JP2014062744A - 放射性物質自動監視システム及び放射性物質自動監視システムソフトウェアプログラム - Google Patents

放射性物質自動監視システム及び放射性物質自動監視システムソフトウェアプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014062744A
JP2014062744A JP2012206506A JP2012206506A JP2014062744A JP 2014062744 A JP2014062744 A JP 2014062744A JP 2012206506 A JP2012206506 A JP 2012206506A JP 2012206506 A JP2012206506 A JP 2012206506A JP 2014062744 A JP2014062744 A JP 2014062744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radioactive substance
radioactive
monitoring system
gamma ray
detection mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012206506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6059928B2 (ja
Inventor
Masakane Takahata
正鍾 高畑
Masahiro Takeishi
正弘 武石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECH DEL CO Ltd
Original Assignee
TECH DEL CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TECH DEL CO Ltd filed Critical TECH DEL CO Ltd
Priority to JP2012206506A priority Critical patent/JP6059928B2/ja
Publication of JP2014062744A publication Critical patent/JP2014062744A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6059928B2 publication Critical patent/JP6059928B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Measurement Of Radiation (AREA)

Abstract

【課題】車両の荷台に積載され運搬されるスクラップ等に混入した放射性物質を工場・産業廃棄物処理場等の入口で発見し、当該放射性物質の工場・産業廃棄物処理場等への侵入を防止するといった環境・用途に適した放射性物質自動監視システムを提供すること。
【解決手段】車両進入路Aの両側に対向立設する通過ゲート50と、前記通過ゲートに設置する車両検出機構10及び車両の積載荷物から放出されるガンマ線を検知・カウントする放射性物質検知機構20と、前記放射性物質検知機構から出力される放射線カウント信号を取得し、波形成形、演算、制御又は出力処理を行う制御機構30と、前記制御機構の出力処理結果情報を人間の視聴覚で認識できる形態にする警告等出力装置40と、で構成する放射性物質自動監視システム1等を提供する。
【選択図】図1

Description

本願発明は、車両の荷台に積載され運搬される金属スクラップ・産業廃棄物・瓦礫など(以下、スクラップ等という)に混入した放射性物質を工場・産業廃棄物処理場等の入口で発見し、当該放射性物質の工場・産業廃棄物処理場等への侵入を防止するための放射性物質自動監視システム及び放射性物質自動監視システムソフトウェアプログラムである。
コンクリート壁面又は地中に存在する放射線源から放出されるガンマ線を検知することにより、ガンマ線放出核種の位置(分布、深さ)を求める装置又は方法が存在する(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
特開昭62−282288号公報 特開平7−294652号公報
上述のとおり、放射線源から放出されるガンマ線を検知、カウントすることにより、ガンマ線放出核種の位置(分布、深さ)を求める装置又は方法が存在するが、特許文献1はコンクリート壁面に存在する放射線源から放出されるガンマ線を検知等する装置又は方法であり、特許文献2は地中に存在する放射線源から放出されるガンマ線を検知等する装置又は方法であり、それぞれの利用環境・用途での使用を前提としているため、車両の荷台に積載され運搬されるスクラップ等に混入した放射性物質を工場・産業廃棄物処理場等の入口で発見し、当該放射性物質の工場・産業廃棄物処理場等への侵入を防止するといった環境・用途には適していない。
そこで、車両の荷台に積載され運搬されるスクラップ等に混入した放射性物質を工場・産業廃棄物処理場等の入口で発見し、当該放射性物質の工場・産業廃棄物処理場等への侵入を防止するといった環境・用途に適した放射性物質自動監視システム及び放射性物質自動監視システムソフトウェアプログラムを提供することを課題とした。
