JP2014055902A - 原子力発電プラント用直流電源設備 - Google Patents

原子力発電プラント用直流電源設備 Download PDF

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Abstract

【課題】非常時の放電可能時間を延長した原子力発電プラント用直流電源設備を提供する。
【解決手段】原子力発電プラント用直流電源設備は、原子力発電プラントにおける発電所内の直流モータ13に交流電力を供給する低圧母線1に接続され、低圧母線から交流電源が供給される充電器2と、充電器2の出力側に充電器出力遮断器3および第1の蓄電池出力遮断器4を介して接続される第1の蓄電池5と、充電器2の出力側に充電器出力遮断器3を介して接続される直流主母線盤6と、直流主母線盤6の出力側に直流主母線盤出力第1遮断器7を介して接続され、直流モータ13に直流電力を供給する直流モータコントロールセンタ11と、直流コントロールセンタ11に第2の蓄電池出力遮断器10を介して接続された第2の蓄電池9と、直流主母線盤出力第1遮断器7と直流モータコントロールセンタ11間の電路に設けられ、第2の蓄電池9から直流主母線盤6への電流の流れを阻止するダイオード8とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、原子力発電プラントで使用される直流電源設備に関する。
原子力発電所においては、外部送電線および自己の発電機からの給電が不可能になった場合に備え、非常用ディーゼル発電機が設置されている。更に、非常用ディーゼル発電機からの給電ができない場合に備え、蓄電池のような非常用直流電源設備が設置されている。
蓄電池の放電可能時間は、BWRプラントでは8時間程度である。しかし、交流電源の復旧に24時間程度を要することもあり、交流電源が復旧するまでの間の原子炉の維持、すなわち、冷却、監視、制御を担う蓄電池には、その放電可能時間の延長が求められている。
特許文献1には、蓄電池が接続されている直流母線と、直流母線に接続されている低負荷用の直流母線および安全系高負荷用の直流母線とをそれぞれ有する直流電源設備が開示されている。
特許文献2には、常用系蓄電池と安全系蓄電池とを備えた電源設備が開示されている。外部電源喪失時に安全系蓄電池から安全系負荷へ供給される電圧が所定値以下になると、切替スイッチの操作により常用系蓄電池から安全系負荷への給電が開始される。
特開2005−354754号公報 特開平10−260294号公報
特許文献1の設備では、外部電源喪失時に蓄電池から高負荷へ供給可能な時間が短い。
特許文献2の設備では、外部電源喪失時に2系統の蓄電池から高負荷へ電力を供給可能であり、特許文献1の設備に比べて長時間にわたり安全系負荷を駆動することができる。しかしながら、特許文献2の設備では、安全系負荷の印加電圧を監視し、安全系蓄電池の容量が所定値以下になると切替スイッチにより安全系蓄電池から常用蓄電池へ切換える操作が必要である。
本発明による原子力発電プラント用直流電源設備は、原子力発電プラントにおける発電所内の補機に交流電力を供給する低圧母線に接続され、前記低圧母線から交流電源が供給される充電器と、充電器の出力側に充電器出力遮断器および第1の蓄電池出力遮断器を介して接続される第1の蓄電池と、充電器の出力側に充電器出力遮断器を介して接続される直流主母線盤と、直流主母線盤の出力側に直流主母線盤出力第1遮断器を介して接続され、直流モータに直流電力を供給する直流モータコントロールセンタと、直流コントロールセンタに第2の蓄電池出力遮断器を介して接続された第2の蓄電池と、直流主母線盤出力第1遮断器と直流モータコントロールセンタ間の電路に設けられ、第2の蓄電池から直流主母線盤への電流の流れを阻止する電気装置とを備える。
本発明による原子力発電プラント用直流電源設備により、第1の蓄電池とは別に第2の蓄電池を設けて、外部電源喪失時に特許文献1の設備に比べて放電時間を長くし、さらに、外部電源喪失時に特許文献2では不可欠であった第1および第2の蓄電池の切替操作を必要とせずに蓄電池の放電時間を長くしつつ、短絡事故時に遮断器に大電流が流れることを防止することができる。その結果、信頼性の高い直流電源設備を提供できる。
