JP2014054482A - Oct装置のイメージングプローブ - Google Patents

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Yasunori Sumi
保徳 角
Isao Nishida
功 西田
Chang-Ho Chung
昌鎬 鄭
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Abstract

【課題】安全に生体に挿入し、光を走査して出射して反射光を受光することができるOCT用のイメージングプローブを提供すること。
【解決手段】プローブ30に透明のアタッチメント38を取付ける。プローブよりレーザ光を出射しスキャニングさせ、反射光を受光するときに、出射光、反射光がアタッチメント38内を通過するようにする。イメージングプローブのアタッチメントをインプラント治療の際の下顎骨をドリリングしている際に形成した穴に挿入する。こうすればOCT装置を用いて走査した面の断面画像を得ることができ、インプラントのドリリングの際の下顎管の損傷を未然に防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は光を偏向させて測定対象を走査し、断面画像を得るOCT装置のイメージングプローブに関するものである。
従来、レーザ光を偏向させて対象物を走査し、その反射光を用いて測定対象の状態を観測するOCT装置が用いられている。特に医療の分野においては、光診断は原理的に非侵襲で患者に痛み等の負担を与えず、早急な治療を要する診断を円滑にしたり、又は治療中の経過観察をすることができると考えられ、医療に多大な貢献が期待される。このような光診断では生体内に光プローブや内視鏡を挿入し、光ファイバを通じて信号光を生体部位にあてて後方に戻る光を同じ光ファイバを用いて伝播させ、その光の強度や周波数成分等を解析することによって部位の断面の状態を診断することができる。
歯科分野においては歯牙の欠損部分に強固に義歯を植え立てるインプラント治療が知られている。インプラント治療では顎骨にフィクスチャを埋め込み、フィクスチャに人口歯(デンタルインプラント)の支台となるアバットメント部を取り付け、更にアバットメントに人工歯を取付けている。従ってフィクスチャを埋めるためには歯槽骨をドリリングし顎骨に穴を空けることが必要になる。
しかし、最近この手術の際に、下顎管損傷事故が多発し問題となっている。下の顎の歯の下にある管状の下顎管内には、その中に下歯槽神経、下歯槽動脈・静脈が通っている。この下顎管はインプラント埋込部位の近くに位置しているため、インプラント手術の際のドリリングにより傷つく可能性があった。この下顎管の神経が傷ついてしまうと、唇や顔面などが麻痺したり、動脈や静脈が傷ついてしまい、場合によっては後遺症が残ることがあるという問題点がある。
そこでこのような事故を未然に防ぐために、現在ではレントゲンで下顎管の位置を確認し、おおよその位置を想定して、ドリリングを停止している。しかしレントゲンによる確認では下顎管の位置が不明瞭で歯科医の技量や感に頼るところが大きく、事故を完全に防止することはできない。
そこで特許文献1にはインプラント治療を行うために、患者の顎の複製である歯形にCT画像を貼り付けたものを用いて目視確認することによってインプラントの挿入位置や挿入方法を検討する方法が示されている。
一方、近年インプラント治療以外であっても歯科口腔応用においてう蝕診断や、口腔癌などの診断、根管内の検査など、口腔内の小さな穴の中の断層状態の確認が必要な場合がある。
特開2006−141561号公報
しかし特許文献1に示される方法を用いてもドリリングによって歯槽骨に穴を形成する場合に、正確に所望の深さまで穴を明けることが難しいという問題点があった。
OCT装置は、赤外光を使用して非侵襲に断層を画像化できる。従ってドリリングしながら、下顎管までの距離や停止位置を随時直接確認しながら進めることが可能で、事故の防止に役立つことが考えられる。
しかしながらインプラントのために歯槽骨へドリリングする際には、穴の径が数mmと細く、穴の深い部分まで光を導く必要がある。また歯肉の切開によって出血した状態なので、光が血液でブロックされドリリングした底面まで届かないことが多く、実際の測定は困難である。
そこで本発明はこのような従来の課題に着目してなされたものであって、ドリリング中であっても正確に光を測定領域に照射でき、OCT装置を用いて口腔の断層画像を得ることができるようにすることを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のイメージングプローブは、側方にレーザ光を照射し、照射方向を走査するプローブと、前記プローブの光出射面に取付けられ、、前記プローブのレーザ光を測定領域に導くアッタチメントと、を具備し、前記アタッチメントの長さは前記アタッチメントの先端部分に光を集束する光路長を有するものである。