本願発明の放射性物質自動監視システムは、車両に積載された瓦礫、金属スクラップ、産業廃棄物等に混入した放射性物質を積載状態のままでガンマ線を検知する放射性物質自動監視システムであって、車両進入路の少なくとも一方の路側に立設する路側立設体と、前記路側立設体に設置する車両検出機構と、前記路側立設体に設置する開閉可能扉を備える箱体と、前記箱体の内部に設置する放射性物質検知機構と、前記放射性物質検知機構から出力されるガンマ線系検知情報を取得し、波形成形、演算、制御又は出力処理を行う制御機構と、前記制御機構の出力処理結果情報を人間の視聴覚で認識できる形態にする警告等出力装置と、で構成する放射性物質自動監視システムを提供する。
また、本願発明の放射性物質自動監視システムは、車両に積載された瓦礫、金属スクラップ、産業廃棄物等に混入した放射性物質を積載状態のままでガンマ線を検知する放射性物質自動監視システムであって、車両進入路の少なくとも一方の路側に立設する路側立設体と、前記路側立設体に設置する車両検出機構と、前記路側立設体に設置する開閉可能扉を備える箱体と、前記箱体の内部に設置する放射性物質検知機構と、前記放射性物質検知機構から出力されるガンマ線系検知情報を取得し、波形成形、演算、制御又は出力処理を行う制御機構と、前記制御機構の出力処理結果情報を人間の視聴覚で認識できる形態にする警告等出力装置と、で構成し、前記放射性物質検知機構が、ガンマ線が入射すると短時間の微弱な発光現象が発生する放射性物質検知器と、当該発光を電気信号に変換する光電子増倍管とで構成する放射性物質自動監視システムを提供する。
また、本願発明の放射性物質自動監視システムは、車両に積載された瓦礫、金属スクラップ、産業廃棄物等に混入した放射性物質を積載状態のままでガンマ線を検知する放射性物質自動監視システムであって、車両進入路の少なくとも一方の路側に立設する路側立設体と、前記路側立設体に設置する車両検出機構と、前記路側立設体に設置する開閉可能扉を備える箱体と、前記箱体の内部に設置する放射性物質検知機構と、前記放射性物質検知機構から出力されるガンマ線系検知情報を取得し、波形成形、演算、制御又は出力処理を行う制御機構と、前記制御機構の出力処理結果情報を人間の視聴覚で認識できる形態にする警告等出力装置と、で構成し、前記光電子増幅管の取り付け形態が、前記放射性物質検知器の隅部に対して傾斜して取り付けられている放射性物質自動監視システムを提供する。
また、本願発明の放射性物質自動監視システムは、車両に積載された瓦礫、金属スクラップ、産業廃棄物等に混入した放射性物質を積載状態のままでガンマ線を検知する放射性物質自動監視システムであって、車両進入路の少なくとも一方の路側に立設する路側立設体と、前記路側立設体に設置する車両検出機構と、前記路側立設体に設置する開閉可能扉を備える箱体と、前記箱体の内部に設置する放射性物質検知機構と、前記放射性物質検知機構から出力されるガンマ線系検知情報を取得し、波形成形、演算、制御又は出力処理を行う制御機構と、前記制御機構の出力処理結果情報を人間の視聴覚で認識できる形態にする警告等出力装置と、で構成し、前記路側立設体に設置する箱体の配置が、車両進入路の両側、両側と上部又は一方側と上部である放射性物質自動監視システムを提供する。
また、本願発明の放射性物質自動監視システムは、車両に積載された瓦礫、金属スクラップ、産業廃棄物等に混入した放射性物質を積載状態のままでガンマ線を検知する放射性物質自動監視システムであって、車両進入路の少なくとも一方の路側に立設する路側立設体と、前記路側立設体に設置する車両検出機構と、前記路側立設体に設置する開閉可能扉を備える箱体と、前記箱体の内部に設置する放射性物質検知機構と、前記放射性物質検知機構から出力されるガンマ線系検知情報を取得し、波形成形、演算、制御又は出力処理を行う制御機構と、前記制御機構の出力処理結果情報を人間の視聴覚で認識できる形態にする警告等出力装置と、で構成し、前記制御機構に、情報処理装置及び当該情報処理装置上で稼動するソフトウェアプログラムを包含する放射性物質自動監視システムを提供する。
また、本願発明の放射性物質自動監視システムソフトウェアプログラムは、放射性物質検知機構から出力されるガンマ線系検知情報を情報処理装置で取得するステップと、前記情報処理装置で取得したガンマ線系検知情報を集計処理するステップと、前記集計処理結果に基づき、ガンマ線測定データ表示、ガンマ線検出部位表示又はガンマ線計測グラフ表示或いは3種類の警報出力処理をするステップと、を行うソフトウェアプログラム又は放射性物質検知機構から出力されるガンマ線系検知情報を情報処理装置で取得するステップと、前記情報処理装置で取得したガンマ線系検知情報を1面の仮想放射性物質検知器として仮想的に集計処理をするステップと、前記仮想的に集計処理した結果に基づき、微量レベル警報出力処理をするステップとを行うソフトウェアプログラムを提供する。
車両の荷台に積載され運搬されるスクラップ等に混入した放射性物質を工場・産業廃棄物処理場等の入口で発見し、当該放射性物質の工場・産業廃棄物処理場等への侵入を防止するといった環境・用途に適している(車両進入路の路側に車両検出機構及び放射性物質検知機構を配置していること、監視場所に自然と存在するガンマ線にも配慮していること、人間の視聴覚で容易に認識ができる警告等出力装置を備えていることなど)。
