JP2014059215A - センサーブラケット - Google Patents

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拓 伊丹
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Abstract

【課題】液圧検出室内において洗浄液を十分に攪拌し、効率よく洗浄することができるセンサーブラケットを提供すること。
【解決手段】センサーブラケット1は、液体が流通する流路2内における圧力を検出する圧力センサー3を流路2に取付けるためのものであり、圧力センサー3の液圧検出面32が配される液圧検出室12を備えている。液圧検出室12には、流路2の上流側と連通する流入口123と、流路2の下流側と連通する排出口124とが形成されている。流入口123から検出室12へと液体が流入する流入方向Iと、液圧検出室12から排出口124へと液体が排出される排出方向Oとは、互いにねじれの位置にある。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体が流通する流路内における圧力を検出する圧力センサーを上記流路に取付けるためのセンサーブラケットに関する。
例えば、特許文献1に示された塗装装置等は、塗料等の液体を流通する流路を有している。流路は、樹脂製のホース等によって形成されており、液体を貯留したタンクと接続され、タンク内からポンプによって送り出された液体を流通させることができる。
流路において詰まりや閉塞が生じた場合には、流路の圧力が上昇し、流路を構成するホースあるいは、その前後の設備に支障をきたす場合がある。これを未然に防ぐため、流路に圧力センサーを配置し、流路内の圧力を観察することが行われている。
図6に示すごとく、圧力センサー91は、その先端側の端面に圧力を検知する液圧検出面911を有しており、センサーブラケット9を介して流路92に配されている。
センサーブラケット9は、略ブロック状をなしており、その上面には、圧力センサー91を配設する凹部93が形成されている。凹部93は、円筒状の内周側面931と、内周側面931の一端を閉塞する内周底面932とを有しており、内周側面931の開口端に圧力センサー91を配設できるよう構成されている。センサーブラケット9の内周底面932と、圧力センサー91との間には、液圧検出室930をなす空隙が形成されている。
図6に示すごとく、凹部93の内周側面931には、流路92の上流側と連通した流入口933と、流路92の下流側と連通した排出口934とが形成されており、流路92を流れる液体を、液圧検出室930内に流通することができる。流入口933と排出口934とは、内周側面931において互いに対向する位置に形成してあり、流入口933における液体の流入方向は、対向した位置に形成された排出口934に向かっている。また、流入口933及び排出口934の断面積は、液圧検出室930の断面積に比べて小さい。
特開昭57−015869号公報
しかしながら、上記のセンサーブラケットには以下の問題点がある。
特許文献1の塗装装置においては、異なる色の塗料による塗装を一台の塗装装置によって行う場合がある。塗料の色替えを行う際には、流路内に残る塗料を除去するために、洗浄液を流通させて流路内の洗浄が行われる。このとき、センサーブラケットの液圧検出室内を十分に洗浄できない場合がある。
すなわち、センサーブラケットにおいて、流入口及び流出口が液圧検出室の断面積に比べて小さい。そのため、液圧検出室において、断面積が拡大されることで流通する流体の流速が低下しやすい。さらに、流入口と排出口とが対向した位置に配されているため、両者の間を直線的に繋ぐように液体の流れが形成されやすく、その周囲に液体が滞留する部位が生じやすい。
このように、液圧検出室内において、液体が十分に攪拌されず、液体の滞留が生じると、滞留した液体が圧力検出室内に固着しやすい。また、洗浄を行う際においても、洗浄液の滞留が発生するため、液圧検出室内の洗浄が十分に行われず、液体や、液体の固着物が残りやすい。そのため、異なる液体や固着物が混入するおそれがある。
また、液圧検出室内を十分に洗浄するためには、洗浄時間を長くとる必要があり、洗浄にかかる効率が低下しやすい。
