JP2014068484A - 携帯端末用充電器 - Google Patents

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Abstract

【構成】 携帯端末用充電器10は、携帯端末12が備える二次電池20の充電に用いられる充電器であり、クレイドル30およびケーシング36を備えている。クレイドル30は、二次電池20に電力を供給するためのコネクタ34を有しており、このコネクタ34が携帯端末12の充電端子22を接続される。また、ケーシング36は、上下に伸縮自在な中空箱状に形成され、ケーシング36の易伸縮部42を上下に伸ばした状態では、ケーシング36の内部に携帯端末12を収容可能な空間が形成される。さらに、ケーシング36の内部には、光源52が設けられる。光源52は、電力を供給されることによって紫外線を含む光を照射する。
【効果】携帯端末に付着した細菌などを殺菌ないし静菌することが可能である。
さらに、殺菌機能を設けたことによる携帯端末用充電器の大型化を抑制することができるので、充電器を持ち運びするのに好適であり、ユーザの利便性が高い。
【選択図】図1

Description

この発明は携帯端末用充電器に関し、特にたとえば、携帯端末が備える二次電池の充電に用いられる、携帯端末用充電器に関する。
従来のこの種の携帯端末用充電器の一例が特許文献1に開示される。特許文献1の技術は、充電機能と共に携帯電話の消臭機能を有する充電器に関し、この充電器は、携帯電話の下半部を収容するトップカバーを備える。トップカバー内には、携帯電話の充電端子に接続される充電端子と消臭剤を加圧状態で収納する消臭剤収納部とが設けられる。そして、充電開始時に、携帯電話の通話時間が所定時間を越えていることが検出された場合には、消臭剤収納部に設けられる噴霧手段を作動させて携帯電話に消臭剤を噴霧するようにしている。
一方、特許文献2には、殺菌機能を備える折り畳み式の携帯端末が開示される。特許文献2の技術では、利用者が操作可能な操作部を表面に有する装置本体と、各種情報を表示するための表示装置とを備え、この表示装置は、装置本体に対して回動可能、かつ装置本体の表面に対向可能に設けられている。そして、表示装置には、紫外線を発光する発光手段が設けられ、筐体の折り畳み時に、表示装置に対向する装置本体の表面に対して発光手段から紫外線を照射するようにしている。
特開2010−11411号公報 [H04M 1/00] 特開2006−157381号公報 [H04M 1/17]
近年、パソコンの機能をベースとして作られた多機能携帯電話であるスマートフォン(smart phone)と呼ばれる携帯端末が提供されている。一般的に、スマートフォンは、平
板状のハウジングを備え、その表面側には、タッチパネルを備えるディスプレイが設けられる。ここで、スマートフォン等の携帯端末の操作時には、タッチパネルなどの操作部にユーザの手が触れ、通話時には、マイク周辺にユーザの唾液等がかかる。このため、携帯端末の表面側には、細菌などの微生物が付着し易い。付着した細菌などが繁殖すると不衛生である上、異臭の原因ともなるので、携帯端末に付着した細菌などを殺菌ないし静菌できる技術の必要性が高まっている。
しかしながら、特許文献1の技術では、携帯電話に消臭剤を噴霧することによって携帯電話を消臭するに止まり、携帯端末に付着した細菌などを殺菌ないし静菌することができない。また、消臭剤を携帯端末に吹き掛けるので、付着した消臭剤によって携帯端末の機能に不具合が生じてしまう恐れがある。
また、特許文献2の技術は、携帯電話自体に殺菌機能を備えさせるものである。また、折り畳み式の携帯電話にしか適用できない技術である。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、携帯端末用充電器を提供することである。
この発明の他の目的は、携帯端末に付着した細菌などを殺菌ないし静菌できる、携帯端末用充電器を提供することである。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明などは、本発明の理解を助けるために後述する実施の形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、携帯端末が備える二次電池の充電に用いられる携帯端末用充電器であって、二次電池に電力を供給するための送電部を有するクレイドル、クレイドルの上側に設けられ、上下に伸縮自在にされかつ伸びた時に携帯端末を内部に収容可能なケーシング、およびケーシングの内部に設けられ、紫外線を含む光を照射する光源を備える、携帯端末用充電器である。
第1の発明では、携帯端末用充電器(10)は、携帯端末(12)が備える二次電池(20)の充電に用いられる充電器であり、充電機能に加えて、携帯端末を殺菌ないし静菌する機能を有するものである。携帯端末用充電器は、クレイドル(30)およびケーシング(36)を備えている。クレイドルは、二次電池に電力を供給するための送電部(34)を有しており、クレイドルに携帯端末が設置されると、充電器から携帯端末の二次電池に給電される。また、ケーシングは、上下に伸縮自在な中空箱状に形成され、クレイドルの上部に設けられる。そして、ケーシングを上下に伸ばした状態では、ケーシングの内部にクレイドルに設置した携帯端末を収容可能な空間が形成される。携帯端末を収容可能な空間が形成される。さらに、ケーシングの内部には、光源(52)が設けられる。光源は、電力を供給されることによって紫外線を含む光を照射して、携帯端末の外面に付着した細菌などを殺菌ないし静菌する。
