JP2014045383A - 放送受信装置、情報提供システム、情報提供方法およびプログラム - Google Patents

放送受信装置、情報提供システム、情報提供方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】放送受信装置との通信可能な通信端末に対し、好適な内容の情報を、好適なタイミングで提供すること。
【解決手段】放送受信装置10は、番組放送を受信するチューナ11と、番組放送に含まれているアドレスを通信端末30へ配信するアドレス送信部14と、アドレスを保存するアドレス保存部13と、を備え、アドレス送信部14は、アドレスの送信要求を通信端末30から受信した時点で、アドレス保存部13に保存されているアドレスを、通信端末30に再送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送受信装置、情報提供システム、情報提供方法およびプログラムに関する。
近年、テレビジョン受像機に代表される放送受信装置に関し、受信した放送波に含まれている情報を通信端末に送信することで、放送番組に関連する情報を通信端末からも得られるようにする技術が考案されている。例えば、下記特許文献1には、ディジタル放送受信装置が受信したURI情報をパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に送信するURI転送システムが記載されている。このURI転送システムによれば、ユーザに手間をかけさせることなく、番組に関連するコンテンツを、ユーザに閲覧させることができるとされている。
特開2005−27143号公報(2005年1月27日公開)
しかしながら、上記特許文献1に記載されている技術では、通信端末のユーザに対し、好適な内容の情報を、好適なタイミングで提供することができない。例えば、上記特許文献1に記載されている技術では、URI情報を自動的に送信するように設定されている場合において、URI情報が既に送信された後に情報処理装置がネットワークに接続した場合、当該情報処理装置はそのURI情報を得ることができない。
また、上記特許文献1に記載されている技術では、ユーザによる任意のタイミングでURI情報の送信をディジタル放送受信装置に行わせることができるが、この場合、ユーザが所定の操作を行う必要がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、放送受信装置との通信可能な通信端末に対し、好適な内容の情報を、好適なタイミングで提供することにある。
上記した課題を解決するため、本発明に係る放送受信装置は、通信ネットワークを介して通信端末と通信可能な放送受信装置であって、番組放送を受信する番組放送受信手段と、前記番組放送受信手段によって受信された前記番組放送に含まれている、当該番組放送に関連するコンテンツのアドレスを、前記通信端末へ配信するアドレス配信手段と、前記番組放送受信手段によって受信された前記アドレスを保存するアドレス保存手段と、前記アドレスの送信要求を前記通信端末から受信した時点で、前記アドレス保存手段に保存されている前記アドレスを、前記通信端末に再送信するアドレス再送信手段とを備えることを特徴とする。
この放送受信装置によれば、放送受信装置から送信されたアドレスを通信端末が受信できなかった場合でも、アドレスの送信要求を通信端末から受信した時点で、通信端末へ上記アドレスを自動的に再送することができる。これにより、通信端末は、上記送信要求を放送受信装置に送信することで、一度受信の機会を逃したアドレスを、受信することができる。
上記放送受信装置において、前記アドレス再送信手段は、前記アドレスの送信要求を前記通信端末から受信した時点で、前記アドレス保存手段に保存されている前記アドレスに対応する放送番組が、当該放送受信装置によって視聴されていない場合、当該アドレスを前記通信端末に再送信しないことが好ましい。
すでに視聴されていない番組に関連するコンテンツは、そのユーザにとって有益な情報ではない場合がある。上記構成によれば、このようなコンテンツのアドレスを通信端末に再送信しないため、通信端末のユーザは、より厳選された有益な情報を得ることができる。
上記放送受信装置において、前記アドレス再送信手段は、前記アドレスの送信要求を前記通信端末から受信した時点で、前記アドレス保存手段に保存されている前記アドレスの保存期間が経過している場合、当該アドレスを前記通信端末に再送信しないことが好ましい。
すでに保存期間が経過したアドレスのコンテンツは、そのユーザにとって有益な情報ではない場合がある。上記構成によれば、このようなコンテンツのアドレスを通信端末に再送信しないため、通信端末のユーザは、より厳選された有益な情報を得ることができる。
上記放送受信装置において、前記アドレス保存手段は、前記アドレス保存手段に保存されている前記アドレスが、再送信されない条件を満たした時点で、当該アドレスを破棄することが好ましい。
この放送受信装置によれば、不要となったアドレスが確実に再送信されないようにすることができる。また、アドレス保存手段に保存されているアドレスが再送信すべきアドレスとなるため、再送信すべきアドレスが明確になり、再送信すべきアドレスの検索処理を簡略化することができる。
上記放送受信装置において、前記アドレス再送信手段は、前記アドレスとともに、当該アドレスにアクセスするために起動するアプリケーションの識別情報を、前記通信端末へ送信することが好ましい。
この放送受信装置によれば、より好ましいアプリケーションによるアドレスへのアクセスを通信端末に行わせることができる。
