JP2014061535A - 携帯用スポットウェルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】電源電池とコンデンサーを使用し、トランスを使用しないことにより、バッグに入れて携行できるほど軽量、かつ、どこででもスポット溶接を行なうことができる使用し易い携帯用スポットウェルダーを提供する。
【解決手段】電池を電源とし、電源電圧を昇圧する昇圧回路を備え、コンデンサーに蓄積された電荷をスイッチング素子により瞬間的に放電し、一対の溶接点に挟持されているワークに溶接電流を通じて溶接を行う携帯用スポットウェルダーについて、一対の溶接点をウェルダー本体側に設けるとともに、少なくとも一方の溶接点を他方の溶接点に対して接・離可能な可動溶接点15とし、上記一方の可動溶接点15と他方の溶接点16とによりワークを挟持した状態において、可動溶接点15をワークに対して加圧する加圧する加圧機構17を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】電池を電源とし、電源電圧を昇圧する昇圧回路を備え、コンデンサーに蓄積された電荷をスイッチング素子により瞬間的に放電し、一対の溶接点に挟持されているワークに溶接電流を通じて溶接を行う携帯用スポットウェルダーについて、一対の溶接点をウェルダー本体側に設けるとともに、少なくとも一方の溶接点を他方の溶接点に対して接・離可能な可動溶接点15とし、上記一方の可動溶接点15と他方の溶接点16とによりワークを挟持した状態において、可動溶接点15をワークに対して加圧する加圧する加圧機構17を設ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、2次電池を電源とし、電源電圧を昇圧する昇圧回路を備え、コンデンサーに蓄積された電荷をスイッチング素子により瞬間的に放電し、一対の溶接点に挟持されているワークに溶接電流を通じて溶接を行う携帯用スポットウェルダーに関するものであり、特に、歯科矯正など卓上での作業に好適なものである。
歯科矯正は、歯牙の噛み合わせを矯正し、健康で美しい歯列を得るとともに、例えば、アスリートが必要な瞬発力などを引き出すために影響するものとして、その認識が高まっている。歯科矯正では、歯列を整えるためのワイヤーを止めるブラケットと歯冠の溶接などが基本技術になり、この作業にはスポットウェルダーが用いられる。また、最近の傾向として、歯科矯正は矯正専門医が担当し、一般歯科医院との契約により通院治療をするケースが多くなっている。しかし、スポットウェルダーを備えていない一般歯科医院にて治療する場合、スポットウェルダーを持参しなければならず、負担となっている。
これに対し、従来のスポットウェルダーはトランスを使用しているため、数キログラム程度の重量物であり携帯には不便である。そこで先行技術を調査すると、特開2004−167541号が見出された。この発明は、コンデンサーのエネルギーを急激に放出して被溶接部同士を抵抗溶接するコンデンサー式抵抗溶接機に関するものであるが、エネルギー蓄積用コンデンサーは所要量の電荷を溶接トランスに放電するために使われ、実際の溶接には、トランスから供給される大電流を使用する構成である。従って、コンデンサーと共に溶接トランスが必要であり、重量も軽減されない。
本発明は前記の実情に鑑みてなされたもので、その課題は、電源電池とコンデンサーを使用し、トランスを使用しないことにより、バッグに入れて携行できるほど軽量、かつ、どこででもスポット溶接を行なうことができる使用し易い携帯用スポットウェルダーを提供することである。また、本発明の他の課題は、高強度の固定を卓上で手軽に行えるようにすることである。
前記の課題を解決するため、本発明は電池を電源とし、電源電圧を昇圧する昇圧回路を備え、コンデンサーに蓄積された電荷をスイッチング素子により瞬間的に放電し、一対の溶接点に挟持されているワークに溶接電流を通じて溶接を行う携帯用スポットウェルダーについて、一対の溶接点をウェルダー本体側に設けるとともに、少なくとも一方の溶接点を他方の溶接点に対して接・離可能な可動溶接点とし、かつ、上記一方の可動溶接点と他方の溶接点とがワークを挟持した状態において、可動溶接点をワークに対して加圧する加圧機構を設けるという手段を講じたものである。