ここで前記アッタチメントは、柱状の透明部材としてもよい。
ここで前記アッタチメントは、筒状で先端に透明窓を有するようにしてもよい。
このように本発明によれば、OCT装置のイメージングプローブの出射部に穴径よりも細く、光ビームの走査有効範囲内に、透明、あるいは空洞のアタッチメントを取り付けることを特長としている。これにより、OCT観察用の光ビームはアタッチメントを通過するため血液などによってブロックされることはなく、測定領域にまで導かれる。従って内部の断層を鮮明に画像化することができ、下顎管の位置を確認することができるという効果が得られる。
図1は本発明の第1の実施の形態によるイメージングプローブを用いたOCTによる画像表示システムのブロック図である。 図2は本実施の形態のイメージングプローブとアタッチメントを示す概略図である。 図3はこの実施の形態によるイメージングプローブを用いてドリリングした穴の断面を測定する状態を示す概略図である。 図4は本発明の第2の実施の形態によるイメージングプローブを示す概略図である。
次に本発明の実施の形態について説明する。図1は実施の形態によるイメージングプローブを用いたOCT装置の構成の一例を示すブロック図である。本図においてチューナブルレーザ11は波長が例えば1μm以上で所定範囲、例えば100nmの範囲の波長の光を出力するものである。チューナブルレーザ11はトリガ発生部12より与えられるタイミングで発振波長を周期的に変化させる。チューナブルレーザ11からの出力は光ファイバ13を介して光サーキュレータ14に与えられる。光サーキュレータ14は端子14a,14b,14cを有し、端子14aに加わった光は端子14bより、端子14bに加わった光は端子14cより出射するものである。光サーキュレータ14の端子14b側には光分岐部15が設けられている。光分岐部15は励起光をシングルモードの光ファイバ16を介して後述するイメージングプローブ側に伝送すると共に、光ファイバ17を介して参照鏡18にも出射し、イメージングプローブと参照鏡18からの反射光をバランス型のフォトダイオード(BR)19側に伝送するものである。フォトダイオード19は光信号を電気信号に変換するもので、その出力は増幅器20,ローパスフィルタ(LPF)21及びAD変換器22を介して信号処理部23に加えられる。信号処理部23はこの反射光の強度又は周波数変化に基づいて断面画像を生成して、画像表示部24上に表示するものである。
次にイメージングプローブとその周辺部分について図2を用いて説明する。本実施の形態では光ファイバ16の先端にプローブ30が設けられている。図2においてプローブ30はケース31内に光ファイバ16が導入されており、光ファイバ16の先端にはコリメートレンズ32が設けられる。コリメートレンズ32の光軸上にはミラー33、ガルバノミラー34が配置されている。ガルバノミラー34は一定の周期でその反射角度を図中矢印に示すようにわずかに回動させるための駆動部35が連結されている。ガルバノミラー34は平行なコリメート光をレンズ36の異なった位置に向けて反射させるものである。レンズ36はガルバノミラー34より入射した光を集光するものであり、その光は下方に折り返すためのミラー37に入射される。ミラー37は図示のようにプローブ30の長手方向に対して約45°の角度となるように取付けられている。
さてプローブ30の側方には図示のようにアタッチメント38が取付けられる。アタッチメント38は例えば円筒形で数mm程度の径を有する透明部材であって、プローブ30に固定的に取付けられてもよく、着脱自在であってもよい。ここでアタッチメント38は光をそのまま伝送することができる透明体であればよく、プラスチック部材、又はガラスであってもよい。アタッチメント38の長さLはレンズ36で集光された光がアタッチメント38のすぐ外側で焦点を結ぶために必要な光路長を有する長さ、例えば6〜10mmの長さを有し、断面はインプラント治療のドリリングの際に穴に入り込む大きさとする。ミラー37で折り返された光はプローブ31の側方に着脱自在に取付けられているアタッチメント38を通過してアッタチメント38の下方に向けて照射され、下方で集光する。
次に本実施の形態によるイメージングプローブの使用方法について図3を用いて説明する。インプラント治療では顎骨にフィクスチャを埋め込み、フィクスチャに人口歯(デンタルインプラント)の支台となるアバットメント部を取り付ける。従ってフィクスチャを埋めるためには歯槽骨をドリリングし顎骨に穴を空けることが必要になる。図3はインプラント治療のため、顎骨41に穴42をドリリングした状態を示している。顎骨41の上部には歯肉43、下方には下顎管44が通過しているものとする。