また、本願発明の放射性物質自動監視システムは、開閉可能扉を備える箱体の内部に複数の放射性物質検知器と複数の光電子倍増管などが一定の配列(取り付け態様)で整列して収納されており、当該箱体の内部の収納性を向上させている。
また、本願発明の放射性物質自動監視システムは、制御機構に情報処理装置及び当該情報処理装置上で稼動するソフトウェアプログラムを包含するので、汎用性及び拡張性に優れている。
また、本願発明のプログラム及びプログラム媒体は、放射性物質検知機構から出力されるガンマ線系検知情報を取得し、集計処理し、前記集計処理結果に基づき、ガンマ線測定データ表示、ガンマ線検出部位表示、ガンマ線計測グラフ表示を行うことができる。さらに、3種類の警報出力処理、微量レベル警報出力処理も行うことができ、当該放射性物質の工場・産業廃棄物処理場等への侵入を防止するといった環境・用途に適している。
図1は、実施例1の放射性物質自動監視システムの全体図である。 図2は、実施例1の路側立設体及び通過ゲート付近の拡大図である。 図3は、開閉可能扉を備える箱体の内部の拡大図である。 図4は、放射性物質自動監視システムを構成するハードウェアの接続関係を示す図である。 図5は、放射性物質自動監視システムソフトウェアプログラムの出力表示画面(ガンマ線測定データ表示画面)である。 図6は、放射性物質自動監視システムソフトウェアプログラムの出力表示画面(ガンマ線検出部位表示画面)である。 図7は、放射性物質自動監視システムソフトウェアプログラムの出力表示画面(ガンマ線計測グラフ表示画面)である。 図8は、実施例2の路側立設体、被支持体及び通過ゲート付近の拡大図である。
スクラップ等積載トラックの車両進入路に通過ゲートを設け、当該通過ゲートに放射性検知機構を配置して、スクラップ等の中に混入した放射性物質を自動監視するシステムとして実施する。
まずは、放射性物質自動監視システムの構成について、図1に従い説明する。
放射性物質自動監視システム(1)は、車両進入路(A)の一方の路側(図1で示す車両侵入路の左側路側)に設置した第1路側立設体(51)及び前記車両進入路(A)の他方の路側(図1で示す車両進入路の右側路側)に設置した第2路側立設体(52)で構成する通過ゲート(50)と、スクラップ等積載トラック(B)の進入及び移動速度の検出を行う車両検出機構(10)と、前記通過ゲート(50)に設置し前記スクラップ等積載トラック(B)から放射されるガンマ線の検知を行う放射性物質検知機構(20)と、建屋(R)内に設置し前記車両検出機構(10)から出力される検出情報(以下、車両系検出情報という)及び前記放射性物質検知機構(20)から出力される検知情報(以下、ガンマ線系検知情報という)を取得し、当該取得した車両系検出情報及びガンマ線系検知情報を利用して様々な処理(波形成形、演算、制御、出力など)を行う制御・監視機構(30)と、前記制御・監視機構(30)により処理された情報(以下、制御・監視系情報という)を利用して状況を表示したり、警告を促したりする警告等出力装置(40)と、で構成する。
前記第1路側立設体(51)は、断面H形状の金属製柱体である第1路側立設体入口側支柱(511)及び第1路側立設体出口側支柱(512)と、前記第1路側立設体入口側支柱(511)と前記第1路側立設体出口側支柱(512)との間に設置した第1路側箱体(513)とで構成する。
前記第2路側立設体(52)は、断面H形状の金属製柱体である第2路側立設体入口側支柱(521)及び第2路側立設体出口側支柱(522)と、前記第2路側立設体入口側支柱(521)と前記第2路側立設体出口側支柱(522)との間に設置した第2路側箱体(523)とで構成する。
前記第1路側立設体(51)及び前記第2路側立設体(52)は、前記車両進入路(A)を挟んで対向に建立されている。
前記車両検出機構(10)は、前記第2路側立設体入口側支柱(521)の下部に設置する第1投光器(11)と、前記第1路側立設体入口側支柱(511)の上部に設置し前記第1投光器(11)と対応する第1受光器(13)と、前記第2路側立設体出口側支柱(522)の上部に設置する第2投光器(12)と、前記第1路側立設体出口側支柱(512)の下部に設置し前記第2投光器(12)と対応する第2受光器(14)と、で構成する。当該配置にすることにより、様々な外形・用途のスクラップ等積載トラック(B)であっても誤検知をすることなく進入及び移動速度検出ができ得る。
前記放射性物質検知機構(20)は、前記第1路側箱体(513)の内部、かつ、上部に設置する第1放射性物質検知器(21)と、前記第1路側箱体(513)の内部、かつ、下部に設置する第2放射性物質検知器(22)と、前記第1放射性物質検知器(21)の左下隅に傾斜させて取り付ける第1光電子倍増管(25)と、前記第2放射性物質検知器(22)の右上隅に傾斜させて取り付ける第2光電子倍増管(26)と、前記第2路側箱体(523)の内部、かつ、上部に設置する第3放射性物質検知器(23)と、前記第2路側箱体(523)の内部、かつ、下部に設置する第4放射性物質検知器(24)と、前記第3放射性物質検知器(23)の左下隅に傾斜させて取り付ける第3光電子倍増管(27)と、前記第4放射性物質検知器(24)の右上隅に傾斜させて取り付ける第4光電子倍増管(28)とで構成する(図3及び図4)。
