JP2014060834A - 充放電システム - Google Patents

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将義 廣田
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Abstract

【課題】電力系統から電力供給を受ける需要家において、単相200Vと単相100Vとの双方を利用可能にする充放電システムを提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態の充放電システム10は、蓄電装置40から供給される直流電力を交流電力に変換し、自身が有する複数の交流出力端子18a,18b,18cから出力する電力変換部18と、第1の交流出力端子18aに直列に接続された第1のスイッチ素子11と、第2の交流出力端子18bに直列に接続された第2のスイッチ素子12と、第1の交流出力端子18a及び第2の交流出力端子18bのそれぞれと、第1の容量素子16及び第2の容量素子17のそれぞれを介して接続される第3の交流出力端子18cとを備え、第3の交流出力端子18cが接地電位を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力系統から電力供給を受ける需要家(例えば、住宅)における電力によって蓄電装置(例えば、バッテリ)を充電すると共に、当該蓄電装置に蓄えられた電力を当該需要家へ放電する充放電システムに関する。
環境に配慮した車両として、電気自動車やプラグインハイブリッド車などの電動車両が実用化されている。この種の電動車両では、電力系統から住宅に供給された商用電力を用いて車載のバッテリを充電可能になっている。例えば、単純な充電ケーブルを用いて、住宅の電源コンセントと車両の充電口とを直接接続することにより充電を行ったり(モード1充電)、コントロールパイロット機能や、感電に対する保護機能(漏電遮断器)を有するCCID(Charge Circuit Interrupt Device)付き充電ケーブルを用いて、住宅の電源コンセントと車両の充電口とを接続することにより充電制御を行ったり(モード2充電)、住宅側に固定設置された充電スタンドであって、コントロールパイロット機能や、感電に対する保護機能(漏電遮断器)を有する充電スタンド(Electric Vehicle Supply Equipment:EVSE)を用いて、充電制御を行ったりする(モード3充電)。
近年、車載のバッテリを住宅の電源として利用することが期待されており、車載のバッテリに蓄えられた電力を上記した充電ケーブル又は充電スタンドを介して放電可能にすることが要望されている。すなわち、充電と放電との双方化が可能な充放電システムを車両に搭載することが要望されている。特許文献1には、この種の充放電システムとして双方向DC/ACインバータが開示されている。
特開2009−33800号公報
ところで、電力系統は単相3線式(変圧器の単相二次側の中間点からの線であって接地された中性線と、変圧器の単相二次側の両端の端子からの線であって、接地電位を基準として正負に100Vずつ振幅する単相200Vの2本の電圧線)であり、電力系統から電力供給を受ける住宅では、分電盤を介して、電圧線間の単相200Vと、電圧線と中性線との間の単相100Vとの双方を利用している。
この点に関し、特許文献1に開示の双方向DC/ACインバータでは、単相100Vに代えて単相200Vを出力可能としているが、この単相200Vを住宅の電力線に供給した場合、単相200Vと中性線電位との相対関係が不定であり、電圧線と中性線との間の電圧を単相100Vとして利用できない。
また、上記した充電ケーブル又は充電スタンドでは、電力線と、電力線/中性線との単相2線式であり、この充電ケーブル又は充電スタンドを利用して単相200Vを住宅の電力線に供給する場合、住宅の中性線電位は、分電盤を介した電力系統において接地電位に決定されることとなる。
ここで、車載のバッテリを住宅の電源として利用したい場面としては、電力系統又は分電盤に異常が発生して、住宅内に商用電力が供給されないときが考えられるが、この場合に上記した充電ケーブル又は充電スタンドを利用して単相200Vを住宅の電力線に供給しても、住宅の中性線電位が不定となり、電圧線と中性線との間の電圧を単相100Vとして利用できない。
