JP2014066951A - 走査光学装置 - Google Patents

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秀隆 星野
Yoshifumi Nakamura
佳史 中村
Hitoshi Fujino
仁志 藤野
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Abstract

【課題】温度変化による像面シフトを抑制することができる走査光学装置の提供。
【解決手段】回折レンズ2の主走査方向の屈折パワーφnMと回折パワーφdMの比φnM/φdMが、A(Z)=(3.532×10)Z+3023Z+0.7010、B(Z)=(5.719×10)Z+4169Z+0.7678、C(Z)=(1.727×10)Z+3244Z+0.4217、D(Z)=(1.373×10)Z+3232Z+1.224、g1(fi)=fi{D(Z)−B(Z)}/20−0.5D(Z)+1.5B(Z)、g2(fi)=fi{C(Z)−D(Z)}/20−0.5C(Z)+1.5A(Z)、としたとき、焦点距離fi=10〜30mmの範囲で、g2(fi)≦φnM/φdM≦g1(fi)を満たし、回折レンズ2の副走査方向の屈折パワーφnSと回折パワーφdSの比φnS/φdSが、φnS/φdS<1.3を満たす。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置などに用いられる走査光学装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる走査光学装置は、光源からの光ビームを感光体ドラムなどの被走査面上に点状に結像させ、この像を感光体ドラムの軸方向(主走査方向)に走査させる。走査光学装置は、主走査方向に光ビームを偏向させる偏向器を有し、偏向器の前段には、入射光学系が設けられ、後段には、走査光学系が設けられる。入射光学系は、偏向器の近傍において光ビームを副走査方向に結像させるとともに、主走査方向には光ビームを略平行光にしている。一方、走査光学系は、偏向器からの光ビームを被走査面上に点状に結像させる機能を有する。
ところで、走査光学装置が用いられる環境温度が変化すると、各部の寸法変化や、光学素子の性能の変化などにより結像点が被走査面から前後にずれるという問題がある。このずれは、特に、コストダウンのために入射光学系に樹脂レンズを用いると顕著になる。この問題の解決のため、特許文献1の技術では、入射光学系に屈折面と回折面を設けて、温度変化による結像点のずれ(像面シフト)を抑えている。特許文献1においては、入射光学系の主走査方向についての屈折パワーφrMと回折パワーφdMの比φrM/φdMが1.437〜2.669の範囲であり、副走査方向についての屈折パワーφrSと回折パワーφdSの比φrS/φdSが1.437〜2.669の範囲であるのがよいとされている。
特許第4819436号明細書
しかし、特許文献1の走査光学装置は、光源と入射光学系の距離を保持する部材の線膨張係数や走査光学系の温度変化についてまったく考慮されておらず、走査光学装置の筐体を樹脂で形成した場合など、線膨張係数が大きい場合に、良好な性能を得られなかった。
本発明は、以上の背景に鑑みて創案されたもので、良好な温度補償がなされた走査光学装置を提供することを目的とする。
前記した課題を解決する本発明は、光源と、光源からの光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、光源と偏向手段の間に設けられ光源からの光ビームを主走査方向には僅かに収束する光ビームとし、副走査方向には偏向手段近傍で結像させる入射光学系と、偏向手段により偏向された光ビームを被走査面上に点状に結像させる走査レンズとを備えた走査光学装置を提供する。この走査光学装置において、入射光学系は、主走査方向と副走査方向にそれぞれ異なる回折パワーを有するとともに、主走査方向と副走査方向にそれぞれ異なる屈折パワーを有する。そして、入射光学系は、主走査方向の焦点距離をfi[mm]として、
10≦fi≦30 ・・・(1)