本発明による原子力発電プラント用直流電源設備の第1の実施形態の概略構成図である 本発明による原子力発電プラント用直流電源設備の第2の実施形態の概略構成図である。 本発明による原子力発電プラント用直流電源設備の第3の実施形態の概略構成図である。 比較例1の原子力発電プラント用直流電源設備の概略構成図である 比較例2の原子力発電プラント用直流電源設備の概略構成図である。
以下、図1〜図3を参照して本発明を原子力発電プラントに適用した場合の直流電源設備の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態による原子力発電プラント用直流電源設備の構成を示す。直流電源設備は、原子力発電プラント内の交流電力を充電器2で直流電力に変換して直流モータ13、直流計測/制御機器25などの直流負荷に供給するための設備である。
原子力発電所内の補機に交流電源を供給する交流低圧母線1から給電される充電器2は、交流低圧母線1から供給される交流電源を直流電源に変換し、充電器出力遮断器3および第1の蓄電池出力遮断器4を介して第1の蓄電池5を充電する。また、充電器出力遮断器3の出力側に接続される直流主母線盤6を介して各直流負荷、すなわち、直流モータ13、直流計測/制御機器25に直流電源、すなわち直流電力が供給される。
なお、直流モータ13の供給電力は、直流計測/制御機器25の供給電力よりも多い。
直流主母線盤6には、直流モータ13が接続される直流モータコントロールセンタ11への給電用遮断器、すなわち直流主母線盤遮断器(以下、直流モータコントロールセンタ用遮断機とも呼ぶ)7と、直流計測/制御機器(DCM/DCC)が接続される直流分電盤14への給電遮断器、すなわち直流主母線盤遮断器(以下、分電盤用遮断機とも呼ぶ)15が接続されている。
なお、直流モータコントロールセンタ11には、交流電源喪失時に唯一の原子炉冷却機能となるRCIC(原子炉隔離時冷却系)を運転するために必要なポンプ、弁等を駆動する直流モータ13が接続されている。これらの直流モータ13は直流負荷の中でも長時間の運転が要求されている。
直流モータコントロールセンタ用遮断器7と直流モータコントロールセンタ11間の電路には、ダイオード8が設置されており、ダイオード8により、直流電流の供給方向は、直流主母線盤6から直流モータコントロールセンタ11への方向に制限される。
直流モータコントロールセンタ11には、直流モータ給電用遮断器12が接続されており、直流モータ13への給電は直流モータ給電用遮断器12を介して行われる。また、直流モータコントロールセンタ11には、第2の蓄電池出力遮断器10を介して第2の蓄電池9が接続されている。したがって、直流モータコントロールセンタ11には、直流主母線盤6から直流電力が給電されるとともに、第2の蓄電池9からも直流電力が供給可能である。
原子力発電所内の交流電源が供給可能な場合は、充電器2は直流モータ13および直流計測/制御機器25に給電すると共に、第1の蓄電池5と第2の蓄電池9を浮動充電する。原子力発電所の外部電源喪失により、原子力発電所内の交流電源の供給が停止すると、直流計測/制御機器25へは、第1の蓄電池5から直流電源が供給される。また、直流モータ13には、第1の蓄電池5および第2の蓄電池9から直流電源が供給される。
すなわち、第2の蓄電池9は、直流モータ13への給電を専用に設けられた蓄電池であり、直流主母線盤6と直流モータコントロールセンタ11との間の電路に設置したダイオード8により、直流モータコントロールセンタ11以外の負荷には、給電できない構成としている。したがって、ダイオード8より上流側、すなわち、直流主母線盤6側の回路で短絡事故が発生した場合は、短絡箇所には第1の蓄電池5のみから短絡電流が供給される。また、第1の蓄電池5の容量が3000Ah以下であれば、回路に設置されている遮断器(遮断電流:40kA)で事故箇所を分離することが可能である。