そこで、本発明は、電力系統から電力供給を受ける需要家において、単相200Vと単相100Vとの双方を利用可能にする充放電システムを提供することを目的とする。
本発明の充放電システムは、電力系統から電力供給を受ける需要家における電力によって蓄電装置を充電すると共に、当該蓄電装置に蓄えられた電力を当該需要家へ放電する充放電システムであって、蓄電装置から供給される直流電力を交流電力に変換し、自身が有する複数の交流出力端子から出力する電力変換部と、電力変換部が有する前記複数の交流出力端子のうちの第1の交流出力端子に直列に接続された第1のスイッチ素子と、電力変換部が有する前記複数の交流出力端子のうちの第2の交流出力端子に直列に接続された第2のスイッチ素子と、電力変換部が有する複数の交流出力端子のうちの第3の交流出力端子であり、第1の交流出力端子及び第2の交流出力端子のそれぞれと、第1の容量素子及び第2の容量素子のそれぞれを介して接続される第3の交流出力端子とを備え、第3の交流出力端子が接地電位を有する。
この充放電システムによれば、単相200Vを生成する場合に、電力変換部によって単相200Vを生成し、第1及び第2のスイッチ素子をオン状態とする。ここで、この充放電システムによれば、第1及び第2の容量素子の間の電位が接地電位を有するので、電力系統から供給される単相200Vと同様に、接地電位を基準として正負に100Vずつ振幅する単相200Vを生成することができる。したがって、この充放電システムによれば、電力系統から電力供給を受ける需要家において、電圧線間の単相200Vと、電圧線と中性線との間の単相100Vとの双方を利用可能にすることができる。
上記した電力変換部は、交流電力に変換される直流電力を交流電力に変換し、変換された交流電力を第1の交流出力端子と、第2の交流出力端子とから出力する形態であってもよい。
本発明によれば、上記した充電ケーブル又は充電スタンドを利用して、電力系統から電力供給を受ける需要家へ蓄電装置に蓄えられた電力を放電する場合に、需要家において単相200Vと単相100Vとの双方を利用可能にすることができる。
本発明の一実施形態に係る充放電システム、及び、充電スタンド(EVSE)を用いたHtoV充電の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る充放電システム、及び、CCID付き充電ケーブルを用いたHtoV充電の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、本発明の一実施形態に係る充放電システム、及び、充電スタンド(EVSE)を用いたHtoV充電の一例を示す図である。この充放電システム10は、電力系統20から住宅(需要家)30に供給される商用電力を用いて車載バッテリ40を充電すると共に、車載バッテリ40に蓄えられた電力を住宅30へ放電するものである。本実施形態では、住宅30側に固定配置された充電スタンド(Electric Vehicle Supply Equipment:EVSE)50を用いて車載バッテリ40の充電を行う。
電力系統20は単相3線式であり、変圧器の単相二次側の両端にそれぞれ接続された2つの電圧線L1,L2と、変圧器の単相二次側の中間点に接続されると共に接地電位を有する中性線Nとからなる。これにより、2つの電圧線L1,L2間に単相200Vを供給すると共に、電圧線L1と中性線Nとの間、及び、電圧線L2と中性線Nとの間に単相100Vを供給することができる。電力系統20の電圧線L1,L2及び中性線Nは、分電盤31を介して住宅30内に配線される。
住宅30内では、2つの電圧線L1,L2間に配線用遮断器(MCCB)32を介して単相200V用家電33が接続されると共に、電圧線L1と中性線Nとの間、及び、電圧線L2と中性線Nとの間にMCCB32を介して単相100V用家電34,35が接続されている。また、2つの電圧線L1,L2及び中性線Nは、充電スタンド50に配線されている。
充電スタンド50は、充電ケーブル51によって車両の充電口60に接続可能になっている。本実施形態では、充電ケーブル51と充電口60とを接続すると、電力線L1、電力線/中性線L2/N、保護接地E、及び、2つの制御信号CPLT,PISWのための5つの配線がそれぞれ接続されることとなる。なお、図1では、これらの5つの配線のうちの一部の配線のみが記載されている。また、保護接地Eは、充電スタンド50において接地されている。
