JP2014035605A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異物等による誤検知から復帰することができる入力装置を提供する。
【解決手段】複数の容量検出部を有し、操作体が近接操作を行う座標入力部1と、複数の容量検出部毎の静電容量を計測し、計測した静電容量をAD変換して計測信号として出力する容量計測部2と、容量計測部2を制御し、計測信号を演算してデータ信号を算出すると共に、このデータ信号を容量検出部の座標情報に対応させて記憶し、演算の結果に基づいて制御信号を出力する制御部3と、を有する入力装置であって、制御部3は、一定の時間間隔で、所定の基準値とデータ信号との差分値を算出し、データ信号と所定の基準値とに加重平均処理を行って新たな基準値として更新して記憶するとともに、差分値に従って加重平均処理に付与する重みを変更する。
【選択図】図2

Description


本発明は入力装置に関し、特に、異物などによる誤検知から復帰することが可能な入力装置に関する。
従来から、操作に伴う静電容量の変化を検知することで、操作位置を判断する静電容量式の入力装置が存在している。しかし、このような静電容量式の入力装置は、例えば温度変化によってその検出値が変わってしまい、誤動作を行ってしまうことがある。
温度変化に起因した誤動作の発生を低減する入力装置として、特許文献1に記載の入力装置が提案されている。
特許文献1に記載の入力装置の動作について、図5を用いて説明する。図5は、特許文献1に記載の入力装置の動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、センサ出力値を周期的に取得し(ステップS901)、補正係数更新処理がなされるための条件となる所定の時間が経過したか否かを判定する(ステップS902)。所定の時間が経過したと判断すると(ステップS902:YES)、センサ出力値が接触判定用閾値以上であるか否かを判断する(ステップS903)。センサ出力値が接触判定用閾値未満であると判断すると(ステップS903:NO)、判定用閾値変更フラグF1を”0”に設定し(ステップS908)、ステップS909に移行する。
ステップS903において、センサ出力値が接触判定用閾値以上であると判断すると(ステップS903:YES)、識別情報から構成されるイベント発生情報を通知したか否かを判断する(ステップS904)。押しイベント通知を行っていないと判断すると押しイベントを通知し(ステップS905)、また、押しイベントが未通知である場合には、そのままステップS906へ移行する。その後、判定用閾値変更フラグF1を”1”に設定し(ステップS906)、補正係数A1として、センサ出力値と所定の基準値(従来技術の例では、”512”)との差分値を算出する(ステップS907)。
次に、記憶されている補正係数の更新を行う(ステップS909)。これにより、センサ出力値が所定の基準値と同値となるように、補正係数の内容を更新することになる。
以上のように、温度変化による誤動作を抑えるために、操作が検出されていない場合は検出値を新たな基準値に、また、操作が検出された場合にはセンサ出力値と所定の基準値を新たな基準値に置き換える。この構成とすることで、温度変化による静電容量の変動に起因した検出値の影響を抑えることが可能なものである。
特開2012−048340
しかしながら、操作を検出した場合にはセンサ出力値と所定の基準値との差分値を新たな補正係数として補正係数の更新を行なっているので、温度変化のような変動に対しては追従して正しく動作を行うことができるが、入力装置上に例えば硬貨等の異物が載置され、接触を誤検知したような場合、異物が除去されるまで操作されている事を示す出力信号が継続してしまい誤検知から復帰できなくなってしまうという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、異物等による誤検知から復帰することができる入力装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、請求項1に記載の入力装置は、複数の容量検出部を有し、操作体が近接操作を行う座標入力部と、前記複数の容量検出部毎の静電容量を計測し、計測した静電容量をAD変換して計測信号として出力する容量計測部と、前記容量計測部を制御し、前記計測信号を演算してデータ信号を算出すると共に、このデータ信号を前記容量検出部の座標情報に対応させて記憶し、前記演算の結果に基づいて制御信号を出力する制御部と、を有する入力装置であって、前記制御部は、一定の時間間隔で、所定の基準値と前記データ信号との差分値を算出し、前記データ信号と前記所定の基準値とに加重平均処理を行って新たな基準値として更新して記憶するとともに、前記差分値に従って前記加重平均処理に付与する重みを変更することを特徴とする。