また、直流モータコントロールセンタ11から給電される直流モータ13にて短絡事故が発生した場合は、短絡箇所には第2の蓄電池9、および第1の蓄電池5の両方から短絡電流が供給される。このとき、第1の蓄電池5から供給される短絡電流は、第1の蓄電池5から直流モータコントロールセンタ11までの電路のケーブル抵抗およびダイオード8の順電圧降下によって拘束される。そのため、短絡電流が直流モータ給電用遮断器12の遮断能力以下になるように電路のケーブル抵抗が選定される。
なお、十分な抵抗をケーブルにて確保できない場合は、短絡電流を制限するのに必要な抵抗分を挿入する第2の実施形態にて対応する。
電路のケーブル抵抗が大きくなると、直流モータコントロールセンタ11の電圧は、第1の蓄電池5および充電器2の出力端より低くなる。そのため、電路のケーブル抵抗による電圧降下を補償する分だけ、第1の蓄電池5および充電器2の出力電圧を定格の電圧よりも高く設定し、直流モータコントロールセンタ11では、定格の電圧値となるように構成する。
ただし、上記構成とした場合、負荷電流の少ない直流計測/制御機器25が接続される直流分電盤14と第1の蓄電池5との間の電路のケーブル抵抗が小さいと、電路での電圧降下が小さくなり、直流分電盤14の電圧は定格よりも高くなり、直流計測/制御機器25の機器寿命を縮めてしまうおそれがある。
このため、直流主母線盤6と直流分電盤14間の電路に流れる電流に関わらず一定の電圧を降下させるシリコンドロッパ16と、シリコンドロッパ16と並列となるように電路が設置される。この電路には、バイパスコンタクタ制御装置19で開閉が制御されるバイパスコンタクタ17が設置されている。また、直流分電盤14に直流電圧監視装置18が接続され、直流電圧監視装置18にて検知する電圧が所定の電圧値、すなわち直流計測/制御機器25の定格動作電圧範囲以上の場合は、バイパスコンタクタ制御装置19へバイパスコンタクタ17を開放する指令を出力する。これにより、バイパスコンタクタ17が開放され、直流分電盤14には、シリコンドロッパ16によって低下した電圧が印加される構成とし、直流計測/制御機器25を過電圧状態から保護する。
反対に、直流電圧監視装置18にて検知する電圧が設定値よりも低い場合は、バイパスコンタクタ制御装置19へバイパスコンタクタ17を閉成する指令を出力する。バイパスコンタクタ17が閉成されると、直流分電盤14には、シリコンドロッパ16をバイパスした電圧が印加される。
以上説明した第1の実施形態による原子力発電プラント用直流電源設備の作用効果について、比較例である図4、図5を参照して説明する。
まず、図4および図5の原子力発電プラント用直流電源設備の問題点について説明する。
図4は、従来の原子力発電プラント用直流電源設備の概略ブロック図である。
発電所内の補機に交流電源を供給する交流低圧母線1から給電される充電器2によって充電器出力遮断器3および第1の蓄電池出力遮断器4を介して第1の蓄電池5が充電されると同時に、充電器2および第1の蓄電池5の出力は充電器出力遮断器3および第1の蓄電池出力遮断器4を介して直流主母線盤6に供給される。
直流主母線盤6からは直流主母線盤遮断器7および直流主母線盤遮断器15を介して直流モータ13に給電する直流モータコントロールセンタ11、および直流分電盤遮断器24を介して直流計測/制御機器25に給電する直流分電盤14に給電される。更に直流モータコントロールセンタ11からは直流モータ給電用遮断器12を介して直流モータ13に給電される。
なお、直流が給電されて稼働する直流モータ13や直流計測/制御機器25をまとめて直流負荷と呼ぶ。
原子力発電プラント用直流電源設備の給電可能時間の延長には、非常用直流電源の供給源である第1の蓄電池5の容量増加が必要となるが、この蓄電池5を大容量化するには、蓄電池を並列に接続して対応することとなる。並列に接続している状態での蓄電池全体の抵抗は、蓄電池の大容量化に伴い小さくなり、直流電源設備に使用する遮断器の遮断電流は40kA以下であるのに対し、例えば制御弁式蓄電池の場合、蓄電池の容量が3000Ahを超えると、短絡電流が遮断器の遮断電流(40kA)を上回ることから、3000Ahを超える大容量化は困難であった。