第1の発明によれば、携帯端末に付着した細菌などを殺菌ないし静菌することが可能である。
さらに、殺菌機能を設けたことによる携帯端末用充電器の大型化を抑制することができるので、充電器を持ち運びするのに好適であり、ユーザの利便性が高い。
第2の発明は、第1の発明に従属し、ケーシングの側壁の内面側に設けられる反射板をさらに備える。
第2の発明では、ケーシング(36)の側壁(42)の内面は、反射板(50)によって覆われている。反射板は、紫外線を吸収しない素材によって薄膜状に形成され、光源(52)から光が照射された時に、その光を反射させてケーシングの内部で拡散させる。
第3の発明は、第1または2の発明に従属し、ケーシングの側壁は蛇腹状に形成される。
第3の発明では、ケーシング(36)は、上下に伸縮自在な側壁(42)を有し、この側壁は軸方向の全長に亘って凹凸が交互に形成された蛇腹形状に形成されている。そして、この側壁を上下に伸縮させることによって、ケーシングを伸ばしたり縮めたりすることが可能である。
第4の発明は、第1ないし3のいずれかの発明に従属し、ケーシングが着脱可能にクレイドルに取り付けられる。
第4の発明では、ケーシング(36)は、クレイドル(30)に着脱可能に取り付けられる。たとえば、ケーシングの下側には、装着部(44)が設けられ、この装着部の内部にクレイドルの天面および側面を嵌め込むことによって、ケーシングがクレイドルの上部に取り付けられる。
第4の発明によれば、携帯端末(12)の充電作業のみを行う場合に、ケーシングをクレイドルから取り外して、クレイドルのみを使用すればよい。すなわち、携帯端末用充電器の利用方法を用途に応じて適宜選択できるので、ユーザの利便性がさらに向上される。
第5の発明は、第1ないし4のいずれかの発明に従属し、ケーシングの内部に携帯端末の厚み方向に所定の間隔を隔てて設けられる一対の支持棒をさらに備え、一対の支持棒は、クレイドルに携帯端末を設置した時にその携帯端末の外面に接触し、かつケーシングの内部に携帯端末を収容した時にその携帯端末の上側に載置される。
第5の発明では、ケーシング(36)の内部には、一対の支持棒(82)が設けられる。一対の支持棒は、ケーシングの内部に携帯端末(12)を挿入した時に各支持棒がたとえば変形した状態で携帯端末の外面に接触しつつ、ケーシングの内部に携帯端末を収容した時に携帯端末の天面の上側に載置できるように、携帯端末の厚み方向に所定の間隔を隔てて配置される。このような携帯端末用充電器(10)では、たとえば、クレイドル(30)に携帯端末を設置したままケーシングを伸ばすと、支持棒が携帯端末の下部の外面に接触したまま上方に移動し、支持棒によって携帯端末の外面の汚れや埃等を拭き取ることができる。そして、そのまま携帯端末をケーシングの内部に収容して、支持棒を携帯端末の上側に載置させると、支持棒が携帯端末に係止されることにより、ケーシングを上下に伸ばして自立させた状態を保持することが可能になる。
第5の発明によれば、ケーシングをより薄くかつより軟質な素材によって形成することが可能になるため、ケーシングをより小型化させることができる。さらに、携帯端末の表面の汚れや埃等を支持棒によって拭き取るようにすれば、携帯端末に付着した細菌などをより効果的に殺菌ないし静菌することができる。
この発明によれば、携帯端末用充電器が充電機能に加えて、携帯端末を殺菌ないし静菌する機能を有しているため、携帯端末の充電作業を行うとともに、携帯端末に付着した細菌などを殺菌ないし静菌することが可能である。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この発明の一実施例の携帯端末用充電器に携帯端末を設置した様子を示す斜視図である。 図1の携帯端末を示す斜視図である。 図1の携帯端末用充電器の内部構造を示す平面図である。 図1の携帯端末用充電器の内部構造を示す平面図である。 ケーシングを縮めた状態の携帯端末用充電器を示す斜視図である。 図5の携帯端末用充電器の内部構造を示す平面図である。 クレイドルの内部の電気的な構成の一例を示すブロック図である。 図5の携帯端末用充電器に携帯端末を設置する様子を示す図解図である。 ケーシングをクレイドルから取り外した様子を示す図解図である。 図9のクレイドルに携帯端末を設置した様子を示す斜視図である。 この発明の別の実施例の携帯端末用充電器の内部構造を示す平面図である。 図10の携帯端末用充電器の内部構造を示す平面図である。 ケーシングを縮めた状態の携帯端末用充電器を示す斜視図である。 この発明のさらに別の実施例の携帯端末用充電器の内部構造を示す平面図である。 図14の携帯端末用充電器に携帯端末を設置した様子を示す図解図である。 この発明のさらに別の実施例の携帯端末用充電器に携帯端末を設置した様子を示す図解図である。 この発明のさらに別の実施例の携帯端末用充電器の内部構造を示す平面図である。 図17の携帯端末用充電器のケーシングの内部に携帯端末を収容する様子を示す図解図である。