請求項2に記載の入力装置は、請求項1記載の入力装置において、前記重みは少なくとも3つの大きさに分かれており、前記差分値を接触閾値と比較を行った結果に基づいて前記重みを決定することを特徴とする。
請求項3に記載の入力装置は、請求項2記載の入力装置において、前記差分値が前記接触閾値よりも大きかった場合、前記重みを大とし、前記差分値が前記接触閾値よりも小さかった場合、前記差分値を異常補正検出閾値との比較を行い、前記差分値が前記異常補正検出閾値よりも小さかった場合、前記重みを小とすることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、制御部は、一定の時間間隔で、所定の基準値と前記データ信号との比較を行い、前記データ信号と前記基準値との加重平均を算出して新たな基準値として更新して記憶する。そのため、座標入力部に異物等が載置されたような場合、基準値が加重平均によって継続的に補正され、基準値がデータ信号の値に近づくので、誤検知による出力信号を停止することができる。更に、データ信号の変化に従って加重平均に付与する重みを変更して演算を行なうので、接触検出時は加重平均の重み付けを重くして基準値の安定化を図れる。また、座標入力部に異物が載置されて、基準値が加重平均によって継続的に更新された後に異物が除去される等で、継続的に補正された基準値の再設定が必要となった場合には、加重平均の重み付けを軽くして、短時間で基準値の再設定を行なうことができるので、速やかに正常動作に復帰する事ができる。
請求項2の発明によれば、重みは少なくとも3つの大きさに分かれており、制御部は、所定の基準値とデータ信号との比較を行い、差分値を得るとともに、この差分値を接触閾値と比較を行った結果に基づいて重みを決定するので、検出された状態に応じて基準値が更新される速さを変更することができる。
請求項3の発明によれば、差分値と接触閾値及び異常補正検出閾値との比較結果に基づいて重みを決定するので、基準値を更新する速さを動作状況に基づいて適切に設定することが可能となる。差分値が接触閾値よりも大きかった場合、重みを大とするので、ゆっくりとした操作が行なわれた場合であっても安定して接触入力動作を行うことができる。また、差分値が接触閾値よりも小さかった場合、差分値を異常補正検出閾値との比較を行った結果に基づいて重みを決定するので、異常補正を検出した場合の処理に応じて基準値を更新する速さを変更することができる。差分値が異常補正検出閾値よりも小さかった場合、重みを小とするので、短時間で基準値の再設定を行なうことができ、速やかに正常動作に復帰する事ができる。
以上により、本発明によれば、異物等による誤検知から復帰することができる入力装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る入力装置の外観模式図である。 本発明の実施形態に係る入力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る入力装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る入力装置の動作を説明する図である。 従来技術の入力装置の動作を示すフローチャートである。
[実施形態]
以下に本発明の実施形態に係る入力装置100について説明する。
まず始めに本発明の実施形態における入力装置100の構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は入力装置100の外観模式図であり、図2は入力装置100の構成を示すブロック図である。
入力装置100は、図1に示すように、操作者が入力操作を行なう座標入力部1を有しており、座標入力部1の入力操作面に沿って内部に複数の容量検出部1aが設けられている。
