JP2014060082A - キースイッチ装置 - Google Patents
キースイッチ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014060082A JP2014060082A JP2012205177A JP2012205177A JP2014060082A JP 2014060082 A JP2014060082 A JP 2014060082A JP 2012205177 A JP2012205177 A JP 2012205177A JP 2012205177 A JP2012205177 A JP 2012205177A JP 2014060082 A JP2014060082 A JP 2014060082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft portion
- inner shaft
- outer shaft
- key top
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
【解決手段】 キートップ4と、ベースプレート6と、パンタグラフ部7と、キートップを上方に付勢する付勢機構とを備え、パンタグラフ部が、上部内側シャフト部11及び上部外側シャフト部12と、下部内側シャフト部13及び下部外側シャフト部14と、内側リンク部15と、外側リンク部16と、互いに隣接して配された内側貫通孔と外側貫通孔とに挿通された一対の結合ピン17とを備え、上部内側シャフト部と下部内側シャフト部と内側リンク部とが、金属で一体にプレス加工で形成された内側四角リング部材7Aであり、上部外側シャフト部と下部外側シャフト部と外側リンク部とが、金属でプレス加工により一体に形成された外側四角リング部材7Bである。
【選択図】 図1
Description
すなわち、上記特許文献1等に記載の従来のキー構造では、パンタグラフ形式のヒンジ部材が樹脂製であるため、各部の強度が弱く、棒状連結部材を一体成形したとしても、やはり大きめのキートップの端部が押し下げされた際に、キートップの変形等によって中央部を押し下げた場合とのスイッチ特性の剥離が大きいという問題があった。また、耐久性も低く、長期にわたって安定したキー操作が得られないという不都合があった。
この対策として、複数のリンク部やスタビライザー等を使用することも考えられるが、部品点数が増大して高コストになってしまうと共に組立工数が増大し、好ましくない。また、強度を補うために部材を肉厚にすることも考えられるが、その場合は全体的に大型化してしまい、キートップ下のスペースに設置が困難になってしまう。
これにより、キートップとリング部材とが互いに全体で補強し合って剛性が向上することで、ガタ付きや変形を防止し、スイッチ特性の差が低減して操作感が向上する。また、内側四角リング部材及び外側四角リング部材がプレス加工で作製されているために、部品点数が少ないと共に作製タクトの短縮及び組立工程の低減が可能になり、低コスト化を図ることができる。さらに、樹脂製に比べて各部を細くすることも可能になり、省スペース化やデザイン性の向上を図ることも可能である。
すなわち、このキースイッチ装置では、少なくとも上部内側シャフト部及び上部外側シャフト部と、下部内側シャフト部及び下部外側シャフト部とが、いずれも潰し加工により丸棒状に形成されているので、プレス加工の一つであって鍛造的である潰し加工で丸棒状とされることで、加工硬化の効果により強度をさらに高めたシャフト部が得られる。
本発明に係るキースイッチ装置によれば、各4辺が金属でプレス加工で一体に形成された内側四角リング部材と外側四角リング部材とを備えているので、高く強度を有し、シャフト部及びキートップの変形等を抑制し、押し下げ位置の違いによるスイッチ特性の剥離を改善することができる。また、部品点数が少ないと共に組立工程の低減が可能になり、低コスト化を図ることができると共に各部を細くすることも可能になり、省スペース化やデザイン性の向上を図ることも可能である。
これらの内側四角リング部材7A及び外側四角リング部材7Bは、例えばステンレス、真鍮、アルミニウム合金等の金属で四角形のリング状に形成された部材である。
また、ベースプレート6は金属板で形成されている。
上記金属ドームスイッチ8は、キートップ4と共に上部が押し下げられるとメンブレン9の中央に形成された接点を電気的に接続するようになっている。
すなわち、上記上部係止部3としては、側方に開口して断面略コ字状に形成され上部外側シャフト部12の両端部を回動可能に支持する一対の第1係止部3aと、下方に開口して断面略コ字状に形成され上部内側シャフト部11の両端部を回動可能に嵌め込んで支持する一対の第2係止部3bとがキートップ4の裏面に形成されている。
なお、上部外側シャフト部12は、その延在方向に直交する方向かつキートップ4の平面方向にスライド可能に当該方向に開口した一対の第1係止部3aに支持されている。
なお、下部内側シャフト部13は、その延在方向に直交する方向かつキートップ4の平面方向にスライド可能に当該方向に開口した第3係止部5aに支持されている。
なお、上記各下部係止部5は、金属板のベースプレート6を曲げ加工することにより形成されている。
さらに、ベースプレート6は、内側リンク部15及び外側リンク部16の各両端部の直下に形成された4つの端部逃げ孔部6bを有している。端部逃げ孔部6bは、内側リンク部15及び外側リンク部16の各両端部がベースプレート6に当接しないように空けられたものである。
また、内側四角リング部材7A及び外側四角リング部材7Bがプレス加工で作製されているために、部品点数が少ないと共に作製タクトの短縮及び組立工程の低減が可能になり、低コスト化を図ることができる。さらに、樹脂製に比べて各部を細くすることも可能になり、省スペース化やデザイン性の向上を図ることも可能である。
Claims (2)
- 裏面に複数の上部係止部を有するキートップと、
該キートップの下方に設けられ複数の下部係止部を有するベースプレートと、
前記キートップと前記ベースプレートとの間に配され前記キートップを上下動可能に支持するパンタグラフ部と、
前記キートップを上方に付勢する付勢機構とを備え、
前記パンタグラフ部が、互いに平行に配されそれぞれ前記上部係止部に回動可能に係止された上部内側シャフト部及び上部外側シャフト部と、前記上部内側シャフト部及び前記上部外側シャフト部に平行に配されそれぞれ前記下部係止部に回動可能に係止された下部内側シャフト部及び下部外側シャフト部と、前記上部内側シャフト部の両端にそれぞれ一端が配されていると共に前記下部内側シャフト部に他端が配され中間に内側貫通孔が形成された一対の内側リンク部と、前記上部外側シャフト部の両端にそれぞれ一端が配されていると共に前記下部外側シャフト部に他端が配され中間に外側貫通孔が形成された一対の外側リンク部と、互いに隣接して配された前記内側貫通孔と前記外側貫通孔とに挿通された一対の結合ピンとを備え、
前記上部内側シャフト部と前記下部内側シャフト部と前記一対の内側リンク部とが、金属で一体にプレス加工で形成された内側四角リング部材であり、
前記上部外側シャフト部と前記下部外側シャフト部と前記一対の外側リンク部とが、金属でプレス加工により一体に形成された外側四角リング部材であることを特徴とするキースイッチ装置。 - 請求項1に記載のキースイッチ装置において、
