JP2014059467A - Lenz barrel - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、サーボモータを有するレンズ鏡筒に関する。 The present invention relates to a lens barrel having a servo motor.
カメラやビデオカメラ等の撮像装置に用いられるズームレンズ鏡筒において、ズーム動作の駆動力源としてDCサーボモータを用いたものがある。このようなレンズ鏡筒は、例えば、特開2011−99979号公報に開示されている。 Some zoom lens barrels used in imaging devices such as cameras and video cameras use a DC servo motor as a driving force source for zoom operation. Such a lens barrel is disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2011-99979.
特開2011−99979号公報に開示のレンズ鏡筒では、ズーム動作の駆動力源となるサーボモータのシャフトに、周方向に複数のスリットが穿設された回転スリット板を固定し、フォトインタラプタによってこのスリットの通過を検出する事によって、サーボモータの回転速度を検出し、制御している。 In the lens barrel disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2011-99979, a rotary slit plate having a plurality of slits in the circumferential direction is fixed to a shaft of a servo motor that is a driving force source for zoom operation, and a photo interrupter is used. By detecting the passage of the slit, the rotational speed of the servo motor is detected and controlled.
特開2011−99979号公報に開示のレンズ鏡筒では、サーボモータのシャフト周辺にネジ穴が設けられており、当該ネジ穴に螺合するネジを用いてサーボモータをモータ取付壁に固定した後に、シャフトにシャフトの径方向(側方)から回転スリット板を嵌め込む構成を有している。このように、回転スリット板の組み付けよりも先に、サーボモータをネジ止めする構成とすることによって、組み立て時における回転スリット板とネジを回す工具との干渉を無くし、レイアウトの自由度を向上させている。 In the lens barrel disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2011-99979, screw holes are provided around the shaft of the servo motor, and after fixing the servo motor to the motor mounting wall using screws screwed into the screw holes. The rotary slit plate is fitted into the shaft from the radial direction (side) of the shaft. In this way, the configuration in which the servo motor is screwed prior to the assembly of the rotating slit plate eliminates interference between the rotating slit plate and the tool that rotates the screw during assembly, and improves the degree of freedom in layout. ing.
このように、シャフトの径方向から回転スリット板を嵌め込む構成である場合、回転スリット板に、外周部から中心部に至る切り欠き部を設ける必要がある。この切り欠き部の幅は、サーボモータのシャフトの外径に応じて決定されるため、狭くするには限界がある。この切り欠き部が存在することによって、フォトインタラプタで検出するためのスリットを配置する間隔を狭くすることは困難となる。回転スリット板のスリットの間隔は、狭いほどサーボモータの回転速度を検出する分解能が向上するため、ズーム動作等の制御を細かく行うことが可能となり、好ましい。 Thus, when it is the structure which inserts a rotation slit board from the radial direction of a shaft, it is necessary to provide the notch part from an outer peripheral part to a center part in a rotation slit board. Since the width of the notch is determined according to the outer diameter of the shaft of the servo motor, there is a limit to reducing it. Due to the presence of this notch, it is difficult to reduce the interval at which slits for detection by the photo interrupter are arranged. The narrower the slit interval of the rotary slit plate, the better the resolution for detecting the rotation speed of the servo motor. Therefore, the zoom operation and the like can be finely controlled, which is preferable.
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、サーボモータの回転を検出するための回転スリット板のスリット数を増やし、かつ組み立て性を考慮したレンズ鏡筒を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described points, and it is an object of the present invention to provide a lens barrel that increases the number of slits of a rotary slit plate for detecting the rotation of a servo motor and takes assembly into consideration. And
本発明の一態様のレンズ鏡筒は、サーボモータ、前記サーボモータのシャフトに固定され、周方向に等間隔に配設された複数の羽根部間の隙間によって形成される複数のスリットを有する回転スリット板、及び前記シャフトとともに回転する前記回転スリット板の前記スリットの通過を検出するフォトインタラプタを具備するレンズ鏡筒であって、前記回転スリット板は、前記シャフトに対して固定可能に構成された第1固定部と、前記複数の羽根部のうちの一つ又は複数の第1羽根部群と、を有する第1部品、及び前記シャフトに径方向外側から嵌合可能であって前記シャフトに対して固定可能に構成された第2固定部と、前記複数の羽根部のうちの前記第1羽根部群以外である第2羽根部群と、前記第1固定部と係合することにより前記第2固定部の前記第1固定部に対する前記シャフト周りの位置決めを行うように構成された係合部と、を有する、第2部品によって構成される。 A lens barrel according to an aspect of the present invention is a rotation having a plurality of slits formed by a gap between a plurality of blade portions that are fixed to a servomotor and a shaft of the servomotor and arranged at equal intervals in the circumferential direction. A lens barrel having a slit plate and a photo interrupter that detects passage of the slit of the rotating slit plate rotating together with the shaft, wherein the rotating slit plate is configured to be fixed to the shaft. A first part having a first fixing portion and one or a plurality of first blade portion groups of the plurality of blade portions, and the shaft can be fitted from the outside in the radial direction to the shaft. By engaging the second fixed portion configured to be fixed, the second blade portion group other than the first blade portion group among the plurality of blade portions, and the first fixed portion. Having an engagement portion configured to perform positioning around said shaft with respect to the first fixing portion of the second fixing portion, constituted by the second component.
本発明によれば、サーボモータの回転を検出するための回転スリット板のスリット数を増やし、かつ組み立て性を考慮したレンズ鏡筒を提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide a lens barrel that increases the number of slits of a rotary slit plate for detecting the rotation of a servo motor and takes assembly into consideration.
以下に、本発明の好ましい形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In each drawing used for the following description, the scale is different for each component in order to make each component large enough to be recognized on the drawing. It is not limited only to the quantity of the component described in the figure, the shape of the component, the ratio of the size of the component, and the relative positional relationship of each component.