上記放送受信装置において、前記送信要求は、前記通信端末との通信が可能となった時点で、当該通信端末から自動的に送信されたものであり、前記アドレス再送信手段は、当該自動的に送信された送信要求を受信した時点で、前記アドレス保存手段に保存されている前記アドレスを、前記通信端末に再送信することが好ましい。
この放送受信装置によれば、自動的に送信されたアドレスの送信要求を受信し、当該送信要求を送信した通信端末が受信の機会を逃したアドレスを直ちに受信することができる。
本発明に係る情報提供システムは、上記の放送受信装置と、通信ネットワークを介して前記放送受信装置と通信可能な通信端末と、を備えた情報提供システムであって、前記通信端末は、アドレスの送信要求を前記放送受信装置へ送信するアドレス送信要求手段と、前記放送受信装置から送信されてきたアドレスを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記アドレスにアクセスするアクセス手段とを有することを特徴としている。
上記情報提供システムによれば、上記放送受信装置と同様の効果を奏することができる。
上記情報提供システムは、前記通信端末において、前記受信手段が、予め当該通信端末に対応付けられた前記放送受信装置以外の、他の前記放送受信装置から、前記アドレスを受信した場合、前記アクセス手段は、当該アドレスにアクセスしないことが好ましい。
上記情報提供システムによれば、ユーザが意図していない(通信端末に対応付けられていない)放送受信装置からアドレスが配信された場合、ユーザの保有する通信端末が当該アドレスに誘導されてアクセスしてしまうといった事態を回避することができる。
本発明に係る情報提供方法は、通信ネットワークを介して通信端末と通信可能な放送受信装置による情報提供方法であって、番組放送を受信する番組放送受信工程と、前記番組放送受信工程において受信された前記番組放送に含まれている、当該番組放送に関連するコンテンツのアドレスを、前記通信端末へ配信するアドレス配信工程と、前記番組放送受信工程において受信された前記アドレスを、アドレス保存手段に保存するアドレス保存工程と、前記アドレスの送信要求を前記通信端末から受信した時点で、前記アドレス保存手段に保存されている前記アドレスを、前記通信端末に再送信するアドレス再送信工程とを含むことを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを上記放送受信装置として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを前記放送受信装置が備える前記各手段として機能させる。
上記情報提供方法、およびプログラムによれば、上記放送受信装置と同様の効果を奏することができる。
本発明によれば、放送受信装置との通信可能な通信端末に対し、好適な内容の情報を、好適なタイミングで提供することができる。
本発明の一実施形態に係る情報提供システムのシステム構成を示す。 本発明の一実施形態に係る情報提供システムによる初回の通信接続時における処理の手順を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る情報提供システムによる二回目以降の通信接続時における処理の手順を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る情報提供システムによる送信処理の具体例を示す。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜4を参照して詳細に説明する。
〔情報提供システムの構成〕
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報提供システム100のシステム構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る情報提供システム100のシステム構成を示す。図1に示すように、情報提供システム100は、放送受信装置10および通信端末30を備えて構成されている。放送受信装置10は、番組放送を受信し、当該番組放送を再生する装置である。通信端末30は、ユーザによる携帯可能な情報処理端末である。放送受信装置10としては、例えば、テレビジョン受像機、各種レコーダ等が挙げられる。通信端末30としては、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話機、およびタブレット型端末等が挙げられる。
情報提供システム100において、放送受信装置10および通信端末30は、いずれも通信ネットワークに接続可能であり、無線LAN等の当該通信ネットワークを介して、互いに通信を行うことが可能となっている。これにより、放送受信装置10は、通信端末30へ各種情報を送信することが可能となっている。
特に、本実施形態の放送受信装置10は、通信ネットワークに接続された不特定多数の通信端末30に対し、番組放送に関連するコンテンツへアクセスさせるためのアドレスを配信することができる。上記コンテンツとは、例えば、インターネットのホームページ等である。上記アドレスは、URL情報、URI情報等として、各通信端末30へ送信される。これにより、アドレスを受け取ることができた通信端末30は、そのアドレスへ、所定のアプリケーションによってアクセスすることができる。
以降の説明では、上記任意のアクセス先は、インターネットのホームページであることとし、上記アドレスは、上記ホームページのアドレスであり、URL起動通知として、各通信端末30へ送信されることとする。また、上記アプリケーションは、Webブラウザであることとする。但し、これらは、本発明の単なる一実施例にしか過ぎない。例えば、上記アプリケーションは、地図アプリケーションやレシピアプリケーション等であってもよい。