したがって、蓄電池の大容量化の対応としては、予備の蓄電池を準備しておき、初めに使用した蓄電池が枯渇した後、枯渇した蓄電池を回路から切り離し、予備の蓄電池を回路に接続するという操作が必要である。
そこで、図5に示すように、第2の蓄電池9を第2の蓄電池出力遮断器10を経由して第1の蓄電池出力遮断器4と接続し、第1の蓄電池出力遮断器4と第2の蓄電池出力遮断器10が同時に両方とも閉成しない構成とする。これにより、直流電源設備の給電可能時間を延長することができる。図5の回路構成では、初めは第1の蓄電池出力遮断器4のみを閉成しておき、第1の蓄電池5の放電により、第1の蓄電池5が枯渇した後、第1の蓄電池出力遮断器4を開放し、第2の蓄電池出力遮断器10を閉成する。これにより、直流電源を供給するという操作、すなわち遮断器の開閉操作により第2の蓄電池9からの給電を開始することができる。
しかし、交流電源が喪失し、照明等も十分でない状況下での原子力発電プラント用直流電源の復旧対応において、運転員に遮断器の切替操作を要求することは、迅速な復旧作業の妨げとなる。また、通常時においても、第1の蓄電池5と第2の蓄電池9を浮動充電する必要から、第1の蓄電池出力遮断器4と第2の蓄電池出力遮断器10とを交互に切替える必要がある。
また、直流電源設備を直流負荷の設置される原子炉建屋から離れた高所に設置する対応場合、第1の蓄電池5から直流モータ13までの電路が長くなる。その結果、電路での電圧降下が大きくなり、その対応として、ケーブル物量(太さ、本数)を増加する必要があった。
このような比較例1および2に対して第1の実施形態の設備では次のような作用効果を奏することができる。
(1)直流主母線盤6に接続する第1の蓄電池5に加え、直流モータ13に給電する直流コントロールセンタ11に新たに第2の蓄電池9を接続した。外部電源喪失などの非常時において、2つの蓄電池5,9から直流モータ13への電流供給の切替制御は、人手による遮断器の切替を必要とせず、直流モータ13への給電は蓄電池5,9の蓄電量により自動的に開始される。
(2)直流モータ13で短絡が発生しても、短絡電流が遮断器12の遮断電流以下となるように、第1の蓄電池5および第2の蓄電池9から直流コントロールセンタ11までのケーブルの抵抗を適宜選択している。その結果、遮断器の破損を避けることができる。
(3)直流主母線盤6と直流モータコントロールセンタ11の間にダイオード8が設けられている。これにより、直流モータコントロールセンタ11に接続された第2の蓄電池9から直流主母線盤6側へ直流電力が供給されない。このような構成により、直流モータコントロールセンタ11と直流モータ13以外の部分で直流電源設備に短絡が発生しても、これに影響されず、直流モータ13の運転を継続することができる。
(4)電路のケーブル抵抗による電圧降下を補償する分だけ、第1の蓄電池5および充電器2の出力電圧を定格の電圧よりも高く設定し、直流モータコントロールセンタ11では、定格の電圧値となるように構成した。一方、低負荷側の直流主母線盤6と直流分電盤14間にシリコンドロッパ16とバイパスコンタクタ17の並列回路を挿入して、直流計測/制御機器25を過電圧状態から保護することができる。直流分電盤14の電圧が設定値よりも低い場合は、バイパスコンタクタ17を閉成して直流分電盤14の電圧を所定値に維持するようにした。したがって、低負荷である直流計測/制御機器25に安定した印加電圧を供給することができる。
以上のように第1の実施形態の原子力発電プラント用直流電源設備では、第1の蓄電池5とは別に第2の蓄電池9を設けて、外部電源喪失時に特許文献1の設備に比べて放電時間を長くし、さらに、外部電源喪失時に特許文献2では不可欠であった第1および第2の蓄電池の切替操作を必要とせずに蓄電池の放電時間を長くしつつ、ダイオード8により、短絡事故時に遮断器に大電流が流れることを防止することができる。その結果、信頼性の高い直流電源設備を提供できる。