図1および図2を参照して、この発明の一実施例である携帯端末用充電器(以下、単に「充電器」という。)10は、携帯端末12が備える二次電池20の充電に用いられる充電器であり、特にスマートフォン(smart phone)用の充電器として好適に使用される。詳細は後に説明するように、充電器10は、充電機能に加えて、携帯端末12を殺菌ないし静菌する機能を有するものである。
なお、この発明は、従来のフィーチャフォン(feature phone)、タブレット端末およびPDA等の任意の携帯端末が備える二次電池を充電するための充電器にも適用できることを予め指摘しておく。
先ず、充電器10の具体的な説明に先立って、携帯端末12の概要について説明しておく。
図2に示すように、携帯端末12は、一例としてスマートフォンであり、縦長の扁平矩形の筐体14を備えている。筐体14の表面側には、液晶や有機ELなどのディスプレイ16が設けられ、ディスプレイ16の上には、操作部として機能するタッチパネル18が設けられる。また、筐体14の縦方向一方端には、スピーカ(図示せず)が内蔵され、ハウジングの縦方向他端には、マイク(図示せず)が内蔵される。ユーザは、指先などを用いてタッチパネル18の表面に対してタッチ操作を行うことによって、携帯端末12に操作情報を入力することができる。また、スピーカおよびマイク等を利用して、音声通話などを実行できる。
さらに、携帯端末12は、リチウムイオン電池などの二次電池20を備えており、詳細は後に説明するように、充電器10のコネクタ34から供給された電力を充電端子22によって受信して二次電池20に蓄える。たとえば、充電端子22は、充電器10のコネクタ34を接続するためのメス端子であって、筐体14の底面の所定位置に設けられる。
以下に、このような携帯端末12を前提にして、必要に応じてそれらを援用しながら、本発明の実施例または実施形態について説明する。
充電器10は、図3および図4に示すように、クレイドル(本体)30を備えており、このクレイドル30に携帯端末12が設置されると、携帯端末12の充電が開始される。
クレイドル30は、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンおよびポリカーボネート等の合成樹脂などの適宜な材質によって矩形の中空箱状に形成され、その天面には、携帯端末12の下端部の形状に対応した窪み32が設けられる。窪み32の底部には、クレイドル30の内部から突き出すように(露出して)コネクタ34が設けられており、このコネクタ34が携帯端末12への送電部として機能する。すなわち、コネクタ34と上述した携帯端末12の充電端子22とが接続されると、充電器10から携帯端末12の二次電池20に給電されることとなる。
さらに、クレイドル30の上部には、ケーシング36が設けられる。ケーシング36は、上部ケーシング38、下部ケーシング40および易伸縮部(側壁)42を組み合わせることによって全体として中空箱状に形成され、後述する装着部44を介してクレイドル30の上部に取り外し可能に固定される。
上部ケーシング38は、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンおよびポリカーボネート等の合成樹脂などの適宜な材質からなり、下方が開放された中空矩形状に形成される。上部ケーシング38の天面には、開口が形成される。そして、その開口には、ヒンジ等の接続部を介して蓋46が設けられ、開口は、蓋46によって開閉可能に覆われている。
また、下部ケーシング40は、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンおよびポリカーボネート等の合成樹脂などの適宜な材質からなり、上部ケーシング38に対応した形状を有しており、上方が開放された中空矩形状に形成される。下部ケーシング40の底面には、開口48が形成されている。そして、クレイドル30への携帯端末12の設置時には、ケーシング36の内部に収容した携帯端末12の下端部をこの開口48に挿通させて、携帯端末12の充電端子22をコネクタ34に接続させる。ただし、この開口48にコネクタ34を挿通させて、そのコネクタ34を携帯端末12の充電端子22に接続させるようにしてもよい。
さらに、易伸縮部42は、ポリエチレン等の合成樹脂などによって断面が扁平円形若しくは長方形の筒状に形成される。易伸縮部42は、軸方向の全長に亘って凹凸が交互に形成された蛇腹形状を有しており、上下に伸縮自在なようにされていて、その軸方向の両端部が上部ケーシング38の天面の下側面および下部ケーシング40の底面の上側面にそれぞれ固定される。すなわち、易伸縮部42を上下に伸縮させることによって、ケーシング36を上下に伸ばしたり縮めたりすることが可能である。