また、充電スタンド50は、漏電遮断器(ELCB)52、配線用遮断器(MCCB)53、及び、制御部54を備えている。制御部54は、コントロールパイロット機能を有し、上記した制御信号CPLT,PISW、すなわち、コントロールパイロット信号CPLT及びケーブル接続信号PISWに基づいて、充電ケーブルの接続状態や車両への電力供給の可否等を判断し、MCCB53を制御する。また、制御部54は、充電スタンド50の電流を監視し、ELCB52を制御する。
本実施形態では、充電ケーブル51では電力線L2と中性線Nとが結合されている。そのため、制御部54は、単相200V充電時には、電力線L1,L2におけるMCCBをオン状態とするとともに中性線NにおけるMCCBをオフ状態とし、一方、単相100V充電時には、電力線L1及び中性線NにおけるMCCBをオン状態とするとともに電力線L2におけるMCCBをオフ状態とする。
次に、本実施形態の充放電システム10について説明する。充放電システム10は、第1〜第3のスイッチ素子11〜13と、第1〜第2の容量素子16,17と、電力変換部18と、制御部19とを備える。
第1のスイッチ素子11は、充電口60からの電力線L1と、電力変換部18が有する複数の交流入出力端子(複数の交流出力端子)のうちの第1の交流入出力端子(第1の交流出力端子)18aとの間に直列に接続されており、第2のスイッチ素子12は、充電口60からの電力線L2/Nと、電力変換部18が有する複数の交流入出力端子のうちの第2の交流入出力端子(第2の交流出力端子)18bとの間に直列に接続されている。
電力変換部18は、第1の交流入出力端子18a及び第2の交流入出力端子18bに供給される交流電力を直流電力に変換して、この直流電力を直流入出力端子対18d,18eに接続されるバッテリ40に供給する。また、電力変換部18は、バッテリ40に蓄えられた直流電力を交流電力に変換し、この交流電力を第1の交流入出力端子18a及び第2の交流入出力端子18bのみから出力する。これらの電力変換部18の動作は、制御部19によって制御される。
ここで、車両に搭載される高圧バッテリの接地電位はフローティング電位であり、車両外部の充電スタンド50と車載バッテリ40とを絶縁する必要がある。そのため、電力変換部18は、トランス等を用いて第1〜第3の交流入出力端子18a〜18cと直流入出力端子対18d,18eとの間を絶縁している。
この電力変換部18の第1の交流入出力端子18aと第2の交流入出力端子18bとの間には、第1及び第2の容量素子16,17が直列に接続されており、第1の容量素子16と第2の容量素子17との間の接続配線は、電力変換部18が有する複数の交流入出力端子のうちの第3の交流入出力端子(第3の交流出力端子)18cに接続されている。そして、この電力変換部18の第3の交流入出力端子18cは、接地電位を有している。なお、第1の容量素子16と第2の容量素子17とは同一のものが好ましい。
また、電力変換部18の第3の交流入出力端子18cは、第3のスイッチ素子13の一端に接続されており、第3のスイッチ素子13の他端は、電源コンセント70に接続されている。また、電力変換部18の第1の交流入出力端子18aも、電源コンセント70に接続されている。
なお、本実施形態では、電力変換部18の第3の交流入出力端子18cは、充電口60の保護接地E、すなわち充電スタンド50の接地電位を有する。また、車両の筐体も、充電口60の保護接地E、すなわち充電スタンド50の接地電位を有する。
また、本実施形態では、第1〜第3のスイッチ素子11〜13としてリレーが適用される。なお、第1〜第3のスイッチ素子11〜13は、リレーに限定されることなく、様々なスイッチ素子が適用可能である。第1〜第3のスイッチ素子11〜13の導通状態は、制御部19によって制御される。
次に、充放電システム10の動作を説明する。
(充電)(Home to Vehicle:HtoV)