前記放射性物質検知器(21、22、23、24)として、ガンマ線を検知すると発光するプラスチックシンチレータを使用している。
なお、多くのガンマ線を検出するために、面積の広いプラスチックシンチレータを使用している。
前記第1光電子倍増管(25)の取り付け形態について、前記第1放射性物質検知器(21)の左下隅の切り欠き部に向けて傾斜させて取り付けているが、当該取り付け形態にすることにより、前記第1路側箱体(513)の内部空間を有効に利用でき、収納効率が向上する(図3)。また、前記第1放射性物質検知器(21)で発生する光(反射光を含む)を前記第1光電子倍増管(25)で未認識するケースを減少させる効果もあるものと考える。
また、前記第2電子倍増管(26)の取り付け形態について、前記第2放射性物質検知器(22)の右上隅の切り欠き部に向けて傾斜させて取り付けているが、当該取り付け形態にすることにより、前記第1路側箱体(513)の内部空間を有効に利用でき、収納効率が向上する(図3)。また、前記第2放射性物質検知器(22)で発生する光(反射光を含む)を前記第2光電子倍増管(26)で未認識するケースを減少させる効果もあるものと考える。
なお、図示していないが、前記第3電子倍増管(27)及び前記第4電子倍増管(28)の前記第2路側箱体(523)の内部での取り付け形態についても前記第1路側箱体(513)の内部と同様の配置となっている。
前記光電子倍増管(25、26、27、28)は、対応する各々の前記放射性物質検知器(21、22、23、24)で発光した微弱光を電気信号に変換し、増幅する装置である。
前記制御機構(30)は、前記第1光電子倍増管(25)と接続する第1コントローラユニット(31)と、前記第2光電子倍増管(26)と接続する第2コントローラユニット(32)と、第3光電子倍増管(27)と接続する第3コントローラユニット(33)と、第4光電子倍増管(28)と接続する第4コントローラユニット(34)と、前記それぞれのコントローラユニット(31、32、33、34)出力を情報処理装置(36)に中継する中継ユニット(35)と、で構成する。
前記第1コントローラユニット(31)には、前記入口側受光器(13)が接続されている。
前記第2コントローラユニット(32)には、前記出口側受光器(14)が接続されている。
前記第3コントローラユニット(33)には、前記入口側投光器(11)が接続されている。
前記第4コントローラユニット(34)には、前記出口側投光器(12)が接続されている。
前記中継ユニット(35)と前記情報処理装置(36)との接続は、前記情報処理装置(36)に内蔵したパルスカウントボード(361)及びデジタルI/Oインターフェースボード(362)により接続される。
前記情報処理装置(36)は、車両系検出情報及びガンマ線系検知情報を、前記中継ユニット(35)を経由して取得し、当該取得した車両系検出情報及びガンマ線系検知情報を利用又は処理して、制御・監視系情報を出力可能なコンピュータであれば良く、例えば、汎用性のあるパーソナルコンピュータなどが該当する。なお、自然界には微量のガンマ線が存在する(バックグラウンド)ため、予めバックグラウンド値を情報処理装置(36)に設定保存することができるようにしており、これにより監視場所ごとに異なるバックグラウンドに対応している。
前記警告等出力装置(40)は、前記情報処理装置(36)からの制御・監視系情報を表示(ガンマ線のカウント値を数値表示、グラフ表示又は検出位置濃淡表示など)するモニタ(41)と、前記情報処理装置(36)からの制御・監視系情報を印刷(ガンマ線のカウント値、グラフなど)するプリンタ(42)と、前記情報処理装置(36)からの制御・監視系情報を光(信号の点灯)で伝達する警告灯(43)と、で構成する。
前記警告等出力装置(40)に、前記情報処理装置(36)からの制御・監視系情報を音声で伝達するスピーカー等の音声装置(図示せず)を追加することもでき得る。
次に、放射性物質自動監視システムの作動について、図1、図2及び図4に従い説明する。
スクラップ等を荷台に積載したスクラップ等積載トラック(B)の先頭部が、車両検出機構(10)を構成する第1投光器(11)及び第1受光器(13)の間を通過すると車両の侵入を検出する。
前記車両検出機構(10)が車両の侵入を検出すると、それぞれの放射性物質検知器(21、22、23,24)が、ガンマ線のカウントを開始する。
具体的には、前記第1放射性物質検知器(21)にガンマ線が入射すると短時間の微弱な発光現象が発生し、当該発光を前記第1光電子倍増管(25)で、電気信号である放射線カウント信号に変換、増幅し、前記第1コントローラユニット(31)にリアルタイムに送信する。
同様に、前記第2放射性物質検知器(22)、前記第3射性物質検知器(23)、前記第4放射性物質検知器(24)で発生した短時間の微弱な発光は、前記第2光電子倍増管(26)、前記第3光電子倍増管(27)、前記第4光電子倍増管(27)で、電気信号(放射線カウント信号)に変換、増幅し、前記第2コントローラユニット(32)、前記第3コントローラユニット(33)、前記第4コントローラユニット(34)にリアルタイムに送信する。
前記放射線カウント信号を受信した各々のコントローラユニット(31、32、33、34)は、波形成形ならびに耐雑音性能を高める信号処理をした後、前記中継ユニット(35)を経由し前記情報処理装置(36)に内蔵したパルスカウントボード(361)へ送信する。