具体的には、ケーシング36の易伸縮部42を伸ばして(展開して)、上部ケーシング38と下部ケーシング40とを上下に最大限離間させた第1状態では、ケーシング36の内部空間はその内部に携帯端末12がちょうど収まる大きさおよび形状となり、ケーシング36の内部に携帯端末12を収容可能な空間が形成される。ただし、ここで言う携帯端末12の大きさおよび形状とは、携帯端末12にケース等を装着している状態を含む概念であることに留意されたい。一方、図5および図6に示すように、ケーシング36の易伸縮部42を縮ませて(折り畳んで)、上部ケーシング38と下部ケーシング40とを上下に接触させた第2状態では、上部ケーシング38および下部ケーシング40の内部に易伸縮部42が収容されることとなる。
なお、図示は省略するが、上部ケーシング38および下部ケーシング40に互いに嵌合し合う嵌合部をそれぞれ設け、ケーシング36の易伸縮部42を縮ませて上部ケーシング38と下部ケーシング40とを上下に接触させた時に嵌合部どうしを嵌合させて、上部ケーシング38と下部ケーシング40とを連結させるようにしてもよい。ただし、上部ケーシング38と下部ケーシング40との連結構造は、必ずしも嵌合部どうしの嵌合に限定される必要はなく、係止、係合などの適宜な連結構造を採用することが可能である。
さらに、図3および図4に戻って、易伸縮部42の内面側は、反射板50によって覆われている。反射板50は、後述する光源52から照射された光を反射させてケーシング36の内部で拡散させるためのものであり、アルミニウム、ステンレス等の紫外線を吸収しない素材によって薄膜状に形成される。反射板50は、易伸縮部42の内面側に貼り付けられ、易伸縮部42の伸縮に合わせて変形する。
また、易伸縮部42の内部には、光源52が設けられる。光源52は、携帯端末12の外面に付着した細菌などを殺菌ないし静菌する殺菌手段として機能し、後述する電源62から電力が供給されることによって、紫外線を含む光を照射する。光源52としては、たとえば350−400nmの紫外線を照射するUV-LED(たとえば、DOWAエレクトロニクス株式会社製のUV-LED)を用いるとよいが、紫外線を含む光を照射できるものであれば、特に限定されない。
たとえば、この実施例では、光源52は細長い円柱形状を有しており、上部ケーシング38の天面の下側および下部ケーシング40の底面の上側にそれぞれ2つの光源52が配置される。2つの光源52は、ケーシング36の内部に携帯端末12を収容した時にその携帯端末12を間に挟み込むように配置され、上部ケーシング38の天面の幅方向(長手方向)に沿って奥行き方向(携帯端末12の厚み方向)の両側に配置されるとともに、下部ケーシング40の底面の幅方向に沿って奥行き方向の両側に配置される。そして、各光源52どうしがリード線54(第1リード線)によって電気的に接続されている。
また、各光源52に接続されたリード線54は、易伸縮部42および下部ケーシング40を経てケーシング36の外側に延出し、リード線(第2リード線)56に電気的に接続される。リード線56は、ケーシング36の外側でクレイドル30に向けて延び、その先端には、オス端子であるプラグ58が形成される。そして、このリード線56のプラグ58が、クレイドル30の側面に形成されたジャック60に差し込み接続される。
さらに、上述したように、ケーシング36の下側には、装着部44が設けられている。装着部44は、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンおよびポリカーボネート等の合成樹脂などの適宜な材質からなり、下方が開放された中空矩形状に形成される。装着部44は、ケーシング36を着脱可能にクレイドル30に取り付けるための接合部として機能し、その天面および側面がクレイドル30の天面および側面に沿う形状を有している。そして、装着部44の内部にクレイドル30を嵌め込むことによって、ケーシング36がクレイドル30の上部に取り付けられる。
また、図3および図4に示すように、クレイドル30の内部には、電源62、および給電制御部(マイクロコンピュータ)64が設けられる。さらに、図7のブロック図には、クレイドル30の内部の電気的な構成の一例が示される。なお、このブロック図では、信号および通信の流れを破線矢印で示し、電気の供給を実線矢印で示すようにしている。
電源62としては、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池およびニッケルカドミウム電池などの蓄電池を用いるとよいが、これに限定されず、マンガン乾電池、アルカリマンガン乾電池およびオキシライド乾電池などの一次電池を電源62として用いるようにしてもよいし、外部電源から供給された交流電力をACアダプタ等によって直流電力に変換して利用するようにしてもよい。たとえば、この実施例では、3つの蓄電池がクレイドル30の内部の所定位置に奥行き方向に並べて設けられ、この蓄電池に蓄えた電力が給電制御部64を介してコネクタ34に供給される。
