JP2014056351A - 撮像装置、電子機器、およびタッチパネルの制御方法 - Google Patents

撮像装置、電子機器、およびタッチパネルの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】可動式のタッチパネルによる操作の誤認を低減し、タッチパネルを用いたユーザインターフェースの操作性を向上させる。
【解決手段】 撮像装置は、撮像部を有する本体部と、表示部が備えられ、表示部の表示面が本体部に対向せずに露出するように本体部に対して閉じられた閉位置と、該表示部が本体部に対して開かれた開位置とを含む複数の位置に移動可能な可動式のタッチパネルと、表示部に対するタッチ操作を検知可能であり、表示部の表示可能面よりも大きい範囲でタッチ操作を検知可能なタッチセンサとを有し、表示部が閉位置にある場合にはタッチセンサにおけるタッチ操作を検出する有効範囲を、表示部が開位置にある場合よりも広げるように制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明はタッチパネルによる操作が可能な撮像装置や電子機器、タッチパネルの制御方法に関する。
タッチパネル操作手段の技術として、ファインダを使用して撮影する際と、液晶表示器(LCD)を見ながら撮影する際でタッチパネルの操作形態を変える技術がある(特許文献1)。
特開2004−165934号公報
特許文献1に記載された撮像装置はLCD上にタッチパネルを配置し、LCD上を接触検知範囲としている。しかし、ファインダを覗きながら撮像装置側に配置されたタッチパネルにより撮像装置を操作する際は、LCD及びタッチパネルは使用者の視野外にあり、手探りでタッチパネルに操作入力を行なうことになる。その為、タッチパネルの接触検知範囲をより広くした方が操作性が向上する。
一方、LCDを見ながら撮影する際には、使用者はLCDの外枠を持ち、撮像装置を支える事がある。このような操作状態においてタッチパネルの接触検知範囲を大きくしてしまうと、撮像装置を支える為にLCDの外枠を持った際に、タッチパネルがこれを検知し、撮像装置が誤動作してしまう可能性がある。
本発明は上述したような課題に鑑みてなされたものであり、可動式のタッチパネルによる操作の誤認を低減し、タッチパネルを用いたユーザインターフェースの操作性を向上させることを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による撮像装置は、
撮像手段を有する本体部と、
表示手段が備えられ、該表示手段の表示面が前記本体部に対向せずに露出するように前記本体部に対して閉じられた閉位置と、該表示手段が前記本体部に対して開かれた開位置とを含む複数の位置に移動可能な可動式の表示部と、
前記表示手段に対するタッチ操作を検知可能であり、前記表示手段の表示可能面よりも大きい範囲でタッチ操作を検知可能なタッチ検出手段と、
前記表示部が前記閉位置にある場合に、前記タッチ検出手段がタッチ操作を検出する有効範囲を、前記表示部が前記開位置にある場合よりも広げるように制御する制御手段と、を備える。
本発明によれば、可動式のタッチパネルによる操作の誤認を低減し、タッチパネルを用いたユーザインターフェースの操作性を向上させることができる。
実施形態による撮像装置の外観図。 実施形態によるタッチパネルの構成図。 実施形態による撮像装置の要部を示すブロック図。 第1実施形態による処理を示すフローチャート。 第1実施形態によるアイコンの有効範囲を説明する図。 第1実施形態によるEVF表示の例を示す図。 使用者が実施形態の撮像装置を使用している際の外観図。 第2実施形態による処理を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態の一例を、添付の図面を参照しながら詳述する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る撮像装置の外観図である。撮像装置100は、撮像装置本体である本体部101と、ヒンジ部102と、表示部201を有するタッチパネル103から構成されている。タッチパネル103は、所謂バリアングル式の液晶モニタを構成するものであり、ヒンジ部102を介して、本体部101に対して移動可能な可動式となっている。タッチパネル103は、図1(a)のように起立した位置、図1(b)のように本体部101に収納した位置、図1(c)のように反転した位置、図1(d)のように本体部101に反転収納した位置へ移動する事ができる。なお、図1(d)のように表示部201の表示面が本体部101に対向せずに露出するように本体部101に対して閉じられた状態におけるタッチパネル103の位置を閉位置という。また、図1(a)や図1(c)のように、表示部201が本体部101に対して開かれた状態におけるタッチパネル103の位置を開位置という。
タッチパネル103は、図2(a)に示すように、表示部201と、外枠202と、タッチセンサ203で構成されている。図示のように、タッチセンサ203は、表示部201と外枠202を覆うように配置され、タッチ検出を行う。上述のように、撮像装置100のファインダを覗きながらタッチパネル103により撮像装置を操作する際は、表示部201及びタッチパネル103は使用者の視野外にあり、手探りでタッチパネル103に操作入力を行なうことになる。
