JP2014036303A - 通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】機器の使用時間を考慮して効率的なデータ通信が可能な通信システムを提供するする。
【解決手段】通信システムは、2次電池を駆動電源として動作するルータ装置と、ルータ装置を介してネットワークと接続され、それぞれネットワークを用いたデータ通信を実行することが可能な複数の端末装置とを備える。各端末装置は、ルータ装置から2次電池を駆動電源としてルータ装置を利用可能な残量時間を取得する残量時間取得手段と、端末装置の通信要求時間と比較する比較手段と、比較手段の比較結果に基づいて自機あるいは他機の端末装置の通信接続を制御する通信制御手段とを含む。
【選択図】図2
【解決手段】通信システムは、2次電池を駆動電源として動作するルータ装置と、ルータ装置を介してネットワークと接続され、それぞれネットワークを用いたデータ通信を実行することが可能な複数の端末装置とを備える。各端末装置は、ルータ装置から2次電池を駆動電源としてルータ装置を利用可能な残量時間を取得する残量時間取得手段と、端末装置の通信要求時間と比較する比較手段と、比較手段の比較結果に基づいて自機あるいは他機の端末装置の通信接続を制御する通信制御手段とを含む。
【選択図】図2
Description
この発明は、通信システムに関し、2次電池を有するルータ装置を含む通信システムに関する。
近年、ネットワーク技術の発展により、モバイルコンピューティングが普及しており、ルータ装置についても、手軽に持ち運べるコンパクトな製品が開発されてる。この点で2次電池を電源として利用するタイプのものが挙げられ、2次電池の機能の低下を抑制する種々の方式が提案されている(特許文献1および2)。
ルータ装置は、複数の機器と並列的にデータ通信することが可能に構成されているため、機器の数が多ければ多いほど、通信処理に応じた消費電力が増大し、2次電池の電池残量が減少する。
一方で、複数の機器のユーザの使用時間はそれぞれ異なるため使用時間を考慮して通信接続を制御することにより2次電池の電池残量の減少を抑制して長時間の利用が可能となる。
本発明は上記のような問題を解決するためになされたものであって、機器の使用時間を考慮して効率的なデータ通信が可能な通信システムを提供することを目的とする。
本発明のある局面に従う通信システムは、2次電池を駆動電源として動作するルータ装置と、ルータ装置を介してネットワークと接続され、それぞれネットワークを用いたデータ通信を実行することが可能な複数の端末装置とを備える。各端末装置は、ルータ装置から2次電池を駆動電源としてルータ装置を利用可能な残量時間を取得する残量時間取得手段と、端末装置の通信要求時間と比較する比較手段と、比較手段の比較結果に基づいて自機あるいは他機の端末装置の通信接続を制御する通信制御手段とを含む。
好ましくは、端末装置の通信要求時間は、ユーザにより入力される。
好ましくは、端末装置は、優先的に使用する機器を示す優先度を設定するための優先度設定手段をさらに含み、端末装置の通信制御手段は、比較手段の比較結果に基づいて他機の端末装置との通信を実行し、自機および他機の端末装置の優先度を比較し、比較結果に基づいて自機の端末装置の優先度が他機の端末装置の優先度よりも高い場合にはルータ装置との通信接続を切断するように他機の端末装置に指示する。
好ましくは、端末装置は、優先的に使用する機器を示す優先度を設定するための優先度設定手段をさらに含み、端末装置の通信制御手段は、比較手段の比較結果に基づいて他機の端末装置との通信を実行し、自機および他機の端末装置の優先度を比較し、比較結果に基づいて自機の端末装置の優先度が他機の端末装置の優先度よりも高い場合にはルータ装置との通信接続を切断するように他機の端末装置に指示する。
特に、端末装置の通信制御手段は、比較結果に基づいて自機の端末装置の優先度が他機の端末装置の優先度よりも高くない場合にはルータとの通信接続を切断する。
好ましくは、ルータ装置は、複数の端末装置のうちの少なくとも1つの端末装置から通信接続の要求を受けた場合には、通信接続により2次電池を駆動電源としてルータ装置を利用可能な残量時間を算出する算出手段と、算出手段により算出された残量時間を各端末装置に通知する通知手段とを含む。
機器の使用時間を考慮して効率的なデータ通信が可能である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
以下、実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。以下の説明では、ルータ機能を備えたスマートフォンなどの携帯電話機(携帯通信端末)をルータ装置として用いた例について説明する。もっとも、この発明の適用対象は携帯電話機に限られるものでなく、電話機能を備えていないルータ装置もこの発明の実施の形態の1つである。
