JP2014050533A - 送気システム - Google Patents

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Abstract

【課題】送気管路に詰まりが発生しても送気管路の詰まりを自動的に解消することができ、体腔内にガスを安定供給可能な送気システムを提供する。
【解決手段】ガス供給装置66には、炭酸ガスボンベ110が着脱自在に連結され、炭酸ガスボンベ110側から順に、第1及び第2レギュレータ116、118、第1電磁弁120、流量センサ124が直列に接続され、これらの各部を経由して所定の圧力に減圧された炭酸ガスが内視鏡10の挿入部12又は挿入補助具70に設けられた送気管路を介して体腔内に送気される。その際、第2圧力センサ128の検出結果に基づき、体腔内の圧力が所定圧となるように炭酸ガスの送気が行われる。また、流量センサ124の検出結果に基づき、送気管路に詰まりが発生したと判断される場合には、第2レギュレータ118で減圧される前の高圧ガスが送気管路に送気され、送気管路に詰まりが解消される。
【選択図】図4

Description

本発明は、送気システムに関し、特に、被検体の体腔内に所定のガス(例えば炭酸ガス)を送気する送気システムに関する。
内視鏡を用いて検査や治療を行うときには、内視鏡の視野確保及び処置具を操作する領域を確保するために、内視鏡に設けた送気管路から体腔内に気体の供給を行う。体腔内に送気する気体としては、従来は主に空気を使用していたが、近年になって炭酸ガス(COガス)が用いられるようになっている。炭酸ガスは生体吸収性が良好であることから、被検者に対して与えるダメージが少ない。このため、送気源として炭酸ガスが使用される傾向になっている。
炭酸ガスを体腔内に送気する場合には、炭酸ガスが充填されたガスボンベを取り付けたガス供給装置が用いられる。ガス供給装置は、内視鏡の送気管路に着脱可能に接続され、炭酸ガスボンベからの炭酸ガスが減圧されて供給される。
例えば、特許文献1に記載の送気システムは、体腔内の圧力を検出する圧力センサの検出結果に基づき、体腔内の圧力が設定圧となるように体腔内に炭酸ガスを自動送気(定圧送気)している。これにより、術者の煩雑な操作を要することなく、体腔内の圧力を所望する状態に安定して制御することが可能となる。
しかしながら、特許文献1に記載の送気システムでは、体腔内の体液や血液等の異物が送気管路内に混入すると、送気管路に詰まりが発生してしまい、体腔内に炭酸ガスを正常に送気できなくなる。また、送気管路に詰まりが発生した状態では、体腔内の圧力を正確に検出することができず、体腔内の圧力が適正であるにもかかわらず、体腔内が過圧状態であると判断されてしまう。その結果、体腔内を適正な圧力に保つことができず、体腔内の視野や領域を確保することが困難となる。
一方、特許文献2、3には、気体供給管路(気腹管路)の詰まり状態を判断できるようにした気腹装置が提案されている。この気腹措置では、気体供給管路内に気体を流入又は流出させた際の送気管路内の圧力変化の大きさを検出し、この圧力変化の検出データに基づいて送気管路の詰まりが生じているか否かを判断している。
特開2006−130077号公報 特開平6−209901号公報 特開平9−38029号公報
しかしながら、特許文献1に記載の送気システムにおいて、特許文献2、3に記載された技術を採用しても、送気管路の詰まりを検出することができるものの、送気管路の詰まりを解消することはできない。このため、送気管路の詰まりが発生してしまうと、体腔内に炭酸ガスを安定して供給することができなくなる。その結果、体腔内の視野や領域を確保することが困難となる。送気管路の詰まりを解消するための煩雑な作業が必要となり、作業者にとって負担が大きくなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、送気管路に詰まりが発生しても自動的に解消することができ、体腔内にガスを安定供給可能な送気システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係る送気システムは、被検体の体腔内に所定のガスを送気管路を介して送気する送気システムであって、体腔内の圧力を検出する圧力検出手段と、圧力検出手段の検出結果に基づき、体腔内の圧力が所定圧力となるように送気管路にガスを供給する自動送気手段と、送気管路に洗浄流体を供給する洗浄流体供給手段と、送気管路内の流量を検出する流量検出手段と、流量検出手段の検出結果に基づき、自動送気手段によるガスの供給と洗浄流体供給手段による洗浄流体の供給とを選択的に切り替える制御手段と、を備える。
本発明によれば、自動送気手段によって体腔内にガスの供給が行われているとき、送気管路に詰まりが発生した場合には、洗浄流体供給手段によって送気管路に洗浄流体が供給されるので、送気管路の詰まりを自動的に解消することができる。これにより、体腔内にガスを安定供給することが可能となり、体腔内の視野や領域を確保することが可能となる。また、送気管路の詰まりを解消するための煩雑な作業が不要となるので、作業者の負担を軽減することが可能となる。
洗浄流体供給手段は、自動送気手段により供給されるガスよりも高圧のガスを洗浄流体として供給する高圧ガス供給手段であることが好ましい。本発明の好ましい一態様であり、送気管路に混入した異物を容易に取り除くことができ、送気管路の詰まりを確実に解消することが可能となる。
高圧ガス供給手段及び自動送気手段は同一のガス供給源に接続されていることが好ましい。このようにガス供給源を共用化することによって、システム全体のコストダウンを図ることが可能となる。
洗浄流体供給手段は、自動送気手段により供給されるガスよりも高圧のガスによって加圧された加圧液体を洗浄流体として供給する加圧液体供給手段であることが好ましい。本態様のように、送気管路内に加圧液体を供給することにより、送気管路の詰まりを確実に解消することが可能となる。
洗浄流体供給手段は、自動送気手段により供給されるガスよりも高圧のガスを洗浄流体として供給する高圧ガス供給手段と、自動送気手段により供給されるガスよりも高圧のガスによって加圧された加圧液体を洗浄流体として供給する加圧液体供給手段とを含んで構成され、高圧ガス供給手段と加圧液体供給手段とを選択的に切り替えて洗浄流体を供給する洗浄流体切替手段を備えることが好ましい。この態様によれば、例えば送気管路に加圧液体を供給してから高圧ガスを供給することにより、送気管路内の異物を確実に排除しつつ、送気管路内に残存する水分も排除することが可能となり、自動送気手段による送気の安定化を図ることが可能となる。
