JP2014035128A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】時計を有することなく、時刻を推定し、除霜運転と製氷運転を目的の時間に行なうことができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】タイマ78が計測している24時間の間に、外気温センサ42で検出した検出外気温が最低となった時間が含まれる最低温度時間帯を算出し、前記最低温度時間帯を基準にして予め定められた時間で、除霜ヒータによる除霜運転、又は、製氷装置22による製氷運転を行う。
【選択図】図4
【解決手段】タイマ78が計測している24時間の間に、外気温センサ42で検出した検出外気温が最低となった時間が含まれる最低温度時間帯を算出し、前記最低温度時間帯を基準にして予め定められた時間で、除霜ヒータによる除霜運転、又は、製氷装置22による製氷運転を行う。
【選択図】図4
Description
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関するものである。
従来より、電気料金が時間帯により異なっている場合に、低いランニングコストで冷蔵庫の運転を行うため、時計を内蔵し、その時計が計測する時刻に基づいて電気料金が安い時間帯で除霜運転を優先的に行なう冷蔵庫が提案されている。
しかし、上記のような時計を内蔵した冷蔵庫は、常に時計を正確に合わせる必要があり、時計が合っていないと冷蔵庫が誤動作を起こしてしまうという問題点があった。また、停電などが起こった場合に時計が停止したり、時計を動かす電池が無くなった場合に、冷蔵庫のユーザが時計を合わせ直したり、電池を取り替えなければならないという問題点があった。
そこで、本発明の実施形態は、時計を有することなく、時刻を推定し、除霜運転と製氷運転を目的の時間に行なうことができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、時間を計測するタイマと、冷凍サイクルを構成する蒸発器と、前記蒸発器の除霜を行うための除霜ヒータと、製氷を行うための製氷装置と、冷蔵庫のキャビネット外の外気温を検出する外気温センサと、前記タイマが計測している24時間の間に、前記外気温センサで検出した検出外気温が最低となった時間が含まれる最低温度時間帯を算出する時間帯算出部と、前記最低温度時間帯を基準にして予め定められた時間で、前記除霜ヒータをよる除霜運転、又は、前記製氷装置による製氷運転を行う制御部と、を有する冷蔵庫である。
以下、一実施形態の冷蔵庫10について図面に基づいて説明する。
実施形態1の冷蔵庫10について図1〜図6に基づいて説明する。
(1)冷蔵庫10の構造
冷蔵庫10の構造について図1、図2に基づいて説明する。図1は、本実施形態の冷蔵庫10の縦断面図であり、図2が冷蔵庫10の上部斜視図である。
冷蔵庫10の構造について図1、図2に基づいて説明する。図1は、本実施形態の冷蔵庫10の縦断面図であり、図2が冷蔵庫10の上部斜視図である。
図1に示すように、冷蔵庫10のキャビネット12は、外箱と内箱とより構成され、その間に断熱材を有した断熱構造である。このキャビネット12には、上部から順番に冷蔵室14、野菜室16、製氷室18、大型の冷凍室20が設けられ、製氷室18の横には不図示の小型冷凍室が設けられている。野菜室16と製氷室18、小型冷蔵室との間には、断熱仕切り体が設けられている。
製氷室18内部には、製氷装置22が配され、冷蔵室14の下部には、製氷装置22に水を供給するタンク24が配されている。また、冷蔵室14の背面上部には、冷蔵庫10の制御基板26が取り付けられている。冷凍室20の背面、すなわちキャビネット12の底部には機械室28が設けられている。機械室28には、圧縮機38が設けられている。
図2に示すように、冷蔵室14の前面には、観音開き式の扉14a、14bが設けられ、野菜室16、製氷室18、製氷室、冷凍室20の前面には引出し式の扉16a,18a,20aが設けられている。
図1に示すように、野菜室16の背面下部には、冷蔵用蒸発器(以下、「Rエバ」という)30が設けられ、Rエバ30の上方には、冷蔵用庫内ファン(以下、「Rファン」という)32が設けられている。Rエバ30の下方には、冷蔵用除霜ヒータ(以下、「R除霜ヒータ」という)44が設けられている。
冷凍室20の背面上部には、冷凍用蒸発器(以下、「Fエバ」という)34が設けられ、Fエバ34の上方には冷凍用庫内ファン(以下、「Fファン」という)36が設けられている。Fエバ34の下方には冷凍用除霜ヒータ(以下、「F除霜ヒータ」という)46が設けられている。