[通信システムの全体構成]
図1は、一実施の形態による通信システムの構成を説明する図である。
図1は、一実施の形態による通信システムの構成を説明する図である。
図1を参照して、携帯電話機10は、基地局2と電話通信網(ネットワーク)を介して接続されている。また、複数の端末装置20A〜20C(総称して端末装置20とも称する)(本例においては3台)が設けられており、各端末装置20A〜20Cは、携帯電話機10と無線LAN通信(WiFi通信)を実行することが可能なように構成されている。
本例においては、携帯電話機10がルータ機能を備えており、各端末装置20A〜20Cが携帯電話機10を介してネットワークと接続される構成について説明する。
図2は、携帯電話機10および端末装置20の機能ブロック図である。
図2を参照して、携帯電話機10(ルータ装置とも称する)は、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12(RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、不揮発性メモリ等)、2次電池13、無線通信部15(外部ネットワーク用)、無線通信部16(内部ネットワーク用)、各部を接続する内部バス17と、アンテナ18とを含む。
図2を参照して、携帯電話機10(ルータ装置とも称する)は、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12(RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、不揮発性メモリ等)、2次電池13、無線通信部15(外部ネットワーク用)、無線通信部16(内部ネットワーク用)、各部を接続する内部バス17と、アンテナ18とを含む。
CPU11は、メモリ12に格納されたプログラムを実行することによって、携帯電話機10の全体の動作を制御する。なお、後述するフローもメモリ12に格納されたプログラムを実行することにより実現される。
無線通信部15(外部ネットワーク用)は、CPU11の指令に基づいて、アンテナ18を介して無線基地局との間で無線通信を実行する。
無線通信部16(内部ネットワーク用)は、CPU11の指令に基づいて、アンテナ18を介して各端末装置20A〜20Cとの間で無線LAN通信を実行する。
2次電池13は、携帯電話機10の駆動電源として用いられる。
なお、ここでは、携帯電話機10の電話機能や、ユーザが携帯電話機10に数字および文字などの入力操作を行なうためのハードウェアキー等の入力機能については図示を省略している。
なお、ここでは、携帯電話機10の電話機能や、ユーザが携帯電話機10に数字および文字などの入力操作を行なうためのハードウェアキー等の入力機能については図示を省略している。
端末装置20A(子機とも称する)は、CPU(Central Processing Unit)21A、メモリ22A、2次電池23A、無線通信部24A、LCD25A、入力部26A、アンテナ27A、各部を接続するための内部バス28Aと、タイマ29Aとを含む。
CPU21Aは、メモリ22Aに格納されたプログラムを実行することによって、端末装置20Aの全体の動作を制御する。なお、後述するフローもメモリ22Aに格納されたプログラムを実行することにより実現される。
無線通信部24Aは、CPU21Aの指令に基づいて、アンテナ27Aを介して携帯電話機10との間で無線通信を実行する。
2次電池23Aは、端末装置20Aの駆動電源として用いられる。
タイマ29Aは、計時機能を有し、必要に応じてCPU21Aに時間情報を出力する。なお、本例においては、CPU21Aは、タイマ29Aを用いてデータ通信を開始してからの経過時間に関する情報を取得可能である。
タイマ29Aは、計時機能を有し、必要に応じてCPU21Aに時間情報を出力する。なお、本例においては、CPU21Aは、タイマ29Aを用いてデータ通信を開始してからの経過時間に関する情報を取得可能である。
LCD25Aは、情報を表示する表示部であり、一例として、本例においては液晶ディスプレイの場合について説明するが、特に液晶に限られず、有機EL等を用いるようにしても良い。
入力部26Aは、情報を入力する入力インターフェイスである。
端末装置20Bについても端末装置20Aと同様の構成である。
端末装置20Bについても端末装置20Aと同様の構成である。
