JP2014044284A - 定着装置、画像形成装置、定着管理方法及び定着管理プログラム - Google Patents

定着装置、画像形成装置、定着管理方法及び定着管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、電源電力の影響を受けることなく、安価にかつ正確に定着部材の温度の異常の有無を判断する。
【解決手段】定着部40は、定着ヒータ45で加熱される定着ローラ41の表面温度をサーミスタ43で検出して、制御部51が、該定着ヒータ45による通電中の所定の温度上昇検査時間において、サーミスタ43が該温度上昇検査時間の開始時と終了時に検出した定着ローラ41の温度上昇検査開始時検出温度と温度上昇検査終了時検出温度及び定着ヒータ45への通電状態から該通電を遮断して定着ローラ41の温度を下降させる温度下降検査において、温度下降検査期間の開始時と終了時にサーミスタ43が検出した定着ローラ41の温度下降検査開始時検出温度と温度下降検査終了時検出温度に基づいて定着異常及び電源電圧の低下の有無を判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、定着装置、画像形成装置、定着管理方法及び定着管理プログラムに関し、詳細には、電源電力の影響を受けることなく、安価にかつ正確に定着異常の有無を判断する定着装置、画像形成装置、定着管理方法及び定着管理プログラムに関する。
電子写真方式で画像形成を行う画像形成装置は、例えば、一様に帯電させた感光体上に画像データにより変調した書き込み光を照射して静電潜像を形成して、感光体上に形成した静電潜像を現像ユニットでトナーを用いて現像し、給紙部からレジストローラでタイミング調整されて感光体と転写ローラとの間に搬送されてくる用紙に、転写電源から転写ローラを介して高圧の転写バイアス(電圧、電流)を印加して感光体上のトナー画像を転写することで、トナー画像を用紙に形成している。電子写真方式の画像形成装置は、このようにしてトナー画像を転写した用紙を定着部で、加熱・加圧しつつ搬送して、トナー画像を用紙に定着させている。
画像形成装置は、定着部でのトナー画像の定着に、定着ローラ等の定着部材を定着ヒータ等の加熱部材によって高温に加熱するため、安全性の確保が要望される。
すなわち、画像形成装置においては、定着ローラの温度をサーミスタ等の温度センサにより検出し、温度センサの検出結果に基づいて制御回路により加熱部材への通電をオン/オフ制御して、加熱部材の加熱する定着ローラを一定温度に制御している。
ところが、温度検出センサが定着ローラから浮いていたり、異常があると、定着ローラの正確な温度検出を行うことができず、定着ローラの温度の異常上昇等を招くおそれがある。
そこで、従来、定着ヒータ表面に接触して設けられた温度検出手段により定着ヒータ表面温度を検出し、この検出温度により定着ヒータに内蔵された熱源を点滅制御して定着ヒータ表面温度を所定の温度範囲に維持するようにした画像形成装置の定着装置の上記定着ヒータ制御方法において、電源投入時に上記温度検出手段により検出した温度が所定温度よりも低い場合、電源投入後所定の時間経過時上記温度検出手段により温度を検出し、かつ、電源投入時に電源電圧の実効値を検出し、上記電源投入時から所定時間経過までの温度上昇量をその電源電圧に対応して予め設定された記憶された上記所定時間に対する温度上昇量の上限値及び下限値と比較し、予め記憶された上限値と下限値の間の範囲外であれば異常とみなして、定着ヒータの駆動を禁止するように制御する定着ヒータ制御方法が提案されている(特許文献1参照)。
すなわち、この従来技術は、定着ヒータへ通電する電源投入時に、所定時間間隔の間に上昇する定着ローラの温度の上昇量と該電源投入時の電源電圧の実効値に基づいて、温度検出手段の異常判定を行なっている。
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、電源投入時の定着ローラの温度上昇量を温度検出手段で検出するとともに、電源電圧の実効値を検出して、温度検出手段の異常判定を行なっているため、定着部の異常の有無を判定するために、該電源電圧の実効値をも検出する必要があり、コストが高くつくという問題があった。
すなわち、定着部の異常の有無を定着ヒータへの通電時間と温度検出手段の検出する温度上昇量で判定するためには、電源電圧の変動を考慮した温度上昇量に基づいて判定する必要がある。そのために、従来では、電源電圧の実効値を検出する回路を設ているが、コストが高くつくという問題がある。