本発明の一実施形態であるレンズ鏡筒1は、例えば、デジタルカメラ等に組み込まれるものであり、各鏡枠が撮影光学系の光軸に沿う方向に繰り出され、撮影を行ない得る撮影状態の位置と、非撮影状態であって、上記鏡枠が繰り込まれ、固定枠内部に収納される沈胴状態の位置とに変位自在に構成される沈胴式のズームレンズ鏡筒である。なお、以下の説明においては、レンズ鏡筒1における撮影光学系の光軸を光軸Oとする。また、光軸Oに沿う方向において被写体側(物体側)を前方とし、結像側(像側)を後方とする。そして、レンズ鏡筒1にて各鏡枠が前方に向かう方向を繰り出し方向とし、各鏡枠の回転方向は、前方側から見た回転方向で示す。さらに、左右方向は、前方側から見た方向で示す。
A
図1及び図2に示すように、レンズ鏡筒1は、当該カメラ本体に固着される固定枠2と、固定枠2に支持され、回転及び進退駆動される回転枠3と、回転規制(すなわち、回転阻止)状態のもとで回転枠3と共に光軸O方向に進退する移動枠4と、回転枠3と共に回転して、光軸O方向に進退移動する内カム枠9と、回転規制状態で内カム枠9と共に光軸O方向に進退移動するフロートキー5と、二群枠13及びシャッタ枠12を内部に支持し、回転規制状態で光軸O方向に進退移動する二群ズーム枠11と、回転規制状態で光軸O方向に進退移動するガイド枠6と、回転規制状態でガイド枠6とともに光軸O方向に進退移動する外カム枠7と、回転規制状態で光軸O方向に進退移動する一群ズーム枠8と、レンズバリアを内蔵する一群キャップユニット20と、フォーカシング時や沈胴動作時に光軸方向に進退駆動される三群枠14と、固定枠2の背面部に固定支持される四群枠ユニット15と、四群枠ユニット15の背面側に固定支持される撮像ユニット16とを備え、さらに、鏡筒駆動部としてズーム駆動ユニット17及びフォーカス駆動ユニット18と、撮影光学系として、一群ズーム枠8に保持されるズームレンズ系の第二のレンズである一群レンズ61と、二群枠13に保持されるズームレンズ系の第一のレンズである二群レンズ62と、三群枠14に保持されるフォーカスレンズである三群レンズ63と、四群枠32に保持される四群レンズ64と、シャッタ枠12に保持されるシャッタ羽根65、シャッタアクチュエータ66とを備えている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
固定枠2は、円筒内周部を有しており、その内周部に光軸Oに対して傾斜する傾斜カム溝部と円周に沿って形成される円周溝部とが連接されたカム溝2aと、光軸Oに沿う方向に形成される直進溝2bとを有している。
The
さらに、固定枠2の外周右上部のユニット収容部2dに撮影光学系のズーミング駆動を行うためのズーム駆動ユニット17が配され、外周左上部のユニット収容部2eに撮影光学系のフォーカシング駆動を行うためのフォーカス駆動ユニット18が配されている。
Further, a
ズーム駆動ユニット17は、図3に示すようにギヤケース44と、ズーム駆動アクチュエータとなるサーボモータ41と、ウォームホイール45、ギヤ46、47、ロングギヤ48とからなる。詳しくは後述するが、サーボモータ41のシャフト41bにはウォームスクリューであるドライブギヤ42及びモータ回転量検出用の8つの羽根部を有する回転スリット板70が固着されている。また、ギヤケース44には、サーボモータ41のシャフト41bとともに回転する回転スリット板70の羽根の通過を検出するためのフォトインタラプタ50が固定されている。
As shown in FIG. 3, the
サーボモータ41及びギヤ46等が組み込まれたギヤケース44は、固定枠2のネジ穴を通し、ギヤケース44のネジ穴44c、44dに挿通させたネジ58、59により固定枠2のユニット収容部2dに固定される。ロングギヤ48は、ギヤ47に噛合した状態でロングギヤ収容室2fに挿入される。
The
上述したズーム駆動ユニット17におけるサーボモータ41の回転は、ドライブギヤ42からウォームホイール45、ギヤ46、47を経てロングギヤ48に伝達される。なお、ズーム駆動ユニット17の詳細な構成は後述するものとする。
The rotation of the
フォーカス駆動ユニット18は、フォーカス駆動アクチュエータとなるフォーカスモータ51と、ユニット支持板52と、ユニット支持板52に支持される送リネジ56及びガイド軸53と、ギヤ54、55と、送リネジ56に螺合するナット57とからなる。
The
フォーカス駆動ユニット18は、固定枠2のユニット収容部2eに組み込まれる。フォーカスモータ51の回転は、ギヤ54、55を経て送リネジ56に伝達され、送リネジ56の回転によってナット57が光軸O方向に沿って進退移動する。
The
三群枠14は、三群レンズ63を保持しており、固定枠2の内周部後方側に収容されている。三群枠14は、フォーカス駆動ユニット18のガイド軸53が摺動可能に嵌入するガイド軸穴14aと、固定枠2の直進溝2cに摺動可能に係合するガイド突起部14bを有している。
The
三群枠14は、ガイド軸53と直進溝2cとにより光軸O方向に進退移動可能に支持されており、フォーカシング時、フォーカス駆動ユニット18によりナット57を介して光軸O方向に進退駆動される。
The
四群枠ユニット15は、地板31と、該地板31の前面部に固着され、四群レンズ64を保持する四群枠32とからなる。四群枠地板31は、固定枠2の後端面にネジにより固着される。
The fourth
撮像ユニット16は、撮像ユニット地板33と、保護ガラス、光学系フィルタ、撮像素子等を備える撮像素子ユニット34と、接続用フレキシブル回路基板35とからなる。撮像ユニット地板33は、固定枠2の後方であって、四群枠地板31の背面に重ねた状態で固着される。
The
回転枠3は、光軸O方向に両端が開放された円筒形状の枠部材であり、回転枠3の筒部外周が固定枠2の筒部内周に回動及び進退自在な状態で嵌入する。回転枠3の外周後方部には、固定枠2のカム溝2aに摺動自在に嵌入するカムフォロア3bと、ロングギヤー48に噛合するギヤ部3aとが形成されている。
The
回転枠3の内周部には光軸Oに対して傾斜する第一のカム溝(第二のカム手段)であるカム溝3cと、光軸Oに沿う方向に形成された第一の直進溝(第一のカム手段)である直進溝3dとが設けられ、さらに、回転枠3の内周前端部には周方向に沿った周溝3eが設けられている。
A
レンズ鏡筒1を沈胴状態から撮影状態にセットアップするとき、サーボモータ41によりロングギヤ48が回転駆動される。回転枠3は、ギヤ部3aを介して回転駆動され、カム溝2aによりカムフォロア3bを介して沈胴位置から前方に向けて繰り出され、撮影状態のワイド位置に達する。その後、さらに、ロングギヤ48が同方向に回転駆動されると、回転枠3は、カム溝2a上をカムフォロア3bが周方向に沿って移動し、光軸O方向に進退することなくテレ位置まで回動移動する。
When setting up the
移動枠4は、光軸O方向に両端が開放された円筒形状の枠部材であって、移動枠4の筒部外周が回転枠3の筒部内周に相対的に回転自在に、かつ、回転規制(回転阻止)状態で嵌入している。移動枠4の後端外周部に固定枠2の直進溝2bに摺動可能に係合し、外方に突設するガイド突起部4aと、前端部外周部に沿い、回転枠3の周溝3eに摺動可能に係合する突起部4eと、円周筒部に内外周を貫通する溝であって、光軸O方向に傾斜するカム溝4d及び光軸O方向に沿った直進溝4b、4cとが設けられる。
The moving
移動枠4は、固定枠2の直進溝2bによって回転規制(回転阻止)され、かつ、回転枠3に対して相対回転可能な状態で突起部4eと周溝3eによりバヨネット結合されている。従って、回転枠3が回転、また、進退した場合、移動枠4は、回転規制状態で回転枠3とともに光軸方向への進退移動する。
The