を満たす。
そして、光学系全体の主走査方向の横倍率をmM、副走査方向の横倍率をmSとして、mMとmSの比mM/mSは、
mM/mS≧1.2 ・・・(2)
を満たす。
また、光源と入射光学系の間隔を保持する保持部材の線膨張係数Zは、
3.0×10−5≦Z≦9.5×10−5・・・(3)
を満たす。
さらに、入射光学系の主走査方向の屈折パワーφnMと回折パワーφdMの比φnM/φdMは、
A(Z)=(3.532×10)Z+3023Z+0.7010
B(Z)=(5.719×10)Z+4169Z+0.7678
C(Z)=(1.727×10)Z+3244Z+0.4217
D(Z)=(1.373×10)Z+3232Z+1.224
g1(fi)=fi{D(Z)−B(Z)}/20−0.5D(Z)+1.5B(Z)
g2(fi)=fi{C(Z)−D(Z)}/20−0.5C(Z)+1.5A(Z)
としたとき、前記焦点距離fiの範囲で、
g2(fi)≦φnM/φdM≦g1(fi) ・・・(4)
を満たす。
また、入射光学系の副走査方向の屈折パワーφnSと回折パワーφdSの比φnS/φdSは、
φnS/φdS<1.3 ・・・(5)
を満たす。
このような構成によると、線膨張係数Zが前記(3)式を満たす場合において、主走査方向の横倍率mMと副走査方向の横倍率mSの比mM/mSが、前記(2)式を満たすとともに、主走査方向についての屈折パワーφnMと回折パワーφdMの比φnM/φdMが前記(4)式を満たし、副走査方向の屈折パワーφnSと回折パワーφdSの比φnS/φdSが、前記(5)式を満たすことで、温度変化および光ビームの波長変化(モードホップ)による像面位置の変化である像面シフトを主走査方向および副走査方向の双方について良好に抑えることができる。
前記した課題を解決する本発明は、より良好な温度補償を実現するため、前記した式(1)〜(3)に加えて、入射光学系の主走査方向の屈折パワーをφnM、回折パワーをφdMとしてφnMとφdMの比φnM/φdMが、
0.67<φnM/φdM<1.46 ・・・(6)
を満たし、また、入射光学系の副走査方向の屈折パワーφnSと回折パワーφdSの比φnS/φdSが、
φnS/φdS<φnM/φdM ・・・(7)
を満たす構成とすることができる。
このような条件を満たすことにより、主走査方向および副走査方向の双方について像面シフトをより小さくすることができる。
前記した走査光学装置において、走査レンズは、主走査方向の像側主点から像点までの距離をs′、主走査方向の焦点距離をfmとして、
0.2≦1−s´/fm≦0.5
を満たすことが望ましい。
1−s´/fmは、横倍率βに相当し、横倍率βが0.2以上であることで、走査光学装置をコンパクト化することができる。一方、横倍率βが0.5以下であることで、ポリゴンミラーのミラー面の取付誤差によるジッターを小さく抑えることができる。
前記した走査光学装置において、入射光学系は、楕円回折面とアナモルフィック屈折面とを備えた1枚のレンズからなる構成とすることができる。
入射光学系を楕円回折面を有する1枚のレンズとすることで、回折面の加工を1面のみにすればよく、低コスト化を図ることができ、また、回折面での光の利用効率のロスを少なくすることができる。
前記した走査光学装置において、入射光学系は、回転対称回折面を備えたコリメータレンズと、副走査方向のみに回折パワーと屈折パワーを有するシリンダレンズとからなる構成とすることができる。
楕円回折面を加工する場合、その加工は比較的難しいが、この構成のように、回転対称回折面を備えたコリメータレンズと、副走査方向のみに回折パワーと屈折パワーを有するシリンダレンズとの組合せにより入射光学系を構成することで、回折面の加工が容易となる。
前記した走査光学装置において、入射光学系は、回転対称回折面と、直線回折面を有するアナモルフィック屈折面とを備えた1枚のレンズから構成することができる。
このような構成とすることで、楕円回折面の加工をする必要がなく、回転対称回折面と直線回折面の組合せにより必要な回折パワーを実現するので、回折面の加工が容易となる。また、レンズが1枚であることで入射光学系の配置が簡単になる。