前記パルスカウントボード(361)から送信されてくるt秒毎のデータを情報処理装置(36)にリアルタイムに転送する。前記t秒毎のデータは、情報処理装置(36)に接続されたモニタ(37)に出力される。
前記モニタ(37)に出力された車両の4ケ所(左上、左下、右上、右下)のガンマ線カウント情報(放射線の数値等)表示は、情報処理装置(36)に接続されたキーボードのファンクションボタン操作により、ガンマ線検出部位表示画面(図6)積み荷内の場所表示(位置特定情報の視覚化処理)、ガンマ線計測グラフ表示画面(図7)、ガンマ線測定データ表示画面(図5)に切り換え表示可能であり、また、印刷することも可能である。
なお、スクラップ等積載トラック(B)が制限速度(時速8キロメートル以内)を超過していると、車両検出機構(10)が検出した場合には、前記モニタ(37)上の一部の表示(車両速度オーバー)が点灯し、注意喚起をする。
なお、前記放射性物質検知機構(20)による、ガンマ線検知の後は、トラックスケール(C)などを使用して他の計測を行うことも可能である。
前記情報処理装置(36)では、当該情報処理装置(36)上で稼動するソフトウェアプログラムにより、以下の処理を行っている。
前記放射性物質検知機構(20)から出力されるガンマ線系検知情報を前記情報処理装置(36)で取得した後に、前記情報処理装置(36)で取得したガンマ線系検知情報を4面の放射性物質検知器(21、22、23、24)それぞれ集計処理をし、ガンマ線測定データ表示画面、ガンマ線検出部位表示画面又はガンマ線計測グラフ表示画面を出力する。また、前記情報処理装置(36)に予め3種類(Lowレベル、Highレベル、Dangerレベル)の警告閾値を設定しておき、いずれかの警告閾値を超過するデータが検出されると前記情報処理措置(36)で、警報出力処理(Lowレベル、Highレベル、Dangerレベル)をソフトウェアプログラムにて行っている。なお、Highレベル又はDangerレベル検出をするとブザー音、音声出力、警告灯表示(43)などのより多くの者への注意喚起作動をする。
また、前記3種類(Lowレベル、Highレベル、Dangerレベル)の警告閾値を超過しない場合であっても、前記放射性物質検知機構(20)から出力されるガンマ線系検知情報を前記情報処理装置(36)で取得した後に、前記情報処理装置(36)で取得したガンマ線系検知情報を1面の仮想放射性物質検知器として集計処理をし、当該集計処理結果に基づき微量レベル警報出力処理をソフトウェアプログラムで行っている。
実施例2の放射性物質自動監視システムは通過ゲートの構成が異なる放射性物質自動監視システムである。その構成について、図8及び図1に従い実施例1と異なる部分について説明する。
放射性物質自動監視システム(1)は、車両進入路の一方の路側(図8で示す車両進入路の左側路側)に設置した第1路側立設体(51)、前記車両進入路の他方の路側(図8で示す車両進入路の右側路側)に設置した第2路側立設体(52)及び前記第1路側立設体(51)と前記第2路側立設体(52)との上部で接合し支持される被支持体(53)とで構成する通過ゲート(50)と、スクラップ等積載トラックの侵入及び移動速度の検出を行う車両検出機構(10)と、前記通過ゲート(50)に設置し前記スクラップ等積載トラックに積載されたスクラップ等から放射されるガンマ線の検知を行う放射性物質検知機構(20)と、建屋内に設置し前記車両検出機構(10)から出力される車両系検出情報及び前記放射性物質検知機構(20)から出力される放射線系検知情報を取得し、利用して様々な処理を行う制御・監視機構(30)と、前記制御・監視機構(30)により処理された制御・監視系情報を利用して表示・警告する警告等出力装置(40)と、で構成する。
前記被支持体(53)の上部は、人が通行する通路を設けても良い(図8)。
前記放射性物質検知機構(20)は、前記第1路側箱体(513)の内部及び前記第2路側箱体(523)の内部に加え、前記第3上部箱体(533)の内部にも備える(図示せず)。
その他の構成については、実施例1と同様であるので省略する。また作動についても実施例1とほぼ同様であるので省略する。
通過ゲートの構成は、当該放射性物質自動監視システムの設置スペースにより、第1路側立設体(51)と被支持体(53)のみの逆L字型(図示せず)の構成にも設計変更し得る。
本願発明の放射性物質自動監視システムは、安全性及び収納性を飛躍的に向上させる放射性物質自動監視システムであるので、産業上の利用性を有する。
1 放射性物質自動監視システム
10 車両検出機構
11 入口側投光器
12 出口側投光器
13 入口側受光器
14 出口側受光器
20 放射性物質検知機構
21 第1放射性物質検知器
22 第2放射性物質検知器
23 第3放射性物質検知器
24 第4放射性物質検知器
25 第1光電子倍増管
26 第2光電子倍増管
27 第3光電子倍増管
28 第4光電子倍増管
30 制御機構
31 第1コントローラユニット
32 第2コントローラユニット
33 第3コントローラユニット
34 第4コントローラユニット
35 中継ユニット
36 情報処理装置
361 パルスカウントボード
362 デジタルI/Oインターフェースボード
40 警告等出力装置
41 モニタ
42 プリンタ
43 警告灯
50 通過ゲート
51 第1路側立設体