容量検出部1aは静電容量を有しており、座標入力部1に操作者が操作を行うために接触すると、接触された位置およびその近傍にある容量検出部1aの静電容量が増加する。
入力装置100は、図2に示すように、座標入力部1と、座標入力部1に接続された容量計測部2と、容量計測部2に接続された制御部3と、を備えている。
容量計測部2は、複数の容量検出部1a毎の静電容量を計測し、計測した静電容量をアナログ信号からデジタル信号に変換した、Analog‐to‐Digital Convertion信号(ADC信号)を計測信号として制御部3へ出力する。
制御部3は容量計測部2を制御し、複数の容量検出部1a毎のADC信号を取得するとともに、このADC信号に雑音除去処理を行うことで得られるAD値(データ信号)を複数の容量検出部1aの座標情報に対応させて記憶するとともに、AD値を演算した結果に基づいて制御信号を出力する。
また入力装置100は、外部機器5にインターフェイス部4を介して接続され、外部機器5から入力装置100の動作用電力を供給されるとともに、制御部3から出力される制御信号を外部機器5に出力し、外部機器5から出力される入力装置100への制御信号を制御部3に出力する。
次に入力装置100の動作について図3を用いて説明する。図3は本発明の実施形態に係る入力装置100の動作を示すフローチャートである。
まず制御部3は図3の手順S1に示すように、容量計測部2を制御してADC信号を取得する。手順S2では手順S1で取得したADC信号を、例えば前回取得したADC信号との比較や異常値排除等の雑音除去処理を行なってAD値を得る。手順S3で、制御部3に含まれる記憶装置のうち、ADC信号を取得した複数の容量検出部1a毎の座標情報に対応した記憶領域に対して、AD値を記憶(SAVE)する。
次に手順S4で、座標入力部1に所定の基準値(BASE)と記憶されているAD値との差をデータ信号である差分値(DIF_AD)として算出する。手順S5では手順S4で算出された差分値(DIF_AD)を、制御部3に含まれる記憶装置のうち、ADC信号を取得した容量検出部1a毎の座標情報に対応したデータ信号記憶領域に記憶する。
手順S6で差分値(DIF_AD)と入力装置100への入力操作の有無を判断する基準の接触閾値(T_ON)と比較する。差分値(DIF_AD)が接触閾値(T_ON)より大きい場合には手順S7で、接触を示す機能コードを制御信号として制御部3からインターフェイス部4へ出力し手順S9へ移行する。ここで機能コードとは、例えば当該座標に対応する画面上に表示された何らかの機能を動作させる信号のことを表す。
手順S6で差分値(DIF_AD)が接触閾値(T_ON)以下の場合には、手順S8で、非接触を示す機能コードを制御信号として制御部3からインターフェイス部4へ出力し手順S9へ移行する。
手順S9で基準値(BASE)を更新する時間間隔を計る時間間隔カウンタ(INTV)の値に1を加え、手順S10で時間間隔カウンタ(INTV)の値が規定の時間間隔を示す値に達したかを判定する。
手順S10で判定した結果、時間間隔カウンタ(INTV)の値が規定の時間間隔を示す値に達した場合は手順S11へ移行し、達していない場合は手順S19へ移行する。
手順S11では改めて差分値(DIF_AD)と入力装置100への入力操作のための接触有無を判断する基準の接触閾値(T_ON)とを比較し、差分値(DIF_AD)が接触閾値(T_ON)より大きい場合には手順S12へ移行し、大きくない場合には手順S13へ移行する。
手順S12では新たな基準値(N_BASE)を計算する際の加重平均の重み(WEIGHT)を大きく(本実施例では16)設定し手順S16に移行する。
手順S13では差分値(DIF_AD)と、異常補正検出閾値(M_OFF)とを比較し、差分値(DIF_AD)が異常補正検出閾値(M_OFF)より小さい場合には手順S14へ移行し、小さくない場合には手順S15へ移行する。
手順S14では新たな基準値(N_BASE)を計算する際の加重平均の重み(WEIGHT)を小さく(本実施例では1)設定し手順S16に移行する。
手順S15では新たな基準値(N_BASE)を計算する際の加重平均の重み(WEIGHT)を、手順S12で設定される大きい値と手順S14で設定される小さい値の中間の値(本実施例では8)に設定し手順S16に移行する。
手順S16では手順S12、手順S14、手順S15のいずれかで設定された加重平均の重み(WEIGHT)を用いて、(式1)の計算式に基づいて新たな基準値(N_BASE)を計算する。
(式1)
N_BASE=((WEIGHT−1)×BASE+AD)/WEIGHT
手順S17では、手順S16で計算した新たな基準値(N_BASE)を基準値(BASE)として記憶し、手順S18で時間間隔カウンタ(INTV)の値を初期値”0”に設定して手順S19に移行する。
手順S19は、入力動作を行っている場合、外部機器5からの検知指示は常に入力されており、手順S1に戻って継続的に一定の時間間隔で入力操作の有無を検知するように動作する。外部機器5から入力検知を止めるため、の出力される検知指示信号が停止された場合には検知を終了する。
以上のように、座標入力部1への接触の有無を検出し、接触を検出した場合は接触を検出した容量検出部1aの座標情報に対応した機能コードを、接触を検出しない場合は非接触を示す機能コードを、制御信号として制御部3から出力する。
また一定の時間間隔毎に、座標入力部1への接触の有無に応じて、新しい基準値(N_BASE)を計算する際の加重平均の重み(WEIGHT)を設定し、設定された加重平均の重み(WEIGHT)を用いて(式1)に基づいて新たな基準値(N_BASE)を計算して、新たな基準値(N_BASE)を基準値(BASE)として記憶するので、温度変化などに起因した静電容量の検出値への影響を抑えることができる。
さらに、座標入力部1への接触を検出した場合には新しい基準値(N_BASE)を計算する際の加重平均の重み(WEIGHT)を大きな値に設定するようにしたので、ゆっくりとした操作が行なわれた場合であっても安定して接触入力動作を行うことができる。
次に、座標入力部1に異物が載置された場合の動作について図3及び図4を用いて説明を行なう。
図4は本発明の実施形態に係る入力装置100の動作を説明する図であり、図3に示した制御フローの手順S11以降の処理回数による制御部3の演算結果の推移を示している。
図4(a)は座標入力部1に異物が載置された場合の図3に示した制御フローの手順S11以降の処理回数による制御部3のAD値、基準値(BASE)、差分値(DIF_AD)新しい基準値(N_BASE)の演算結果の推移を示しており、図4(a)では操作体または異物が接触した場合のADC信号の値を768、基準値(BASE)の初回の値を256、接触閾値(T_ON)を448として例示している。
手順S11では改めて差分値(DIF_AD)と入力装置100への入力操作のための接触有無を判断する基準の接触閾値(T_ON)との比較を行なうが、前述のように異物が載置されているため、差分値(DIF_AD)が接触閾値(T_ON)より大きくなり手順S12へ移行する。
手順S12で加重平均の重み(WEIGHT)を大きく(本実施例では16)設定され手順S16に移行し、設定された加重平均の重み(WEIGHT)を用いて(式1)に基づいて新たな基準値(N_BASE)を計算する。
座標入力部1に異物が載置されたままの状態が続くと、同一の容量検出部1aに対応したADC信号の値が大きい状態が継続するので、図4(a)に示すように、一定の時間ごとに基準値(BASE)の値が更新され、基準値(BASE)の値が継続的に大きい値に更新されてAD値に近づき、最終的には基準値(BASE)はAD値と一致する。
基準値(BASE)の値が継続的に大きい値に更新されてAD値に近づき、差分値(DIF_AD)が、接触閾値(T_ON)より小さくなる(図4(a)の場合4回目)と、手順S6で差分値(DIF_AD)と、接触閾値(T_ON)との比較を行なった際に、手順S8に移行することとなり、誤動作による座標情報に対応した機能コードを停止し、非接触を示す機能コードを制御信号として制御部3からインターフェイス部4へ出力することができ、誤動作した状態から自動的に復帰することができる。
このことによって、異物が載置された箇所に割り当てられた機能に従って機器の動作が継続してしまうことを、異物が載置されてから復帰するまでの間は停止させたり、異物が載置されている箇所以外への入力操作が正常に行える等の機能を実現することが可能となる。
次に、座標入力部1に異物が載置され、基準値(BASE)が加重平均によって継続的に更新された後に異物が除去された場合の動作について、図3及び図4を用いて説明を行なう。