(放送受信装置10の各構成)
引き続き図1を参照して、情報提供システム100が備える放送受信装置10の各構成について説明する。図1に示すように、放送受信装置10は、チューナ(番組放送受信手段)11、抽出部12、アドレス保存部(アドレス保存手段)13、アドレス送信部(アドレス配信手段、アドレス再送信手段)14、情報送信部15、情報保存部16、映像処理部17、表示部18、および、通信部19を備えている。
[チューナ11]
チューナ11は、番組放送を放送受信装置10の外部から受信する。既に説明したとおり、チューナ11によって受信される番組放送には、その番組放送に関連するコンテンツへアクセスするためのアドレスが含まれ得る。
[映像処理部17、表示部18]
映像処理部17は、チューナ11によって受信された番組放送に対し、各種映像処理を施した後、当該番組放送を表示部18へ出力する。表示部18は、映像処理部17から出力された番組放送を表示する。
[情報送信部15、情報保存部16]
情報保存部16は、放送受信装置10に関する情報(ID・機種名など)を保存する。情報送信部15は、上記放送受信装置10に関する情報(ID・機種名など)を情報保存部16から読み出し、当該情報を通信部19を介して通信端末30に送信する。これらの情報は、例えば、通信端末30において、放送受信装置10をリンクさせる際に、放送受信装置10の識別情報として利用される。
[通信部19]
通信部19は、放送受信装置10において、通信端末30とデータの送受信を制御するものである。例えば、通信部19は、通信端末30との通信に用いる通信方式に従い、通信ネットワークおよび通信端末30との通信接続を確立したり、通信端末30に対するデータ送信を制御したり、通信端末30からのデータ受信を制御したりする。
[抽出部12]
抽出部12は、チューナ11によって受信された番組放送から、アドレスを抽出する。
[アドレス保存部13]
アドレス保存部13は、抽出部12によって番組放送から抽出された、アドレスを保存する。アドレス保存部13としては、公知の記録媒体を採用することができ、例えば、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ等が挙げられる。本実施形態では、アドレス保存部13は、1つのアドレスを保存する構成となっている。そのため、例えば、アドレス保存部13が1つのアドレスを保存しているときに、チューナ11が別のアドレスを含む番組放送を受信した場合、アドレス保存部13は当該別のアドレスを保存し、予め保存されていたアドレスを破棄する。
なお、アドレス保存部13は、放送受信装置10内に設けられている必要はなく、放送受信装置10の外部に設けられていてもよい。
[アドレス送信部14]
アドレス送信部14は、抽出部12によって番組放送から抽出されたアドレスを、通信部19を介して通信ネットワークへ送出することにより、当該アドレスを通信端末30へ配信する。例えば、放送受信装置10がアドレスを送信するためのURL起動通知スクリプト(例えば、ECMAスクリプト)を受信した場合、アドレス送信部14は、当該URL起動通知スクリプトを実行することにより、このアドレスを直ちに通信ネットワークへ送出する。これに限らず、アドレス送信部14は、上記アドレスを、所定時間経過後、または、当該アドレスに対して予め指定されている時刻に、通信ネットワークへ送出してもよい。
アドレス送信部14は、アドレス保存部13に保存されているアドレスを、通信端末30に再送信することもできる。例えば、放送受信装置10と通信端末30との通信が可能でない状態では、通信端末30は、放送受信装置10から送出されたアドレスを受信することができない。ここで、本書において、上記「通信が可能でない状態」とは、放送受信装置10と通信端末30との通信接続が確立していない状態、通信端末30において上記アドレスを受信するためのアプリケーションが起動されていない状態を含む。この場合、アドレス送信部14は、上記アドレスの再送要求を通信端末30から受信した時点で、上記アドレスを、アドレス保存部13から読み出し、通信端末30に自動的に再送信する。これにより、通信端末30は、上記アドレスにアクセスすることができる。
(アドレス送信部14のさらなる機能)
アドレス送信部14は、上記再送要求を通信端末30から受信した時点で、アドレス保存部13に保存されているアドレスに対応する放送番組が、放送受信装置10によって視聴されていない場合、当該アドレスを通信端末30に再送信しない。これにより、ユーザが視聴している番組とは別の番組のアドレスが通信端末30に再送信されてしまうことを防止できる。
本明細書において、「アドレス保存部13に保存されているアドレスに対応する放送番組が、放送受信装置10によって視聴されていない場合」とは、例えば、(1)チャンネルまたは入力が切り替えられたことにより当該アドレスに対応する放送番組とは別の放送番組またはコンテンツが、放送受信装置10によって視聴されている場合、または、(2)当該アドレスに対応する放送番組が終了したことにより、別の放送番組が放送受信装置10によって視聴されている場合などが含まれる。
アドレス保存部13に保存されているアドレスに対応する放送番組が、放送受信装置10によって視聴されていない場合に、当該アドレスを通信端末30に再送信しないためには、再送信されない条件を満たした時点(例えば、チャンネルを切り替えた時点、または、当該アドレスに対応する放送番組が終了した時点)で、アドレス保存部13が、保存している当該アドレスを破棄することが好ましい。