511 第1路側立設体入口側支柱
512 第1路側立設体出口側支柱
513 第1路側箱体(開閉可能扉を備える箱体)
52 第2路側立設体
521 第2路側立設体入口側支柱
522 第2路側立設体出口側支柱
523 第2路側箱体(開閉可能扉を備える箱体)
53 被支持体
533 第3上部箱体(開閉可能扉を備える箱体)
A 車両進入路
B スクラップ等積載トラック
C トラックスケール
R 建屋

Claims (8)

  1. 車両に積載された瓦礫、金属スクラップ、産業廃棄物等に混入した放射性物質を積載状態のままでガンマ線を検知する放射性物質自動監視システムであって、
    車両進入路の少なくとも一方の路側に立設する路側立設体と、
    前記路側立設体に設置する車両検出機構と、
    前記路側立設体に設置する開閉可能扉を備える箱体と、
    前記箱体の内部に設置する放射性物質検知機構と、
    前記放射性物質検知機構から出力されるガンマ線系検知情報を取得し、波形成形、演算、制御又は出力処理を行う制御機構と、
    前記制御機構の出力処理結果情報を人間の視聴覚で認識できる形態にする警告等出力装置と、
    で構成する放射性物質自動監視システム。
  2. 前記放射性物質検知機構が、ガンマ線が入射すると短時間の微弱な発光現象が発生する放射性物質検知器と、当該発光を電気信号に変換する光電子増倍管とで構成する請求項1に記載の放射性物質自動監視システム。
  3. 前記光電子増幅管の取り付け形態が、前記放射性物質検知器の隅部に対して傾斜して取り付けられている請求項1又は請求項2に記載の放射性物質自動監視システム。
  4. 前記路側立設体に設置する箱体の配置が、車両進入路の両側、両側と上部又は一方側と上面である請求項1から請求項3のいずれかに記載の放射性物質自動監視システム。
  5. 前記制御機構に、情報処理装置及び当該情報処理装置上で稼動するソフトウェアプログラムを包含する請求項1から請求項4のいずれかに記載の放射性物質自動監視システム。
  6. 前記放射性物質検知機構から出力されるガンマ線系検知情報を情報処理装置で取得するステップと、
    前記情報処理装置で取得したガンマ線系検知情報を集計処理するステップと、
    前記集計処理結果に基づき、ガンマ線測定データ表示、ガンマ線検出部位表示又はガンマ線計測グラフ表示或いは3種類の警報出力処理をするステップと、
    を行う請求項5に記載のソフトウェアプログラム。
  7. 前記放射性物質検知機構から出力されるガンマ線系検知情報を情報処理装置で取得するステップと、
    前記情報処理装置で取得したガンマ線系検知情報を1面の仮想放射性物質検知器として仮想的に集計処理をするステップと、
    前記仮想的に集計処理した結果に基づき、微量レベル警報出力処理をするステップと、
    を行う請求項5に記載のソフトウェアプログラム。
  8. 請求項6又は請求項7のソフトウェアプログラムを格納したソフトウェアプラグラム媒体。
JP2012206506A 2012-09-20 2012-09-20 放射性物質自動監視システム Expired - Fee Related JP6059928B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012206506A JP6059928B2 (ja) 2012-09-20 2012-09-20 放射性物質自動監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012206506A JP6059928B2 (ja) 2012-09-20 2012-09-20 放射性物質自動監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014062744A true JP2014062744A (ja) 2014-04-10
JP6059928B2 JP6059928B2 (ja) 2017-01-11

Family

ID=50618125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012206506A Expired - Fee Related JP6059928B2 (ja) 2012-09-20 2012-09-20 放射性物質自動監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6059928B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015206779A (ja) * 2014-04-08 2015-11-19 清水建設株式会社 放射線可視化装置、及びそれによる放射性物質監視方法、放射性物質漏洩検知方法
KR101581004B1 (ko) * 2014-12-23 2015-12-29 ㈜에스에프테크놀로지 출입차량 방사선 감시 시스템
JP5942008B1 (ja) * 2015-03-31 2016-06-29 三菱電機プラントエンジニアリング株式会社 車両ゲートモニタ
KR101733542B1 (ko) * 2016-09-29 2017-05-11 이진철 차량용 방사성 물질 탐지 시스템 및 방법