図4(b)は座標入力部1に異物が載置され、基準値(BASE)が加重平均によって継続的に更新された後に異物が除去された場合の図3に示した制御フローの手順S11以降の処理回数による制御部3のAD値、基準値(BASE)、差分値(DIF_AD)新しい基準値(N_BASE)の演算結果の推移を示している。図4(b)では操作体または異物が接触した場合のADC信号の値を768、操作体または異物が接触していない場合のADC信号の値を256、基準値(BASE)の初回の値を768、接触閾値(T_ON)を448、異常補正検出閾値(M_OFF)を0として例示している。
前述したように、座標入力部1に異物が載置されたままの状態では、基準値(BASE)が座標入力部1への非接触状態と比較して大きい状態となっており、異物による接触検知の出力が出ない状態となっている。
上記の状態で座標入力部1から異物が除去された場合(図4(b)3回目)、異物が載置されていた座標の近傍にある容量検出部1aの静電容量は、異物が除去されたことによって減少する。
従って、制御部3が手順S1で取得するADC信号の値も容量計測部2で計測された静電容量に応じて小さな値となる。手順S2で雑音除去処理等によって計測信号であるAD値に変換を行なう。手順S3でAD値を、複数の容量検出部1a毎の座標情報に対応した計測信号記憶領域に記憶するが、このAD値もADC信号の値に応じて小さな値となる。
手順S4でAD値と記憶されている基準値(BASE)との差をデータ信号である差分値(DIF_AD)として計算する。手順S5で、手順S4で算出された差分値(DIF_AD)を複数の容量検出部1a毎の座標情報に対応したデータ信号記憶領域に記憶する。
手順S6で差分値(DIF_AD)と入力装置100への入力操作のための接触有無を判断する基準の接触閾値(T_ON)と比較を行なう。
AD値が減少しているため、差分値(DIF_AD)の値は負の数値となり接触閾値(T_ON)より小さくなるので、手順S8で非接触を示す機能コードを制御信号として制御部3からインターフェイス部4へ出力し手順S9へ移行する。
手順S9で基準値(BASE)を更新する時間間隔を計る時間間隔カウンタ(INTV)の値に1を加える。手順S10で時間間隔カウンタ(INTV)の値が規定の時間間隔を示す値に達したかを判定し、時間間隔カウンタ(INTV)の値が規定の時間間隔を示す値に達した場合は手順S11へ移行する。
手順S11では改めて差分値(DIF_AD)と入力装置100への入力操作のための接触有無を判断する基準の接触閾値(T_ON)との比較を行なうが、前述のように異物が除去されたため、差分値(DIF_AD)の値が接触閾値(T_ON)より小さくなり手順S13へ移行する。
手順S13で差分値(DIF_AD)と異常補正検出閾値(M_OFF)とを比較を行なうが、差分値(DIFF_AD)の値が負の値となっており異常補正検出閾値(M_OFF)より小さいので手順S14へ移行する。
手順S14で新たな基準値(N_BASE)を計算する際の加重平均の重み(WEIGHT)を小さく(本実施例では1)設定する。手順S16に移行し、設定された加重平均の重み(WEIGHT)を用いて(式1)に基づいて新たな基準値(N_BASE)を計算する。
手順S14で、新たな基準値(N_BASE)を計算する際の加重平均の重み(WEIGHT)を小さく(本実施例では1)設定しているので、手順S16で算出される新たな基準値(N_BASE)は図4(b)に示すように速やかに更新され(図4(b)の場合3回目以降)、次の操作に対応できる状態となる。
以上説明したように本発明の実施形態に係る入力装置100によれば、複数の容量検出部1aを有し、操作体が近接操作を行う座標入力部1と、複数の容量検出部1a毎の静電容量を計測し、計測した静電容量をAD変換して計測信号として出力する容量計測部2と、容量計測部2を制御し、計測信号を演算してデータ信号を算出すると共に、このデータ信号を容量検出部1aの座標情報に対応させて記憶し、演算の結果に基づいて制御信号を出力する制御部3と、を有し、制御部3は、一定の時間間隔で、所定の基準値とデータ信号との差分値を算出し、データ信号と所定の基準値とに加重平均処理を行って新たな基準値として更新して記憶するので、座標入力部1に異物等が載置されたような場合、基準値が加重平均によって継続的に補正され、基準値がデータ信号の値に近づくので、誤検知による出力信号を停止することができる。また差分値に従って加重平均処理に付与する重みを変更するので、接触検出時は加重平均の重み付けを重くして基準値の安定化を図るとともに、座標入力部1に異物が載置され、基準値が加重平均によって継続的に更新された後に異物が除去される等で、継続的に補正された基準値の再設定が必要となった場合には、加重平均の重み付けを軽くして、短時間で基準値の再設定を行なうことができるので、速やかに正常動作に復帰することができる。