(通信端末30の各構成)
次に、図1を参照して、情報提供システム100が備える通信端末30の各構成について説明する。通信端末30は、アクセス部(アクセス手段)31、設定部32、アドレス送信要求部(アドレス送信要求手段)33、情報保存部34、アドレス記録部35、Webブラウザ36、表示部37、および、通信部(受信手段)38を備えている。
[通信部38]
通信部38は、通信端末30において、放送受信装置10とデータの送受信を制御するものである。例えば、通信部38は、放送受信装置10との通信に用いる通信方式に従い、通信ネットワークおよび放送受信装置10との通信接続を確立したり、放送受信装置10に対するデータ送信を制御したり、放送受信装置10からのデータ受信を制御したりする。
[設定部32,情報保存部34]
設定部32は、リンク先の放送受信装置を設定する。例えば、設定部32は、通信ネットワーク上に存在する、当該通信端末30とのリンクが可能な各装置から、その装置に関する情報(ID・機種名など)を取得する。そして、設定部32は、各装置に関する情報(ID・機種名など)を、表示部37に表示させ、いずれの装置をリンク先とするかをユーザに選択させる。そして、ユーザによって何れかの装置が選択された場合、その装置をリンク先として特定するためのリンク先特定情報を、情報保存部34に保存する。これにより、通信端末30は、上記リンク先特定情報を参照することによってリンク先を特定することが可能となる。本実施形態では、放送受信装置10をリンク先としているが、当然、通信端末30は、他の装置をリンク先とすることも可能であり、複数の装置をリンク先とすることも可能である。また、通信端末30は、リンク先を解除したり、変更したりすることも可能である。
情報保存部34としては、公知の記録媒体を採用することができ、例えば、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
[アドレス送信要求部33]
アドレス送信要求部33は、リンク先の放送受信装置10と通信が可能となった時点(例えば、放送受信装置10と通信端末30との通信接続が確立した時点、通信端末30において上記アドレスを受信するためのアプリケーションが起動された時点、等)で、アドレスの送信要求を、自動的に放送受信装置10へ送信する。もし、放送受信装置10において、アドレスが保存されている場合、このアドレスが直ちに再送信されてくる。これにより、通信端末30は、一度受信の機会を逃したアドレスを、放送受信装置10と通信端末30との通信接続が確立した時点で、直ちに受信することができる。
[アクセス部31、Webブラウザ36、表示部37]
アクセス部31は、通信部38によって受信されたアドレスへのアクセスを実現するものである。より詳細には、アクセス部31は、Webブラウザ36を起動させることで、通信部38によって受信されたアドレスにアクセスする。当該アクセスにより、表示部37には、当該アクセス先のホームページの画像が表示されることとなる。
また、放送受信装置10の情報が情報保存部34に保存されることによって、放送受信装置10と通信端末30とがリンクされている場合(対応付けられている場合)、アクセス部31は、放送受信装置10以外の放送受信装置からのアドレスを受信しても、当該アドレスにアクセスしない。つまり、アクセス部31は、情報保存部34に保存されているリンク先の情報に基づき、受信したアドレスがリンク先の装置から送信されたものであるか否かを識別する。そして、受信したアドレスがリンク先の装置から送信されたものである場合、アクセス部31は当該アドレスにアクセスする。よって、通信端末30において、リンク先以外の装置から受信したアドレスへのアクセスを防止することができる。なお、受信したアドレスが放送受信装置10によって送信されたものであるか否かを識別する方法は、既知の方法を用いることができる。
また、放送受信装置10との通信が可能となる領域内に、通信端末が複数存在する場合であっても、放送受信装置10と対応付けられている通信端末30だけを、当該アドレスにアクセスさせることができる。
アクセス部31が受信したアドレスにアクセスしているときに、通信端末30において、ポーズを選択して、当該アクセスを継続させてもよい。通信端末30において、ポーズの選択中に放送受信装置10から別のアドレスを受信した場合、自動的に当該アドレスにアクセスすることを防止できる。
通信端末30において、ポーズの選択中に放送受信装置10から受信したアドレスは、アドレス記録部35に保存されるように設定してもよく、アドレス記録部35に保存されることなく破棄されるように設定してもよい。
また、アクセス部31が受信したアドレスにアクセスしているときに、ポーズを解除し、別のアドレスがアドレス記録部35に保存されている場合、アクセス部31は自動的に当該別のアドレスにアクセスするようにしてもよい。
[アドレス記録部35]
アドレス記録部35は、通信部38によって受信されたアドレスを記録する。例えば、通信端末30は、一のアドレスへのアクセス中に、他のアドレスを受信した場合、当該他のアドレスを、アドレス記録部35に記録する。これにより、通信端末30は、一のアドレスへのアクセスを継続しつつ、後に、他のアドレスへアクセスすることができる。
ここで、アドレス記録部35は、リンク先の装置から送信されたアドレスを記録するだけでなく、リンク先以外の装置から送信されたアドレスを記録するようにしてもよい。
アドレス記録部35としては、公知の記録媒体を採用することができ、例えば、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
〔情報提供システム100による処理の手順〕
次に、図2および図3を参照して、情報提供システム100による処理の手順について説明する。
<初回の通信接続時>
[リンク設定]
図2は、本発明の一実施形態に係る情報提供システム100による初回の通信接続時における処理の手順を示すシーケンス図である。ここでいう「初回の通信接続」とは、放送受信装置10と通信端末30とがリンクされていない状態における通信接続を意味する。
まず、通信端末30において、ローカルネットに接続し(ステップS101)、そして、所定の受信アプリケーションを起動する(ステップS102)。ここでいう「所定の受信アプリケーション」とは、放送受信装置10から送信されてきたアドレスを受信するためのものである。なお、受信アプリケーションが既に起動されている場合には、当該起動処理を省略することができる。
次に、通信端末30において、ローカルネット上に存在する放送受信装置10をサーチする(ステップS103)。具体的には、通信端末30は、ローカルネット上に存在する放送受信装置10に対し、当該装置の情報(ID・機種名など)を送信するように要求する。
この要求を受信した放送受信装置10は、情報保存部16に保存されている当該放送受信装置10の情報を読み出し、通信部19を介して通信端末30に送信する(ステップS104)。
通信端末30において、この放送受信装置10の情報を受信すると(ステップS105)、当該情報を情報保存部34に保存する。これにより、放送受信装置10をリンク(放送受信装置10と通信端末30とを対応付け)させることができる(ステップS106)。
[URL起動通知1送信]
その後、放送受信装置10において、URL起動通知スクリプトが実行されると(ステップS107)、URL起動通知1が通信端末30に送信される(ステップS108)。併せて、放送受信装置10は、URL起動通知1をアドレス保存部13に保存する(ステップS110)。
通信端末30において、上記URL起動通知1を受信すると(ステップS109)、当該URL起動通知1が、リンクされた放送受信装置10によって送信されたものであるか否かを識別する(ステップS111)。URL起動通知1が、リンクされた放送受信装置10によって送信されたものであれば、通信端末30は、Webブラウザ36を起動し(ステップS112)、URL起動通知1に示されているアドレスにアクセスする。
[URL起動通知2送信]
その後、通信端末30において、上記アドレスへアクセスした状態を維持する設定(以下、「ポーズ」)が選択された後(ステップS113)、放送受信装置10において、URL起動通知スクリプトが実行され(ステップS114)、他のURL起動通知2が送信および保存されたとする(ステップS115,ステップS118)。
この場合、通信端末30において、上記URL起動通知2を受信しても(ステップS116)、当該URL起動通知2に示されているアドレスへはアクセスせず、当該URL起動通知2を保存する(ステップS117)。
[URL起動通知3送信]
その後、放送受信装置10において、視聴されている番組が変更され(ステップS119)、URL起動通知スクリプトが実行され(ステップS120)、他のURL起動通知3が送信および保存されたとする(ステップS120,ステップS121)。このとき、これにより、URL起動通知1および2は、アドレス保存部13から破棄されるため、通信端末30に送信されることはなくなる。
そして、通信端末30において、上記URL起動通知3を受信しても(ステップS122)、当該URL起動通知3に示されているアドレスへはアクセスせず、当該URL起動通知3を保存する(ステップS123)。
この時点で、通信端末30は、URL起動通知1に示されたアドレスにアクセスした状態が維持されている。但し、通信端末30においては、URL起動通知2およびURL起動通知3が保存されているため、URL起動通知2に示されているアドレス、および、URL起動通知3に示されているアドレスのいずれにも、アクセスすることが可能である。
<二回目以降の通信接続時>
図3は、本発明の一実施形態に係る情報提供システム100による二回目以降の通信接続時における処理の手順を示すシーケンス図である。ここでいう「二回目以降の通信接続」とは、放送受信装置10と通信端末30とがリンクされている状態における通信接続を意味する。
[URL起動通知4送信]
まず、通信端末30がローカルネットに接続されていない状態において、放送受信装置10において、URL起動通知スクリプトが実行され(ステップS201)、他のURL起動通知4が送信および保存されたとする(ステップS202,ステップS203)。この場合、当然、通信端末30はURL起動通知4を受信することができない。
その後、通信端末30がローカルネットに接続されると(ステップS204)、通信端末30は、放送受信装置10をローカルネット上から検索し、放送受信装置10との通信接続を確立する。さらに、通信端末30は、所定の受信アプリケーションを自動的に起動した後(ステップS205)、URL起動通知要求を放送受信装置10に送信する(ステップS206)。
[URL起動通知4再送信]
放送受信装置10は、このURL起動通知要求を受信すると(ステップS207)、アドレス保存部13に保存されているURL起動通知4を抽出し(ステップS208)、当該URL起動通知4を通信端末30に送信する(ステップS209)。
通信端末30において、上記URL起動通知4を受信すると(ステップS210)、当該URL起動通知4が、リンクされた放送受信装置10によって送信されたものであるか否かを識別する(ステップS211)。そして、URL起動通知4が、リンクされた放送受信装置10によって送信されたものであれば、通信端末30は、Webブラウザ36を起動し(ステップS212)、URL起動通知4に示されているアドレスにアクセスする。
