JP2014048840A - 表示装置、表示装置の制御方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な操作で複数のオブジェクトを選択可能な表示装置を実現する。
【解決手段】複数のオブジェクトを表示するディスプレイ10を備えた表示装置1は、ディスプレイ10に対する接触位置を検出する座標検出部31と、複数の接触位置に基づいて選択範囲を特定すると共に、複数のオブジェクトのうち特定した選択範囲に含まれるオブジェクトの状態を選択状態とする画面生成部32と、を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】複数のオブジェクトを表示するディスプレイ10を備えた表示装置1は、ディスプレイ10に対する接触位置を検出する座標検出部31と、複数の接触位置に基づいて選択範囲を特定すると共に、複数のオブジェクトのうち特定した選択範囲に含まれるオブジェクトの状態を選択状態とする画面生成部32と、を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数のオブジェクトを表示する表示装置、表示装置の制御方法、プログラムおよび記録媒体に関するものである。
従来、複数のサムネイルが表示部に表示された画面において、所望のサムネイルを複数選択する場合には、カーソルボタンにて所望のサムネイル位置まで移動後、選択ボタンにて選択する操作を複数回行うという操作の手数が増えるという問題がある。
そこで、例えば、特許文献1に記載のように、選択ボタンを任意の時間より長く押下された場合、連続した複数のサムネイルを選択するためのモードとなり、連続するサムネイルの範囲を選択し、選択ボタンを押下することによって、選択範囲を確定する方法が開示されている。
しかしながら、上述のような従来技術では、タッチパネルを搭載した電子機器において、複数のサムネイル(オブジェクト)がタッチパネルに表示されているときに複数のサムネイルを選択する場合、サムネイルを複数選択可能なモードへ変更するための操作、および、複数のサムネイルを選択する操作を行う必要があった。また、サムネイルを複数選択可能なモードへ変更するために、所定時間押下し続ける必要があり、待ち時間が発生してしまうといった問題があった。また、サムネイルを複数選択可能なモードに変更するためのボタン等を配置した場合、当該ボタンを配置するエリアが必要になった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な操作で複数のオブジェクトを選択可能な表示装置を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、複数のオブジェクトを表示する表示部を備えた表示装置であって、上記表示部に対する接触位置を検出する検出手段と、上記検出手段が複数の接触位置を検出したとき、該複数の接触位置に基づいて選択範囲を特定すると共に、上記表示部に表示されている上記複数のオブジェクトのうち、特定した選択範囲に含まれるオブジェクトの状態を選択状態とする選択手段と、を備えていることを特徴としている。
上記構成によれば、例えば、ユーザによって複数のオブジェクトが選択されたとき、表示装置は、ユーザの所望の範囲のオブジェクトの状態を選択状態とすることができる。これにより、表示装置は、複数のオブジェクトを選択するためのモードに切り替えるための特別な操作を行うことなく、簡単な操作でユーザの所望の範囲のオブジェクトの状態を選択状態とすることができる。
本発明に係る表示装置は、上記表示部に表示された上記複数のオブジェクトのうち、選択状態のオブジェクトを非選択状態のオブジェクトとは異なる様態で上記表示部に表示させる表示手段を更に備えていることが好ましい。
本発明に係る表示装置は、上記検出手段が検出した接触位置が複数であるとき、当該複数の接触位置に対する接触が同時に行われたか否かを判定する判定手段と、上記選択範囲を特定するための選択基準の少なくとも何れかと、接触が同時に行われたか否かと、を対応付けて管理する管理手段と、を更に備え、上記選択手段は、上記判定手段の判定結果に応じた選択基準を上記管理手段から取得し、当該取得した選択基準に従って特定した選択範囲に含まれるオブジェクトの状態を選択状態とすることが好ましい。
上記構成によれば、例えば、ユーザによって選択された複数のオブジェクトが同時に選択されたか否かによって、選択状態のオブジェクトの範囲を、区別して設定することができる。よって、表示装置は、より好適に、簡単な操作でユーザの所望の範囲のオブジェクトの状態を選択状態とすることができる。
本発明に係る表示装置の上記選択基準には、上記検出手段が検出した複数の接触位置を示す座標のうち、x座標およびy座標のそれぞれにおいて、座標値の最小値から最大値までの範囲を上記選択範囲として特定する選択基準が含まれることが好ましい。
また、本発明に係る表示装置の上記選択基準には、上記検出手段が検出した複数の接触位置を頂点として含む多角形内の領域を、上記選択範囲として特定する選択基準が含まれる構成であってもよい。
また、本発明に係る表示装置の上記選択基準には、上記検出手段が検出した複数の接触位置にそれぞれ表示されたオブジェクトに設定されたインデックスの値の最小値から最大値までの範囲を上記選択範囲として特定する選択基準が含まれることが好ましい。
また、本発明に係る表示装置の上記選択基準には、上記検出手段が検出した複数の接触位置にそれぞれ表示されたオブジェクトが有するパラメータの値の最小値から最大値までの範囲を上記選択範囲として特定する選択基準として特定するという選択基準が含まれることが好ましい。
また、上記パラメータは、上記オブジェクトのファイルサイズであってもよいし、上記オブジェクトのタイムスタンプであってもよい。