制御手段は、流量検出手段の検出結果が第1閾値よりも大きい場合には自動送気手段によるガスの供給を行い、流量検出手段の検出結果が第1閾値以下となった場合には、自動送気手段によるガスの供給に代えて、洗浄流体供給手段による洗浄流体の供給を行うことが好ましい。この態様によれば、送気管路に詰まりが生じて送気管路が閉塞される前に送気管路の詰まりを解消することが可能となる。
制御手段は、洗浄流体供給手段による洗浄流体の供給が行われているとき、流量検出手段の検出結果が第1閾値よりも大きな第2閾値以上となった場合には、洗浄流体供給手段による洗浄流体の供給に代えて、自動送気手段によるガスの供給を行うことが好ましい。この態様によれば、送気管路の詰まりを確実に解消することができる。
本発明によれば、自動送気手段によって体腔内にガスの供給が行われているとき、送気管路に詰まりが発生した場合には、洗浄流体供給手段によって送気管路に洗浄流体が供給されるので、送気管路の詰まりを自動的に解消することができる。これにより、体腔内にガスを安定供給することが可能となり、体腔内の視野や領域を確保することが可能となる。また、送気管路の詰まりを解消するための煩雑な作業が不要となるので、作業者の負担を軽減することが可能となる。
第1の実施形態における内視鏡システムの概略構成を示した全体構成図 内視鏡の挿入部の先端部を示す斜視図 内視鏡の管路構成を模式的に示した構成図 ガス供給装置の構成を示したブロック図 ガス供給装置とガス供給管との接続部周辺を模式的に示した概略図 ガス供給管の他の構成例(第1変形例)を示した概略図 ガス供給管の他の構成例(第2変形例)を示した概略図 ガス供給管の他の構成例(第3変形例)を示した概略図 ガス供給装置の動作手順を示したフローチャート図 自動送気制御の一例を示したフローチャート図 回復制御が実行される前後の検出流量の変化の様子を模式的に示したグラフ LED点灯制御の一例を示したフローチャート図 第1及び第2電磁弁の開閉状態とLEDの点灯状態との対応関係を示した図 緑色LEDと赤色LEDを組み合わせて用いる場合のLED点灯制御の一例を示した図 体腔圧に応じたLED点灯制御の一例を示した図 第2の実施形態におけるガス供給装置の構成を示したブロック図 第3の実施形態におけるガス供給装置の構成を示したブロック図 第4の実施形態における内視鏡の管路構成を模式的に示した構成図 第4の実施形態で用いられるガス供給管の構成例を示した概略断面図 第4の実施形態で用いられるガス供給管の他の構成例を示した概略図 第4の実施形態で用いられるガス供給管の他の構成例を示した概略図 第5の実施形態における内視鏡の管路構成を模式的に示した構成図 第5の実施形態におけるガス供給装置の内部構成を示したブロック図 第6の実施形態における内視鏡システムの概略構成を示した全体構成図 第6の実施形態における内視鏡の内部構成を示す管路構成図
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳説する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明が適用される内視鏡システムの概略構成を示した全体構成図である。図1に示した内視鏡システムは、主として、内視鏡10、光源装置20、プロセッサ30、及びガス供給装置66で構成される。
内視鏡10は、体腔内に挿入される挿入部12と、この挿入部12に連設される手元操作部14を備える。手元操作部14には、ユニバーサルケーブル16が接続され、ユニバーサルケーブル16の先端にはLGコネクタ18が設けられる。このLGコネクタ18を光源装置20に着脱自在に連結することによって、後述する照明光学系54(図2参照)に照明光を伝送することができる。また、LGコネクタ18には、ケーブル22を介して電気コネクタ24が接続され、この電気コネクタ24がプロセッサ30に着脱自在に連結される。なお、LGコネクタ18には送気・送水用のチューブ26や吸引用のチューブ28が接続される。
手元操作部14には、送気・送水ボタン32、吸引ボタン34、シャッターボタン36が並設されるとともに、一対のアングルノブ38、38、及び鉗子挿入部40が設けられる。また、手元操作部14には、体腔内に炭酸ガスを供給するためのガス供給口44が設けられる。
一方、挿入部12は、先端部46、湾曲部48、及び軟性部50で構成され、湾曲部48は、手元操作部14に設けられた一対のアングルノブ38、38を回動することによって遠隔的に湾曲操作される。これにより、先端部46の先端面47を所望の方向に向けることができる。
図2に示すように、先端部46の先端面47には、観察光学系52、照明光学系54、54、送気・送水ノズル56、鉗子口58が設けられる。観察光学系52の後方にはCCD(不図示)が配設されており、このCCDを支持する基板には信号ケーブルが接続されている。信号ケーブルは図1の挿入部12、手元操作部14、ユニバーサルケーブル16に挿通されて電気コネクタ24まで延設され、プロセッサ30に接続される。したがって、図2の観察光学系52で取り込まれた観察像は、CCDの受光面に結像されて電気信号に変換され、そして、この電気信号が信号ケーブルを介して図1のプロセッサ30に出力され、映像信号に変換される。これにより、プロセッサ30に接続されたモニタ60に観察画像が表示される。
図2の照明光学系54、54の後方にはライトガイド(不図示)の出射端が配設されている。このライトガイドは、図1の挿入部12、手元操作部14、ユニバーサルケーブル16に挿通される。そして、ライトガイドの入射端がLGコネクタ18のライトガイド棒(図3参照)19に配設される。したがって、LGコネクタ18のライトガイド棒19を光源装置20に連結することによって、光源装置20から照射された照明光がライトガイドを介して照明光学系54、54に伝送され、照明光学系54、54から照射される。
図3は内視鏡10の管路構成を模式的に示した構成図である。図3に示すように、送気・送水ノズル56には、送気・送水チューブ80が接続されている。送気・送水チューブ80は、送気チューブ82と送水チューブ84に分岐され、それぞれが、手元操作部14に配設したバルブ86に接続される。バルブ86には給気チューブ88と給水チューブ90が接続されるとともに、送気・送水ボタン32が取り付けられる。この送気・送水ボタン32が突出した状態では送気チューブ82と給気チューブ88が連通され、送気・送水ボタン32を押下操作することによって、送水チューブ84と給水チューブ90が連通される。送気・送水ボタン32には通気孔(不図示)が形成されており、この通気孔を介して給気チューブ88が外気に連通される。