第1の実施形態の設備を次のように変形して実施することができる。
バイパスコンタクタ17は手動により開閉するようにしてもよい。通常は、非常時において、作業員が操作せずとも、上記のように直流分電盤14の電圧を検出して、この電圧が低下した際に自動的にコンタクタが閉成されるように制御される。直流電圧監視装置18あるいはバイパスコンタクタ制御装置19が故障した場合、手動によるコンタクタ開閉を可能とすることで、直流計測/制御機器25への電源供給をさらに確実に行うことができる。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態による原子力発電プラント用直流電源設備の構成を示す。
第1の実施形態の設備は、直流主母線盤6と直流モータコントロールセンタ11間の電路にダイオード8だけを設けた構成である。これに対して第2の実施形態は、ダイオード8と直列に抵抗20を設置し、ダイオード8−抵抗20の回路と並列となる電路、すなわちバイパス回路も設置する。このバイパス回路には、バイパスコンタクタ21とバイパス回路用ダイオード23が設けられる。
直流モータコントロールセンタ11には直流電圧監視装置26が接続され、直流モータコントロールセンタ11の電圧が直流電圧監視装置26で監視される。直流電圧監視装置26で監視された直流モータコントロールセンタ11の電圧が所定の電圧値、たとえば直流モータ13が動作する定格電圧範囲以上の場合であれば、バイパスコンタクタ21を開放させる指令がバイパスコンタクタ制御装置27からバイパスコンタクタ21に出力される。これによりバイパスコンタクタ21が開放されることにより、直流モータコントロールセンタ11には、ダイオード8および抵抗20によって低下した電圧が印加される。
また、逆に、直流モータコントロールセンタ11に接続される電圧が所定の電圧値よりも低い場合は、直流電圧監視装置26は、バイパスコンタクタ21を閉成する指令をバイパスコンタクタ制御装置27がバイパスコンタクタ21に出力される。これによりバイパスコンタクタ21が閉成されることにより、直流モータコントロールセンタ11には、ダイオード8、抵抗20をバイパスした電圧、すなわち抵抗20による電圧降下のない電圧が印加される。
抵抗20の値は、直流モータ給電用遮断器12の下流側で短絡事故が発生した場合に、第2の蓄電池9、および第1の蓄電池5の両方から供給される短絡電流の合計が直流モータ給電用遮断器12の遮断電流40kA以下になる値とする。
また、ダイオード8−抵抗20の回路に並列接続されたバイパスコンタクタ21が閉成している状態は、直流モータコントロールセンタ11の電圧が定格値よりも低くなっている状態である。この時は、第2の蓄電池9、第1の蓄電池5とも電圧が下がっているので、バイパスコンタクタ21が開路している状態よりも短絡電流は小さくなる。直流モータ13で短絡事故が発生した場合は、第2の蓄電池9および第1の蓄電池5の両方から供給される短絡電流の合計が、40kA以下となるように、第1の蓄電池5および第2の蓄電池9から直流モータコントロールセンタ11までの電路のケーブルの抵抗値が選定される。
以上のように抵抗20の抵抗値と、第1の蓄電池5および第2の蓄電池9から直流モータコントロールセンタ11までの電路のケーブルの抵抗値を選定することにより、直流モータ13で短絡事故が発生しても、遮断器でこの短絡電流を遮断することができる。
以上説明した第2の実施形態の設備は、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができ、さらに次のような作用効果も奏する。
