JP2014045528A - 電動モータ - Google Patents

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Aiko Ishikawa
愛子 石川
Ken Yamamoto
山本  憲
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Abstract

【課題】インホイールモータ駆動装置に使用する電動モータのステータをケース本体に確実に固定でき、固定状態を視覚的に確認できて品質管理が行い易いステータの固定構造を提供する。
【解決手段】電動モータ11のモータケース16を、片端面が開口するケース本体17と、このケース本体17の片端面に設けられるケース蓋20とによって形成し、ケース本体17の内径部にステータ21を嵌め、ケース蓋20とステータ21との間に、軸方向すきまを詰める管状のステータ押え6を挟み、ステータ21とケース蓋20との間を、隙間のない安定した状態に保ち、ステータ押え6の存在により固定状態を視覚的に確認できるようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、インホイールモータ駆動装置に使用して好適なモータ構造に関するものである。
従来から知られているインホイールモータ駆動装置として、電動モータと、そのモータ出力を入力とする遊星ギヤ形式の減速機と、その減速機の減速出力によって回転駆動されるハブユニットにより構成したものがある(特許文献1)。
この特許文献1に開示されたインホイール駆動装置は、電動モータが減速機の径方向外側に配置されている。
特開2007−99106号公報
ところで、前記のようなインホイール駆動装置に使用されている電動モータは、モータケースを、背面が開口するケース本体と、このケース本体の背面に設けられるケース蓋とによって形成し、ケース本体の内径部にステータを嵌め入れた構造になっている。
ケース本体の内径面に嵌め入れるステータは、安全面、性能面からケース本体に対して確実に固定する必要がある。
ケース本体に対してステータを確実に固定する手段としては、ケース本体に対し、ステータを焼き嵌めしたり、ボルト締結したりする方法が考えられる。
しかしながら、焼き嵌めによってステータをケース本体の内径面に固定する方法は、保持力が摩擦力のみであるので、見た目で不具合が発見し難く、品質管理が難しい。
また、ボルト締結による固定方法は、タップ穴加工や部品点数が増加するため、コスト面で不利になる。
そこで、この発明は、ステータをケース本体に確実に固定でき、固定状態を視覚的に確認できて品質管理が行い易いステータの固定構造を提供しようとするものである。
前記の課題を解決するために、この発明は、モータケースを、片端面が開口するケース本体と、このケース本体の片端面に設けられるケース蓋とによって形成し、ケース本体の内径部にステータを嵌め、ケース蓋とステータとの間に、軸方向すきまを詰める管状のステータ押えを挟んだものである。
前記ステータ押えとケース蓋との間に、さらに、皿ばねやコイルばね等の弾性部材を挿入してもよい。
また、前記ステータ押えを、少なくとも一方の端面に、反発性を有する屈曲片を有するばね鋼の薄板によって形成してもよい。
さらに、前記ケース本体とステータに同位相の凹部を形成し、この凹部にかしめ固定されるかしめ部を、前記ステータ押えの端面に形成してもよい。
前記ステータは、ケース本体内に焼き嵌めしておくことが望ましい。
この発明は、以上のように、モータケースを、片端面が開口するケース本体と、このケース本体の片端面に設けられるケース蓋とによって形成し、ケース本体の内径部にステータを嵌め、ケース蓋とステータとの間に、軸方向すきまを詰める管状のステータ押えを挟んでいるので、ステータの軸方向の移動が規制され、ステータがモータケースに対して確実に固定される。
そして、管状のステータ押えの有無によって、ステータの固定状態を視覚的に管理することができる。
この発明に係る電動モータを使用するインホイールモータ駆動装置の断面図である。 この発明の電動モータに使用するステータ押えの一例を示す部分断面図である。 この発明の電動モータに使用するステータ押えの他の例を示す部分断面図である。 この発明の電動モータに使用するステータ押えの他の例を示す部分断面図である。 インホイールモータ駆動装置を車体に設置した状態を示す概略図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すインホイール駆動装置は、電動モータ11、その電動モータ11の出力によって駆動される遊星ギヤ形式の減速機12、減速機12の入力軸13と同軸の出力軸14によって回転されるハブユニット15及び電動モータ11と減速機12を収納するモータケース16を主要な構成要素としている。
前記のモータケース16は、片端面が開口する円筒形状のケース本体17と、このケース本体17の片端面に設けられるケース蓋20とからなり、ケース本体17の前端(アウトボード側の端部、図1の左側の端部)には、径方向の前端部18を有する。前端部18のセンター部には、開放穴19が設けられている。
なお、この発明において「アウトボード」とは車両の外方、「インボード」とは、車両の内方を意味する。
前記モータケース16の前端部18の内径部に減速機12のアウトボード側をカバーするアウトボード側フランジ18a及びインボード側をカバーするインボード側フランジ18bが設けられる。減速機12は軸方向の両端部が前記のアウトボード側フランジ18aとインボード側フランジ18bによってカバーされる。
電動モータ11は、図示の場合、ラジアルギャップ形のブラシレスDCモータであり、モータケース16のケース本体17、前端部18、インボード側フランジ18b及びモータケース16のケース蓋20によって囲まれたスペースに組み込まれる。
前記電動モータ11は、円筒形状のケース本体17の内径面に固定されたステータ21と、そのステータ21の内径面にラジアルギャップをおいて配置されたロータ22と、ロータ22を支持するロータハブ23によって構成される。ロータハブ23のボス部24が入力軸13に嵌合され、キー25により固定される。
前記のボス部24はインボード側フランジ18bの内径側に挿入され、その内径面とボス部24の間にオイルシール26を設けている。インボード側フランジ18b及びオイルシール26によって、電動モータ11の収納スペースと減速機12の収納スペースが仕切られるとともにオイルシールされる。
前記のステータ21は、円筒形状のケース本体17の内径面に、キー5により回り止め固定されているが、ケース本体17の内径面に焼き嵌めによって固定してもよい。
ステータ21のインボード側と、ケース蓋20との間には、軸方向すきまを詰める管状のステータ押え6を挟み、ステータ21の軸方向の移動を規制している。
図1に示すステータ押え6は、図2に示すように、ステータ21側の端面に、反発性を有する屈曲片6aを有するばね鋼の薄板によって形成されている。屈曲片6aは、図2に示すように、反発力が生じるように、ステータ21側に、θだけ傾いて形成されている。このように、反発力を有するステータ押え6を使用することにより、ステータ21とケース蓋20との間を、隙間のない安定した状態に保つことができる。
図3に示す実施形態のステータ押え6は、管状体によって形成され、管状体とケース蓋20との間に、弾性部材である皿ばね7を嵌めて、ステータ21とケース蓋20との間を、隙間のない安定した状態に保つようにしている。
また、図4に示す実施形態のステータ押え6は、図3に示す実施形態よりも軸方向長さが短い管状体のよって形成され、管状体とケース蓋20との間に、弾性部材であるコイルばね8を嵌めて、ステータ21とケース蓋20との間を隙間のない安定した状態に保つようにしている。
減速機12は、前記入力軸13と出力軸14、入力軸13の外径面に一体に設けられたサンギヤ27、そのサンギヤ27の外周において、前記モータケース16の前端部18の内径面に嵌合固定されたリングギヤ28、そのリングギヤ28とサンギヤ27の間に周方向に等間隔をおいて3個所に設けられたピニオンギヤ29、そのピニオンギヤ29を支持するピニオンピン31、ピニオンピン31のアウトボード側端部とインボード側端部を支持するキャリヤ32により構成される。ピニオンギヤ29は針状ころ軸受33を介してピニオンピン31によって支持される。
前記キャリヤ32は、ピニオンピン31のアウトボード側端部に連結されたアウトボード側キャリヤフランジ32aと、インボード側端部に連結されたインボード側キャリヤフランジ32bを有する。アウトボード側キャリヤフランジ32aには軸方向に延びたブリッジ部34が各ピニオンギヤ29の間に設けられ、そのブリッジ部34に前記のインボード側キャリヤフランジ32bが溶接により一体化されている。また、前記各キャリヤフランジ32a、32bの対向内面とピニオンギヤ29の間にスラスト板35を介在させ、ピニオンギヤ29の回転の円滑化を図っている。
前記アウトボード側キャリヤフランジ32a及びインボード側キャリヤフランジ32bと入力軸13との間に、それぞれアウトボード側転がり軸受42及びインボード側転がり軸受43を介在させて、キャリヤ32と入力軸13との相対回転を可能にしている。これらの転がり軸受42、43はそれぞれアンギュラ玉軸受が背面合せで組み込まれ、その外輪間に予圧付与のための間座40を介在させている。
前記の出力軸14は、アウトボード側キャリヤフランジ32aと一体、かつこれより小径の軸部36を有する。軸部36のうちキャリヤフランジ32aに接近した部分がキャリヤフランジ32aのボス部37である。インボード側キャリヤフランジ32bの内径部にもインボード側へ突き出したボス部38が設けられる。
なお、前記軸部36のアウトボード側端部に軸部36より小径のスプライン軸39が設けられ、その境界部分が段差部41となっている。
前記ハブユニット15は、出力軸14のスプライン軸39にスプライン結合された内方部材45、その外径側に複列のハブ軸受46を介して同軸状態に設けられた外方部材47により構成される。いわゆる第1世代の構造である。内方部材45はスプライン軸39の先端部にネジ結合されたナット48により固定される。内方部材45のハブ49に車輪のホイールが取り付けられる。
ハブユニット15は、出力軸14の段差部41においてインボード側の位置決めが行われる。外方部材47のフランジ53がボルト54によって前記モータケース16の前端部18に設けられた開放穴19の周囲に固定される。
外方部材47のインボード側端部の内径面と、出力軸14の軸部36の間にオイルシール50が装着され、減速機12側とハブユニット15側をオイルシールしている。図示のハブユニット15は、いわゆる第1世代と呼ばれる形式であるが、第2世代もしくは第3世代の形式のものを用いることができる。
前記モータケース16のケース蓋20の中心部に突出し部55が設けられ、その突出し部55の内部に前記入力軸13の後端部(インボード側端部)が径方向、軸方向の余裕をもって挿入される。突出し部55に挿入された入力軸13に回転センサー56(図示の場合はレゾルバ)のセンサーロータ58が取り付けられ、これに対向して突出し部55の内径面にセンサーステータ57が設けられる。
前記の回転センサー56は、モータロータ22と一体に回転する入力軸13の回転角を検知する。その検知情報が図示省略の制御装置に入力され、モータロータ22の回転角情報として電動モータ11の回転制御に使用される。
実施形態1は以上のような構成であり、使用時においては、ホイールの内側のセンター部にハブ49を固定することにより、いわゆるインホイール形式として取り付けられ、モータケース16は、図示省略のサスペンション連結部を介して車体に連結される。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 インホイールモータ駆動装置
2 自動車
3 ホイール
4 車体
5 キー
6 ステータ押え
6a 屈曲片
7 皿ばね
8 コイルばね
11 電動モータ
12 減速機
13 入力軸
14 出力軸
15 ハブユニット
16 モータケース
17 ケース本体
18 前端部
18a アウトボード側フランジ
18b インボード側フランジ
20 ケース蓋
21 ステータ
23 ロータハブ
24 ボス部
26 オイルシール
27 サンギヤ
28 リングギヤ
29 ピニオンギヤ
31 ピニオンピン
32 キャリヤ
32a アウトボード側キャリヤフランジ
32b インボード側キャリヤフランジ
33 針状ころ軸受
34 ブリッジ部
35 スラスト板
36 軸部
37 ボス部
39 スプライン軸
41 段差部
42、43 転がり軸受
45 内方部材
46 ハブ軸受
47 外方部材
48 ナット
49 ハブ
50 オイルシール
53 フランジ
54 ボルト
55 突出し部
56 回転センサー
57 センサーステータ
58 センサーロータ

Claims (7)

  1. モータケースを、片端面が開口するケース本体と、このケース本体の片端面に設けられるケース蓋とによって形成し、ケース本体の内径部にステータを嵌め、ケース蓋とステータとの間に、軸方向すきまを詰める管状のステータ押えを挟んだことを特徴とする電動モータ。
  2. 前記ステータ押えとケース蓋との間に、弾性部材を挿入したことを特徴とする請求項1記載の電動モータ。
  3. 前記弾性部材が皿ばね又はコイルばねである請求項2記載の電動モータ。
  4. 前記ステータ押えが、少なくとも一方の端面に、反発性を有する屈曲片を有するばね鋼の薄板からなる請求項1記載の電動モータ。
  5. 前記ケース本体とステータに同位相の凹部を形成し、この凹部にかしめ固定されるかしめ部を、前記ステータ押えの端面に形成した請求項1〜4のいずれかに記載の電動モータ。
  6. 前記ケース本体内に、ステータを焼きばめしている請求項1〜5のいずれかに記載の電動モータ。
  7. 請求項1〜6の電動モータを使用するインホイール駆動装置。
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