給気チューブ88と給水チューブ90は、ユニバーサルケーブル16に挿通され、LGコネクタ18の送水コネクタ92まで延設される。送水コネクタ92には、チューブ26が着脱自在に接続され、このチューブ26の先端が貯水タンク27に連結される。そして、給水チューブ90が貯水タンク27の液面下に連通され、給気チューブ88が液面上に連通される。
送水コネクタ92には、エアチューブ94が接続されており、このエアチューブ94は、給気チューブ88に連通されている。また、エアチューブ94は、LGコネクタ18を光源装置20に連結することによって、光源装置20内のエアポンプ21に連通される。したがって、エアポンプ21を駆動してエアを送気すると、エアチューブ94を介して給気チューブ88にエアが送気される。このエアは、送気・送水ボタン32の非操作時には、通気孔(不図示)を介して外気に逃げるようになっている。そして、術者が通気孔を塞ぐことによって、給気チューブ88のエアが送気チューブ82に送気され、送気・送水ノズル56からエアが噴射される。また、送気・送水ボタン32を押下操作すると、給気チューブ88と送気チューブ82が遮断されるため、エアチューブ94に給気されたエアは、貯水タンク27の液面上に供給される。これにより、貯水タンク27の内圧が高まって給水チューブ90に水が送液される。そして、送水チューブ84を介して送気・送水ノズル56から水が噴射される。このように送気・送水ノズル56から水またはエアが噴射され、観察光学系52に吹き付けられることによって、観察光学系52が洗浄される。
一方、鉗子口58には、鉗子チューブ96が接続される。鉗子チューブ96は分岐して鉗子挿入部40とバルブ98に連通される。よって、鉗子挿入部40から鉗子等の処置具を挿入することによって、鉗子口58から処置具を導出することができる。前記バルブ98には、吸引チューブ100が接続されるとともに、吸引ボタン34が取り付けられる。この吸引ボタン34が突出した状態では、吸引チューブ100が外気に連通され、吸引ボタン34を押下操作することによって、吸引チューブ100と鉗子チューブ96とが接続されるようになっている。吸引チューブ100は、LGコネクタ18の吸引コネクタ102まで延設されており、この吸引コネクタ102にチューブ28(図1参照)を接続することによって、不図示の吸引装置に連通される。したがって、吸引装置を駆動した状態で吸引ボタン34を押下操作することによって、鉗子口58から病変部等を吸引することができる。
先端部46の先端面47には、ガス噴射口62が形成されている。ガス噴射口62には、ガスチューブ104が接続されている。ガスチューブ104は、手元操作部14に配設されたガス供給口44に接続される。ガス供給口44にはガス供給管64の一端が着脱自在に接続され、ガス供給管64の他端がガス供給装置66に連結される。これにより、ガス供給装置66から炭酸ガスを送気することによって、ガス供給口44及びガスチューブ104を経由してガス噴射口62から炭酸ガスが噴射され、体腔内を炭酸ガスで膨らませることができる。
図4は、ガス供給装置66の構成を示したブロック図である。図4に示すように、ガス供給装置66は、減圧機構114、電磁弁120、122、流量センサ124、圧力センサ126、128、制御部130、操作パネル131、及びLED140を備えて構成される。
ガス供給装置66には、高圧ホース112を介して炭酸ガスボンベ110が着脱自在に連結されている。ガス供給装置66の内部には、炭酸ガスボンベ110側から順に、減圧機構114、第1電磁弁120、流量センサ124が直列に接続され、これらの各部を経由して所定の圧力に減圧された炭酸ガスが自動送気コネクタ144に送られる。
減圧機構114は、直列に配置した2個のレギュレータ(減圧弁)116、118から構成される。レギュレータ116、118は、炭酸ガスボンベ110から供給された炭酸ガスの圧力を段階的に適正圧まで減圧する。例えば、第1レギュレータ116では、炭酸ガスボンベ110からの炭酸ガスの圧力を10MPaから0.3MPaに減圧する。また、第2レギュレータ118では、第1レギュレータ116で減圧された炭酸ガスの圧力を0.3MPaから0.05MPaに減圧する。
第1電磁弁120は、制御部130から出力される制御信号に基づいて開閉動作し、体腔内に供給される炭酸ガスの流量を調節する。第1電磁弁120としては、制御信号(電流値)に比例して流量を無段階に制御可能な流量制御弁(電磁比例弁)が好ましく用いられる。流量制御弁を用いることにより、全開又は全閉のみ可能な切替弁を用いた場合に比べて、体腔内に供給される炭酸ガスの流量を高精度に制御することが可能となる。
流量センサ124は、第1電磁弁120の出口側に配設され、ガス供給管64を経由して体腔内に供給される炭酸ガスの流量を検出して、その検出結果を制御部130に出力する。
第1圧力センサ126は、炭酸ガスボンベ110と減圧機構114との間に接続され、炭酸ガスボンベ110から供給される炭酸ガスの圧力を検出して、その検出結果を制御部130に出力する。
第2圧力センサ128は、第1電磁弁120と流量センサ124との間に接続され、ガス供給管64やガスチューブ104を介して体腔内の圧力を検出して、その検出結果を制御部130に出力する。
第1レギュレータ116と第2レギュレータ118との間にはバイパス管路142の一端が接続されている。バイパス管路142の他端は電磁弁120の出口側に接続されている。これにより、第1レギュレータ116で減圧された炭酸ガスを第2レギュレータ118及び第1電磁弁120を経由することなくガス供給管64に導くことが可能となっている。
第2電磁弁122は、バイパス管路142に配設されており、制御部130から出力される制御信号に基づいて開閉動作する。第2電磁弁122としては、通常閉(ノーマルクローズ)のタイプのものが好ましく用いられる。これにより、後述する自動送気制御で炭酸ガスの送気が行われている間はバイパス管路142は常時遮断された状態となっており、バイパス管路142を経由した炭酸ガスの流出を確実に防止することができる。
操作パネル131には、残量表示部134、警告表示部136、電源スイッチ138、及び設定部139が設けられており、これらの各部は制御部130に接続されている。設定部139には、体腔内の設定圧を入力するための操作ボタンが設けられており、術者の操作により、体腔内の設定圧が入力されると、その入力信号が制御部130に出力される。
制御部130は、ガス供給装置66の全体制御を行っており、CPUやメモリ(いずれも不図示)などを備えて構成される。メモリには、ガス供給装置66を動作させるための制御プログラムや各種設定情報(例えば設定部139で入力された体腔内の設定圧)が記憶される。