当該端末装置20Aおよび20Bは、携帯電話機10(ルータ装置)を介して互いに通信しることも可能である。また、図1で説明した端末装置20Cについても端末装置20Aあるいは20Bと基本的には同様の構成であるのでその詳細な説明については省略する。
[端末装置側の通信接続手順]
図3は、本発明の実施の形態に従う端末装置20Aの通信接続を説明するフロー図である。なお、端末装置20B、20Cについても同様である。当該フローは、CPU21Aがメモリ22Aに格納されているプログラムを実行することにより実現される。
図3は、本発明の実施の形態に従う端末装置20Aの通信接続を説明するフロー図である。なお、端末装置20B、20Cについても同様である。当該フローは、CPU21Aがメモリ22Aに格納されているプログラムを実行することにより実現される。
図3を参照して、まず、通信設定の開始の指示が有るかどうかを判断する(ステップS2)。具体的には、CPU21Aは、端末装置20Aの入力部26Aを介して通信接続のための通信設定の開始の指示の入力が有ったかどうかを判断する。例えば、一例として端末装置20Aの入力部26Aの一部として通信設定の開始ボタンが設けられているものとする。
ステップS2において、CPU21Aは、通信設定の開始の指示が有ると判断した場合(ステップS2においてYES)には、LCD25Aに対して通信設定の画面(図4)を表示する(ステップS4)。
次に、CPU21Aは、通信設定の画面において設定が完了したかどうかを判断する(ステップS6)。
CPU21Aは、通信設定の画面において、設定が完了したと判断した場合(ステップS6においてYES)には、通信接続を要求する(ステップS8)。CPU21Aは、無線通信部24Aに指示してアンテナ27Aを介して携帯電話機10に対して通信接続要求信号を送信する。
そして、次に、通信接続処理を実行する(ステップS10)。具体的には、CPU21Aは、無線通信部24Aを介して携帯電話機10からの応答信号を受信して、通信接続処理を実行する。
次に、CPU21Aは、無線通信部24Aを介して携帯電話機10から送信される電池残量情報(電池残量時間)を取得したかどうかを判断する(ステップS12)。
ステップS12において、CPU21Aは、無線通信部24Aを介して携帯電話機10から送信される電池残量情報を取得したと判断した場合(ステップS12においてYES)には、通信継続許可判断処理を実行する(ステップS14)。通信継続許可判断処理の詳細については後述する。
そして、次に、CPU21Aは、通信継続許可判断処理の結果として通信継続がOKかどうかを判断する(ステップS16)。
ステップS16において、CPU21Aは、通信継続がOKであると判断した場合(ステップS16においてYES)には、ステップS12に戻る。
一方、ステップS16において、CPU21Aは、通信継続がNGであると判断した場合(ステップS16においてNO)には、通信切断処理を実行する(ステップS18)。具体的には、CPU21Aは、無線通信部24Aを介して通信切断要求信号を携帯電話機10に送信する。これによりネットワークから切り離される。
そして、処理を終了する(エンド)。
図4は、本発明の実施の形態に従う通信設定の画面を説明する図である。
図4は、本発明の実施の形態に従う通信設定の画面を説明する図である。
図4を参照して、ここでは、端末装置20Aに対する通信設定の開始の指示に従ってLCD25Aに通信設定の通信設定画面100が表示される場合が示されている。
通信設定画面100には、端末装置20Aが携帯電話機10を用いたデータ通信を使用する使用時間と、端末装置20Aのデータ通信の優先度を設定する画面が示されている。
具体的には、使用時間について使用時間を設定する設定領域102が設けられており、ユーザが入力部26Aを用いて任意に使用を希望する時間を入力することが可能である。また、優先度の高、低のラジオボタン104が設けられており、選択的にいずれか一方のラジオボタンを選択することが可能である。
そして、「OK」ボタン106を押下することにより、通信設定画面100に入力された設定内容が確定される。すなわち、通信設定が完了したと判断される。一方、「Cancel」ボタン108を押下した場合には、通信設定に関する処理を終了するものとする。
図5は、本発明の実施の形態に従う通信継続許可判断処理を説明するフロー図である。
図5を参照して、まず、CPU21Aは、通信要求時間を取得する(ステップS20)。具体的には、CPU21Aは、タイマ29Aにアクセスしてデータ通信を開始してからの経過時間を取得し、通信設定画面で入力した使用時間から当該経過時間を減算して通信要求時間を取得する。
図5を参照して、まず、CPU21Aは、通信要求時間を取得する(ステップS20)。具体的には、CPU21Aは、タイマ29Aにアクセスしてデータ通信を開始してからの経過時間を取得し、通信設定画面で入力した使用時間から当該経過時間を減算して通信要求時間を取得する。