そこで、本発明は、電源電力の影響を受けることなく、安価にかつ正確に定着装置における異常の有無を判断することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の定着装置は、記録剤像の転写されている被記録媒体に該記録剤像を定着させる定着部材を、通電されることで加熱する加熱手段と、前記定着部材の表面温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の検出温度に基づいて、前記加熱手段への通電量を調整して前記定着部材の表面温度を所定の温度に制御する通電制御手段と、前記通電制御手段による前記加熱手段への通電状態から該通電を遮断して前記定着部材の温度を下降させる温度下降検査において、該温度下降検査における所定の検査期間の開始時と終了時に前記温度検出手段が検出した該定着部材の該温度下降検査開始時検出温度と該温度下降検査終了時検出温度に基づいて定着異常を判断する異常判断手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、電源電力の影響を受けることなく、安価にかつ正確に定着装置における異常の有無を判断することができる。
本発明の一実施例を適用した画像形成装置の要部概略構成図。 定着部の概略構成図。 定着異常判断処理を示すフローチャート。 図3の続きの処理を示すフローチャート。 異常原因特定処理の説明図。 温度下降検査での異常特定の説明図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図6は、本発明の定着装置、画像形成装置、定着管理方法及び定着管理プログラムの一実施例を示す図であり、図1は、本発明の定着装置、画像形成装置、定着管理方法及び定着管理プログラムの一実施例を適用した画像形成装置1の要部概略構成図である。
図1において、画像形成装置1は、図示しない本体筐体内に、給紙部10、搬送ベルト機構部20、搬送ベルト機構部20に沿って配設されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色の画像形成部30Y、30M、30C、30K及び定着部40等を備えており、これらの他に、図示しないが、モータ及びモータにより駆動される各部に駆動源を伝達する駆動機構部、操作表示部等を備えている。
給紙部10は、給紙カセット11、給紙ローラ12、分離ローラ13及び図示しないレジストローラ等を備えている。給紙部10は、給紙カセット11内の用紙(被記録媒体)Pを、給紙ローラ12と分離ローラ13により1枚ずつ分離して、レジストローラに送り出し、レジストローラが、給紙カセット11から送られてきた用紙Pのタイミング調整を行って、用紙Pを所定のタイミングで搬送ベルト機構部20に送り出す。
搬送ベルト機構部20は、搬送ベルト21、駆動ローラ22、従動ローラ23及びガイド板24等を備えており、搬送ベルト21は、無端リング状のベルトであって、駆動ローラ22と従動ローラ23に張り渡されている。搬送ベルト機構部20は、駆動ローラ22が、図示しない制御部の制御下で図外のモータ等の駆動機構により回転駆動されることにより、図1に矢印で示す反時計方向に回転駆動されて、搬送ベルト21が、給紙部10から送り出されてきてガイド板24によって搬送ベルト21へとガイドされた用紙Pを、各色の画像形成部30Y、30M、30C、30Kに順次搬送して、搬送される用紙Pに各色の画像形成部30Y、30M、30C、30Kで、それぞれイエロートナー画像、マゼンタトナー画像、シアントナー画像及びブラックトナー画像が順次用紙Pに重ね合わされて転写されてカラートナー画像が形成される。
各色の画像形成部(画像形成手段)30Y、30M、30C、30Kは、感光体31Y、31M、31C、31Kが搬送ベルト21の搬送方向に沿って所定間隔で配設されており、それぞれ感光体31Y、31M、31C、31Kの周囲に、帯電部32Y、32M、32C、32K、露光部33Y、33M、33C、33K、現像部34Y、34M、34C、34K、転写部35Y、35M、35C、35K、クリーニング部36Y、36M、36C、36K及び図示しない除電部等が配設されている。
各画像形成部30Y、30M、30C、30Kは、図外の駆動機構により図1中時計方向に回転駆動される感光体31Y、31M、31C、31Kを、帯電部32Y、32M、32C、32Kで一様に帯電させて、露光部33Y、33M、33C、33Kから、各色の画像データで変調された書き込み光が感光体31Y、31M、31C、31Kに照射されて静電潜像が形成されると、該静電潜像の形成された感光体31Y、31M、31C、31Kに、現像部34Y、34M、34C、34Kで、それぞれYMCKの各色のトナーを付着させて、各色のトナー画像を形成する。そして、画像形成部30Y、30M、30C、30Kは、搬送ベルト21と感光体31Y、31M、31C、31Kとの間に上記用紙Pが搬送されると、搬送ベルト21の背面に配設された転写部35Y、35M、35C、35Kが、転写電位を付与して、感光体31Y、31M、31C、31K上のYMCKの各色のトナー画像を順次用紙Pに重ねて転写させる。トナー画像の転写の完了した感光体31Y、31M、31C、31Kは、クリーニング部36Y、36M、36C、36Kで残留トナーがクリーニングされ、除電部で除電された後、再度、帯電部32Y、32M、32C、32Kで帯電されて、次の画像形成動作に供される。