また、制御部130は、第1圧力センサ126で検出された圧力に基づき、炭酸ガスボンベ110の炭酸ガスの残量を残量表示部134に表示する。また、制御部130は、炭酸ガスの残量が所定レベル以下になると、警告表示部136により警告を表示するとともに、警報を発生する。これにより、炭酸ガスの残量がなくなる前に炭酸ガスボンベ110を新しいものに交換することが可能となる。
LED140は、ガス供給管64の先端が着脱自在に連結される自動送気コネクタ144に隣接する位置に複数設けられている。本例では4個のLED140が設けられている(図4及び図5では2個のみ図示)。また、各LED140はいずれも同一色(例えば緑色や赤色など)のものが用いられる。各LED140は、制御部130から出力される制御信号に基づいて点灯状態(点灯/点滅/消灯)が変化する。
図5は、ガス供給装置66とガス供給管64との接続部周辺を模式的に示した概略図である。図5(a)は側断面図、図5(b)はガス供給管64の正断面図(図5(a)中AA−A線に沿う断面図)である。
図5に示すように、ガス供給管64は、光透過性の側壁部を有する透明チューブ174からなり、その側壁部には軸方向に沿って複数の側面漏光型光ファイバ176が埋設されている。なお、ガス供給管64には、LED140の個数に対応して4本の側面漏光型光ファイバ176A〜176Dが設けられているが、LED140や側面漏光型光ファイバ176の個数は特に限定されるものではない。このガス供給管64の先端には接続コネクタ170が設けられており、各側面漏光型光ファイバ176は接続コネクタ170まで延設され、各側面漏光型光ファイバ176の端面はそれぞれLED140に対面する位置に露出している。これにより、ガス供給管64の接続コネクタ170が自動送気コネクタ144に連結された状態でLED140を点灯させると、側面漏光型光ファイバ176の端面からLED140からの光が入光し、その光が側面漏光しながら伝達されるので、ガス供給管64が線状発光体として機能する。また、側面漏光型光ファイバ176はフレキシブル性(柔軟可撓性)が高く、任意の方向に曲げて使用することができるので、ガス供給管64の取り扱い性にも優れる。
また、ガス供給管64を発光させるためには、ガス供給管64の接続コネクタ170が自動送気コネクタ144に連結されたとき、側面漏光型光ファイバ176の端面とLED140が対面するように位置合わせされていることが必要である。本実施形態では、これらの位置合わせを容易にするために、位置規制手段として、ガス供給装置66の自動送気コネクタ144周辺の壁面に円柱状(又はピン状)の凸部178が設けられ、接続コネクタ170に凸部178が嵌合可能な凹部179が設けられている。なお、ガス供給装置66側に凹部が設けられ、接続コネクタ170側に凸部が設けられていてもよい。これにより、ガス供給管64の接続コネクタ170を自動送気コネクタ144に連結する際、凸部178を凹部179に嵌合させた状態で連結することによって、接続コネクタ170の回転方向の動きが規制され、側面漏光型光ファイバ176の端面とLED140が対面するように位置合わせが行われる。なお、位置規制手段は、側面漏光型光ファイバ176の端面とLED140が対面するように、接続コネクタ170の接続位置(回転方向の位置)を一意に決定できるものであれば特に限定はない。
なお、本実施形態では、透明チューブ174の側壁部に側面漏光型光ファイバ176が埋設された構成となっているが、これに限らず、例えば、図6に示すように、透明チューブ174の外周部に側面漏光型光ファイバ176が軸方向に沿って設けられていてもよい。また、図7に示すように、透明チューブ174の外周部に側面漏光型光ファイバ176が螺旋状に巻回された状態で設けられていてもよい。このように透明チューブ174の外側に側面漏光型光ファイバ176が外付けされた構成によれば、透明チューブ174に代えて不透明チューブを用いることが可能となる。
また、図8に示すように、透明チューブ174の内周部に側面漏光型光ファイバ176が軸方向に沿って設けられていてもよい。また、図示は省略するが、透明チューブ174の内周部に側面漏光型光ファイバ176が螺旋状に巻回された状態で設けられていてもよい。
また、本実施形態では、線状発光体としての側面漏光型光ファイバ176が用いられているが、側面漏光型光ファイバ176に代えて、ELファイバを用いることも可能である。この場合、ガス供給管64の接続コネクタ170を自動送気コネクタ144に連結したとき、ELファイバが制御部130に電気的に接続されるように構成される。そして、制御部130から出力される制御信号に応じて、エレクトロルミネッセンスによりELファイバ自体が発光する。したがって、ELファイバを用いる態様の場合には、ガス供給装置66にLED140を設ける必要がなくなる。
また、本実施形態では、ガス供給管64が導光チューブで構成されていてもよい。この態様によれば、導光チューブ自体が発光するので、側面漏光型光ファイバ176やELファイバなどを設ける必要がない。
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、内視鏡10の挿入部12が体腔内(例えば胃や大腸など)に挿入され、ガス供給装置66の電源スイッチ138がONにされると、ガス供給装置66が稼動状態となる。このとき、制御部130は、電源スイッチ138がONされたことを検出し、図9に示したフローチャートに従って各処理を実行する。
まず、制御部130は自動送気制御を実行する(ステップS10)。このとき、制御部130は、第1電磁弁120をオープン状態にするとともに、第2電磁弁122をクローズ状態にする。これにより、炭酸ガスボンベ110から供給される炭酸ガスは第1及び第2レギュレータ116、118で段階的に適正圧まで減圧されて、第1電磁弁120及び流量センサ124を経由して自動送気コネクタ144に送られる。その際、制御部130は、第2圧力センサ128で検出された体腔内の圧力(体腔圧)に基づき、第1電磁弁120を開閉制御しながら炭酸ガスの流量を調節することにより体腔内が設定圧となるように制御を行う。
図10は、図9に示した自動送気制御の一例を示したフローチャート図である。ここでは、第1電磁弁120は、制御部130から出力される制御信号(電流値)に比例して開度(流路面積)を可変可能な流量制御弁が用いられるものとする。
まず、制御部130は、メモリから最新の設定圧を取得し(ステップS30)、続いて、第2圧力センサ128で検出された体腔内の圧力(体腔圧)を取得する(ステップ32)。