(1)直流モータ13で短絡が発生しても、短絡電流が遮断器12の遮断電流以下となるようにすることができ、遮断器の破損を避けることができる。短絡電流を遮断器12の遮断電流以下とするために、第2の実施形態では直流主母線盤6と直流モータコントロールセンタ11の間の電路にダイオード8および抵抗20が設置されている。ダイオード8よりも直流主母線盤6側の回路で短絡事故が発生した時には、直流主母線盤6に接続された第1の蓄電池5のみから短絡電流が供給される。ダイオード8よりも直流モータコントロールセンタ11側の直流モータ13が接続されている回路で短絡事故が発生した時には、直流モータコントロールセンタ11に接続された第2の蓄電池9からの短絡電流と、直流主母線盤6に接続された第1の蓄電池5から短絡点までの電路のケーブル抵抗、および設置された抵抗20によって拘束された短絡電流が供給される。これらの短絡電流が遮断器の遮断電流以下となるように、第1および第2の蓄電池5,9から直流モータコントロールセンタ11までの電路の抵抗値を選定することにより、蓄電池の大容量化、すなわち、直流電源設備の電源供給時間を延長を可能としている。
第2の実施形態の設備を次のように変形して実施することができる。
(1)直流電圧監視装置26からバイパスコンタクタ21へ送信される信号は、直流モータコントロールセンタ11の電圧値としてもよい。この場合、バイパスコンタクタ制御装置27側で、直流モータコントロールセンタ11の電圧値が所定の電圧値より高い場合は、バイパスコンタクタ21を開放し、あるいは所定の電圧値以下の場合はバイパスコンタクタを閉成するように制御するようにしてもよい。
(2)バイパスコンタクタ21は手動により開閉するようにしてもよい。通常は、非常時において、作業員が操作せずとも、上記のように直流モータコントロールセンタ11の電圧を検出して、この電圧が低下した際に自動的にコンタクタが閉成されるように制御される。直流電圧監視装置あるいはバイパスコンタクタ制御装置が故障した場合、手動によるコンタクタ開閉を可能とすることで、直流モータへの電源供給をさらに確実に行うことができる。
(第3の実施形態)
図3は第3の実施形態による原子力発電プラント用直流電源設備の構成を示す。第1の実施形態が直流主母線盤6と直流モータコントロールセンタ11間の電路にダイオード8を、直流主母線盤6と直流分電盤14の間にシリコンドロッパ16を設けているのに対して、第3の実施形態では、直流主母線盤6と直流モータコントロールセンタ11間の電路にDC−DCコンバータ28を、また、直流主母線盤6と直流分電盤14間の電路にDC−DCコンバータ29を設置した構成となっている。
詳細な回路は省略するが、DC−DCコンバータ28、29は、スイッチング素子、コイル、コンデンサ、ダイオード等を備える。昇圧動作を行う場合は、DC−DCコンバータ28、29は、入力される直流電源からの電力をスイッチング素子でOn−Offし、On時にコイルに蓄えられたエネルギーをOff時に入力直流電源に上乗せして出力することにより入力よりも高い電圧を出力する。この出力電圧の制御は、スイッチング素子のOn−Off時間を制御することにより行うことができ、入力電圧が変化しても出力電圧を所定の電圧値に保つことが可能である。
また、DC−DCコンバータ28、29の出力側には、第1、第2の実施形態と同様にダイオード(不図示)が設けられ、第2の蓄電池9からDC−DCコンバータ28、29から直流主母線盤6側への電源供給は出来ない構成となっている。
更に直流主母線盤6と直流モータコントロールセンタ11間の電路に設置したDC−DCコンバータ28には垂下特性を持たせ、出力電流が過大になることを抑制している。これにより、直流モータ13にて短絡事故が発生した場合、第2の蓄電池9および第1の蓄電池5の両方から供給される短絡電流の合計が40kA以下となるようにする。
なお、DC−DCコンバータ28、29の制御は次のとおりである。直流モータコントロールセンタ11、および直流分電盤14のそれぞれに直流電圧監視装置26、18が接続される。直流電圧監視装置26、18により検出される直流電圧が所定の電圧値以下となった場合に、直流主母線盤6側から供給される直流電圧を昇圧して、直流モータコントロールセンタ11および直流分電盤14の電圧が所定の電圧になるように、それぞれの回路のDC−DCコンバータ28、29を制御する。
