JP2014038019A - 自動ドア用センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】電気的手法にて監視エリアの幅を1スポット光単位で調整するにあたって、発光素子駆動系の構成をより簡素化し、発光素子の駆動電流値もより小さくする。
【解決手段】1つの発光素子からの発光スポットが隣同士となるように、発光素子の各素子間ピッチW1と、2分割レンズのレンズ中心間距離W2とをW1>W2の関係としてなる自動ドア用センサにおいて、発光部10Bを2つの2分割レンズ110にそれぞれ3つの発光素子ア〜ウ,エ〜カを配置した構成とし、受光部20Bには4素子a〜dと3分割レンズ210の組み合わせを適用し、発光素子を(ア,イ)、(ウ,エ)、(オ,カ)の組として直列に接続し、その組単位で上記各組を所定の順序で一巡するように交代的に駆動して点灯させるとともに、消去する検出スポットに点灯順番が回ってきた際、消去する検出スポットに対応する受光素子からの受光信号を非選択とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動ドアの無目部分もしくは天井部分に取り付けられて、自動ドアの出入り口近傍を監視エリアとする反射型の自動ドア用センサに関し、さらに詳しく言えば、電気的な手法にて監視エリアの幅を検出スポット単位で調整可能とする技術に関するものである。
自動ドア用センサには、超音波式,重量を検知する踏圧マット式および赤外線による反射型等があり、それぞれ一長一短であるが、監視エリアを明確に設定し得ることと、製品価格が比較的安価であることから、反射型のセンサが一般的に採用されている。
また、反射型の場合、発光素子(赤外線発光ダイオード)から照射されるスポット光の集まりにより監視エリアの広さが設定されるため、そのスポット光の数に応じてエリア幅(引き戸式ドアの場合、その開閉方向に沿った幅)を調整することができる。
その一つとして、本出願人は、特許文献1において、発光部側に設けられる投光レンズに2つの凸レンズを含む2分割レンズを用い、この2分割レンズに対して例えば2つの発光素子を割り当てるにあたって、発光素子の素子間ピッチをW1とし、2分割レンズのレンズ中心間距離をW2として、各発光素子と2分割レンズとをW1>W2の関係を満たすように配置することを提案している。
2素子,2分割レンズの場合、監視エリアに4つのスポット光が照射され、通常、一方の発光素子によるスポット光と他方の発光素子によるスポット光とが交互に並べられるが、W1>W2の関係とすることにより、1つの発光素子から照射される2つのスポット光は隣同士となる。
したがって、一方の発光素子を消灯(電気的に消去)することにより、いわゆる歯抜けになることなく、監視エリアの幅を2スポット光分狭くすることができる。ちなみに、スポット光の径は、おおよそ20〜30cm程度である。
また、本出願人は、特許文献2において、特許文献1の発展型として、発光素子の素子間ピッチW1と2分割レンズのレンズ中心間距離W2とをW1>W2としたうえで、2分割レンズを各発光素子の並び方向にレンズ中心間距離W2分移動可能とすることにより、監視エリアの幅を1スポット光単位で調整可能とすることを提案している。
また、別の方法として、電気的手法のみによって監視エリアの幅を1スポット光単位で調整可能とすることも知られている。この従来技術を、検出スポットを12個とした例について図9ないし図12により説明する。
図9(a)に示すように、この従来例では、12個の発光スポットを得るため、発光部10に投光レンズとして2つの2分割レンズ11a,11bを備え、一方の2分割レンズ11aには3つの発光素子ア,イ,ウが割り当てられ、他方の2分割レンズ11bにも同じく3つの発光素子エ,オ,カが割り当てられている。
これに対して、受光部20側には、受光スポットを発光スポットと同数の12個とするため、3分割レンズ21と、4つの受光素子a,b,c,dの組み合わせが適用されている。通常、各発光素子ア〜カには赤外線発光ダイオードが用いられ、各受光素子にはフォトダイオードが用いられる。
