JP2014055432A - 連結式ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】花壇枠や間仕切り等において、セメントや接着剤を使用せず、直線的かつ曲線的なレイアウトの構造物を簡単に構築できる、連結式ブロックの提供を課題とする。
【解決手段】底面が正方形の正四角柱30の底面および上面の中央に連結用の穴20をあけたものを1単位とし、穴があいた面を同方向にしてこの1単位を複数個直列に並べた直方体の長辺両端を、正八角形の半分の形にした八角柱ブロック10で、連結用の穴に係合する差込み用の連結棒により連結する連結式ブロックにより、直線的かつ曲線的なレイアウトの花壇枠や間仕切り等の構築資材を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、花壇枠や間仕切り等を直線的だけでなく曲線的なレイアウトでも構築できる、連結式ブロックに関するものである。
花壇枠には、レンガやコンクリートブロックが一般に使用されており、耐久性があるこれらの素材は広く普及している。レンガやコンクリートブロックを相互に連結するには接着材料として通常セメントが使用され、これらは一度形作られると、長期間その構築物を保っている。
セメント等の接着材料を使用している場合、一度構築してしまった物を作り替えるには、構築物を一旦破壊してから作り直す事が多い上に、破壊した物は再利用ができずに産業廃棄物として捨てられる事が多い。
接着材料を使用しない市販されている花壇枠用のブロックは存在するが、これらはお互いのブロックを積み重ねた場合にブロック同士がずれないようにブロック表面を加工してあるか、表面加工した緩衝材をブロックの間に敷きこんでいる。これらは、ずれないだけで、ブロック同士が強固に連結している状態では無いため、加えた力の方向によってはブロック同士が簡単に外れる。
本発明と類似したものでは、特開2003-105916の「花壇用園芸ブロック」や、実用新案登録第3132441号「園芸用ブロック」であり、連結できる構造を有しているが、製品製造に於いては、樹脂等の成形加工を前提とした形状となっており製品化へのハードルは高い上に、連結した構造物は、隣接ブロックとの境界が円形となっているために、直線や曲線のレイアウトはできるが、隣り合うブロックの動きを制限できないために小さな外力で変形する。
特開2003-105916の「花壇用園芸ブロック」 実用新案登録第3132441号「園芸用ブロック」
解決しようする問題点は、花壇枠や間仕切りを構築するブロックにおいて、直線のみならず、曲線的なレイアウトを実現でき、ブロック相互が強固に連結できる上に、簡単に連結を外して元のブロック単体に戻せるような機能を有する物で、ブロックを製作する上で一般的な工具を使用して簡単な加工で済む物が無い点である。
底面が正方形の正四角柱の底面および上面の中央に連結用の穴をあけたものを1単位とし、穴があいた面を上にしてこの1単位を複数個直列に並べた直方体の長辺両端を正八角形の半分の形にした八角柱の形状を有したブロックで、連結用の穴に係合する差込み用の連結棒により連結する連結式ブロック。
本連結式ブロックでは、連結された同一平面での隣のブロックとの距離は、どの角度で隣り合っても同一であり、隣接するブロックの側面同士が線では無く平面で密着する事により、連結棒での連結の相乗効果により、連結したブロック構造体の変形を防止する。
八角柱の簡素な形であるがために、製作に於いては、長方形の素材を、切る、穴をあける、削るといった、ありふれた電動工具での加工で作る事ができる。また、連結棒なのは同様に丸棒を切って削る作業のみで作る事ができる。
本発明では組み合わせたブロック同士が連結棒と連結穴との接触抵抗により強固に連結されているので、ブロックを複数段積み上げる事ができ、どの方向からの力にも簡単に連結した構造物が壊れる事がない。このため、複数ブロックを積み上げながら、幅や高さが自由な、直線と曲線が入り混じった構造物を構築する事ができる。しかも、連結棒はマイナスドライバー等の工具を使用すれば、簡単に外してブロック単体に戻す事ができ、再利用ができる利点がある。
八角柱ブロックの構造と形状の説明図である。 連結棒の構造と形状の説明図である。 八角柱ブロックの連結方法の説明図である。 八角柱ブロックを様々な角度で連結した場合の平面図である。 八角柱ブロックと十二角柱ブロックの中心点から各辺までの距離の説明図である。 六角柱ブロックと十角柱ブロックの中心点から各辺までの距離の説明図である。 楕円柱の中心点から円弧までの距離の説明図である。 八角柱ブロックの中心点から隣接ブロックまでの距離の説明図である。 八角柱ブロックの種類(縦横比別)についての説明図である。 面取りを行った八角柱ブロックの構造と形状 八角柱ブロックを連結した構造物の実証写真の例1である。 八角柱ブロックを連結した構造物の実証写真の例2である。
直線的かつ曲線的な形状でも連結可能な連結式ブロックを、八角柱に連結用の穴をあけた簡素な形状で実現した。
図1は正四角柱を2個並べた横幅の八角柱ブロックであって、基本ブロックとして通常使用する目的で作成する。基本ブロックは、木材、樹脂、金属等の材料を、連結用の穴が2つあいた八角柱ブロックの形状に成形または加工する。穴の中心点から八角柱の各辺に直角に引いた直線は全て同一長さとなる。
図2は連結棒の図である。連結棒の直径は、八角柱ブロックの連結穴の直径から連結穴の直径+1mmの間とする。連結棒の直径を連結穴より少し大きくする事で、接触抵抗を大きくさせ、ブロック同士を外れにくくさせる。連結棒の先端は面取りしておくと、連結穴へスムーズに挿入できるようになる。
