JP2014064369A - 電源装置、電気機器、表示装置及びテレビジョン受信機 - Google Patents

電源装置、電気機器、表示装置及びテレビジョン受信機 Download PDF

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Abstract

【課題】主電源の電力源と同一の電力源から待機電源が受電する電力を実質的にゼロにすることが可能な電源装置、該電源装置を備える電気機器、表示装置及びテレビジョン受信機を提供する。
【解決手段】電源制御部3が電源回路41をオンしている間に、電源回路41が商用電源(外部電源)5から受電してキャパシタ(蓄電器)42を充電し、充電されたキャパシタ42から電源制御部3が受電して動作する。更に、映像ソース機器(外部機器)9と接続するためのHDMI端子(外部接続部)26に含まれる受電端子261とキャパシタ42との間にリレー接点38aが介装されており、電源制御部3が検出したキャパシタ42の電圧がV1(所定の電圧)より低い場合に、リレー接点38aを閉じる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電源回路により充電される蓄電器から受電して前記電源回路をオン/オフする制御部を備える電源装置、電気機器、表示装置及びテレビジョン受信機に関する。
テレビジョン受信機等のAV機器に代表される電気機器の多くは、主要部に給電する主電源をオフしている間、主電源のオン指示を待ち受ける待機状態となる。電気機器が待機状態にある場合、例えばリモートコントローラからの操作信号を受信する操作信号受信部と、電源オンに係る操作信号を受け付けて主電源をオンする制御部とは、主電源の電力源と同一の電力源から僅かな電力を受電する待機電源によって動作している。このため、電気機器の主電源をオフしている間であっても、上記電力源の消費電力がゼロにはならない期間が存在する。
一方、近年の環境問題に対する関心の高まりによって、電気機器の消費電力の更なる削減が求められており、待機状態における消費電力の削減もその例外ではない。これに対し、特許文献1には、充電電池(蓄電器)に逆流防止ダイオードを介して太陽電池が接続されており、太陽電池から充電電池に充電電流を供給することによって、待機状態における商用電源の消費電力を抑制する待機電力制御回路が開示されている。
特開平11−122842号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、太陽電池に十分な太陽光が照射されない環境で電気機器を使用した場合に、商用電源の消費電力を実質的にゼロにすることができないという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、主電源の電力源と同一の電力源から待機電源が受電する電力を実質的にゼロにすることが可能な電源装置、該電源装置を備える電気機器、表示装置及びテレビジョン受信機を提供することにある。
本発明に係る電源装置は、外部電源から受電する電源回路と、該電源回路により充電される蓄電器と、該蓄電器から受電して前記電源回路をオン/オフする制御部とを備える電源装置において、外部機器から受電するための受電端子を含む外部接続部と、前記受電端子及び蓄電器の間に介装されたスイッチとを備え、前記制御部は、前記蓄電器の電圧を検出する検出手段を有し、該検出手段が検出した電圧が所定の電圧より低い場合、前記スイッチをオンするようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、制御部が電源回路をオンしている間に、電源回路が外部電源から受電して蓄電部を充電し、充電された蓄電部から制御部が受電して動作する。更に、外部機器と接続するための外部接続部に含まれる受電端子と蓄電器との間にスイッチが介装されており、制御部が検出した蓄電器の電圧が所定の電圧より低い場合に、前記スイッチをオンする。
これにより、電源回路をオフしている間、又は電源回路に外部電源から電力が供給されない間に、蓄電器の電圧が所定の電圧より低下した場合、受電端子を介して外部機器から受電した電力で蓄電器を充電する。
本発明に係る電源装置は、前記制御部は、前記検出手段が検出した電圧が前記所定の電圧より高い電圧以上である場合、前記スイッチをオフするようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、制御部が検出した蓄電器の電圧が、所定の電圧より高い電圧以上となった場合、受電端子を介して外部機器から受電するためのスイッチをオフする。