この場合、タッチセンサ203の接触検知範囲をより広くした方が、操作性が向上する。たとえば、図2(a)に示されるように表示部201と表示部201の外枠202とを接触検知範囲が覆うようにタッチセンサ203を配置し、図2(c)に示されるようにタッチセンサ203の全領域をタッチ操作検出の有効範囲とする事が効果的である。他方、タッチパネル103をユーザが支持して操作するような場合は、外枠202までタッチ操作検出の有効範囲を広げると、誤入力が生じやすくなるので、図2(b)に示されるように、有効範囲を狭めた方がよい。そのため、本実施形態では、タッチセンサ203によるタッチ操作検出の有効範囲を、図2(b)に示すように表示部201の表示可能面の範囲に制限したり、図2(c)に示すように表示部201と外枠202の範囲に広げたりすることができるようにしている。
図3は、撮像装置100の内部構成の一例を示すブロック図である。図3において、撮像装置100は、マイコン301、ROM302、RAM303、撮像部304、画像処理部305、記録媒体306、表示部201、操作部308、タッチセンサ203、電子ビューファインダ310を具備している。
マイコン301は、撮像装置100のシステム制御を行なうマイクロコンピュータである。ROM302、RAM303はデータを保持する領域を持つ。ROM302は不揮発性のメモリであり、RAM303は揮発性メモリである。ROM302には、マイコン301が動作する為のプログラムやジェスチャー入力をパターン認識する為のジェスチャーパターンデータが記録されている。RAM303は、マイコン301が撮像装置100を制御する際、作業領域として使用される。また、撮像装置100がどのような設定をされているか、どのように動作しているかなどを示す本体情報を保持する。RAM303に保存される設定情報としては、撮像装置100が、録画モードで動作しているか、再生モードで動作しているかなどのモード情報などがある。
撮像部304は、被写体をデータ信号に変換し、マイコン301からの指示により画像データを生成し、画像処理部305へ出力する。画像処理部305は、撮像部304で生成された画像データのリサイズや輝度補正、映像圧縮などを行い、記録媒体306に出力する。記録媒体306は、画像処理部で得られた画像データを記録する。記録媒体306としては、例えば、SDカード、Flashメモリ、ハードディスクなどがあげられる。
表示部201は、たとえば液晶ディスプレイなどにより構成される。表示部201には、撮像部304で撮影された画像データや、操作用のアイテムとしてのアイコンなどが表示される。操作部308は、撮像部304による撮影や、電源のON・OFF切り替え信号をマイコン301に出力する。撮像装置100の本体部101とタッチパネル103を接続するヒンジ部102も操作部308に含まれ、タッチパネル103(表示部201)が起立/旋回等、本体部101に対してどのような状態になっているかを示すための信号をマイコン301に出力する。
タッチセンサ203は、使用者が接触した位置の座標をマイコン301に出力する。マイコン301は、たとえば、タッチセンサ203から受け取った座標より使用者が表示部201に表示されているどのアイコンを接触したかを判断して、撮像装置100の状態遷移指示、撮影パラメータの変更などを行う。ここで、状態遷移指示とは、例えばデジタルビデオカメラの場合、記録媒体の読み込みを行う再生可能な状態から記録媒体へ書き込みを行う撮影可能な状態への状態遷移指示を行うことである。また、撮影パラメータの変更とは、例えば記録媒体306に記録する動画像ファイルのビットレートの変更や、解像度の変更等である。タッチセンサ203としては、押された事のみを検知する感圧式のものや、ジェスチャー入力を検知可能な静電容量式のものなど、どのような方式のものでもよい。電子ビューファインダ310は、撮影中の被写体像を接眼部を通して見ることができるようにするもので、撮影された画像データや、アイコンなどの表示も行う。また、タッチセンサ203の接触検知範囲も表示する。
次に図4のフローチャートを用いて、本実施形態の撮像装置100が、タッチパネル103が反転収納されているかを判断して、タッチセンサ203による接触検知の有効範囲を変更する一連の処理について説明する。なお、図4のフローチャートに示される処理は、マイコン301が、ROM302に格納されたプログラムをRAM303に展開し実行することにより実現される。
S401において、マイコン301は、タッチパネル103(表示部201)が本体部101に対して反転収納されているか、すなわち、図1(d)に示されるような閉位置にあるかを判断する。タッチパネル103が反転収納されているか否か(閉位置か否か)の判断は、操作部308より出力される「タッチパネル103(または表示部201)が撮像装置本体に対してどのような状態になっているかを示す信号」をもとになされる。タッチパネル103が反転収納されていればS402へ、反転収納されていればS405へ進む。
