JP2014048817A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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尚史 新田
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Abstract

【課題】スナップショットブート時に、ファイルシステム上のデータと、揮発性メモリに展開されるイメージデータとの間の整合性を確保する。
【解決手段】情報処理装置は、揮発性メモリと、不揮発性メモリと、制御部とを有する。上記不揮発性メモリは、書き換え可能領域と書き換え不可能領域とを有する。上記書き換え可能領域には、書き換え可能データが記憶される。上記書き換え不可能領域には、書き換え不可能データと、当該書き換え不可能データの実行状態に対応したホーム画面を示すスナップショットブート画像とが記憶される。上記制御部は、起動時に、上記書き換え可能データ及び上記スナップショットブート画像を上記揮発性メモリへロードすることが可能である。さらに制御部は、上記起動前後における上記書き換え可能データの差分データに対応した差分情報及び上記スナップショットブート画像を基に上記ホーム画面を描画することが可能である。
【選択図】図4

Description

本技術は、種々のアプリケーションをインストールして実行することが可能な情報処理装置、当該情報処理装置における情報処理方法及びプログラムに関する。
従来から、情報処理装置の起動高速化技術として、スナップショットブート(Snapshot Boot:SSB)が知られている。
この技術では、情報処理装置の起動後の、カーネル、デバイスドライバ及びアプリケーションプログラム等の初期化処理の実行結果が、スナップショットイメージとして、情報処理装置の工場出荷時に不揮発性メモリに記憶される。そして、情報処理装置の起動時には、上記不揮発メモリに記憶されたスナップショットイメージが揮発性メモリにロードされる。これにより、通常の起動時に実行される上記各種初期化処理等が省略されるため、情報処理装置の起動時間が短縮される(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−271980号公報
しかしながら、上記SSBでは、起動時には、上記スナップショットイメージとして毎回同じイメージがロードされるため、例えばアプリケーションの追加等により、情報処理装置のシステムに変更が生じた場合でも、当該変更はイメージに反映されない。すなわち、情報処理装置のファイルシステム上のデータと、揮発性メモリに展開されるデータとの間で不整合が生じてしまう。
上記特許文献1に記載の技術では、読み取り専用データについては、スナップショットイメージを用いた起動が行われ、書き換え可能データについては、起動のたびに当該データに基づく処理が実行される。
しかし、当該特許文献1には、スナップショットイメージ中のアイコン等の画像の描画に関する処理については一切記載がない。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、スナップショットブート時に、ファイルシステム上のデータと、揮発性メモリに展開されるイメージデータとの間の整合性を確保することが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラム提供することにある。
上述の課題を解決するため、本技術の一形態に係る情報処理装置は、揮発性メモリと、不揮発性メモリと、制御部とを有する。上記不揮発性メモリは、書き換え可能領域と書き換え不可能領域とを有する。上記書き換え可能領域には、書き換え可能データが記憶される。上記書き換え不可能領域には、書き換え不可能データと、当該書き換え不可能データの実行状態に対応したホーム画面を示すスナップショットブート画像とが記憶される。上記制御部は、起動時に、上記書き換え可能データ及び上記スナップショットブート画像を上記揮発性メモリへロードすることが可能である。さらに制御部は、上記起動前後における上記書き換え可能データの差分データに対応した差分情報及び上記スナップショットブート画像を基に上記ホーム画面を描画することが可能である。
これにより情報処理装置は、スナップショットブート時に、ファイルシステム上のデータと、揮発性メモリに展開されるイメージデータとの間の整合性を確保することができる。
上記書き換え可能領域には、上記書き換え可能データとして、上記情報処理装置の前回の起動時にインストールされたアプリケーションに関するデータが記憶されてもよい。この場合上記制御部は、上記インストールされたアプリケーションに対応するアイコンを上記ホーム画面上に描画可能であってもよい。