なお、この例では、発光部10側、受光部20側ともに、素子間ピッチとレンズ中心間ピッチは通常の配置で、特許文献1のような関係ではないため、発光部10側の発光スポットの配列は、図9(a)の左から右にかけて(ア,イ,ウ)(ア,イ,ウ)(エ,オ,カ)(エ,オ,カ)の並び順となり、受光部20側の受光スポットの配列は、図9(a)の左から右にかけて(a,b,c,d)(a,b,c,d)(a,b,c,d)(a,b,c,d)の並び順となっている。
これにより、図9(b)に示すように、自動ドア(この例では、引き戸式ドア)Dの出入り口近傍の監視エリアSAに、12個の検出スポットA〜Lを一列状に含む検出スポット列SLがドアの開閉方向Xに沿って設けられる。
検出スポットは、発光スポットと受光スポットとが1:1で重なる部分で、例えば検出スポットAは発光スポット(ア)と受光スポット(a)とにより成立している。したがって、発光スポット(ア),受光スポット(a)の片方がない場合、検出スポットAは成立せず消去され不感帯となる。
なお、実際には、図9(a)において、発光素子ア〜カおよび受光素子はa〜dは紙面と直交する方向に例えば5ないし6列として配置されることから、図9(b)に示すように、検出スポット列SLは、自動ドアDに対する踏み込み方向Yに沿って5ないし6列の多列として配置される。
図10に、この従来例の制御装置30を示す。制御装置30には、CPU(中央演算処理ユニット)もしくはマイクロコンピュータ等からなる制御部31と、制御部31からの指示に基づいて発光素子ア〜カの駆動順序(点灯順序)を切り替える発光切替部32と、受光素子a〜dからの受光信号を択一的に選択するマルチプレクサからなる受光切替部34とが含まれている。
発光素子ア〜カには、それぞれドライブ回路33が接続されており、発光切替部32から所定の順序でドライブ回路33に駆動信号が与えられる。また、受光切替部34にて選択された受光素子の受光信号は、アンプ部35にて所定に増幅されたのち、A/D変換部31aを介して制御部31に入力される。
制御部31は、設定部31bにより設定された所定の閾値と受光信号(受光量)とを対比し、その受光信号が閾値を超えているときに、出力部31cから自動ドアDのドアコントローラ36にドア開信号を出す。
次に、この従来例の動作について、図11のフローチャートおよび図12の受光,発光,検出の各スポット対比テーブルを参照して説明する。
これによると、まず、発光素子アが点灯されるとともに、受光素子aの受光信号が選択されるが、発光スポット(ア)と受光スポット(a)とがともに有効であるとするANDが成立しているのは、検出スポットA(アとa)のみであるから、検出スポットAが有効(成立)として認識される。
以後同様にして、発光素子イ〜カがサイクリック的に交代的に点灯され、これと同期して受光素子b〜dの受光信号が択一的に選択されることにより、図12の受光,発光,検出の各スポット対比テーブルに示されているような関係で検出スポットB以降が有効であるかどうかが判断される。
したがって、例えばとして、図9(b)における右端の検出スポットL(dとカの組み合わせ)を消去したい場合には、発光素子カを点灯した状態で、受光素子dの受光信号を非選択(もしくは無効)とすることにより、電気的に検出スポットLを消去することができる。
特許第4011785号公報 特開2010−276511号公報
上記従来例によると、上記特許文献2に記載された発明のように、投光レンズ(2分割レンズ)を移動させることなく、もっぱら電気的な手法により監視エリアの幅を1スポット光単位で調整することができるが、各発光素子ア〜カごとにドライブ回路33を必要とするため、ドライブ回路33の個数は6個となりコスト的に好ましくない。
また、検出スポット列SLの検出スポットA〜Lを走査するには、発光素子ア〜カをそれぞれ2回発光させる必要があることと、有効とされる検出スポット以外の部分にも光が照射されることから発光出力を高める必要があり、その分消費電力が嵩み省エネルギーの観点からも好ましくない。