そして、次に、CPU21Aは、通信要求時間と電池残量時間とを比較する(ステップS22)。
そして、CPU21Aは、電池残量時間が通信要求時間以上であるかどうかを判断する(ステップS24)。
ステップS24において、CPU21Aは、電池残量時間が通信要求時間以上であると判断した場合(ステップS24においてYES)には、ステップS26に進む。
そして、CPU21Aは、他の子機(端末装置)から切断指令が有るかどうかを判断する(ステップS26)。具体的には、CPU21Aは、無線通信部24Aを介して他の子機(端末装置)から送信された切断指令を受け付けたかどうかを判断する。
ステップS26において、CPU21Aは、別の子機からの切断指令が有ると判断した場合(ステップS26においてYES)には、切断要求画面を表示する(ステップS30)。図示しないがCPU21Aは、LCD25Aに「ルータ装置の電池残量に基づいてデータ通信を切断することが要求されています」等が表示された切断要求画面をポップアップ表示してデータ通信が切断されることを通知する。
そして、次に、CPU21Aは、通信継続NGとする(ステップS32)。そして、処理を終了する(リターン)。これによりデータ通信の切断処理が実行される。
この場合の処理としては、自機のデータ通信に関しては、電池残量時間と通信要求時間とを比較して、電池残量時間が通信要求時間以上である場合であっても例えば他の子機が当該条件を満たしていない場合があり、その場合には後述する優先度の比較に基づいて優先度の高い他の子機からの切断指令を受け付ける場合がある。優先度の高い子機からの切断指令を受け付けた場合には、当該受け付けた自機のデータ通信の切断処理を実行することによりルータ装置の電池残量時間を延ばし優先度の高い他の子機がデータ通信する時間を延ばすことが可能である。すなわち、優先度の高い他の子機について使用時間を満たさない場合には、自機のデータ通信を切断することにより優先度の高い他の子機を優先して効率的なデータ通信を実行することが可能である。
一方、ステップS26において、CPU21Aは、別の子機からの切断指令が無いと判断した場合(ステップS26においてNO)には、通信継続OKとする(ステップS28)。
そして、処理を終了する(リターン)。これによりデータ通信が継続される。
ステップS24において、CPU21Aは、電池残量時間が通信要求時間以上で無いと判断した場合(ステップS24においてNO)には、通信接続されている他の子機が有るかどうかを判断する(ステップS34)。
ステップS24において、CPU21Aは、電池残量時間が通信要求時間以上で無いと判断した場合(ステップS24においてNO)には、通信接続されている他の子機が有るかどうかを判断する(ステップS34)。
ステップS34において、CPU21Aは、通信接続されている他の子機が有ると判断した場合(ステップS34においてYES)には、他の子機と通信する(ステップS36)。具体的には、CPU21Aは、無線通信部24Aにより携帯電話機10を介して他の子機(端末装置)とデータ通信する。その際、他の子機(端末装置)に設定されているデータ通信の優先度に関する情報を取得する。
次に、CPU21Aは、優先度を比較する(ステップS38)。データ通信により取得した他の子機(端末装置)で設定されている優先度と自機で設定されている優先度とを比較する。
次に、CPU21Aは、自機の優先度が高いかどうかを判断する(ステップS40)。
ステップS40において、CPU21Aは、自機の優先度が高いと判断した場合(ステップS40においてYES)には、切断指令を送信する(ステップS42)。すなわち、CPU21Aは、無線通信部24Aにより携帯電話機10を介して他の子機(端末装置)に切断指令を送信する。
ステップS40において、CPU21Aは、自機の優先度が高いと判断した場合(ステップS40においてYES)には、切断指令を送信する(ステップS42)。すなわち、CPU21Aは、無線通信部24Aにより携帯電話機10を介して他の子機(端末装置)に切断指令を送信する。
そして、CPU21Aは、通信継続OKとする(ステップS44)。そして、処理を終了する(リターン)。これによりデータ通信が継続される。
この場合の処理としては、自機のデータ通信に関しては、電池残量時間と通信要求時間とを比較して、電池残量時間が通信要求時間未満である場合であっても例えば他の子機のデータ通信を切断すれば電池残量時間が延びて、当該条件を満たす可能性がある。それで、優先度の比較に基づいて優先度の低い他の子機に切断指令を送信し、データ通信の切断処理を実行することによりルータ装置の電池残量時間を延ばし優先度の高い自機がデータ通信する時間を延ばすことが可能である。すなわち、ルータ装置の2次電池の電池残量と自機の使用時間とを比較して、使用時間を満たさない場合であっても、優先度の低い他の子機のデータ通信を切断することにより優先度の高い自機を優先して効率的なデータ通信を実行することが可能である。