本発明は、上記の背景に鑑みてなされたものであり、液圧検出室内における液体の滞留を抑制し、液圧検出室内の洗浄性を向上することのできるセンサーブラケットを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、液体が流通する流路内における圧力を検出する圧力センサーを上記流路に取付けるためのセンサーブラケットであって、
上記圧力センサーの液圧検出面が配される液圧検出室を備えており、
該液圧検出室には、上記流路の上流側と連通する液体流入口と、
上記流路の下流側と連通する液体排出口とが形成されており、
上記液体流入口から上記液圧検出室へと液体が流入する流入方向と、上記液圧検出室から上記液体排出口へと液体が排出される排出方向とは、互いにねじれの位置にあることを特徴とするセンサーブラケットにある(請求項1)。
上記センサーブラケットにおいては、上記のごとく、上記流入方向と、上記排出方向とが、互いにねじれの位置にある。そのため、上記液圧検出室内において、洗浄液を十分に攪拌し、上記液圧検出室の内部における洗浄性を向上することができる。ここで、ねじれの位置とは、2つの直線が互いに交差することなく、かつ互いに平行でない状態、つまり、2つの直線が同一平面上に配されていない状態を指すものである。
すなわち、上記排出口は、上記流入口の上記流入方向からずれた位置に形成されると共に、上記排出方向は、上記流入方向と異なる方向にある。そのため、上記液体流入口から上記液圧検出室へと流入した液体は、上記液圧検出室の内周面に衝突し、上記流入方向から進路を変更して上記内周面に沿って流動する。このとき、上記液圧検出室の内側においては、上記内周面に沿って流動する液体によって渦状の流れが形成される。これにより、洗浄時に上記液圧検出室内を流通する洗浄液の流速を保ちながら、上記液圧検出室内の全体で液体を流動させ、液体の滞留を防止することができる。それゆえ、上記液圧検出室内における液体の固着を防止すると共に、洗浄性を向上することができる。また、洗浄性の向上に伴い、洗浄時間を短縮することができる。
以上のごとく、上記センサーブラケットによれば、液圧検出室内における液体の滞留を抑制し、液圧検出室内の洗浄性を向上することができる。
実施例1における、圧力センサーを配したセンサーブラケットを示す説明図。 実施例1における、センサーブラケットの側面図。 図2における、A−A矢視断面図。 図3における、B−B矢視断面図。 実施例1における、塗装装置を示す説明図。 背景技術における、センサーブラケットを示す説明図。
上記センサーブラケットにおいて、上記液圧検出室は、筒状の内周側面と、該内周側面の一端を閉塞する内周底面とを有しており、該内周底面に対向するように上記圧力センサーの液圧検出面が配置されるよう構成されていてもよい(請求項2)。この場合には、上記液圧検出室をシンプルでかつ、上記液圧検出室内の液体に渦状の流れを形成しやすい形状とすることができる。これにより、上記液圧検出室における洗浄性を向上することができる。
また、上記液体流入口は、上記液圧検出室の上記内周側面に形成されていてもよい(請求項3)。この場合には、上記液体流入口における上記流入方向を上記内周側面に向かって形成しやすい。したがって、上記内周側面に沿うように渦状の流れを容易に形成することができる。また、上記液体流入口から流入する液体が、上記圧力センサーの液圧検出面に衝突することを抑制し、上記圧力センサーの検出精度の低下を防止することができる。
また、上記内周側面の軸方向における上記液体流入口の寸法は、上記内周側面の軸方向における全長と対応する寸法に設定されていてもよい(請求項4)。この場合には、上記液体流入口と上記液圧検出室との間における、上記液圧検出室内における液体の流動性を向上することができる。これにより、上記液圧検出室内における洗浄性をより向上することができる。
また、上記内周側面の軸方向から見たとき、上記液体流入口の上記流入方向は、上記内周側面上に配された上記液体流入口のいずれか一方の端部における上記内周側面の接線方向であってもよい(請求項5)。この場合には、上記液体流入口からから流入する液体は、上記内周側面に沿って流動するため、液体が上記内周側面に衝突した際に生じる流速の低下を抑制することができる。これにより、上記液圧検出室内において渦状に流動する液体の流速、及び流動性を向上することが可能となり、液圧検出室内における洗浄性を大幅に向上することができる。