さらには、検出スポット列SLの1列あたりの発光素子ア〜カおよび受光素子a〜dの切り替え回数が12回と多く、また、設定された所定の閾値と受光信号とを対比する回数も増えることから、その処理時間が長くなると言う問題もある。
したがって、本発明の課題は、電気的な手法により監視エリアの幅を1スポット光単位で調整可能とするにあたって、発光素子駆動系の構成をより簡素化し、また、発光素子の駆動電流値もより小さくし得るようにすることにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、自動ドアの出入り口近傍に設定されている監視エリアに向けて投光レンズを介して赤外線のスポット光を照射する複数個の発光素子を有する発光部と、上記監視エリアからの反射光を受光レンズを介して受光する複数個の受光素子を有する受光部と、上記各発光素子の駆動を制御するとともに上記受光素子からの受光信号に基づいて上記自動ドアを開閉する制御部とを含み、上記各発光素子の素子間ピッチをW1とし、上記投光レンズが2つの凸レンズを含む2分割レンズで、そのレンズ中心間距離をW2として、上記各発光素子と上記投光レンズとがW1>W2の関係を満たすように配置されており、上記監視エリア上に上記発光素子の発光スポットと上記受光素子の受光スポットとが1対1で重なる複数の検出スポットを含む検出スポット列が設けられる自動ドア用センサにおいて、
上記制御部は、上記検出スポット列に含まれている所定の検出スポットを消去するにあたって、上記各発光素子を所定の順序で一巡するように交代的に駆動して点灯させるとともに、上記消去する検出スポットに点灯順番が回ってきた際、上記消去する検出スポットに対応する上記受光素子からの受光信号を非選択とすることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、発光−受光の基本単位として、上記発光部は上記投光レンズとして1つの上記2分割レンズと3つの上記発光素子を備えるのに対して、上記受光部は上記受光レンズとして1つの3分割レンズと2つの上記受光素子を備え、これにより上記監視エリア上に6つの検出スポットを含む上記検出スポット列が設けられ、上記制御部は、上記3つの発光素子を所定の順序で一巡するように交代的に駆動して点灯させるとともに、上記消去する検出スポットに点灯順番が回ってきた際、上記2つの受光素子のいずれか一方からの受光信号を非選択とすることにより、上記検出スポット列内の所定の1つ検出スポットを消去することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1において、上記発光部は、上記投光レンズとして2つの上記2分割レンズを備え、上記2分割レンズの各々に3つの上記発光素子が配置され、上記受光部には、上記受光レンズとして1つの3分割レンズと4つの上記受光素子が配置され、これにより上記監視エリア上に12個の検出スポットを含む上記検出スポット列が設けられ、上記制御部は、上記検出スポット列をそれぞれ4つの検出スポット含む第1,第2および第3チャンネルにグループ分けし、上記各チャンネルに対応する2つの上記発光素子をそれぞれ1組とし、その組単位で上記発光素子の各組を所定の順序で一巡するように交代的に駆動してその組に含まれている上記2つの発光素子を同時に点灯させるとともに、上記消去する検出スポットに点灯順番が回ってきた際、上記消去する検出スポットに対応する上記受光素子からの受光信号を非選択とすることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項3において、上記各組に含まれる2つの発光素子が直列に接続され、上記2つの発光素子が1つのドライブ回路により駆動されることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、上記請求項1ないし4のいずれか1項において、上記受光部に含まれている複数個の受光素子から出力される受光信号は、受光切替部を介して上記制御部に択一的に入力され、上記検出スポットの消去時において、上記消去する検出スポットに対応する上記受光素子の受光信号は上記受光切替部にて上記制御部への入力がオフとされることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、上記請求項1ないし4のいずれか1項において、上記制御部は、上記検出スポットの消去時において、上記消去する検出スポットに対応する上記受光素子からの受光信号を無効として扱うことを特徴としている。
本発明によれば、発光部側の投光レンズに2分割レンズを用い、各発光素子の素子間ピッチをW1,2分割レンズのレンズ中心間距離をW2として、各発光素子と投光レンズとをW1>W2の関係を満たすように配置したことにより、1つの発光素子から照射される2つのスポット光は隣同士となり、各発光素子を所定の順序で一巡するように交代的に駆動して点灯させるとともに、消去する検出スポットに点灯順番が回ってきた際に、消去する検出スポットに対応する受光素子からの受光信号を非選択とすることにより、検出スポット列に含まれている所定の検出スポットを電気的に消去することができる。
特に、発光部側を(3素子×2分割レンズ)×2の構成とし、受光部側を(4素子×3分割レンズ)として、監視エリア上に12個の検出スポットを含む検出スポット列を出現させ、その検出スポット列をそれぞれ4つの検出スポット含む第1,第2および第3チャンネルにグループ分けし、各チャンネルに対応する2つの発光素子をそれぞれ1組とし、その組単位で発光素子の各組を所定の順序で一巡するように交代的に駆動してその組に含まれている2つの発光素子を同時に点灯させるとともに、消去する検出スポットに点灯順番が回ってきた際、消去する検出スポットに対応する受光素子からの受光信号を非選択とするようにした請求項3の構成によれば、各組に含まれる2つの発光素子を直列に接続して1つのドライブ回路にて駆動することができるため、6つの発光素子に対してドライブ回路は3つでよく、発光素子駆動系の構成をより簡素化することができる。
また、1つの発光素子のスポット光は同一チャンネル内に存在し、異なるチャンネルには照射されないため、ことさら発光出力を高める必要もなく、発光素子の駆動電流値を可及的に小さくすることができる。また、検出スポット例の1列あたりのチャンネル数が3チャンネルと少なく切り替え回数は3回でよいことから、その分、制御部における処理時間を短縮することができる。
本発明の第1実施形態に係る(a)発光部と受光部とを示す模式図,(b)その検出スポット列を示す模式図。 上記第1実施形態の制御装置の構成を示すブロック図。 上記第1実施形態の動作説明用タイミングチャート。 上記第1実施形態における受光,発光,検出の各スポットの関係を示す対比テーブル。 本発明の第2実施形態に係る(a)発光部と受光部とを示す模式図,(b)その検出スポット列を示す模式図。 上記第2実施形態の制御装置の構成を示すブロック図。 上記第2実施形態の動作説明用タイミングチャート。 上記第2実施形態における受光,発光,検出の各スポットの関係を示す対比テーブル。 従来例の(a)発光部と受光部とを示す模式図,(b)その検出スポット列を示す模式図。 上記従来例の制御装置の構成を示すブロック図。 上記従来例の動作説明用タイミングチャート。 上記従来例での受光,発光,検出の各スポットの関係を示す対比テーブル。
次に、図1ないし図8により、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、この実施形態の説明において、先に説明した従来例と変更を要しない構成要素には同じ符号を用いている。
まず、図1ないし図4を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。この第1実施形態では、図1(a)に示すように、発光部10Aには、投光レンズとして1つの2分割レンズ110と、3つの発光素子ア,イ,ウとの組み合わせが適用され、受光部20Aには、受光レンズとして1つの3分割レンズ210と、2つの受光素子a,bとの組み合わせが適用されている。なお、発光素子には赤外線発光ダイオードが用いられ、受光素子にはフォトダイオードが用いられてよい。
発光部10Aにおいて、発光素子アとイ、発光素子イとウの素子間ピッチをそれぞれW1とし、2分割レンズ110のレンズ中心間距離をW2として、発光素子ア,イ,ウは2分割レンズ110に対してW1>W2の関係を満たすように配置されている。
これにより、発光素子ア,イ,ウの並び順が図1(a)のように左からウ,イ,アとすれば、2分割レンズ110を介して照射される発光素子の発光スポットの並び順は、図1(a)において左からア,ア,イ,イ,ウ,ウの順となる。すなわち、1つの発光素子からの発光スポットが隣同士となる。なお、説明の便宜上、発光素子と、その発光スポットには同じ符号を用いる(後述する第2実施形態も同様)。
これに対して、受光部20Aにおいては、受光素子a,bの素子間ピッチW1と、3分割レンズのレンズ中心間距離W2はW1<W2なる関係であり、受光素子a,bの並び順が図1(a)のように左からb,aとすれば、3分割レンズ210を介して受光素子に入射される受光スポットの並び順は、図1(a)において左からa,b,a,b,a,bの交互の配置順となる。ここにおいても、説明の便宜上、受光素子と、その受光スポットには同じ符号を用いる(後述する第2実施形態も同様)。
この自動ドア用センサは、自動ドアの例えば無目部分に取り付けられ、発光部10Aと受光部20Aは、発光スポットと受光スポットとが1:1で重なるようにそれらの角度等が調整される。
これにより、図1(b)に示すように、自動ドアD(この例では引き戸式ドア)の出入り口近傍の監視エリアSA内に、6つの検出スポットSpを含む検出スポット列SLが自動ドアDの開閉方向に沿って設けられる。
この例において、各検出スポットSpは左から順に(a,ア)(b,ア)(a,イ)(b,イ)(a,ウ)(b,ウ)の組み合わせからなり、説明の便宜上、発光素子アの照射領域をAチャンネル、発光素子イの照射領域をBチャンネル、発光素子ウの照射領域をCチャンネルとする。
なお、図1(b)には検出スポット列SLが1列しか示されていないが、実際には、発光素子ア,イ,ウおよび受光素子a,bが図1(a)の紙面と直交する方向に5〜6列として配置され、これにより、監視エリアSAには、踏み込み方向(ドアに近づく方向)に沿って検出スポット列SLが5〜6列の多列として設けられる。
図2に、第1実施形態に係る自動ドア用センサの制御装置30Aを示す。この制御装置30Aは、基本的な構成として、CPUもしくはマイクロコンピュータ等からなる制御部31と、制御部31からの指示に基づいて発光素子ア〜ウの駆動順序(点灯順序)を切り替える発光切替部32と、受光素子a,bからの受光信号を択一的に選択する例えばマルチプレクサからなる受光切替部34とが含まれている。
発光素子ア〜ウには、それぞれドライブ回路33が接続されており、発光切替部32から所定の順序でドライブ回路33に駆動信号が与えられる。また、受光切替部34にて選択された受光素子の受光信号は、アンプ部35にて所定に増幅されたのち、A/D変換部31aを介して制御部31に入力される。
制御部31は、設定部31bにより設定された所定の閾値と受光信号(受光量)とを対比し、その受光信号が閾値を超えているときに、出力部31cから自動ドアDのドアコントローラ36にドア開信号を出す。
次に、図3および図4を参照して、第1実施形態に係る自動ドア用センサの動作の一例と、図1(b)に示されている検出スポット列SLのうちの例えば右端に位置する検出スポットZ(b,ウの組み合わせからなる検出スポットSp)を消去する場合について説明する。