S402において、マイコン301は、タッチセンサ203より入力される座標位置の有効範囲を、図2(b)に示すように、表示部201と外枠202を含む領域(タッチセンサ203の接触検知領域の全体)にする。次に、S403において、マイコン301は、表示部201に表示されたアイコンに対応するタッチ操作の領域(そのアイコンへのタッチ操作として検出するタッチセンサ203の検出エリア)を図5(a)に示すように、アイコンの表示領域よりも広げる。このとき、アイコンの検出エリアは、図5(a)に示すように、表示部201のみではなく、外枠202にかかってもよい。
次に、S404において、マイコン301は画像処理部305を制御して、図6の表示アイテム601に示すように、電子ビューファインダ310上に、タッチセンサ203より入力されるタッチ操作入力(座標位置)の有効範囲を表示する。表示アイテム601は、タッチセンサ203によるタッチ操作の有効範囲が、表示部201と外枠202を含む範囲であること(図2(c))を使用者が容易に認識可能とする。
一方、S401でタッチパネル103が反転収納されていない、すなわちタッチパネル103が閉位置以外にあると判定された場合、処理はS405に進む。S405において、マイコン301は、タッチセンサ203より入力されるタッチ操作入力(座標位置)の有効範囲を、図2(a)に示すように、表示部201のみにする。次に、S406において、マイコン301は、表示部201に表示するアイコンに対応するタッチ操作の領域を図5(b)に示すように、そのアイコンの表示部分のみにする。その後、S404において、マイコン301は、表示部201上の範囲が有効範囲であること(図2(b))を示す表示アイテム602を、図6の表示アイテム601に替えて電子ビューファインダ310上に表示する。なお、表示部201上の範囲がタッチセンサ203の有効範囲である場合に、ステップS404において単に表示アイテム601を消去し、有効範囲を示す表示を行わないようにしてもよい。
以上説明したように、第1実施形態によれば、図7(a)のように表示部201の外枠202が撮像装置100を支える為にユーザによって持たれたる可能性がない場合には、表示部201と外枠202を接触検知の有効範囲にする。他方、図7(b)のように表示部201の外枠202が撮像装置100を支える為にユーザによって持たれたる可能性のある場合には、表示部201の外枠202を接触検知の有効範囲にしないように制御する。このようにして、撮像装置100を支える為の接触により撮像装置100が操作されたと誤認識してしまう事を防止でき、かつ、接触検知範囲を広げる事により、操作性を向上させる事ができる。以上のように、第1実施形態によれば、可動式のタッチパネル103の本体部101に対する位置および/または姿勢(たとえば、閉位置や開位置)に基づいて接触検知の有効範囲を制御することにより、タッチパネルの操作性が向上する。
<第2実施形態>
第1実施形態では、タッチパネル103(表示部201)が図1(d)のような閉位置(反転収納された状態)にあっても、タッチパネル103により提供されるユーザインターフェースは、操作用のアイテムへのタッチ操作を行なうものであった。しかし、表示部201が反転収納されている際は、使用者は、図7(a)のような姿勢で撮影している事が多いと考えられる。この際に、使用者は、電子ビューファインダ310を覗いている為、表示部201に表示されたアイコンを用いて撮像装置100を操作する事は困難である。また、手探りでタッチセンサ203にタッチして操作することになる為、タッチセンサ203の有効範囲は広い方が望ましい。
そこで、第2実施形態では、タッチパネル103が図1(d)のような閉位置となった場合に、撮像装置100の状態遷移指示、撮影パラメータの変更などをタッチセンサ203からのジェスチャー入力とし、かつ、接触検知範囲を表示部201と外枠202にする。なお、ジェスチャー入力とは、ユーザがタッチセンサ203をなぞることに応じてタッチセンサ203から取得される座標をマイコン301が検出し、その座標によって表される移動経路からパターン認識する。なお、第2実施形態のタッチセンサ203の一例としては、ジェスチャー入力を認識可能な、例えば静電容量式タッチセンサなどが挙げられる。
次に図8のフローチャートを用いて、第2実施形態の撮像装置100による一連の処理について説明する。第2実施形態では、マイコン301が、タッチパネル103が反転収納されているか否かを判断して、タッチセンサ203の接触検知範囲を変更すると供に、タッチセンサ203を用いたユーザインターフェースの操作方法を変更する。
すなわち、
タッチパネル103が図1(d)のような閉位置の状態にある場合:
・タッチセンサ203へのタッチ操作の有効範囲(接触検知の有効範囲)を図2(c)のように表示部201と外枠202を含む範囲とし、
・表示部201に操作用のアイテムを表示し、アイテムの表示に対応した領域へのタッチ操作に応じてユーザの操作入力を検出する第1のユーザインターフェースを提供する。また、
タッチパネル103が図1(d)のような閉位置以外の状態にある場合:
・タッチセンサ203へのタッチ操作の有効範囲(接触検知の有効範囲)を図2(b)のように表示部201の表示領域とし、
・タッチセンサ203の接触検知の有効範囲へのジェスチャー入力に応じてユーザの操作入力を検出する第2のユーザインターフェースを提供する。