また、上記液体排出口は、上記液圧検出室の上記内周底面に形成されていてもよい(請求項6)。この場合には、上記液圧検出室内において渦状に流動する液体を上記液体排出口から効率よく排出することができる。これにより、上記液圧検出室内における流速の低下を抑制することができる。
また、上記液体排出口は,円筒状をなしていてもよい(請求項7)。この場合には、上記液圧検出室内の液体を上記液体排出口に効率よく排出することができる。特に、上記内周側面に沿って液体を流動させ、渦状の流れを形成した際には、渦の中心付近に上記液体排出口が配されることで、より効率よく排出することができる。これにより、上記液圧検出室内における流速の低下をより抑制することができる。
また、上記流路は、塗料が流通する塗料用流路であってもよい(請求項8)。塗装装置は、1台で複数の色の塗料を用いる場合があり、色替えの際には、塗装装置が有する塗料用流路を洗浄している。仮に洗浄が不十分であった場合、異なる色の塗料が混入し、塗装不良が生じることとなる。したがって、上記のごとく洗浄性に優れたセンサーブラケットを用いることで、洗浄不足に伴う塗装不良を容易に防止することが可能となる。
(実施例1)
センサーブラケットにかかる実施例について、図1〜図5を参照して説明する。
図1に示すごとく、センサーブラケット1は、液体が流通する塗料用流路2内における圧力を検出する圧力センサー3を塗料用流路2に取付けるためのものであり、圧力センサー3の液圧検出面32が配される液圧検出室12を備えている。
液圧検出室12には、塗料用流路2の上流側と連通する塗料流入口123と、塗料用流路2の下流側と連通する塗料排出口124とが形成されている。塗料流入口123から液圧検出室12へと液体が流入する流入方向Iと、液圧検出室12から塗料排出口124へと液体が排出される排出方向Oとは、互いにねじれの位置にある。
以下、さらに詳細に説明する。
本例のセンサーブラケット1は、図5に示すごとく、塗装装置4の塗料用流路2内における圧力を検出する圧力センサー3を、塗料用流路2に取り付けるためのものである。
塗装装置4は、4つの塗料経路と、1つの洗浄液経路と、各経路と接続された集合部材44と、集合部材44と接続されたベルカップ45とを備えている。
図5に示すごとく、4つの塗料経路は、1つの兼用色経路41と3つの専用色経路42とを備えている。
兼用色経路41は、5つの塗料タンク(図示略)と、塗料タンクとそれぞれ接続された塗料色変えバルブ411と、洗浄液タンク431と、塗料又は洗浄液を送り出す塗料ポンプ47とを備えている。また、兼用色経路41は、塗料タンク46と集合部材44とを繋ぐ塗料用流路2と、塗料用流路2内の圧力を検出する圧力センサー3とを有している。
図5に示すごとく、5つの塗料タンクは、異なる色の塗料をそれぞれ充填してあり、塗料色替えバルブ411を介して塗料マニホールド412に接続されている。塗料色変えバルブ411を開閉することにより、塗料タンクと塗料マニホールド412とを連通することができる。
図5に示すごとく、洗浄液タンク431は、その内側に洗浄液を貯留してあり、洗浄液バルブ(図示略)を介して、塗料マニホールド412のマニホールド流路と接続されている。洗浄液バルブを開閉することにより、洗浄液タンク431と塗料マニホールド412とを連通することができる。
各塗料タンク及び洗浄液タンク431に貯留された塗料又は洗浄液は、塗料色変えバルブ411及び洗浄液バルブを開閉することで、任意の色の塗料又は洗浄液を塗料マニホールド412へと供給することができる。
図5に示すごとく、塗料用流路2は、専用色経路42と同様に、樹脂材料によって形成された円筒状のホース21からなり、一端は、塗料マニホールド412と接続されており、他端は、集合部材44に接続されている。また、塗料用流路2には、塗料用流路2内に塗料又は洗浄液を送る塗料ポンプ47と、塗料用流路2内の圧力を検出する圧力センサー3とが配されている。