上述のようにしてYMCKの各色のトナー画像が順次重ね合わされて転写されてカラー画像の形成された用紙Pは、静電的に搬送ベルト21に吸着された状態で、搬送ベルト21によりさらに搬送されて、駆動ローラ22部分で搬送ベルト21から分離されて、定着部40に搬送される。
定着部(定着装置)40は、定着ローラ(定着部材)41、加圧ローラ42、サーミスタ43、サーモスタット44及び定着ヒータ45(図2参照)、リレー回路及び排紙ローラ対等を備えている。定着ローラ41と加圧ローラ42は、所定の押圧力で押圧されて、一方が回転駆動されることにより、他方が連れ回りし、定着ローラ41は、通電されることでその通電量に応じた温度に定着ローラ41を加熱する定着ヒータ(発熱手段)42が内蔵されていて、該定着ヒータ42への通電量が制御されることで、所定の定着温度に加熱制御される。
定着部40は、YMCKの各色が重ね合わされたカラートナー画像が転写されて、搬送ベルト21により搬送されてきた用紙Pを定着ローラ41と加圧ローラ42で加熱・加圧することにより、カラートナー画像を用紙Pに定着させ、排紙ローラ対により図示しない排紙トレイ上に排出する。
サーミスタ(温度検出手段)43は、定着ローラ41に密接する状態で配設され、定着ローラ41の表面温度を検出して、アナログの電圧値の検出温度信号を出力する。
サーモスタット44は、定着ローラ41の近傍であって、定着ヒータ45への電力線に接続されており、所定の高温に上昇すると、オフとなって、定着ヒータ45への通電を遮断する。
上記露光部33Y、33M、33C、33Kは、例えば、それぞれYMCK各色用のLED(Light Emitting Diode)アレイヘッド等を備えており、それぞれYMCK各色の画像データに応じてLEDが点灯制御されることで、感光体31Y、31M、31C、31Kに書き込み光を照射する。
そして、画像形成装置1は、図2に示すように、その定着部40の定着温度制御及び定着管理を行なう定着制御部50を備えており、定着制御部50は、制御部51、通電制御部52、温度検出部53及び上記サーミスタ43等を備えている。
なお、画像形成装置1、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の定着管理方法を実行する定着管理プログラムを読み込んでROM等の不揮発性メモリに導入することで、後述する電源電力の影響を受けることなく、安価にかつ正確に定着異常の有無を判断する定着管理方法を実行する定着部40を搭載した画像形成装置として構築されている。この定着管理プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
制御部51は、画像形成装置1の全体の制御を行う制御部であってもよいし、定着管理専用の制御部であってもよい。
制御部51は、例えば、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリ、RAM(Random Access Memory)等を備え、ROM等の不揮発性メモリ内に格納されている定着管理プログラムに基づいて、定着ローラ41の温度制御と定着部40の異常の有無を判断する定着管理制御処理を行う。
電圧検出部53は、A/D変換器が用いられており、サーミスタ43からのアナログの検出温度信号をデジタル変換して、制御部51へ出力する。
制御部51は、電圧検出部53から入力されるデジタルの検出温度信号の示す検出温度と、予めROM等の不揮発性メモリに格納されている制御目標の定着温度と比較して、定着ローラ41を目的の定着温度に制御する温度制御信号を、通電制御部52に出力する。
通電制御部52は、トライアック等の半導体素子等が用いられており、温度制御信号に基づいて、図示しない商用電源電力から生成された電源電力を利用して、定着ヒータ45への通電のオン/オフを行なう。
また、制御部51は、上記定着管理プログラムに基づいて、定着部40の異常の有無を判断する定着管理処理を実行する。