なお、図8のフローチャートに示される処理は、マイコン301が、ROM302に格納されたプログラムをRAM303に展開し実行することにより実現される。
S801において、マイコン301は、タッチパネル103、すなわち表示部201が、撮像装置本体に対して、図1(d)のように反転収納されているかを判断する。この判断は、操作部308のより出力される、「表示部201が撮像装置100の本体に対してどのような状態になっているかを示す信号」に基づいてなされる。表示部201が反転収納されていたら処理はS802へ進み、反転収納されていなかったらS805へ進む。
S802において、マイコン301は、タッチセンサ203より入力される座標位置の有効範囲を、図2(b)に示すように、表示部201と外枠202を含めた領域にする。その後、処理はS803へ進む。S803において、マイコン301は、第2のユーザインターフェースを提供する。すなわち、マイコン301は、表示部201に表示するアイコンに対応するタッチセンサ203の部分より出力される接触座標をROM302に格納されているジェスチャーパターンと比較して、使用者がどのようなジェスチャーを入力したかを解析する。そして、マイコン301は、解析されたジェスチャーパターンに従い、撮像装置100を制御する。ジェスチャー入力の有効範囲は、図2(b)のように表示部201とその外枠202である。S804において、マイコン301は画像処理部305を制御して、図6に示すように、電子ビューファインダ310上に、ジェスチャー入力の有効範囲を示す表示アイテム601を表示する。
一方、タッチパネル103が反転収納されていない場合、S805において、マイコン301は、タッチセンサ203より入力される座標位置の有効範囲を、図2(a)に示すように、表示部201のみにする。そして、S806において、マイコン301は第1のユーザインターフェースを提供する。すなわち、マイコン301は、表示部201に表示するアイコンに対応するタッチセンサ203の接触座標に対応した制御を、撮像装置100に対して行う。その後、S804において、マイコン301は、タッチセンサ203のタッチ操作の有効範囲が表示部201の表示領域である旨の表示アイテム602を電子ビューファインダに表示する。なお、S404と同様に、単に表示アイテム601を消去するようにしてもよい。
以上説明したように、第2実施形態によれば、表示部201を反転収納して撮影を行う場合など、使用者が表示部201を見ることができない際でも、ジェスチャー入力により、直感的な操作が可能となる。また、その際に、タッチセンサ203のジェスチャー入力の有効範囲を広げる事で、ジェスチャー入力がより容易になり、操作性を向上する事が出来る。また、図1(a)のようにタッチパネル103(表示部201)を起立させた状態では、図7(b)のように表示部201の外枠部が撮像装置100を支える為に持たれたる可能性がある。そのような場合には、表示部201の外枠部を接触検知範囲にしない事により、撮像装置100を支える為のユーザの接触によって撮像装置100が操作されたと誤認識しまう事を防止できる。
以上説明したように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、表示部201の外枠202が撮像装置100を支える為に持たれたる可能性がない場合には表示部201と外枠202を接触検出の有効範囲とする。そして、表示部201の外枠202が撮像装置100を支える為に持たれたる可能性のある場合には、外枠202を接触検出の有効範囲にしないように制御される。これにより、誤動作を防止させ、かつ、操作性を向上させる事ができる。更に、第2実施形態によれば、タッチパネル103が閉位置にある場合など、ユーザが操作面をみることなく操作することが要求される場合にジェスチャー入力を行なうようにユーザインターフェースを提供すので、より操作性が向上する。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
たとえば、図6や図8に示した制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
たとえば、上記各実施形態では、タッチセンサ203におけるタッチ操作を検出するための有効範囲を変更する本体部101とタッチパネル103との位置または姿勢として、閉位置や開位置を用いたが、これに限られるものではない。また、タッチ操作の有効範囲を広げた状態として表示部201と外枠202の全体を含むようにしたが、必ずしも全てを含むようにしなくてもよい。すなわち、開位置における有効範囲よりも閉位置における有効範囲が大きくなればよい。また、上記実施形態では、タッチパネル103が閉位置にある状態と、それ以外の開位置にある状態との二つに分けて接触検知エリアの大きさを切り替えたが、これに限られるものではない。たとえば、複数種類の開位置のうちのいずれか(例えばタッチパネル103を上向きにした状態)において接触検知エリアを拡大するようにしてもかまわない。