これにより、受電端子を介して外部機器から受電する期間が必要最小限に抑えられる。
本発明に係る電源装置は、前記スイッチ及び蓄電器の間に電圧変換回路及び/又は電流制限回路を介装してあることを特徴とする。
本発明にあっては、受電端子を介して外部機器から受電するためのスイッチと蓄電器との間に、電圧変換回路及び/又は電流制限回路を介装する。
これにより、電圧変換回路を介装した場合は、受電端子から受電した電圧が、制御部の動作に適した電圧に変換される。また電流制限回路を介装した場合は、受電端子から受電する間に外部機器から流入する電流が適当に制限される。
本発明に係る電源装置は、前記外部接続部は、HDMI端子であり、前記受電端子は、DDC2B規格で定められた5V電源線から受電するためのものであることを特徴とする。
本発明にあっては、外部機器と接続するための外部接続部がHDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)規格に準拠するHDMI端子であり、HDMI規格が対応するDDC(Display Data Channel)2B規格で定められた5V電源線から受電端子を介して受電する。
これにより、HDMIに準拠するソース機器から供給される5V電源によって、蓄電器が適宜充電される。
本発明に係る電気機器は、上述の電源装置と、遠隔操作装置からの操作信号を受信する操作信号受信部とを備える電気機器において、前記操作信号受信部は、前記電源装置が備える蓄電器から受電し、前記電源装置が備える制御部は、前記操作信号受信部が電源のオン/オフに係る操作信号を受信した場合、前記電源回路をオン/オフするようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、遠隔操作装置からの操作信号を受信する操作信号受信部が、上述の蓄電器から受電して動作するようにしてあり、操作信号受信部が電源のオン/オフに係る操作信号を受信した場合に、操作信号に応じて電源回路をオン/オフする。
これにより、主電源の電力源と同一の電力源から待機電源が受電する電力を実質的にゼロにすることが可能な電源装置を備える電気機器にて、主電源のオン/オフが、遠隔操作装置から制御される。
本発明に係る表示装置は、上述の電気機器と、該電気機器が備える電源装置から受電して映像信号に基づく映像を表示する表示部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、映像信号に基づく映像を表示する表示部が、上述の電気機器が備える電源装置から受電するため、主電源の電力源と同一の電力源から待機電源が受電する電力を実質的にゼロにすることが可能な電源装置が、表示装置に適用される。
本発明に係るテレビジョン受信機は、上述の表示装置と、テレビジョン放送を受信する放送信号受信部とを備え、該放送信号受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、放送信号受信部で受信したテレビジョン放送に基づいて上述の表示装置に映像を表示するため、主電源の電力源と同一の電力源から待機電源が受電する電力を実質的にゼロにすることが可能な電源装置がテレビジョン受信機に適用される。
本発明によれば、主電源としての電源回路をオフしている間、又は電源回路に外部電源から電力が供給されない間に、待機電源としての蓄電器の電圧が所定の電圧より低下した場合、受電端子を介して外部機器から受電した電力で蓄電器を充電する。
従って、主電源の電力源と同一の電力源から待機電源が受電する電力を実質的にゼロにすることが可能となる。
本発明に係るテレビジョン受信機の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る電源装置の構成例を示すブロック図である。 各リレー接点の開閉タイミング及びキャパシタの電圧の時間変化を示すタイミングチャートである。 キャパシタの電圧を検出してリレー接点を開閉するサブCPUの処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明に係るテレビジョン受信機の構成例を示すブロック図である。図中1はテレビジョン受信機であり、テレビジョン受信機1は、テレビジョン放送の放送チャンネルを選局して放送信号を受信し、受信した放送信号に基づいて映像を表示部15に表示すると共に、音声をスピーカ18から出力する。テレビジョン受信機1には、リモートコントローラ(遠隔操作装置:以下、リモコンという)6が付属している。