[URL起動通知5送信]
その後、通信端末30において、上記アドレスへアクセスのポーズが解除された後(ステップS213)、放送受信装置10において、視聴されている番組が変更され(ステップS214)、URL起動通知スクリプトが実行され(ステップS215)、他のURL起動通知5が送信および保存されたとする(ステップS216,ステップS220)。
この場合、通信端末30において、上記URL起動通知5を受信すると(ステップS217)、当該URL起動通知5が、リンクされた放送受信装置10によって送信されたものであるか否かを識別する(ステップS218)。そして、URL起動通知5が、リンクされた放送受信装置10によって送信されたものであれば、通信端末30は、Webブラウザ36を起動またはアドレス変更し(ステップS219)、URL起動通知5に示されているアドレスにアクセスする。すなわち、通信端末30は、上記ポーズが解除されているため、URL起動通知4に示されているアドレスから、URL起動通知5に示されているアドレスへ、自動的にアクセス先を変更する。
(情報提供システム100による送信処理の具体例)
以下に、情報提供システム100による送信処理の具体例ついて図4を用いて説明する。図4は本発明の一実施形態に係る情報提供システム100による送信処理の具体例を示す。
図4は、以下に説明する4つのURL起動通知の送信パターンを模式的に示すものである。図4において、放送受信装置40は、放送受信装置10と同様の構成を有するものであり、通信端末50は、通信端末30と同様の構成を有するものである。
また、図4では、放送受信装置から送信されたURL起動通知を通信端末が受信した際に、通信端末が当該URL起動通知に基づくURLにアクセスする場合は「○」で示し、アクセスしない場合は「×」で示す。なお、放送受信装置10は、通信端末50とは対応付けられておらず、また、放送受信装置40は、通信端末30および通信端末50のいずれとも対応付けられていないとする。
(1)放送受信装置10から通信端末30にURL起動通知が送信された場合、通信端末30における通信部38は当該URL起動通知を受信する。通信端末30は、図2のステップS103からS106に示す手順により、放送受信装置10と通信端末30とは対応付けられている。このため、通信端末30のアクセス部31は当該URL起動通知に基づくURLにアクセスする。
(2)放送受信装置40から通信端末30にURL起動通知が送信された場合、通信端末30における通信部38は放送受信装置40から送信されたURL起動通知を受信する。しかし、通信端末30は、放送受信装置40とは対応付けられていない。このため、通信端末30のアクセス部31は当該URL起動通知に基づくURLにアクセスしない。
(3)放送受信装置10から通信端末50にURL起動通知が送信された場合、通信端末50における通信部38は放送受信装置10から送信されたURL起動通知を受信する。しかし、放送受信装置10は、通信端末50とは対応付けられていない。そのため、通信端末50のアクセス部31は当該URL起動通知に基づくURLにアクセスしない。
(4)放送受信装置40から通信端末50にURL起動通知が送信された場合、通信端末50における通信部38は放送受信装置40から送信されたURL起動通知を受信する。しかし、放送受信装置40は、通信端末50とは対応付けられていない。そのため、通信端末50のアクセス部31は当該URL起動通知に基づくURLにアクセスしない。
このように、本実施形態の情報提供システム100では、放送受信装置から不特定多数の通信端末向けにURL起動通知が送信されたとしても、各通信端末は、事前にリンクされた放送受信装置からのURL起動通知を受信した場合に限り、そのURL起動通知に示されているURLへアクセスする。これにより、多数の通信端末が同一のURLへアクセスすることを防止することができる。但し、ユーザが所望するのであれば、各通信端末の設定により、多数の通信端末を同一のURLへアクセスさせることも可能である。
また、本実施形態の情報提供システム100によれば、ユーザが意図していない(通信端末に対応付けられていない)放送受信装置40からアドレスが配信された場合、ユーザの保有する通信端末30が当該アドレスにアクセスしてしまうといった事態を回避することができる。
〔プログラム〕
放送受信装置10の各機能、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、放送受信装置10は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである放送受信装置10の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、放送受信装置10に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、一時的でない有形の媒体(non-transitory tangible medium)、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、放送受信装置10を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
以下、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
(アドレス保存部13およびアドレス送信部14の変形例について)