KR101793946B1 (ko) 2016-04-12 2017-11-07 한밭대학교 산학협력단 차량 적재물 방사선 관리용 자동출입 모니터링 시스템
CN108898333A (zh) * 2018-05-28 2018-11-27 大唐广电科技(武汉)有限公司 一种基于视觉识别的物流控制系统和方法
JP2019023602A (ja) * 2017-07-25 2019-02-14 三菱電機プラントエンジニアリング株式会社 車両汚染検査システム
KR20210131620A (ko) * 2020-04-24 2021-11-03 한양대학교 산학협력단 방사성 물질 탐지 시스템 및 방법
CN113933884A (zh) * 2021-10-13 2022-01-14 中国原子能科学研究院 放射性物质探测系统、方法及计算机可读存储介质

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10232284A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Toshiba Corp 波長シフト型放射線センサおよび放射線検出装置
US20060284094A1 (en) * 2005-02-04 2006-12-21 Dan Inbar Detection of nuclear materials
JP2007108175A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 General Electric Co <Ge> ポータルアプリケーション用のガンマ線検出器モジュール
JP2009198365A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 National Agriculture & Food Research Organization プラスチックシンチレータを検出器とした放射能探査装置
US20110261650A1 (en) * 2008-12-09 2011-10-27 Olshansky Jury Losifovich Method for the radiation monitoring of moving objects and a radiation portal monitor for carrying out said method
JP2011257400A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Nucsafe Inc 占有感知システムを有する放射線ポータル

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10232284A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Toshiba Corp 波長シフト型放射線センサおよび放射線検出装置
US20060284094A1 (en) * 2005-02-04 2006-12-21 Dan Inbar Detection of nuclear materials
JP2007108175A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 General Electric Co <Ge> ポータルアプリケーション用のガンマ線検出器モジュール
JP2009198365A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 National Agriculture & Food Research Organization プラスチックシンチレータを検出器とした放射能探査装置
US20110261650A1 (en) * 2008-12-09 2011-10-27 Olshansky Jury Losifovich Method for the radiation monitoring of moving objects and a radiation portal monitor for carrying out said method
JP2011257400A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Nucsafe Inc 占有感知システムを有する放射線ポータル

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015206779A (ja) * 2014-04-08 2015-11-19 清水建設株式会社 放射線可視化装置、及びそれによる放射性物質監視方法、放射性物質漏洩検知方法
KR101581004B1 (ko) * 2014-12-23 2015-12-29 ㈜에스에프테크놀로지 출입차량 방사선 감시 시스템
JP5942008B1 (ja) * 2015-03-31 2016-06-29 三菱電機プラントエンジニアリング株式会社 車両ゲートモニタ
WO2016158573A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 三菱電機プラントエンジニアリング株式会社 車両ゲートモニタ