ステップS40において、CPU21Aは、自機の優先度が高くないと判断した場合(ステップS40においてNO)には、通信継続NGとする。そして、処理を終了する(リターン)。これによりデータ通信の切断処理が実行される。
この場合の処理として、自機のデータ通信に関しては、電池残量時間と通信要求時間とを比較して、電池残量時間が通信要求時間未満である場合には他の子機とデータ通信した結果、自機の優先度が他の子機よりも低い場合には、優先度が高い他の子機を優先して、自機のデータ通信を切断する。これにより、電池残量時間が延びて、優先度の高い他の子機がデータ通信する時間を延ばすことが可能である。すなわち、ルータ装置の2次電池の電池残量と自機の使用時間とを比較して、使用時間を満たさない場合に、優先度の低い自機のデータ通信を切断することにより、優先度の高い他の子機を優先して効率的なデータ通信を実行することが可能である。
ステップS34において、CPU21Aは、他の子機が無いと判断した場合(ステップS34においてNO)には、設定変更を要求する(ステップS48)。具体的には、CPU21Aは、無線通信部24Aにより携帯電話機10のルータ機能の設定の変更を要求する。具体的には、無線通信の処理を遅くして、携帯電話機10の2次電池13の電池残量の減少速度を抑制する。
そして、CPU21Aは、通信継続OKとする(ステップS50)。
そして、処理を終了する(リターン)。これによりデータ通信が継続される。
そして、処理を終了する(リターン)。これによりデータ通信が継続される。
図6は、本発明の実施の形態に従う携帯電話機10の処理を説明するフロー図である。
図6を参照して、CPU11は、通信接続要求/通信切断要求が有るかどうかを判断する(ステップS60)。具体的には、CPU11は、無線通信部16を介して子機(端末装置)から通信接続要求信号/通信切断要求信号を受信したかどうかを判断する。
図6を参照して、CPU11は、通信接続要求/通信切断要求が有るかどうかを判断する(ステップS60)。具体的には、CPU11は、無線通信部16を介して子機(端末装置)から通信接続要求信号/通信切断要求信号を受信したかどうかを判断する。
ステップS60において、CPU11は、通信接続要求/通信切断要求が有ると判断した場合(ステップS60においてYES)には、通信接続処理/通信切断処理を実行する(ステップS62)。CPU11は、通信接続要求信号に従って当該信号を送信した子機(端末装置)に応答信号を送信する。当該応答信号には、データ通信に必要な各種の制御データ等も含まれるものとする。CPU11は、当該通信接続処理に従い通信要求信号を送信してきた子機(端末装置)に関する情報をメモリ12に登録してネットワークを形成する。各子機(端末装置)それぞれに対して実行するものとする。
次に、CPU11は、平均使用電流を算出する(ステップS64)。具体的には、ネットワークに接続されている子機(端末装置)の台数および携帯電話機10の使用状況に基づく使用電流を算出する。使用電流は、例えば、2次電池からの電流を電流センサを用いて所定期間モニタして、平均使用電流を算出することが可能である。あるいは、2次電池の容量をモニタして平均使用電流を算出するようにしても良い。
次に、CPU11は、使用可能時間を算出する(ステップS66)。具体的には、2次電池13の残容量から平均使用電流に従って使用可能時間を算出する。
次に、CPU11は、算出結果に基づいて電池残量情報として使用可能時間を通知する(ステップS68)。具体的には、無線通信部16によりネットワークに接続されている全ての子機(端末装置)に使用可能時間を通知する。また、使用可能時間とともに、メモリ12に登録されているネットワークを形成(接続)している全ての子機の情報(IPアドレス等)も送信する。そして、ステップS60に戻る。全ての子機の情報が送信されることにより当該情報を受信した子機(端末装置)は当該情報に基づいて他のそれぞれの子機と携帯電話機10を介してデータ通信することが可能である。
一方、ステップS60において、CPU11は、通信接続要求/通信切断要求が無いと判断した場合(ステップS60においてNO)には、設定変更の要求が有るかどうかを判断する(ステップS70)。具体的には、CPU11は、無線通信部16を介して子機(端末装置)から設定変更の要求を受け付けたかどうかを判断する。