内カム枠9は、光軸O方向に両端が開放された円筒形状の枠部材であり、外カム枠7の内周部に嵌入し、ともに回転し(相対回転が規制されている状態で)、光軸O方向に両端が開放された)、かつ、光軸O方向に進退する。この内カム枠9は、外周後方部に外方に向けて突設される第一のカムフォロアであるカムフォロア9bと該カムフォロアの外方先端に一体で設けられるガイド突起9aと、外周部に光軸O方向に沿った回転伝達手段である直線状直進ガイド突起9eとを有している。また、内カム枠9の内周部に光軸Oに対して傾斜するカム溝9c及びカム溝9da、9dbと、周方向に沿った周溝9fと、二群枠13が退避位置に回動したときの逃げ部とが設けられている。
The
内カム枠9のカムフォロア9bは、移動枠4のカム溝4dに摺動可能に係合し、ガイド突起9aは、移動枠4のカム溝4dを挿通して回転枠3の直進溝3dに摺動自在に係合する。従って、内カム枠9は、回転枠3と共に回動しながら移動枠4に対して相対的に光軸O方向に進退する。
The
フロートキー5は、中央に開口を有する円板状に形成される枠部材であり、円板状部が移動枠4に嵌入し、回転規制状態で光軸O方向に進退する。フロートキー5には円板状部外方に突出するガイド突起部5aと、これと対となり円板状外周に突出する突起部5a′と、光軸O方向に沿って前方に突出する直線状の2本の直進ガイド5bと、直進ガイド5bの外周部に外周側に突出する突起5cとが設けられ、フロートキー5の円板状部には遮光板が貼り付けられている。
The
フロートキー5のガイド突起部5aは、移動枠4の直進溝4bに摺動可能に係合する。また、突起部5a′は、移動枠4の直進溝4cに緩く嵌合し、鏡枠前方より直進溝4cから進入する不要光をある程度、遮光している。直進ガイド5bは、内カム枠9の内周部を貫通し、その貫通状態で直進ガイド5b上の突起5cが内カム枠9の周溝9fに摺動可能に係合する。従って、フロートキー5は、移動枠4により回転規制されながら、内カム枠9と光軸O方向に一体の状態で進退移動する。
The
二群ズーム枠11は、円筒形状の枠部材からなり、その外周部が内カム枠9の内周部に相対回転可能に嵌入する。二群ズーム枠11の内部には二群枠13が撮影光路に対して直角に進退可能になっていて、進入位置と退避位置に回動可能な状態で支持され、さらに、二群枠13の後方にシャッタ枠12が光軸O方向に進退可能な状態で後方に向けてバネ付勢された状態で支持されている。
The second
二群ズーム枠11の外周部には左右に光軸O方向に沿った直進溝11cと、第三のカムフォロアとして2つのカムフォロア11a及び光軸O方向に沿って配され、対となる2つのカムフォロア11ba、11bbとが設けられる。また、内周部に二群枠13を回動可能に支持する光軸Oと平行な支持軸(図示せず)が設けられる。
On the outer periphery of the
フロートキー5の直進ガイド5bが直進溝11cに摺動可能に挿通し、カムフォロア11aが内カム枠9のカム溝9cに、また、カムフォロア11ba、11bbがカム溝9da、9dbにそれぞれ係合し、二群ズーム枠11は、内カム枠9の内周部に嵌入している。従って、二群ズーム枠11は、フロートキー5によって回転規制(回転阻止)された状態のもとで内カム枠9の回転と進退移動にともない移動枠4、内カム枠9のそれぞれの相対移動量に、カム溝9c、9daによる移動分を加えた移動量だけ光軸O方向に進退する。
The
なお、二群ズーム枠11の前端面には一群ズーム枠8との間に圧縮コイルバネ26が挿入されており、二群ズーム枠11が後方に、一群ズーム枠8が前方にそれぞれ付勢される状態になっているので、カムフォロア11a、11ba、11bb及びカムフォロア24とそれらが係合する各カム溝との間のガタ取りがなされる。
A
ガイド枠6は、光軸O方向に両端が開放された円筒形状の枠部材からなり、ガイド枠6の筒部が移動枠4の筒部内周側に嵌入する。ガイド枠6の後端外周部から内周に貫通するピン部材25が圧入固着されている。ガイド枠6の内周部には光軸O方向に沿った第三の直進溝(第四のカム手段)である直進溝6c、6bと、後端部周方向に沿った周溝6aとが設けられる。
The guide frame 6 is formed of a cylindrical frame member having both ends opened in the direction of the optical axis O, and the cylindrical portion of the guide frame 6 is fitted into the inner peripheral side of the
ガイド枠6の後端部に圧入されるピン部材25にはガイド枠6の内周側に突出するガイドピン部25cと、外周側に突出するガイドピン部25bと、ガイドピン部25bの先端部に形成される第二のカムフォロアであるカムフォロア25aとが形成されている。
The
外カム枠7は、光軸O方向に両端が開放された円筒形状の枠部材からなり、筒部外周後端がガイド枠6の筒部内後端部に位置し、かつ、筒部外周部が一群ズーム枠8の内周部に嵌合挿入され、さらに、外カム枠7の筒部内周部に内カム枠9の筒部外周部が嵌入する。外カム枠7には後端外周部に周溝7b及び突起部7cと、外周部に光軸O方向に対して傾斜するカム溝7aと、内周部に光軸O方向に沿った直進溝7dとが設けられる。内カム枠9の直進ガイド突起9eが外カム枠7の直進溝7dに摺動可能に係合し、外カム枠7は内カム枠9とともに回転可能に、つまり、外カム枠7と内カム枠9とは、相対回転が規制されて支持される。なお、外カム枠7には沈胴時にバリア羽根23を閉方向に駆動するために、バリアリング22に設けられた被駆動腕に当接する当接傾斜面7eが光軸O方向前端面に設けられている。また、外枠7の後側端面には、内カム枠9のカムフォロア9a、9bを有する外径方向に延びた脚部との干渉を回避するための切り欠き7fが設けられている。
The
ピン部材25は、ガイド枠6の後端のピン穴に外周側から圧入され、ガイドピン部25cを貫通させる。貫通したガイドピン部25cは、外カム枠7の周溝7bに摺動可能に係合する。また、ガイド枠6に圧入されたピン部材25のガイド枠6の外方側への突出部分にあるガイドピン部25bとカムフォロア25aとは、移動枠4の直進溝4cと回転枠3のカム溝3cとにそれぞれ摺動可能に係合する。
The
一群ズーム枠8は、円筒形状の枠部材からなり、筒部外周がガイド枠6の内周部に嵌入し、かつ、一群ズーム枠8の内周部に外カム枠7が嵌入する。一群ズーム枠8の後端には内周側に突出する第四のカムフォロアであるカムフォロア24が圧入固着されており、カムフォロア24が圧入され、外径方向に突出する突起部8aが設けられ、さらに、同じ外周後端部に外径方向に突出した別の突起部8bが設けられる。
The first group zoom frame 8 is made of a cylindrical frame member, and the outer periphery of the cylindrical portion is fitted into the inner circumference of the guide frame 6, and the
一群ズーム枠8は、カムフォロア24を外カム枠7のカム溝7aに係合させて外カム枠7の外周に嵌入する。一群ズーム枠8の突起部8a、8bをガイド枠6の内周側直進溝6c、6bに係合させ、かつ、外カム枠7の突起部7cをガイド枠6の周溝6aに係合させた状態で一群ズーム枠8及び外カム枠7とをガイド枠6の内周部に嵌入する。
The first group zoom frame 8 is fitted on the outer periphery of the
従って、ガイド枠6と一群ズーム枠8とは移動枠4により回転規制(回転阻止)状態で光軸O方向に進退移動可能に支持され、外カム枠7は、ガイド枠6と光軸O方向に一体で移動するように支持され、かつ、内カム枠9とともに回転枠3により回転駆動される。そして、ガイド枠6が回転枠3により進退、回転駆動されると、一群ズーム枠8は、回転枠3、ガイド枠6のそれぞれの相対移動量に、カム溝7aによる移動分を加えた移動量だけ光軸O方向にに進退する。
Accordingly, the guide frame 6 and the first group zoom frame 8 are supported by the moving
一群キャップユニット20は、一群キャップ21と、バリアリング22と、バリア羽根23とバリア付勢バネ(図示せず)からなる。
The first
一群キャップ21は、バリア羽根23により開閉される中央開口部21aを有し、一群ズーム枠8の前方部に装着される。バリアリング22は、一群ズーム枠8の前面に光軸Oを中心に回動可能に支持され、外カム枠7の回動に連動してバリア羽根23の開閉を行う。バリア羽根23は、一群キャップの支持軸21bに回動支持される一対のバリア羽根からなり、一群キャップ21とバリアリング22との間に収容され、上記バリア付勢バネにより開方向に付勢されている。
The
次に、上述した構成を有するレンズ鏡筒1の進退動作について説明する。
Next, the advance / retreat operation of the
レンズ鏡筒1が沈胴状態にあるときは、図4に示すように各鏡枠部材は重なった状態で固定枠2の内部に繰り込まれている。この沈胴状態では、二群枠13は、四群枠32に設けられる退避カム32aにより回動駆動され、光軸O′をもつ二群レンズ62が撮影光路から退避している。また、ズームレンズ鏡筒先端部に設けられたレンズバリア23も閉じている。
When the
レンズ鏡筒1を上記沈胴状態から撮影可能なワイド状態にセットする場合、サーボモータ41を回転駆動し、回転枠3を時計回りに回動駆動する。回転枠3は、カム溝2aによって回転しながらワイド位置まで光軸O方向に繰り出される(図5)。それと同時にバリアリング22の被駆動腕と当接していた外カム枠7の当接傾斜面7eの当接が解除され、バリア羽根23が連動して開状態となる。
When the
回転枠3の回転、移動にともなってフロートキー5が光軸O方向に移動し、内カム枠9が回転しながら光軸O方向に移動し、その移動にともなって二群ズーム枠11がワイド位置に繰り出される。二群ズーム枠11の繰り出しにより二群枠13のカムフォロア13bが退避カム32aに沿って回動駆動され、さらに、離間すると、二群枠13が反時計回りに回動して二群レンズ62が撮影光路内に進入する。また、シャッタ枠12は付勢バネの付勢力により二群ズーム枠11に対して相対的に後方側に離間した位置に移動する。
As the
一方、ガイド枠6も回転枠3の回転、光軸O方向の移動にともなって繰り出されるので、一群ズーム枠8が回転、進退する外カム枠7を介してワイド位置に繰り出される。レンズ鏡筒1がワイド状態にあるとき、二群ズーム枠11は、一群レンズ61の位置よりも撮像素子ユニット34に近い位置にあって、内カム枠9の後端面は、外カム枠7の後端面よりも光軸O方向に後側にある。そして、内カム枠9の前端面は、外カム枠7の後端面よりも光軸O方向に前側にあり、かつ、内カム枠9の前端面は、外カム枠7の前端面と後端面との間にある。そして、このとき、外観部品としての回転枠3の前端面は、固定枠2の前端面より前方にあり、回転枠3の後端面は、固定枠2の中にあり、ガイド枠6の前端面は、回転枠3の前端面より前方にあり、ガイド枠6の後端面は、回転枠3の中にあり、一群ズーム枠8の前端面は、ガイド枠6の前端面より前にあり、一群ズーム枠8の後端面は、ガイド枠6の中にあり、これらは、いわゆる筍状に光軸O方向に延びている。
On the other hand, since the guide frame 6 is also extended with the rotation of the
二群ズーム枠11及び一群ズーム枠8が上述の撮影可能なワイド位置に到達後、レンズ鏡筒1を撮影可能なズームスダンダード状態、あるいは、テレ状態とにする場合、さらに、回転枠3を回動駆動し、二群ズーム枠11及び一群ズーム枠8がそれぞれのズーミング位置に向けて進退移動する(図6、図7)。そして、レンズ鏡筒1がテレ状態にあるとき、二群ズーム枠11は、撮像素子ユニット34の位置よりも一群レンズ61に近い位置にある。また、内カム枠9の前端面は、外カム枠7の前端面よりも光軸O方向に前側に位置する。内カム枠9の後端面は、外カム枠7の前端面よりも光軸O方向に後側に位置する。
When the second
レンズ鏡筒1の上記各ズーム状態において、三群枠14はフォーカスモータ51の回転駆動によりフォーカス駆動ユニット18を介して三群レンズ63がフォーカシング位置に位置するよう繰り出される。
In each zoom state of the
次に、ズーム駆動ユニット17の詳細な構成について説明する。
Next, the detailed configuration of the
図8から図11に示すように、サーボモータ41は、本実施形態では一例として、本体部から突出する丸棒状のシャフト41bを回転駆動するように構成されたDCサーボモータである。サーボモータ41は、本体部に設けられた略平面状の座面部41cを有し、座面部41cにおいてギヤケース44と接している。
As shown in FIGS. 8 to 11, the
座面部41cからは、シャフト41bが突出している。シャフト41bは、座面部41cの中央部において、座面部41cに対して略直交するように配設されている。
A
また、座面部41cにおいてシャフト41bの周囲には、本体部をギヤケース44に固定するための一つ又は複数のネジ穴41aが設けられている。本実施形態では一例として、座面部41cには一対のネジ穴41aが設けられている。一対のネジ穴41aは、シャフト41bから略等しい所定の距離だけ離れた位置であって、間にシャフト41bが位置するように配設されている。なお、一対のネジ穴41aは、本実施形態ではシャフト41bを対称軸とした略対称の位置関係で配設されているが、一対のネジ穴41aとシャフト41bとの位置関係は、本実施形態に限られるものではなく任意である。
Further, one or a plurality of screw holes 41 a for fixing the main body portion to the
ギヤケース44には、サーボモータ41が固定されるモータ固定壁44eが設けられている。モータ固定壁44eの一方の面には、サーボモータ41の座面部41dが接する着座部44fが形成されている。
The
モータ固定壁44eには、サーボモータ41の座面部41dが着座部44fに接した状態において、シャフト41bがモータ固定壁44eを貫通するシャフト挿通部44fが形成されている。シャフト挿通部44fは、周囲が閉じた孔状の形状であってもよいし、一部がモータ固定壁44eの側部において開いた切り欠き状の形状であってもよい。
The
本実施形態では一例として、シャフト挿通部44fは、細長のスリット状であって、長手方向の一端が、モータ固定壁44eの側部において開いた形状を有している。このように、シャフト挿通部44fを、モータ固定壁44eの側部において開いた形状とすることによって、シャフト41bの先端部にシャフト挿通部44fの開口径よりも大きい径のドライブギヤ42を固着した状態で、サーボモータ41のギヤケース44への着脱を行うことができる。
In this embodiment, as an example, the