これにより情報処理装置は、インストールされてホーム画面に追加されたはずのアプリケーションのアイコンが起動後に表示されないという不具合を回避することができる。
上記制御部は、前回の起動時にアプリケーションがインストールされた際に上記ホーム画面について実行されたコマンドを再度実行することで、上記アイコンを上記ホーム画面上に描画可能であってもよい。
これにより情報処理装置は、既存のコマンドを用いることで、新たにインストールされたアプリケーションのアイコンの描画処理をスムースに実行することができる。
上記制御部は、前回の起動時に複数のアプリケーションがインストールされた場合に、上記複数のアプリケーションに対応した1つのコマンドを実行することで、上記複数のアプリケーションに対応する複数のアイコンを一度に描画可能であってもよい。
これにより情報処理装置は、前回の起動時にインストールされたアプリケーションが多数存在する場合でも、それらに対応する複数のアイコンを1つのコマンドで一度に描画することで、描画処理に要する時間、ひいては起動処理に要する時間を短縮することができる。
上記書き換え可能領域には、上記書き換え可能データとして、上記情報処理装置の前回の起動時に変更された、上記情報処理装置が有する機能に関する設定情報が記憶されてもよい。この場合上記制御部は、上記変更された設定情報に対応するアイコンを上記ホーム画面上に描画可能であってもよい。
これにより情報処理装置は、情報処理装置が有する様々な機能に関する設定情報の変更により前回の起動時にホーム画面上のアイコンの状態が変化した場合でも、それをスナップショットブート時にホーム画面に反映させることができる。設定情報とは、例えばネットワーク設定、ディスプレイ設定、サウンド設定等に関する情報である。
上記情報処理装置は、外部機器と接続可能な外部インタフェースをさらに有してもよい。この場合上記制御部は、上記情報処理装置の前回の起動時に、上記外部インタフェースに上記外部機器が接続されたことで上記ホーム画面に描画されたアイコンを、上記ホーム画面上に描画可能であってもよい。
これにより情報処理装置は、スナップショットブート前後において外部機器の接続状態に変化がないにも関わらずそれに対応したホーム画面上のアイコンの状態が変化してしまうのを防ぐことができる。
本技術の他の形態に係る情報処理装置は、情報処理装置の起動時に、不揮発性メモリから、書き換え可能データ及びスナップショットブート画像を揮発性メモリへロードすること、及び、上記起動前後における上記書き換え可能データの差分データに対応した差分情報及び上記スナップショットブート画像を基にホーム画面を描画することを含む。上記不揮発性メモリは、上記書き換え可能データが記憶された書き換え可能領域と、書き換え不可能データ及びスナップショットブート画像とが記憶された書き換え不可能領域とを有する。上記スナップショット画像は、上記書き換え不可能データの実行状態に対応したホーム画面を示すものである。
本技術のまた別の形態に係るプログラムは、情報処理装置に、ロードステップ及び描画ステップとを実行させる。上記ロードステップでは、上記情報処理装置の起動時に、不揮発性メモリから、書き換え可能データ及びスナップショットブート画像が揮発性メモリへロードされる。上記描画ステップでは、上記起動前後における上記書き換え可能データの差分データに対応した差分情報及び上記スナップショットブート画像を基にホーム画面が描画される。上記不揮発性メモリは、上記書き換え可能データが記憶された書き換え可能領域と、書き換え不可能データ及びスナップショットブート画像とが記憶された書き換え不可能領域とを有する。上記スナップショット画像は、上記書き換え不可能データの実行状態に対応したホーム画面を示すものである。
以上のように、本技術によれば、スナップショットブート時に、ファイルシステム上のデータと、揮発性メモリに展開されるイメージデータとの間の整合性を確保することができる。
本技術の一実施形態に係るスマートフォンのハードウェア構成を示したブロック図である。 上記スマートフォンの不揮発性メモリに記憶されるデータファイルのファイルシステム構造を簡略化して示した図である。 上記スマートフォンのSSB動作の概要を示した図である。 上記スマートフォンのSSB動作の流れを示したフローチャートである。 上記スマートフォンのSSB動作の前後におけるホーム画面の様子を示した図である。 複数のアプリケーションがインストールされた場合の上記スマートフォンのSSB動作の前後におけるホーム画面の様子を示した図である。 図6に対応した複数のアプリケーションのアイコンの描画処理の流れを示した図である。
以下、本技術をスマートフォンに適用した場合の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