ステップS70において、CPU11は、設定変更の要求が有ると判断した場合(ステップS70においてYES)には、設定変更処理を実行する(ステップS72)。無線通信部における無線通信の処理を遅くして、携帯電話機10の2次電池13の電池残量の減少速度を抑制する。なお、一度変更した場合には、再び、設定変更の要求を受け付けないようにすることが可能である。
そして、ステップS60に戻る。
一方、ステップS70において、CPU11は、設定変更の要求が無いと判断した場合(ステップS70においてNO)には、再び、ステップS60に戻る。
一方、ステップS70において、CPU11は、設定変更の要求が無いと判断した場合(ステップS70においてNO)には、再び、ステップS60に戻る。
すなわち、当該処理により、通信接続要求/通信切断要求があれば全ての子機に対して携帯電話機の電池残量情報として使用可能時間が通知される。そして、各子機について、上記したようにルータ装置の2次電池の電池残量と機器の使用時間とに基づいて効率的なデータ通信を実行する。
図7は、携帯電話機10と、複数の端末装置との通信接続の関係を説明する具体例である。
図7を参照して、一例として、携帯電話機10と、3台の端末装置が設けられている場合が示されている。
ここで、携帯電話機10は、ルータ装置として機能するためルータ装置Rとして標記している。
また、端末装置20A〜20Cについて、それぞれ子機として機能するため子機TA〜TCとして標記している。
本例においては、子機TA,TBがルータ装置Rと通信接続された状態であり、子機TCについて、新たにルータ装置Rとの間で通信接続する場合について説明する。
ここで、子機TCについては、優先度高に設定するとともに、使用時間を30分に設定したものとする。
また、子機TAの優先度は高、子機TBの優先度は低であるものとする。
そして、子機TCがネットワークに接続された場合、ルータ装置Rから2次電池の電池残量時間として30分の情報を取得したものとする。
そして、子機TCがネットワークに接続された場合、ルータ装置Rから2次電池の電池残量時間として30分の情報を取得したものとする。
子機TCは、使用時間(通信要求時間)と電池残量時間とを比較して電池残量時間の方が短いと判断して、他の子機と通信する。
子機TAは優先度高であり、子機TCと同じ優先度である。一方、子機TBは、優先度低であり、子機TCよりも優先度が低い。
従って、子機TCは、子機TBに対して切断指令を送信する。
これにより、子機TBは、ルータ装置Rとの通信接続が切断される。
これにより、子機TBは、ルータ装置Rとの通信接続が切断される。
そして、ルータ装置Rは、再び、電池残量時間を計算して子機TA,TCに出力する。この場合は、ルータ装置Rから電池残量時間30分の通知がされた場合が示されている。
当該方式により、使用用途を考慮して、使用時間よりも電池残量時間が短い場合には、優先度が低い子機を検索して、優先度が低い子機の通信接続を切断することにより優先度が高い子機について効率的なデータ通信を実行することが可能である。
図8は、携帯電話機10と、複数の端末装置との接続の関係を説明する別の具体例である。
図8を参照して、一例として、携帯電話機10と、3台の端末装置が設けられている場合が示されている。携帯電話機10をここでは、ルータ装置として機能するためルータ装置Rとして標記している。
また、端末装置20A〜20Cについて、それぞれ子機として機能するため子機TA〜TCとして標記している。
本例においては、子機TA,TBがルータ装置Rと通信接続された状態であり、子機TCについて、新たにルータ装置Rとの間で通信接続する場合について説明する。
ここで、子機TCについては、優先度低に設定するとともに、使用時間を30分に設定したものとする。
また、子機TAの優先度は高、子機TBの優先度は低であるものとする。
そして、子機TCがネットワークに接続された場合、ルータ装置Rから2次電池の残量時間として30分の情報を取得したものとする。
そして、子機TCがネットワークに接続された場合、ルータ装置Rから2次電池の残量時間として30分の情報を取得したものとする。
子機TCは、使用時間(通信要求時間)と電池残量時間とを比較して電池残量時間の方が短いと判断して、他の子機と通信する。
子機TAは優先度高であり、子機TCの方が優先度が低い。また、子機TBは、優先度低であり、子機TCと同じ優先度である。
従って、子機TCは、自機に関してルータ装置Rとの間での通信接続が難しいと判断して、通信継続NGと判断する。すなわち、子機TCは、ルータ装置Rとの通信接続を切断する。