また、モータ固定壁44eには、サーボモータ41の座面部41dが着座部44fに接した状態において、ネジ穴41aに対応した位置に、モータ固定壁44eを貫通するネジ挿通孔44aが形成されている。本実施形態では、モータ固定壁44eに一対のネジ挿通孔44aが形成されている。
The
ネジ49を、モータ固定壁44eの着座部44fとは反対側からネジ挿通孔44aに挿通し、サーボモータ41のネジ穴41aに螺合することによって、サーボモータ41がモータ固定壁44eに固定される。
The
サーボモータ44のシャフト41bには、ドライブギヤ42及び回転スリット板70が固定されている。回転スリット板70は、ドライブギヤ42と、座面部41cとの間において、シャフト41bに固定されている。なお、回転スリット板70は、ドライブギヤ42よりもシャフト41bの先端側に配設される形態であってもよい。
A
ドライブギヤ42は、シャフト41bの先端に、例えば圧入や接着剤等によって固定されている。ドライブギヤ42の基端部には、後述する回転スリット板70と係合する係合部42aが形成されている。本実施形態では一例として、係合部42aは、シャフト41bに沿って基端方向に突出する凸部である。ここで、ドライブギヤ42の基端部とは、ドライブギヤ42がシャフト41bに固着された状態において、シャフト41bの基端に近い側の端部のことであり、ドライブギヤ42のサーボモータ41の本体部側に近い端部のことを指す。
The
なお、本実施形態では一例としてドライブギヤ42は、ネジ状の歯車であるウォームであるが、ドライブギヤ42の形態はレンズ鏡筒1の形状に応じて適宜に選定されるものであり、ドライブギヤ42は、平歯車やはす歯歯車等の他の形態であってもよい。
In the present embodiment, as an example, the
回転スリット板70は、シャフト41bに固定された状態において、回転中心軸(シャフト41bの中心軸)に対して略直交する板状の部位と、該板状の部位の回転中心軸から略同一の径上において、周方向に略等間隔で配設された複数の貫通孔であるスリットとを有して構成されている。ここで、周方向に略等間隔とは、一定の回転速度で回転スリット板70が回転している場合に、フォトインタラプタ50によるスリット通過の検出周期が一定となるように配設されることを指す。
When the
本実施形態のレンズ鏡筒1は、ギヤケース44に固定されたフォトインタラプタ50によって、このスリットの通過を検出することにより、サーボモータ44の回転速度を検出するように構成されている。このように、モータのシャフトとともに回転する板状の部位に設けられたスリットの通過を検出する事によってモータの回転速度を検出する技術は公知のものであるため、詳細な説明は省略するものとする。
The
本実施形態では一例として、図11に示すように、回転スリット板70は、回転中心軸から放射状に延出する複数の羽根状(花弁状、ブレード状)の羽根部を有し、該複数の羽根部が周方向に所定の隙間を有した状態で略等間隔に配設されて構成されている。複数の羽根部は、回転中心軸の軸方向において略同一の位置に配設されている。すなわち、複数の羽根部は、回転中心軸に略直交する同一の平面上に配設されている。
In the present embodiment, as an example, as shown in FIG. 11, the
このように、本実施形態の回転スリット板70では、複数の羽根部を同一平面上において周方向に等間隔に配設された羽根部の間の隙間が、貫通孔であるスリットを構成している。本実施形態では一例として、回転スリット板70は、略45度の周期で配設された8つの羽根部を有して構成されている。
As described above, in the
本実施形態の回転スリット板70の具体的な構成について以下に説明する。図12に示すように、回転スリット板70は、分割可能な2つの部品の組み合わせによって構成されている。以下では、回転スリット板70を構成する2つの部品のうちの、一方の部品を第1部品71、他方の部位を第2部品72と称するものとする。
A specific configuration of the
回転スリット板70がシャフト41bに固定された状態において、第1部品71は、第2部品72よりもドライブギヤ42に近い方に配設されている。
In a state where the
第1部品71は、シャフト41bに対して位置が固定可能に構成された第1固定部71bを有し、回転スリット板70の複数の羽根部のうちの一部の羽根部からなる第1羽根部71aを有して構成されている。第1羽根部71は、第1固定部71bから延出するように配設されている。
The
一方、第2部品72は、シャフト41bに対して位置が固定可能に構成された第2固定部72bを有し、回転スリット板70の複数の羽根部のうちの第1羽根部71aではない残り全ての羽根部からなる第2羽根部72aを有して構成されている。第2羽根部72aは、第2固定部72bから延出するように配設されている。
On the other hand, the
すなわち、回転スリット板70の複数の羽根部は、第1羽根部71a及び第2羽根部72aからなる2つの群に分割されており、一方の群である第1羽根部71aは第1部品71に属し、他方の群である第2羽根部72aは第2部品72に属している。なお、第1羽根部71aは、一つの羽根部によって構成されていてもよいし、複数の羽根部によって構成されていてもよい。
In other words, the plurality of blade portions of the
本実施形態では、一例として、回転スリット板70の8つの羽根部のうちの、回転中心軸周りに略90度の周期で配設された4つの羽根部が第1羽根部71aであり、残りの略90度の周期で配設された4つの羽根部が第2羽根部72aである。
In the present embodiment, as an example, of the eight blade portions of the
ここで、本発明において、回転スリット板70の複数の羽根部を、第1羽根部71aと、第2羽根部72aとに振り分ける条件について説明する。第1羽根部71aは、第1羽根部71aを有する第1部品71が、シャフト41bに固定された状態のサーボモータ41を、モータ固定壁44eに固定する場合において、ネジ49及びネジ49を回すための工具(スクリュードライバ)と干渉することがない配置となるように選択される。残りの羽根部が第2羽根部72aとして選択される。
Here, in the present invention, conditions for distributing the plurality of blade portions of the
例えば本実施形態では、図16に示すように、第1羽根部71aは、略90度の周期で配設された4つの羽根部からなることから、第1部品71が固定されたシャフト41bを適宜に回す事によって、回転中心軸(シャフト41b)に沿う方向から見た場合に、ネジ49(ネジ穴41a)と第1羽根部71aとが重ならない状態をつくり出すことができる。この状態では、スクリュードライバである工具80と第1羽根部71aとが干渉することもない。
For example, in the present embodiment, as shown in FIG. 16, the
なお、本実施形態のように回転スリット板70が8つの羽根部を有して構成される場合、第1羽根部71aとして1つから7つの羽根部が選択される。
Note that when the
第1部品71は、前述のように第1固定部71b及び第1羽根部71aからなり、これらは樹脂の一体成型により形成されている。
As described above, the