なお、この場合、所定の電圧値とは、たとえば直流モータコントロールセンタ11においては直流モータ13の動作する定格電圧範囲であり、直流分電盤14においては直流計測/制御機器25の定格動作電圧範囲である。
なお、DC−DCコンバータは上記のように昇圧だけでなく、降圧も可能な構成とすることもできる。昇降圧が可能なDC−DCコンバータを用いることにより、入力される直流電源の電圧が所定の電圧より低い場合は、上記のように所定の電圧となるように昇圧する。あるいは入力される直流電源電圧が所定の電圧より高い場合は、これを降圧して直流分電盤14側に供給する。すなわち、入力される直流電源の電圧を昇圧あるいは降圧して調整し、直流分電盤14側に供給することができる。
以上説明した第3の実施形態の設備は、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができ、さらに次のような作用効果も奏する。
(1)直流主母線盤6と直流モータコントロールセンタ11の間にダイオードを備えたDC−DCコンバータ28が設けられている。これにより、直流モータコントロールセンタ11に接続された第2の蓄電池9から直流主母線盤6側へ直流電力が供給されない。このような構成により、直流モータコントロールセンタ11と直流モータ13以外の部分で直流電源設備に短絡が発生しても、これに影響されず、直流モータ13の運転を継続することができる。
(2)直流計測/制御機器25側の給電ラインにもDC/DCコンバーター29を挿入し、直流分電盤14の電圧が安定するようにした。これにより、直流計測/制御機器25に安定した印加電圧を供給することができる。
(3)直流モータ13で短絡が発生しても、短絡電流が遮断器12の遮断電流以下となるようにすることができ、遮断器の破損を避けることができる。短絡電流を遮断器12の遮断電流以下とするために、第3の実施形態では、第2の実施形態で使用する抵抗20に替えて垂下特性を持つDC−DCコンバータ28を設けている。
以上の説明は本発明の実施形態の例であり、本発明はこれらの実施形態に限定されない。当業者であれば、本発明の特徴を損なわずに様々な変形実施が可能である。
1・・・交流低圧母線
2・・・充電器
3・・・充電器出力遮断器
4・・・第1の蓄電池出力遮断器
5・・・第1の蓄電池
6・・・直流主母線盤、
7・・・直流主母線盤遮断器(モータコントロールセンタ用)
8・・・ダイオード
9・・・第2の蓄電池
10・・・第2の蓄電池出力遮断器
11・・・直流モータコントロールセンタ
12・・・直流モータ給電用遮断器
13・・・直流モータ
14・・・直流分電盤
15・・・直流主母線盤遮断器(分電盤用)
16・・・シリコンドロッパ
17・・・バイパスコンタクタ
18、26・・・直流電圧監視装置
19・・・バイパスコンタクタ制御装置
20・・・抵抗
21・・・ダイオード−抵抗回路バイパスコンタクタ
23・・・バイパス回路用ダイオード
24・・・直流分電盤遮断器
25・・・直流計測/制御機器(DCM/DCC)
27・・・バイパスコンタクタ制御装置
28、29・・・DC−DCコンバータ

Claims (8)

  1. 原子力発電プラントにおける発電所内の補機に交流電力を供給する低圧母線に接続され、前記低圧母線から交流電源が供給される充電器と、
    前記充電器の出力側に充電器出力遮断器および第1の蓄電池出力遮断器を介して接続される第1の蓄電池と、
    前記充電器の出力側に前記充電器出力遮断器を介して接続される直流主母線盤と、
    前記直流主母線盤の出力側に直流主母線盤出力第1遮断器を介して接続され、直流モータに直流電力を供給する直流モータコントロールセンタと、
    前記直流コントロールセンタに第2の蓄電池出力遮断器を介して接続された第2の蓄電池と、
    前記直流主母線盤出力第1遮断器と前記直流モータコントロールセンタ間の電路に設けられ、前記第2の蓄電池から前記直流主母線盤への電流の流れを阻止する電気装置とを備えることを特徴とする原子力発電プラント用直流電源設備。
  2. 請求項1に記載の原子力発電プラント用直流電源設備において、