すなわち、制御部51は、通電制御部52を介して定着ヒータ45への通電を行なっている途中で、定着ヒータ45への通電を遮断させて所定の温度下降所定検査時間の間は、該通電を遮断させたままとし、該温度下降検査期間の検査開始時にサーミスタ43が検出して電圧検出部53がデジタル変換した温度下降検査開始時検出温度T2(図4参照)と該温度下降検査時間終了時にサーミスタ43が検出して電圧検出部53がデジタル変換した温度下降検査終了時検出温度T3(図4参照)に基づいて、定着部40の異常、例えば、サーミスタ43が定着ローラ41から離れていて定着ローラ41の表面温度を正確に検出していない異常、サーミスタ43から制御部51までの配線系統の断線、接触不良等の異常、制御部52から通電制御部52への間の配線系統の断線、接触不良等の異常、通電制御部52の故障等の異常、定着ヒータ45の断線等の異常等の有無を判断する。
また、制御部51は、この定着部40の異常の有無の判断を正確に行なうために、通電制御部52を介して定着ヒータ45へ通電しているときの所定の温度上昇検査時間において、該温度上昇検査時間開始時に、サーミスタ43が検出して電圧検出部53がデジタル変換した温度上昇検査開始時検出温度T0(図3参照)と該温度上昇検査時間終了時にサーミスタ43が検出して電圧検出部53がデジタル変換した温度上昇検査終了時検出温度T1(図3参照)及び上記温度下降検査における前記温度下降検査開始時検出温度T2及び前記温度下降検査終了時検出温度T3に基づいて上記定着部40の異常の有無及び供給電力(商用電源電力)の低下の有無を判断する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像形成装置1は、電源電力の影響を受けることなく、安価にかつ正確に定着部40の異常の有無を判断する。
すなわち、画像形成装置1は、給紙部10から用紙Pを1枚ずつ分離して搬送ベルト機構部20へ送り出し、搬送ベルト機構部20は、搬送ベルト21上に用紙Pを吸着した状態で、搬送ベルト21に沿って配設されている画像形成部30Y、30M、30C、30Kに順次搬送する。
画像形成装置1は、搬送ベルト21上を搬送される用紙Pに、画像形成部30Y、30M、30C、30Kで各色のトナー画像を順次重ね合わせて転写して、カラートナー画像を形成し、カラートナー画像の転写された用紙Pを定着部40に送り出す。
定着部40は、トナー画像が転写されて、搬送ベルト21により搬送されてきた用紙Pを、定着ヒータによって定着温度に加熱されている定着ローラ41と加圧ローラ42で加熱・加圧することにより、カラートナー画像を用紙Pに定着させ、排紙ローラ対により図示しない排紙トレイ上に排出する。
そして、画像形成装置1は、画像形成時に、定着制御部50が、定着ヒータ45への通電を制御して、定着ローラ41の温度を適切に定着温度に制御するとともに、定着部40の異常の有無を安価にかつ正確に判断している。
すなわち、定着部40の定着制御部50は、図3に示すように、制御部51が、温度上昇検査を行う場合、定着ヒータ45への通電を行うとともに、所定の温度上昇検査開始時になると、サーミスタ43が検出して温度検出部53がデジタル変換した定着ローラ41の表面温度を、温度上昇検査開始時検出温度T0として取得し(ステップS101)、その後、内部カウンタによる温度上昇検査時間のカウントを開始させるとともに(ステップS102)、温度制御信号を通電制御部52へ出力して、通電制御部52に商用電源電力から生成された供給電力を用いて、該温度制御信号に応じた通電量だけ定着ヒータ45へ通電(ヒータON)させる(ステップS103)。
制御部51は、内部カウンタが、予め設定されている温度上昇検査時間だけカウントすると(ステップS104)、そのときにサーミスタ43が検出して温度検出部53がデジタル変換した定着ローラ41の表面温度を、温度上昇検査終了時検出温度T1として取得し(ステップS105)、温度上昇値Tu(Tu=T1ーT0)を算出して(ステップS106)、温度上昇値Tuが予め設定されている許容値(所定値)の範囲内であるかチェックする(ステップS107)。
この許容値は、制御部51からの温度制御信号に基づいて、通電制御部52が、許容される変動範囲内の商用電源電力から生成された供給電力を用いて、定着ヒータ45へ温度上昇検査時間だけ通電したときに定着ローラ41が上昇する温度上昇を、サーミスタ43が検出して温度検出部53がデジタル変換した結果としての温度上昇値Tuに対して許容される値として予め設定され、不揮発性メモリ等に格納されている。
制御部51は、算出した温度上昇値Tuを、この不揮発性メモリ内の許容値と比較して、温度上昇値Tuが許容値以上であると(ステップS107で、YESのとき)、定着部40は正常であると判断して、定着異常判断処理を終了する(ステップS108)。