また、給電制御部64は、クレイドル30の内部の所定位置に設けられて、電源62およびコネクタ34に電気的に接続され、電源62からコネクタ34への給電を制御する第1給電制御手段として機能する。すなわち、クレイドル30のコネクタ34に携帯端末12の充電端子22が接続されたこと(信号)が検出されると、給電制御部64からの指令に基づいて、電源62からリード線(第3リード線)66を介してコネクタ34へ電力供給が開始される。そして、携帯端末12の二次電池20が満充電(つまり、充電が完了した状態)になったことが検出されたり、携帯端末12の充電端子22がクレイドル30のコネクタ34から取り出されたこと(信号)が検出されたりすると、コネクタ34への電力供給が自動的に停止される。
さらに、給電制御部64は、リード線(第4リード線)68によってジャック60とも電気的に接続され、電源62から光源52への給電を制御する第2給電制御手段としても機能する。具体的には、電源62に蓄えられた電力は、給電制御部64およびリード線68を介して上述したジャック60に供給され、さらに、そのジャック60に差し込み接続されたプラグ58およびリード線54,56を通って光源52に供給される。また、クレイドル30の側面には、電源62に蓄えた電力の光源52への給電をON/OFF操作するためのスイッチ70が設けられる。たとえば、この実施例では、スイッチ70は、たとえばディップスイッチ、またはロータリースイッチ等であり、クレイドル30の側面から外部に突き出すように設けられ、給電制御部64と電気的に接続されている。
すなわち、ユーザがスイッチ70をON操作すると、給電制御部64からの指令に基づいて、電源62からリード線56,68を介して上述した光源52へ電力供給が開始される。そして、ユーザがスイッチ70をOFF操作し、または給電制御部64に内蔵されたタイマ72で所定時間が経過したことが検出されると、光源52への電力供給が自動的に停止される。
さらにまた、図示は省略するが、加熱殺菌中であることは、クレイドル30の側面などに設けたLED表示器(図示ぜず)を点灯させること等によって、ユーザに知らせるとよい。加熱殺菌中であることを報知するLED表示器は、表示色を変える等して、携帯端末12の二次電池20が充電中であることを報知するLED表示器と兼用するとよい。
このような充電器10は、図5に示すように、ケーシング36の易伸縮部42を縮ませて、上部ケーシング38と下部ケーシング40とを上下に接触(若しくは連結)させた第2状態でユーザによって持ち運びされる。そして、充電器10の使用時に、携帯端末12の充電作業に加えて、殺菌ないし静菌する作業を行う場合には、先ず、図8(a)に示すように、上部ケーシング38の蓋46を開けて、上部ケーシング38の開口からケーシング36の内部に携帯端末12を挿入し、クレイドル30に携帯端末12を設置して、コネクタ34を携帯端末12の充電端子22に接続する。すると、電源62から携帯端末12の二次電池20への充電が開始される。
それから、図8(b)に示すように、ケーシング36の易伸縮部42を伸ばして、携帯端末12をケーシング36の内部に収容し、上部ケーシング38の蓋46を閉じて、スイッチ70をON操作する。すると、電源62から供給された電力が光源52にも供給され、光源52から紫外線を含む光が照射される。光源52から照射された光は、ケーシング36の内部で反射板50で反射することによって、ケーシング36の内部の全体に拡散され、その光を受けた携帯端末12の外面(表面、裏面)に付着した細菌などが酸化分解される。このとき、悪臭の原因となる有機化合物も酸化分解するので、消臭効果も期待できる。そして、適宜設定した所定時間が経過すると、またはユーザがスイッチ70をOFF操作すると、光源52への電力供給が停止され、紫外線を含む光による殺菌および消臭動作が終了される。
一方、充電器10の使用時に、携帯端末12の充電作業のみを行う場合には、図9に示すように、リード線56のプラグ58をクレイドル30のジャック60から抜いて外すとともに、装着部44をクレイドル30の天面および側面から取り外すことによって、ケーシング36をクレイドル30から取り外し、クレイドル30のみを使用するようにする。そして、図10に示すように、クレイドル30に携帯端末12を設置して、コネクタ34を携帯端末12の充電端子22に接続すると、電源62から携帯端末12の二次電池20への充電が開始される。
以上のように、この実施例によれば、ケーシング36の内部に携帯端末12を収容して、光源52から紫外線を含む光を照射することによって、ケーシング36の内部で殺菌および消臭動作を行うようにしている。したがって、携帯端末12に付着した細菌などを効果的に殺菌ないし静菌することができる。
さらに、上下に伸縮自在なケーシング36に携帯端末12を収容するようにしているので、携帯端末12の殺菌(ないし静菌)作業を行う時以外にはケーシング36を縮めておくことにより、殺菌機能を設けたことによる充電器10の大型化を抑制することができる。したがって、充電器10を持ち運びするのに好適であり、ユーザの利便性が高まる。
さらにまた、この実施例では、ケーシング36がクレイドル30から取り外し可能に設けられている。このため、携帯端末12の充電作業のみを行う場合には、ケーシング36をクレイドル30から取り外して、クレイドル30のみを持ち運ぶようにすればよい。すなわち、この実施例によれば、充電器10の利用方法を用途に応じて適宜選択できるので、ユーザの利便性がさらに向上される。