次に、制御部130は、設定圧と体腔圧の圧力差に応じて第1電磁弁120の開度を変化させる(ステップS34〜S46)。ここでは、設定圧と体腔圧の圧力差と、第1〜第4圧力差閾値P1〜P3(但し、0<P1<P2<P3とする。)との大小を順次比較することにより、第1電磁弁120の開度をV1〜V4(但し、0<V1<V2<V3<V4とする。)の範囲で設定する。
すなわち、制御部130は、設定圧と体腔圧の圧力差が第1圧力差閾値P1(但し、P1>0)以下の場合(ステップS34にてYesの場合)には、第1電磁弁120の開度をV1(例えば25%)とする(ステップS40)。なお、体腔圧が設定圧を上回っている場合には、第1電磁弁120をクローズ状態(開度0%)にしてもよいが、生体内に吸収される炭酸ガスを考慮すると、第1電磁弁120の開度をV1を超えない範囲でオープン状態に設定しておくことが好ましい。
また、設定圧と体腔圧の圧力差が第1圧力差閾値P1よりも大きく第2圧力差閾値P2以下の場合(ステップS36にてYesの場合)には、第1電磁弁120の開度をV2(例えば50%)とする(ステップS42)。
また、設定圧と体腔圧の圧力差が第2圧力差閾値P2よりも大きく第3圧力差閾値P3以下の場合(ステップS38にてYesの場合)には、第1電磁弁120の開度をV3(例えば75%)とする(ステップS44)。
また、設定圧と体腔圧の圧力差が第3圧力差閾値P3よりも大きい場合(ステップS38にてNoの場合)には、第1電磁弁120の開度をV4(例えば100%)とする(ステップS46)。
図10に示した自動送気制御によれば、体腔内の圧力が設定圧となるように炭酸ガスの送気が行われる際、体腔圧が設定圧に近づくにつれて炭酸ガスの送気量が徐々に少なくなるように制御が行われる。すなわち、体腔圧と設定圧との圧力差が大きい場合(例えば炭酸ガスの送気開始直後など)には送気量が多くなる一方で、体腔圧と設定圧との圧力差が小さくなると送気量が少なくなる。したがって、設定圧の前後で体腔圧がばたつく現象を抑え、短時間で効率的に体腔内の圧力を設定圧にすることが可能となる。
なお、図10に示した自動送気制御では、第1電磁弁120の開度を変化させることによって炭酸ガスの送気量を変化させているが、これに限らず、第1電磁弁120の開度を一定にして第1電磁弁120のオープン時間を変化させてもよいし、これらを組み合わせてもよい。
図9に戻り、ステップS10の自動送気制御が実行された後の処理について説明する。まず、制御部130は、流量センサ124で検出された流量(検出流量)を取得する(ステップS12)。
次に、ステップS12で取得した検出流量が第1流量閾値Q1以下であるか否かを判断する(ステップS14)。検出流量が第1流量閾値Q1よりも大きい場合(ステップS14にてNoの場合)には正常状態と判断されるので、ステップS10に戻り、自動送気制御を継続して実行する。
一方、検出流量が第1流量閾値Q1以下の場合(ステップS14にてYesの場合)には、炭酸ガスの供給経路となる送気管路(本例の場合ガスチューブ104)に詰まりが生じて検出流量が低下していると判断されることから、制御部130は、回復制御を実行する(ステップS16)。このとき、制御部130は、第1電磁弁120をクローズ状態にするとともに、第2電磁弁122をオープン状態とする。これにより、第1レギュレータ116で減圧された炭酸ガスがバイパス管路142を経由して自動送気コネクタ144に送られる。すなわち、自動送気制御が実行される場合に比べて高圧の炭酸ガスが送気管路に送出されるので、送気管路内に混入した異物等はガス噴射口62から強制排出され、送気管路の詰まり状態を解消することが可能となる。
次に、制御部130は、流量センサ124で検出された流量(検出流量)を取得する(ステップS18)。そして、制御部130は、取得した検出流量が第2流量閾値Q2(但し、Q2>Q1とする。)よりも大きいか否かを判断する(ステップS20)。検出流量が第2流量閾値Q2以下の場合(ステップS20にてNoの場合)には、送気管路の詰まりが十分に解消されておらず、再び詰まり状態になる可能性があることから、ステップS16に戻り、検出流量が第2流量閾値Q2よりも大きくなるまで、回復制御を継続して実行する。
一方、検出流量が第2流量閾値Q2よりも大きい場合(ステップS20にてYesの場合)には、送気管路の詰まりが十分に解消されていると判断されるため、ステップS10に戻って自動送気制御での送気を行う。
このように本実施形態では、流量センサ124で検出された流量に基づき、送気管路に詰まりが発生しているか否かが判断され、送気管路に詰まりが発生している場合にはその詰まりを回復させるための回復制御が実行される。
図11は、回復制御が実行される前後の検出流量の変化の様子を模式的に示したグラフである。図11に示すように、自動送気制御が行われている場合において、送気管路に詰まりが発生すると、その詰まり状態に応じて検出流量は徐々に低下していく。
本実施形態では、送気管路が完全に閉塞される前(すなわち、検出流量が0となる前)に、検出流量が第1流量閾値Q1以下となるタイミングを検出し、自動送気制御から回復制御に切り替える。回復制御では、自動送気制御に比べて高圧の炭酸ガスが送出されるので、送気管路に混入した異物はガス噴射口62から強制排出される。
また、回復制御での送気が一定時間行われた後、検出流量が第1流量閾値Q1を上回った時点で自動送気制御に復帰してしまうと、送気管路に混入した異物が十分に排出されておらず、送気管路に詰まりが再び発生し、検出流量の低下によって回復制御が繰り返し行われる可能性がある。
そこで本実施形態では、検出流量が第1流量閾値Q1よりも大きな第2流量閾値Q2を越えたか否かを判断し、第2流量閾値Q2を超えた場合に回復制御から自動送気制御に移行するようにしている。これにより、回復制御が繰り返し実行されることを防止し、送気管路に発生した詰まりを確実に解消することが可能となる。
また、本実施形態では、制御部130は、第1及び第2電磁弁120、122の開閉状態に応じてLED点灯制御を行う。
図12は、LED点灯制御の一例を示したフローチャート図である。また、図13は、第1及び第2電磁弁120、122の開閉状態とLED140の点灯状態との対応関係を示した図である。
図12に示すように、制御部130は、所定の順序に従って第1及び第2電磁弁120、122の開閉状態を判断する(ステップS50、S52、S58)。
第1及び第2電磁弁120、122がオープン状態となっている場合、制御部130はLED140を高速点滅させる(ステップS54)。これにより、ガス供給管64は発光状態と非発光状態を短周期的に繰り返し、術者は装置異常であることを認識することができる。