制御部51は、ステップS107で、温度上昇値Tuが許容値未満であると(ステップS107で、NOのとき)、温度下降検査を行うために、通電制御部52への温度制御信号によって通電制御部52による定着ヒータ45への通電をオフ(ヒータOFF)にし(ステップS109)、異常と判断(定着部40の異常または商用交流電源電力の許容範囲外の低下)して(ステップS110)、図3に示す異常原因を特定する処理を実行する(ステップS111〜ステップS118)。
すなわち、制御部51は、定着ヒータ45への通電をOFFにしたときにサーミスタ43が検出して温度検出部53がデジタル変換した定着ローラ41の表面温度を、温度下降検査開始時検出温度T2として取得し(ステップS111)、内部カウンタによる温度下降検査時間のカウントを開始させ、予め設定されている温度下降検査時間だけカウントすると(ステップS112)、そのときにサーミスタ43が検出して温度検出部53がデジタル変換した定着ローラ41の表面温度を、温度下降検査終了時検出温度T3として取得する(ステップS113)。
次に、制御部51は、温度下降値Td(Td=T2ーT3)を算出して(ステップS114)、温度下降値Tdを「0」及び標準値Tnと比較して異常原因を特定する異常原因特定処理を行う(ステップS115)。
この標準値Tnは、正常時の温度下降値であり、図4に示すように、温度下降値Tdを「0」及び標準値Tnと比べることで、異常原因を特定することができる。
すなわち、制御部51は、ステップS115で、温度下降値Tdが約「0」(Td=0)のときには、サーミスタ43から制御部51までの信号線に断線や接触不良、すなわち、コネクタ未装着や接触不良等の異常が発生しているときには、検出温度が変化しない(Td≒0)または制御部51から通信制御部52と通信制御部52から定着ヒータ45の信号線や電力線に断線や接触不良、すなわち、コネクタ未装着や接触不良等が発生しているときには、定着ヒータ45による定着ローラ41の加熱が行われていなかったため、定着ヒータ45による定着ローラ41の加熱を中止しても、サーミスタ43の検出温度が変化しない(Td≒0)ことから、コネクタ未装着や接触不良等の定着部40の異常が発生していると判断して定着異常判断処理を終了する(ステップS116)。
また、制御部51は、ステップS115で、Td>Tnのときには、サーミスタ43が定着ローラ41から浮いている浮き等が発生していると、サーミスタ43が、定着ローラ41の表面ではなく、周辺温度を測定することになるため、温度下降値Tdが標準値Tnよりも大きくなる(Td>Tn)ので、サーミスタ43の浮き等の定着部40の異常が発生していると判断して定着異常判断処理を終了する(ステップS117)。
すなわち、図5に示すように、温度下降検査開始時検出温度T2から所定の温度下降検査時間Δtだけ経過したときの温度下降検査終了時検出温度T3が、正常時の温度下降曲線(図5に実線で記載する曲線)上の位置の温度下降検査終了時検出温度T3aであると、正常時の標準値Tnだけの下降であるが、サーミスタ43が、定着ローラ41から離れた状態(浮いた状態)であると、サーミスタ43は、定着ローラ41の温度よりも、周囲の温度を検出することになるため、図5に破線で示すように、同じ温度下降検査開始時検出温度T2から温度下降検査を開始して、同じ温度下降検査時間Δtだけ経過したときの温度下降検査終了時検出温度T3が、T3aよりも低いT3bとなり、温度降下値Tdが大きくなって、Td>Tnとなる。
さらに、制御部51は、ステップS115で、温度降下値Tdが、約標準値Tnであると(Td≒Tn)、図2で温度上昇値Tuが許容値未満であるにもかかわらず、すなわち、定着ヒータ45の加熱による温度上昇が不十分であるにもかかわらず、温度降下値Tdが通常の下降範囲である標準値Tnと変わらないことになり、商用交流電源電力(供給電力)の低下が原因であると判断して、定着異常判断処理を終了する(ステップS118)。すなわち、この場合、制御部51は、温度下降検査においては、定着ヒータ45への商用交流電源電力から生成した供給電力の供給は停止しているため、商用交流電源電力の影響を受けることはなく、通常の定着ローラ41の表面温度が通常の温度下降で低下していることを意味しており、ステップS110で、異常と判定した原因が、商用交流電源電力の低下が原因であると判断することができる。