    前記電気装置は、前記直流主母線盤出力第1遮断器と前記直流モータコントロールセンタ間に設けたダイオードであり、
    前記ダイオード8にさらに抵抗が直列に接続された直列回路と、
    前記直列回路と並列に接続され、互いに直列に接続されたダイオードとバイパスコンタクタとを有するバイパス回路とをさらに備えることを特徴とする原子力発電プラント用直流電源設備。
  3. 請求項2に記載の原子力発電プラント用直流電源設備において、
    前記直流モータコントロールセンタの直流電圧を検出する直流電圧監視装置と、
    前記バイパスコンタクタの開閉を制御するバイパスコンタクタ制御装置とをさらに備え、
    前記直流電圧監視装置にて検出された電圧が所定の電圧以下となった場合に、前記バイパスコンタクタ制御装置は、前記バイパスコンタクタを閉成し、
    前記直流電源監視装置にて検出された電圧が所定の電圧以上となった場合に、前記バイパスコンタクタ制御装置は、前記バイパスコンタクタを開放する制御を行うことを特徴とする原子力発電プラント用直流電源設備。
  4. 請求項2または3に記載の原子力発電プラント用直流電源設備において、
    前記第1の蓄電池および前記第2の蓄電池から前記直流モータコントロールセンタまでの抵抗値と前記直列回路の抵抗の抵抗値との和が、前記直流モータで短絡が発生した時の短絡電流を、前記直流モータコントロールセンタと前記直流モータとの間に設けられた直流モータ用遮断器の遮断電流以下とするように設定されていることを特徴とする原子力発電プラント用直流電源設備。
  5. 請求項1に記載の原子力発電プラント用直流電源設備において、
    前記電気装置は、前記直流主母線盤出力第1遮断器と前記直流モータコントロールセンタ間の電路に設けられたDC−DCコンバータであり、
    前記直流モータコントロールセンタの直流電圧を検出する直流電圧監視装置をさらに備え、
    前記直流電圧監視装置にて検出された電圧が所定の電圧より上昇/低下した場合に、前記DC−DCコンバータは前記直流主母線盤から供給される直流電圧を所定の電圧に調整することを特徴とする原子力発電プラント用直流電源設備。
  6. 請求項1に記載の原子力発電プラント用直流電源設備において、
    前記直流主母線盤から直流主母線盤出力第2遮断器を介して接続され、直流計測/制御機器に直流電力を供給する直流分電盤と、
    前記直流主母線盤出力第2遮断器と直流分電盤間の電路に設けられたシリコンドロッパと、
    当該シリコンドロッパに並列に設けられたバイパスコンタクタとを備えることを特徴とする原子力発電プラント用直流電源設備。
  7. 請求項6に記載の原子力発電プラント用直流電源設備において、
    前記直流分電盤の直流電圧を検出する直流電圧監視装置と、
    前記バイパスコンタクタの開閉を制御するバイパスコンタクタ制御装置とをさらに備え、
    前記直流電圧監視装置にて検出された電圧が所定の電圧以下となった場合に前記バイパスコンタクタ制御装置は、前記バイパスコンタクタを閉成し、
    前記直流電源監視装置にて検出された電圧が所定の電圧以上となった場合に、前記バイパスコンタクタ制御装置は、前記バイパスコンタクタを開放する制御を行うことを特徴とする原子力発電プラント用直流電源設備。
  8. 請求項1に記載の原子力発電プラント用直流電源設備において、
    前記直流主母線盤から直流主母線盤出力第2遮断器を介して接続され、直流計測/制御機器に直流電力を供給する直流分電盤と、
    前記直流主母線盤出力第2遮断器と前記直流分電盤間の電路に設けられたDC−DCコンバータと、
    前記直流分電盤の直流電圧を検出する直流電圧監視装置とをさらに備え、
    前記直流電圧監視装置にて検出された電圧が所定の電圧より低下した場合に、前記DC−DCコンバータは前記主母線盤から供給される直流電圧を所定の電圧に昇圧することを特徴とする原子力発電プラント用直流電源設備。
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