第1電磁弁120がオープン状態、且つ、第2電磁弁122がクローズ状態の場合、制御部130はLED140を点灯させる(ステップS56)。これにより、ガス供給管64は常時発光状態となり、術者は自動送気制御で炭酸ガスが送気されていることを認識することができる。
第1電磁弁120がクローズ状態、且つ、第2電磁弁122がオープン状態の場合、制御部130はLED140を低速点滅させる(ステップS60)。これにより、ガス供給管64は発光状態と非発光状態を長周期的に繰り返し、術者は回復制御で炭酸ガスが送気されていことを認識することができる。
第1及び第2電磁弁120、122がクローズ状態の場合、制御部130はLED140を消灯状態とする(ステップS62)。これにより、ガス供給管64は非発光状態となり、術者は炭酸ガスの送気が停止されていることを認識することができる。
このように本実施形態によれば、第1及び第2電磁弁120、122の開閉状態に応じてガス供給管64の発光状態が変化するので、内視鏡10の操作を行っている際に、術者は視線を反らすことなく炭酸ガスの送気状態を容易に把握することが可能となる。
なお、4個のLED140は同一色のLEDに限らず、異なる色のLEDを組み合わせて用いてもよい。例えば2個の緑色LEDと2個の赤色LEDを組み合わせてもよい。
図14は、複数色のLEDを用いた場合のLED点灯制御の一例を示した図である。図14に示したLED点灯制御では、第1及び第2電磁弁120、122がいずれもオープン状態の場合には、緑色LEDと赤色LEDの両方を点滅状態とする。また、第1電磁弁120がオープン状態、且つ、第2電磁弁がクローズ状態の場合は、緑色LEDを点灯状態とし、赤色LEDを消灯状態とする。また、第1電磁弁120がクローズ状態、且つ、第2電磁弁がオープン状態の場合は、緑色LEDを消灯状態とし、赤色LEDを点灯状態とする。また、第1及び第2電磁弁120、122がいずれもクローズ状態の場合には、緑色LEDと赤色LEDの両方を消灯状態とする。これにより、術者は、ガス供給管64の発光色から体腔内への炭酸ガスの送気が正常に行われているか否かを容易に把握することが可能となる。
また、LED点灯制御では、第2圧力センサ128によって検出された体腔内の圧力(体腔圧)に応じて変化させるようにしてもよい。図15に示した例では、第1電磁弁120がオープン状態、且つ、第2電磁弁122がクローズ状態の場合において、LED140を点灯状態とする際、体腔圧に応じてLED140の発光強度を段階的に変化させている。例えば、設定圧に対する体腔圧の割合が高レベル(例えば80%以上)の場合には発光強度を強とし、中レベル(例えば50%以上80%未満)である場合には発光強度を中とし、低レベル(例えば50%未満)の場合には発光強度を弱とする。これにより、術者は、ガス供給管64の発光状態(明るさ)に応じて体腔圧の状態を認識することができる。なお、説明は省略するが、体腔圧の状態に応じて異なる色のLEDの発光状態を変化させてもよい。
以上説明したように第1の実施形態によれば、体腔内の圧力が設定圧となるように炭酸ガスの送気が行われるとき、送気管路に詰まりが発生した場合には、高圧の炭酸ガスが送気管路に供給されるので、送気管路の詰まりを自動的に解消することができる。これにより、体腔内に炭酸ガスを安定供給することが可能となり、体腔内の視野や領域を確保することが可能となる。また、送気管路の詰まりを解消するための煩雑な作業が不要となるので、作業者の負担を軽減することが可能となる。
また、ガス供給管64の発光状態を確認するだけでガス供給装置66から体腔内に炭酸ガスが自動送気されているか否かを瞬時に認識することができる。すなわち、術者は内視鏡10の操作を行っている際、視線を反らすことなく炭酸ガスの送気状態を容易に把握することができる。これにより、術者の操作負担を軽減することができ、利便性が向上する。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。以下、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略し、本実施形態の特徴的部分を中心に説明する。
図16は、第2の実施形態におけるガス供給装置66Bの構成を示したブロック図である。図16中、図4と共通又は類似する部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図16に示すように、第2の実施形態のガス供給装置66Bは、バイパス管路142に送液タンク160が設けられている。バイパス管路142は、第1レギュレータ116の出口側と第2電磁弁122との間を接続する管路142aと、第2電磁弁122と送液タンク160との間を接続する管路142bと、送液タンク160と第1電磁弁120の出口側との間を接続する管路142cとから構成される。そして、管路142bが送液タンク160の液面上に連通され、管路142cが送液タンク160の液面下に連通される。他の構成については第1の実施形態と同様である。
第2の実施形態によれば、回復制御において、第1電磁弁120をクローズ状態、第2電磁弁122をオープン状態にすると、第1レギュレータ116で減圧された炭酸ガス(高圧ガス)は管路142a、142bを経由して送液タンク160の液面上に供給される。これにより、送液タンク160の内圧が高まって管路142cに水が送液される。そして、内視鏡10に設けられる送気管路(ガスチューブ104)に水が供給される。したがって、送気管路に異物が混入して詰まりが発生しても、送気管路にかかる水圧によって異物をガス噴射口62から排出することができ、送気管路の詰まりを確実に解消することが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。以下、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略し、本実施形態の特徴的部分を中心に説明する。
図17は、第3の実施形態におけるガス供給装置66Cの構成を示したブロック図である。図17中、図4と共通又は類似する部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図17に示すように、第3の実施形態のガス供給装置66Cは、第1バイパス管路142Aと第2バイパス管路142Bとが並列に接続されており、各バイパス管路142A、142Bの両端は第1の実施形態のバイパス管路142(図4参照)と同様の接続位置にそれぞれ接続されている。