テレビジョン受信機1のチューナ部11は、図示しないアンテナに接続されている。チューナ部11は、選局部24によって放送チャンネルを選局して放送信号を受信し、受信した放送信号を復調部12に与える。復調部12は、放送信号を復調してテレビジョン放送に係るデジタルデータ(トランスポートストリーム 以下TS信号という)を生成し、生成したTS信号を分離部13に与える。チューナ部11及び復調部12が放送信号受信部に対応する。
復調部12が分離部13へ与えるTS信号には、テレビジョン放送に係る番組の映像データ及び音声データ、並びに番組情報等が含まれている。分離部13は、与えられたTS信号を映像データ、音声データ及び番組情報等に分離する。分離部13は、分離した映像データを映像処理部14に与え、音声データを音声処理部17に与え、番組情報を番組情報処理部16に与える。
映像処理部14は、分離部13から与えられた映像データをデコードし、例えばフレーム画像に対してガンマ補正などの種々の画像処理を行った後、表示部15の表示に適した映像信号に変換し、変換した映像信号を表示部15に出力する。表示部15は、例えば液晶パネルなどの表示デバイスを用いて構成される。表示部15は、映像処理部14から与えられた映像信号に基づいて映像を表示する。
分離部13から番組情報処理部16へ与えられる番組情報は、放送予定の番組の一覧(いわゆる番組表)又は各番組に関する情報(例えば番組が映画であれば出演者及び制作年等の情報)等である。番組情報処理部16は、ユーザの操作に応じて表示部15に番組情報を表示するため、必要な番組情報を抽出して映像処理部14に与える。映像処理部14は、番組情報処理部16から与えられた番組情報を表示部15に表示させる。
音声処理部17は、分離部13から与えられた音声データをデコードし、ユーザの設定した音量となるように増幅した音声信号をスピーカ18へ出力する。スピーカ18は、音声処理部17から与えられた音声信号に基づいて音声出力を行う。
テレビジョン受信機1は、メインCPU(Central Processing Unit )21、ROM(Read Only Memory )22、RAM(Random Access Memory )23、及びHDMI通信部25を備えており、これらの各部が、上述の選局部24と共に、バス29を介してデータの授受を行う。上述の映像処理部14、番組情報処理部16及び音声処理部17もバス29に接続されている。メインCPU21は、ROM22に予め記憶された制御プログラムを読み出して実行することにより、テレビジョン受信機1内の各部の動作を制御する。
HDMI通信部25は、光ディスク装置等のHDMIインタフェースを有する映像ソース機器(外部機器)9と接続されており、該映像ソース機器9からHDMIデータを受信する処理を行う。本実施の形態では、テレビジョン受信機1が映像シンク機器である。HDMI通信部25は、受信したHDMIデータに含まれるTMDS信号をデコードして分離部13に与える。分離部13は、HDMI通信部25から与えられた信号を映像データ及び音声データに分離して、夫々映像処理部14及び音声処理部17に与える。
テレビジョン受信機1は、また、サブCPU31を有する電源制御部(制御部)3の制御によって、装置内の各部に電源を供給する電源装置10を備える。メインCPU21とサブCPU31とは、図示しないCPU間インタフェースによって通信可能に接続されている。電源制御部3には、主電源のオン/オフ操作を受け付けるための電源キー部34と、リモコン6からの操作信号を受信する操作信号受信部35とが接続されている。
リモコン6は、放送チャンネルに対応する番号が付与されているチャンネルキー及びその他の操作キーを有する操作部61を備える。操作部61が操作された場合、操作に応じて赤外線で操作信号が操作信号受信部35に対して送信されるように構成されており、使用者がテレビジョン受信機1の各種操作を遠隔で行うことが可能となる。例えば、操作部61のチャンネルキーが押下された場合に、押下されたチャンネルキーの番号(リモコン番号)がサブCPU31及びメインCPU21を介して選局部24に与えられることにより、リモコン番号に対応する放送チャンネルが選局されて、使用者が所望するテレビジョン放送の放送信号が受信される。
次に、電源装置10の詳細について説明する。
図2は、本発明に係る電源装置10の構成例を示すブロック図である。電源装置10は、商用電源5等の外部電源からリレー接点36aを介して受電する電源回路41と、該電源装置10によりリレー接点37aを介して充電される電気二重層キャパシタ(蓄電器:以下、単にキャパシタという)42とを備える。電源装置10は、また、映像ソース機器9と接続するためのHDMI端子(外部接続部)26と、該HDMI端子26にリレー接点38a(スイッチ)を介して入力側が接続されており、出力側がキャパシタ42に接続されている電圧変換回路43とを備える。