加重平均の重み(WEIGHT)は、大きい値の場合(本実施例では16)、小さい値の場合(本実施例では1)、及び大きい値と小さい値の中間の値(本実施例では8)の少なくとも3つの大きさに分かれており、制御部3は、所定の基準値とデータ信号との比較を行い、差分値を得るとともに、この差分値を接触閾値と比較を行った結果に基づいて重みを決定するので、検出された状態に応じて基準値が更新される速さを変更することができる。
差分値と接触閾値及び異常補正検出閾値との比較結果に基づいて重みを決定するので、基準値を更新する速さを動作状況に基づいて適切に設定することが可能となる。差分値が接触閾値よりも大きかった場合、重みを大とするので、ゆっくりとした操作が行なわれた場合であっても安定して接触入力動作を行うことができる。また、差分値が接触閾値よりも小さかった場合、差分値を異常補正検出閾値との比較を行った結果に基づいて重みを決定するので、異常補正を検出した場合の処理に応じて基準値を更新する速さを変更することができる。差分値が異常補正検出閾値よりも小さかった場合、重みを小とするので、短時間で基準値の再設定を行なうことができ、速やかに正常動作に復帰する事ができる。
以上により、本発明によれば、異物等による誤検知から復帰することができる入力装置を提供することができる。
以上のように、本発明の実施形態に係る入力装置100について具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
(1)本実施形態において、入力装置100と外部機器5はインターフェイス部4を介して接続する例を示して説明したが、インターフェイス部4を具備せず制御部3と外部機器5が直接接続されて構成されていても良い。
(2)本実施形態において、制御部3で使用するデータについて具体的な数値を示して説明を行なったが、組込む機器や想定される使用状態に合わせ適宜値を変えて実施しても良い。
(3)本実施形態において、加重平均の重みは、大きい値の場合、小さい値の場合、及び大きい値と小さい値の中間の値の3つの大きさに分かれている場合について説明を行なったが、使用される機器や実際の動作状態等に応じて更に多くの値が設定されるようにしても良い。
1 座標入力部
1a 容量検出部
2 容量計測部
3 制御部
4 インターフェイス部
5 外部機器
100 実施形態の入力装置

Claims (3)

  1. 複数の容量検出部を有し、操作体が近接操作を行う座標入力部と、
    前記複数の容量検出部毎の静電容量を計測し、計測した静電容量をAD変換して計測信号として出力する容量計測部と、
    前記容量計測部を制御し、前記計測信号を演算してデータ信号を算出すると共に、このデータ信号を前記容量検出部の座標情報に対応させて記憶し、前記演算の結果に基づいて制御信号を出力する制御部と、を有する入力装置であって、
    前記制御部は、一定の時間間隔で、所定の基準値と前記データ信号との差分値を算出し、前記データ信号と前記所定の基準値とに加重平均処理を行って新たな基準値として更新して記憶するとともに、前記差分値に従って前記加重平均処理に付与する重みを変更することを特徴とする入力装置。
  2. 前記重みは少なくとも3つの大きさに分かれており、前記差分値を接触閾値と比較を行った結果に基づいて前記重みを決定することを特徴とする請求項1記載の入力装置。
  3. 前記差分値が前記接触閾値よりも大きかった場合、前記重みを大とし、前記差分値が前記接触閾値よりも小さかった場合、前記差分値を異常補正検出閾値との比較を行い、前記差分値が前記異常補正検出閾値よりも小さかった場合、前記重みを小とすることを特徴とする請求項2記載の入力装置。

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