アドレス送信部14は、通信端末30からの送信要求を受信したとしても、その時点で保存されているアドレスの保存期間が、予め定められた期間を経過している場合、当該アドレスを通信端末30に再送信しなくともよい。これにより、視聴されている放送番組と関連しない、または関連性の薄いアドレスを通信端末30に再送信することを防止できる。
アドレスの保存期間は、例えば、ユーザまたはアドレスの提供元によって適宜定められる。そのため、アドレスの提供段階において、アドレスの保存期間が設定されてもよく、放送受信装置10がアドレスを受信した段階で、アドレスの保存期間が設定されてもよい。
なお、より簡単かつ確実に、保存期間終了後のアドレスが通信端末に送信されないようにするためには、アドレス保存部13が、保存期間終了時点で、保存期間終了後のアドレスを破棄するとよい。
(アドレス保存部13の変形例について)
アドレス保存部13は、複数のアドレスを保存することが可能であってもよい。この場合、アドレス送信部14は、通信端末30からの送信要求を受信した時点で、アドレス保存部13に保存されている1つのアドレス(例えば、最新のアドレス)を通信端末30へ送信してもよく、アドレス保存部に保存されている複数のアドレスの各々を通信端末30へ送信してもよい。例えば、アドレス保存部13は、同一の番組放送に関する複数のアドレスを、通信端末30へ送信してもよい。
[複数のアドレスを保管した場合の送信処理の一例]
以下、放送受信装置10において、複数のアドレスをアドレス保存部13が保存するように構成した場合の、アドレス送信処理の具体例について説明する。本例では、チューナ11により、番組放送の放送スケジュールおよびアドレスの配信スケジュールを、以下(1)〜(5)とする。
(1)番組放送1(9:00〜10:00)
(2)番組放送1に関するアドレス1−1配信(9:15)
(3)番組放送1に関するアドレス1−2配信(9:30)
(4)番組放送2(10:00〜11:00)
(5)番組放送2に関するアドレス2配信(10:30)
なお、アドレスに対応する放送番組が終了した場合には、アドレス保存部13は当該アドレスを破棄するものとする。
例えば、アドレス保存部13は、9:15に、アドレス1−1を保存し、9:30に、アドレス1−2を保存する。そして、10:00に番組放送1が終了すると、アドレス保存部13は、アドレス1−1およびアドレス1−2を破棄する。その後、アドレス保存部13は、10:30に、アドレス2を保存する。
ここで、例えば、9:45に、通信端末30から送信要求を受信した場合、アドレス送信部14は、アドレス1−1および1−2をアドレス保存部13から読み出し、通信端末30に再送信する。これにより、通信端末30は、番組放送1に関する2つのコンテンツに、順次アクセスすることができる。
また、例えば、10:45に、通信端末30から送信要求を受信した場合、アドレス送信部14は、アドレス2をアドレス保存部13から読み出し、通信端末30に再送信する。これにより、通信端末30は、番組放送2に関するコンテンツに、アクセスすることができる。
以上により、通信端末30は、放送番組1の視聴中には、当該放送番組1に関するコンテンツにアクセスし、放送番組2の視聴中には、当該放送番組2に関するコンテンツにアクセスすることとなる。すなわち、通信端末30に対し、好適な内容の情報が、好適なタイミングで提供されることとなる。
(アドレス送信部14の変形例について)
アドレス送信部14は、アドレスとともに、当該アドレスにアクセスするために起動するアプリケーションの識別情報を、通信端末30へ送信してもよい。例えば、アドレスにアクセスするために起動するアプリケーションとして特定のWebブラウザが好ましい場合には、アドレス送信部14は、アドレスとともに、そのWebブラウザのID等を送信すればよい。これにより、アドレスを受信する通信端末30において、アドレスにアクセスするために起動すべきアプリケーションが明確になり、アドレスへのアクセスを好適に行うことができる。
なお、通信端末30において、アドレス送信部14が送信する当該識別情報に対応するアプリケーションがインストールされていない場合、アクセス部31は当該識別情報を無視し、インストールされている他のアプリケーションを起動させてアドレスにアクセスすればよい。または、アドレスへのアクセスを行わないようにしてもよい。
(アクセス部31の変形例について)
アクセス部31は、通信部38によって受信されたアドレスに自動的にアクセスするものに限定されず、ユーザがアドレスにアクセスするか否かを決定する構成、または、自動的なアクセスとユーザ操作によるアクセスとが切り替え可能な構成であってもよい。これにより、通信端末30がアドレスを受信する毎に、当該アドレスにアクセスするか否かを決定することができる。
(情報提供システム100における通信距離について)
情報提供システム100において、放送受信装置10は、通信端末30からの送信要求を受信したとしても、通信端末30が所定の領域外または所定の距離範囲外に存在する場合は、アドレスを送信しないようにしてもよい。または、通信端末30は、放送受信装置10との通信が可能であっても、当該通信端末30が所定の領域外または所定の距離範囲外に存在する場合は、放送受信装置10へ送信要求を送信しない、または、放送受信装置10から受信したアドレスにアクセスしないようにしてもよい。これにより、アドレスへのアクセスが好ましくない領域(例えば、放送受信装置10が設置されている部屋とは別の部屋)において、通信端末30がアドレスへアクセスしてしまうことを防止できる。