次に、図11および図12を参照して、充電器10の他の実施例について説明する。
図11および図12に示す実施例では、ケーシング36の側壁、つまり易伸縮部42をポリエチレン等の合成樹脂などによって蛇腹状に形成する代わりに、複数のフレーム74と被覆体76とを組み合わせて易伸縮部42を構成している点が、図1の実施例と異なる。
以下、具体的に説明するが、図1に示す実施例と共通する部分については、同じ参照番号を付し、重複する説明は省略ないし簡略化する。このことは、後述する他の実施例についても同様である。
図11および図12に示すように、ケーシング36は、上部ケーシング38、下部ケーシング40および易伸縮部42を組み合わせることによって全体として中空箱状に形成される。
易伸縮部42は、複数のフレーム74および被覆体76からなり、全体として断面扁平円形の筒状に形成される。フレーム74は、アルミニウム、ステンレス等の紫外線を吸収しない素材からなり、平面視で扁平円形若しくは長方形のリング形状を有している。たとえば、この実施例では、4つのフレーム74が上下方向に一定の間隔を隔てて並べて配置され、各フレーム74の外側には、各フレーム74を被覆する被覆体76が設けられる。
被覆体76は、布,ビニール等の柔らかい素材からなり、フレーム74の外形に沿った筒状に形成される。なお、被覆体76の内面には、反射板50が貼り付けられており、その反射板50の内面に各フレーム74が固定される。被覆体76は、その素材特性により、たとえば葛折り状に折り畳んだり上下に伸ばす(伸張させる)ことで、上下方向に伸縮自在である。また、被覆体76は、上部ケーシング38の天面の下側面および下部ケーシング40の底面の上側面にそれぞれ固定される。よって、易伸縮部42の被覆体76を上下に伸縮させることによって、ケーシング36を上下に伸ばしたり縮めたりすることが可能である。
具体的には、ケーシング36の易伸縮部42の被覆体76を上下に伸ばして、上部ケーシング38と下部ケーシング40とを上下に最大限離間させた第1状態では、ケーシング36の内部に携帯端末12を収容可能な空間が形成される。なお、ケーシング36の内部に携帯端末12を収容した状態では、上部ケーシング38が携帯端末12の上に載置されることとなる。一方、図13に示すように、易伸縮部42の被覆体76を葛折り状に折り畳んで、上部ケーシング38と下部ケーシング40とを上下に接触(若しくは連結)させた第2状態では、上部ケーシング38および下部ケーシング40の内部に各フレーム74および折り曲げた被覆体76が収容される。
このように、この実施例においても、充電器10が光源52を備えているため、携帯端末12に付着した細菌などを効果的に殺菌ないし静菌することができる。さらに、上下に伸縮自在なケーシング36の内部に携帯端末12を収容するようにしているので、殺菌機能を設けたことによる充電器10の大型化を抑制することが可能である。
なお、この実施例では、易伸縮部42を複数のフレーム74と被覆体76とによって構成したが、これに限定される必要はなく、易伸縮部42を被覆体76のみによって構成するようにしてもよい。ただし、この場合には、図14に示す充電器10のさらに他の実施例のように、易伸縮部42の形状や携帯端末12に対する位置を保持することができるように、ケーシング36を携帯端末12に対し固定する受部78を設けるようにすると好適である。
図14に示す充電器10では、ケーシング36が、上部ケーシング38、下部ケーシング40および易伸縮部42を組み合わせることによって全体として中空箱状に形成される。易伸縮部42は、被覆体76からなり、全体として断面扁平円形の筒状に形成される。また、ケーシング36の上部ケーシング38の蓋46の裏面には、受部78が設けられる。
図14および図15に示すように、受部78は、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンおよびポリカーボネート等の合成樹脂などの適宜な材質からなり、蓋46の裏面からケーシング36の内部側に向けて突き出す突起状に形成される。たとえば、受部78は、蓋46の裏面に接着剤等で貼り付けるようにしてもよいし、蓋46と一体的に成形するようにしてもよい。受部78の先端には、携帯端末12の厚みと等しいかそれよりもやや大きい幅を有する溝状の凹部80が形成される。
このような充電器10の使用時に、携帯端末12の充電作業に加えて、殺菌(ないし静菌)作業を行う場合には、先ず、上部ケーシング38の蓋46を開けて、上部ケーシング38の開口からケーシング36の内部に携帯端末12を挿入し、クレイドル30に携帯端末12を設置する。それから、ケーシング36の易伸縮部42を伸ばして、携帯端末12をケーシング36の内部に収容し、上部ケーシング38の蓋46を閉じる。このとき、受部78の凹部80に携帯端末12の上端部を嵌め込むようにする。こうすることにより、ケーシング36の内部に携帯端末12を収容した状態で、受部78が携帯端末12の上端部に対し固定されるので、ケーシング36がその形状や位置を保持することが可能になる。