[スマートフォンのハードウェア構成]
図1は、上記スマートフォン100のハードウェア構成を示した図である。同図に示すように、
同図に示すように、スマートフォン100は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、不揮発性メモリ13、表示部14、カメラ15、センサ部16、通信部17及び外部インタフェース(I/F)18を有する。
CPU11は、必要に応じてRAM12等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながらスマートフォン100の各ブロック全体を統括的に制御する。
RAM12は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。特に本実施形態では、後述するスナップショットブート(以下、SSB)処理において、不揮発性メモリ13に記憶されているSSBイメージがRAM12に展開される。
不揮発性メモリ13は、例えばフラッシュメモリやROM(Read Only Memory)であり、CPU11に実行させるOS、プログラム(アプリケーション)や各種パラメータなどのファームウェアを固定的に記憶する。OSとしては、例えばアンドロイド(登録商標)がインストールされている。
特に本実施形態では、不揮発性メモリ13は、後述するスナップショットブート処理に必要なSSBイメージを記憶する。当該SSBイメージは、スマートフォンの初回起動後の、カーネル、デバイスドライバ及びアプリケーションプログラム等の初期化処理の実行結果に対応したホーム画面を示す画像である。当該SSBイメージは、スマートフォンの工場出荷時に不揮発性メモリ13に記憶される。
表示部14は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やOELD(Organic ElectroLuminescence Display)であり、例えば複数のアイコンが配置された各種メニューやアプリケーション実行中のGUI等を表示する。表示部14は、タッチパネルと一体とされており、ユーザのタッチ操作を受け付け可能である。
カメラ15は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Devices)センサ等の撮像素子により、静止画(写真)及び動画を撮像する。
センサ部16は、種々のセンサからなり、スマートフォン100の位置情報(緯度・経度情報)、方位情報、物理情報(加速度・重力情報)等を検出する。
通信部17は、WiFi(Wireless Fidelity)等の無線LAN(IEEE802.11等)や移動通信用の3G、LTE(Long Term Evolution)または4Gのネットワークに接続し、他の機器と通信する。
外部インタフェース18は、スマートフォン100に外部機器を接続するためのインタフェースであり、例えば音声入力/出力端子やUSB(Universal Serial Bus)端子等である。外部機器とは、例えばキーボード、ヘッドフォン、イヤフォン、スピーカー、マイクロフォン、カーナビゲーションシステム、充電装置、トランスミッタ、メディアプレイヤー、PC、プリンタ等のあらゆる機器である。
[ファイルシステム構造]
図2は、上記不揮発性メモリ13に記憶されるデータファイルのファイルシステム構造を、従来のシステムと比較して簡略化して示した図である。
同図上側の(A)は、従来のアンドロイド(登録商標)端末におけるファイルシステム構造を示しており、同図下側の(B)は本実施形態に係るスマートフォン100の不揮発性メモリ13のファイルシステム構造を示している。
同図に示すように、不揮発性メモリ13のファイルシステムは、ルートディレクトリの配下に、システムディレクトリ131及びデータディレクトリ132を有する。システムディレクトリ131は、書き換え不可能データが記憶された書き換え不可能領域であり、データディレクトリ132は、書き換え可能データが記憶された書き換え可能領域である。
システムディレクトリ131に記憶される書き換え不可能データとしては、例えばスマートフォン100にプリインストールされたアプリケーション(サービス)が挙げられる。またシステムディレクトリ131には、上記SSBイメージも記憶される。
データディレクトリ132に記憶される書き換え可能データとしては、例えばスマートフォン100が、通信部17等を介してクラウド上のサービス(アプリケーションストア)からダウンロードしてインストールしたアプリケーションが挙げられる。これらのアプリケーションは、例えば「apk」という拡張子を有するファイル(パッケージ)として提供されている。また書き換え可能データとして、例えば画面(壁紙)設定、ネットワーク設定、サウンド設定等、スマートフォン100が有する機能に関する設定情報も記憶されている。