このように、本実施例の画像形成装置1は、その定着部40が、トナー画像(記録剤像)の転写されている用紙(被記録媒体)Pに該トナー画像を定着させる定着ローラ(定着部材)41を、通電されることで加熱する定着ヒータ(加熱手段)45と、定着ヒータ45の表面温度を検出するサーミスタ(温度検出手段)43と、サーミスタ43の検出温度に基づいて、定着ヒータ45への通電量を調整して定着ローラ41の表面温度を所定の温度に制御する制御部(通電制御手段)51と、制御部51による定着ヒータ45への通電状態から該通電を遮断して定着ローラ41の温度を下降させる温度下降検査において、該温度下降検査における所定の検査期間の開始時と終了時にサーミスタ43が検出した該定着ローラ41の温度下降検査開始時検出温度T2と温度下降検査終了時検出温度T3に基づいて定着異常を判断する制御部(異常判断手段)51と、を備えている。
したがって、サーミスタ43への通電を遮断した状態で検査しているため、電源電圧の実効値を検出する回路を設ける必要がなく、電源電力の影響を受けることなく、安価にかつ正確に定着装置における異常の有無を判断することができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、その定着部40が、通電制御される定着ヒータ45によって加熱されて、トナー画像の転写されている用紙Pに該トナー画像を定着させる定着ローラ41の表面温度を検出する温度検出処理ステップと、該温度検出手処理ステップでの検出温度に基づいて、定着ヒータ45への通電量を調整して定着ローラ41の表面温度を所定の温度に制御する通電制御処理ステップと、該通電制御処理ステップによる定着ヒータ45への通電状態から該通電を遮断して定着ローラ41の温度を下降させる温度下降検査において、該温度下降検査における所定の検査期間の開始時と終了時に前記温度検出処理ステップで検出された該定着ローラ41の温度下降検査開始時検出温度T2と温度下降検査終了時検出温度T3に基づいて定着異常を判断する異常判断処理ステップと、を有している定着管理方法を実施している。
したがって、サーミスタ43への通電を遮断した状態で検査しているため、電源電圧の実効値を検出する回路を設ける必要がなく、電源電力の影響を受けることなく、安価にかつ正確に定着装置における異常の有無を判断することができる。
さらに、本実施例の画像形成装置1は、その定着部40が、コンピュータに、通電制御される定着ヒータ45によって加熱されて、トナー画像の転写されている用紙Pに該トナー画像を定着させる定着ローラ41の表面温度を検出する温度検出処理と、該温度検出処理での検出温度に基づいて、定着ヒータ45への通電量を調整して定着ローラ41の表面温度を所定の温度に制御する通電制御処理と、該通電制御処理による定着ヒータ45への通電状態から該通電を遮断して定着ローラ41の温度を下降させる温度下降検査において、該温度下降検査における所定の検査期間の開始時と終了時に前記温度検出処理で検出された該定着ローラ41の温度下降検査開始時検出温度T2と温度下降検査終了時検出温度T3に基づいて定着異常を判断する異常判断処理と、を実行させる定着管理プログラムを搭載している。
したがって、サーミスタ43への通電を遮断した状態で検査しているため、電源電圧の実効値を検出する回路を設ける必要がなく、電源電力の影響を受けることなく、安価にかつ正確に定着装置における異常の有無を判断することができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、その定着部40の前記通電制御手段としての制御部51が、商用電源電力から生成した供給電力を利用して、定着ヒータ45への通電を前記通電制御信号に基づいて制御し、前記異常判断手段としての制御部51が、定着ヒータ45へ通電が行われているときの所定の温度上昇検査時間において、サーミスタ43が該温度上昇検査時間の開始時と終了時に検出した定着ローラ41の温度上昇検査開始時検出温度T0と温度上昇検査終了時検出温度T1及び前記温度下降検査開始時検出温度T2及び前記温度下降検査終了時検出温度T3に基づいて、前記定着異常と前記供給電力の低下の有無を判断している。
したがって、定着ヒータ45によって定着ローラ45を加熱したときの温度上昇検査と定着ヒータ45による定着ローラ45の加熱を停止したときの温度下降検査に基づいて、定着異常と供給電力の低下の有無を判断することができ、電源電力の影響を受けることなく、安価にかつ正確に定着装置における異常の有無と供給電力の低下の有無を判断することができる。
さらに、本実施例の画像形成装置1の定着部40は、サーミスタ43が、定着ローラ41の表面に近接して配設されており、制御部51が、前記温度上昇検査開始時検出温度T0と前記温度上昇検査終了時検出温度T1及び前記温度下降検査開始時検出温度T2及び前記温度下降検査終了時検出温度T3に基づいて、サーミスタ43が定着ローラ41の表面から離れているか否かを判断している。
したがって、電源電力の影響を受けることなく、安価にかつ正確にサーミスタ43の浮き等の異常の有無を判断することができる。
また、本実施例の画像形成装置1の定着部40は、制御部51が、前記温度上昇検査終了時検出温度T1から前記温度上昇検査開始時検出温度T0を減算した温度上昇値Tuが許容値(所定値)未満であると、前記定着異常と前記供給電力の低下のいずれかが発生していると判断している。
したがって、定着異常と供給電力の低下の有無を簡単かつ容易に判断することができる。
さらに、本実施例の画像形成装置1の定着部40は、制御部51が、前記温度上昇検査終了時検出温度T1から前記温度上昇検査開始時検出温度T0を減算した温度上昇値Tuが許容値(所定値)未満であり、前記温度下降検査開始時検出温度T2と前記温度下降検査終了時検出温度T3の変化が少ないとき(T2−T3=Td≒0)には、定着ヒータ45への通電系統、制御部51と通電制御部52と定着ヒータ45との接続系統、サーミスタ43と制御部51との接続系統のうち少なくともいずれかに異常があると判断している。
したがって、定着部40における異常のうち接続系統の異常を正確にかつ安価に判断することができる。
また、本実施例の画像形成装置1の定着部40は、制御部51が、前記温度上昇検査終了時検出温度T1から前記温度上昇検査開始時検出温度T0を減算した温度上昇値Tuが前記許容値(所定値)未満であり、前記温度下降検査開始時検出温度T2から前記温度下降検査終了時検出温度T3を減算した温度下降値Tdが定着ローラ41の通常の温度下降値Tn程度よりも大きいときには、サーミスタ43が定着ローラ41の表面から離れている異常があると判断している。
したがって、サーミスタ43の浮きの異常を正確にかつ安価に判断することができる。
さらに、本実施例の画像形成装置1の定着部40は、制御部51が、前記温度上昇検査終了時検出温度T1から前記温度上昇検査開始時検出温度T0を減算した温度上昇値Tuが前記許容値(所定値)未満であり、前記温度下降検査開始時検出温度T2から前記温度下降検査終了時検出温度T3を減算した温度下降値Tdが定着ローラ41の通常の温度下降値Tn程度(Td≒Tn)であるときには、前記供給電力の低下が発生していると判断している。
したがって、供給電力の低下の発生を、正確にかつ安価に判断することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 画像形成装置
10 給紙部
11 給紙カセット
12 給紙ローラ
13 分離ローラ
20 搬送ベルト機構部
21 搬送ベルト
22 駆動ローラ
23 従動ローラ
24 ガイド板
35 2次転写ローラ
30Y、30M、30C、30K 画像形成部
31Y、31M、31C、31K 感光体
32Y、32M、32C、32K 帯電部
33Y、33M、33C、33K 露光部
34Y、34M、34C、34K 現像部
35Y、35M、35C、35K 転写部
36Y、36M、36C、36K クリーニング部
40 定着部
41 定着ローラ
42 加圧ローラ
43 サーミスタ
44 サーモスタット
50 定着制御部
51 制御部
52 通電制御部
53 温度検出部
特開平1−298385号公報

Claims (10)

  1. 記録剤像の転写されている被記録媒体に該記録剤像を定着させる定着部材を、通電されることで加熱する加熱手段と、
    前記定着部材の表面温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段の検出温度に基づいて、前記加熱手段への通電量を調整して前記定着部材の表面温度を所定の温度に制御する通電制御手段と、
    前記通電制御手段による前記加熱手段への通電状態から該通電を遮断して前記定着部材の温度を下降させる温度下降検査において、該温度下降検査における所定の検査期間の開始時と終了時に前記温度検出手段が検出した該定着部材の温度下降検査開始時検出温度と温度下降検査終了時検出温度に基づいて定着異常を判断する異常判断手段と、
    を備えていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記通電制御手段は、
    商用電源電力から生成した供給電力を利用して、前記加熱手段への通電を前記通電制御信号に基づいて制御し、
    前記異常判断手段は、
    前記加熱手段へ通電が行われているときの所定の温度上昇検査時間において、前記温度検出手段が該温度上昇検査時間の開始時と終了時に検出した前記定着部材の温度上昇検査開始時検出温度と温度上昇検査終了時検出温度及び前記温度下降検査開始時検出温度及び前記温度下降検査終了時検出温度に基づいて、前記定着異常と前記供給電力の低下の有無を判断することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記温度検出手段は、