本発明によれば、走査光学装置の良好な温度補償をすることができる。
できる。
一実施形態に係る走査光学装置の主走査断面図である。 走査レンズの横倍率を説明する図である。 一実施形態における入射光学系を示す斜視図である。 第1の変形例に係る入射光学系を示す斜視図である。 第2の変形例に係る入射光学系を示す(a)斜視図と、(b)出射面側の正面図である。 実施例1の光学系のデータである。 像面シフトを±3mmにしたときのφnM/φdMおよびφnS/φdSの分布を示すグラフである。 像面シフトを最小にしたときのφnM/φdMおよびφnS/φdSの分布を示すグラフである。 線膨張係数Zが3.0×10−5の場合に、像面シフトが±3mm以内となるときの主走査方向のパワー比φnM/φdMの範囲を示したグラフである。 線膨張係数Zが9.5×10−5の場合に、像面シフトが±3mm以内となるときの主走査方向のパワー比φnM/φdMの範囲を示したグラフである。 像面シフトが±3mm以内となるときの主走査方向のパワー比φnM/φdMの範囲を示したグラフである。 実施例1における温度変化による像面位置の変化を示すグラフである。 実施例2の光学系のデータである。 実施例2における温度変化による像面位置の変化を示すグラフである。 実施例3の光学系のデータである。 実施例3における温度変化による像面位置の変化を示すグラフである。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、一実施形態に係る走査光学装置10は、光源の一例としての半導体レーザ1、入射光学系の一例としての回折レンズ2、開口絞り3、偏向手段の一例としてのポリゴンミラー5、走査レンズの一例としてのfθレンズ6を有し、これらにより、半導体レーザ1から出射されたレーザ光を感光体ドラム9の被走査面9Aに点状に集光し、走査するように構成されている。これらの半導体レーザ1、回折レンズ2、開口絞り3、ポリゴンミラー5およびfθレンズ6は、図示しない樹脂製の筐体に固定されて配置されている。
この筐体は、光源である半導体レーザ1と入射光学系である回折レンズ2の間隔を保持する保持部材であり、保持部材の温度変化による膨張・収縮は、被走査面9Aでの結像状態に影響を及ぼす。本実施形態の走査光学装置10において、線膨張係数Zは、
3.0×10−5≦Z≦9.5×10−5・・・(3)
の範囲にある。すなわち、樹脂のように、比較的線膨張係数Zが大きい場合である。なお、保持部材は1つの部材から構成されている必要はなく、複数部品の組合せにより構成されていてもよい。例えば、金属と樹脂の組合せにより保持部材が構成されていてもよく、この場合、光源と入射光学系の間隔を保持する各部材の線膨張係数の合成が、上記の線膨張係数Zとなる。
半導体レーザ1は、やや発散性のレーザ光(光ビーム)を発する装置である。半導体レーザ1の発光素子は、図示しない制御装置により、感光体ドラム9の被走査面9Aに露光すべき画像に対応して明滅される。
回折レンズ2は、半導体レーザ1とポリゴンミラー5の間に設けられ、半導体レーザ1から出射した光ビームを、主走査方向(図1の紙面内で光ビームの進行方向に対して左右に振れる方向であり、ポリゴンミラー5により偏向される方向)には僅かに収束する光ビームとし、副走査方向(主走査方向に直交する方向で、図1の紙面奥行き方向)にはポリゴンミラー5のミラー面5Aの近傍で結像させるレンズである。図3に示すように、回折レンズ2は、一方の面、例えば、光ビームの入射側が回折面であり、射出側が屈折面として形成されている。回折レンズ2は、コスト削減の観点からは、望ましくは1枚の樹脂レンズからなる。もっとも、後述する他の例のように、本発明にいう入射光学系は、1枚の樹脂レンズには限られず、ガラスからなるレンズであってもよいし、屈折面が少なくとも1つ、回折面が少なくとも1つある限り、レンズの枚数は問わない。
一例として、本実施形態の回折レンズ2は、楕円回折面とアナモルフィック屈折面とを備えた構成とすることができる。このように、入射光学系を1枚のレンズとすることで、回折面の加工を1面のみにすればよく、低コスト化を図ることができる。また、回折面での光の利用効率のロスを少なくすることができる。
回折レンズ2は、主走査方向の焦点距離をfi[mm]として、fiが、
10≦fi≦30 ・・・(1)
の範囲にある。焦点距離fiが10mm以上であることで、横倍率が大きくなりすぎることを抑制でき、30mm以下であることで、装置のコンパクト化を実現でき、レーザダイオードの光利用効率の低下を抑制できる。
また、回折レンズ2は、光学系(回折レンズ2〜fθレンズ6)全体の主走査方向の横倍率をmM、副走査方向の横倍率をmSとして、mMとmSの比である倍率比mM/mSは、
mM/mS≧1.2 ・・・(2)
を満たす。後述する実施例からわかるように、主走査方向の倍率比mM/mSが1.2以上であることで、環境温度の変化による像面シフトの量を小さくすることができる。
回折レンズ2は、主走査方向と副走査方向にそれぞれ異なる回折パワーを有するとともに、主走査方向と副走査方向にそれぞれ異なる屈折パワーを有する。具体的に、入射光学系の主走査方向の屈折パワーφnMと回折パワーφdMの比φnM/φdMは、
A(Z)=(3.532×10)Z+3023Z+0.7010
B(Z)=(5.719×10)Z+4169Z+0.7678
C(Z)=(1.727×10)Z+3244Z+0.4217
D(Z)=(1.373×10)Z+3232Z+1.224
g1(fi)=fi{D(Z)−B(Z)}/20−0.5D(Z)+1.5B(Z)
g2(fi)=fi{C(Z)−D(Z)}/20−0.5C(Z)+1.5A(Z)
としたとき、前記焦点距離fiの範囲で、
g2(fi)≦φnM/φdM≦g1(fi) ・・・(4)
を満たす。
また、入射光学系の副走査方向の屈折パワーφnSと回折パワーφdSの比φnS/φdSは、
φnS/φdS<1.3 ・・(5)
を満たす。
これらの(4)式および(5)式を満たすことにより、温度変化およびモードホップによる像面位置の変化である像面シフトを主走査方向および副走査方向の双方について良好に抑えることができる。
また、像面シフトを良好にするために、回折レンズ2は、前記式(1)、(2)を満たすことに加えて、下記の(6)、(7)式を満たすように構成されていてもよい。すなわち、入射光学系の主走査方向の屈折パワーをφnM、回折パワーをφdMとしてφnMとφdMの比φnM/φdMが、
0.67<φnM/φdM<1.46 ・・・(6)
を満たすこと、また、入射光学系の副走査方向の屈折パワーφnSと回折パワーφdSの比φnS/φdSが、
φnS/φdS<φnM/φdM ・・・(7)
を満たす構成とすることができる。
後述する実施例から分かるように、式(6)、(7)の条件は、より像面シフトを小さくした場合の条件であり、これらの条件を満たすことにより、主走査方向および副走査方向の双方について像面シフトをより小さくすることができる。
開口絞り3は、回折レンズ2を通過した光ビームの副走査方向の大きさを規定する開口を有する部材である。
ポリゴンミラー5は、複数のミラー面5Aが、回転軸5Bから等距離に配置された部材であり、図1では、6つミラー面5Aを有するものを例示している。ポリゴンミラー5は、回転軸5Bを中心に一定速度で回転され、開口絞り3を通過した光ビームを主走査方向に偏向する。
fθレンズ6は、本実施形態では、走査光学装置10に1つのみ設けられている。fθレンズ6は、ポリゴンミラー5で反射されることで偏向された光ビームを被走査面9A上に点状に結像させ、かつ、ポリゴンミラー5のミラー面5Aの面倒れを補正している。また、fθレンズ6は、ポリゴンミラー5で等角速度で偏向された光ビームを、被走査面9A上に等速で走査するようなfθ特性を有している。
fθレンズ6は、図2に示すように、物点OBから主走査方向の物体側主点Hまでの距離をs、主走査方向の像側主点H′から像点IMまでの距離をs′、走査レンズの主走査方向の焦点距離をfmとして、
1/fm=1/s′−1/s
である。このとき、fθレンズ6の横倍率βは、
β=s′/s=1−s′/fm
で表される。
そして、本実施形態においては、主走査方向の横倍率β(=1−s′/fm)は、
0.2≦1−s′/fm≦0.5