また、上述した実施形態においては、本発明をビデオカメラ等の撮像装置に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、装置本体に対して可動式のタッチパネルを有する装置であれば適用可能である。すなわち、本発明は、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、タッチパネルおよびディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどの電子機器に適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (10)

  1. 撮像手段を有する本体部と、
    表示手段が備えられ、該表示手段の表示面が前記本体部に対向せずに露出するように前記本体部に対して閉じられた閉位置と、該表示手段が前記本体部に対して開かれた開位置とを含む複数の位置に移動可能な可動式の表示部と、
    前記表示手段に対するタッチ操作を検知可能であり、前記表示手段の表示可能面よりも大きい範囲でタッチ操作を検知可能なタッチ検出手段と、
    前記表示部が前記閉位置にある場合に、前記タッチ検出手段がタッチ操作を検出する有効範囲を、前記表示部が前記開位置にある場合よりも広げるように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記表示部が前記閉位置にある場合には、前記タッチ検出手段が有する接触検知領域の全体を前記有効範囲とし、前記表示部が前記開位置にある場合には、前記接触検知領域のうち前記表示可能面を覆っている領域を前記有効範囲とすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 撮影中の被写体像を接眼部を通して見ることのできる電子ビューファインダを備え、
    前記タッチ操作を検出する範囲を、前記電子ビューファインダに表示することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記表示手段に操作用のアイテムを表示し、前記アイテムの表示に対応した領域へのタッチ操作に応じて前記アイテムへの操作を検出するユーザインターフェースを提供する提供手段を更に備え、
    前記提供手段は、前記タッチ操作を検出する範囲の大きさに応じて、前記アイテムの表示に対応した領域の大きさを変えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記表示手段に操作用のアイテムを表示し、前記アイテムの表示に対応した領域へのタッチ操作に応じてユーザの操作入力を検出する第1のユーザインターフェースと、前記タッチ検出手段へのジェスチャー入力に応じてユーザの操作入力を検出する第2のユーザインターフェースとを提供する提供手段を更に備え、
    前記提供手段は、前記表示部が前記閉位置にある場合は前記第2のユーザインターフェースを提供し、前記表示部が前記閉位置以外にある場合に前記第1のユーザインターフェースを提供することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記タッチ検出手段は、静電容量式のタッチパネルであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の撮像装置。
  7. 本体部と、
    表示手段が備えられ、前記本体部に対して位置または姿勢を変更することが可能な表示部と、
    前記表示手段に対するタッチ操作を検知可能なタッチ検出手段と、
    前記表示部の前記本体部に対する位置または姿勢に基づいて、前記タッチ検出手段がタッチ操作を検出する有効範囲を変更する制御手段と、を備えることを特徴とする電子機器。
  8. 撮像手段を有する本体部と、
    表示手段が備えられ、該表示手段の表示面が前記本体部に対向せずに露出するように前記本体部に対して閉じられた閉位置と、該表示手段が前記本体部に対して開かれた開位置とを含む複数の位置に移動可能な可動式の表示部と、
    前記表示手段に対するタッチ操作を検知可能であり、前記表示手段の表示可能面よりも大きい範囲でタッチ操作を検知可能なタッチ検出手段と、を有する撮像装置におけるタッチパネルの制御方法であって、
    前記表示部の前記本体部に対する位置を検出する工程と、
    前記検出する工程で検出された前記表示部の位置が前記閉位置である場合に、前記タッチ検出手段がタッチ操作を検出する有効範囲を、前記表示部が前記開位置にある場合よりも広げるように制御する制御工程と、を有することを特徴とするタッチパネルの制御方法。
  9. 電子機器におけるタッチパネルの制御方法であって、
    表示手段が備えられ、前記電子機器の本体部に対して位置または姿勢を変更することが可能な表示部の位置を検出する工程と、
    タッチ検出手段により前記表示手段に対するタッチ操作を検出する工程と、
    前記位置を検出する工程で検出された前記表示部の前記本体部に対する位置または姿勢に基づいて、前記タッチ操作を検出する工程でタッチ操作を検出するための有効範囲を変更する工程と、を有することを特徴とするタッチパネルの制御方法。
  10. 請求項8または9に記載のタッチパネルの制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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