なお、凹部80を必ずしも携帯端末12の厚みと等しいかそれよりもやや大きい幅を有する溝状に形成する必要はなく、図16に示すように、携帯端末12の上面視の断面形状と略同形状の断面を有する窪み状に形成してもよい。
また、上の説明では、易伸縮部42を被覆体76のみによって構成したケーシング36の内部に受部78を設けるようにしたが、これに限定される必要はなく、易伸縮部42を複数のフレーム74と被覆体76とによって構成したケーシング36や、図1に示す実施例の充電器10のケーシング36の内部に受部78を設けるようにしてもよいことは言うまでもない。
さらに、易伸縮部42を被覆体76のみによって構成したケーシング36や、易伸縮部42を複数のフレーム74と被覆体76とによって構成したケーシング36において、被覆体76を形状記憶繊維によって形成するなどして、被覆体76を葛折り状に折り畳み易いように予め加工を施しておくようにしてもよい。こうすることにより、ケーシング36の内部に被覆体76(易伸縮部42)を収容する際の作業性が向上する。
また、被覆体76を合成樹脂製の薄膜によってコーティングし、その薄膜に被覆体76を葛折り状に折り畳み易いように加工を施すようにしてもよい。さらに、その薄膜を遮光性材料によって形成して、殺菌時に光源から照射される光がケーシング36の外部に漏れ出すのを防止するようにしてもよい。
さらにまた、図17を参照して、充電器10のさらに他の実施例について説明する。
図17に示す充電器10では、ケーシング36の内部に支持棒82を設けるようにしている点が、図1の実施例と異なる。以下、具体的に説明するが、図1に示す実施例と共通する部分については、同じ参照番号を付し、重複する説明は省略ないし簡略化する。このことは、後述する他の実施例についても同様である。
図17に示すように、ケーシング36は、上部ケーシング38、下部ケーシング40および易伸縮部42を組み合わせることによって全体として中空箱状に形成される。易伸縮部42は、ポリエチレン等の合成樹脂などによって断面が扁平円形若しくは長方形の筒状に形成され、軸方向の全長に亘って凹凸が交互に形成された蛇腹形状を有しており、上下に伸縮自在なようにされている。
上部ケーシング38の内部には、支持棒82が設けられる。支持棒82は、易伸縮部42を伸ばして(展開して)ケーシング36の内部に携帯端末12を収容した時に、携帯端末12の天面の上に載置される部位であり、上部ケーシング38の天面の下側に設けられる。
たとえば、この実施例では、支持棒82は、和紙やタオル地の布などの柔らかい素材によって細長い円柱形状に形成され、上部ケーシング38の天面の幅方向(長手方向)に沿うように2つの支持棒82が配置される。2つの支持棒82は、携帯端末12の外面に付着した汚れや埃等を拭き取る拭き取り手段としても機能し、上部ケーシング38の奥行き方向(つまり、携帯端末12の厚み方向)に所定の間隔を隔てて配置される。具体的には、この一対の支持棒82は、上部ケーシング38の蓋46を開けてケーシング36の内部に携帯端末12を挿入した時に各支持棒82が奥行き方向の両端側に押し拡げられるか若しくは少し窪むように変形した状態で携帯端末12の表面および裏面にそれぞれ接触しつつ、ケーシング36を伸ばしてケーシング36の内部に携帯端末12を収容した時に各支持棒82の形状が復元して携帯端末12の天面の上側に載置できるように、携帯端末12の厚みよりも少しだけ小さい間隔を隔てて配置される。
また、易伸縮部42の内部であってかつ上部ケーシング38における支持棒82よりも下側かつ外縁側には、携帯端末12を間に挟み込むように光源52がそれぞれ設けられる。さらに、下部ケーシング40の底面の上側には、奥行き方向の両端に光源52がそれぞれ設けられる。
このような充電器10の使用時に、携帯端末12の充電作業に加えて、殺菌(ないし静菌)作業を行う場合には、図18(a)に示すように、上部ケーシング38の蓋46(図示省略)を開けて、上部ケーシング38の開口からケーシング36の内部に携帯端末12を挿入し、クレイドル30に携帯端末12を設置する。このとき、携帯端末12の外形に沿って奥行き方向の両端側に押し拡げられるか若しくは少し窪むように変形した各支持棒82が、携帯端末12の下部の外面(表面および裏面)に密着する。それから、図18(b)に示すように、ケーシング36の易伸縮部42を伸ばすと、支持棒82が携帯端末12の下部の外面に密着したまま上方に移動し、支持棒82によって携帯端末12の外面の汚れや埃等が拭き取られる。そして、そのまま易伸縮部42を上下に最大限伸ばし、携帯端末12をケーシング36の内部に収容して、図14に示すように、支持棒82を携帯端末12の天面の上に載置させる。こうすることにより、ケーシング36の内部に携帯端末12を収容した状態で、支持棒82が携帯端末12の天面に係止されるので、ケーシング36を上下に伸ばして自立させた状態を保持することが可能になる。