第1及び第2バイパス管路142A、142Bには、それぞれ第2電磁弁122A、122Bが配設されている。また、第2バイパス管路142Bには、第2電磁弁122Bの出口側に送水手段としての送液タンク160が設けられている。送液タンク160に対する管路接続形態については第2の実施形態と同様であるので説明を省略する。
第3の実施形態によれば、送気管路に詰まり状態が発生した場合、制御部130は、回復制御を実行する際、第2電磁弁122A、122Bを選択的に開閉制御することにより、送気管路に炭酸ガス又は水を選択的に供給することが可能となる。このとき、第2電磁弁122Bをオープン状態にして送気管路に水を一定時間送出した後、第2電磁弁122Aをオープン状態にして送気管路に炭酸ガスを一定時間送出することにより、送気管路に混入した異物を確実に排出しつつ、送気管路に残存した水分も排出することができる。これにより、回復制御が行われた後に自動送気制御が行われる際、送気管路に残存した水分の影響を受けることなく、体腔内に炭酸ガスを安定して送気することが可能となる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。以下、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略し、本実施形態の特徴的部分を中心に説明する。
図18は、第4の実施形態における内視鏡の管路構成を模式的に示した構成図である。図19は、第4の実施形態で用いられるガス供給管の要部を示した概略断面図である。図18及び図19中、図3と共通又は類似する部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図18及び図19に示すように、第4の実施形態のガス供給管64Bの外周面にはゴム等の弾性体からなるバルーン部材180が装着されている。バルーン部材180は、両端部が絞られた略筒状に形成されており、ガス供給管64Bを挿通させて所望の位置に配置した後に、バルーン部材180の両端部をガス供給管64Bの一部を構成する硬質部(硬質リング)182に固定することによって装着される。バルーン部材180は、膨縮自在に構成されており、略球状に膨張したり、或いは収縮してガス供給管64Bの外周面に貼りつくようになっている。なお、バルーン部材180の厚みや材質については、バルーン部材180の膨張量が適正な範囲となるように適宜選択すればよい。
バルーン部材180の装着位置となる硬質部182の外周面には開口部184が形成されている。開口部184は、ガス供給管64Bの内周面に連通されている。
第4の実施形態によれば、ガス供給装置66から体腔内に炭酸ガスが自動送気されている間は、送気管路となるガス供給管64Bの外周面に装着されたバルーン部材180は、体腔内の圧力に応じて膨張状態となる。これにより、内視鏡10の操作が行われていても、術者は視線を反らすことなく体腔内の圧力が所望の状態となるように炭酸ガスが自動送気されていることを容易に把握することが可能となる。
図20及び図21は、ガス供給管64の他の構成例を示した概略図である。図20に示したガス供給管64Cの内部には、ガスの流れ方向になびく吹流し状(又は長旗状)のガス流検出部材186が設けられている。また、図21に示したガス供給管64Dの内部には、ガスの流れに応じて回転可能に構成される風車状(又はプロペラ状)のガス流検出部材188が設けられている。図20及び図21に示したガス供給管64はいずれも透明チューブ(又は半透明チューブ)からなり、その内部に配置されたガス流検出部材186、188の状態を外部から視認できるようになっている。これにより、内視鏡10の操作が行われていても、術者は視線を反らすことなく体腔内の圧力が所望の状態となるように炭酸ガスが自動送気されていることを容易に把握することが可能となる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。以下、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略し、本実施形態の特徴的部分を中心に説明する。
図22は、第5の実施形態における内視鏡の管路構成を模式的に示した構成図である。図23は、第5の実施形態におけるガス供給装置66Dの内部構成を示したブロック図である。図22及び図23中、図3及び図4と共通又は類似する部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図22に示すように、LGコネクタ18にはガスコネクタ190が設けられている。ガスコネクタ190にはガス供給管65の一端が着脱自在に接続され、ガス供給管65の他端はガス供給装置66に連結されている。LGコネクタ18の内部では、ガスコネクタ190にガスチューブ106の一端が接続され、ガスチューブ106の他端はエアチューブ94に連通されている。
一方、ガス供給装置66Dには、図23に示すように、ガス供給管65の他端が連結される手動送気コネクタ145が設けられている。また、ガス供給装置66Dの内部では、第2レギュレータ118と第1電磁弁120との間に内部管路146の一端が接続され、内部管路146の他端は手動送気コネクタ145に接続されている。内部管路146には、制御部130から出力される制御信号に基づいて開閉動作する第3電磁弁148が配設されている。
第5の実施形態によれば、制御部130は、第3電磁弁148をオープン状態とすることによって、減圧機構114で減圧された炭酸ガスは、手動送気コネクタ145及びガス供給管65、ガスコネクタ190、ガスチューブ106、及びエアチューブ94を経由して給気チューブ88に炭酸ガスが送気される。したがって、光源装置20のエアポンプ21からエアが給気チューブ88に送気される場合と同様に、術者が送気・送水ボタン32を操作すると、送気・送水ノズル56から水又は炭酸ガスが噴射される。
これにより、術者は、状況に応じて送気・送水ボタン32を操作することにより体腔内に炭酸ガスを送気することが可能となり、体腔内を所望の圧力に微調整することが可能となる。したがって、体腔内を常に適切な状態に維持することができるようになる。
なお、ガス供給装置66Dの手動送気コネクタ145から炭酸ガスを送気する場合には、エアチューブ94を介して給気チューブ88にエアが送気されないようにエアポンプ21の駆動は停止しておくことが好ましい。エアポンプ21は、内視鏡10の操作中に炭酸ガスボンベ110の残量がなくなった場合の予備の気体供給源として用いる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。以下、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略し、本実施形態の特徴的部分を中心に説明する。