ブロック同士は図3のように、上段と下段のブロックを交互に連結棒で連結する。
図4はレイアウトが自由にできる事を説明した図である。端の形状が正八角形であるため、平面的には直線、直角、135度で連結できる。ゆるやかな曲線や直線で構成したレイアウト等、自由度の高い花壇枠のレイアウト設計が可能である。
図5のように八角柱ブロックや十二角柱ブロックは、連結穴の中心点から隣接するブロックまでの距離がどの辺に於いても同一である事を特徴とする。図5中のaが中心点からの距離を表す。これが、図6のように六角柱や十角注とした場合は、各辺に引いた直線は同一の長さとはならず、連結したブロック間に隙間が生じたり、隣のブロックとの距離が長すぎて連結できなかったりと、ブロックを連結する場合に支障が発生するため、連結式ブロックとしては使用できない。図6中のa、b、cが中心点からの距離であり、aとbとcは同一長さでは無い。尚、楕円柱は、図7のように穴の中心点から円弧の接線までの距離は同一で、隣接するブロックの距離も同一となるが、隣接するブロック同士が面では無く、線で接しており連結物の動きを制限する力が働かない。図7中のaが中心点からの距離である。このことから、十二角柱については、八角柱と同様に連結式ブロックとして加工成形して使用する事ができる。
八角柱ブロックの場合の隣接ブロックまでの距離は図8で、aは連結穴中心から隣接ブロックに接する辺に直角に引いた線の距離であり、bは連結穴中心から隣接ブロックに接する辺の端に引いた線の距離である。ここで、aを30mmとしてbを求めると、b=30/cos22.5°で、bは約32.5mmとなる。aとbの差分は2.5mmであり、この差分が抵抗となり隣接ブロックとのずれをなくし、ブロックを連結した場合に構造物が変形するのを防止する。
図9は八角柱の底面の縦と横の比が1:1、1:2、1:3の八角柱ブロックの図である。縦横1:2の八角柱ブロックを基本ブロックとし通常に使用し、縦横1:1の八角柱ブロックは基本ブロックで正八角柱の空が生じた時に穴埋めに使用する。縦横1:3のブロックは、連結したブロックが交差するような場所で、3つの穴の内、中央の穴の上でブロック同士を交差させる。その他、1:4以上のブロックも必要に応じて同様に作成する。
図8中のeは縦の長さを表す。
八角柱ブロックの高さに制限は無いが、統一しておくと連結構造物を構築するのがし易くなる。尚、同一段のブロックは、同一の高さである事が連結の条件となる。
素材においても制限は無い。ただし、木材とした場合は、成形加工といった大掛かりな製造機械が必要でなく、日曜大工程度の木工機械があればブロックの製造が可能である。また、素材が木材であれば廃棄処理する場合は、焼却が可能となるし、そのままにしておけば腐食して分解されてしまい環境への影響が少ない。素材を樹脂とした場合は、成形加工が必要となるが大量に生産する場合は有利である。素材が金属の場合は、飾りの要素が必要な間仕切り等に使用できる。
本ブロックを組み上げた場合に、最上段に穴が開いた状態となるが、これはそのまま残しても意匠上の支障は無い。それでも穴を隠したい場合は、短い連結棒を作成して穴埋めに使用するか。底面は連結穴を開けるが、上面には穴を開けないブロックを製造する事で解決する。
木製ブロックを花壇枠とした場合に問題となるのが虫による食害や腐食であるが、これらは塗装する事である程度防ぐ事が可能である。通常のペイントによる塗装の他に、亜麻仁油等の自然素材による木材のコーティングで対応する。
図10は八角柱ブロックの長辺の4辺を面取りしたブロックの図である。面取り以外は請求項1のブロックと同一である。面取りした八角柱ブロックの利点は、連結したブロックを外す時に、面取りした箇所からドライバー等の工具が差し込み安くなる点である。尚、十二角柱ブロックでも八角柱と同様に面取りを行う。
図11および図12は八角柱ブロックを連結した写真である。直線のみならず曲線的な連結ができ、高さも形も自由に花壇を構築できる実証例となっている。
本発明品が最も力を発揮する加工素材としては木材で、短い寸法の角材でも加工して利用できる事であり、間伐材や端材等の通常利用が難しい木材でも使用できる点である。しかも、木材は比重が小さいために、製品とした場合に他の素材より軽くて、老人や子供にも楽に取り扱える事が最大の特徴である。
10 八角柱ブロック
20 連結用穴
21 連結棒
30 正四角柱
40 ブロックの面取り

Claims (2)

  1. 底面が正方形の正四角柱の底面および上面の中央に連結用の穴をあけたものを1単位とし、穴があいた面を上にしてこの1単位を複数個直列に並べた直方体の長辺両端を正八角形の半分の形にした八角柱の形状を有したブロックで、連結用の穴に係合する差込み用の連結棒により連結する連結式ブロック。
  2. 請求項1記載のブロックの長辺角を面取りした連結式ブロック。
JP2012200289A 2012-09-12 2012-09-12 連結式ブロック Pending JP2014055432A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107965061A (zh) * 2017-12-29 2018-04-27 黑龙江省寒地建筑科学研究院 一种用于建筑的无机复合保温系统
JP7040828B1 (ja) * 2021-02-17 2022-03-23 株式会社松浪・コンストラクトデザイン 一級建築士事務所 耐震性切欠きレンガ

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