冷蔵室14の観音開き式の扉14aの前面には、ユーザが冷蔵庫10を操作するための操作盤40が設けられ、操作盤40の前面には、冷蔵庫10の周囲の外気温を検出する外気温センサ42が設けられている。
冷蔵室14の背面には、冷蔵室14の庫内温度を検出する冷蔵用庫内温度センサ(以下、「Rセンサ」という)50が設けられている。大型の冷凍室20の背面には、冷凍室20の庫内温度を検出する冷凍用庫内温度センサ(以下、「Fセンサ」という)52が設けられている。
Rエバ30の上部には、冷蔵用除霜センサ(以下、「R除霜センサ」という)54が設けられ、Fエバ34にも同様に冷凍用除霜センサ(以下、「F除霜センサ」という)56が設けられている。
(2)冷凍サイクル60の構造
次に、冷蔵庫10の冷凍サイクル60の構造について、図3に基づいて説明する。
次に、冷蔵庫10の冷凍サイクル60の構造について、図3に基づいて説明する。
圧縮機38の吐出側から順番に、凝縮器62、防露パイプ64、三方弁66の入口が接続されている。
三方弁66の一方のR出口には、冷蔵用キャピラリチューブ(以下、「Rキャピラリチューブ」という)68、Rエバ30、Rアキュムレータ69が接続されている。
三方弁66の他方のF出口には、冷凍用キャピラリチューブ(以下、「Fキャピラリチューブ」という)70、Fエバ34、Fアキュムレータ71、逆止弁72が接続されている。
逆止弁72の出口側とアキュムレータ69の出口側が一つになり、その後にサクションパイプ74を経て圧縮機38の吸入側に至る。
この冷凍サイクル60では、冷媒は圧縮機38で圧縮されて、高温高圧の気体状の冷媒に変化し、凝縮器62と防露パイプ64で放熱しながら液体状の冷媒となる。液体状の冷媒は、三方弁66によってRキャピラリチューブ68、又は、Fキャピラリチューブ70に送られ、Rキャピラリチューブ68、又は、Fキャピラリチューブ70で気化し易いように減圧され、その後にRエバ30、又は、Fエバ34で気化し、周囲から熱を奪うことにより冷気が発生する。周囲から熱を奪った冷媒は、各アキュムレータ69,71にそれぞれ流れ、各アキュムレータ69,71では気液混合体状の冷媒を気体状の冷媒と液体状の冷媒とにそれぞれ分離し、気体状の冷媒のみがサクションパイプ74を経て圧縮機38へ戻り、再び圧縮され高温高圧の気体状の冷媒となる。
(3)冷蔵庫10の電気的構成
次に、冷蔵庫10の電気的構成について、図4のブロック図に基づいて説明する。
次に、冷蔵庫10の電気的構成について、図4のブロック図に基づいて説明する。
制御基板26には、マイコンなどよりなる制御部76が設けられている。この制御部76には、図4に示すように、製氷装置22、圧縮機38、Rファン32、Fファン36、三方弁66、R除霜ヒータ44、F除霜ヒータ46が接続され、また、操作盤40、外気温センサ42、Rセンサ50、Fセンサ52、R除霜センサ54、F除霜センサ56が接続されている。
また、制御部76内部には、タイマ78が内蔵されている。このタイマ78は、時計機能を有さず、冷蔵庫10の電源が投入されてからの時間を計測する。例えば、タイマ78は、冷蔵庫10の電源が投入されてから78時間、1024時間などの計測を常に行なっている。
圧縮機38のモータは、制御部76によってインバータ制御され、PWM制御などの周波数制御によって回転数が可変となり、回転数が高いほど冷媒の供給量が多くなる。
(4)RモードとFモード
冷凍サイクル60において、制御部76が、冷蔵室14と野菜室16を冷却する冷蔵運転(以下、「Rモード」という)と、製氷室18、製氷室、大型の冷凍室20を冷却する冷凍運転(以下、「Fモード」という)を交互に行い、また、除霜運転、製氷運転を行う。
冷凍サイクル60において、制御部76が、冷蔵室14と野菜室16を冷却する冷蔵運転(以下、「Rモード」という)と、製氷室18、製氷室、大型の冷凍室20を冷却する冷凍運転(以下、「Fモード」という)を交互に行い、また、除霜運転、製氷運転を行う。
Rモードにおいては、制御部76が三方弁66のF出口を閉じ、R出口を開き、液体状の冷媒をRエバ30に流す。また、制御部76は、Rファン32をONし、Fファン36をOFFする。Rエバ30に流れた液体状の冷媒は、Rエバ30を冷却し、この冷却された空気(冷気)はRファン32によって冷蔵室14と野菜室16に送られる。この冷気によって冷蔵室14と野菜室16の庫内温度が1℃〜5℃に保持される。