    前記定着部材の表面に近接して配設されており、
    前記異常判断手段は、
    前記温度上昇検査開始時検出温度と前記温度上昇検査終了時検出温度及び前記温度下降検査開始時検出温度及び前記温度下降検査終了時検出温度に基づいて、前記温度検出手段が前記定着部材の表面から離れているか否かを判断することを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  4. 前記異常判断手段は、
    前記温度上昇検査終了時検出温度から前記温度上昇検査開始時検出温度を減算した温度上昇値が所定値未満であると、前記定着異常と前記供給電力の低下のいずれかが発生していると判断することを特徴とする請求項2または請求項3記載の定着装置。
  5. 前記異常判断手段は、
    前記温度上昇検査終了時検出温度から前記温度上昇検査開始時検出温度を減算した温度上昇値が所定値未満であり、前記温度下降検査開始時検出温度と前記温度下降検査終了時検出温度の変化が少ないときには、前記加熱手段への通電系統、前記通電制御手段と該加熱手段との接続系統、前記温度検出手段と前記通電制御手段との接続系統及び該温度検出手段と該異常判断手段との接続系統のうち少なくともいずれかに異常があると判断することを特徴とする請求項4記載の定着装置。
  6. 前記異常判断手段は、
    前記温度上昇検査終了時検出温度から前記温度上昇検査開始時検出温度を減算した温度上昇値が前記所定値未満であり、前記温度下降検査開始時検出温度から前記温度下降検査終了時検出温度を減算した温度下降値が前記定着部材の通常の温度下降値程度よりも大きいときには、前記温度検出手段が前記定着部材の表面から離れている異常があると判断することを特徴とする請求項4記載の定着装置。
  7. 前記異常判断手段は、
    前記温度上昇検査終了時検出温度から前記温度上昇検査開始時検出温度を減算した温度上昇値が前記所定値未満であり、前記温度下降検査開始時検出温度から前記温度下降検査終了時検出温度を減算した温度下降値が前記定着部材の通常の温度下降値程度であるときには、前記供給電力の低下が発生していると判断することを特徴とする請求項4記載の定着装置。
  8. 画像形成手段によって記録剤像を転写した被記録媒体を、定着部で、加熱して該記録剤像を該被記録媒体に定着させる画像形成装置であって、
    前記定着部として、請求項1から請求項7のいづれかに記載の定着装置を搭載していることを特徴とする画像形成装置。
  9. 通電制御される加熱手段によって加熱されて、記録剤像の転写されている被記録媒体に該記録剤像を定着させる定着部材の表面温度を検出する温度検出処理ステップと、
    前記温度検出処理ステップでの検出温度に基づいて、前記加熱手段への通電量を調整して前記定着部材の表面温度を所定の温度に制御する通電制御処理ステップと、
    前記通電制御処理ステップによる前記加熱手段への通電状態から該通電を遮断して前記定着部材の温度を下降させる温度下降検査において、該温度下降検査における所定の検査期間の開始時と終了時に前記温度検出処理ステップで検出された該定着部材の温度下降検査開始時検出温度と温度下降検査終了時検出温度に基づいて定着異常を判断する異常判断処理ステップと、
    を有していることを特徴とする定着管理方法。
  10. コンピュータに、
    通電制御される加熱手段によって加熱されて、記録剤像の転写されている被記録媒体に該記録剤像を定着させる定着部材の表面温度を検出する温度検出処理と、
    前記温度検出処理での検出温度に基づいて、前記加熱手段への通電量を調整して前記定着部材の表面温度を所定の温度に制御する通電制御処理と、
    前記通電制御処理による前記加熱手段への通電状態から該通電を遮断して前記定着部材の温度を下降させる温度下降検査において、該温度下降検査における所定の検査期間の開始時と終了時に前記温度検出処理で検出された該定着部材の温度下降検査開始時検出温度と温度下降検査終了時検出温度に基づいて定着異常を判断する異常判断処理と、
    を実行させることを特徴とする定着管理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015225299A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2017102326A (ja) * 2015-12-03 2017-06-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置、及び温度センサーの異常検知方法

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