当該方式により、使用用途を考慮して、使用時間よりも電池残量時間が短い場合には、優先度が低い子機を検索して、優先度が低い子機が見つからない場合には、自機の通信接続を切断することにより他の優先度が高い子機について効率的なデータ通信を実行することが可能である。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 基地局、10 携帯電話機、11,21A,21B CPU、12,22A,22B メモリ、13,23A,23B 2次電池、29A,29B タイマ、15,16,24A,24B 無線通信部、17,28A,28B 内部バス、18,27A,27B アンテナ、20A〜20C 端末装置、26A,26B 入力部。
Claims (5)
- 2次電池を駆動電源として動作するルータ装置と、
前記ルータ装置を介してネットワークと接続され、それぞれ前記ネットワークを用いたデータ通信を実行することが可能な複数の端末装置とを備え、
各前記端末装置は、
前記ルータ装置から前記2次電池を駆動電源として前記ルータ装置を利用可能な残量時間を取得する残量時間取得手段と、
前記端末装置の通信要求時間と比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に基づいて自機あるいは他機の端末装置の通信接続を制御する通信制御手段とを含む、通信システム。 - 前記端末装置の通信要求時間は、ユーザにより入力される、請求項1記載の通信システム。
- 前記端末装置は、優先的に使用する機器を示す優先度を設定するための優先度設定手段をさらに含み、
前記端末装置の前記通信制御手段は、
前記比較手段の比較結果に基づいて他機の端末装置との通信を実行し、
前記自機および前記他機の端末装置の優先度を比較し、
前記比較結果に基づいて前記自機の端末装置の優先度が前記他機の端末装置の優先度よりも高い場合には前記ルータ装置との通信接続を切断するように前記他機の端末装置に指示する、請求項1記載の通信システム。 - 前記端末装置の前記通信制御手段は、
前記比較結果に基づいて前記自機の端末装置の優先度が前記他機の端末装置の優先度よりも高くない場合には前記ルータとの通信接続を切断する、請求項3記載の通信システム。 - 前記ルータ装置は、
前記複数の端末装置のうちの少なくとも1つの端末装置から通信接続の要求を受けた場合には、通信接続により前記2次電池を駆動電源として前記ルータ装置を利用可能な残量時間を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された残量時間を各前記端末装置に通知する通知手段とを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012175931A JP2014036303A (ja) | 2012-08-08 | 2012-08-08 | 通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012175931A JP2014036303A (ja) | 2012-08-08 | 2012-08-08 | 通信システム |
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ID=50285041
Family Applications (1)
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JP2012175931A Pending JP2014036303A (ja) | 2012-08-08 | 2012-08-08 | 通信システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017152783A (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 情報処理装置、モバイルルーター、無線通信システム、無線通信方法、及びプログラム |
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2012
- 2012-08-08 JP JP2012175931A patent/JP2014036303A/ja active Pending
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JP2017152783A (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 情報処理装置、モバイルルーター、無線通信システム、無線通信方法、及びプログラム |
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