図24は、第6の実施形態における内視鏡システムの概略構成を示した全体構成図である。図25は、図24に示した内視鏡の内部構成を示す管路構成図である。図24及び図25中、図1及び図3と共通又は類似する部材には同一符号を付し、その説明を省略する。
図24及び図25に示すように、第6の実施形態の内視鏡システムは、内視鏡10の挿入部12を挿通して案内する挿入補助具70を備えて構成される。
挿入補助具70は筒状に形成されており、挿入部12の外径よりも僅かに大きい内径を有するとともに、十分な可撓性を備えている。挿入補助具70の基端には硬質の把持部74が設けられ、この把持部74から挿入部12が挿入されるようになっている。
把持部74の外周面には、炭酸ガスを供給するためのガス供給口76が設けられている。ガス供給口76には管路77の一端が接続されており、管路77の他端は挿入補助具70の内周面に開口しており、挿入補助具70の内部に形成される挿通路68に連通される。
ガス供給口76には、ガス供給管64の一端が着脱自在に接続され、ガス供給管64の他端がガス供給装置66に連結される。これにより、ガス供給装置66から炭酸ガスを送気することによって、ガス供給口44から管路77を経由して挿通路68に供給され、挿入補助具70の先端開口部68aから炭酸ガスが導入され、体腔内を炭酸ガスで膨らませることが可能となる。
なお、図示は省略したが、挿入補助具70の挿通路68には、管路77の開口部77aよりも基端側に炭酸ガスの流出を防止する気密手段として弁部材が設けられている。弁部材には、挿入部12を挿通するためのスリット孔が形成されている。スリット孔の形状は特に限定されるものではないが、例えば十字状に形成される。また、気密性確保の観点から、軸方向に沿って異なる位置に複数の弁部材が設けられていることが好ましい。これにより、ガス供給装置66から挿入補助具70の挿通路68に供給された炭酸ガスは、基端側から流出することなく先端開口部68aから炭酸ガスを体腔内に供給することが可能となる。
第6の実施形態によれば、挿入補助具70の内部に形成された挿通路68(具体的には挿通路68の内壁面と挿入部12との間に形成された隙間)が、ガス供給装置66から供給される炭酸ガスを体腔内に自動送気するための送気管路として機能する。したがって、内視鏡10には炭酸ガスを自動送気するための送気管路が不要となる。このため、自動送気用の送気管路を具備しない内視鏡でも炭酸ガスの自動送気を実現することが可能となる。
なお、上述した各実施形態では、上部消化管内視鏡や下部消化管内視鏡等の軟性鏡が用いられる場合を一例に説明したが、本発明の送気システムは腹腔鏡等の硬性鏡にも適用することができる。
また、体腔内に炭酸ガスが送気される場合を例にとって説明したが、体腔内に送気される気体は炭酸ガスに限らず、例えばヘリウムガスなどの他の気体であってもよい。
以上、本発明に係る送気システムについて詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
10…内視鏡、12…挿入部、14…手元操作部、16…ユニバーサルケーブル、18…LGコネクタ、20…光源装置、27…貯水タンク、30…プロセッサ、44…ガス供給口、62…ガス噴射口、64…ガス供給管、66…ガス供給装置、68…挿通路、70…挿入補助具、76…ガス供給口、104…ガスチューブ、110…炭酸ガスボンベ、114…減圧機構、116…第1レギュレータ、118…第2レギュレータ、120…第1電磁弁、122…第2電磁弁、124…流量センサ、126…第1圧力センサ、128…第2圧力センサ、130…制御部、131…操作パネル、134…残量表示部、136…警告表示部、138…電源スイッチ、139…設定部、140…LED、142…バイパス管路、144…自動送気コネクタ、160…送液タンク、170…接続コネクタ、174…透明チューブ、176…側面漏光型光ファイバ、180…バルーン部材、182…硬質部、184…開口部、186…ガス流検出部材、188…ガス流検出部材

Claims (7)

  1. 被検体の体腔内に所定のガスを送気管路を介して送気する送気システムであって、
    前記体腔内の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段の検出結果に基づき、前記体腔内の圧力が所定圧力となるように前記送気管路にガスを供給する自動送気手段と、
    前記送気管路に洗浄流体を供給する洗浄流体供給手段と、
    前記送気管路内の流量を検出する流量検出手段と、
    前記流量検出手段の検出結果に基づき、前記自動送気手段によるガスの供給と前記洗浄流体供給手段による洗浄流体の供給とを選択的に切り替える制御手段と、
    を備える送気システム。
  2. 前記洗浄流体供給手段は、前記自動送気手段により供給されるガスよりも高圧のガスを前記洗浄流体として供給する高圧ガス供給手段である請求項1に記載の送気システム。
  3. 前記高圧ガス供給手段及び前記自動送気手段は同一のガス供給源に接続されている請求項2に記載の送気システム。
  4. 前記洗浄流体供給手段は、前記自動送気手段により供給されるガスよりも高圧のガスによって加圧された加圧液体を前記洗浄流体として供給する加圧液体供給手段である請求項1に記載の送気システム。
  5. 前記洗浄流体供給手段は、前記自動送気手段により供給されるガスよりも高圧のガスを前記洗浄流体として供給する高圧ガス供給手段と、前記自動送気手段により供給されるガスよりも高圧のガスによって加圧された加圧液体を前記洗浄流体として供給する加圧液体供給手段とを含んで構成され、
    前記高圧ガス供給手段と前記加圧液体供給手段とを選択的に切り替えて前記洗浄流体を供給する洗浄流体切替手段を備える請求項1に記載の送気システム。
  6. 前記制御手段は、前記流量検出手段の検出結果が第1閾値よりも大きい場合には前記自動送気手段によるガスの供給を行い、前記流量検出手段の検出結果が前記第1閾値以下となった場合には、前記自動送気手段によるガスの供給に代えて、前記洗浄流体供給手段による洗浄流体の供給を行う請求項1〜5のいずれか1項に記載の送気システム。
  7. 前記制御手段は、前記洗浄流体供給手段による洗浄流体の供給が行われているとき、前記流量検出手段の検出結果が前記第1閾値よりも大きな第2閾値以上となった場合には、前記洗浄流体供給手段による洗浄流体の供給に代えて、前記自動送気手段によるガスの供給を行う請求項6に記載の送気システム。
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