このような選択基準が含まれることにより、表示装置は、ユーザの所望の選択範囲を好適に特定することができる。
本発明に係る表示装置の上記管理手段は、上記選択基準の少なくとも何れかを、上記オブジェクトの表示モードに更に対応付けて管理することが好ましい。
また、本発明にかかる表示装置の上記管理手段は、上記選択基準の少なくとも何れかを、上記検出手段が検出した複数の接触位置に更に対応付けて管理することが好ましい。
上記表示装置は、このように管理された1または複数の選択基準を用いて、ユーザの所望の選択範囲を好適に特定することができる。
本発明に係る表示装置は、入力デバイスを更に備え、上記検出手段は、上記入力デバイスからの入力信号を用いて、上記接触位置を検出することが好ましい。
上記構成によれば、上記入力デバイスは接触位置を示す入力信号を検出手段に送信する。検出手段は、送信された入力信号を用いて、接触位置を検出することができる。
上記課題を解決するために、本発明に係る表示装置の制御方法は、複数のオブジェクトを表示する表示部を備えた表示装置の制御方法であって、上記表示部に対する接触位置を検出する検出ステップと、上記検出ステップにおいて複数の接触位置が検出されたとき、該複数の接触位置に基づいて選択範囲を特定すると共に、上記表示部に表示されている上記複数のオブジェクトのうち、特定した選択範囲に含まれるオブジェクトの状態を選択状態とする選択ステップと、を含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係る表示装置と同様の効果を奏する。
また上記表示装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム、および、上記プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に含まれる。
本発明に係る表示装置は、複数のオブジェクトを表示する表示部を備えた表示装置であって、上記表示部に対する接触位置を検出する検出手段と、上記検出手段が複数の接触位置を検出したとき、該複数の接触位置に基づいて選択範囲を特定すると共に、上記表示部に表示されている上記複数のオブジェクトのうち、特定した選択範囲に含まれるオブジェクトの状態を選択状態とする選択手段と、を備えていることを特徴としている。
これにより、表示装置は、複数のオブジェクトを選択するためのモードに切り替えるための特別な操作を行うことなく、簡単な操作でユーザの所望の範囲のオブジェクトの状態を選択状態とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(表示装置の構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように表示装置1は、ディスプレイ(表示部)10、タッチパネル(入力デバイス)20および制御部30を備えている。
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように表示装置1は、ディスプレイ(表示部)10、タッチパネル(入力デバイス)20および制御部30を備えている。
ディスプレイ10は、制御部30からの信号に基づいて、情報を表示しユーザに提供する。具体的には、ディスプレイ10は、LCD、EL(Electroluminescence)ディスプレイ、PDP(Plasma Display Panel)などの表示素子と、表示素子を駆動するドライバ回路とを備える構成である。
ディスプレイ10は、複数のオブジェクトを表示する。ここでいうオブジェクトとは、GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)を構成する表示対象物のことを指す。オブジェクトとは、例えば、サムネイルであるとするがこれに限定されるものではない。
タッチパネル20は、ディスプレイ10に接触した物体を検知し、検知した物体の位置(接触位置)を示す信号(入力信号)を制御部30に送信する入力デバイスである。本実施形態では、タッチパネル20は、接触型の、いわゆる静電容量方式のタッチパネルであるとする。なお、タッチパネル20はこれに限定されず、いわゆる抵抗膜方式のものであってもよい。また、タッチパネル20は、例えば、光センサ内蔵の液晶パネルのような、いわゆる非接触型タッチパネルであってもよい。タッチパネル20は、ディスプレイ10の表面上に積層されて、ディスプレイ10と一体的に形成されている。
次に、制御部30について説明する。制御部30は、表示装置1が内部において実行する処理を受け持つ。図1に示すように、制御部30は、座標検出部(検出手段、判定手段)31、画面生成部(選択手段、表示手段)32および選択情報管理部(管理手段)33を備えている。
座標検出部31は、タッチパネル20からの入力信号を用いて、ディスプレイ10に接触した物体の接触位置を検出する。具体的には、タッチパネル20から送信された接触位置を示す信号(入力信号)を用いて、ユーザの指などの物体の接触位置の座標を検出する。座標検出部31は、検出した接触位置の座標を画面生成部32に供給する。
また、座標検出部31は、タッチパネル20からの入力信号を用いて、複数の接触位置を検出したとき、当該複数の接触位置に対する接触が同時に行われたか否かを判定する。つまり、座標検出部31は、複数の物体がディスプレイ10に同時に接触したか、順に接触したかを判定する。そして、座標検出部31は、判定結果を画面生成部32に供給する。
選択情報管理部33は、ディスプレイ10に表示されたオブジェクトの選択範囲を特定するための選択ルール(選択基準)を、接触が同時に行われたか否かと対応付けて管理する。具体的には、選択情報管理部33は、オブジェクトの選択範囲を特定するための選択ルールの少なくとも何れかを、ディスプレイ10に接触した複数の物体が同時に接触したか(同時タッチ時)、または、ディスプレイ10に接触した複数の物体が順に接触したか(順タッチ時)に対応付けて管理する。
なお、接触が同時に行われたか否かと対応付けて管理されたオブジェクトの選択ルールは、ユーザによって設定されてもよいし、表示装置1に予め設定されていてもよい。また、上記設定は、変更することもできる。
画面生成部32は、ディスプレイ10に表示する画像を生成し、ディスプレイ10に供給する。画面生成部32は、座標検出部31から供給された判定結果に応じた選択ルールを選択情報管理部33から取得し、取得した選択ルールと座標検出部31から供給された接触位置の座標とから、選択状態にするオブジェクトを選択する。画面生成部32は、選択状態のオブジェクトを非選択状態のオブジェクトとは異なる様態でディスプレイ10に表示させるための画像を生成し、ディスプレイ10に供給する。
(処理の流れ)
次に、図2を参照して、複数のオブジェクトが表示されたディスプレイ10にユーザの2本の指が接触したときの処理の流れについて説明を行う。図2は、複数のオブジェクトが表示されたディスプレイ10にユーザの2本の指が接触したときの表示装置1の処理の流れを示すフローチャートである。
次に、図2を参照して、複数のオブジェクトが表示されたディスプレイ10にユーザの2本の指が接触したときの処理の流れについて説明を行う。図2は、複数のオブジェクトが表示されたディスプレイ10にユーザの2本の指が接触したときの表示装置1の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、複数のオブジェクトがディスプレイ10に表示されているとき、ユーザの2本の指がディスプレイ10に触れると、タッチパネル20は、2本の指の接触をそれぞれ検知する(ステップS1。以下、単にS1とする)。
その後、制御部30からマルチタッチイベントが発行され、座標検出部31は、ユーザの指が接触した位置(接触位置)のそれぞれの座標を、画面生成部32に通知する(S2)。なお、座標検出部31は、2本の指の接触が予め定められた時間以内であるときに、当該2本の指の接触位置のそれぞれの座標を画面生成部32に通知するよう構成されていてもよい。その後、制御部30は、オブジェクトの選択モードを複数選択モードへ切り替える(S3)。
次に、座標検出部31は、ユーザの2本の指が同時にディスプレイ10にタッチされたか否かを判定する。具体的には、座標検出部31は、タッチパネル20からの入力信号を参照し、ディスプレイ10に2本の指が接触した時間の差が、予め定められた範囲内であるとき、同時にタッチされたと判定する(S4)。
ユーザの2本の指が同時にディスプレイ10にタッチされたと、座標検出部31が判定したとき(S4にてYES)、画面生成部32は、選択情報管理部33に管理されている選択ルールであって、複数の指2がディスプレイ10に同時に接触したか(同時タッチ時)に対応付けられている選択ルールが「座標基準」であるかを確認する(S5)。
同時タッチ時に対応付けられている選択ルールが座標基準であるとき(S5にてYES)、画面生成部32は、S2にて通知された2つの座標の間に含まれる複数のオブジェクトの状態を選択状態にし、選択状態のオブジェクトを非選択状態のオブジェクトとは異なる様態でディスプレイ10に表示させる(S6)。
同時タッチ時に対応付けられている選択ルールが座標基準でないとき(S5にてNO)、画面生成部32は、選択情報管理部33に管理されている選択ルールであって、同時タッチ時に対応付けられている選択ルールが「インデックス基準」であるかを確認する(S7)。同時タッチ時に対応付けられている選択ルールがインデックス基準であるとき(S7にてYES)、画面生成部32は、S2にて通知された2つの座標上に表示されたオブジェクトのインデックスの値(インデックス値)をそれぞれ特定する(S8)。
その後、特定した2つのインデックス値の間の値をインデックス値として設定された複数のオブジェクトの状態を選択状態にし、選択状態のオブジェクトを非選択状態のオブジェクトとは異なる様態でディスプレイ10に表示させる(S9)。
同時タッチ時に対応付けられている選択ルールがインデックス基準でないとき(S7にてNO)、画面生成部32は、同時タッチ時に対応付けられている選択ルールがパラメータ基準であると判断し、S2にて通知された2つの座標上に表示されたオブジェクトのパラメータの値(パラメータ値)をそれぞれ特定する(S10)。
その後、特定した2つのパラメータ値の間のパラメータ値を有した複数のオブジェクトの状態を選択状態にし、選択状態のオブジェクトを非選択状態のオブジェクトとは異なる様態でディスプレイ10に表示させる(S11)。
一方、ユーザの2本の指が順にディスプレイ10にタッチされたと座標検出部31が判定したとき、つまり、ユーザの2本の指が同時にディスプレイ10にタッチされていないと判定したとき(S4にてNO)、画面生成部32は、選択情報管理部33に管理されている選択ルールであって、複数の指2がディスプレイ10に順に接触したか(順タッチ時)に対応付けられている選択ルールが「座標基準」であるかを確認する(S12)。
順タッチ時に対応付けられている選択ルールが座標基準であるとき(S12にてYES)、画面生成部32は、S2にて通知された2つの座標の間に含まれる複数のオブジェクトの状態を選択状態にし、選択状態のオブジェクトを非選択状態のオブジェクトとは異なる様態でディスプレイ10に表示させる(S13)。
順タッチ時に対応付けられている選択ルールが座標基準でないとき(S12にてNO)、画面生成部32は、選択情報管理部33に管理されている選択ルールであって、順タッチ時に対応付けられている選択ルールが「インデックス基準」であるかを確認する(S14)。順タッチ時に対応付けられている選択ルールがインデックス基準であるとき(S14にてYES)、画面生成部32は、S2にて通知された2つの座標上に表示されたオブジェクトのインデックスの値(インデックス値)をそれぞれ特定する(S15)。
その後、特定した2つのインデックス値の間の値をインデックス値として設定された複数のオブジェクトの状態を選択状態にし、選択状態のオブジェクトを非選択状態のオブジェクトとは異なる様態でディスプレイ10に表示させる(S16)。
順タッチ時に対応付けられている選択ルールがインデックス基準でないとき(S14にてNO)、画面生成部32は、順タッチ時に対応付けられている選択ルールがパラメータ基準であると判断し、S2にて通知された2つの座標上に表示されたオブジェクトのパラメータの値(パラメータ値)をそれぞれ特定する(S17)。
その後、特定した2つのパラメータ値の間のパラメータ値を有した複数のオブジェクトの状態を選択状態にし、選択状態のオブジェクトを非選択状態のオブジェクトとは異なる様態でディスプレイ10に表示させる(S18)。
(選択ルールが座標基準である場合における画面遷移)
次に、選択ルールが座標基準であるときの画面遷移について、図3を参照して説明する。図3は、選択ルールが座標基準である場合において、オブジェクトを2つ選択した際の画面遷移図である。なお、図3においては、同時タッチ時に対応付けられている選択ルールが座標基準であるときについて説明を行うが、同時タッチ時でない、つまり、順タッチ時に対応付けられている選択ルールが座標基準であるときについても同様の処理を行う。
次に、選択ルールが座標基準であるときの画面遷移について、図3を参照して説明する。図3は、選択ルールが座標基準である場合において、オブジェクトを2つ選択した際の画面遷移図である。なお、図3においては、同時タッチ時に対応付けられている選択ルールが座標基準であるときについて説明を行うが、同時タッチ時でない、つまり、順タッチ時に対応付けられている選択ルールが座標基準であるときについても同様の処理を行う。
図3の上部に示すように、表示装置1のディスプレイ10には、16個のオブジェクトが表示されている。なお、図3に示すオブジェクトは一例であり、オブジェクトの形状、数、配置等これに限定されるものではない。
なお、図3に示す複数のオブジェクトには、左上から右下にかけて、個々のオブジェクトを示すための固有の番号であるインデックスが付されているとする。図3に示す複数のオブジェクトには1から16のインデックスが付されている。なお、インデックスは、各オブジェクトに付されていなくてもよい。各オブジェクトは、例えば、サムネイルである。また、各オブジェクトにインデックスが付されている場合、各インデックスの値は、図3に示すように各オブジェクトに表示されていてもよいし、表示されていなくてもよい。なお、以下では説明の便宜上、インデックスがN(Nは自然数)のオブジェクトをオブジェクト(N)と呼ぶ。
図3の上部に示すようにユーザが指2で、オブジェクト(2)とオブジェクト(12)とを同時に触れたとき、座標検出部31は、2つの接触位置のそれぞれの座標を、画面生成部32に通知する。そして、画面生成部32は、座標検出部31から通知された2つの座標のx座標およびy座標のそれぞれにおいて、座標値の小さい値から大きい値までの範囲に含まれる複数のオブジェクトの状態を選択状態にする。
図3において、例えば、ディスプレイ10の左上を座標平面の原点とし、原点から右方向に向かう方向をx軸とし、x軸に直行する方向であって原点から下方向に向かう方向をy軸とする。ここで、例えば、ユーザがディスプレイ10に触れた位置(点)の座標であって、オブジェクト(2)が表示されている領域に含まれる座標を(x2、y2)とし、ユーザがディスプレイ10に触れた位置(点)の座標であって、オブジェクト(12)が表示されている領域に含まれる座標を(x12、y12)とする。このとき、画面生成部32は、x2≦x≦x12且つy2≦y≦y12の範囲に表示されたオブジェクトの状態を選択状態にする。図3の例では、オブジェクト(2)〜オブジェクト(4)、オブジェクト(6)〜オブジェクト(8)、および、オブジェクト(10)〜オブジェクト(12)の状態を選択状態にし、図3の下部に示すように表示する。
このように、座標基準の選択ルールは、複数の接触位置を示す座標のうち、x座標およびy座標のそれぞれにおいて、座標値の小さい値(最小値)から大きい値(最大値)までの範囲を選択範囲として特定する選択ルールである。選択ルールが座標基準であるとき、画面生成部32は、x座標およびy座標のそれぞれにおいて、座標値の小さい値から大きい値までの範囲に表示されたオブジェクトの状態を選択状態にすることができる。
また、図3の状態において、座標基準の選択ルールは、2点の接触位置を頂点として含む多角形(図3においては、2点を頂点として含む四角形)内の領域を選択範囲として特定する選択ルールであるといえる。これにより、画面生成部32は、当該選択範囲に含まれるオブジェクトの状態を選択状態とすることができる。
なお、上記では、画面生成部32が座標検出部31から通知された2つの座標のx座標およびy座標のそれぞれにおいて、座標値の小さい値から大きい値の間に含まれる複数のオブジェクトの状態を選択状態にすることについて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではない。画面生成部32は、座標検出部31から通知された2つの座標上にそれぞれ表示されたオブジェクトの代表点の座標(例えば、オブジェクトの中心点の座標など)を特定し、特定した2つの代表点のx座標およびy座標のそれぞれにおいて、座標値の小さい値から大きい値の間に表示された複数のオブジェクトの状態を選択状態にしてもよい。
(選択ルールがインデックス基準である場合における画面遷移)
次に、選択ルールがインデックス基準であるときの画面遷移について、図4を参照して説明する。図4は、選択ルールがインデックス基準である場合において、オブジェクトを2つ選択した際の画面遷移図である。なお、図4においては、同時タッチ時に対応付けられている選択ルールがインデックス基準であるときについて説明を行うが、順タッチ時に対応付けられている選択ルールがインデックス基準であるときについても同様の処理を行う。
次に、選択ルールがインデックス基準であるときの画面遷移について、図4を参照して説明する。図4は、選択ルールがインデックス基準である場合において、オブジェクトを2つ選択した際の画面遷移図である。なお、図4においては、同時タッチ時に対応付けられている選択ルールがインデックス基準であるときについて説明を行うが、順タッチ時に対応付けられている選択ルールがインデックス基準であるときについても同様の処理を行う。
図4の上部に示すように、表示装置1のディスプレイ10には、図3と同様に、16個のオブジェクトが表示されている。なお、図4に示すオブジェクトは一例であり、オブジェクトの形状、数、配置等これに限定されるものではない。オブジェクトには、左上から右下にかけて、1から16のインデックスが付されている。各オブジェクトに付されたインデックスは、図4に示すように各オブジェクトに表示されていてもよいし、表示されていなくてもよい。
図4の上部に示すようにユーザが指2で、オブジェクト(2)とオブジェクト(12)とを同時に触れたとき、座標検出部31は、2つの接触位置(2点)のそれぞれの座標を、画面生成部32に通知する。そして、画面生成部32は、座標検出部31から通知された2つの座標上にそれぞれ表示されたオブジェクトのインデックス値を特定し、特定した2つのインデックス値の間のインデックス値が設定されたオブジェクトの状態を選択状態にする。つまり、図4の例では、インデックス値が2〜12のオブジェクト(オブジェクト(2)〜オブジェクト(12))の状態を選択状態にし、図4の下部に示すように表示する。
このように、インデックス基準の選択ルールは、座標検出部31が検出した2点の接触位置にそれぞれ表示されたオブジェクトに設定されたインデックス値の小さい値から大きい値のまでの範囲を選択範囲として特定する選択ルールである。選択ルールがインデックス基準であるとき、画面生成部32は、接触位置にそれぞれ表示されたオブジェクトに設定されたインデックス値の小さい値から大きい値のまでの範囲の値をインデックス値として設定されたオブジェクトの状態を選択状態にすることができる。
(選択ルールがパラメータ基準である場合における画面遷移)
次に、選択ルールがパラメータ基準であるときの画面遷移について、図5を参照して説明する。図5は、選択ルールがパラメータ基準である場合において、オブジェクトを2つ選択した際の画面遷移図である。なお、図5においては、同時タッチ時に対応付けられている選択ルールがパラメータ基準であるときについて説明を行うが、順タッチ時に対応付けられている選択ルールがパラメータ基準であるときについても同様の処理を行う。
次に、選択ルールがパラメータ基準であるときの画面遷移について、図5を参照して説明する。図5は、選択ルールがパラメータ基準である場合において、オブジェクトを2つ選択した際の画面遷移図である。なお、図5においては、同時タッチ時に対応付けられている選択ルールがパラメータ基準であるときについて説明を行うが、順タッチ時に対応付けられている選択ルールがパラメータ基準であるときについても同様の処理を行う。
図5の上部に示すように、表示装置1のディスプレイ10には、図3と同様に、16個のオブジェクトが表示されている。なお、図5に示すオブジェクトは一例であり、オブジェクトの形状、数、配置等これに限定されるものではない。また、本例では、各オブジェクトのパラメータをオブジェクトのファイルサイズとするがこれに限定されるものではなく、例えば、当該オブジェクトのタイムスタンプをパラメータとしてもよい。なお、図5に示す各オブジェクトには、それぞれのファイルサイズが表示されているが、ファイルサイズは表示されていなくてもよい。
なお、図5に示すオブジェクトには、説明の便宜上、左上から右下にかけて、1から16のインデックスが付されているとするが、インデックスは付されていなくてもよい。また、インデックスは、図5に示すようにオブジェクト上に表示されていなくてもよいし、図3および図4のように表示されていてもよい。
図5の上部に示すようにユーザが指2で、オブジェクト(2)(1行2列目のオブジェクト)とオブジェクト(12)(3行4列目のオブジェクト)とを同時に触れたとき、座標検出部31は、2つの接触位置(2点)のそれぞれの座標を、画面生成部32に通知する。そして、画面生成部32は、座標検出部31から通知された2つの座標上にそれぞれ表示されたオブジェクトのファイルサイズを特定し、特定した2つのファイルサイズの間のファイルサイズを有するオブジェクトの状態を選択状態にする。例えば、図5の上部に示すように、オブジェクト(2)のファイルサイズが40KBであり、オブジェクト(12)のファイルサイズが65KBである場合、表示装置1は、ファイルサイズが40KB〜65KBであるオブジェクトの状態を選択状態にし、図5の下部に示すように表示する。
このように、パラメータ基準の選択ルールは、座標検出部31が検出した2点の接触位置にそれぞれ表示されたオブジェクトが有するパラメータの値の小さい値から大きい値のまでの範囲を選択範囲として特定する選択ルールである。選択ルールがパラメータ基準であるとき、画面生成部32は、接触位置にそれぞれ表示されたオブジェクトが有するパラメータの値の小さい値から大きい値のまでの範囲の値をパラメータ値として有するオブジェクトの状態を選択状態にすることができる。
なお、図3〜図5において、オブジェクトはディスプレイ10にグリッド状に配置されていることを例に説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、リスト状に配置されていてもよいし、ランダムに配置されていてもよい。
また、図3〜図5においては、選択状態のオブジェクトを、オブジェクトと共に表示されたチェックボックスにチェックを入れることによって示しているが、本発明はこれに限定されるものではない。選択状態のオブジェクトは、当該オブジェクトの色を変える等、非選択状態のオブジェクトと区別可能に表示されていればよい。
以上のように、座標検出部31がディスプレイ10に対する複数の接触位置を検出したとき、画面生成部32は、当該複数の接触位置に基づいて選択範囲を特定すると共に、ディスプレイ10に表示されている複数のオブジェクトのうち、特定した選択範囲に含まれるオブジェクトの状態を選択状態とする。
上記構成によれば、例えば、ユーザによって複数のオブジェクトが選択されたとき、表示装置1は、ユーザの所望の範囲のオブジェクトの状態を選択状態とすることができる。これにより、表示装置1は、複数のオブジェクトを選択するためのモードに切り替えるために切換ボタンを押下する、所定のボタンを長押しする等の特別な操作を行うことなく、1回の操作でユーザの所望の範囲のオブジェクトの状態を選択状態とすることができる。
また、検出した接触位置が複数であるとき、座標検出部31は当該複数の接触位置に対する接触が同時に行われたか否かを判定し、画面生成部32は判定結果に応じた選択ルールを選択情報管理部33から取得する。そして、画面生成部32は、取得した選択ルールに従って特定した選択範囲に含まれるオブジェクトの状態を選択状態とする。
上記構成によれば、例えば、ユーザによって選択された複数のオブジェクトが同時に選択されたか否かによって、選択状態のオブジェクトの範囲を、区別して設定することができる。よって、表示装置1は、より好適に、簡単な操作でユーザの所望の範囲のオブジェクトの状態を選択状態とすることができる。
(変形例1)
上述した実施形態においては、ユーザの2本の指がディスプレイ10に接触する例について説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の指がディスプレイ10に接触してもよい。
上述した実施形態においては、ユーザの2本の指がディスプレイ10に接触する例について説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の指がディスプレイ10に接触してもよい。
図6は、選択ルールが座標基準である場合において、オブジェクトを3つ選択した際の画面遷移図である。なお、図6においては、同時タッチ時に対応付けられている選択ルールが座標基準であるときについて説明を行うが、同時タッチ時でない、つまり、順タッチ時に対応付けられている選択ルールが座標基準であるときについても同様の処理を行う。
図6の上部に示すように、表示装置1のディスプレイ10には、図3と同様に、16個のオブジェクトが表示されている。なお、図6に示すオブジェクトは一例であり、オブジェクトの形状、数、配置等これに限定されるものではない。なお、図6に示す複数のオブジェクトには、左上から右下にかけて、1から16のインデックスが付されているとするが、付されていなくてもよい。また、各オブジェクトにインデックスが付されている場合、各インデックスの値は、図6に示すように各オブジェクトに表示されていてもよいし、表示されていなくてもよい。
図6の上部に示すようにユーザが指2で、オブジェクト(2)とオブジェクト(12)とオブジェクト(13)とを同時に触れたとき、座標検出部31は、3つの接触位置(3点)のそれぞれの座標を、画面生成部32に通知する。そして、画面生成部32は、座標検出部31から通知された3つの座標を用いて、3点で囲まれた領域(選択範囲)内に含まれる複数のオブジェクトの状態を選択状態にする。
図6の上部に示すように、例えば、ユーザが指2で触れた3点で囲まれた領域が、破線の三角形で囲まれた領域である場合、図6の下部に示すように当該領域内に含まれる座標上に表示されたオブジェクトの状態を選択状態にする。図6の例では、画面生成部32は、オブジェクト(2)、オブジェクト(6)、オブジェクト(7)、および、オブジェクト(9)〜オブジェクト(14)の状態を選択状態にし、図6の下部に示すように表示する。
このように、画面生成部32は、ディスプレイ10にユーザの指2等が3点以上接触した場合であっても、複数の接触位置を頂点として含む多角形内の領域を選択範囲として特定し、当該選択範囲(本例においては、3点で囲まれた領域)に含まれるオブジェクトの状態を選択状態とすることができる。
なお、画面生成部32は、座標検出部31から通知された3つの座標上にそれぞれ表示されたオブジェクトの代表点の座標(例えば、オブジェクトの中心点の座標など)を特定し、特定した3つの代表点によって囲まれた領域に表示された複数のオブジェクトの状態を選択状態にしてもよい。
また、画面生成部32は、ユーザが触れた3点のx座標およびy座標のそれぞれにおいて、座標値の最も小さい値(最小値)から最も大きい値(最大値)までの範囲を選択範囲として特定し、特定した選択範囲に含まれるオブジェクトの状態を選択状態にしてもよい。
図6において、図3と同様に、例えば、ディスプレイ10の左上を座標平面の原点とし、原点から右方向に向かう方向をx軸とし、x軸に直行する方向であって原点から下方向に向かう方向をy軸とする。さらに、ユーザがディスプレイ10に触れた位置(点)の座標であって、オブジェクト(2)が表示されている領域に含まれる座標を(x2、y2)とし、ユーザがディスプレイ10に触れた位置(点)の座標であって、オブジェクト(12)が表示されている領域に含まれる座標を(x12、y12)とし、ユーザがディスプレイ10に触れた位置(点)の座標であって、オブジェクト(13)が表示されている領域に含まれる座標を(x13、y13)とする。
このとき、左上が原点のため、x13<x2<x12およびy2<y12<y13が成り立つ。よって、画面生成部32は、x13≦x≦x12且つy2≦y≦y13の範囲に表示されたオブジェクトの状態を選択状態にする。図6においては、上記範囲に含まれるオブジェクトは全てのオブジェクトとなる。よって、画面生成部32は、全てのオブジェクトの状態を選択状態にする。
このように、選択ルールが座標基準である場合では、画面生成部32は、複数の接触位置のx座標およびy座標のそれぞれにおいて、座標値の最小値から最大値の間に表示されたオブジェクトの状態を選択状態にすることができる。
また、選択ルールがインデックス基準であるとき、ユーザがオブジェクトを3つ選択すると、座標検出部31は、3つの接触位置のそれぞれの座標を、画面生成部32に通知する。そして、画面生成部32は、座標検出部31から通知された3つの座標上にそれぞれ表示されたオブジェクトのインデックス値を特定し、特定した3つのインデックス値の最も小さい値(最小値)から最も大きい値(最大値)までの範囲のインデックス値が設定されたオブジェクトの状態を選択状態にする。
例えば、ユーザが、2、12および13のインデックス値を有するオブジェクトに触れたとする。このとき、最も小さいインデックス値は2であり、最も大きいインデックス値は13であるため、インデックス値が2〜13のオブジェクト(オブジェクト(2)〜オブジェクト(13))の状態を選択状態にする。
このように、選択ルールがインデックス基準である場合、ユーザがディスプレイ10の3点以上を触れた場合であっても、2点のときと同様に、画面生成部32は、接触位置にそれぞれ表示されたオブジェクトに設定されたインデックス値の最小値から最大値までの範囲の値をインデックス値として設定されたオブジェクトの状態を選択状態にすることができる。
また、選択ルールがパラメータ基準であるとき、ユーザがオブジェクトを3つ選択すると、座標検出部31は、3つの接触位置のそれぞれの座標を、画面生成部32に通知する。そして、画面生成部32は、座標検出部31から通知された3つの座標上にそれぞれ表示されたオブジェクトのパラメータ値を特定し、特定した3つのパラメータ値のうち、最も小さいパラメータ値(最小値)から最も大きいパラメータ値(最大値)までの範囲のパラメータ値を有するオブジェクトの状態を選択状態にする。
例えば、パラメータをファイルサイズとし、ファイルサイズが40KB、65KBおよび80KBのパラメータ値を有するオブジェクトに触れたとする。このとき、最も小さいパラメータ値は40KBであり、最も大きいパラメータ値は80KBであるため、画面生成部32は、パラメータ値が40KB〜80KBのオブジェクトの状態を選択状態にする。
このように、選択ルールがパラメータ基準である場合、ユーザがディスプレイ10の3点以上を触れた場合であっても、2点のときと同様に、画面生成部32は、接触位置にそれぞれ表示されたオブジェクトが有するパラメータ値の最小値から最大値までの範囲の値をパラメータ値として有するオブジェクトの状態を選択状態にすることができる。
また、例えば、2点目のタッチをダブルタッチ(連続して2度タッチする)、2点目のタッチを所定時間以上タッチする等であっても、好適に複数のオブジェクトを選択することができる。
(変形例2)
選択情報管理部33は、更に、選択ルールの何れかをオブジェクトの表示モードに対応付けて管理してもよい。
選択情報管理部33は、更に、選択ルールの何れかをオブジェクトの表示モードに対応付けて管理してもよい。
図5に示すように、例えば、パラメータが表示された表示モードをパラメータ表示モードとし、パラメータ表示モードの場合はパラメータ基準の選択ルールであると設定すると、選択情報管理部33はパラメータ基準の選択モードを当該表示モード(パラメータ表示モード)に対応付けて管理する。
これにより、ディスプレイ10に表示されたオブジェクトの表示モードがパラメータ表示モードであるとき、画面生成部32は、選択情報管理部33が管理している選択ルール(本例の場合、パラメータ基準)と、座標検出部31から供給された接触位置の座標とから、選択状態にするオブジェクトを選択することができる。
(変形例3)
選択情報管理部33は、更に、選択ルールの何れかを物体が接触した接触位置(点)に対応付けて管理してもよい。例えば、選択情報管理部33は、ディスプレイ10上において、複数の接触位置のうち、少なくとも1つの接触位置にオブジェクトが表示されていないことに対応付けて、座標基準の選択ルールを管理する。
選択情報管理部33は、更に、選択ルールの何れかを物体が接触した接触位置(点)に対応付けて管理してもよい。例えば、選択情報管理部33は、ディスプレイ10上において、複数の接触位置のうち、少なくとも1つの接触位置にオブジェクトが表示されていないことに対応付けて、座標基準の選択ルールを管理する。
これにより、ディスプレイ10上において、物体が接触した複数の点のうち、少なくとも1点の接触位置にオブジェクトが表示されていない場合、画面生成部32は、選択情報管理部33が管理している選択ルール(本例の場合、座標基準)と、座標検出部31から供給された接触位置の座標とから、選択状態にするオブジェクトを選択することができる。
〔補足〕
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、表示装置1の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、表示装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである表示装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記表示装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、表示装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを、通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、タッチパネル等の入力デバイスを搭載した表示装置に好適に利用することができる。
1 表示装置
10 ディスプレイ(表示部)
20 タッチパネル(入力デバイス)
30 制御部
31 座標検出部(検出手段、判定手段)
32 画面生成部(選択手段、表示手段)
33 選択情報管理部(管理手段)
2 指
10 ディスプレイ(表示部)
20 タッチパネル(入力デバイス)
30 制御部
31 座標検出部(検出手段、判定手段)
32 画面生成部(選択手段、表示手段)
33 選択情報管理部(管理手段)
2 指
Claims (15)
- 複数のオブジェクトを表示する表示部を備えた表示装置であって、
上記表示部に対する接触位置を検出する検出手段と、
上記検出手段が複数の接触位置を検出したとき、該複数の接触位置に基づいて選択範囲を特定すると共に、上記表示部に表示されている上記複数のオブジェクトのうち、特定した選択範囲に含まれるオブジェクトの状態を選択状態とする選択手段と、を備えていることを特徴とする表示装置。 - 上記表示部に表示された上記複数のオブジェクトのうち、選択状態のオブジェクトを非選択状態のオブジェクトとは異なる様態で上記表示部に表示させる表示手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 上記検出手段が検出した接触位置が複数であるとき、当該複数の接触位置に対する接触が同時に行われたか否かを判定する判定手段と、
上記選択範囲を特定するための選択基準の少なくとも何れかと、接触が同時に行われたか否かと、を対応付けて管理する管理手段と、を更に備え、
上記選択手段は、上記判定手段の判定結果に応じた選択基準を上記管理手段から取得し、当該取得した選択基準に従って特定した選択範囲に含まれるオブジェクトの状態を選択状態とすることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。 - 上記選択基準には、上記検出手段が検出した複数の接触位置を示す座標のうち、x座標およびy座標のそれぞれにおいて、座標値の最小値から最大値までの範囲を上記選択範囲として特定する選択基準が含まれることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
- 上記選択基準には、上記検出手段が検出した複数の接触位置を頂点として含む多角形内の領域を、上記選択範囲として特定する選択基準が含まれることを特徴とする請求項3または4に記載の表示装置。
- 上記選択基準には、上記検出手段が検出した複数の接触位置にそれぞれ表示されたオブジェクトに設定されたインデックスの値の最小値から最大値までの範囲を上記選択範囲として特定する選択基準が含まれることを特徴とする請求項3から5の何れか1項に記載の表示装置。
- 上記選択基準には、上記検出手段が検出した複数の接触位置にそれぞれ表示されたオブジェクトが有するパラメータの値の最小値から最大値までの範囲を上記選択範囲として特定する選択基準が含まれることを特徴とする請求項3から6の何れか1項に記載の表示装置。
- 上記パラメータは、上記オブジェクトのファイルサイズであることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
- 上記パラメータは、上記オブジェクトのタイムスタンプであることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
- 上記管理手段は、上記選択基準の少なくとも何れかを、上記オブジェクトの表示モードに更に対応付けて管理することを特徴とする請求項3から9の何れか1項に記載の表示装置。
- 上記管理手段は、上記選択基準の少なくとも何れかを、上記検出手段が検出した複数の接触位置に更に対応付けて管理することを特徴とする請求項3から10の何れか1項に記載の表示装置。
- 入力デバイスを更に備え、
上記検出手段は、上記入力デバイスからの入力信号を用いて、上記接触位置を検出することを特徴とする請求項1から11の何れか1項に記載の表示装置。 - 複数のオブジェクトを表示する表示部を備えた表示装置の制御方法であって、
上記表示部に対する接触位置を検出する検出ステップと、
上記検出ステップにおいて複数の接触位置が検出されたとき、該複数の接触位置に基づいて選択範囲を特定すると共に、上記表示部に表示されている上記複数のオブジェクトのうち、特定した選択範囲に含まれるオブジェクトの状態を選択状態とする選択ステップと、を含んでいることを特徴とする表示装置の制御方法。 - 請求項1から12の何れか1項に記載の表示装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
- 請求項14に記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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JP2012190517A JP2014048840A (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 表示装置、表示装置の制御方法、プログラムおよび記録媒体 |
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- 2012-08-30 JP JP2012190517A patent/JP2014048840A/ja active Pending
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