本発明の携帯用スポットウェルダーは、電池を電源とし、電源電圧を昇圧回路により昇圧して蓄電するコンデンサーを備え、そこに蓄積された電荷をスイッチング素子により瞬間的に放電し、一対の溶接点に挟持されているワークに溶接電流を通じて溶接を行うという構成を備えている。電池としては充放電を繰り返して使用可能な2次電池が望ましいけれども、2次電池でなければならないということはなく、放電だけで充電負荷の1次電池も当然に使用可能である。そして、コンデンサーに蓄電された電化を開放してスポット溶接のために使用する技術は前記の通り公知のものであるが、本発明はコンデンサーのみを使用してトランスを使用せず、高電流制御のFETを用いて瞬間放電を行い、溶接を可能にしたことを特徴とする。
そのような構成において、本発明の装置では、一対の溶接点をウェルダー本体側に設けるとともに、少なくとも一方の溶接点を、他方の溶接点に対して接・離可能な可動溶接点とした。さらに、一方の可動溶接点と他方の溶接点とがワークを挟持した状態において、可動溶接点をワークに対して加圧する加圧する加圧機構を設けている。なお、一対の溶接点の少なくとも一方を可動溶接点とするということは、両方とも可動溶接点とすることを妨げないということである。一対の溶接点は、それぞれ適切な形態に形成された部材に取り付けることで、本体に設けられているが、具体的な取り付け手段としては、従来公知公用の技術を適用することができる。
本発明の装置では、上記一方の可動溶接点と他方の溶接点とがワークを挟持した状態において、可動溶接点をワークに対して加圧する加圧する加圧機構を設けるものとする。スポット溶接では、溶接ワークの圧着力、電流、通電時間が溶接品質を左右するとされているが、この内で上記加圧機構は、ワークに対する圧着力を好適に維持する目的で設けられている。
本発明の装置では、可動溶接点を、他方の溶接点に対して接・離可能とするために、ウェルダー本体側に揺動可能に設けた揺動部材に取り付け、加圧機構として、上記揺動部材に対して、弾性体による常時付勢力と、締付け部材によるねじ込み力を加える構成を具備する。ワークの溶接は、ねじ込みによる加圧力のもとに行なわれ、溶接時にワークが溶融する際にも、弾性体による常時付勢力がワークに加わることによりナゲットが好適に形成されるのを容易にするという意図が達成される。
本発明の携帯用スポットウェルダーは、前記の電源電圧を昇圧する昇圧回路と、上記昇圧回路を制御するとともに、コンデンサーに対する充電時間を制御するCPUと、電源電圧が昇圧して蓄電された、コンデンサーの高容量の電荷を瞬間的に放電するスイッチングのための高電流制御のFET駆動回路と、放電のための条件を満たしたとCPUが判断した時点において、溶接スタートの準備完了となる動作スイッチとを具備して構成することができる。高電流制御のFETを用いることでトランスを省略し、コストの若干の上昇よりも軽量化が達成されることは、本発明の目的に適合しむしろ好ましいものである。1次電池専用機の場合には、AC/DCアダプター及び充電回路等は不要であるが、実用的には2次電池も1次電池も共に使用できることが望まれる。
高電流制御のFETを用いることでトランスを省略し、コストの若干の上昇よりも軽量化が達成されることは、本発明の目的に適合しむしろ好ましいものである。このような本発明の携帯用スポットウェルダーにおける電気的な特徴は、電源電圧を昇圧回路により昇圧して蓄電するコンデンサーを備え、FET駆動回路による大電流制御という構成にあるといえる。この構成により、トランスを必要とせずにスポット溶接を実施する携帯用スポットウェルダーを実用化することができた。
本発明は以上のように、トランスを使用せず、2次電池を電源とすることによりバッグに入れて携行できるほど軽量で、かつ、どこででもスポット溶接を行なうことができる使用し易い携帯用スポットウェルダーを提供することができるという効果を奏する。故に、この装置は手に持っても負担を感じない程度の大きさと重さにまとめられ(図1はほぼ実物大である。)、歯科医師がバッグに入れて携行する上で全く負担にならない。また、本発明の装置は、歯科矯正のための部材の溶接を念頭に構想されたが、その手軽さ、実用性の高さから、他の用途、例えば、試作品製作、模型や電気の工作などにも適している。
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図1は本発明に係る携帯用スポットウェルダー10の一例を示すもので、ウェルダー本体11として横長の長円形断面形状を有する扁平なケーシングを具備し、その内部に電源電池12としての2次電池と、電解コンデンサー13、そして電気回路を実装した基板14が組み込まれている。ウェルダー本体11は電源電池12の充電器を組み込むために図示よりも大型に形成することもあるが、図1の二点鎖線11aの形態はその場合を示している。