このように、この実施例によれば、支持棒82を携帯端末12の天面の上に係止させることによって、易伸縮部42を上下に伸ばして自立させた状態を保持することができるので、易伸縮部42をより薄くかつより軟質な素材によって形成することが可能になる。したがって、易伸縮部42を縮めた時により小型化させることができ、延いては、ケーシング36をより小型化させることができるので、ユーザの利便性が向上する。
さらに、この実施例によれば、ケーシング36を伸ばす時に、携帯端末12の表面の汚れや埃等を支持棒82によって拭き取ることができる。したがって、携帯端末12の表面の汚れや埃等を拭き取った後で、その携帯端末12に付着した細菌などを殺菌ないし静菌することとなるので、携帯端末12に付着した細菌などをより効果的に殺菌ないし静菌することができる。
なお、上の説明では、図1に示す実施例の充電器10のケーシング36の内部に支持棒82を設けるようにしたが、これに限定される必要はなく、図11および図12に示す実施例の充電器10のケーシング36の内部に支持棒82を設けるようにしてもよいことは言うまでもない。
また、上述の各実施例のいずれにおいても、ケーシング36の易伸縮部42(またはそれを形成する被覆体76)の外面に有機ELなどの薄膜ディスプレイを装着するようにして、当該充電装置による充電状況や殺菌状況を表示したり、あるいはインテリア機能として経時的に変化してもよい模様や携帯端末が受信した画像を表示させるようにしてもよい。
さらにまた、上述の各実施例ではいずれも、充電器10による携帯端末12の充電方式として、充電器10のコネクタ34と携帯端末12の充電端子22とが接触して電気的に接続されるようにして給電する方式を利用したが、これに限定される必要はない。たとえば、電磁誘導型や、磁気共鳴型、電解結合型および電波受信型などのワイヤレス給電(非接触電力伝送)方式や、その他公知の充電方式を適宜利用するようにしてもよい。
さらに、上述の各実施例ではいずれも、電源62として、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池およびニッケルカドミウム電池などの蓄電池を用いるようにしたが、このように、充電器10が二次電池を内蔵する場合には、充電器10の表面やケーシング36の易伸縮部42(またはそれを形成する被覆体76)の外面に太陽電池を設けるようにして、その太陽電池から充電器10の二次電池に充電できるようにしてもよい。
さらにまた、上述の各実施例ではいずれも、携帯端末12の充電作業に加えて、殺菌ないし静菌する作業を行う場合には、携帯端末12をクレイドル30に設置した後で、ユーザがスイッチ70をON操作することによって、殺菌ないし静菌する作業を行ったが、これに限定される必要はない。たとえば、クレイドル30にスイッチ70を設けずに、携帯端末12をクレイドル30に設置して、充電器10のコネクタ34と携帯端末12の充電端子22とが接続された時に、充電動作と殺菌動作とが連動するようにしてもよい。この場合には、給電制御部64に内蔵されたタイマ72で所定時間が経過したことが検出されると、光源52への電力供給が自動的に停止されるようにするとよい。
さらに、上述の各実施例ではいずれも、ケーシング36の易伸縮部42を蛇腹状に形成したり、易伸縮部42をフレーム74と被覆体76とによって構成したり、易伸縮部42被覆体76のみで構成したりしたが、これに限定される必要はない。易伸縮部42を上下に伸縮させることによって、ケーシング36を上下に伸縮させることが可能な構造であれば、易伸縮部42に任意の構造を採用することができる。
なお、上で挙げた寸法や温度などの具体的数値はいずれも単なる一例であり、製品の仕様などの必要に応じて適宜変更可能である。
10 …携帯端末用充電器
12 …携帯端末
20 …二次電池
22 …充電端子
30 …クレイドル
34 …コネクタ(送電部)
36 …ケーシング
42 …易伸縮部
50 …反射板
52 …光源
82 …支持棒

Claims (5)

  1. 携帯端末が備える二次電池の充電に用いられる携帯端末用充電器であって、
    前記二次電池に電力を供給するための送電部を有するクレイドル、
    前記クレイドルの上側に設けられ、上下に伸縮自在にされかつ伸びた時に内部に前記クレイドルに設置した前記携帯端末を収容可能なケーシング、および
    前記ケーシングの内部に設けられ、紫外線を含む光を照射する光源を備える、携帯端末用充電器。
  2. 前記ケーシングの側壁の内面側に設けられる反射板をさらに備える、請求項1記載の携帯端末用充電器。
  3. 前記ケーシングの側壁は蛇腹状に形成される、請求項1または2記載の携帯端末用充電器。
  4. 前記ケーシングが前記クレイドルに着脱可能に取り付けられる、請求項1ないし3のいずれかに記載の携帯端末用充電器。
  5. 前記ケーシングの内部に前記携帯端末の厚み方向に所定の間隔を隔てて設けられる一対の支持棒をさらに備え、
    前記一対の支持棒は、前記クレイドルに前記携帯端末を設置した時にその携帯端末の外面に接触し、かつ前記ケーシングの内部に前記携帯端末を収容した時にその携帯端末の上側に載置される、請求項1ないし4のいずれかに記載の携帯端末用充電器。
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