このとき図3に示すように、プローブ30の側方に取付けられているアタッチメント38をドリリング中の穴42に挿入し、アタッチメント38の先端面を穴42の底面に接触させる。そしてこのOCT装置を駆動させる。即ち図1のチューナブルレーザ11をトリガ発生部12によって周期的に波長を走査するように駆動する。そして波長走査光を光ファイバ13、光サーキュレータ14、光ファイバ16を介してイメージングプローブ30に導く。そして光ファイバ16からのレーザ光をミラー33,ガルバノミラー34を介してレンズ36に導き、レンズ30で集光してミラー37を介してアタッチメント38の前方に照射する。そうすれば測定点からの反射光はそのまま対物レンズ43を介して光ファイバ16に加わり、更に光分岐部15、光サーキュレータ14を介して分析装置側に戻る。このときアタッチメント38の端面が開口の底面に接することとなるため、正反射によるノイズの影響を軽減することができる。
ここでガルバノメータ34を図2の矢印方向に回動させることによってプローブ31のケース32内では光軸はレンズ36とミラー37との間に上下方向に移動し、ミラー38で反射されたレーザ光は図2のz軸に平行な状態を保ったままx軸方向に走査される。これによりOCT装置ではxz軸の2次元の断面画像を生成して画像表示部24に表示することができる。
そしてその測定により下顎管44に達するまでまだ十分の間隔がある場合には、更にドリリングを続けて必要な深さの穴を形成することができる。穴の形成後に再びアタッチメント38を図示のように挿入する。そして測定エリアに下顎管44が検出され、下顎管44までの間隔が所定の値となればドリリングを停止する。このようにドリリングの途中にプローブ30のアタッチメント38を挿入することによって下顎管44までドリルの刃が達することがなく、下顎管44の損傷を未然に防止することができる。
次に本発明の第2の実施の形態について図4を用いて説明する。この実施の形態ではプローブ30の主要部分は図2のものと同様であり、アタッチメントのみが異なっている。この実施の形態ではアタッチメント39は円筒状の部材とする。アタッチメントの側方は透明部材、不透明部材のいずれであってもよく、先端面の窓39aのみが透明であればよい。又アタッチメント39は円筒状であってもよく、直方体状であってもよい。特に光がスキャニングされるx軸方向に細長い角柱状のものであってもよい。
この実施の形態の動作においてもインプラント治療に顎骨のドリリングの際に同様に用いて下顎管44の損傷を未然に防止することができる。又アタッチメント39の先端の面はドリリングした顎骨の底面に接触させることとすれば正反射によるノイズの影響を軽減することができる。
又この実施の形態ではインプラント治療の際の顎骨にドリリングする際に用いるようにしているが、他の部分のドリリングなど測定対象に近い位置にレーザ光を導くようにしたOCT装置のプローブに用いることができる。
本発明のプローブアッタチメントはインプラントの挿入穴を形成する際にドリルによって開口する深さをOCT画像として容易に確認することができ、OCT装置に好適に用いることができる。
11 チューナブルレーザ
12 駆動部
13,16,62 光ファイバ
14 サーキュレータ
15 光分岐部
23 信号処理部
24 画像表示部
30 イメージングプローブ
31 ケース
32 コリメートレンズ
34 ガルバノミラー
35 駆動部
36 レンズ
37 ミラー
38,39 アタッチメント

Claims (3)

  1. 側方にレーザ光を照射し、照射方向を走査するプローブと、
    前記プローブの光出射面に取付けられ、、前記プローブのレーザ光を測定領域に導くアッタチメントと、を具備し、
    前記アタッチメントの長さは前記アタッチメントの先端部分に光を集束する光路長を有するイメージングプローブ。
  2. 前記アッタチメントは、柱状の透明部材である請求項1記載のプローブ。
  3. 前記アッタチメントは、筒状で先端に透明窓を有する請求項1記載のプローブ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009510445A (ja) * 2005-09-29 2009-03-12 バイオプティジェン,インコーポレイテッド 携帯光コヒーレンストモグラフィ(oct)装置および関連システム
JP2010240151A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 歯科診断用oct装置

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