ウェルダー本体11には、一対の溶接点15、16を有する加圧機構17が設けられている。加圧機構17はウェルダー本体11に固定されており、故に、加圧機構17はウェルダー本体側に設けられているものとして扱われる。実施形態を図3に示したとおり、上記一対の溶接点15、16は、図中、下位に位置するものが可動溶接点15、上位に位置するものが固定溶接点16としてあらわされている。可動溶接点15は揺動部材18の前端に交換可能に取り付けられ、固定溶接点16は固定部材19の先端に同じく交換可能に取り付けられている。15a、16aは交換のための止めねじを示す。
揺動部材18は、加圧機構17の構成部材である取り付け枠20の側板部に設けた横方向の支軸21に中間部にて軸支され、取り付け枠20の前板部に形成した開口22から前方へ突き出して、可動溶接点15が上下に揺動可能であるように構成されている。なお、可動溶接点15については、揺動部材18の先端部側方に小さなハンドルを設け、手動で上げ下げできる機構を追加しても良い。23は端子板であり、揺動部材18の後端部にボルト止めされており、また、固定部材19では、上記開口22の上位に位置する取り付け枠20の前板部に、端子板24と共にボルト止めされている。上記の端子板23、24はそれぞれ絶縁材23a、24aを介してボルト止めされ、また、コード23b、24bが取り付けられている。
加圧機構17として、この実施形態においては、上記揺動部材18に対して弾性体25による常時付勢力と、締付け部材26によるねじ込み力を加える構成を具備している。図示の例では、締付け部材26を揺動部材18の後端付近を加圧し、揺動部材18の前端に取り付けた可動溶接点15を常時加圧方向へ付勢する構成を取っている。よって、揺動部材18を梃子として、支点位置を前方へ変えることで、同じばねを用いてもより大きな加圧力を得ることができる。可動溶接点15と固定溶接点16を取り付けたウェルダー本体11の前板を金属で形成した場合、溶接時に火花が飛ぶ可能性があるので、ウェルダー本体11の正面の要所を絶縁材により被覆するものとする。
本発明では、使用し易さを向上するため、ウェルダー本体11の使用状況を、横たえた状態と斜めに立ち上げた状態を選択することができるように、可変のスタンド機構27を備えている。実施形態として例示したスタンド機構27は、ウェルダー本体11の前側下部左右を支持部28とするほぼコ字形のスタンド枠から成り、スタンド枠を前側に引き出して支えることで、図2に二点鎖線で示した傾斜態勢を取って安定する。また、スタンド枠を畳んで、図2に実線で示す横たえた状態としたときは、上記支持部28と後側の支持部29にて安定な載置状態を取る。
本発明のスポットウェルダー10における電気的構成に付いて、図4、図5を参照しながら説明する。図4は本発明のスポットウェルダー10の電気的構成に関するブロック図を示しており、30はAC/DCアダプターでこれは本発明の装置外である。32は充電回路、33は電源となる2次電池であり、電源オン・オフスイッチ(SW1)31により通電がなされる(図1、図5参照)。34は電源電圧を昇圧する昇圧回路、35は本装置の状態を把握し適切な作動のために制御するCPU、36は電解コンデンサー、37はスタートスイッチ(SW2)を示している。スタートスイッチ(SW2)37は、FET駆動回路38に微弱電圧を加えて過大電流を溶接点に供給するように設けられている。39は表示部であり、装置の作動状態を表示するために設けられている。可動溶接点15、固定溶接点16間には、前記加圧機構17の締付け部材26により加圧力が加えられる。
図5を参照して、本発明のスポットウェルダー10として機能する回路の一例を示す。ACアダプター30には2次電池32が接続されており、昇圧回路34との間に電源オン・オフスイッチ(SW1)31を接続し、昇圧回路34には抵抗R1をそれぞれ直列に接続している。コンデンサーC136は電解コンデンサーより成り、電源回路の並列に接続されるとともに、負極側出力端子との間に高電流制御のFET40が接続されている。昇圧回路34、コンデンサー36、FET40、出力端子+−は、CPU35に接続されており、それぞれ昇圧電圧、蓄電量、溶接電圧、端子間抵抗値などが制御される。また、CPU35にはスタートスイッチ(SW2)37及び表示部41が接続されている。表示部41はいずれもLEDから成り、電源オン・オフの表示灯42、2次電池33(12)の充電表示灯43、溶接準備完了の表示灯44を備えている。