本実施の形態では、電源回路41が主電源であり、キャパシタ42が待機電源である。電源装置10及び操作信号受信部35が電気機器に対応する。また、少なくとも表示部15を備える電気機器が表示装置に対応する。
なお、キャパシタ42に代えて、リチウムイオン電池等の二次電池からなる蓄電池を用いてもよい。
電源回路41は、メインCPU21、ROM22、RAM23等のバス29に接続されているブロックと、チューナ部11、復調部12、分離部13等の放送信号の受信及び分離に係るブロックと、表示部15とに対して電源電圧を供給する。キャパシタ42は、電源制御部3、電源キー部34及び操作信号受信部35に対して電源電圧を供給する。リレー接点36a,37a,38aの夫々は、電源制御部3がリレーコイル36,37,38を励磁することにより閉じる(オンする)ようになっている。
HDMI端子26は、上述のTMDS信号のデータ線及びクロック線にアサインされた端子と、自身(テレビジョン受信機1)の構成、状態等を表すEDID(Extended Display Identification Data)を映像ソース機器9に伝達するためのDDC信号等にアサインされた複数の端子とを含んでなる。DDC信号等にアサインされた端子には、5Vの電圧を映像ソース機器9から受電するための受電端子261が含まれている。具体的には、映像ソース機器9が備える給電回路91から、HDMI端子の18番ピンを介して5V電源が供給される。
なお、HDMI端子26に代えて、上述の5Vのような直流電源が外部機器から供給されるインタフェースに適合する端子を用いてもよい。
電圧変換回路43は、リレー接点37aが開いて(オフして)いる状態で、リレー接点38aが閉じた場合、受電端子261を介して5Vの電圧を受電し、受電した電圧を例えば3.3Vから5Vまでの所定電圧に変換し、変換した電圧でキャパシタ42を充電する。電源制御部3等が5V電源で動作する場合は、電圧変換回路43を抵抗器又は導線に置き換えることにより、受電した電圧でキャパシタ42を充電するようにしてもよい。
上述した構成において、リレー接点36aが閉じて電源回路41(主電源)がオンしている場合、リレー接点37aが閉じており、リレー接点38aが開いている。このため、キャパシタ42が電圧変換回路43によって、例えば3.3Vまでフル充電されている。以下ではタイミングチャートを用いて説明する。
図3は、各リレー接点36a,37a,38aの開閉タイミング及びキャパシタ42の電圧の時間変化を示すタイミングチャートである。図3に示す5つのタイミング図では、何れも同一の時間軸を横軸としてあり、図の上からリレー接点36a、リレー接点37a、電源回路41、キャパシタ42の電圧、及びリレー接点38aについて、オン/オフ状態又は電圧を縦軸に示してある。
時刻t0で、電源キー部34の電源キーが押下されるか、又は操作部61における電源キーの押下に係る操作信号が操作信号受信部35で受信されて、主電源のオフ操作が受け付けられた場合、電源制御部3の制御により、リレー接点36a,37aが開く。これにより、電源回路41がオフし、キャパシタ42への充電が停止する。その後、時刻t0からt1までの間、キャパシタ42の電圧が緩やかに低下する。これは、電源制御部3,電源キー部34及び操作信号受信部35がキャパシタ42から受電することによって、キャパシタ42が放電するためである。
電源制御部3は、キャパシタ42の電圧を適時検出しており、時刻t1でキャパシタ42の電圧がV1より低くなった場合、電源制御部3の制御によりリレー接点38aが閉じる。これにより、電圧変換回路43が、受電端子261を介して受電した5Vの電圧を変換し、変換した電圧でキャパシタ42を充電する。ここでのV1は、電源制御部3,電源キー部34及び操作信号受信部35が受電して正常に動作し得る下限の電圧より高い電圧(例えば2.2V)である。
その後、時刻t2でキャパシタ42の電圧がV2以上となった場合、電源制御部3の制御により、リレー接点38aが開く。これにより、電圧変換回路43によるキャパシタ42の充電が停止し、キャパシタ42の電圧が再び低下し始める。ここでの電圧V2は、V1より高い電圧(例えば3.0V)である。キャパシタ42を3.3Vまで充電しないのは、DDC2B規格で定められた5V電源線から給電可能な電流の上限が50Aに制限されており、給電回路91に長時間の給電負荷をかけないようにするためである。
