JP2014049874A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】待ち受け動作を低消費電力化しつつ、迅速な接続確立を行う。
【解決手段】待ち受け時に間欠受信動作を行う無線通信装置100は、フレーム検出監視部1005と、タイマ部1002とを備える。フレーム検出監視部1005は、間欠受信動作における受信動作中にフレームの検出を監視する。タイマ部1002は、フレーム検出監視部1005からフレームの検出通知を受けた場合に、受信動作の期間を延長させ、受信動作の延長期間中に前記フレーム検出監視部1005からフレームの検出通知を再度受けた場合に、受信動作の期間を再度延長させる。
【選択図】図8

Description

本発明の実施形態は、無線通信装置に関する。
無線通信装置の待ち受け動作では、一般的に、低消費電力を実現するために、間欠受信動作を行いながら通信相手端末からの信号を待つ。間欠受信動作は、通信相手端末からの信号を検出するための回路を動作させるAwake(アウェイク)期間と、その回路を停止するSleep(スリープ)期間とを繰り返すことにより実現する。
待ち受け動作を更に低消費電力化するためには、Awake期間を短くし、Sleep期間を長くする必要がある。しかし、Awake期間を短くしすぎたり、Sleep期間を長くしすぎたりすると、接続確立までの時間が長くなるので、ユーザの使い勝手の低下につながる。
特開2005−223793号公報 特開平4−29418号公報
本発明が解決しようとする課題は、待ち受け動作を低消費電力化しつつ、迅速な接続確立を行うことができる無線通信装置を提供することである。
実施形態によれば、待ち受け時に間欠受信動作を行う無線通信装置は、フレーム検出監視部と、タイマ部と、を備える。前記フレーム検出監視部は、前記間欠受信動作における受信動作中にフレームの検出を監視する。前記タイマ部は、前記フレーム検出監視部から前記フレームの検出通知を受けた場合に、前記受信動作の期間を延長させ、前記受信動作の延長期間中に前記フレーム検出監視部から前記フレームの検出通知を再度受けた場合に、前記受信動作の期間を再度延長させる。
本実施形態に係る無線通信端末を用いた無線通信システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る無線通信システムの通信確立のシーケンスを示す図である。 本実施形態に係る端末の待ち受け時における間欠受信動作を説明する図である。 本実施形態に係る端末の間欠受信動作中に相手端末からの接続要求フレームを検出する場合の動作例を示す図である。 比較例に係る端末の間欠受信動作中に相手端末からの接続要求フレームを検出する場合の動作例を示す図である。 本実施形態に係る端末の間欠受信動作中に相手端末からの接続要求フレームを検出する場合の動作例を示す図である。 本実施形態に係る端末の間欠受信動作中に雑音又は他システムからの干渉を間違えてフレームとして検出した場合の動作例を示す図である。 本実施形態に係る端末の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る端末の電源管理に関する状態遷移図である。 本実施形態と比較例における端末間の距離と平均接続時間の関係を示す図である。
以下に、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。この実施形態は、本発明を限定するものではない。
図1は、本実施形態に係る無線通信端末100を用いた無線通信システムの構成を示す図である。図1に示すように、この無線通信システムは、無線通信端末(第1の無線通信装置)100と、無線通信端末(第2の無線通信装置)101とを備える。以下、無線通信端末100,101を、それぞれ端末と称する。
端末100は、待ち受け時(つまり接続前の状態である場合)に、端末101からの接続要求フレームを待ち、この接続要求フレームを受信することができた場合に、端末101に対して、接続応答フレームを返して、接続を確立する。
端末101は、相手端末(この場合、端末100)からの接続応答フレームを受信するまで、接続要求フレームを間欠的に送信し続ける。そして、端末101は、端末100から接続応答フレームを受信した場合に、接続要求フレームの送信を停止して端末100と無線通信可能な接続状態に移行する。
図2は、本実施形態に係る無線通信システムの通信確立のシーケンスを示す図である。本実施形態の端末100で、より大きな効果を発揮できる一例として、ここでは、近接無線通信を想定する。つまり、通信を行う2つの端末100,101同士を近づけることにより、端末100,101は、お互いの送信フレームを受信できるようになり、通信接続を確立する。但し、近接無線通信以外を用いてもよい。
本実施形態では、近接無線通信とは、端末100と端末101とが例えば数センチメートル程度の距離まで近接した状態、又は、接触した状態で行われる無線通信を表す。近接無線通信の無線通信方式(通信規格)は、例えばTransferJet(登録商標)である。
図2の縦軸は時間を表し、横軸は距離を表す。図2の例では、端末101は、端末100に接続要求フレームが届かない、つまり通信圏外の状態から、接続要求フレーム201の送信を開始する。次の接続要求フレーム202を送信した時点では、まだ接続要求フレーム202は端末100に届かない。しかし、端末101を端末100に近づける操作203を行うことによって(またはその反対に端末100を端末101に近づけることによって)、端末101が送信する次の接続要求フレーム204が端末100で受信できるようになる。接続要求フレーム204の受信に反応して、端末100は接続応答フレーム205を端末101に送信することが可能になる。
図3は、本実施形態に係る端末100の待ち受け時における間欠受信動作を説明する図である。図3の横軸は時間である。相手端末からの接続要求フレームを待ち受ける際には、相手端末がフレームを送信してきたことを検出するフレーム検出の処理が必要となる。このフレーム検出は、例えば、受信電力を測定し、これが規定値以上に増加したことを検出してもよいし、送信されてくるフレームの信号系列が既知である場合は、相関器を用いてこの信号系列を表す基準信号と受信信号との相関を測定し、この相関が規定値以上に増加したことを検出してもよい。
ただし、受信回路に通電することや相関処理を行うことは、電力を消費するため、フレーム検出を行う期間と、フレーム検出を行わない期間を設けて、フレーム検出を間欠的に行う方法が一般に知られている。つまり、端末100は、待ち受け時に間欠受信動作を行う。
端末100は、フレーム検出を行わない期間は、例えば、デジタル回路のクロック信号を停止したり、各部に供給する電源を止めたりすることで、無駄な電力消費を削減する。ここでは、フレーム検出を行っている期間(受信動作の期間)301をAwake期間と呼び、フレーム検出を行わずに待機している期間(受信動作の期間以外の期間)302をSleep期間と呼ぶ。一般的に、相手端末から接続要求フレームを受信するタイミングは任意のタイミングとなるため、予め定められた期間をタイマで計りながらAwake期間とSleep期間を切り替える。
図4は、本実施形態に係る端末100の間欠受信動作中に相手端末からの接続要求フレームを検出する場合の動作例を示す図である。図4の例では、Sleep期間411中に、相手端末からの接続要求401が到達する例を示している。接続要求401が受信できる距離に相手端末が近づいたとしても、端末100は、Sleep期間411ではフレーム検出動作を行っていないため、この接続要求401に気が付くことはない。接続要求402に関しても同様にSleep期間411であるため、フレーム検出を行うことはできない。Sleep期間411が終了しAwake期間412となってから受信する接続要求403になって、端末100は、初めて相手端末から送信されたフレームが到達していることに気が付いて、これを復調及び復号する。そして、端末100は、復号されたデータの内容からこのフレームが接続要求フレームであることを認識すると、接続応答フレーム404を相手端末に送信する。これにより、端末100は、待ち受け時の間欠受信動作を終了して接続状態(Connected)413に遷移する。
ここで、比較例の端末の動作について説明する。基本的には、比較例の端末も、図2から図4を参照して以上で説明したように動作するが、Awake期間中に接続要求フレームの復調及び復号に失敗した場合、次のような問題が生じる。
図5は、比較例に係る端末の間欠受信動作中に相手端末からの接続要求フレームを検出する場合の動作例を示す図である。図5の例では、図4の例と同様に、Sleep期間511中に、相手端末からの接続要求フレーム501が到達する。そして、Sleep期間511が終了しAwake期間512となってから受信する接続要求フレーム502になって、初めて相手端末からの送信フレームが到達したことに気が付く。
しかし、この例では、この接続要求フレーム502について、復調及び復号を試みるも失敗した場合を仮定する。復調及び復号に失敗する原因としては、端末間の距離が長く、受信信号の受信電力が弱いことや、別の無線通信システムからの干渉が考えられる。
この場合、比較例の一般的な間欠受信動作では、Awake期間512が終了すると、Sleep期間513へ移行するため、次に相手端末から送信されてくる接続要求フレーム503に気が付くことができない。従って、次に接続要求フレームを受け取ることができる機会は、接続要求フレーム504を受信するタイミングまでない。この状況では、接続要求フレームを正しく受信して相手端末に接続できるまでに、最大でSleep期間の倍の時間がかかり、ユーザの使い勝手を大きく低下させてしまう。
待ち受け時の平均消費電力の削減のためには、Awake期間を短くし、Sleep期間を長くする必要がある。しかし、Sleep期間を長くしすぎると、相手端末からの接続要求フレームに気が付くまでの時間が長くなり、ユーザの使い勝手が低下する。また、Awake期間を短くしすぎると、通信相手端末からの信号にエラーが入った場合に、受信、復調及び復号動作ができずにSleep期間に入ってしまう。従って、次のAwake期間まで通信相手端末からの信号を検出することができなくなり、通信相手端末からの信号を正しく受信、復調及び復号するまでの時間が長くなり、ユーザの使い勝手が低下する。従って、Awake期間とSleep期間のバランスをとることが必要となる。
このような比較例の問題を解決するために、本実施形態の端末100は次のように動作する。
図6は、本実施形態に係る端末100の間欠受信動作中に相手端末からの接続要求フレームを検出する場合の動作例を示す図である。図6の例では、図5の例と同様に、Sleep期間611中に、相手端末からの接続要求フレーム601が到達し、その後のAwake期間612中に検出した接続要求フレーム602の受信電力が弱いために、その接続要求フレーム602の復調及び復号に失敗したものとする。
本実施形態では、端末100は、Awake期間612中にフレームを検出すると、これをトリガにしてAwake期間612を延長する機構を備える。このことにより、受信動作の延長期間であるAwake(延長)期間613において、接続要求フレーム602の次に再度送られてくる接続要求フレーム603の検出が可能となる。
本実施形態において、相手端末は近づいてくる(端末同士の距離が短くなる)最中であることを想定すると、接続要求フレーム602より、その次の接続要求フレーム603の方が受信電力は高く、より検出、復調及び復号しやすいことが考えられる。接続要求フレーム603の復調及び復号に成功し、接続要求フレームであることが確認できると、接続応答フレーム604を返し、間欠受信動作を抜けて接続状態(Connected)614に移行する。
Sleep期間611は、延長前の受信動作の期間であるAwake期間612より長い。例えば、Sleep期間は1秒であり、Awake期間612は、0.14ミリ秒である。
Awake(延長)期間613は、任意の長さに設定できるが、Awake期間612より短くてもよい。例えば、Awake(延長)期間613は、0.1ミリ秒である。
Awake(延長)期間613は、接続要求フレーム601,602,603の周期以上である。例えば、接続要求フレーム601,602,603の周期は、0.1ミリ秒である。
延長前の受信動作の周期は、接続要求フレーム601,602,603の周期より長い。例えば、受信動作の周期は、1.00014秒である。
図7は、本実施形態に係る端末100の間欠受信動作中に雑音又は他システムからの干渉を間違えてフレームとして検出した場合の動作例を示す図である。既知信号との相関値を用いてフレームを検出する構成では、確率的に熱雑音をフレームと間違えて誤検出する可能性がある。また、受信電力を用いてフレームを検出する構成では、他の通信システムからの干渉を受けると、受信電力が増加するために、相手端末からのフレームと間違えて誤検出をする可能性がある。
図7に示すように、Awake期間711中に雑音701をフレームとして誤検出した場合でも、端末100は、これが誤検出であるか否かを判定する手段はないために、Awake期間711が終了すると、一旦、Awake期間711を延長する。このAwake(延長)期間712において、再びフレーム検出が発生しない場合は、誤検出であると判断し、再びSleep期間713へ移行する。誤検出の確率が十分に低ければ、この動作によって発生するAwake期間の延長による待ち受け時の平均消費電力の増加は、極小に抑えることができる。
次に、端末100の構成について説明する。
図8は、本実施形態に係る端末100の構成を示すブロック図である。図8に示すように、端末100は、送受信管理部1001と、タイマ部1002と、電源及びクロック管理部1003と、物理層処理部1004と、フレーム検出監視部1005と、ホスト1006と、を備える。
送受信管理部1001は、ホスト1006からの指示に基づいて、タイマ部1002とフレーム検出監視部1005と物理層処理部1004を制御して、送受信を管理する。つまり、送受信管理部1001は、フレーム送受信のタイミングや通信状態を制御する。
例えば、ホスト1006から待ち受け状態に入る指示が出ていれば、送受信管理部1001は、タイマ部1002にAwake期間及びSleep期間の時間の計測を指示したり、物理層処理部1004にフレーム検出を行わせたり、フレーム検出監視部1005にフレーム検出の監視を行わせたりする。
また、送受信管理部1001は、物理層処理部1004で検出されたフレームが接続要求フレームである場合に、物理層処理部1004に、接続要求フレームに応答する接続応答フレームを送信させる。そして、ホスト1006から接続状態に入る指示が出ていれば、送受信管理部1001は、物理層処理部1004を介して、相手端末とデータをやり取りする。
タイマ部1002は、送受信管理部1001からのトリガに応じてAwake期間及びSleep期間の時間を計測し、タイムアウトすると、電源及びクロック管理部1003に通知する。
また、タイマ部1002は、フレーム検出監視部1005からフレームの検出通知を受けた場合に、受信動作の期間であるAwake期間を延長させる。また、タイマ部1002は、受信動作の延長期間であるAwake(延長)期間中にフレーム検出監視部1005からフレームの検出通知を再度受けた場合に、Awake期間を再度延長させる。
さらに、タイマ部1002は、Awake(延長)期間中にフレーム検出監視部1005からフレームの検出通知を受けなかった場合に、受信動作を終了させ、Sleep期間へ移行させる。
電源及びクロック管理部1003は、タイマ部1002からのトリガで、無線通信にかかわる各部の電源やクロック生成を管理する。
具体的には、電源及びクロック管理部1003は、タイマ部1002の制御に基づいて、Awake期間及びAwake(延長)期間中、即ち受信動作の期間中に、フレーム検出監視部1005と物理層処理部1004と送受信管理部1001に電源とクロックを供給する。フレーム検出監視部1005と物理層処理部1004と送受信管理部1001は、クロックに基づいて動作する。
一方、電源及びクロック管理部1003は、Sleep期間中に、フレーム検出監視部1005と物理層処理部1004と送受信管理部1001への電源とクロックの供給を停止する。これにより、Sleep期間での低消費電力モードが実現される。
物理層処理部1004は、アンテナ1007を介して近接無線通信を行うように構成されている。具体的には、物理層処理部1004は、送受信処理部1001からの指示で、データを符号化及び変調してフレームとしてアンテナ1007を介して送信したり、アンテナ1007を介して受信信号を受信して、受信信号から、相手端末からのフレームを検出、復調及び復号し、データに変換したりする。
また、物理層処理部1004は、フレームを検出すると、フレーム検出監視部1005に対して、その旨を通知する。物理層処理部1004は、前述のように、受信電力を測定し、受信電力が規定値以上に増加した場合にフレームを検出したと判定してもよい。あるいは、物理層処理部1004は、前述のように、受信信号と予め定められた基準信号との相関を演算し、相関が規定値以上に増加した場合にフレームを検出したと判定してもよい。
フレーム検出監視部1005は、Awake期間及びAwake(延長)期間中、即ち受信動作中に、物理層処理部1004によるフレームの検出を監視する。フレーム検出監視部1005は、フレーム検出があれば、タイマ部1002に対して、Awake期間の延長または再延長を通知する。
ホスト1006は、ユーザインターフェースを含み、送受信管理部1001を制御することにより、端末100の制御を行う。
図9は、本実施形態に係る端末100の電源管理に関する状態遷移図である。初期状態はAwake状態902である。ホスト1006から間欠受信動作の指示があると、タイマ部1002がAwake期間の測定を開始し、タイムアウトするとSleep状態901に遷移する(905)。ここで、再びタイマ部1002はSleep期間の測定を開始し、タイムアウトすると、Awake状態902に遷移する。通常の待ち受け時は、この遷移を繰り返す。
しかし、Awake状態902で、フレーム検出監視部1005からAwake期間中にフレーム検出があったことを通知されると、Awake(延長)状態903へ遷移する(907)。Awake(延長)状態903でも、再びフレーム検出監視部1005からAwake(延長)期間中にフレーム検出があったことを通知されると、さらにAwake期間の延長をして(908)、Awake(延長)状態903を保つ。
Awake状態902及びAwake(延長)状態903で、それぞれ、接続応答フレームを返して通信が確立すると、Connect状態904に遷移し(910及び909)、間欠受信動作を終了する。
Awake状態902及びAwake(延長)状態903で、それぞれ、フレーム検出が発生しない場合、タイムアウトしてSleep状態901へ遷移し(905及び911)、再びSleep状態901とAwake状態902との間で遷移を繰り返すことになる。つまり間欠受信動作をする。
また、ホスト1006から通信接続状態終了の指示があると、Connect状態904からAwake状態902に遷移して(912)、ホスト1006からの指示を待つ。
図10は、本実施形態と比較例における端末間の距離と平均接続時間の関係を示す図である。図10の横軸は距離を示し、縦軸は接続確立までに必要だった接続要求再送回数を示す。再送回数が大きいということは、接続確立までの時間が長いことを示す。比較例は、図5を参照して説明したものである。図10に示すように、本実施形態では、距離によらず平均接続時間はほぼ一定である。しかし、比較例では、距離が遠くなるに伴い平均接続時間が長くなる。このように、距離が遠い環境、即ちフレームの復調及び復号に失敗しやすい環境において、本実施形態では接続時間を比較例より短くできる。
このように本実施形態によれば、タイマ部1002が、フレーム検出監視部1005からフレームの検出通知を受けた場合に、受信動作の期間であるAwake期間を延長させるようにしている。これにより、相手端末からのフレームが検出されない場合には、Awake期間が終了するとすぐにSleep期間に入ることができる。一方、相手端末からのフレームが検出され始めた場合には、Awake期間を延長することができるため、あるフレームの復調及び復号に失敗しても、Sleep期間に入ることなく次の再送フレームを受信できる。これにより、延長前のAwake期間を短くしてもフレームを確実に復調及び復号できるので、待ち受け動作を低消費電力化しつつ、迅速かつ確実な接続確立が行える。
その上、タイマ部1002が、受信動作の延長期間であるAwake(延長)期間中にフレームの検出通知を再度受けた場合に、Awake期間を再度延長させるようにしている。これにより、フレーム検出はできるものの、復調及び復号に失敗するような状況が続いた場合でも、Sleep期間に入ることなく次の再送フレームを受信できる。従って、より迅速かつ確実な接続確立が行え、ユーザの使い勝手を向上できる。
さらに、タイマ部1002が、受信動作の延長期間であるAwake(延長)期間中にフレーム検出監視部1005からフレームの検出通知を受けなかった場合に、受信動作を終了させるようにしているので、連続してフレーム検出されない場合には、雑音等によりフレームの誤検出が発生したと判断して、すぐにSleep期間に戻ることができる。そのため、待ち受け動作を低消費電力化できる。
以上のように、本実施形態によれば、待ち受け動作を低消費電力化しつつ、迅速な接続確立を行うことができる。即ち、待ち受け低消費電力化と使い勝手の向上とを両立させることができる。
(他の比較例)
ここで、発明者が知得する他の比較例について説明する。例えば、待ち受け低消費電力化のために、通信が完了すると、予め設定された期間だけ受信動作を停止してシステムの電源をオフにする無線通信装置がある。この装置は、その後、設定された期間が経過すると、再び受信動作を開始し相手端末からの通信開始を待つ。この装置では、低消費電力化に寄与できるが、予め送信側と受信側で取り決めた設定時間が必要であり、連続して通信が発生したり、通信の生起がランダムに発生したりするようなアプリケーションには不向きであるといえる。本実施形態では、このような問題もない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 端末(第1の無線通信装置)
101 端末(第2の無線通信装置)
1001 送受信管理部
1002 タイマ部
1003 電源及びクロック管理部
1004 物理層処理部
1005 フレーム検出監視部
1006 ホスト

Claims (7)

  1. 待ち受け時に間欠受信動作を行う無線通信装置であって、
    前記間欠受信動作における受信動作中にフレームの検出を監視するフレーム検出監視部と、
    前記フレーム検出監視部から前記フレームの検出通知を受けた場合に、前記受信動作の期間を延長させ、前記受信動作の延長期間中に前記フレーム検出監視部から前記フレームの検出通知を再度受けた場合に、前記受信動作の期間を再度延長させるタイマ部と、
    受信信号を受信して、前記受信信号から前記フレームを検出する物理層処理部と、
    前記タイマ部と前記フレーム検出監視部と前記物理層処理部を制御して、送受信を管理する送受信管理部と、
    前記タイマ部の制御に基づいて、前記受信動作の期間中に、前記フレーム検出監視部と前記物理層処理部と前記送受信管理部に電源とクロックを供給し、一方、前記間欠受信動作における前記受信動作の期間以外のスリープ期間中に、前記フレーム検出監視部と前記物理層処理部と前記送受信管理部への前記電源と前記クロックの供給を停止する電源及びクロック管理部と、を備え、
    前記フレーム検出監視部は、前記物理層処理部による前記フレームの検出を監視し、
    前記フレーム検出監視部と前記物理層処理部と前記送受信管理部は、前記クロックに基づいて動作し、
    前記送受信管理部は、検出された前記フレームが接続要求フレームである場合に、前記物理層処理部に、前記接続要求フレームに応答する接続応答フレームを送信させる
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 待ち受け時に間欠受信動作を行う無線通信装置であって、
    前記間欠受信動作における受信動作中にフレームの検出を監視するフレーム検出監視部と、
    前記フレーム検出監視部から前記フレームの検出通知を受けた場合に、前記受信動作の期間を延長させ、前記受信動作の延長期間中に前記フレーム検出監視部から前記フレームの検出通知を再度受けた場合に、前記受信動作の期間を再度延長させるタイマ部と、を備える
    ことを特徴とする無線通信装置。
  3. 前記タイマ部は、前記受信動作の延長期間中に前記フレーム検出監視部から前記フレームの検出通知を受けなかった場合に、前記受信動作を終了させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 受信信号を受信して、前記受信信号から前記フレームを検出する物理層処理部と、
    前記タイマ部と前記フレーム検出監視部と前記物理層処理部を制御して、送受信を管理する送受信管理部と、
    前記タイマ部の制御に基づいて、前記受信動作の期間中に、前記フレーム検出監視部と前記物理層処理部と前記送受信管理部に電源とクロックを供給し、一方、前記間欠受信動作における前記受信動作の期間以外のスリープ期間中に、前記フレーム検出監視部と前記物理層処理部と前記送受信管理部への前記電源と前記クロックの供給を停止する電源及びクロック管理部と、を備え、
    前記フレーム検出監視部は、前記物理層処理部による前記フレームの検出を監視し、
    前記フレーム検出監視部と前記物理層処理部と前記送受信管理部は、前記クロックに基づいて動作する
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  5. 前記送受信管理部は、検出された前記フレームが接続要求フレームである場合に、前記物理層処理部に、前記接続要求フレームに応答する接続応答フレームを送信させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 前記物理層処理部は、受信電力を測定し、前記受信電力が規定値以上に増加した場合に前記フレームを検出したと判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  7. 前記物理層処理部は、前記受信信号と予め定められた基準信号との相関を演算し、前記相関が規定値以上に増加した場合に前記フレームを検出したと判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
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