第1部品71の第1固定部71bは、図13及び図15に示すように、シャフト41bに嵌合する内径を有する嵌合孔71cを有している。嵌合孔71cは、シャフト41bの外形に対して、隙間無く嵌め合わされる内径を有している。このような、隙間の無い嵌合は、締まり嵌めや軽圧入と称される。
As shown in FIGS. 13 and 15, the
本実施形態では一例として、第1固定部71bは、シャフト41bに対して、径方向外側から嵌合することが可能に構成されている。具体的には、第1固定部71bには、第1固定部71bの外周面から嵌合孔71cに至るように形成された切り欠き部71dが形成されている。切り欠き部71dの存在によって、嵌合孔71cは、径方向外側に開いた状態となる。切り欠き部71dは、周方向について、第1固定部71bから延出する第1羽根部71aとは重ならない位置に設けられている。
In the present embodiment, as an example, the
切り欠き部71dの幅は、嵌合孔71cの直径よりも狭い。シャフト41bを、第1固定部71bの外側から切り欠き部71dを広げるようにして押し入れることによって、シャフト41bを嵌合孔71c内にまで嵌め込むことができる。
The width of the
なお、切り欠き部71dの幅は、切り欠き部71d内にシャフト41bが挟み込まれている状態における第1固定部71bの変形が、弾性変形の領域内となるように設定されている。
The width of the
なお、第1部品71は、切り欠き部71dを有していない形態であってもよい。この場合、第1部品71は、シャフト41bの先端を嵌合孔71c内に圧入することによって、シャフト41bに固定される。
Note that the
嵌合孔71c内にシャフト41bが嵌合した状態では、切り欠き部71dの幅がシャフト41bの外径よりも狭いため、切り欠き部71dを広げるように第1固定部71bを変形させる外力が加わらない限り、シャフト41bと第1固定部71bとの嵌合状態が外れることはない。
In a state where the
第1固定部71bの切り欠き部71dは、ドライブギヤ42から回転中心軸に沿って第1部品71に向かって突出する凸形状の係合部42aと係合する。切り欠き部71dと係合部42aとの係合によって、ドライブギヤ42に対する第1部品71の回転中心軸周りの位置決めがなされ、両者間の相対的な回転が阻止される。すなわち、切り欠き部71dは、シャフト41bを嵌合孔71c内に導入するための部位でもあり、ドライブギヤ42と第1部品71との位置決めをするための係合部でもある。
The
第1羽根部71aは、第1固定部71bの外周面から径方向外側に向かって、回転中心軸から所定の距離まで延出する部位である。本実施形態では、前述のように、4つの第1羽根部71aが、周方向に略等間隔で配設されている。
The 1st blade |
第1羽根部71aは、第1固定部71bがシャフト41bに固定された状態において、第1固定部71bのドライブギヤ42とは反対の側となる端部に配設されている。言い換えれば、第1羽根部71aは、第1固定部71bの、回転中心軸に沿う方向について第2部品72に近い側の端部に配設されている。これは、第1羽根部71aを第2部品72に近い位置に配設することによって、第1羽根部71aと第2部品72に設けられた第2羽根部72aとを同一平面上に配置しやすくするためである。
The
なお、図示する本実施形態では、第1羽根部71aは、回転中心軸方向から見た場合(図13の視点)に、径方向外側に向かうにつれて扇状に幅が広がる形状を有しているが、第1羽根部71aは径方向外側に向かって略同一の幅を保って延出する形態であってもよい。
In the illustrated embodiment, the
また、第1固定部71bがシャフト41bに固定された状態において、第1固定部71bのドライブギヤ42とは反対の側となる端部には、後述する第2部品72の第2係合部72eと係合することによって第1部品71と第2部品72との回転中心軸周りの位置決めをするように構成された第1係合部71eが形成されている。ここで、第1部品71の係合部71eと第2部品72の係合部72eとの位置決めは、第1羽根部71aと第2羽根部72aが、略同一平面上に配置され、かつ周方向に略等間隔に配置されように設定されている。
Further, in a state where the
また、第1部品71の係合部71eと第2部品72の係合部72eとの係合及び係合の解除は、第1部品71と第2部品72とが、回転中心軸に沿って相対的に移動することによって行われるように構成されている。
In addition, the engagement between the
具体的には、第1係合部71eは、第1固定部71bの、第2部品72に近い側の端部に設けられており、後述する第2羽根部72aの基部が、回転中心軸に沿う方向から内部に嵌入する凹形状の部位である。図13に示すように、第1係合部71eは、回転中心軸方向から見た場合に、第1羽根部71aと位相が45度ずれた位置に配設されている。また、本実施形態の凹形状の第1係合部71eは、内部に第2羽根部72aが嵌入した状態において、第1羽根部71a及び第2羽根部72aが略同一の平面上に位置する深さを有している。なお、本実施形態では、切り欠き部71dが形成された位置には第1係合部71eは形成されていない。
Specifically, the first engaging
第2部品72は、前述のように第2固定部72b及び第2羽根部72aからなり、これらは樹脂の一体成型により形成されている。
As described above, the
第2部品72の第2固定部71bは、図14及び図15に示すように、シャフト41bに嵌合する内径を有する嵌合孔72cを有している。嵌合孔72cは、シャフト41bの外形に対して、隙間無く嵌め合わされる内径を有している。このような、隙間の無い嵌合は、締まり嵌めと称される。
As shown in FIGS. 14 and 15, the
第2固定部72bは、シャフト41bに対して、径方向外側から嵌合することが可能に構成されている。具体的には、第2固定部72bには、第2固定部72bの外周面から嵌合孔72cに至るように形成された切り欠き部72dが形成されている。切り欠き部72dの存在によって、嵌合孔72cは、第2固定部72bの径方向外側に開いた状態となる。切り欠き部72dは、周方向について、第2固定部72bから延出する第2羽根部72aとは重ならない位置に設けられている。
The 2nd fixing |
切り欠き部72dの幅は、嵌合孔72cの直径よりも狭い。シャフト41bを、第2固定部72bの外側から切り欠き部72dを広げるようにして押し入れることによって、シャフト41bを嵌合孔72c内にまで嵌め込むことができる。
The width of the
なお、切り欠き部72dの幅は、切り欠き部72d内にシャフト41bが挟み込まれている状態における第2固定部72bの変形が、弾性変形の領域内となるように設定されている。
The width of the
嵌合孔72c内にシャフト41bが嵌合した状態では、切り欠き部72dの幅がシャフト42bの外径よりも狭く、また嵌合孔72cとシャフト41bとは締まり嵌めの関係にあるため、切り欠き部71dを広げるように第2固定部72bを変形させる外力が加わらない限り、シャフト41bと第2固定部72bとの嵌合状態が外れることはない。
In a state where the
第2羽根部72aは、第2固定部72bの外周面から径方向外側に向かって、回転中心軸から所定の距離まで延出する部位である。第2羽根部72aは、フォトインタラプタ50の検知範囲において、第1羽根部71aと略同一の形状を有している。
The 2nd blade |