本発明は上述した実施形態および変形例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態および変形例にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10、40 放送受信装置
11 チューナ(番組放送受信手段)
12 抽出部
13 アドレス保存部(アドレス保存手段)
14 アドレス送信部(アドレス配信手段、アドレス再送信手段)
15 情報送信部
16 情報保存部
17 映像処理部
18 表示部
19 通信部
30、50 通信端末
31 アクセス部(アクセス手段)
32 設定部
33 アドレス送信要求部(アドレス送信要求手段)
34 情報保存部
35 アドレス記録部
36 Webブラウザ
37 表示部
38 通信部(受信手段)

Claims (10)

  1. 通信ネットワークを介して通信端末と通信可能な放送受信装置であって、
    番組放送を受信する番組放送受信手段と、
    前記番組放送受信手段によって受信された前記番組放送に含まれている、当該番組放送に関連するコンテンツのアドレスを、前記通信端末へ配信するアドレス配信手段と、
    前記番組放送受信手段によって受信された前記アドレスを保存するアドレス保存手段と、
    前記アドレスの送信要求を前記通信端末から受信した時点で、前記アドレス保存手段に保存されている前記アドレスを、前記通信端末に再送信するアドレス再送信手段と
    を備えることを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記アドレス再送信手段は、
    前記アドレスの送信要求を前記通信端末から受信した時点で、前記アドレス保存手段に保存されている前記アドレスに対応する放送番組が、当該放送受信装置によって視聴されていない場合、当該アドレスを前記通信端末に再送信しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記アドレス再送信手段は、
    前記アドレスの送信要求を前記通信端末から受信した時点で、前記アドレス保存手段に保存されている前記アドレスの保存期間が経過している場合、当該アドレスを前記通信端末に再送信しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  4. 前記アドレス保存手段は、
    前記アドレス保存手段に保存されている前記アドレスが、再送信されない条件を満たした時点で、当該アドレスを破棄する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の放送受信装置。
  5. 前記アドレス再送信手段は、
    前記アドレスとともに、当該アドレスにアクセスするために起動するアプリケーションの識別情報を、前記通信端末へ送信する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の放送受信装置。
  6. 前記送信要求は、前記通信端末との通信が可能となった時点で、当該通信端末から自動的に送信されたものであり、
    前記アドレス再送信手段は、
    当該自動的に送信された送信要求を受信した時点で、前記アドレス保存手段に保存されている前記アドレスを、前記通信端末に再送信する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の放送受信装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の放送受信装置と、
    通信ネットワークを介して前記放送受信装置と通信可能な通信端末と、
    を備えた情報提供システムであって、
    前記通信端末は、
    アドレスの送信要求を前記放送受信装置へ送信するアドレス送信要求手段と、
    前記放送受信装置から送信されてきたアドレスを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記アドレスにアクセスするアクセス手段と
    を有することを特徴とする情報提供システム。
  8. 前記通信端末において、
    前記受信手段が、予め当該通信端末に対応付けられた前記放送受信装置以外の、他の前記放送受信装置から、前記アドレスを受信した場合、
    前記アクセス手段は、当該アドレスにアクセスしない
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報提供システム。
  9. 通信ネットワークを介して通信端末と通信可能な放送受信装置による情報提供方法であって、
    番組放送を受信する番組放送受信工程と、
    前記番組放送受信工程において受信された前記番組放送に含まれている、当該番組放送に関連するコンテンツのアドレスを、前記通信端末へ配信するアドレス配信工程と、
    前記番組放送受信工程において受信された前記アドレスを、アドレス保存手段に保存するアドレス保存工程と、
    前記アドレスの送信要求を前記通信端末から受信した時点で、前記アドレス保存手段に保存されている前記アドレスを、前記通信端末に再送信するアドレス再送信工程と
    を含むことを特徴とする情報提供方法。
  10. コンピュータを請求項1から6のいずれか一項に記載の放送受信装置として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを前記放送受信装置が備える前記各手段として機能させるプログラム。
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