同図(A)に示すように、従来のアンドロイド(登録商標)システムでは、その起動時には、上記システムディレクトリのデータとデータディレクトリのデータの双方が全てRAMに読み込まれる。
一方、同図(B)に示すように、本実施形態に係るスマートフォン100では、その起動時には、データディレクトリ132の書き換え可能データがRAM12に読み込まれるが、上記システムディレクトリ131内の書き換え不可能データは読み込まれず、その代わりにSSBイメージ21が読み込まれる。
[システムの動作]
次に、以上のように構成されたシステムにおけるスマートフォン100の動作について説明する。本実施形態において、スマートフォン100における動作は、CPU11と、その制御下において実行されるソフトウェアモジュールとで協働して行われる。
(SSB動作の概要)
図3は、上記スマートフォン100におけるSSB動作の流れの概要を、従来のアンドロイド(登録商標)端末における起動(Cold Boot)動作と比較して示した図である。
同図左側に示すように、従来のCold Boot処理では、Initの起動処理、Native Serviceの起動処理、System Server及びAndroid(登録商標) Serviceの起動処理及びHomeの起動処理が順次行われた後、アンドロイド(登録商標)が実行される。
Initの起動処理及びNative Serviceの起動処理は、いずれも書き換え不可能な上記システムディレクトリ131に記憶されたプログラムに関する処理である。またHomeの起動処理は、それまでの起動処理に基づいて、ラウンチャーと呼ばれるアプリケーションにより、ホーム画面を起動する処理である。
また上記System Serverの起動処理によって、Package Managerも起動する。Package Managerは、システムディレクトリ131及びデータディレクトリ132にインストールされたパッケージ(APKファイル)を管理及び起動するフレームワークである。
具体的には、Package Managerは、Cold Boot時に、起動前にインストールされたパッケージ(APKファイル)に関する情報の読み込み、インストールされている全てのパッケージに関する情報の確認、それらのAPKファイルのRAMへの展開、及びそれらAPKファイルの最適化等の処理を実行する。
一方、同図右側に示すように、本実施形態においては、上記Initの起動処理、Native Serviceの起動処理、及びHomeの起動処理はいずれも省略され、代わりに上記SSBイメージ21がRAM12上に展開される。
また、上記Package Managerによるパッケージの起動処理においても、従来のCold Boot処理で実行されている処理のうち、必要最低限の処理のみが実行されることで、ファイルシステム上のデータとRAM12上のデータとが同期される。すなわち、本実施形態におけるPackage Managerは、書き換え可能なデータディレクトリ132に新たにインストールされたパッケージの情報の読み込み処理及びそれらのパッケージのRAM12への展開処理のみ実行し、書き換え不可能なシステムディレクトリ131にプリインストールされているパッケージに関する情報の取得処理や最適化処理は実行しない。
(SSB動作の詳細な流れ)
図4は、上記スマートフォンのSSB動作のより具体的な流れを示したフローチャートである。
同図に示すように、SSBによりスマートフォン100の電源がONになると、まず、CPU11は、上記SSBイメージ21をシステムディレクトリ131からRAM12へ読み込む(ステップ41)。
続いてCPU11は、初期状態と比較して、上記外部インタフェース18に接続された周辺機器の変更、追加、または削除があったか否かを判断する(ステップ42)。
周辺機器の変更、追加、または削除があったと判断した場合(ステップ43のYes)、CPU11は、それらの周辺機器の変更、追加、削除に対応した、SSBイメージ21上でのアイコンその他の画像の描画(または削除)処理を実行する(ステップ44)。例えばCPU11は、外部インタフェース18にキーボードが接続されていることを検出した場合、当該キーボードの接続を示すアイコンをSSBイメージ21上に反映してホーム画面を描画する。
続いてCPU11は、上記書き換え可能領域であるデータディレクトリ132の情報をチェックする(ステップ45)。
上記チェックの結果、データディレクトリ132の情報と、初期状態におけるデータディレクトリ132の情報との間に差分が存在すると判断した場合(ステップ46のYes)、CPU11は、その差分が、スマートフォン100の有する機能の設定値の変更によるものであるか否かを判断する(ステップ47)。
上記差分が設定値の変更に関するものであると判断した場合(ステップ47のYes)、CPU11は、上記設定値の変更を、SSBイメージ21上の画像(例えばアイコンや壁紙等)に反映して、ホーム画面を更新する(ステップ48)。
上記ステップ47において、上記差分が設定値の変更によるものでないと判断した場合(No)、CPU11は、上記差分が、前回の起動時におけるアプリケーションの追加インストールによるものであるか否かを判断する(ステップ49)。
上記差分がアプリケーションの追加によるものであると判断した場合(Yes)、CPU11は、上記追加されたアプリケーションに関する情報を、RAM12上のデータベースに登録する(ステップ50)。当該アプリケーションに関する情報は、例えばアプリケーション名等のメタデータや、アプリケーションの起動、終了及び実行中に必要な画面(アクティビティ)に関する情報等のあらゆる管理情報である。これらの登録された情報のうち、アプリケーション名(アイコンと共に表示される)等、画像に関する情報は、SSBイメージ21に反映されホーム画面の描画に用いられる。一方、登録情報のうち画像に関しない情報は、RAM12上に保持はされるがホーム画面には描画されない。
上記追加されたアプリケーション情報の登録処理が全て完了した場合(ステップ51のYes)、CPU11は、上記追加されたアプリケーション情報を、ホーム画面の起動を担当するラウンチャーにコマンドによって通知する。
当該コマンドは、スマートフォン100の前回のSSB後にアプリケーションが新たにインストールされた際にラウンチャーに通知されたコマンドと同一である。すなわち、CPU11は、前回のSSB後にアプリケーションの追加の際に実行したコマンドと同一のコマンドを、次のSSB時に再度実行する。
この際、追加されたアプリケーションが複数存在する場合、CPU11は、それら複数のアプリケーションに関する情報を、1つのコマンドで一括して通知する。
そして、上記通知に基づき、ラウンチャーは、追加されたアプリケーション情報を元に、それに対応するアイコンデータ等の画像データを読み出し、それをSSBイメージ21に反映することで、ホーム画面を更新して表示部14に表示する(ステップ53)。すなわち、ラウンチャーは、上記通知により、新たにアプリケーションが追加されたと判断して、スマートフォン100の起動後にアプリケーションが追加された場合と同様に当該アプリケーションのアイコンをホーム画面に新たに描画する。
図5は、上記SSB動作の前後におけるホーム画面の様子を示した図である。
同図(A)及び(B)に示すように、前回のSSB時に、1つのアプリケーションがインストールされると、それに対応するアイコンIがホーム画面に追加される。この時点では、不揮発性メモリ13のファイルシステムのデータ状態と、RAM12上のデータ状態とは一致している。
その後、スマートフォン100の電源がOFFにされ、再びONにされて、再度SSBが実行された場合、同図(C)に示すように、RAM12に読み出されるSSBイメージ21は、前回のSSB時におけるアプリケーションの追加を反映していない状態となる。すなわち、この時点では、不揮発性メモリ13のファイルシステムのデータ状態と、RAM12上のデータ状態とに不整合が生じている。
しかし、同図(D)に示すように、追加されたアプリケーションに対応するアイコンIがSSBイメージ21上に反映されてホーム画面が表示されることで、RAM12の状態とファイルシステムの状態との同期が図られ、両者間の不整合は解消する。
(起動前に複数のアプリケーションがインストールされた場合の処理)
ここで、上記複数のアプリケーションがインストールされた場合のホーム画面の更新処理の詳細について説明する。
図6は、複数のアプリケーションがインストールされた場合のSSB動作の前後におけるホーム画面の様子を、従来のアンドロイド(登録商標)システムにおけるアプリケーションのインストール処理と比較して示した図である。また図7は、図6に対応した複数のアプリケーションのアイコンの描画処理の流れを、従来のアンドロイド(登録商標)システムにおけるアプリケーションのインストール処理と比較して示した図である。
図6(A)は、従来のアンドロイド(登録商標)システムにおける複数のアプリケーションの追加時のホーム画面の様子を示している。また図7(A)は、図6(A)に対応した、ホーム画面へのアイコンの描画処理の流れを示している。
図6(A)は、本実施形態において、前回のSSB時にスマートフォン100に複数のアプリケーションが追加された後、再度SSBが実行された場合のホーム画面の様子を示している。図7(A)は、図6(A)に対応した、本実施形態における、SSB時の複数のアプリケーションのアイコンの描画処理の流れを示している。
両図に示すように、従来のアンドロイド(登録商標)システムでは、複数のアプリケーションがインストールされる場合、アプリケーション毎にインストール処理が実行され、当該インストール毎にホーム画面にアイコンI(I1、I2、I3)が順次追加される。
一方、本実施形態のSSB時には、前回のSSB時に追加されたアプリケーションに関する情報は、上述のようにラウンチャーに一括して通知され、それに基づいてアイコンI1、I2及びI3が一度にホーム画面上に描画される。
したがって、本実施形態では、前回のSSB時に複数のアプリケーションが追加された場合でも、その後のSSB時においてそれらアプリケーションのアイコンの描画処理に要する時間、ひいてはSSB処理に要する時間が短縮される。
以上説明したように、本実施形態によれば、SSB前後におけるファイルシステム上のデータとSSBイメージとの差分に応じて、差分情報がSSBイメージ上に反映され、ホーム画面上にアイコン等の画像の描画処理が実行されることで、両者間に不整合が生じるのが防止される。また、その場合でも、当該差分の抽出に必要な最低限の処理のみが実行されることで、高速起動が実現される。
[変形例]
本技術は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
(変形例1)
上述の実施形態において、図4のフローチャートで示した処理の流れは一例にすぎず、当該フローチャート中の各処理の順番は適宜変更可能である。
(変形例2)
上述の実施形態では、本技術がOSとしてアンドロイド(登録商標)がインストールされた情報処理装置(スマートフォン)に適用された例を示した。しかし、本技術に係る情報処理装置には、アンドロイド(登録商標)以外のOSがインストールされていてもよい。その場合、当該OSの仕様に応じて、上述の実施形態で説明された処理が適宜変更されてもよい。
(変形例3)
上述の実施形態では、本技術がスマートフォンに適用された例が示された。しかし、本技術は、デジタルスチルカメラ、カムコーダ、タブレットPC(Personal Computer)、デスクトップPC、ノートブックPC、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型AVプレイヤー、電子ブックリーダー、テレビジョン装置、PVR(Personal Video Recorder)、ゲーム機器、プロジェクター、カーナビゲーションシステム、デジタルフォトフレーム、HDD(Hard Disk Drive)装置等、その他のあらゆる情報処理装置にも同様に適用され得る。
[その他]
本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1)
揮発性メモリと、
書き換え可能データが記憶される書き換え可能領域と、
書き換え不可能データと、当該書き換え不可能データの実行状態に対応したホーム画面を示すスナップショットブート画像とが記憶される書き換え不可能領域と
を有する不揮発性メモリと、
起動時に、前記書き換え可能データ及び前記スナップショットブート画像を前記揮発性メモリへロードし、前記起動前後における前記書き換え可能データの差分データに対応した差分情報及び前記スナップショットブート画像を基に前記ホーム画面を描画することが可能な制御部と
を具備する情報処理装置。
(2)
上記(1)に記載の情報処理装置であって、
前記書き換え可能領域には、前記書き換え可能データとして、前記情報処理装置の前回の起動時にインストールされたアプリケーションに関するデータが記憶され、
前記制御部は、前記インストールされたアプリケーションに対応するアイコンを前記ホーム画面上に描画可能である
情報処理装置。
(3)
上記(2)に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前回の起動時にアプリケーションがインストールされた際に前記ホーム画面について実行されたコマンドを再度実行することで、前記アイコンを前記ホーム画面上に描画可能である
情報処理装置。
(4)
上記(2)または(3)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前回の起動時に複数のアプリケーションがインストールされた場合に、前記複数のアプリケーションに対応した1つのコマンドを実行することで、前記複数のアプリケーションに対応する複数のアイコンを一度に描画可能である
情報処理装置。
(5)
上記(2)〜(4)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記書き換え可能領域には、前記書き換え可能データとして、前記情報処理装置の前回の起動時に変更された、前記情報処理装置が有する機能に関する設定情報が記憶され、
前記制御部は、前記変更された設定情報に対応するアイコンを前記ホーム画面上に描画可能である
情報処理装置。
(6)
上記(2)〜(5)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
外部機器と接続可能な外部インタフェースをさらに具備し、
前記制御部は、前記情報処理装置の前回の起動時に、前記外部インタフェースに前記外部機器が接続されたことで前記ホーム画面に描画されたアイコンを、前記ホーム画面上に描画可能である
情報処理装置。
11…CPU
12…RAM
13…不揮発性メモリ
14…表示部
17…通信部
18…外部インタフェース
21…SSB(Snapshot Boot)イメージ
100…スマートフォン
131…システムディレクトリ
132…データディレクトリ

Claims (8)

  1. 揮発性メモリと、
    書き換え可能データが記憶される書き換え可能領域と、
    書き換え不可能データと、当該書き換え不可能データの実行状態に対応したホーム画面を示すスナップショットブート画像とが記憶される書き換え不可能領域と
    を有する不揮発性メモリと、
    起動時に、前記書き換え可能データ及び前記スナップショットブート画像を前記揮発性メモリへロードし、前記起動前後における前記書き換え可能データの差分データに対応した差分情報及び前記スナップショットブート画像を基に前記ホーム画面を描画することが可能な制御部と
    を具備する情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記書き換え可能領域には、前記書き換え可能データとして、前記情報処理装置の前回の起動時にインストールされたアプリケーションに関するデータが記憶され、
    前記制御部は、前記インストールされたアプリケーションに対応するアイコンを前記ホーム画面上に描画可能である
    情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前回の起動時にアプリケーションがインストールされた際に前記ホーム画面について実行されたコマンドを再度実行することで、前記アイコンを前記ホーム画面上に描画可能である
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前回の起動時に複数のアプリケーションがインストールされた場合に、前記複数のアプリケーションに対応した1つのコマンドを実行することで、前記複数のアプリケーションに対応する複数のアイコンを一度に描画可能である
    情報処理装置。
  5. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記書き換え可能領域には、前記書き換え可能データとして、前記情報処理装置の前回の起動時に変更された、前記情報処理装置が有する機能に関する設定情報が記憶され、
    前記制御部は、前記変更された設定情報に対応するアイコンを前記ホーム画面上に描画可能である
    情報処理装置。
  6. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    外部機器と接続可能な外部インタフェースをさらに具備し、
    前記制御部は、前記情報処理装置の前回の起動時に、前記外部インタフェースに前記外部機器が接続されたことで前記ホーム画面に描画されたアイコンを、前記ホーム画面上に描画可能である
    情報処理装置。
  7. 情報処理装置の起動時に、書き換え可能データが記憶された書き換え可能領域と、書き換え不可能データと当該書き換え不可能データの実行状態に対応したホーム画面を示すスナップショットブート画像とが記憶された書き換え不可能領域とを有する不揮発性メモリから、前記書き換え可能データ及び前記スナップショットブート画像を揮発性メモリへロードし、
    前記起動前後における前記書き換え可能データの差分データに対応した差分情報及び前記スナップショットブート画像を基に前記ホーム画面を描画する
    情報処理方法。
  8. 情報処理装置に、
    前記情報処理装置の起動時に、書き換え可能データが記憶された書き換え可能領域と、書き換え不可能データと当該書き換え不可能データの実行状態に対応したホーム画面を示すスナップショットブート画像とが記憶された書き換え不可能領域とを有する不揮発性メモリから、前記書き換え可能データ及び前記スナップショットブート画像を揮発性メモリへロードするステップと、
    前記起動前後における前記書き換え可能データの差分データに対応した差分情報及び前記スナップショットブート画像を基に前記ホーム画面を描画するステップと
    を実行させるプログラム。
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