少なくとも前記上部内側シャフト部及び前記上部外側シャフト部と、前記下部内側シャフト部及び前記下部外側シャフト部とが、いずれも潰し加工により丸棒状に形成されていることを特徴とするキースイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012205177A JP6000036B2 (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | キースイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012205177A JP6000036B2 (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | キースイッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014060082A true JP2014060082A (ja) | 2014-04-03 |
JP6000036B2 JP6000036B2 (ja) | 2016-09-28 |
Family
ID=50616365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012205177A Expired - Fee Related JP6000036B2 (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | キースイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6000036B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102015003455A1 (de) | 2014-03-24 | 2015-09-24 | Ngk Insulators, Ltd. | Wabenstruktur |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000076956A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-03-14 | Fujitsu Takamisawa Component Ltd | キ―スイッチ及びキ―ボ―ド |
JP2002025381A (ja) * | 2000-07-03 | 2002-01-25 | Fuji Denshi Kogyo Kk | キーボードスイッチの動作機構およびその製造方法 |
JP2002109990A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-12 | Brother Ind Ltd | キースイッチ装置 |
-
2012
- 2012-09-19 JP JP2012205177A patent/JP6000036B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000076956A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-03-14 | Fujitsu Takamisawa Component Ltd | キ―スイッチ及びキ―ボ―ド |
JP2002025381A (ja) * | 2000-07-03 | 2002-01-25 | Fuji Denshi Kogyo Kk | キーボードスイッチの動作機構およびその製造方法 |
JP2002109990A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-12 | Brother Ind Ltd | キースイッチ装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102015003455A1 (de) | 2014-03-24 | 2015-09-24 | Ngk Insulators, Ltd. | Wabenstruktur |
DE102015003455B4 (de) | 2014-03-24 | 2019-09-05 | Ngk Insulators, Ltd. | Wabenstruktur |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6000036B2 (ja) | 2016-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5936467B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
JP6143534B2 (ja) | キースイッチ装置およびキーボード | |
US20080185279A1 (en) | Press key structure | |
US20180053606A1 (en) | Key switch with noise reduction mechanism | |
US8653389B2 (en) | Keyswitch device, supporting seat and key cap thereof | |
CN110890246B (zh) | 按键装置 | |
US10153100B2 (en) | Key assembly comprising a metal and plastic balance link | |
JP6000036B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
JP6000037B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
US7714245B2 (en) | Keyswitch with balance member | |
TW202101496A (zh) | 鍵盤 | |
JP5930385B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
CN201294180Y (zh) | 按键结构 | |
US9236206B1 (en) | Thin keyboard command trigger structure | |
US10373777B1 (en) | Keyboard | |
KR101891151B1 (ko) | 키 버튼 장치 | |
TWM474180U (zh) | 按鍵及鍵盤 | |
KR101089014B1 (ko) | 판 스프링 스위치 및 이를 구비한 엘리베이터용 도어 스위치 | |
KR101713861B1 (ko) | 박형 키보드 커맨드 트리거 구조체 | |
JP5843352B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
KR101808220B1 (ko) | 박형 키보드 누름 구조체 | |
TWI779516B (zh) | 按鍵及其剪刀式連接元件 | |
JP5930362B2 (ja) | キースイッチ装置 | |
US20150279591A1 (en) | Key structure and keyboard structure | |
US10192697B2 (en) | Key and keyboard device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160216 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160415 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160830 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160830 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6000036 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |