル21は、カバー部材11におけるボトル容器Bの進入端部側で、エアの吹出口が真下を向くような状態で搬送コンベアVCの搬送路の真上に配設されている。
前記吹出ノズル21は、先端面(下端面)に吹出孔が形成されているだけでなく、ノズル先端部のテーパ状の外周面にも多数の吹出孔が形成されており、ボトル容器Bのスクリューキャップの天面にエアを吹き付けるだけでなく、スクリューキャップの外縁に沿って、スクリューキャップの外側にも均一にエアを吹き付けるようになっている。
前記カバー部材11には、ボトル容器Bの進入端部にボトル容器Bを検出する光電センサ(図示せず)が設置されており、図示しない制御機構が、光電センサからのボトル検出信号に基づいて電磁弁を開閉させることで、ボトル容器Bが吹出ノズル21の直下にきたときだけ、ボトル容器Bにエアを吹き付けるようになっている。
以上のように、このフィルム位置決めユニット1は、ローター13の外周面に、ある程度の長さを有する柔軟な細毛14を多数植毛した回転ブラシ12を駆動モータ15によって回転させ、回転ブラシ12の長くて柔軟な細毛14によって筒状フィルムFを掻き降ろすようにしているので、筒状フィルムFが必要以上に大きな力で掻き降ろされることがなく、薄肉で腰のない筒状フィルムFであっても、搬送コンベアVCにおけるボトル容器Bの載置面に当接した筒状フィルムFの下端部が座屈したり、回転ブラシ12に接触する部分が損傷したりすることがない。従って、ボトル容器Bに被嵌された薄肉で腰のない筒状フィルムFを確実に位置決めすることができる。
特に、このフィルム位置決めユニット1では、フィルム掻き降ろし手段10の回転ブラシ12がボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFの上下方向の中央部付近に接触した状態で下方側に回転することによって、筒状フィルムFを掻き降ろすようになっているので、筒状フィルムFが薄肉であっても、座屈したり、損傷を受けたりするおそれがない。
また、ボトル容器B、特に、ガラス製のボトル容器Bの胴部表面が水で濡れているような場合は、被嵌された筒状フィルムFがボトル容器Bの胴部表面に付着してしまい、筒状フィルムFを回転ブラシ12によって掻き降ろしただけでは、筒状フィルムFを簡単に下げることができないという問題があるが、このフィルム位置決めユニット1は、ボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFをフィルム掻き降ろし手段10によって掻き降ろす直前に、エア吹付手段20によって、直上からボトル容器Bにエアを吹き付けるようになっているので、ボトル容器Bの外表面に沿って下方側への気流が形成され、ボトル容器Bと筒状フィルムFとの間に僅かな空隙が形成されることになる。従って、ボトル容器Bの胴部表面が濡れているような場合であっても、ボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFがボトル容器Bの胴部表面に付着しにくく、筒状フィルムFを回転ブラシ12によって掻き降ろすことで、筒状フィルムFの下端部を搬送コンベアVCにおけるボトル容器Bの載置面に確実に当接させることができる。
なお、上述した実施形態では、ポリアミド樹脂によって形成された細毛14をロータ13に植毛した回転ブラシ12を使用しているが、これに限定されるものではなく、細くて柔軟性を有していれば、種々の合成樹脂繊維や獣毛等を細毛14として使用することができる。
また、上述した実施形態では、フィルム掻き降ろし手段10の回転ブラシ12がボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFの上下方向の中央部付近を掻き降ろすようになっているが、これに限定されるものではなく、例えば、短い筒状フィルムの場合は、その上端部付近を掻き降ろすようにしてもよい。ただし、薄肉の筒状フィルムの上端部を掻き降ろすと、筒状フィルムが座屈したり、損傷を受けたりするおそれがあるので、筒状フィルムの上端部以外の部分を掻き降ろすことが望ましい。
また、上述した実施形態では、回転ブラシ12の回転数を1800rpmに設定しているが、これに限定されるものではなく、細毛14の太さ、長さ、柔軟性や筒状フィルムFの肉厚、長さ等に応じて適宜設定すればよい。ただし、掻き降ろし性能を考慮すると、少なくとも、500rpm以上に設定しておくことが望ましい。
また、上述した実施形態では、回転軸が水平になるように、回転ブラシ12が配設されているが、これに限定されるものではなく、例えば、ボトル容器Bの搬送方向の上流側が高く、下流側が低くなるように、回転軸を傾斜させた状態で回転ブラシ12を配設することも可能である。
また、上述した実施形態では、ボトル容器Bのスクリューキャップの天面にエアを吹き付けると共に、スクリューキャップの外縁に沿って、スクリューキャップの外側にも均一にエアを吹き付けるようになっているが、これに限定されるものではなく、例えば、内径がボトル容器Bのスクリューキャップの外形より大きく、外形がボトル容器の胴部より小さい環状の吹出ノズルを採用し、その吹出ノズルの先端面に形成された多数の吹出孔からボトル容器Bの肩部や胴部外周面に沿って均一にエアを吹き付けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ボトル容器Bが吹出ノズル21の直下にきたときだけ、エア吹付手段20がボトル容器Bのスクリューキャップの天面にエアを吹き付けるようになっているが、これに限定されるものではなく、ボトル容器Bが吹出ノズル21の直下に位置しているか否かに拘わらず、連続的にエアを吹き付けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFをフィルム掻き降ろし手段10によって掻き降ろす直前に、エア吹付手段20が直上からボトル容器Bにエアを吹き付けるようになっているが、これに限定されるものではなく、例えば、多数のエア吹出口が形成された、カバー部材11と略同一長さを有する吹出パイプを一対のカバー部材11の間に設置し、ボトル容器Bが対向する回転ブラシ12、12間を通過する間、エアを吹き付けるようにしてもよい。ただし、このフィルム位置決めユニット1は、エアを吹き付けて筒状フィルムFを押し下げているわけではなく、フィルム掻き降ろし手段10の回転ブラシ12が筒状フィルムFを掻き降ろし易くするために、ボトル容器Bの外表面に沿って下方側への気流を形成することによって、ボトル容器Bの胴部外周面と筒状フィルムFとの間に僅かな空隙を形成するためのものであるので、少なくとも、ボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFをフィルム掻き降ろし手段10によって掻き降ろす直前にエアを吹き付ける必要がある。
また、上述した実施形態では、ボトル容器Bに被嵌された筒状フィルムFをフィルム掻き降ろし手段10によって掻き降ろす直前に、直上からボトル容器Bにエアを吹き付けるエア吹付手段20を備えているが、エア吹付手段20は、必ずしも、設ける必要はなく、例えば、ボトル容器の胴部表面が水で濡れている等、フィルム掻き降ろし手段10によって掻き降ろすだけでは、筒状フィルムFを容易に下げることができないような場合に限って設ければよい。
また、上述した実施形態では、筒状フィルムFをボトル容器Bの下端に位置決めするために、搬送コンベアVCにおけるボトル容器Bを載置している搬送ベルト等の部材を当接部材として使用しているが、これに限定されるものではなく、ボトル容器Bの胴部の高さ方向の中央部に筒状フィルムを装着する場合は、筒状フィルムFの装着位置に対応する高さ位置に、独立した当接部材を別途設ける必要がある。例えば、図6(a)、(b)に示すように、駆動プーリ31及び従動プーリ32に無端ベルト33を掛け渡し、搬送コンベアVCの搬送速度と同一速度で無端ベルト33を循環移動させるベルトユニット30を、搬送コンベアVCの両側部にそれぞれ設置し、各ベルトユニット30の無端ベルト33を当接部材として、筒状フィルムFの下端縁を当接させることが考えられる。このように、搬送コンベアVCの搬送速度と同一速度で循環移動する無端ベルト33を当接部材として使用すると、筒状フィルムFを被嵌したボトル容器Bを連続的に搬送しながら、筒状フィルムFを掻き降ろして位置決めする場合、当接部材に当接した筒状フィルムFの下端縁が当接部材に対して摺接することがなく、筒状フィルムFが損傷を受けにくいという効果が得られる。なお、図6では、フィルム掻き降ろし手段を省略してある。
シュリンクラベル等の筒状フィルムを容器等の被嵌体に被嵌する場合に利用することができる。
1 フィルム位置決めユニット
10 フィルム掻き降ろし手段
11 カバー部材
12 回転ブラシ
13 ローター
14 細毛
15 駆動モータ
20 エア吹付手段
21 吹出ノズル
22 減圧弁
30 ベルトユニット
31 駆動プーリ
32 従動プーリ
33 無端ベルト
B ボトル容器(被嵌体)
F 筒状フィルム
VC 搬送コンベア(当接部材)

Claims (2)

  1. 被嵌体に被嵌された筒状フィルムを、被嵌体の所定の高さ位置に位置決めするフィルム位置決めユニットであって、
    被嵌体に被嵌された筒状フィルムを掻き降ろすフィルム掻き降ろし手段と、
    前記フィルム掻き降ろし手段によって掻き降ろされた筒状フィルムの下端を当接させることによって、筒状フィルムを位置決めする当接部材と
    を備え、
    前記フィルム掻き降ろし手段は、
    被嵌体に被嵌された筒状フィルムを挟み込むような状態で配設された、ローターの外周面に柔軟な細毛を多数植毛してなる一対の回転ブラシと、
    それぞれの前記回転ブラシを回転させる駆動手段と
    を有していることを特徴とするフィルム位置決めユニット。
  2. 筒状フィルムが被嵌された被嵌体の搬送経路を挟んで、その両側に前記回転ブラシがそれぞれ配設されており、
    一対の前記回転ブラシにおける被嵌体の進入端部において、上部から被嵌体にエアを吹き付けるエア吹付手段を備えている請求項1に記載のフィルム位置決めユニット。
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