発光素子ア,イ,ウを所定の順序(この例ではア→イ→ウの順)で一巡するように交代的に駆動して点灯させ、これを繰り返す。この点灯タイミングに合わせて、発光素子ア,イのA,Bチャンネルの各点灯時には、受光切替部34から制御部31に受光素子a,bの各受光信号を取り込む。なお、発光素子の点灯順序は任意で、例えばア→ウ→イ,イ→ウ→ア等であってもよい。
これに対して、発光素子ウのCチャンネルの点灯時には、受光切替部34から制御部31に受光素子aの受光信号を取り込むが、受光素子bの受光信号は受光切替部34の対応するスイッチをオフとして取り込まず非選択とする。取り込んでもよいが、その場合には受光素子bの受光信号を無視もしくは無効とする。
これにより、検出スポットZ(b,ウの組み合わせからなる検出スポットSp)が消去され不感帯となるため、検出スポット列SLの幅(監視エリアSAの幅)を1検出スポットZ分狭くすることができる。
なお、Cチャンネルの領域全体を不感帯とするには、発光素子ウの点灯時に、受光素子a,bの受光信号をともに非選択とすればよい。また、例えばBチャンネル中の検出スポット(a,イ)を消去するには、発光素子イの点灯時に、受光素子aの受光信号を非選択とすればよい。
この第1実施形態によれば、検出スポットは6スポットであるが、1つの発光素子からの発光スポットが隣同士であるため、6スポットを走査するには、発光素子ア,イ,ウをそれぞれ1回だけ点灯させればよい。
また、1つの発光素子のスポット光は同一チャンネル内に存在し、異なるチャンネルには照射されないため、ことさら発光出力を高める必要もなく、発光素子の駆動電流値を可及的に小さくすることができる。
次に、図5ないし図8を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、図5(a)に示すように、発光部10Bは、投光レンズとして2つの2分割レンズ110を備え、図5(a)において左側の2分割レンズ110Lに3つの発光素子ア,イ,ウが割り当てられ、右側の2分割レンズ110Rに同じく3つの発光素子エ,オ,カが割り当てられている。
この第2実施形態においても、1つの発光素子からの発光スポットが隣同士となるように、各発光素子の素子間ピッチW1と、2分割レンズ110(110L,110R)のレンズ中心間距離W2はW1>W2の関係になっている。
これにより、図5(a)に示すように、左側の2分割レンズ110Lに左からウ,イ,アの順で3つの発光素子が配置され、右側の2分割レンズ110Rに左からカ,オ,エの順で3つの発光素子が配置されている場合、各2分割レンズ110L,110Rを介して照射される発光素子の発光スポットの並び順は、図5(a)において左からア,ア,イ,イ,ウ,ウ,エ,エ,オ,オ,カ,カの順となる。
これに対して、受光部20Bには、受光レンズとして1つの3分割レンズ210と、4つの受光素子a,b,c,dの組み合わせが適用されている。
この第2実施形態においても、受光素子a,b,c,dの各素子間ピッチW1と、3分割レンズのレンズ中心間距離W2はW1<W2なる関係であり、受光素子a〜dの並び順が図5(a)のように左からd,c,b,aとすれば、3分割レンズ210を介して受光素子に入射される受光スポットの並び順は、図5(a)において左からa,b,c,d,a,b,c,d,a,b,c,dの交互の配置順となる。
この第2実施形態においても、発光部10Bと受光部20Bは、自動ドアの例えば無目部分に取り付けられ、発光スポットと受光スポットとが1:1で重なるようにそれらの角度等が調整される。
これにより、図5(b)に示すように、自動ドアD(この例では引き戸式ドア)の出入り口近傍の監視エリアSA内に、12個の検出スポットSpを含む検出スポット列SLが自動ドアDの開閉方向に沿って設けられる。
なお、上記第1実施形態と同じく、実際には、発光素子ア〜カおよび受光素子a〜dが図5(a)の紙面と直交する方向に5〜6列として配置され、これにより、監視エリアSAには、踏み込み方向(ドアに近づく方向)に沿って検出スポット列SLが5〜6列の多列として設けられる。