なお、時刻t1から所定時間だけリレー接点38aを閉じて、キャパシタ42の充電時間を制御するようにしてもよい。また、電圧変換回路43でキャパシタ42に対する充電電流が制限されるようにしてもよいし、電圧変換回路43に代えて電流制限部(電流制限回路)を備えるようにしてもよい。
時刻t2から低下し始めたキャパシタ42の電圧が、時刻t3で再びV1より低い電圧となった場合、時刻t1の場合と同様にリレー接点38aが閉じ、電圧変換回路43によるキャパシタ42の充電が始まる。以後、時刻t3からt5までの間では、キャパシタ42の電圧及びリレー接点38aの開閉タイミングが、時刻t1からt3までの間におけるこれらの電圧及び開閉タイミングと同様となる。時刻t5以降についても同様である。
以下では、上述した電源装置10の電源制御部3の動作を、それを示すフローチャートを用いて説明する。以下に示す処理は、電源制御部3が備える図示しないROMに予め格納された制御プログラムに従ってサブCPU31により実行される。
図4は、キャパシタ42の電圧を検出してリレー接点38aを開閉するサブCPU31の処理手順を示すフローチャートである。図4の処理は、電源回路41(主電源)がオフであるか否かに関わらず適時起動される。主電源がオンの場合にも図4の処理が起動されるのは、電源制御部が主電源をオンする制御を行ったにも関わらず、商用電源5から電力が供給されない場合があるためである。
図4の処理が起動された場合、サブCPU31は、キャパシタ42の電圧(Vc)を検出し(S11:蓄電器の電圧を検出する手段)、VcがV1より低いか否かを判定する(S12)。VcがV1より低い場合(S12:YES)、キャパシタ42が待機電源としての下限の電圧まで低下しているため、サブCPU31は、リレー接点38aを閉じて(S13)DDC2B規格で定められた5Vの電圧を電圧変換回路43に受電させた後、図4の処理を終了する。
VcがV1より低くない場合(S12:NO)、サブCPU31は、VcがV1より高いV2以上であるか否かを判定し(S14)、V2以上ではない場合(S14:NO)、リレー接点38aを開いたままにして図4の処理を終了する。VcがV2以上である場合(S14:YES)、キャパシタ42が待機電源として十分な電圧まで充電されているため、サブCPU31は、リレー接点38aを開いて(S15)、電圧変換回路43によるキャパシタ42の充電を停止させた後、図4の処理を終了する。
なお、時刻t0以降の任意の時点で電源キー部34の電源キーが押下されるか、又は操作部61における電源キーの押下に係る操作信号が操作信号受信部35で受信されて、主電源のオン操作が受け付けられた場合、電源制御部3の制御により、リレー接点38aが開き、リレー接点36a,37aが閉じる(図示せず)。これにより、電源回路41がオンし、キャパシタ42が再び3.3Vまで充電される。
以上のように本実施の形態によれば、電源制御部が電源回路をオンしている間に、電源回路が商用電源(外部電源)から受電してキャパシタ(蓄電器)を充電し、充電されたキャパシタから電源制御部が受電して動作する。更に、映像ソース機器(外部機器)と接続するためのHDMI端子(外部接続部)に含まれる受電端子とキャパシタとの間にリレー接点が介装されており、電源制御部が検出したキャパシタの電圧がV1(所定の電圧)より低い場合に、前記リレー接点を閉じる。
これにより、主電源としての電源回路をオフしている間、又は電源回路に商用電源から電力が供給されない間に、待機電源としてのキャパシタの電圧がV1より低下した場合、受電端子を介して映像ソース機器から受電した電力を、例えば抵抗器又は導線でキャパシタに送給し、キャパシタを充電する。
従って、主電源の電力源と同一の電力源から待機電源が受電する電力を実質的にゼロにすることが可能となる。
また、電源制御部が検出したキャパシタの電圧が、V1より高い電圧であるV2以上となった場合、受電端子を介して映像ソース機器(外部機器)から受電するためのリレー接点を開く。
これにより、受電端子を介して外部機器から受電する期間を必要最小限に抑えることが可能となる。
更に、受電端子を介して映像ソース機器(外部機器)から受電するためのリレー接点とキャパシタとの間に、電圧変換回路、電流制限機能を有する電圧変換回路、又は電流制限回路を介装する。
従って、電圧変換回路を介装した場合は、受電端子から受電した電圧を、制御部の動作に適した電圧に変換することが可能となる。また電流制限機能を有する電圧変換回路、又は電流制限回路を介装した場合は、受電端子から受電する間に外部機器から流入する電流を適当に制限することが可能となる。