図5に示すごとく、集合部材44は、兼用色経路41と3つの専用色経路42と洗浄経路43とにそれぞれ接続される5つの接続口441と、ベルカップ45と連通する集合流路(図示略)とを備えている。兼用色経路41及び3つの専用色経路42の塗料は、集合部材44の集合流路を介してベルカップ45へと供給される。また、ベルカップ45へ供給される塗料の色が変更される際には、洗浄経路43が有する洗浄液タンク431から洗浄液を流通させ、集合流路からベルカップ45の間を洗浄する。
本例において塗料用流路2に配された塗料ポンプ47には、ギヤを用いて塗料を送り出すギヤポンプを用いた。尚、塗料ポンプ47はこれに限るものではなく、種々のポンプを用いることができる。
図1に示すごとく、塗料用流路2に配された圧力センサー3は、略円筒状のセンサー本体部31と、先端側端面にダイアフラムを内蔵した液圧検出面32とを備えている。センサー本体部31の外周側面には、センサーブラケット1と螺合可能なネジ山を備えた雄ネジ部311が形成されている。
図2〜図4に示すごとく、圧力センサー3を塗料用流路2に配するセンサーブラケット1は、略直方体形状からなるブロック状をなしており、圧力センサー3が配される上方凹部11と、塗料用流路2の上流側が接続される側方凹部13と、塗料用流路2の下流側が接続される下方凹部14とを備えている。
上方凹部11は、略円筒状の上方内周側面121と、上方内周側面121の下端を閉塞する上方内周底面122とを備えており、上方内周側面121と上方内周底面122との間は、滑らかな曲面によって接続されている。
上方内周側面121の開口部には、センサーブラケット1の雄ネジ部311と螺合可能な雌ネジ部125が形成されている。図1に示すごとく、雌ネジ部125に圧力センサー3の雄ネジ部311を螺合する際には、上方内周側面121と圧力センサー3の間にOリング33が配される。組み付け状態においては、上方内周底面122と液圧検出面32とが対向して配されると共に、両者の間には液圧検出室12を構成する空隙が形成されている。
図2〜図4に示すごとく、センサーブラケット1の側面に形成された、側方凹部13は略円筒状の側方内周側面131と、側方内周側面131の一端を閉塞する側方内周底面132とを有している。
図1に示すごとく、側方内周側面131には雌ネジ部が形成されており、塗料用流路2の上流側を形成するホース21の接続金具22を螺合可能に構成されている。
側方内周底面132には、液圧検出室12における上方内周側面121上に開口した塗料流入口123が形成してある。
図2〜図4に示すごとく、塗料流入口123は、円形の断面形状を有しており、側方から見たとき、その軸線方向が水平方向となるように形成されている。塗料流入口123の直径は、液圧検出室12の高さ寸法と略同一に設定してある。つまり、塗料流入口123の直径Rと上方内周側面121の全長Hとは対応した寸法を有している。
圧力センサー3の軸方向から見たとき、塗料流入口123の軸線方向は、上方内周側面121上に配された塗料流入口123の一方の端部Pにおける上方内周側面121の接線方向LLとなるように形成されている。したがって、塗料流入口123における流入方向Iは、接線方向Lとなる。
図2〜図4に示すごとく、センサーブラケット1の下面に形成された、下方凹部14は略円筒状の下方内周側面141と、下方内周側面141の上端を閉塞する下方内周底面142とを有している。
図1に示すごとく、下方内周側面141には雌ネジ部が形成されており、塗料用流路2の下流側を形成するホース21の接続金具22を螺合可能に構成されている。
図2〜図4に示すごとく、下方内周底面142には、液圧検出室12における上方内周底面122上に開口した塗料排出口124が形成してある。塗料排出口124は、円形の断面形状を有しており、円形をなす上方内周底面122の中心位置に配されている。本例において、上方内周底面122は、円形のため、その外形と、外形に外接する外接円とは、同一の円周状に形成される。
また、塗料排出口124は、その軸線方向が垂直方向となるように形成されている。つまり、塗料排出口124における排出方向Oは垂直方向となる。また、塗料排出口124の直径は、塗料流入口123の直径と同一に設定してある。
本例のセンサーブラケット1において、上記のごとく形成された塗料流入口123における流入方向Iと、塗料排出口124における塗料排出口124とは、互いに平行でなく、かつ交差しない、ねじれの位置にある。
図5に示すごとく、上述した3つの専用色経路42は、塗料を貯留する塗料タンク46と、塗料を送り出す塗料ポンプ47と、塗料タンク46と集合部材44とを繋ぐ塗料用流路49と、塗料用流路49内の圧力を検出する圧力センサー3とをそれぞれ有している。
図5に示すごとく塗料用流路49は、樹脂材料によって形成された円筒状のホースからなり、一端は、塗料タンク46と接続されており、他端は、集合部材44に接続されている。また、塗料用流路49には、塗料用流路49内に塗料を送る塗料ポンプ47と、塗料用流路49内の圧力を検出する圧力センサー3とが配されている。専用色経路42においては、塗料の色替えを行わないため通常の使用時には洗浄は行われない。
尚、圧力センサー3には、兼用色経路41と同様にセンサーブラケット1を用いて塗料用流路49に配されている。
次に本例の作用効果について説明する。
センサーブラケット1においては、上記のごとく、流入方向Iと、排出方向Oとが、互いにねじれの位置にある。そのため、液圧検出室12内において、洗浄液を十分に攪拌し、液圧検出室12の内部を効率よく確実に洗浄することができる。
すなわち、塗料排出口124は、塗料流入口123の流入方向Iからずれた位置に形成されると共に、排出方向Oは、流入方向Iと異なる方向にある。そのため、塗料流入口123から液圧検出室12へと流入した液体は、液圧検出室12の内周面に衝突し、進路を変更して内周面に沿って流動する。このとき、液圧検出室12の内側においては、液体が渦状の流れを形成される。これにより、洗浄時に液圧検出室12内の全体で液体を流動させ、液体の滞留を防止することができる。それゆえ、液圧検出室12内における塗料の固着を防止すると共に、洗浄性することができる。また、洗浄性の向上に伴い、洗浄時間を短縮することができる。
センサーブラケット1において、液圧検出室12は、筒状の上方内周側面121と、該上方内周側面121の一方の開口端を覆う上方内周底面122とを有しており、該上方内周底面122に対向するように圧力センサー3の液圧検出面32が配置されるよう構成されている。そのため、液圧検出室12をシンプルでかつ、液圧検出室12内の液体に渦状の流れを形成しやすい形状とすることができる。これにより、液圧検出室における洗浄性を向上することができる。
また、塗料流入口123は、液圧検出室12の上方内周側面121に形成されている。そのため、塗料流入口123における流入方向Iを上方内周側面121に向かって形成しやすい。したがって、上方内周側面121に沿うように渦状の流れを容易に形成することができる。また、塗料流入口123から流入する液体が、圧力センサー3の液圧検出面32に衝突することを抑制し、圧力センサー3の検出精度の低下を防止することができる。
また、上方内周側面121の軸方向における塗料流入口123の直径Rは、上方内周側面121の軸方向における全長Hと対応する寸法に設定されている。そのため、塗料流入口123と液圧検出室12との間における、断面積の変化を低減し、液圧検出室12内における液体の流動性を向上することができる。これにより、液圧検出室12内における洗浄性をより向上することができる。
また、上方内周側面121の軸方向から見たとき、塗料流入口123の流入方向Iは、上方内周側面121上に配された塗料流入口123の一方の端部Pにおける上方内周側面121の接線方向Lとしてある。この場合には、塗料流入口123からから流入する液体は、上方内周側面121に沿って流動するため、液体が上方内周側面121に衝突した際に生じる流速の低下を抑制することができる。これにより、液圧検出室12内において渦状に流動する液体の流速、及び流動性を向上することが可能となり、液圧検出室12内における洗浄性を大幅に向上することができる。
また、液体塗料排出口124は、液圧検出室12の上方内周底面122に形成されている。この場合には、液体塗料排出口124を下方に配することで、重力により、液圧検出室12内の液体を液体塗料排出口124から効率よく排出することができる。これにより、液圧検出室12内における流速の低下を抑制することができる。