である。横倍率βが0.2以上であることで、走査光学装置10をコンパクト化することができ、0.5以下であることで、ポリゴンミラー5のミラー面5Aの振れによるジッターを小さく抑えることができる。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態においては、回折レンズ2の入射側を回折面とし、出射側を屈折面としたが、これを逆にして、入射側を屈折面とし、射出側を回折面としてもよい。
前記した実施形態において、入射光学系は、楕円回折面とアナモルフィック屈折面とを備えた1枚のレンズで構成されていたが、図4に示すように、入射光学系は、回転対称回折面を備えたコリメータレンズ11と、副走査方向のみに回折パワーと屈折パワーを有するシリンダレンズ12とを組合せた構成とすることができる。
前記した実施形態の回折レンズ2のような楕円回折面を加工する場合、加工が比較的難しいが、図4の構成のように、回転対称回折面を備えたコリメータレンズ11と、副走査方向のみに回折パワーと屈折パワーを有するシリンダレンズ12とを組合せて入射光学系を構成することで、回折面の加工が容易となる。
また、入射光学系は、図5に示す回折レンズ21のように、回転対称回折面21Aと、直線回折面を有するアナモルフィック屈折面21Bとを備えた1枚のレンズから構成することができる。
このような構成とすることで、楕円回折面の加工をする必要がなく、回転対称回折面21Aと直線回折面の組合せにより必要な回折パワーを実現するので、回折面の加工が容易となる。また、レンズが1枚であることで入射光学系の配置が簡単になる。
本願の発明者等は、回折レンズ2(入射光学系)の主走査方向の屈折パワーφnMと回折パワーφdMの比φnM/φdM(以下、「主走査方向パワー比」という。)および副走査方向の屈折パワーφnSと回折パワーφdSの比φnS/φdS(以下、「副走査方向パワー比」という。)を調整することによる、環境温度の変化に伴う像面シフトへの影響について調べた。
[実施例1]
実施例1は、入射光学系を、楕円回折面とアナモルフィック屈折面とを備えた1枚のレンズとした場合である。下記の入射光学系I1を設定し、(1)光源と入射光学系の間隔を保持する保持部材の線膨張係数Z、(2)倍率比mM/mS、(3)回折レンズの主走査方向の焦点距離fi、を変化させて、−5〜55℃の範囲で温度変化があったときの像面シフトが小さくなるように主走査方向パワー比φnM/φdMおよび副走査方向パワー比φnS/φdSを調整した。各パラメータを変化させた範囲は下記の通りである。なお、その他の光学系のデータは、図6に示す。
線膨張係数Z 3.0×10−5〜9.5×10−5
焦点距離fi[mm] 10〜30mm
倍率比 1〜3
<入射光学系I1>
半導体レーザの波長 788[nm]
半導体レーザの波長変化率 0.25[nm/℃]
回折面の位相関数
Figure 2014066951
N=0.5[(m+n)+m+3n]
第4面(楕円回折面)主走査方向のC(2次項) −0.01181
第4面(楕円回折面)副走査方向のC(2次項) −0.03252
上記の条件において、像面シフトが3mmまたは−3mm(以下、単に「±3mm」という。)となるときの主走査方向パワー比φnM/φdMおよび副走査方向パワー比φnS/φdSの分布を示したのが図7である。図7に示すように、φnS/φdSが1.3よりも小さい場合(図7中の点の最大のφnS/φdSは1.27である)に、−5〜55℃の範囲での温度変化時の像面シフトを3mm以下にすることができることが確認できた。
また、像面シフトが最小となる場合の主走査方向パワー比φnM/φdMおよび副走査方向パワー比φnS/φdSの分布を示したのが図8である。図8に示すように、像面シフトが最小となる場合、主走査方向パワー比φnM/φdMは、約0.7〜1.5の範囲で分布し、副走査方向パワー比φnS/φdSは、破線で示したφnS/φdS=φnM/φdMのラインよりも下に分布している。すなわち、φnS/φdS<φnM/φdMの関係があることが分かる。また、図8に示した各プロット点の、倍率比mM/mSごとの分布(図8に、倍率比mM/mSごとのおよそのまとまりを囲って示した。)を見たとき、倍率比mM/mSが小さい場合ほど副走査方向パワー比φnS/φdSの値が大きく、倍率比mM/mSが大きい場合ほど副走査方向パワー比φnS/φdSの値が小さいことが分かる。
図9は、線膨張係数Zが3.0×10−5の場合に、像面シフトが±3mm以内となるときの主走査方向パワー比φnM/φdMの範囲を示したグラフであり、図10は、線膨張係数Zが9.5×10−5の場合に、像面シフトが±3mm以内となるときの主走査方向パワー比φnM/φdMの範囲を示したグラフである。図9、図10においては、倍率比mM/mSが1.2の場合と3.0の場合を示しており、これらのグラフを見て分かるように、倍率比mM/mSが小さい場合の方が大きい場合よりも、像面シフトが±3mm以内となる範囲が狭い。逆にいうと、倍率比mM/mSが大きい場合の方が小さい大きい場合よりも、広い範囲で像面シフトが±3mm以内となるので、像面シフトが小さくなりやすいといえる。この傾向は、線膨張係数Zが6.5×10−5の場合にも同様であった。
そこで、図8に戻って、倍率比mM/mSと副走査方向パワー比φnS/φdSの関係を見ると、倍率比が大きい場合の方が副走査方向パワー比φnS/φdSが小さくなる関係にあり、一方、上述のように、倍率比が大きい場合の方が像面シフトが小さくなりやすいのであるから、図8にプロット点の無い、副走査方向パワー比φnS/φdSが小さい範囲(φnS/φdSが−0.5以下の範囲)においては、像面シフトがより小さくなりやすいと考えられる。このことは、当然、図7の分布図においても同様のことがいえる。そのため、図7から、副走査方向パワー比φnS/φdSが、
φnS/φdS<1.3 ・・・(5)
を満たす場合に、像面シフトを小さくでき、良好な温度補償ができることが確認でき、
図8から、副走査方向パワー比φnS/φdSが、
φnS/φdS<φnM/φdM ・・・(7)
を満たす場合に、像面シフトをより小さくでき、良好な温度補償ができることが確認できる。
次に、主走査方向パワー比φnM/φdMについて検討する。図9、図10のように、像面シフトが±3mm以内となる主走査方向パワー比φnM/φdMの範囲は、倍率比が小さい程狭いのであるから、より厳しい条件である倍率比1.2の場合に良好に結像できれば倍率比3.0でも十分良好な結像が可能であるといえる。そこで、図9、図10および図示しない線膨張係数Zが6.5×10−5の場合の同様の結果から、倍率比1.2の場合に像面シフトが±3mm以内となる主走査方向パワー比φnM/φdMの範囲を示したのが図11である。焦点距離fiと線膨張係数Zの値に応じて、図11に示す曲面g1(fi)と曲面g2(fi)に挟まれた範囲の主走査方向パワー比φnM/φdMの値であれば、像面シフトを±3mm以内にすることができる。なお、図11における稜線A(Z),B(Z),C(Z),D(Z)は、線膨張係数Zが3.0×10−5,6.5×10−5,9.5×10−5の3つの場合におけるプロット点を2次式で近似した曲線である。そこで、稜線A(Z),B(Z),C(Z),D(Z)を使用し、
A(Z)=(3.532×10)Z+3023Z+0.7010
B(Z)=(5.719×10)Z+4169Z+0.7678
C(Z)=(1.727×10)Z+3244Z+0.4217
D(Z)=(1.373×10)Z+3232Z+1.224
g1(fi)=fi{D(Z)−B(Z)}/20−0.5D(Z)+1.5B(Z)
g2(fi)=fi{C(Z)−D(Z)}/20−0.5C(Z)+1.5A(Z)
としたとき、焦点距離fiが10〜30mmの範囲で、
g2(fi)≦φnM/φdM≦g1(fi) ・・・(4)
を満たすことで、像面シフトを±3mm以内にすることができることが分かる。
なお、上記の光学系において、焦点距離fi=20mm、倍率比mM/mS=2.0、主走査方向パワー比φnM/φdM=1.151、副走査方向パワー比φnS/φdS=0.15としたところ、図12のように、像面位置の差の最大値は0.424mmとなった。但し、図12の像面位置の差は、モードホップによるレーザ光の波長の変化を考慮していない。
モードホップによる波長変化±1nmが起こったとしても最大の像面シフトは2.075mmであるので、像面シフトを±3mm以内に抑えられることを確認することができた。
[実施例2]
実施例2は、図4に示した例のように、回転対称回折面を備えたコリメータレンズ11と、副走査方向のみに回折パワーと屈折パワーを有するシリンダレンズ12とを組合せて入射光学系を構成した場合である。この場合にも、主走査方向パワー比φnM/φdM副走査方向パワー比φnS/φdSを上記の範囲で調整することで、−5〜55℃の温度変化の範囲で像面シフトを±3mm以内にすることができることを確認した。ここで設定した入射光学系I2は、以下の通りである。なお、その他の光学系のデータは図13に示す。
<入射光学系I2>
半導体レーザの波長 788[nm]
半導体レーザの波長変化率 0.25[nm/℃]
回折面の位相関数
Figure 2014066951
N=0.5[(m+n)+m+3n]
第4面(回転対称回折面)C(2次項) −0.01181
第6面(直線回折面)副走査方向のC(2次項) −0.01638
上記の光学系において、焦点距離fi=20mm、倍率比mM/mS=2.0、主走査方向パワー比φnM/φdM=1.153、副走査方向パワー比φnS/φdS=0.29としたところ、図14のように、像面位置の差の最大値は0.431mmとなった。但し、図14の像面位置の差は、モードホップによるレーザ光の波長の変化を考慮していない。
モードホップによる波長変化±1nmが起こったとしても最大の像面シフトは2.106mmであるので、像面シフトを±3mm以内に抑えられることを確認することができた。
[実施例3]
実施例3は、図5に示した例のように、回転対称回折面21Aと、直線回折面を有するアナモルフィック屈折面21Bとを備えた1枚のレンズから構成した場合である。この場合にも、主走査方向パワー比φnM/φdM副走査方向パワー比φnS/φdSを上記の範囲で調整することで、−5〜55℃の温度変化の範囲で像面シフトを±3mm以内にすることができることを確認した。ここで設定した入射光学系I3は、以下の通りである。なお、その他の光学系のデータは図15に示す。
<入射光学系I3>
半導体レーザの波長 788[nm]
半導体レーザの波長変化率 0.25[nm/℃]
回折面の位相関数
Figure 2014066951
N=0.5[(m+n)+m+3n]

第4面(回転対称回折面)C(2次項) −0.01181
第5面(直線回折面)副走査方向のC(2次項) −0.02069
上記の光学系において、焦点距離fi=20mm、倍率比mM/mS=2.0、主走査方向パワー比φnM/φdM=1.151、副走査方向パワー比φnS/φdS=0.15としたところ、図16のように、像面位置の差の最大値は0.424mmとなった。但し、図16の像面位置の差は、モードホップによるレーザ光の波長の変化を考慮していない。
モードホップによる波長変化±1nmが起こったとしても最大の像面シフトは2.075mmであるので、像面シフトを±3mm以内に抑えられることを確認することができた。
1 半導体レーザ
2 回折レンズ
5 ポリゴンミラー
5A ミラー面
5B 回転軸
6 fθレンズ
9 感光体ドラム
9A 被走査面
10 走査光学装置
11 コリメータレンズ
12 シリンダレンズ
21 回折レンズ
21A 回転対称回折面
21B アナモルフィック屈折面

Claims (6)

  1. 光源と、前記光源からの光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、前記光源と前記偏向手段の間に設けられ前記光源からの光ビームを主走査方向には僅かに収束する光ビームとし、副走査方向には偏向手段近傍で結像させる入射光学系と、前記偏向手段により偏向された光ビームを被走査面上に点状に結像させる走査レンズとを備えた走査光学装置であって、
    前記入射光学系は、
    主走査方向と副走査方向にそれぞれ異なる回折パワーを有するとともに、主走査方向と副走査方向にそれぞれ異なる屈折パワーを有し、
    主走査方向の焦点距離をfi[mm]として、
    10≦fi≦30
    を満たし、
    光学系全体の主走査方向の横倍率をmM、副走査方向の横倍率をmSとして、mMとmSの比mM/mSは、
    mM/mS≧1.2
    を満たし、
    前記光源と前記入射光学系の間隔を保持する保持部材の線膨張係数Zは、
    3.0×10−5≦Z≦9.5×10−5
    を満たし、
    前記入射光学系の主走査方向の屈折パワーφnMと回折パワーφdMの比φnM/φdMが、
    A(Z)=(3.532×10)Z+3023Z+0.7010
    B(Z)=(5.719×10)Z+4169Z+0.7678
    C(Z)=(1.727×10)Z+3244Z+0.4217
    D(Z)=(1.373×10)Z+3232Z+1.224
    g1(fi)=fi{D(Z)−B(Z)}/20−0.5D(Z)+1.5B(Z)
    g2(fi)=fi{C(Z)−D(Z)}/20−0.5C(Z)+1.5A(Z)
    としたとき、前記焦点距離fiの範囲で、
    g2(fi)≦φnM/φdM≦g1(fi)
    を満たし、
    前記入射光学系の副走査方向の屈折パワーφnSと回折パワーφdSの比φnS/φdSが、
    φnS/φdS<1.3
    を満たすことを特徴とする走査光学装置。
  2. 光源と、前記光源からの光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、前記光源と前記偏向手段の間に設けられ前記光源からの光ビームを主走査方向には僅かに収束する光ビームとし、副走査方向には偏向手段近傍で結像させる入射光学系と、前記偏向手段により偏向された光ビームを被走査面上に点状に結像させる走査レンズとを備えた走査光学装置であって、
    前記入射光学系は、
    主走査方向と副走査方向にそれぞれ異なる回折パワーを有するとともに、主走査方向と副走査方向にそれぞれ異なる屈折パワーを有し、
    主走査方向の焦点距離をfi[mm]として、
    10≦fi≦30
    を満たし、
    光学系全体の主走査方向の横倍率をmM、副走査方向の横倍率をmSとして、mMとmSの比mM/mSは、
    mM/mS≧1.2
    を満たし、
    前記光源と前記入射光学系の間隔を保持する保持部材の線膨張係数Zは、
    3.0×10−5≦Z≦9.5×10−5
    を満たし、
    前記入射光学系の主走査方向の屈折パワーをφnM、回折パワーをφdMとしてφnMとφdMの比φnM/φdMが、
    0.67<φnM/φdM<1.46
    を満たし、
    前記入射光学系の副走査方向の屈折パワーφnSと回折パワーφdSの比φnS/φdSが、
    φnS/φdS<φnM/φdM
    を満たすことを特徴とする走査光学装置。
  3. 前記走査レンズは、主走査方向の像側主点から像点までの距離をs′、主走査方向の焦点距離をfmとして、
    0.2≦1−s´/fm≦0.5
    を満たすことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の走査光学装置。
  4. 前記入射光学系は、楕円回折面とアナモルフィック屈折面とを備えた1枚のレンズからなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の走査光学装置。
  5. 前記入射光学系は、回転対称回折面を備えたコリメータレンズと、副走査方向のみに回折パワーと屈折パワーを有するシリンダレンズとからなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の走査光学装置。
  6. 前記入射光学系は、回転対称回折面と、直線回折面を有するアナモルフィック屈折面とを備えた1枚のレンズからなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の走査光学装置。
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