本実施形態では、前述のように、4つの第2羽根部72aが、周方向に略等間隔で配設されている。第2羽根部72aは、第2固定部72bがシャフト41bに固定された状態において、第2固定部72bの第1部品71に近い側の端部に配設されている。
In the present embodiment, as described above, the four
また、第2固定部72bには、前述した第1部品71に設けられた第1係合部71eと係合する、第2係合部72eが設けられている。第2係合部72eは、第1部品71の係合部71eと係合することによって第1部品71と第2部品72との回転中心軸周りの位置決めをするように構成されている。
Further, the
前述したように、本実施形態においては、第2羽根部72aの基部が、第1部品71に形成された凹形状の係合部71e内に嵌入するように構成されており、したがって、第2羽根部72aの基部が係合部72eとして機能する。
As described above, in the present embodiment, the base portion of the
本実施形態では、第1部品71及び第2部品72の双方がシャフト41bに嵌め合わされた状態において、第1部品71及び第2部品72をシャフト41bに沿って相対的に近づく方向に摺動させることによって、第1部品71の係合部71eと第2部品72の係合部72eとが係合する。
In the present embodiment, in a state where both the
そして、第1部品71の係合部71eと第2部品72の係合部72eとが係合した状態において、図17に示すように、第2羽根部72aは、第2羽根部71aに対して位相が45度ずれた位置に配設される。すなわち、第1羽根部71a及び第2羽根部72aによって構成される8枚の羽根部が、周方向に略等間隔に配置される。また、この状態において、第1羽根部71a及び第2羽根部72aは、回転中心軸方向について、回転中心軸に略直交する同一平面上に配置される。
And in the state which the
以上に説明したように、回転スリット板70は、第1部品71及び第2部品72が組み合わさることによって構成されている。
As described above, the
次に、ズーム駆動ユニット17において、サーボモータ41、ドライブギヤ42、回転スリット板70を、ギヤケース44に組み付ける手順について説明する。
Next, a procedure for assembling the
まず、図18に示すように、サーボモータ41のシャフト41bに、ドライブギヤ42及び第1部品71を圧入し、固定する。このとき、ドライブギヤ42の係合部42aと第1部品71の切り欠き部71dとを係合させる。
First, as shown in FIG. 18, the
次に、図19に示すように、モータ固定壁44eのスリット状のシャフト挿通部44fに、シャフト41bを挿通してサーボモータ41を所定の位置に配置し、ネジ49によってサーボモータ41をモータ固定壁44eに固定する。このとき、前述したように、第1羽根部71aは、ネジ49及びネジ49を回すための工具80と干渉することがない配置である。
Next, as shown in FIG. 19, the
次に、図20に示すように、第2部品72を、シャフト41bに嵌め合わせる。この状態では、第1部品71と第2部品72とが、回転中心軸方向に離間した状態である。次に、第2部品72を、シャフト41bに沿って第1部品71に近づく方向に摺動させ、第1部品71の係合部71eと、第2部品72の係合部72eとを係合させる。この操作により、シャフト41b上に固定された回転スリット板が組み上がる。
Next, as shown in FIG. 20, the
以上に説明した本実施形態のレンズ鏡筒1では、回転スリット板70においてスリットを構成するための複数の羽根部のうちの、一部を第1羽根部71aとして第1部品に設け、残りを第2羽根部72aとして第2部品に設けている。そして、第2部品72は、シャフト41bに対して径方向外側から嵌合可能に構成されている。
In the
このように、羽根部を2つの群に分けて第1部品71及び第2部品72に設けることによって、それぞれの羽根部の群において、隣接する羽根部の間隔が広い箇所が生じる。この羽根部の間隔が広い箇所に、シャフト41を貫通孔71e及び72eにまで嵌め込むための切り欠き部71d及び72dを設けるようにすれば、切り欠き部71d及び72dの存在が羽根部を周方向に密に配置する場合に妨げとなることがない。
As described above, the blade portions are divided into two groups and provided in the
したがって本実施形態によれば、回転スリット板70を構成する第1部品71及び第2部品72を、シャフトに対して径方向外側から嵌合可能とすることにより組み立て性を向上させつつ、回転スリット板のスリット数を増加させることができる。なお、組み立て性の向上によってサーボモータ41の配置の自由度が向上するため、本発明はレンズ鏡筒の小型化にも貢献する。
Therefore, according to the present embodiment, the
また、第1部品71に設けられる第1羽根部71aは、ネジ49及びネジ49を回すための工具80と干渉することがないように配置されている。したがって、本実施形態では、第1部品71がシャフト41bに固定された状態で、サーボモータ41をモータ固定壁44eに固定することができる。
Further, the
なお、本実施形態では、回転スリット板70が有する羽根部の数は8つであるが、羽根部の数は本実施形態に限られるものではなく、8つより多くてもよいし少なくてもよい。
In the present embodiment, the number of blade portions of the
また、回転スリット板70を構成する第1部品71は、ドライブギヤ42と一体に成型される形態であってもよい。この変形例を図21に示す。図21に示すように、本変形例では、第1部品71の固定部71bがドライブギヤ42と一体となる。
Further, the
このような変形例であっても、上述した実施形態と同様の効果が得られる。また、ネジ49及びネジ49を回すための工具80が、第1羽根部71aと干渉することがないため、シャフト41bにドライブギヤ42(及び第1部品71)が固定された状態でサーボモータ41をモータ固定壁44eに固定することができる。
Even if it is such a modification, the effect similar to embodiment mentioned above is acquired. In addition, since the
なお、本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うレンズ鏡筒もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。 Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be appropriately changed without departing from the spirit or idea of the invention that can be read from the claims and the entire specification, and a lens mirror accompanying such a change. The cylinder is also included in the technical scope of the present invention.