US10222485B2 (en) 2015-03-31 2019-03-05 Mitsubishi Electric Plant Engineering Corporation Vehicle gate monitor
KR101793946B1 (ko) 2016-04-12 2017-11-07 한밭대학교 산학협력단 차량 적재물 방사선 관리용 자동출입 모니터링 시스템
KR101733542B1 (ko) * 2016-09-29 2017-05-11 이진철 차량용 방사성 물질 탐지 시스템 및 방법
JP2019023602A (ja) * 2017-07-25 2019-02-14 三菱電機プラントエンジニアリング株式会社 車両汚染検査システム
CN108898333A (zh) * 2018-05-28 2018-11-27 大唐广电科技(武汉)有限公司 一种基于视觉识别的物流控制系统和方法
KR20210131620A (ko) * 2020-04-24 2021-11-03 한양대학교 산학협력단 방사성 물질 탐지 시스템 및 방법
KR102395803B1 (ko) 2020-04-24 2022-05-09 한양대학교 산학협력단 방사성 물질 탐지 시스템 및 방법
CN113933884A (zh) * 2021-10-13 2022-01-14 中国原子能科学研究院 放射性物质探测系统、方法及计算机可读存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP6059928B2 (ja) 2017-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6059928B2 (ja) 放射性物質自動監視システム
JP4241541B2 (ja) 非破壊検査装置及び非破壊検査装置を有するクレーン
US7709800B2 (en) Method and apparatus for rejecting radioactive interference in a radiation monitoring station
US5679956A (en) Enhanced vehicle radiation monitoring system and method
US9678224B2 (en) System and method for detecting neutron, gamma and muon radiations with contiguous plastics scintillators
US20200309972A1 (en) Nuclear radiation monitoring apparatus and method
CN110749914B (zh) 一种核电站γ射线放射性污染监测系统
CN101539556A (zh) 放射性物质检测和x光辐射成像的集成系统和集成方法
RU2384865C1 (ru) Способ радиационного контроля перемещающихся объектов и портальный радиационный монитор для его осуществления
JP2014119327A (ja) 放射性汚染物運搬車両の計測システム
JP6370574B2 (ja) ガンマ線自動監視設備
CN201196635Y (zh) 用于放射性物质检测和x光辐射成像的集成系统
RU2011103925A (ru) Способ и устройство для обнаружения наличия в грузе подозрительных предметов, содержащих по меньшей мере один материал с заданным атомным весом
JP6580175B2 (ja) ガンマ線自動監視設備用のソフトウェアプログラム
KR101731212B1 (ko) 대규모 세슘(Cs) 오염토양 연속 방사능 측정시스템
CN103698794A (zh) 智能车辆放射性监测系统
CN201196636Y (zh) 放射性物质检测和x光辐射成像的集成系统
WO2014118931A1 (ja) 放射能汚染の検査装置、その検査方法及びその検査プログラム
RU2364890C1 (ru) Способ обнаружения ядерных материалов и радиоактивных веществ
JP4686328B2 (ja) 放射線モニタリング装置
US20140312235A1 (en) Method of detecting nuclear radiation or radioactive material in a container
US6353230B1 (en) Monitoring materials
RU2245563C1 (ru) Транспортный портальный радиационный монитор
KR102092935B1 (ko) 지진 조기 경보 시스템 및 방법
CN101539557B (zh) 用于放射性物质检测和x光辐射成像的集成系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6059928

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees