JP2014048839A - 情報処理装置、制御方法、制御プログラム、および、記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、制御方法、制御プログラム、および、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の操作性を損なうことなく、容易にコンテンツの閲覧を可能とする。
【解決手段】スマートフォン1は、コンテンツ幅と所定のディスプレイ幅とが等しいか否か判定するコンテンツ幅解析部23と、コンテンツ幅と所定のディスプレイ幅とが等しいとき、特定のタッチ操作を表示部に表示されていないコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる移動方法決定部24とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツを閲覧することが可能な情報処理装置などに関するものである。
近年の情報処理装置、特に携帯用端末はタッチパネルを備えたものが多く、それに伴って、タッチパネルによる入力操作が普及している。例えば、上記情報処理装置のディスプレイに表示される画像(以下、コンテンツと呼称する)がディスプレイ幅より大きい場合、ユーザはドラッグ操作やフリック操作を用いて、コンテンツ中の所望の領域をディスプレイに表示させる。
コンテンツの閲覧において、ドラッグ操作は移動量が少ないが微調整が容易であり、フリック操作は移動量が大きいが微調整が困難であることが一般的である。このため、コンテンツを少しずつ読み進める場合は、ドラッグ操作を用いてコンテンツを移動することが多い。
タッチパネルを備えた情報処理装置の場合、上記所望の領域をディスプレイに表示させるためには、縦方向のドラッグ操作やフリック操作を用いることが多い。特に、携帯用端末向けに作成されたサイト(以下、スマホサイトと呼称する)を閲覧する場合、ユーザは縦方向のドラッグおよびフリック操作のみでの閲覧が可能である。しかしながら、スマホサイトは縦に長い構成になることが多く、コンテンツを少しずつ読み進める場合には、縦方向のドラッグ操作を何度も繰り返さなければならなかった。
一方、電子書籍などのコンテンツは、現実の書籍を閲覧するときの動作のように、横方向の入力操作を用いることが好ましい。下記特許文献1から4には、電子書籍におけるページ移動を、所定の操作で行う技術が開示されている。下記特許文献1および2には、横方向のドラッグ操作を用いて電子書籍のページ移動を行う技術が開示されている。また、下記特許文献3には、携帯用端末を傾けることでページの移動を行う技術が開示されている。さらに、下記特許文献4には、特定の領域を操作することによって、ページの移動量を考慮したページ移動を可能とする技術が開示されている。
特開2012−79302号公報(2012年4月19日公開) 特開2012−79315号公報(2012年4月19日公開) 特開2012−79301号公報(2012年4月19日公開) 特開2012−79156号公報(2012年4月19日公開)
上記特許文献1および2に記載された技術は、電子書籍の閲覧に関する技術であるが、その他のコンテンツに適用することも可能である。しかしながら、上記技術は、従来のドラッグおよびフリック操作のうち、横方向のドラッグおよびフリック操作を、常にページ移動の動作に割り当てているため、従来の操作性を失うという問題があった。
例えば、上記技術を、携帯用端末における、Webブラウザを用いたコンテンツの閲覧に使用した場合、従来のWebページ(以下、PCサイトと呼称する)のように、横方向にも画面外にコンテンツが存在するサイトを閲覧する際に、横方向の画面外の領域が閲覧できなくなってしまう。
つまり、上記特許文献1および2に記載の技術を用いて、縦方向のドラッグ操作を何度も繰り返さなければならないという上記課題の解決を試みた場合、従来の操作性が失われるという新たな問題が生じる。
また、上記特許文献3および4に記載された技術であっても、携帯用端末を傾けたり、特定の領域を操作したりしなければならない。このため、上記特許文献1および2に記載の技術と同様、従来の操作性が失われるといった問題がある。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、従来の操作性を損なうことなく、容易にコンテンツの閲覧が可能な情報処理装置を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データからコンテンツ幅を示すデータを取得するコンテンツ幅取得手段と、取得された上記コンテンツ幅を示すデータに基づいて、コンテンツ幅と上記表示部の上記コンテンツを表示するディスプレイのディスプレイ幅とが等しいか否か判定するコンテンツ幅判定手段と、上記コンテンツ幅と上記ディスプレイ幅とが等しいとき、特定の操作を上記表示部に表示されていない、上記コンテンツのコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる動作決定手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データからコンテンツ幅を示すデータを取得するコンテンツ幅取得ステップと、取得された上記コンテンツ幅を示すデータに基づいて、コンテンツ幅と上記表示部の上記コンテンツを表示するディスプレイのディスプレイ幅とが等しいか否か判定するコンテンツ幅判定ステップと、上記コンテンツ幅と上記所定のディスプレイ幅とが等しいとき、特定の操作を上記表示部に表示されていない、上記コンテンツのコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる動作決定ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われると、コンテンツ幅取得手段は、コンテンツのHTMLファイルの記述データを参照し、コンテンツ幅を示すデータを取得する。次に、コンテンツ幅判定手段は、コンテンツ幅取得手段によって取得されたコンテンツ幅を示すデータに基づいて、コンテンツ幅と所定のディスプレイ幅とを比較し、等しいか否か判定する。コンテンツ幅判定手段が比較したコンテンツ幅と所定のディスプレイ幅とが等しい時、動作決定手段は、特定の操作に対して、コンテンツの表示部に表示されていない部分を表示させるための所定の動作を割り当てる。
つまり、コンテンツの幅が所定のディスプレイ幅と等しいと判定されたときのみ、特定の操作に対して、コンテンツの表示部に表示されていない部分を表示させるための所定の動作を割り当てる。
したがって、コンテンツ幅が所定のディスプレイ幅と等しくないと判定された場合は、特定の操作に対する、所定の動作の割り当てを行わない。よって、ユーザは従来の操作性を損なうことなく、容易にコンテンツを閲覧することができる。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、HTMLファイルの記述において、コンテンツのコンテンツ幅と表示部の上記コンテンツを表示するディスプレイのディスプレイ幅とが等しいことを示す複数のキーワードを記憶部に記憶しており、上記表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データから、上記キーワードと一致する記述データを抽出するキーワード抽出手段と、上記記述データが抽出されたとき、特定の操作を上記表示部に表示されていない、上記コンテンツのコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる動作決定手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、HTMLファイルの記述において、コンテンツのコンテンツ幅と表示部の上記コンテンツを表示するディスプレイのディスプレイ幅とが等しいことを示す複数のキーワードを記憶部に記憶しており、上記表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データから、上記キーワードと一致する記述データを抽出するキーワード抽出ステップと、上記記述データが抽出されたとき、特定の操作を上記表示部に表示されていない、上記コンテンツのコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる動作決定ステップとを含むことを特徴としている。
上記構成によれば、HTMLファイルに記載される、コンテンツ幅とディスプレイ幅とが等しいことを示す複数のキーワードが記憶部に記憶されている。表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われると、キーワード抽出手段は、コンテンツのHTMLファイルの記述データから、キーワードと一致する記述データを抽出する。キーワードが抽出された場合、動作決定手段は、特定の操作に対して、コンテンツの表示部に表示されていない部分を表示させるための所定の動作を割り当てる。
つまり、コンテンツの幅をディスプレイ幅と一致させるように構成されているコンテンツであることを示すキーワードを抽出した場合のみ、特定の操作に対して、コンテンツの表示部に表示されていない部分を表示させるための所定の動作を割り当てる。
したがって、HTMLファイルにコンテンツ幅とディスプレイ幅とを一致させるような記述がないコンテンツに対しては、特定の操作に対する、所定の動作の割り当てを行わない。よって、ユーザは従来の操作性を損なうことなく、容易にコンテンツを閲覧することができる。
さらに、本発明に係る情報処理装置は、上記特定の操作は、タッチパネルに対するタッチ操作であることを特徴としている。
さらに、本発明に係る情報処理装置は、上記特定の操作は、物理キーを押下する操作であることを特徴としている。
さらに、本発明に係る情報処理装置は、上記タッチ操作は、横方向へのドラッグ操作あるいはフリック操作であり、上記所定の動作は、上記表示部に表示されているコンテンツの一部分の、縦方向における前あるいは後に連続している、上記表示部に表示されていないコンテンツの一部分を表示部の面積に等しい面積分表示させる動作であることを特徴としている。
上記構成によれば、動作決定手段によって対応付けられる特定の操作と所定の動作は、それぞれ、横方向へのドラッグ操作あるいはフリック操作と、表示部に表示されていないコンテンツの一部分を表示部の面積に等しい面積分表示させる動作である。
したがって、上記対応付けが行われた状態で、ユーザが横方向へのドラッグ操作あるいはフリック操作を行うと、表示されているコンテンツの一部分の前あるいは後に連続しているコンテンツの一部分が、表示部の面積に等しい面積分表示される。つまり、表示されているコンテンツの一部分が書籍の1ページ分に相当し、横方向へのドラッグあるいはフリック操作は、ページをめくる操作に相当し、上記動作は、ページをめくる操作によって前あるいは次のページを表示することに相当する動作である。
よって、ユーザは横方向へのドラック操作あるいはフリック操作を行うだけで、書籍のページをめくるような感覚で表示されているコンテンツの前あるいは後ろに続く部分を閲覧することができる。つまり、ユーザは容易にコンテンツを閲覧することができる。
さらに、本発明に係る情報処理装置は、上記タッチ操作は、横方向へのドラッグ操作あるいはフリック操作であり、上記所定の動作は、上記コンテンツを上記ドラッグ操作あるいはフリック操作の軌跡の長さ分だけ縦方向に移動させる動作であることを特徴としている。
上記構成によれば、動作決定手段によって対応付けられる特定の操作と所定の動作は、それぞれ、横方向へのドラッグ操作あるいはフリック操作と、上記コンテンツを上記ドラッグ操作あるいはフリック操作の軌跡の長さ分だけ上あるいは下方向に移動させる動作である。
つまり、上記対応付けが行われた状態では、ユーザの横方向へのドラッグ操作あるいはフリック操作は、縦方向のドラッグ操作あるいはフリック操作として判断される。
上記対応付けが行われる場合は、コンテンツ幅とディスプレイ幅とが等しいので、横方向の移動動作に対応する操作は必要ない。したがって、コンテンツ閲覧の際に使用されない横方向のドラッグ操作あるいはフリック操作を縦方向の移動動作に対応付けることで、ユーザは状況に応じて縦方向のドラッグ操作あるいはフリック操作と、横方向のドラッグ操作とフリック操作のどちらを使用するか選択することができる。
よって、ユーザが状況に応じて使用しやすい操作を選択することができるので、ユーザは、より容易にコンテンツを閲覧することができる。
さらに、本発明に係る情報処理装置は、上記コンテンツのレイアウト変更とは、上記コンテンツが新たに表示されることを含むことを特徴としている。
上記構成によれば、ユーザによってコンテンツが表示された場合に、特定の操作に所定の動作が割り当てられるか否かの一連の判定処理が行われる。
したがって、特定の操作に所定の動作が割り当てられた場合、ユーザはコンテンツを表示させるだけで、容易にコンテンツを閲覧することができる。
さらに、本発明に係る情報処理装置は、上記コンテンツのレイアウト変更とは、既に表示されている上記コンテンツのレイアウトが変更され、再表示されることを含むことを特徴としている。
上記構成によれば、ユーザによって既に表示されているコンテンツのレイアウトが変更され、コンテンツが再表示された場合、特定の操作に所定の動作が割り当てられるか否かの一連の判定処理が行われる。
つまり、ユーザの操作によってコンテンツ幅とディスプレイ幅との大小関係が変化した場合、その都度上記処理を行う。
例えば、ユーザによってコンテンツが拡大あるいは縮小された場合、または、ユーザによる情報処理装置の傾きの変更に応じて、コンテンツの傾き、すなわちコンテンツの縦と横とが切り替わった場合などに、上記処理を行う。
よって、ユーザはコンテンツのレイアウトを変更させれば、容易にコンテンツを閲覧することができる可能性がある。
なお、上記文書管理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記文書管理装置をコンピュータにて実現させる文書管理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明に係る情報処理装置は、表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データからコンテンツ幅を示すデータを取得するコンテンツ幅取得手段と、取得された上記コンテンツ幅を示すデータに基づいて、コンテンツ幅と上記表示部の上記コンテンツを表示するディスプレイのディスプレイ幅とが等しいか否か判定するコンテンツ幅判定手段と、上記コンテンツ幅と上記ディスプレイ幅とが等しいとき、特定の操作を上記表示部に表示されていない、上記コンテンツのコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる動作決定手段とを備える構成である。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データからコンテンツ幅を示すデータを取得するコンテンツ幅取得ステップと、取得された上記コンテンツ幅を示すデータに基づいて、コンテンツ幅と上記表示部の上記コンテンツを表示するディスプレイのディスプレイ幅とが等しいか否か判定するコンテンツ幅判定ステップと、上記コンテンツ幅と上記所定のディスプレイ幅とが等しいとき、特定の操作を上記表示部に表示されていない、上記コンテンツのコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる動作決定ステップとを含む方法である。
したがって、コンテンツ幅が所定のディスプレイ幅と等しくないと判定された場合は、特定の操作に対する、所定の動作の割り当てを行わない。よって、ユーザは従来の操作性を損なうことなく、容易にコンテンツを閲覧することができるという効果を奏する。
本発明に係る情報処理装置は、HTMLファイルの記述において、コンテンツのコンテンツ幅と表示部の上記コンテンツを表示するディスプレイのディスプレイ幅とが等しいことを示す複数のキーワードを記憶部に記憶しており、上記表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データから、上記キーワードと一致する記述データを抽出するキーワード抽出手段と、上記記述データが抽出されたとき、特定の操作を上記表示部に表示されていない、上記コンテンツのコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる動作決定手段とを備える構成である。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、HTMLファイルの記述において、コンテンツのコンテンツ幅と表示部の上記コンテンツを表示するディスプレイのディスプレイ幅とが等しいことを示す複数のキーワードを記憶部に記憶しており、上記表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データから、上記キーワードと一致する記述データを抽出するキーワード抽出ステップと、上記記述データが抽出されたとき、特定の操作を上記表示部に表示されていない、上記コンテンツのコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる動作決定ステップとを含む方法である。
したがって、HTMLファイルにコンテンツ幅とディスプレイ幅とを一致させるような記述がないコンテンツに対しては、特定の操作に対する、所定の動作の割り当てを行わない。よって、ユーザは従来の操作性を損なうことなく、容易にコンテンツを閲覧することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態におけるスマートフォンの要部構成を示すブロック図である。 記憶部に記憶されている移動操作決定テーブルのデータ構造および具体例を示す図である。 スマートフォンの表示部に表示される画面の一具体例を示す図である。 スマートフォンの表示部に表示される画面の別の具体例を示す図である。 スマートフォンが実行する処理の流れを示すフローチャートである。 別の実施形態におけるスマートフォンが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
<実施形態1>
本発明の実施の一形態について、図1〜図5に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、本発明における情報処理装置として、ここでは、タッチパネルを搭載したスマートフォンについて説明する。しかしながら、本発明の情報処理装置は、上記スマートフォンに限られるものではなく、あらゆる情報処理装置に適用することが可能である。また、図面における長さ、大きさ、および幅などの寸法関係並びに形状は、図面の明瞭化と簡略化のために適宜に変更されており、実際の寸法および形状を表してはいない。
さらに、ここでは、タッチパネルを搭載したスマートフォンについて説明しているため、ユーザの入力操作としてタッチ操作を想定しているが、入力操作をタッチ操作に限定する意図はない。例えば、ユーザの入力操作が、物理キーを押下する入力操作でもよい。以降の変形例、および実施形態2でも同様である。
〔スマートフォンの構成〕
図1は、本発明の実施形態におけるスマートフォン1の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係るスマートフォン1は、操作部10、表示部11、制御部12、通信部13、および、記憶部14を含んでいる。さらに、スマートフォン1は、図示しないが、音声入力部、音声出力部、放送受像部、GPSなど、スマートフォンが標準的に備えている各種部品を備えているが、これら各種部品の説明は省略する。
操作部10は、ユーザがスマートフォン1に指示信号を入力する入力デバイスである。なお、本実施形態では、操作部10は、表示部11とともにタッチパネルとして構成されている。操作部10は、指示体(指またはペンなど)による入力を受け付ける入力面と、指示体による入力面への入力、およびその入力位置を検知するためのセンサとで構成されている。センサは、指示体による入力面への入力を検知できればどのようなセンサで実現されてもよい。例えば、圧力センサ、静電容量センサ、光センサなどで実現される。具体的には、操作部10は、ユーザの入力操作によって生じた信号を、後述の操作受付部20に供給する。
表示部11は、スマートフォン1が処理する情報を表示する表示デバイスである。例えば、表示部11には、後述する表示制御部21によって処理された情報が表示可能である。表示部11は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)などの表示装置で構成される。なお、本実施形態では、操作部10および表示部11は、タッチパネルとして構成されているため、これらは一体となっている。以下、表示部11を構成する表示装置のディスプレイ(画面)の幅を「ディスプレイ幅」と呼ぶ。
通信部13は、スマートフォン1が外部と通信を行うための通信デバイスである。具体的には基地局と通信を行うことで通話およびデータ通信を行う。本実施形態では、後述するコンテンツ取得部22が、通信部13を用いて、基地局を経由してインターネットに接続し、コンテンツを取得する。
記憶部14は、(1)スマートフォン1の制御部12が実行する制御プログラム、(2)制御部12が実行するOSプログラム、(3)制御部12が、情報処理装置が有する各種機能を実行するためのアプリケーションプログラム、(4)当該アプリケーションプログラムを実行するときに読み出す各種データを非一時的に記憶するものである。例えば、上記の(1)〜(4)のデータは、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)、HDD(Hard Disc Drive)などの記憶装置に記憶される。
スマートフォン1は、図示しない一時記憶部を備えていてもよい。一時記憶部は、スマートフォン1が実行する各種処理の過程で、演算に使用するデータおよび演算結果などを一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリであり、RAM(Random Access Memory)などの記憶装置で構成される。
どのデータをどの記憶装置に記憶するのかについては、スマートフォン1の使用目的、利便性、コスト、物理的な制約などから適宜決定される。
本実施形態では、記憶部14は、各種コンテンツを保存する。保存されたコンテンツは、後述するコンテンツ取得部22によって読み出される。具体的には、HTMLファイルの記述においてコンテンツ幅とディスプレイ幅とが等しいことを示す複数のキーワードを保存する。なお、コンテンツ幅およびディスプレイ幅の各々は、上述のコンテンツを表示部11のディスプレイに表示させ、ユーザが上述のコンテンツを視認するときにおける、左右方向の長さである。もちろん、コンテンツ幅がディスプレイ幅よりも大きければ、上述のコンテンツは表示部11の表示装置のディスプレイからはみ出すことになる。
制御部12は、スマートフォン1が備える各部を統括制御するものである。制御部12は、本発明の情報処理装置としてスマートフォンを機能させるために、操作受付部20、表示制御部21、コンテンツ取得部22、コンテンツ幅解析部23、移動方法決定部24を含む。
上述した制御部12の各機能ブロックは、例えば、CPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)、NVRAM(Non-Volatile Random Access Memory)などで実現された記憶装置(記憶部14)に記憶されているプログラムを不図示のRAM(Random Access Memory)などに読み出して実行することで実現できる。
操作受付部20は、操作部10が検出したユーザの入力操作に係る信号に基づいて、入力操作の有無、および、入力位置の座標情報を、制御部12の各部に供給する。操作受付部20は、入力位置の座標情報を時系列で保持することができる。そして、一定期間に亘って連続で入力された入力操作(ドラッグ操作、フリック操作、ピンチイン/ピンチアウト操作、長押し操作など)の軌跡の座標情報を各部に供給してもよい。
表示制御部21は、操作受付部20からの指示に基づいて、後述するコンテンツ取得部22が通信部13、あるいは記憶部14から取得したコンテンツを表示部11に表示させる。上記操作受付部20からの指示は、上述した入力操作の有無、入力位置の座標情報、および入力操作の軌跡であり、表示制御部21は、後述する移動方法決定部24が決定したコンテンツ移動方法に基づいて、各指示に対応した表示処理、すなわち、コンテンツ移動方法決定処理を行う。コンテンツ移動方法の詳細については後述する。
コンテンツ取得部(コンテンツ幅取得手段、キーワード抽出手段)22は、通信部13、あるいは記憶部14からコンテンツを取得する。具体的にはHTMLファイルなどを取得し、上記ファイルの解析や、コンテンツの表示レイアウトの決定を行うことで、コンテンツ幅を示す数値を取得する。その後、取得したコンテンツ幅を示す数値を後述するコンテンツ幅解析部23に供給する。また、コンテンツ取得部22は、取得したHTMLファイルなどを、表示制御部21に供給する。
具体的には、コンテンツ取得部22は、表示部11に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データからコンテンツ幅を示すデータを取得する。また、表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データから、上記キーワードと一致する記述データを抽出する。
コンテンツ幅解析部(コンテンツ幅判定手段)23は、取得された上記コンテンツ幅を示すデータに基づいて、コンテンツ幅と表示部11のディスプレイ幅(以下、「所定のディスプレイ幅」と呼ぶ)とが等しいか否か判定する。具体的には、コンテンツ取得部22から供給されたコンテンツ幅を示す数値と、所定のディスプレイ幅を示す数値とを比較し、比較結果を、後述する移動方法決定部24に供給する。上記ディスプレイ幅を示す数値は、記憶部14に格納され、コンテンツ幅解析部23が記憶部14から読み出してもよい。
移動方法決定部(動作決定手段)24は、記憶部14に記憶されている移動方法決定テーブルから、上記比較結果に対応する決定内容を読み出し、表示制御部21に供給する。具体的には、上記コンテンツ幅と上記所定のディスプレイ幅とが等しいとき、あるいは、上記記述データが抽出されたとき、特定のタッチ操作を上記表示部に表示されていないコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる。
〔移動方法決定テーブル〕
図2は、記憶部14に記憶されている移動方法決定テーブルのデータ構造および具体例を示す図である。図2において、比較結果と決定内容との対応付け情報をテーブル形式のデータ構造にて示したことは一例であって、当該対応付け情報のデータ構造を、テーブル形式に限定する意図はない。
「比較結果」のカラムには、コンテンツ幅を示す数値と所定のディスプレイ幅を示す数値とを比較した情報が格納される。本実施形態において、移動操作を決定するために必要な情報は、コンテンツ幅とディスプレイ幅とが等しいか否かである。よって、コンテンツ幅とディスプレイ幅とが等しいか否かを識別する情報が、「比較結果」のカラムに格納されている。
「入力操作」のカラムには、コンテンツ閲覧のために実施されることが想定されている、入力操作の種類を定義する情報が格納される。図2に示すように、本実施形態において、コンテンツ幅とディスプレイ幅との比較結果に対応付けられる入力操作は横方向のドラッグ操作およびフリック操作のみである。そのため、「入力操作」のカラムには横方向のドラッグ操作およびフリック操作のみが格納されているが、他の入力操作の種類を定義する情報を格納することが可能であることは言うまでもない。
「コンテンツ移動方法」のカラムには、表示制御部21が実行するべきコンテンツ移動方法を定義する情報が格納される。例えば、「コンテンツ幅=ディスプレイ幅」の場合、「ページめくり」が対応付けられている。ここで、「ページめくり」とは、横方向のドラッグ操作あるいはフリック操作を行ったとき、コンテンツにおいて表示部11に表示されていない部分を画面外部分としたとき、上記画面外部分のうち、表示部11に表示されているコンテンツの部分に連続する部分を、ディスプレイの面積に等しい面積分表示するコンテンツ移動方法である。
一方、「コンテンツ幅≠ディスプレイ幅」の場合、「入力操作の軌跡に応じた移動」が対応付けられている。「入力操作の軌跡に応じた移動」とは、例えば、横方向のドラッグ操作を行ったとき、上記ドラッグ操作の移動量分だけコンテンツを移動させ、画面外部分を表示するコンテンツ移動方法である。
〔移動方法決定処理〕
続いて、本発明のスマートフォン1が実行する移動方法決定処理の流れについて、図3〜図5を参照して説明する。図3は、スマートフォン1の表示部11に表示される画面の一具体例を示す図である。図4は、スマートフォン1の表示部11に表示される画面の別の具体例を示す図である。図5は、スマートフォン1が実行する処理の流れを示すフローチャートである。なお、この説明において、スマートフォン1がコンテンツを表示している際の、デフォルトのコンテンツ移動方法は、「入力操作の軌跡に応じた移動」であるとする。
例えば、ユーザが、Webコンテンツを閲覧するために、Webブラウザを起動するタッチ操作を行ったとする。ここで、操作受付部20を介して上記タッチ操作を受け付けたコンテンツ取得部22は、通信部13を介してWebコンテンツを取得し、図3(a)のように表示制御部21を介してWebコンテンツを表示部11に表示する。
上記Webコンテンツの取得に関して、具体的に説明すると、図5を参照して、コンテンツ取得部22が、例えば、上述の通りWebコンテンツを取得すると(S100)、続いてコンテンツ取得部22は、コンテンツ幅を取得する(S101:コンテンツ幅取得ステップ)。具体的には、上記WebコンテンツのHTMLファイルを解析し、コンテンツ幅を示す数値を取得する。
次に、コンテンツ幅解析部23が、コンテンツ取得部22が取得したコンテンツ幅と、所定のディスプレイ幅とを比較する(S102:コンテンツ幅判定ステップ)。ここで、コンテンツ幅=ディスプレイ幅であった場合(S103においてYES)、移動方法決定部24は、ページめくり機能を設定する(S104:動作決定ステップ)。具体的には、上述した移動方法決定テーブルに基づいて、入力操作と対応付けられたコンテンツ移動方法を表示制御部21に供給する。
図3(a)および(b)では、スマートフォン1に対して、ページめくり機能が設定された状態、すなわち、縦方向にのみ画面外部分が存在する状態でWebコンテンツを表示している。図3(a)に示すように、タッチパネルに対して左方向のドラッグ操作、あるいはフリック操作を行うと、操作受付部20を介して、表示制御部21がページめくりを実行し、図3(b)に示すように、図3(a)において表示されていたコンテンツの部分に続く画面外部分を表示する。なお、図3(a)および(b)において、動作の流れを明確にするために、コンテンツの下部にページ番号を付与しているが、上記ページ番号は付与されなくてもよい。
また、図3(a)および(b)は、左方向のドラッグ操作、あるいはフリック操作によって、ページが進む方向にページめくりが実行されるが、上記操作の方向とページ捲りの方向は適宜決定すればよい。例えば、縦書きのコンテンツの場合、右方向のドラッグ操作、あるいはフリック操作によってページが進む構成にすれば、現実の書籍を閲覧するときと動作が一致するので、ユーザの利便性は向上する。
一方、比較の結果が、コンテンツ幅≠ディスプレイ幅であった場合(S103においてNO)、ページめくり機能を設定せず、コンテンツ移動方法は、「入力操作の軌跡に応じた移動」のままとする。
図4では、スマートフォン1に対して、ページめくり機能が設定されていない状態、すなわち、横方向にも画面外部分が存在する状態でWebコンテンツを表示している。図4(a)に示すように、上記状態で、図3(b)と同様にユーザが左方向へのドラッグ操作、あるいはフリック操作を行うと、操作受付部20を介して、表示制御部21が、図4(b)に示すような横方向の画面外部分を表示する。
以上により、コンテンツを表示する際に、コンテンツ幅とディスプレイ幅とを比較して、コンテンツ幅=ディスプレイ幅のときのみページめくり機能を設定するので、図4に示すような横方向にも画面外部分が存在するWebコンテンツを表示する場合でも、ユーザは操作性を損なわず上記Webコンテンツを閲覧することができる。
〔変形例〕
情報処理装置としてのスマートフォン1は、移動方法決定処理をコンテンツ取得時だけでなく、コンテンツの拡大/縮小、あるいは、端末の縦横切り替えに基づくコンテンツレイアウトの変更時などによる、コンテンツの再表示時に行ってもよい。
これにより、PCサイトなどの一般的には横方向にも画面外部分が存在するコンテンツでも、コンテンツ幅とディスプレイ幅とが等しくなる可能性があるため、容易な操作で閲覧できるコンテンツの幅を広げることができる。
また、情報処理装置としてのスマートフォン1は、ページめくりなどのコンテンツ移動方法を設定する機能を、ユーザが制限できるようにしてもよい。
これにより、例えば、横方向のドラッグ操作およびフリック操作を、独自の動作に割り当てているコンテンツを閲覧する際には、ユーザが上記コンテンツ移動方法を設定する機能をOFFにすることで、操作性を損なうことなく閲覧することができる。
また、ページめくりなどのコンテンツ移動方法の設定がなされる条件を、「コンテンツ幅=ディスプレイ幅+数dot」とし、判定に余裕を持たせてもよい。すなわち、所定の数値であるディスプレイ幅は、実際のディスプレイ幅と等しい値でなくてもよい。換言すると、「ディスプレイ幅+数dot」の数値をディスプレイ幅と定義し、定義した上記ディスプレイ幅とコンテンツ幅との比較を行ってもよいということである。これにより、ディスプレイ幅より多少幅があるコンテンツの場合、縮小操作を行うことなくページめくりなどのコンテンツ移動方法が設定されるので、容易な操作で閲覧できるコンテンツの幅が広がるとともに、ユーザの利便性も向上させることができる。
さらに、コンテンツ移動方法は、ページめくりに限定されない。例えば、移動方法決定テーブルの「コンテンツ移動方法」のカラムにおいて、ページめくりの代わりに、「入力操作の軌跡に応じた縦方向の移動」を格納してもよい。よって、横方向のドラッグ操作およびフリック操作で、縦方向の移動を行うことができる。
これにより、例えば、スマホサイトを閲覧する際に行う上あるいは下方向の移動に対して、縦横のドラッグ操作、あるいはフリック操作を用いることができる。縦方向の操作と横方向の操作とでは、使用する筋肉が異なるため、上記縦横方向の操作を織り交ぜて使用することで、指への負担を軽減することができる。
<実施形態2>
本発明の情報処理装置に関する他の実施形態について、図6に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態では、コンテンツ取得部22が、コンテンツ幅を示す数値ではなく、当該コンテンツのHTMLファイルから、コンテンツ幅=ディスプレイ幅を常に満たすことを示すキーワードを検索し、取得する構成である。上記キーワードはスマホサイトなどに利用されている。
本実施形態におけるスマートフォン1の要部構成を示すブロック図は省略するが、コンテンツ幅=ディスプレイ幅を常に満たすことを示すキーワードを取得するため、上記キーワードが取得された時点で、コンテンツ幅の数値とディスプレイ幅の数値とが等しいことは確定している。よって、本実施形態では、コンテンツ幅解析部23は省略することができる。
図6は、本実施形態におけるスマートフォンが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
例えば、ユーザがWebコンテンツを閲覧するために、Webブラウザを起動するタッチ操作を行ったとする。操作受付部20は、上記操作に係る信号に基づいて、表示制御部21を介して、表示部にWebコンテンツを表示させる。
このとき、まず、スマートフォン1はコンテンツの取得を行う(S200)。具体的には、コンテンツ取得部22は通信部13を介してWebコンテンツを取得する。次にHTMLファイルの検索を行う(S201:キーワード抽出ステップ)。具体的には、コンテンツ取得部22がWebコンテンツのHTMLファイルを、上述したキーワードで検索する。この検索を行うためには、例えば、コンテンツ幅=ディスプレイ幅を常に満たすことを示すキーワードを格納しているテーブルを記憶部14に備えていればよい。コンテンツ取得部22は、上記テーブルに格納されているキーワードをすべて読み出し、各キーワードでHTMLファイルを検索する。コンテンツ幅=ディスプレイ幅を常に満たす、新たなHTMLの記述がある場合、上記記述をキーワードとして追加するために、上記テーブルは編集可能であることが好ましい。
次に、ディスプレイ幅=コンテンツ幅を常に満たすHTMLの記述があるか否かを判定する(S202)。コンテンツ取得部22が検索を終えた後に、上記記述があると判定した場合(S202でYES)、移動方法決定部24は、ページめくり機能を設定する(S203:動作決定ステップ)。コンテンツ取得部22が、上記記述が無いと判定した場合(S202でNO)、ページめくり機能を設定しない。具体的には、コンテンツ移動方法は、「入力操作の軌跡に応じた移動」のままとする。
〔ソフトウェアによる実現例〕
最後に、スマートフォン(情報処理装置)1の各ブロック、特に、表示制御部21、コンテンツ取得部22、コンテンツ幅解析部23、および、移動方法決定部24は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、スマートフォン1は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるスマートフォン1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記スマートフォン1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、一時的でない有形の媒体(non-transitory tangible medium)、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、スマートフォン1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、タッチパネルを操作することによって、コンテンツを閲覧することができる情報処理装置に用いることができ、特にスマートフォンなどの小型の携帯用端末に好適である。
1 スマートフォン(情報処理装置)
14 記憶部
22 コンテンツ取得部(コンテンツ幅取得手段、キーワード抽出手段)
23 コンテンツ幅解析部(コンテンツ幅判定手段)
24 移動方法決定部(動作決定手段)
S101 コンテンツ幅取得ステップ
S102 コンテンツ幅判定ステップ
S104 動作決定ステップ
S201 キーワード抽出ステップ
S203 動作決定ステップ

Claims (12)

  1. 表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データからコンテンツ幅を示すデータを取得するコンテンツ幅取得手段と、
    取得された上記コンテンツ幅を示すデータに基づいて、コンテンツ幅と上記表示部の上記コンテンツを表示するディスプレイのディスプレイ幅とが等しいか否か判定するコンテンツ幅判定手段と、
    上記コンテンツ幅と上記ディスプレイ幅とが等しいとき、特定の操作を上記表示部に表示されていない、上記コンテンツのコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる動作決定手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. HTMLファイルの記述において、コンテンツのコンテンツ幅と表示部の上記コンテンツを表示するディスプレイのディスプレイ幅とが等しいことを示す複数のキーワードを記憶部に記憶しており、
    上記表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データから、上記キーワードと一致する記述データを抽出するキーワード抽出手段と、
    上記記述データが抽出されたとき、特定の操作を上記表示部に表示されていない、上記コンテンツのコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる動作決定手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 上記特定の操作は、タッチパネルに対するタッチ操作であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 上記特定の操作は、物理キーを押下する操作であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 上記タッチ操作は、横方向へのドラッグ操作あるいはフリック操作であり、
    上記所定の動作は、上記表示部に表示されているコンテンツの一部分の、縦方向における前あるいは後に連続している、上記表示部に表示されていないコンテンツの一部分を表示部の面積に等しい面積分表示させる動作であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 上記タッチ操作は、横方向へのドラッグ操作あるいはフリック操作であり、
    上記所定の動作は、上記コンテンツを上記ドラッグ操作あるいはフリック操作の軌跡の長さ分だけ縦方向に移動させる動作であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 上記コンテンツのレイアウト変更とは、上記コンテンツが新たに表示されることを含むことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 上記コンテンツのレイアウト変更とは、既に表示されている上記コンテンツのレイアウトが変更され、再表示されることを含むことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データからコンテンツ幅を示すデータを取得するコンテンツ幅取得ステップと、
    取得された上記コンテンツ幅を示すデータに基づいて、コンテンツ幅と上記表示部の上記コンテンツを表示するディスプレイのディスプレイ幅とが等しいか否か判定するコンテンツ幅判定ステップと、
    上記コンテンツ幅と上記所定のディスプレイ幅とが等しいとき、特定の操作を上記表示部に表示されていない、上記コンテンツのコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる動作決定ステップとを含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. HTMLファイルの記述において、コンテンツのコンテンツ幅と表示部の上記コンテンツを表示するディスプレイのディスプレイ幅とが等しいことを示す複数のキーワードを記憶部に記憶しており、
    上記表示部に部分的に表示されるコンテンツのレイアウト変更が行われたとき、上記コンテンツのHTMLファイルの記述データから、上記キーワードと一致する記述データを抽出するキーワード抽出ステップと、
    上記記述データが抽出されたとき、特定の操作を上記表示部に表示されていない、上記コンテンツのコンテンツ部分を表示させるための所定の動作に割り当てる動作決定ステップとを含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. コンピュータを請求項1〜8の何れか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるための制御プログラム。
  12. 請求項11に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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