更にまた、外部接続部がHDMI規格に準拠するHDMI端子であり、HDMI規格が対応するDDC2B規格で定められた5V電源線から受電端子を介して受電する。
従って、HDMIに準拠するソース機器から供給される5V電源によって、蓄電器を適宜充電することが可能となる。
更にまた、リモートコントローラ(遠隔操作装置)からの操作信号を受信する操作信号受信部が、上述のキャパシタから受電して動作するようにしてあり、操作信号受信部がリモコンの操作部における電源キーの押下に係る操作信号を受信した場合に、電源制御部が操作信号に応じて電源回路(主電源)をオン/オフする。
これにより、主電源の電力源と同一の電力源から待機電源が受電する電力を実質的にゼロにすることが可能な電源装置を備える電気機器にて、主電源のオン/オフを、遠隔操作装置から制御することが可能となる。
更にまた、映像信号に基づく映像を表示する表示部が、上述の電気機器が備える電源装置から受電するため、主電源の電力源と同一の電力源から待機電源が受電する電力を実質的にゼロにすることが可能な電源装置を、表示装置に適用することが可能となる。
更にまた、チューナ部及び復調部で受信したテレビジョン放送に基づいて上述の表示装置に映像を表示するため、主電源の電力源と同一の電力源から待機電源が受電する電力を実質的にゼロにすることが可能な電源装置をテレビジョン受信機に適用することが可能となる。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 テレビジョン受信機
10 電源装置
11 チューナ部
13 分離部
15 表示部
21 メインCPU
22 ROM
25 HDMI通信部
26 HDMI端子
3 電源制御部
31 サブCPU
35 操作信号受信部
36a、37a、38a リレー接点
41 電源回路
42 電気二重層キャパシタ
43 電圧変換回路
6 リモートコントローラ
61 操作部
9 映像ソース機器

Claims (7)

  1. 外部電源から受電する電源回路と、該電源回路により充電される蓄電器と、該蓄電器から受電して前記電源回路をオン/オフする制御部とを備える電源装置において、
    外部機器から受電するための受電端子を含む外部接続部と、
    前記受電端子及び蓄電器の間に介装されたスイッチとを備え、
    前記制御部は、
    前記蓄電器の電圧を検出する検出手段を有し、
    該検出手段が検出した電圧が所定の電圧より低い場合、前記スイッチをオンするようにしてあること
    を特徴とする電源装置。
  2. 前記制御部は、前記検出手段が検出した電圧が前記所定の電圧より高い電圧以上である場合、前記スイッチをオフするようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記スイッチ及び蓄電器の間に電圧変換回路及び/又は電流制限回路を介装してあることを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
  4. 前記外部接続部は、HDMI端子であり、
    前記受電端子は、DDC2B規格で定められた5V電源線から受電するためのものであること
    を特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電源装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の電源装置と、遠隔操作装置からの操作信号を受信する操作信号受信部とを備える電気機器において、
    前記操作信号受信部は、前記電源装置が備える蓄電器から受電し、
    前記電源装置が備える制御部は、前記操作信号受信部が電源のオン/オフに係る操作信号を受信した場合、前記電源回路をオン/オフするようにしてあること
    を特徴とする電気機器。
  6. 請求項5に記載の電気機器と、
    該電気機器が備える電源装置から受電して映像信号に基づく映像を表示する表示部と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  7. 請求項6に記載の表示装置と、
    テレビジョン放送を受信する放送信号受信部とを備え、
    該放送信号受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあること
    を特徴とするテレビジョン受信機。
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