バッテリ充電時、まず、充電スタンド50の充電ケーブル51が車両の充電口60に接続されると、充電スタンド50側では、制御部54によって、コントロールパイロット信号CPLT及びケーブル接続信号PISWに基づいて、充電ケーブルの接続状態や車両への電力供給の可否等を判断し、MCCB53をオン状態とする。この際、制御部54は、単相200V充電時には、電力線L1,L2におけるMCCBをオン状態とし、一方、単相100V充電時には、電力線L1及び中性線NにおけるMCCBをオン状態とする。
次に、充放電システム10側では、制御部19によって、電力線L1,L2/N間の電圧及び位相を検出し、第1及び第2のスイッチ素子11,12をオン状態とするとともに、電力変換部18のスイッチング制御を行う。その際、第3のスイッチ素子13はオフ状態である。また、制御部19は、充電電圧に応じて、すなわち、単相200V/100Vに応じて電力変換部18のスイッチング制御を調整する。
(放電1)(Vehicle to Home:VtoH)
バッテリ放電時、充電スタンド50の充電ケーブル51が車両の充電口60に接続されると、充電スタンド50側では、制御部54によって、コントロールパイロット信号CPLT及びケーブル接続信号PISWに基づいて、充電ケーブルの接続状態や住宅への電力供給の可否等を判断し、MCCB53をオン状態とする。この際、制御部54は、住宅へ単相200Vを供給するために、電力線L1,L2におけるMCCBをオン状態とする。
一方、充放電システム10側では、制御部19によって、第1及び第2のスイッチ素子11,12をオン状態とするとともに、第3のスイッチ素子13をオン状態とする。その際、制御部19は、単相200Vを第1の交流入出力端子18a及び第2の交流入出力端子18bに生成するように電力変換部18のスイッチング制御を調節する。ここで、第1及び第2の容量素子16,17の間の電位、すなわち電力変換部18の第3の交流入出力端子18cの電位は接地電位であるので、充放電システム10は、電力系統から供給される単相200Vと同様に、接地電位を基準として正負に100Vずつ振幅する単相200Vを生成することができる。
(放電2)(Vehicle to Vehicle:VtoV)
また、バッテリ放電時、充電スタンド50の充電ケーブル51が車両の充電口60に接続されていない場合には、充放電システム10側では、制御部19によって、第1及び第3のスイッチ素子11,13をオン状態とするとともに、第2のスイッチ素子12をオフ状態とする。その際、制御部19は、単相200Vを第1の交流入出力端子18a及び第2の交流入出力端子18bに生成するように電力変換部18のスイッチング制御を調節する。ここで、第1及び第2の容量素子16,17の間の電位、すなわち電力変換部18の第3の交流入出力端子18cの電位は接地電位であるので、充放電システム10は、車両の電源コンセント70に接地電位を基準とした単相100Vを供給することができる。
このように、本実施形態の充放電システム10によれば、単相200Vを生成する場合に、電力変換部18によって単相200Vを生成し、第1及び第2のスイッチ素子11,12をオン状態とする。ここで、本実施形態の充放電システム10によれば、第1及び第2の容量素子16,17の間の電位、すなわち電力変換部18の第3の交流入出力端子18cの電位が接地電位を有するので、電力系統20から供給される単相200Vと同様に、接地電位を基準として正負に100Vずつ振幅する単相200Vを生成することができる。したがって、本実施形態の充放電システム10によれば、電力系統20から電力供給を受ける住宅30において、電圧線L1,L2間の単相200Vと、電圧線L1と中性線Nとの間又は電圧線L2と中性線Nとの間の単相100Vとの双方を利用可能にすることができる。
また、本実施形態の充放電システム10によれば、電力変換部18によって単相200Vを生成し、第1のスイッチ素子11と第3のスイッチ素子13とをオン状態とすることにより、接地電位を基準とした単相100Vを生成することができる。これにより、例えば、住宅30に電力供給を行わない場合に、車室内の電源コンセント70に単相100Vを供給することができる。
なお、本発明は上記した本実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば、本実施形態では、充電スタンド(EVSE)を用いたHtoV充電に充放電システム10を適用する一例を示したが、本実施形態の充放電システム10は、CCID付き充電ケーブルを用いたHtoV充電にも適用可能である。