このように構成された本発明の携帯用スポットウェルダー10は、例えば、幅と奥行きが10cm余り、高さが3〜4cm、質量が数百グラムないし1キログラム程度のものとして形成することができる。この程度の大きさと重さは全く携帯の邪魔にならない範囲であり、カバン、バッグ類に入れて持ち運ぶことも容易である。また、図1の二点鎖線11aの形態としたときには15〜18cm程度の奥行きとなると想定されるが、この大きさと重さは設計上無理のない範囲である。よって、図示の例より小さく又は大きく形成することは容易である。従って、矯正専門医が出張先まで本発明の装置を持参し、出張の一般歯科医院において、患者に応対しながら歯列矯正のためのワークWを加工するときに、無理なく溶接の作業を実施することができる。
本発明の装置を使用するときは、必要によりAC/DCアダプター30を家庭電源に接続し、充電表示灯43によりオフであることを確認しておく。その後、締付け部材26を操作して、可動溶接点15、固定溶接点16間を開き、ワークWの溶接個所(図1に×で示す。)を可動溶接点15と固定溶接点16に挟む位置に配置する。この状態において、可動溶接点15には、弾性体25の付勢力が常時働いているので、締付け部材26を操作しなくても×で示したワークWの溶接個所を挟持した状態を維持する。故に、弾性体25による挟持力で固定される程度のワークWであれば、締付け部材26を操作して締め付ける前であっても一定の箇所×を加圧し固定状態を保つことができる。
ワークWのセットを完了した時点で、可動溶接点15と固定溶接点16における抵抗値がCPU35にて溶接前に検知され、充電も終了となるので、過大電流阻止及び適切加圧力監視による作動の正常化が図られる。次に、電源オン・オフスイッチ(SW1)31をオンに切替えると、電源オン・オフの表示灯42が点灯し、かつ、電源電池33(12)の充電回路が作動を開始し、充電完了により表示灯43が点灯状態になる。なお、電源電池33は、例えば、単3型のニッケル水素電池(公称1.2V)を4個直列接続し出力電圧を得るものとすると、AC/DCアダプター30への通電により、およそDC5Vを得ることができる。昇圧回路34により電圧を、例えば、25V程度に昇圧し、CPU35で制御される信号により停止されるまで、コンデンサーC136に蓄積され、電荷の蓄積が所要量に達することにより充電表示灯43が消灯する。
可動溶接点15と固定溶接点16によって加えられる通電最適圧力値がCPU35により検知され、その条件にてCPU35は表示部41に信号を発し、また、スタートスイッチ(SW2)37を作動可能な状態にする。条件が全て満たされると、溶接の準備完了となる。故に、スタートスイッチ(SW2)37を押すことで、コンデンサーC136に蓄積された電化が無接点スイッチ即ち高電流制御のFETを通して瞬間放電され、ここに、ワークWに対する溶接が、適正な加圧力のもとで理想的に行なわれることになる。また、スタートスイッチ(SW2)37から手を離した時点で、次の溶接のための充電が行なわれる。
このように構成された本発明によれば、電源電池12として1次電池を使用することも可能であるとともに、その容量も単1〜3型のみならず、単4型等を使用することも可能であるからその場合には、携帯用スポットウェルダー10としてさらに小型化を図ることができる。よって、溶接装置の携行移動が全く苦にならなくなるとともに、溶接という強固な接合手段を手軽に実施できるようになるので、著しい技術革新となることが期待される。なお、図示の実施形態は望ましい一形態であるから、必須不可欠ではない二義的な構成要素については適宜省略又は変更することがある。
10 携帯用スポットウェルダー
11 ウェルダー本体
12(33) 電源電池
13(36) コンデンサー
14 基板
15 可動溶接点
16 固定溶接点
17 加圧機構
18 揺動部材
19 固定部材
20 取り付け枠
21 支軸
22 開口
23、24 端子板
25 弾性体
26 締付け部材
27 スタンド機構
28 左右の支持部
29 後側の支持部
30 AC/DCアダプター
31 電源オン・オフスイッチSW1
32 充電回路
34 昇圧回路
35 CPU
37 スタートスイッチSW2
38、40 FET駆動回路
39、41 表示部
42 オン・オフ表示灯
43 充電表示灯
44 準備完了表示灯
11 ウェルダー本体
12(33) 電源電池
13(36) コンデンサー
14 基板
15 可動溶接点
16 固定溶接点
17 加圧機構
18 揺動部材
19 固定部材
20 取り付け枠
21 支軸
22 開口
23、24 端子板
25 弾性体
26 締付け部材
27 スタンド機構
28 左右の支持部
29 後側の支持部
30 AC/DCアダプター
31 電源オン・オフスイッチSW1
32 充電回路
34 昇圧回路
35 CPU
37 スタートスイッチSW2
38、40 FET駆動回路
39、41 表示部
42 オン・オフ表示灯
43 充電表示灯
44 準備完了表示灯
Claims (3)
- 電池を電源とし、電源電圧を昇圧する昇圧回路を備え、コンデンサーに蓄積された電荷をスイッチング素子により瞬間的に放電し、一対の溶接点に挟持されているワークに溶接電流を通じて溶接を行う携帯用スポットウェルダーであって、
一対の溶接点をウェルダー本体側に設けるとともに、少なくとも一方の溶接点を他方の溶接点に対して接・離可能な可動溶接点とし、
上記一方の可動溶接点と他方の溶接点とによりワークを挟持した状態において、可動溶接点をワークに対して加圧する加圧機構を設けた
ことを特徴とする携帯用スポットウェルダー。 - 可動溶接点を、他方の溶接点に対して接・離可能とするために、ウェルダー本体側に揺動可能に設けた揺動部材に取り付け、加圧機構として、上記揺動部材に対して、弾性体による常時付勢力と締付け部材によるねじ込み力を加える構成を具備した
請求項1記載の携帯用スポットウェルダー。 - 電源電圧を昇圧する昇圧回路と、上記昇圧回路を制御するとともに、コンデンサーに対する充電時間を制御するCPUと、電源電圧が昇圧して蓄電された、コンデンサーの高容量の電荷を瞬間的に放電するスイッチングのための高電流制御のFET駆動回路と、放電のための条件を満たしたとCPUが判断した時点において、溶接スタートの準備完了となる動作スイッチとを具備して構成された
請求項1記載の携帯用スポットウェルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012208367A JP2014061535A (ja) | 2012-09-21 | 2012-09-21 | 携帯用スポットウェルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012208367A JP2014061535A (ja) | 2012-09-21 | 2012-09-21 | 携帯用スポットウェルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014061535A true JP2014061535A (ja) | 2014-04-10 |
Family
ID=50617289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012208367A Pending JP2014061535A (ja) | 2012-09-21 | 2012-09-21 | 携帯用スポットウェルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014061535A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD981952S1 (en) * | 2021-05-20 | 2023-03-28 | Xiaomin Huang | Portable spot welder |
Citations (3)
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JPH11320110A (ja) * | 1998-05-20 | 1999-11-24 | Hiroshi Ichige | コードレススポット溶接機 |
JP2001300739A (ja) * | 2000-04-19 | 2001-10-30 | Asahi Glass Co Ltd | 抵抗溶接機用コンデンサバンク |
JP2002001544A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-08 | Miyachi Technos Corp | 抵抗溶接電源装置 |
-
2012
- 2012-09-21 JP JP2012208367A patent/JP2014061535A/ja active Pending
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