この例において、各検出スポットSpは左から順に(a,ア)(b,ア)(c,イ)(d,イ)(a,ウ)(b,ウ)(c,エ)(d,エ)(a,オ)(b,オ)(c,カ)(d,カ)の組み合わせとなる。
この第2実施形態では、12個の検出スポットSpを4スポット単位でグループ分けし、発光スポットの符号で言えば、(ア,ア,イ,イ)をAチャンネル、(ウ,ウ,エ,エ)をBチャンネル、(オ,オ,カ,カ)をCチャンネルとし、発光素子ア,イを1組、発光素子ウ,エを1組、発光素子オ,カを1組として、それぞれの組を所定の順序で交代的に点灯させるようにしている。
図6に、第2実施形態に係る自動ドア用センサの制御装置30Bを示す。この制御装置30Bにおいては、6つの発光素子のうち、発光素子アとイを直列接続、発光素子ウとエを直列接続、発光素子オとカを直列接続とし、その各々にドライブ回路33を割り当てている。すなわち、6つの発光素子に対してドライブ回路33を3つで済ませている。そのほかは、上記第1実施形態における制御装置30Aと同じである。
次に、図7および図8を参照しながら、第2実施形態に係る自動ドア用センサの動作の一例について説明する。
発光素子(ア,イ)の組,(ウ,エ)の組、(オ,カ)の組の各組を所定の順序(この例では(ア,イ:Aチャンネル)→(ウ,エ:Bチャンネル)→(オ,カ:Cチャンネル)の順)で一巡するように交代的に駆動して点灯させ、これを繰り返す。なお、この点灯順序は任意で、例えばAチャンネル→Cチャンネル→Bチャンネル等であってもよい。
この点灯タイミングに合わせて、A〜Cの各チャンネルごとに受光切替部34を介して制御部31に受光素子a〜dより受光信号を取り込み、発光スポットとのAND(論理積)をとる。
これにより、図8の対比テーブルに示すように、発光素子(ア,イ)の点灯時にはAチャンネルに含まれる4つの検出スポットSpが有効、発光素子(ウ,エ)の点灯時にはBチャンネルに含まれる4つの検出スポットSpが有効、発光素子(オ,カ)の点灯時にはCチャンネルに含まれる4つの検出スポットSpが有効となる。
したがって、図5(b)において、検出スポット列SL中の例えば右端に位置する検出スポットZ(Cチャンネル中の(d,カ)の組み合わせよりなる検出スポット)を消去する場合には、発光素子(オ,カ)の点灯時に受光素子dからの受光信号を非選択(無効)とすればよい。
このとき、受光素子dからの受光信号とともに、受光素子cからの受光信号をも非選択とすれば、上記検出スポットZの隣の検出スポット(c,カ)も合わせて2スポット分消去することができる。
また、別の例として、監視エリアSAの真ん中付近に植木鉢等の障害物があり、それが検出スポット列SLの図5(b)において例えば左から6番目のBチャンネル内の検出スポット(b,ウ)と位置的に対応しており、この検出スポット(b,ウ)を消去したい場合には、発光素子(ウ,エ)の点灯時において、受光素子bからの受光信号を非選択とすればよい。
この第2実施形態によれば、各組に含まれる2つの発光素子を直列に接続して1つのドライブ回路にて駆動することができるため、6つの発光素子に対してドライブ回路は3つでよく、発光素子駆動系の構成をより簡素化することができる。
また、1つの発光素子のスポット光は同一チャンネル内に存在し、異なるチャンネルには照射されないため、ことさら発光出力を高める必要もなく、発光素子の駆動電流値を可及的に小さくすることができる。
さらには、検出スポット例SLは12個の検出スポットSpからなるが、その1列に含まれるチャンネル数はA,B,Cの3チャンネルであることから、1列あたりの切り替え回数は3回でよく、その分、制御部における処理時間を短縮することができる。
10A,10B 発光部
110 投光レンズ(2分割レンズ)
20A,20B 受光部
210 受光レンズ(3分割レンズ)
30A,30B 制御装置
31 制御部
31a A/D変換器
31b 設定部
31c 出力部
32 発光切替部
33 ドライブ回路
34 受光切替部
36 ドアコントローラ
ア〜カ 発光素子
a〜d 受光素子
SA 監視エリア
Sp 検出スポット