図2は、本発明の一実施形態に係る充放電システム、及び、CCID付き充電ケーブルを用いたHtoV充電の一例を示す図である。図2では、充電スタンド(EVSE)50に代えてCCID(Charge Circuit Interrupt Device)付き充電ケーブル50Aを用いて車載バッテリ40の充電を行う。
充電ケーブル50Aの一端は、住宅30における電圧線L1,L2に配線された単相200V用電源コンセント30a、又は、電圧線L1と中性線Nとに配線された単相100V用電源コンセント30bに接続可能となっており、充電ケーブル50Aの他端は、車両の充電口60に接続可能になっている。本実施形態でも、充電ケーブル50Aの他端と充電口60とを接続すると、電力線L1、電力線/中性線L2/N、保護接地E、及び、2つの制御信号CPLT,PISWのための5つの配線がそれぞれ接続されることとなる。なお、図2でも、これらの5つの配線のうちの一部の配線のみが記載されている。また、保護接地Eは、EVSEから充電ケーブル50Aを通して接地されることになる。
この充電ケーブル50Aは、CCID、すなわち、漏電遮断器(ELCB)52A、配線用遮断器(MCCB)53A、及び、制御部54Aを備えている。制御部54Aは、上記した制御部54と同様に、コントロールパイロット機能を有し、上記した制御信号CPLT,PISW、すなわち、コントロールパイロット信号CPLT及びケーブル接続信号PISWに基づいて、充電ケーブルの接続状態や、車両又は住宅への電力供給の可否等を判断し、MCCB53Aを制御する。また、制御部54Aは、充電スタンド50の電流を監視し、ELCB52Aを制御する。
この形態でも、充電ケーブル50Aでは電力線L2と中性線Nとが結合されている。そのため、単相200V充電時には、充電ケーブル50Aの一端を住宅30における単相200V用電源コンセント30aに接続し、一方、単相100V充電時には、住宅30における単相100V用電源コンセント30bに接続する必要がある。
また、本実施形態では、車載バッテリ等の充放電を行う電動車両に搭載される充放電システムを例示したが、本発明の特徴は、電動車両に限らず、バッテリを備える装置全てに適用可能である。
また、上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10…充放電システム、11〜13…第1〜第3のスイッチ素子、16,17…第1及び第2の容量素子、18…電力変換部、18a,18b,18c…第1〜第3の交流入出力端子(複数の交流出力端子)、18d,18e…直流入出力端子対、19…制御部、20…電力系統、30…住宅(需要家)、40…バッテリ(蓄電装置)、50…充電スタンド、51…充電ケーブル、54…制御部、50A…充電ケーブル、54A…制御部、60…車両の充電口、70…車両内の電源コンセント。

Claims (2)

  1. 電力系統から電力供給を受ける需要家における電力によって蓄電装置を充電すると共に、当該蓄電装置に蓄えられた電力を当該需要家へ放電する充放電システムであって、
    前記蓄電装置から供給される直流電力を交流電力に変換し、自身が有する複数の交流出力端子から出力する電力変換部と、
    前記電力変換部が有する前記複数の交流出力端子のうちの第1の交流出力端子に直列に接続された第1のスイッチ素子と、
    前記電力変換部が有する前記複数の交流出力端子のうちの第2の交流出力端子に直列に接続された第2のスイッチ素子と、
    前記電力変換部が有する前記複数の交流出力端子のうちの第3の交流出力端子であり、前記第1の交流出力端子及び前記第2の交流出力端子のそれぞれと、第1の容量素子及び第2の容量素子のそれぞれを介して接続される前記第3の交流出力端子とを備え、
    前記第3の交流出力端子が接地電位を有する
    充放電システム。
  2. 前記電力変換部は、交流電力に変換される直流電力を交流電力に変換し、変換された前記交流電力を前記第1の交流出力端子と、前記第2の交流出力端子とから出力する
    請求項1に記載の充放電システム。
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