また、液体塗料排出口124は,上方内周底面122の外形形状に外接する外接円の中心に形成されている。そのため、液圧検出室12内の液体を液体塗料排出口124に効率よく排出することができる。特に、本例に示すごとく、上方内周側面121に沿って液体を流動させ、渦状の流れを形成した際には、渦の中心付近に液体塗料排出口124が配されることで、より効率よく排出することができる。これにより、液圧検出室12内における流速の低下をより抑制することができる。
また、上方内周側面121は、円筒状をなしている。そのため、液圧検出室12内において、液体が流動する際の抵抗を低減することができる。また、流体が上方内周側面121に沿ってスムースに流動することができるため、上方内周側面121に沿うように渦状の流れを形成しやすい。これにより、液圧検出室12内において流動する液体の流速、及び流動性を向上し、液圧検出室12内における洗浄性をより向上することができる。
また、流路は、塗料が流通する塗料用流路2である。塗装装置4は、1台で複数の色の塗料を用いる場合があり、色替えの際には、塗装装置4が有する塗料用流路2を洗浄している。仮に洗浄が不十分であった場合、異なる色の塗料が混入し、塗装不良が生じることとなる。したがって、上記のごとく洗浄性に優れたセンサーブラケット1を用いることで、洗浄不足に伴う塗装不良を容易に防止することが可能となる。
以上のごとく、本例のセンサーブラケット1によれば、液圧検出室12内における液体の滞留を抑制し、液圧検出室12内の洗浄性を向上することができる。
1 センサーブラケット
12 液圧検出室
121 上方内周側面
122 上方内周底面
123 塗料流入口
124 塗料排出口
2 塗料用流路2
3 圧力センサー3
32 液圧検出面32

Claims (8)

  1. 液体が流通する流路内における圧力を検出する圧力センサーを上記流路に取付けるためのセンサーブラケットであって、
    上記圧力センサーの液圧検出面が配される液圧検出室を備えており、
    該液圧検出室には、上記流路の上流側と連通する液体流入口と、
    上記流路の下流側と連通する液体排出口とが形成されており、
    上記液体流入口から上記液圧検出室へと液体が流入する流入方向と、上記液圧検出室から上記液体排出口へと液体が排出される排出方向とは、互いにねじれの位置にあることを特徴とするセンサーブラケット。
  2. 請求項1に記載のセンサーブラケットにおいて、上記液圧検出室は、筒状の内周側面と、該内周側面の一端を閉塞する内周底面とを有しており、該内周底面に対向するように上記圧力センサーの液圧検出面が配置されるよう構成されていることを特徴とするセンサーブラケット。
  3. 請求項2に記載のセンサーブラケットにおいて、上記液体流入口は、上記液圧検出室の上記内周側面に形成されていることを特徴とするセンサーブラケット。
  4. 請求項3に記載のセンサーブラケットにおいて、上記内周側面の軸方向における上記液体流入口の寸法は、上記内周側面の軸方向における全長と対応する寸法に設定されていることを特徴とするセンサーブラケット。
  5. 請求項3又は4に記載のセンサーブラケットにおいて、上記内周側面の軸方向から見たとき、上記液体流入口の上記流入方向は、上記内周側面上に配された上記液体流入口のいずれか一方の端部における上記内周側面の接線方向であることを特徴とするセンサーブラケット。
  6. 請求項2〜5のいずれか一項に記載のセンサーブラケットにおいて、上記液体排出口は、上記液圧検出室の上記内周底面に形成されていることを特徴とするセンサーブラケット。
  7. 請求項2〜6のいずれか一項に記載のセンサーブラケットにおいて、上記液体排出口は、上記内周底面の外形形状に外接する外接円の中心に形成されていることを特徴とするセンサーブラケット。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のセンサーブラケットにおいて、上記流路は、塗料が流通する塗料用流路であることを特徴とするセンサーブラケット。
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