JP2014049940A - 中継装置、回線切替方法、及びプログラム - Google Patents

中継装置、回線切替方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コア網内のトラフィックを抑えつつ、コア網側のネットワーク機器のアドレステーブルを更新させる。
【解決手段】中継装置400は、利用者端末310とコア網100との通信の際に中継させるアクセス網200を変更する場合に、変更後のアクセス網200に接続されたポートから、利用者端末310のアドレスを送信元アドレスとする回線切替フレームを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自装置とコア網との間を異なるルートで接続する複数のアクセス網に接続され、自装置と同一のLANに接続された利用者端末と前記コア網との通信の際に選択した1つのアクセス網を中継させる中継装置、回線切替方法、及びプログラムに関する。
コア網と呼ばれる大規模ネットワークを介して通信を行うシステムにおいて、通信端末が通信を行う場合、アクセス網と呼ばれる、コア網と端末とを接続するネットワークを介して通信を行うことが多い。このような場合、アクセス網の障害に備え、冗長化された複数のアクセス網の中から1つのアクセス網を選択して使用する中継装置を用いることがある。
特許文献1には、中継装置による回線の選択方法として、イーサネットOAM(Operations,Administration,Maintenance)により回線の障害を検出し、障害が発生していない回線へ使用するアクセス網を切り替える技術が開示されている(イーサネットは登録商標)。特許文献1に記載の技術によれば、回線の両端に障害検出装置を設け、当該障害検出装置間で周期的に監視フレームを送信することで、回線状態のチェックを行い、障害がある場合に回線を切り替える。
特開2009−303092号公報
特許文献1に記載の方法により、アクセス網の切り替えを行った場合、コア網においてアクセス網に接続されるネットワーク装置のアドレステーブルが書き換わらない。そのため、自装置と同一のLAN(Local Area Network)に接続された利用者端末からフレームを受信するまで、またはエージングによりアドレステーブルの更新がされない限り、コア網側のネットワーク装置においてアクセス網の切り替えが行われないという問題がある。
この問題を回避する方法として、回線切り替えのときにGSRP(Gigabit Switch Redundancy Protocol)等のプロトコルによりアドレステーブルのフラッシュを要求するフレームを送信する方法が挙げられる。コア網側のネットワーク装置のアドレステーブルをフラッシュすることで、アドレステーブルの再構築がなされ、アクセス網の切り替えを行うことができるようになる。しかしながら、本方法を用いた場合、アドレステーブルの再構築の際にフラッディングが生じ、一時的にコア網のネットワーク装置の負荷が高くなり、またコア網内のトラフィックが増加してしまう。また、本方法を用いるには、アクセス網、及びコア網のネットワーク装置をGSRPに対応したものに交換する必要があるという問題がある。
本発明の目的は、ネットワークを構成する機器を交換することなく、コア網側のネットワーク装置にアクセス網の切り替えをさせる中継装置、回線切替方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、自装置とコア網との間を異なるルートで接続する複数のアクセス網に接続され、自装置と同一のLANに接続された利用者端末と前記コア網との通信の際に選択した1つのアクセス網を中継させる中継装置であって、前記利用者端末と前記コア網との通信の際に中継させるアクセス網を変更する場合に、変更後のアクセス網に接続された自装置のポートから、前記利用者端末のアドレスを送信元アドレスとする回線切替フレームを送信する回線切替フレーム送信部を備えることを特徴とする。
また、本発明において前記回線切替フレーム送信部は、変更前のアクセス網に接続された自装置のポートのアドレスを宛先アドレスとする回線切替フレームを送信することを特徴とする。
また、本発明において前記回線切替フレーム送信部は、前記利用者端末と前記コア網との通信に用いる回線の最大送信レートより低い送信レートで前記回線切替フレームを送信することを特徴とする。
また、本発明において前記回線切替フレーム送信部は、前記回線切替フレームを所定回数繰り返し送信することを特徴とする。
また、本発明において前記回線切替フレーム送信部は、前記利用者端末が複数存在する場合に、前記回線切替フレームの送信順を、繰り返しの送信ごとに変更することを特徴とする。
また、本発明は、自装置とコア網との間を異なるルートで接続する複数のアクセス網に接続され、自装置と同一のLANに接続された利用者端末と前記コア網との通信の際に選択した1つのアクセス網を中継させる中継装置を用いた回線切替方法であって、回線切替フレーム送信部が、前記利用者端末と前記コア網との通信の際に中継させるアクセス網を変更する場合に、変更後のアクセス網に接続された自装置のポートから、前記利用者端末のアドレスを送信元アドレスとする回線切替フレームを送信することを特徴とする。
また、本発明は、自装置とコア網との間を異なるルートで接続する複数のアクセス網に接続された自装置のコンピュータを、自装置と同一のLANに接続された利用者端末と前記コア網との通信の際に中継させるアクセス網を変更する場合に、変更後のアクセス網に接続された自装置のポートから、前記利用者端末のアドレスを送信元アドレスとする回線切替フレームを送信する回線切替フレーム送信部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、中継装置は、変更後のアクセス網に接続された自装置のポートから、自装置と同一のLANに接続された利用者端末のアドレスを送信元アドレスとする回線切替フレームを送信する。これにより、回線切替フレームが変更後のアクセス網を介してコア網に到達するため、コア網のネットワーク装置は、アドレステーブルの中の当該回線切替フレームの送信元アドレス(つまりは、利用者端末のアドレス)と一致したアドレスに関連付けられたポートを、当該回線切替フレームを受信したアクセス網側のポートに変更する。したがって、本発明によれば、ネットワークを構成する機器を交換することなく、コア網側のネットワーク装置にアクセス網の切り替えをさせることができる。
本発明の第1の実施形態による冗長通信システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態による中継装置の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施形態による中継装置の動作を示すフローチャートである。
《第1の実施形態》
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による冗長通信システムの構成図である。
冗長通信システムは、LAN300とコア網100との間で、冗長化されたアクセス網200群(アクセス網200A、アクセス網200B)を介して通信を行うシステムである。ここで、ネットワーク機器同士が冗長化されたアクセス網200群を介して接続されるということは、あるネットワーク機器が、自装置と他のネットワーク機器との間を異なるルートで接続する複数のアクセス網200に接続されるということである。
冗長通信システムにおいて、LAN300は中継装置400を介してアクセス網200群に接続されており、コア網100はレイヤ2スイッチ110を介してアクセス網200群に接続されている。なお、LAN300には複数の利用者端末310(利用者端末310A、利用者端末310B)が接続されている。
コア網100内のレイヤ2スイッチ110は、一般に普及しているレイヤ2スイッチである。
LAN300に接続される中継装置400は、以下に示す構成を備える。
図2は、本発明の第1の実施形態による中継装置400の構成を示す概略ブロック図である。
中継装置400は、LANポート401、WANポート402(WANポート402A、WANポート402B)、フレームフォワーディング部403、記憶部404、記録部405、エージング部406、アクセス網選択部407、回線切替フレーム生成部408、回線切替フレーム送信部409を備える。
LANポート401は、ケーブルによりLAN300に接続される。
WANポート402は、アクセス網200に接続される。具体的には、WANポート402Aは、アクセス網200Aに接続され、WANポート402Bは、アクセス網200Bに接続される。
フレームフォワーディング部403は、LANポート401に入力されたフレームをアクセス網選択部407により選択されるWANポート402へ転送する。また、フレームフォワーディング部403は、アクセス網選択部407により選択されるWANポート402に入力されたフレームをLANポート401へ転送する。また、フレームフォワーディング部403は、入力されたフレームに対してL2タグを挿抜する(タグの処理を行わずに単にフォワーディングしても良い)。
記憶部404は、LAN300に接続された利用者端末310のアドレスを格納したアドレステーブルを記憶する。
記録部405は、LANポート401で受信したフレームから送信元アドレス(ある利用者端末310のアドレス)を抽出し、記憶部404が記憶するアドレステーブルに記録する。
エージング部406は、所定の時間(例えば、5分)の間に、ある利用者端末310のアクセスが無い場合に、記憶部404が記憶するアドレステーブルから当該利用者端末310のアドレスを削除する(エージング処理)。
アクセス網選択部407は、WANポート402の障害監視及び障害検出を行い、障害を検出した場合に、通信に用いるアクセス網200を切り替える。具体的には、アクセス網選択部407は、フレームフォワーディング部403に対し、LANポート401から受信したフレームを、切替後のWANポート402にフォワーディングさせる指示を出力する。また、アクセス網選択部407は、アクセス網200の切替時に、回線切替フレーム生成部408に対し、回線切替フレームの生成命令を出力する。
回線切替フレーム生成部408は、レイヤ2スイッチ110のアドレステーブルを更新するための回線切替フレームを生成する。具体的には、回線切替フレームとは、利用者端末310のアドレスを送信元アドレスとし、アクセス網選択部407によって切り替えられる前のアクセス網200に接続されているWANポート402のアドレスを宛先アドレスとするフレームである。
回線切替フレーム送信部409は、回線切替フレーム生成部408が生成したフレームを、アクセス網選択部407が切り替えたWANポート402へ送信する。
次に、中継装置400によるアクセス網200の切り替えの際の動作について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態による中継装置400の動作を示すフローチャートである。
中継装置400のアクセス網選択部407は、定期的にアクセス網200を監視し、コア網100との通信に用いるアクセス網200を変更するか否かを判定する(ステップS1)。アクセス網選択部407は、コア網100との通信に用いるアクセス網200を変更しないと判定した場合(ステップS1:NO)、アクセス網200の切り替えの際の動作を終了する。
アクセス網選択部407が、コア網100との通信に用いるアクセス網200を変更すると判定した場合(ステップS1:YES)、回線切替フレーム生成部408は、記憶部404が記憶するアドレステーブルから、全てのアドレスを取得し、アドレスのリストを生成する(ステップS2)。なお、LANポート401に関連付けられたアドレスは、何れも自装置と同一のLANであるLAN300に接続された利用者端末310を示す。
次に、回線切替フレーム送信部409は、回線切替フレーム生成部408が生成したリストに格納されるアドレスの数で1秒を除算することで、回線切替フレームの送信レートを算出する(ステップS3)。本送信レートを用いて回線切替フレームを送信することで、全てのアドレスについての回線切替フレームを1秒で送出し切ることができる。なお、回線切替フレーム送信部409が算出した送信レートは、回線の最大送信レートと比較して十分に低速なものとなる。
次に、回線切替フレーム生成部408は、生成したリストに格納された順にアドレスを選択し、中継装置400は当該アドレスごとに以下に示すステップS5〜ステップS6の処理を実行する(ステップS4)。
まず、回線切替フレーム生成部408は、ステップS4で選択したアドレスを送信元アドレスとし、変更前のアクセス網200に接続されるWANポート402を宛先アドレスとする回線切替フレームを生成する(ステップS5)。つまり、アクセス網選択部407が、コア網100との通信に用いるアクセス網200をアクセス網200Aからアクセス網200Bに変更した場合、回線切替フレーム生成部408は、アクセス網200Aに接続されるWANポート402Aのアドレスを回線切替フレームの宛先アドレスとする。同様に、アクセス網選択部407が、コア網100との通信に用いるアクセス網200をアクセス網200Bからアクセス網200Aに変更した場合、回線切替フレーム生成部408は、アクセス網200Bに接続されるWANポート402Bのアドレスを回線切替フレームの宛先アドレスとする。
なお、回線切替フレームとしては、例えば、イーサネットOAM(イーサネットは登録商標)のMCC(Maintenance Communication Channel)フレームを用いることができる。
そして、回線切替フレーム送信部409は、回線切替フレーム生成部408が生成した回線切替フレームを、ステップS3で算出した送信レートで、アクセス網選択部407が選択したWANポート402へ、出力する(ステップS6)。
回線切替フレーム生成部408が生成したリストに格納された全てのアドレスについて上記ステップS5〜ステップS6の処理を実行すると、回線切替フレーム送信部409は、当該処理の実行回数が所定回数(例えば、3回)に達したか否かを判定する(ステップS7)。回線切替フレーム送信部409は、ステップS5〜ステップS6の処理の実行回数が所定回数に達していないと判定した場合(ステップS7:NO)、まず所定時間(例えば、1秒)の経過を待機する(ステップS8)。次に、回線切替フレーム生成部408は、ステップS2で生成したリストが格納するエントリを並べ替える(ステップS9)。そして、ステップS4に戻り、回線切替フレームの送信処理を実行する。
他方、ステップS7でステップS5〜ステップS6の処理の実行回数が所定回数に達した場合(ステップS7:YES)、アクセス網200の切り替えの際の動作を終了する。
このように、本実施形態によれば、中継装置400は、利用者端末310とコア網100との通信の際に中継させるアクセス網200を変更する場合に、変更後のアクセス網200に接続されたWANポート402から、利用者端末310のアドレスを送信元アドレスとする回線切替フレームを送信する。これにより、アクセス網200群に接続されるレイヤ2スイッチ110の学習により、当該レイヤ2スイッチ110のアドレステーブルに格納される、利用者端末310のアドレスに関連付けられたポートを、変更後のアクセス網200に接続されたポートに変更させることができる。また、利用者端末310からのフレーム送信やレイヤ2スイッチ110のアドレステーブルのエージング時間を待たずにレイヤ2スイッチ110のアドレステーブルが更新されるので、利用者端末310宛フレームがレイヤ2スイッチ110から更新前のポートに送信されてしまう期間を短くすることができる。また、レイヤ2スイッチ110のアドレステーブルのエージングによるフラッディングを防ぐことができる。
また、レイヤ2スイッチ110は、通常のアドレス学習によりアドレステーブルの更新を行うため、中継装置400及びレイヤ2スイッチ110にGSRPなどの特殊なプロトコルを実装することなく、レイヤ2スイッチ110のアドレステーブルを更新させることができる。
また、本実施形態によれば、回線切替フレームの宛先アドレスは、変更前のアクセス網200に接続されたWANポート402のアドレスである。これにより、回線切替フレームは、変更後のアクセス網200を通過し、レイヤ2スイッチ110にて変更前のアクセス網200へ転送される。したがって、本実施形態によれば、コア網100内のトラフィックを抑えつつ、レイヤ2スイッチ110のアドレステーブルを更新させることができる。
また、本実施形態によれば、中継装置400は、回線切替フレームを、回線の最大送信レートより低い送信レートで送信する。これにより、レイヤ2スイッチ110において、各回線切替フレームについて、処理に時間が掛かるアドレス学習が実行される可能性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、中継装置400は、回線切替フレームを所定回数繰り返し送信する。これにより、1回目の回線切替フレームの送信においてアドレス学習がされなかった利用者端末310についても、2回目以降の送信において学習がされる可能性があるため、レイヤ2スイッチ110におけるアドレステーブルの更新の網羅率を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、中継装置400は、繰り返しの送信ごとに回線切替フレーム生成部408が生成したリストのエントリを並べ替えることで、回線切替フレームの送信順を変更する。これにより、アドレス学習の処理に時間がかかり、レイヤ2スイッチ110において、送信された回線切替フレームのうち送信順が後のものの学習がされないような場合にも、送信順が変わることで、当該回線切替フレームの学習がされる可能性を高めることができる。
《第2の実施形態》
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
中継装置400においては、VLAN(Virtual LAN:論理リンク)機能を有するものがある。この場合、設定されたVLAN毎にフレームが異なるルートをたどることがある。そのため、あるVLANのルートではアクセス網200に障害が検出され、他のVLANのルートではアクセス網200に障害が検出されないといったことが起こりうる。
そこで、アクセス網選択部407は、VLANごとにコア網100との通信に用いるべきアクセス網200の変更を行うか否かを判定し、回線切替フレーム生成部408は、アクセス網200の変更がなされたVLANに属する利用者端末310のアドレスを送信元アドレスとする回線切替フレームを生成する。
このように、第2の実施形態によれば、中継装置400は、VLANごとにアクセス網200の切り替えを行うことができる。
以上、図面を参照してこの発明のいくつかの実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、中継装置400がWANポート402を2つ備え、2つのアクセス網200に接続されている場合について説明したが、これに限られず、3つ以上のアクセス網200に接続されていても良い。
また、上述した実施形態では、記憶部404が記憶するアドレステーブルが、記録部405によるアドレス学習またはエージング部406によるエージング処理に応じて更新される場合について説明したが、これに限られない。例えばアドレステーブルは、スタティックな情報を格納し、管理者の手入力によって書き換えられるものであっても良い。
また、上述した実施形態では、回線切替フレームの送信元アドレスのリストを生成する際、アドレステーブルのうち、LANポート401に関連付けられたアドレスを全て取得する場合について説明したが、これに限られない。
例えば、LANポート401に関連付けられたエントリのうち、スタティックなエントリは、エージング部406によるエージング処理がなされない。したがって、回線切替フレーム生成部408は、アドレステーブルのうち、LANポート401に関連付けられたスタティックなエントリのアドレスを取得してリストを生成するようにしても良い。また、回線切替フレーム生成部408は、スタティックなエントリのアドレスを優先して抽出してからダイナミックなエントリを抽出するようにしても良い。
また、例えば、回線切替フレーム生成部408は、アドレステーブルのうち、エージング部406によるエージングがされるまでの残り時間が所定時間以上であるエントリのアドレスを取得してリストを生成するようにしても良い。これにより、通信が発生する可能性が低い利用者端末310のアドレスを送信元アドレスとする回線切替フレームの発生を抑止し、レイヤ2スイッチ110において他の利用者端末310についての学習がなされる可能性を高めることができる。
また、上述した実施形態では、回線切替フレームの送信レートを、全てのアドレスについての回線切替フレームを1秒で送出し切ることができる送信レートとする場合について説明したが、これに限られない。例えば、管理者の手入力により、通常の通信に用いるレートと比較して十分に低速な送信レートを設定しても良い。
上述の中継装置400は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
100…コア網 110…レイヤ2スイッチ 200…アクセス網 300…LAN 310…利用者端末 400…中継装置 401…LANポート 402…WANポート 403…フレームフォワーディング部 404…記憶部 405…記録部 406…エージング部 407…アクセス網選択部 408…回線切替フレーム生成部 409…回線切替フレーム送信部

Claims (7)

  1. 自装置とコア網との間を異なるルートで接続する複数のアクセス網に接続され、自装置と同一のLANに接続された利用者端末と前記コア網との通信の際に選択した1つのアクセス網を中継させる中継装置であって、
    前記利用者端末と前記コア網との通信の際に中継させるアクセス網を変更する場合に、変更後のアクセス網に接続された自装置のポートから、前記利用者端末のアドレスを送信元アドレスとする回線切替フレームを送信する回線切替フレーム送信部
    を備えることを特徴とする中継装置。
  2. 前記回線切替フレーム送信部は、変更前のアクセス網に接続された自装置のポートのアドレスを宛先アドレスとする回線切替フレームを送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記回線切替フレーム送信部は、前記利用者端末と前記コア網との通信に用いる回線の最大送信レートより低い送信レートで前記回線切替フレームを送信する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の中継装置。
  4. 前記回線切替フレーム送信部は、前記回線切替フレームを所定回数繰り返し送信する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の中継装置。
  5. 前記回線切替フレーム送信部は、前記利用者端末が複数存在する場合に、前記回線切替フレームの送信順を、繰り返しの送信ごとに変更する
    ことを特徴とする請求項4に記載の中継装置。
  6. 自装置とコア網との間を異なるルートで接続する複数のアクセス網に接続され、自装置と同一のLANに接続された利用者端末と前記コア網との通信の際に選択した1つのアクセス網を中継させる中継装置を用いた回線切替方法であって、
    回線切替フレーム送信部が、前記利用者端末と前記コア網との通信の際に中継させるアクセス網を変更する場合に、変更後のアクセス網に接続された自装置のポートから、前記利用者端末のアドレスを送信元アドレスとする回線切替フレームを送信する
    ことを特徴とする回線切替方法。
  7. 自装置とコア網との間を異なるルートで接続する複数のアクセス網に接続された自装置のコンピュータを、
    自装置と同一のLANに接続された利用者端末と前記コア網との通信の際に中継させるアクセス網を変更する場合に、変更後のアクセス網に接続された自装置のポートから、前記利用者端末のアドレスを送信元アドレスとする回線切替フレームを送信する回線切替フレーム送信部
    として機能させるためのプログラム。
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