SL 検出スポット列
W1 素子間ピッチ
W2 レンズ中心間距離

Claims (6)

  1. 自動ドアの出入り口近傍に設定されている監視エリアに向けて投光レンズを介して赤外線のスポット光を照射する複数個の発光素子を有する発光部と、上記監視エリアからの反射光を受光レンズを介して受光する複数個の受光素子を有する受光部と、上記各発光素子の駆動を制御するとともに上記受光素子からの受光信号に基づいて上記自動ドアを開閉する制御部とを含み、
    上記各発光素子の素子間ピッチをW1とし、上記投光レンズが2つの凸レンズを含む2分割レンズで、そのレンズ中心間距離をW2として、上記各発光素子と上記投光レンズとがW1>W2の関係を満たすように配置されており、上記監視エリア上に上記発光素子の発光スポットと上記受光素子の受光スポットとが1対1で重なる複数の検出スポットを含む検出スポット列が設けられる自動ドア用センサにおいて、
    上記制御部は、上記検出スポット列に含まれている所定の検出スポットを消去するにあたって、上記各発光素子を所定の順序で一巡するように交代的に駆動して点灯させるとともに、上記消去する検出スポットに点灯順番が回ってきた際、上記消去する検出スポットに対応する上記受光素子からの受光信号を非選択とすることを特徴とする自動ドア用センサ。
  2. 発光−受光の基本単位として、上記発光部は上記投光レンズとして1つの上記2分割レンズと3つの上記発光素子を備えるのに対して、上記受光部は上記受光レンズとして1つの3分割レンズと2つの上記受光素子を備え、これにより上記監視エリア上に6つの検出スポットを含む上記検出スポット列が設けられ、
    上記制御部は、上記3つの発光素子を所定の順序で一巡するように交代的に駆動して点灯させるとともに、上記消去する検出スポットに点灯順番が回ってきた際、上記2つの受光素子のいずれか一方からの受光信号を非選択とすることにより、上記検出スポット列内の所定の1つ検出スポットを消去することを特徴とする請求項1に記載の自動ドア用センサ。
  3. 上記発光部は、上記投光レンズとして2つの上記2分割レンズを備え、上記2分割レンズの各々に3つの上記発光素子が配置され、上記受光部には、上記受光レンズとして1つの3分割レンズと4つの上記受光素子が配置され、これにより上記監視エリア上に12個の検出スポットを含む上記検出スポット列が設けられ、
    上記制御部は、上記検出スポット列をそれぞれ4つの検出スポット含む第1,第2および第3チャンネルにグループ分けし、上記各チャンネルに対応する2つの上記発光素子をそれぞれ1組とし、その組単位で上記発光素子の各組を所定の順序で一巡するように交代的に駆動してその組に含まれている上記2つの発光素子を同時に点灯させるとともに、上記消去する検出スポットに点灯順番が回ってきた際、上記消去する検出スポットに対応する上記受光素子からの受光信号を非選択とすることを特徴とする請求項1に記載の自動ドア用センサ。
  4. 上記各組に含まれる2つの発光素子が直列に接続され、上記2つの発光素子が1つのドライブ回路により駆動されることを特徴とする請求項3に記載の自動ドア用センサ。
  5. 上記受光部に含まれている複数個の受光素子から出力される受光信号は、受光切替部を介して上記制御部に択一的に入力され、上記検出スポットの消去時において、上記消去する検出スポットに対応する上記受光素子の受光信号は上記受光切替部にて上記制御部への入力がオフとされることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の自動ドア用センサ。
  6. 上記制御部は、上記検出スポットの消去時において、上記消去する検出スポットに対応する上記受光素子からの受光信号を無効として扱うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の自動ドア用センサ。
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