JP2014036439A - 広告収益共有を用いた動画著作権保護方法及びシステム - Google Patents

広告収益共有を用いた動画著作権保護方法及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】広告収益共有を用いた動画著作権保護方法及びシステムが開示される。
【解決手段】動画著作権保護方法は動画著作権保護システムがオリジナル動画に関する著作権情報に基づいてウェブページを介して表示された動画がオリジナル動画に関する著作権を侵害するかを判断するステップ、ウェブページを介して表示された動画がオリジナル動画に関する著作権を侵害すると判断される場合、動画再生時に広告が表示されるようにウェブページで実行される動画プレーヤに広告情報を挿入するステップ及び広告が表示されることによって発生する広告収益を該当の著作権者と共有するステップを含んでもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、一般ユーザがアップロードした動画が著作権を侵害する場合、当該動画を遮断する代わりに広告を挿入し、このとき発生する収益を該当の著作権者と共有することによって動画に関する著作権を保護する広告収益共有を用いた動画著作権保護方法及びシステムに関する。
最近、情報や通信技術が急速に発展することによって様々なコンテンツがインターネットを介して普及及び流通されている。このようなコンテンツは、一般的に製作者の著作権によってその所有権が保証され、有料でユーザに提供される。
しかし、動画、イメージなどのようなコンテンツは、様々な形態の電子機器、プログラムなどを用いて複写及び加工が容易であり、電子技術の発展によって製作も簡便になり、製作者の著作権が侵害される場合も増加している。
このような著作権の侵害問題を解決するために従来の著作権保護システムは、著作権を侵害する動画コンテンツをモニタリングして当該動画コンテンツを削除したり遮断することによって著作権を保護してきた。
しかし、このような方式は著作権を侵害する動画コンテンツを無条件に削除/遮断することによって、かえって動画コンテンツの広報効果を減少させる原因になる。また,単に著作権を侵害する動画コンテンツを削除/遮断するだけでは著作権を侵害する行為を根絶することが不可能であるという問題がある。
したがって、動画コンテンツの著作権をより効果的に保護できる方法が求められている。
本発明の目的は、動画コンテンツ再生時に広告を共に表示し、それによる広告収益を該当の著作権者と共有することによって動画コンテンツの著作権をより効果的に保護することのできる広告収益共有を用いた動画著作権保護方法及びシステムを提供する。
本発明の目的は、動画コンテンツに関連する広告を表示することによって、より高い広告収益を取得することのできる広告収益共有を用いた動画著作権保護方法及びシステムを提供する。
本発明の目的は、広告に対する不正(abusing)を防止することのできる広告収益共有を用いた動画著作権保護方法及びシステムを提供する。
動画著作権保護方法は、動画著作権保護システムがオリジナル動画に関する著作権情報に基づいてウェブページを介して表示された動画がオリジナル動画に関する著作権を侵害するかを判断するステップと、ウェブページを介して表示された動画がオリジナル動画に関する著作権を侵害すると判断される場合、動画再生時に広告が表示されるようにウェブページで実行される動画プレーヤに広告情報を挿入するステップと、広告が表示されることによって発生する広告収益を該当の著作権者と共有するステップとを含む。
一実施形態によると、オリジナル動画が拡散された回数と再生された回数をモニタリングしてオリジナル動画の拡散回数に関する情報と再生回数に関する情報を生成し、これに基づいてオリジナル動画に関する著作権を管理するステップをさらに含んでもよい。
他の一実施形態によると、オリジナル動画に関する著作権を侵害するかを判断するステップの後に、動画プレーヤによって広告の表示が可能であるかを判断するステップと、広告の表示が不可能であると判断される場合、動画を再生できないように遮断するステップとをさらに含んでもよい。
他の一実施形態によると、著作権を侵害する動画に関する再生設定情報に基づいて動画の再生許容、再生遮断、または広告挿入有無を決定するステップをさらに含んでもよい。
他の一実施形態によると、オリジナル動画は、RMC(Ready Made Contents)であってもよい。
他の一実施形態によると、広告は、動画が再生する前に表示される再生前広告、動画が再生中に動画にオーバーレイされる形態に表示されるオーバーレイ広告、及び動画が再生した後に表示される再生後広告のうち少なくとも1つの形態で表示されてもよい。
他の一実施形態によると、ウェブページを介して表示された動画が属するカテゴリに関する情報を受信するステップと、動画が属するカテゴリに関する情報に基づいて複数の広告情報のうち動画に関連する広告情報を抽出するステップとをさらに含み、広告情報を挿入するステップは、抽出された広告情報を動画プレーヤに挿入するステップであってもよい。
他の一実施形態によると、カテゴリに関する情報を受信するステップの後に、広告に対する不正を防止するために広告情報及びカテゴリに関する情報を暗号化するステップをさらに含み、広告情報を挿入するステップは、暗号化された広告情報を動画プレーヤに挿入するステップであってもよい。
動画著作権保護システムは、オリジナル動画に関する著作権情報に基づいてウェブページを介して表示された動画がオリジナル動画に関する著作権を侵害するかを判断する侵害判断部と、ウェブページを介して表示された動画がオリジナル動画に関する著作権を侵害すると判断される場合、動画再生時に広告が表示されるようにウェブページで実行される動画プレーヤに広告情報を挿入する広告情報挿入部と、広告が表示されることによって発生する広告収益を該当の著作権者と共有する広告収益共有部とを備える。
本発明によると、ウェブページを介して表示された動画が著作権を侵害すると判断される場合、動画プレーヤに広告情報を挿入して動画再生時に広告が共に表示されるようにし、それによる広告収益を該当の著作権者と共有することで動画コンテンツの著作権をより効果的に保護することができる。
本発明によると、動画が属するカテゴリに関する情報に基づいて当該動画に関連する広告情報を当該動画プレーヤに挿入することによって、動画再生時に当該動画に関連する広告が表示されることによって、より高い広告収益を取得することができる。
本発明によると、動画が属するカテゴリに関する情報と広告情報を暗号化し、暗号化された情報によって広告が表示されるようにすることで広告に対する不正を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る広告収益共有を用いた動画著作権保護方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る動画が提供されるウェブページを示す例示図である。 本発明の一実施形態に係る提携会社の動画が提供されるウェブページを示す例示図である。 本発明の一実施形態に係るウェブページで実行される動画プレーヤを示す例示図である。 本発明の一実施形態に係る著作権侵害動画に関する再生設定によって著作権を保護する過程を説明するための例示図である。 本発明の一実施形態に係る動画ごとのサービス統計照会画面を示す例示図である。 本発明の一実施形態に係る著作権管理画面を示す例示図である。 本発明の一実施形態に係るターゲット広告を提供する過程を説明するためのタイミング図である。 本発明の一実施形態に係る広告システムと連動してターゲット広告を提供する過程を説明するためのタイミング図である。 本発明の一実施形態に係る動画著作権保護システムを説明するためのブロック図である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る広告収益共有を用いた動画著作権保護方法を示すフローチャートである。
本発明に係る動画著作権保護システムは、動画著作権を所有している製作者、提携会社などからオリジナル動画のアップロードを受信してオリジナル動画に関する著作権を管理する(S110)。一例として、動画著作権保護システムは、製作者、提携会社などからオリジナル動画がアップロードされれば、オリジナル動画が拡散された回数、再生された回数などをモニタリングしてオリジナル動画の拡散回数に関する情報、再生回数に関する情報などを生成し、これに基づいてオリジナル動画に関する著作権を管理する。
ここで、動画著作権保護システムでアップロードされるオリジナル動画は、RMC(Ready Made Contents)動画であってもよい。RMC動画は、一般ユーザがアップロードするUGC(User Generated Contents)動画とは異なり、映画会社、放送会社などのような専門製作業者または当該分野の専門家によって製作される動画である。現在、UGC動画の大部分は従来の放送や映画の一部であり、オリジナル動画の著作権を侵害している。RMC動画は、UGC動画に比べて専門的で情報価値も高く、著作権問題が発生する可能性が低いという長所がある。
本発明に係る動画著作権保護システムは、このようにオリジナル動画に関する著作権を管理する一方、ウェブページに表示された動画の著作権情報とオリジナル動画の著作権情報とを比較することによって、オリジナル動画から複写された動画だけではなく、一般ユーザがオリジナル動画に基づいて製作したUGC動画がオリジナル動画に関する著作権を侵害するかを判断する(S120)。
もし、ウェブページを介して表示された動画がオリジナル動画に関する著作権を侵害すると判断される場合(S130)、動画著作権保護システムは、当該動画が再生されるときに広告が共に表示されるように当該ウェブページで実行される動画プレーヤに広告情報を挿入する(S140)。そして、挿入された広告が表示されることによって発生する広告収益を該当の著作権者と共有することで(S150)、オリジナル動画に関する著作権を保護する。
ここで、動画著作権保護システムは、オリジナル動画に関する著作権を侵害する動画を再生する動画プレーヤによって広告表示が可能であるかを判断する。もし、広告表示が不可能であると判断される場合、動画著作権保護システムは当該動画を再生できないように遮断したり、著作権侵害動画に関する再生設定情報に基づいて当該動画の再生許容、広告挿入などを決定してもよい。
ここで、動画著作権保護システムは、動画が再生する前に表示される再生前広告、動画が再生中に動画にオーバーレイ(overlay)される形態で表示されるオーバーレイ広告、動画が再生した後に表示される再生後広告のうち少なくとも1つが動画プレーヤによって表示されてもよく、動画が予め設定された再生時間以上を有する場合には、当該動画のストリーム中間に挿入されるインストリーム広告が表示されるようにしてもよい。
一方、動画著作権保護システムは、著作権侵害動画に対して広告を挿入すると決定された場合、当該動画が再生される動画プレーヤまたは当該動画を提供する動画サービスシステムなどから当該動画が属するカテゴリに関する情報を受信し、これに基づいて複数の広告情報のうち当該動画に関連する広告情報を抽出し、抽出した広告情報を当該動画プレーヤに挿入することによって当該動画プレーヤで動画に関連する広告、すなわち、ターゲット広告が表示されるようにしてもよい。
より具体的には、動画著作権保護システムは、動画プレーヤまたは当該動画を提供する動画サービスシステムなどから受信したカテゴリ情報と広告情報のカテゴリとを比較し、マッチングされる広告情報を動画に関連する広告情報として抽出する。例えば、動画プレーヤで再生する動画のカテゴリがスポーツである場合、動画著作権保護システムは、ビール広告を当該動画に関連するターゲット広告に関する情報として抽出してもよい。同様に、動画プレーヤで再生される動画のカテゴリが子どもである場合、動画著作権保護システムは、おもちゃの広告に関する情報を抽出することによってターゲット広告を表示してもよい。
本発明に係る動画著作権保護システムは、広告システムと連動して動画プレーヤによって広告が表示されるようにするが、この場合、動画著作権保護システムは広告情報及びカテゴリ情報を暗号化し、暗号化された広告情報を動画プレーヤに送信することによって広告に対する不正を防止することができる。
図2は、本発明の一実施形態に係る動画が提供されるウェブページを示す例示図である。
本発明に係る動画著作権保護システムによって著作権が保護される動画は、一例として、図2に示されたようなウェブページを介して提供されてもよい。ウェブページを介して動画著作権保護システムの提携会社(例えば、放送会社、音楽企画会社または流通社など)からアップロードされたRMC動画が提供されてもよい。また、動画著作権保護システムは、ウェブページを介して提供されるRMC動画に関連するUGC動画がフィルタリングされる場合、ウェブページを介してフィルタリングされたUGC動画を表示してもよい。
提携会社は、アップロードした動画の使用統計を動画著作権保護システムによって確認してもよく、動画に挿入される広告によって発生する収益が共有されてもよい。
ウェブページには一般ユーザが自身が希望する動画を容易に探すことができるように著作権者、提携会社などが提供する複数の動画が推薦動画、推薦チャネル、カテゴリごと(音楽、芸能、ドラマ、スポーツ、ニュース、教養、子ども、ゲームなど)の推薦動画、一般ユーザのヒット数の多い動画、人気チャネルなどに区分されて表示されてもよい。ここで、チャネルは、提携会社が提供する動画が提供されるウェブページとして使用されてもよく、それぞれの提携会社がアップロードした動画は当該提携会社のチャネルを介して提供されてもよい。
ユーザは、図2に示すようなウェブページを介して所望する動画またはチャネルを検索したり、所望する動画をクリックすることで当該動画を再生してもよい。このようなウェブページの一側には、図2に示すように、ディスプレイ広告(DA:Display Advertisement)210が表示されてもよい。
図3は、本発明の一実施形態に係る提携会社の動画が提供されるウェブページを示す例示図である。
図3には一例として、図2に示すウェブページを介して接続されるチャネルが図示されている。ユーザは、図3に示すようなチャネルを介して当該提携会社が提供する動画を再生してもよい。
それぞれのチャネルには、推薦動画、ヒット数の多い動画、オリジナル動画に関連するUGC(User Generated Contents)動画、チャネルに関する詳細情報、推薦チャネル(例えば、当該提携会社の他のチャネル)などが提供されてもよい。
ユーザは、図3に示すようにチャネルに含まれウェブページで実行される動画プレーヤを用いて当該チャネルに表示された動画を再生してもよい。このようなチャネルの一側にもディスプレイ広告310が表示されてもよく、動画プレーヤを介してイメージ形態にオーバーレイ広告320が表示されてもよい。
図4は、本発明の一実施形態に係るウェブページで実行される動画プレーヤを示す例示図である。
ウェブページで実行される動画プレーヤによって、図4に示すようにディスプレイ広告410とオーバーレイ広告420が表示されてもよい。ここで、動画プレーヤによって表示される広告は、動画プレーヤを含むチャネルに関連する広告または動画プレーヤによって再生される動画に関連する広告が表示されてもよい。
一般ユーザは、動画プレーヤに含まれたダウンロード機能によって有料で当該動画をダウンロードしたり、「送る」機能を用いて当該動画を他のウェブページに表示してもよい。動画を有料でダウンロードする場合、当該動画は一般ユーザの端末にファイル形態で格納されるため広告が除去されてもよく、当該動画が他のウェブページに送信された場合には、動画プレーヤによって他のウェブページでも当該動画再生時に広告が表示されてもよい。
図5は、本発明の一実施形態に係る著作権侵害動画に関する再生設定によって著作権を保護する過程を説明するための例示図である。
提携会社は、図5に示すように動画著作権保護システムが提供するインタフェースを介してユーザがアップロードしたUGC動画のうち、著作権侵害に当該してフィルタリングされた動画目録を照会してもよく、それぞれの著作権侵害動画に対するポリシーを適用することによって当該動画の再生を許容したり、広告を挿入したり、再生を中止するなどのような再生設定を行ってもよい。
図6は、本発明の一実施形態に係る動画ごとのサービス統計照会画面を示す例示図である。
図6の一例として、動画ごとのサービス統計照会画面が図示されている。提携会社は、図6に示すようなサービス統計照会画面によって動画著作権保護システムが管理しているオリジナル動画が再生された回数及びスクラップされた回数などを各オリジナル動画ごとに確認できる。
図7は、本発明の一実施形態に係る著作権管理画面を示す例示図である。
提携会社は、図7に示す著作権管理画面によって動画著作権保護システムでアップロードしたオリジナル動画に広告を挿入した回数、再生された回数、再生中止された回数などを確認してもよく、これによって動画に関する著作権を効果的に管理することができる。
図8は、本発明の一実施形態に係るターゲット広告を提供する過程を説明するためのタイミング図である。以下、本発明に係る動画著作権保護提供システムがカテゴリ情報を用いてターゲット広告を提供する過程について詳細に説明する。
まず、動画プレーヤ810が動画サービスシステム820に再生しようとする動画に関する情報をリクエストすれば(S810)、動画サービスシステム820は、当該動画プレーヤ810に動画情報と広告有無情報を送信する(S820)。
当該動画に対する広告がある場合、動画プレーヤ810は、動画著作権保護提供システム830に広告基礎情報をリクエストする一方、当該動画に対するカテゴリ情報を送信する(S830)。これによって、動画著作権保護提供システム830は、カテゴリ情報に基づいて複数の広告情報のうち再生しようとする動画に関連する広告情報を抽出し、不正を防止するために抽出した広告情報と動画プレーヤ810から受信したカテゴリ情報を暗号化する(S840)。そして、抽出された広告情報に基づいてリファー(refer)を用いて当該動画再生時に必要な広告の形態を指定することによって広告基礎情報を生成し、これを当該動画プレーヤ810に送信する(S850)。
広告基礎情報を受信した動画プレーヤ810は、これに基づいて動画著作権保護提供システム830に個別広告情報(例えば、再生前広告、オーバーレイ広告、再生後広告、インストリーム広告など)をリクエストし(S860)、これを受信した動画著作権保護提供システム830は、暗号化された広告情報とカテゴリ情報を該当する動画プレーヤ810に送信する(S870)。
それによって、動画プレーヤ810は、受信した個別広告情報に基づいて広告CDN(Contents Delivery Network)840に個別広告を呼び出すことによって(S880)、広告CDN840からカテゴリによるターゲット広告をダウンロードして再生する(S890)。
図9は、本発明の一実施形態に係る広告システムと連動してターゲット広告を提供する過程を説明するためのタイミング図である。以下、図9を参照して本発明に係る動画著作権保護システムが広告システムと連動してターゲット広告を提供する過程について詳細に説明する。
ユーザ910が再生しようとする動画を選択することによって、動画プレーヤ920に動画がロードされれば(S910)、動画プレーヤ920は動画サービスシステム930に当該動画情報をリクエストし(S915)、これを受信した動画サービスシステム930は当該動画プレーヤ920に動画に関する情報及び広告有無情報を送信する(S920)。これによって、動画プレーヤ920は再生前画面をレンダリングし(S925)、ユーザ910は再生ボタンをクリックする(S930)。
その後、動画プレーヤ920が動画著作権保護システム940に広告基礎情報をリクエストしてサービス情報を送信することで広告リクエストを行うと(S935)、動画著作権保護システム940は、当該動画に挿入する広告の形態に応じて再生前広告、オーバーレイ広告、再生後広告などのURLを当該動画プレーヤ920にリターンする(S940)。
もし、当該動画に再生前広告の表示が必要であれば、動画プレーヤ920は、広告基礎情報に基づいて動画著作権保護システム940と連動する広告システム950に再生前広告のURLをリクエストし(S945)、広告システム950から再生前広告が格納された広告CDNのURLがリターンされ(S950)、当該広告CDN960から再生前広告をダウンロードして再生する(S955)。
その後、動画プレーヤ920は再生前広告の再生が完了されれば、当該動画が格納されている動画CDN970から動画をダウンロードして再生する(S960)。
また、動画再生時に当該動画にオーバーレイ広告の表示が必要な場合には、動画プレーヤ920は、広告基礎情報に基づいて広告システム950にオーバーレイ広告のURLをリクエストし(S965)、広告システム950からオーバーレイ広告が格納されたCDNのURLがリターンされ(S970)、当該広告CDN960からオーバーレイ広告をダウンロードして再生する(S975)。
同様に、動画再生が完了した後当該動画に再生後広告の表示が必要な場合には、動画プレーヤ920は、広告基礎情報に基づいて広告システム950に再生後広告のURLをリクエストし(S980)、広告システム950から再生後広告が格納されたCDNのURLがリターンされ(S985)当該広告CDN960から再生後広告をダウンロードして再生する(S990)。
このような過程によって広告が連動される間に不正が発生することを防止するため、広告システム950は、広告が必要な時点ごとに動画プレーヤ920によって動画著作権保護システム940から提供される暗号化情報を受信し、これを用いて必要な広告を提供することができる。
図10は、本発明の一実施形態に係る動画著作権保護システムを説明するためのブロック図である。
本発明に係る動画著作権保護システム1000は、動画サービスシステム1100で提供されるオリジナル動画の著作権を管理する一方、広告システム1200と連動してオリジナル動画の著作権を侵害する動画に広告を挿入する。そのために動画著作権保護システム1000は、著作権管理部1010、侵害判断部1020、広告情報挿入部1030及び広告収入共有部1040を備える。
著作権管理部1010は、動画著作権保護システム1000にアップロードされたオリジナル動画が拡散された回数と再生された回数をモニタリングし、オリジナル動画の拡散回数に関する情報と再生回数に関する情報を生成し、これに基づいてオリジナル動画に関する著作権を管理する。ここで、オリジナル動画は一例としてRMC動画であってもよい。
侵害判断部1020は、オリジナル動画に関する著作権情報に基づいてウェブページを介して表示された動画がオリジナル動画に関する著作権を侵害するかを判断する。
広告情報挿入部1030は、侵害判断部1020がウェブページを介して表示された動画がオリジナル動画に関する著作権を侵害すると判断すれば、当該動画を再生時に広告が表示されるように当該ウェブページで実行される動画プレーヤに広告情報を挿入する。ここで、広告情報挿入部1030は、当該動画プレーヤによって広告の表示が可能であるかを判断する。そして、広告の表示が不可能であると判断される場合には、当該動画を再生できないように遮断してもよい。
また、広告情報挿入部1030は、著作権を侵害する動画に対して予め設定された再生設定情報に基づいて当該動画の再生許容、再生遮断または広告挿入の有無を決定してもよい。
著作権侵害動画に対するポリシーとして、広告を挿入することが決定された場合、広告情報挿入部1030は、再生前広告、オーバーレイ広告、インストリーム広告、及び再生後広告のうち当該動画プレーヤによって表示される広告の形態を決定してもよい。
広告収益共有部1040は、広告情報挿入部1030によって動画プレーヤに広告情報が挿入されることで、動画再生時表示する広告によって発生する広告収益を該当の著作権者と共有する。
一方、図10には図示していないが、本発明に係る動画著作権保護システム1000は、動画プレーヤまたは当該動画を提供する動画サービスシステムなどから動画が属するカテゴリに関する情報を受信する受信部、及び動画が属するカテゴリに関する情報に基づいて複数の広告情報のうち、動画に関連する広告情報を抽出する広告情報抽出部をさらに備えることによって、動画再生時に当該動画のカテゴリ、テーマ、内容などに関連するターゲット広告を再生してもよい。この場合、広告情報挿入部1030は、広告情報抽出部で抽出された広告情報を当該動画プレーヤに挿入してもよい。
また、本発明に係る動画著作権保護システム1000は、広告情報及びカテゴリに関する情報を暗号化する暗号化部をさらに備えてもよい。この場合、広告情報挿入部1030は、暗号化部により暗号化された広告情報を動画プレーヤに挿入することによって広告に対する不正を防止することができる。
このように広告収益を用いて動画の著作権を保護することで、著作権所有者は著作権を侵害するUGC動画を無条件に削除または遮断するよりも多い収益の分配を受けることができ、より高い広報効果が期待される。また、一般ユーザは、広告表示の代価として著作権の生じている動画を無料で閲覧でき、既に遮断された不法動画を合法的に使用できる。
以上で説明した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、及び/またはハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組合せで実現されてもよい。例えば、実施形態で説明された装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサー、または、命令(instruction)を実行して応答することのできるそれぞれの装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的のコンピュータを用いて実現されてもよい。処理装置は、運用体制(OS)及び上述した運用体制上で行われる1つ以上のソフトウェアアプリケーションを用いてもよい。また、処理装置はソフトウェアの実行に応答し、データをアクセス、格納、操作、処理及び生成してもよい。理解の便宜のために、処理装置は1つ用いられるものと説明される場合もあるが、当該技術分野で通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)及び/または複数類型の処理要素を含んでいることが分かる。例えば、処理装置は、複数のプロセッサまたは1つのプロセッサ及び1つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサのような他の処理構成も可能である。
ソフトウェアは、コンピュータプログラム(computer program)、コード(code)、命令(instruction)、または、このうちの1つ以上の組合せを含んでもよく、希望のとおりに動作するよう処理装置を構成したり独立的または結合的に処理装置を命令してもよい。ソフトウェア及び/またはデータは、処理装置によって解釈されたり処理装置に命令またはデータを提供するために、ある類型の機械、構成要素、物理的装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体または装置、または送信される信号波に永久的または一時的に具体化される。ソフトウェアは、ネットワークに接続されたコンピュータシステム上に分散し、分散された方法で格納されたり実行されてもよい。ソフトウェア及びデータは1つ以上のコンピュータ読み出し可能記録媒体に格納されてもよい。
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段を介して様々な処理を実行することができるプログラム命令の形態で実現され、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読取可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などのうちの1つまたはその組合せを含んでもよい。媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり、使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、光ディスクのような光磁気媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれてもよい。
上述したように、本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から多様な修正及び変形が可能である。
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲だけではなく特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。

Claims (16)

  1. コンピュータで実現される動画著作権保護方法において、
    動画著作権保護システムがオリジナル動画に関する著作権情報に基づいてウェブページを介して表示された動画が前記オリジナル動画に関する著作権を侵害するかを判断するステップと、
    前記ウェブページを介して表示された動画が前記オリジナル動画に関する著作権を侵害すると判断される場合、前記動画再生時に広告が表示されるように前記ウェブページで実行される動画プレーヤに広告情報を挿入するステップと、
    前記広告が表示されることによって発生する広告収益を前記オリジナル動画の著作権者と共有するステップと、
    を含むことを特徴とする動画著作権保護方法。
  2. 前記オリジナル動画が拡散された回数と再生された回数をモニタリングして前記オリジナル動画の拡散回数に関する情報と再生回数に関する情報を生成し、これに基づいて前記オリジナル動画に関する著作権を管理するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の動画著作権保護方法。
  3. 前記オリジナル動画に関する著作権を侵害するかを判断するステップの後に、
    前記動画プレーヤによって前記広告の表示が可能であるかを判断するステップと、
    前記広告の表示が不可能であると判断される場合、前記動画を再生できないように遮断するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の動画著作権保護方法。
  4. 前記著作権を侵害する動画に関する再生設定情報に基づいて前記動画の再生許容、再生遮断、または広告挿入有無を決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の動画著作権保護方法。
  5. 前記オリジナル動画は、RMC(Ready Made Contents)であることを特徴とする請求項1に記載の動画著作権保護方法。
  6. 前記広告は、前記動画が再生する前に表示される再生前広告、前記動画が再生中に前記動画にオーバーレイされる形態に表示されるオーバーレイ広告、及び前記動画が再生した後に表示される再生後広告のうち少なくとも1つの形態に表示されることを特徴とする請求項1に記載の動画著作権保護方法。
  7. 前記ウェブページを介して表示された動画が属するカテゴリに関する情報を受信するステップと、
    前記動画が属するカテゴリに関する情報に基づいて複数の広告情報のうち前記動画に関連する広告情報を抽出するステップと、
    をさらに含み、
    前記広告情報を挿入するステップは、前記抽出された広告情報を前記動画プレーヤに挿入するステップであることを特徴とする請求項1に記載の動画著作権保護方法。
  8. 前記カテゴリに関する情報を受信するステップの後に、前記広告に対する不正を防止するために前記広告情報及びカテゴリに関する情報を暗号化するステップをさらに含み、
    前記広告情報を挿入するステップは、前記暗号化された広告情報を前記動画プレーヤに挿入するステップであることを特徴とする請求項7に記載の動画著作権保護方法。
  9. オリジナル動画に関する著作権情報に基づいてウェブページを介して表示された動画が前記オリジナル動画に関する著作権を侵害するかを判断する侵害判断部と、
    前記ウェブページを介して表示された動画が前記オリジナル動画に関する著作権を侵害すると判断される場合、前記動画再生時に広告が表示されるように前記ウェブページで実行される動画プレーヤに広告情報を挿入する広告情報挿入部と、
    前記広告が表示されることによって発生する広告収益を前記オリジナル動画の著作権者と共有する広告収益共有部と、
    を備えることを特徴とする動画著作権保護システム。
  10. 前記オリジナル動画が拡散された回数と再生された回数をモニタリングして前記オリジナル動画の拡散回数に関する情報と再生回数に関する情報を生成し、これに基づいて前記オリジナル動画に関する著作権を管理する著作権管理部をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の動画著作権保護システム。
  11. 前記広告情報挿入部は、前記動画プレーヤによって前記広告の表示が可能であるかを判断し、前記広告の表示が不可能であると判断される場合、前記動画を再生できないように遮断することを特徴とする請求項9に記載の動画著作権保護システム。
  12. 前記広告情報挿入部は、前記著作権を侵害する動画に関する再生設定情報に基づいて前記動画の再生許容、再生遮断または広告挿入有無を決定することを特徴とする請求項9に記載の動画著作権保護システム。
  13. 前記オリジナル動画はRMCであることを特徴とする請求項9に記載の動画著作権保護システム。
  14. 前記広告は、前記動画が再生する前に表示される再生前広告、前記動画が再生中に前記動画にオーバーレイされる形態に表示されるオーバーレイ広告、及び前記動画が再生した後に表示される再生後広告のうち少なくとも1つの形態に表示されることを特徴とする請求項9に記載の動画著作権保護システム。
  15. 前記ウェブページを介して表示された動画が属するカテゴリに関する情報を受信する受信部と、
    前記動画が属するカテゴリに関する情報に基づいて複数の広告情報のうち、前記ウェブページを介して表示された動画に関連する広告情報を抽出する広告情報抽出部と、
    をさらに備え、
    前記広告情報挿入部は、前記抽出された広告情報を前記動画プレーヤに挿入することを特徴とする請求項9に記載の動画著作権保護システム。
  16. 前記広告に対する不正を防止するために前記広告情報及びカテゴリに関する情報を暗号化する暗号化部をさらに備え、
    前記広告情報挿入部は、前記暗号化された広告情報を前記動画プレーヤに挿入することを特徴とする請求項15に記載の動画著作権保護システム。
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