本発明に係るレンズ鏡筒は、いわゆるデジタルカメラに備えられる形態に限らず、携帯通信端末、ゲーム機、デジタルメディアプレーヤー等の撮像機能を備えた電子機器に備えられる形態であってもよいことは言うまでもない。 The lens barrel according to the present invention is not limited to a form provided in a so-called digital camera, but may be a form provided in an electronic device having an imaging function such as a mobile communication terminal, a game machine, or a digital media player. Needless to say.
1 レンズ鏡筒、
2 固定枠、
3 回転枠、
3c カム溝、
3d 直進溝、
4 移動枠、
4b、4c 直進溝、
4d カム溝、
5 フロートキー、
5b 直進ガイド、
6 ガイド枠、
6c、6b 直進溝、
7 外カム枠、
7a カム溝、
7d 直進溝、
8 一群ズーム枠、
9 内カム枠、
9b カムフォロア、
9c、9da、9db カム溝、
9e 直進ガイド突起、
11 二群ズーム枠、
11a、11ba、11bb カムフォロア、
12 シャッタ枠、
13 二群枠、
14 三群枠、
15 四群枠ユニット、
16 撮像ユニット、
17 ズーム駆動ユニット、
18 フォーカス駆動ユニット、
20 一群キャップユニット、
24 カムフォロア、
25a カムフォロア、
41 サーボモータ(ズームモータ)、
41a ネジ穴、
41b シャフト、
41c 座面部、
42 ドライブギヤ(ウォームスクリュー)、
42a 係合部、
44 ギヤケース、
44a ネジ挿通孔、
44c ネジ穴、
44d ネジ穴、
44e モータ固定壁、
44f シャフト挿通孔、
45 ウォームホイール、
46 ギヤ、
47 ギヤ、
48 ロングギヤ、
49 ネジ、
50 フォトインタラプタ、
51 フォーカスモータ、
52 ユニット指示板、
53 ガイド軸、
54 ギヤ、
55 ギヤ、
56 送りネジ
57 ナット、
61 一群レンズ、
62 二群レンズ、
63 三群レンズ、
64 四群レンズ、
65 シャッタ羽根、
66 シャッタアクチュエータ、
70 回転スリット板70、
71 第1部品、
71a 第1羽根部、
71b 第1固定部、
71c 嵌合孔、
71d 切り欠き部
71e 係合部、
72 第2部品、
72a 第2羽根部、
72b 第2固定部、
72c 嵌合孔、
72d 切り欠き部
72e 係合部、
80 工具。
1 lens barrel,
2 fixed frame,
3 rotating frame,
3c cam groove,
3d straight groove,
4 Moving frame,
4b, 4c Straight groove,
4d cam groove,
5 Float key,
5b Straight guide,
6 guide frame,
6c, 6b Straight groove,
7 Outer cam frame,
7a Cam groove,
7d Straight groove,
8 Group zoom frame,
9 Inner cam frame,
9b Cam follower,
9c, 9da, 9db cam groove,
9e Straight guide protrusion,
11 Two-group zoom frame,
11a, 11ba, 11bb cam followers,
12 shutter frame,
13 Second group frame,
14 Three-group frame,
15 Fourth group frame unit,
16 imaging unit,
17 Zoom drive unit,
18 Focus drive unit,
20 group cap unit,
24 Cam follower,
25a Cam follower,
41 Servo motor (zoom motor),
41a screw holes,
41b shaft,
41c bearing surface,
42 Drive gear (worm screw),
42a engaging portion,
44 gear case,
44a Screw insertion hole,
44c screw holes,
44d screw hole,
44e Motor fixing wall,
44f Shaft insertion hole,
45 worm wheel,
46 gear,
47 gear,
48 long gear,
49 screws,
50 photo interrupters,
51 focus motor,
52 Unit indication board,
53 guide shaft,
54 gear,
55 gear,
56
61 Group lens,
62 Second group lens,
63 Three-group lens,
64 4 group lens,
65 shutter blades,
66 shutter actuator,
70
71 first part,
71a first blade,
71b first fixing part,
71c fitting hole,
72 second part,
72a second blade,
72b second fixing part,
72c fitting hole,
80 tools.
Claims (2)
前記回転スリット板は、
前記シャフトに対して固定可能に構成された第1固定部と、前記複数の羽根部のうちの一つ又は複数の第1羽根部群と、を有する第1部品、及び
前記シャフトに径方向外側から嵌合可能であって前記シャフトに対して固定可能に構成された第2固定部と、前記複数の羽根部のうちの前記第1羽根部群以外である第2羽根部群と、前記第1固定部と係合することにより前記第2固定部の前記第1固定部に対する前記シャフト周りの位置決めを行うように構成された係合部と、を有する、第2部品
によって構成されることを特徴とするレンズ鏡筒。 Servo motor, rotating slit plate fixed to the shaft of the servo motor and having a plurality of slits formed by gaps between a plurality of blade portions arranged at equal intervals in the circumferential direction, and the rotation rotating together with the shaft A lens barrel having a photo interrupter for detecting passage of the slit of the slit plate,
The rotating slit plate is
A first part having a first fixing part configured to be fixable to the shaft, and one or a plurality of first blade part groups of the plurality of blade parts, and a radially outer side of the shaft. A second fixing portion configured to be able to be fitted to the shaft and fixed to the shaft, a second blade portion group other than the first blade portion group among the plurality of blade portions, and the first An engaging part configured to position the second fixing part around the shaft with respect to the first fixing part by engaging with the one fixing part. Characteristic lens barrel.
前記第1部品は、前記第1固定部において前記ドライブギヤと一体であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。 A drive gear fixed to the shaft;
The lens barrel according to claim 1, wherein the first component is integral with the drive gear in the first fixing portion.
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