Fモードにおいては、制御部76は三方弁66のR出口を閉じ、F出口を開き、液体状の冷媒をFエバ34に流す。また、制御部76は、Rファン32をOFFし、Fファン36をONする。Fエバ34に流れた液体状の冷媒は、Fエバ34を冷却し、この冷却された空気(冷気)はFファン36によって小型冷蔵室、製氷室18、大型の冷凍室20に送られる。この冷気によって小型冷蔵室、製氷室18、大型の冷凍室20の庫内温度が−18℃〜−26℃に保持される。
(5)除霜運転
除霜運転は1日1回程度実施するものであり、R除霜ヒータ44がRエバ30を加熱し、F除霜ヒータ46がFエバ34を加熱し、R除霜センサ54及びF除霜センサ56が所定温度(例えば、2℃)以上になると、制御部76が、Rエバ30及びFエバ34の霜取りが終了したと判断し、除霜運転を終了させる。
除霜運転は1日1回程度実施するものであり、R除霜ヒータ44がRエバ30を加熱し、F除霜ヒータ46がFエバ34を加熱し、R除霜センサ54及びF除霜センサ56が所定温度(例えば、2℃)以上になると、制御部76が、Rエバ30及びFエバ34の霜取りが終了したと判断し、除霜運転を終了させる。
(6)製氷運転
制御部76は、製氷室18に内蔵された製氷装置22の検知レバー22aが、氷を検知しなくなると、氷が全て使用されたと判断して、製氷運転を開始する。この製氷運転は、冷蔵室14にあるタンク24から水を製氷装置22の製氷皿22bに供給し、Fモードにおいて、製氷を実施する。
制御部76は、製氷室18に内蔵された製氷装置22の検知レバー22aが、氷を検知しなくなると、氷が全て使用されたと判断して、製氷運転を開始する。この製氷運転は、冷蔵室14にあるタンク24から水を製氷装置22の製氷皿22bに供給し、Fモードにおいて、製氷を実施する。
(7)除霜運転と製氷運転の動作時期
上記で説明した除霜運転と製氷運転の動作時期について、図5及び図6に基づいて説明する。
上記で説明した除霜運転と製氷運転の動作時期について、図5及び図6に基づいて説明する。
この除霜運転と製氷運転は、他の運転とは異なり冷蔵庫10の電力消費量が大きくなるため、昼間の電力消費量が多いピーク時間帯を避け、夜間の電力消費量が少ない時間帯において行なうようにした方がよい。しかし、本実施形態の冷蔵庫10は時計機能を有さないため、外気温の変化に基づいて現在の時刻を推定し、それに基づいて電力消費量の少ない時間帯において除霜運転と製氷運転を行なう。
制御部76は、タイマ78を用いて、冷蔵庫10の電源投入時からの時間を計測している。この場合に、図5に示すように、制御部76は、電源投入時から4時間毎にA1時間帯、B1時間帯、・・・・F1時間帯に区切って、24時間(1日)を6個の時間帯に分けて計測している。但し、冷蔵庫10の電源投入時のタイミング(すなわち、冷蔵庫10のコンセントを差し込んだ時刻)によって、A1時間帯が昼の時間帯になったり、夜の時間帯になったりするため、この6つの時間帯は、時刻には対応していない。また、停電やコンセントが外されたりして電源供給が遮断された場合には、このタイマ78による時間の計測はリセットされる。
制御部76は、冷蔵室14の扉14aに設けられた外気温センサ42によって冷蔵庫10の周りの外気温を計測し、タイマ78で計測している時間に対応させて記録する。図5は、縦軸が外気温センサ42によって検出した外気温(℃)であり、横軸がタイマ78で計測している時間である。
図5に示すように、制御部76は、B1時間帯において最低外気温Tmin(例えば、15℃)を記録し、D1時間帯において最高外気温Tmax(例えば、30℃)を記録する。そのため、この図5の外気温変化によると、B1時間帯が1日の中で早朝の時間帯に該当し、D1時間帯が昼間の時間帯に該当すると推定される。
そのため、制御部76は、最低外気温を記録している最低時間帯B1に除霜運転及び製氷運転を行い、逆に、最高温度時間帯D1に除霜運転及び製氷運転は禁止する。
以下、制御部76が行う除霜運転と製氷運転の動作制御方法について図6のフローチャートに基づいて説明する。
ステップS1において、冷蔵庫10の電源が投入されるとステップS2に進む。
ステップS2において、制御部76は、タイマ78の計測を開始し、ステップS3に進む。
ステップS3において、制御部76は、タイマ78の計測と同時に、外気温センサ42によって外気温の検出を開始し、ステップS4に進む。
ステップS4において、制御部76は、タイマS2が動作を開始してから24時間の外気温の変化を記録し、ステップS5に進む。
ステップS5において、制御部76は、24時間の検出した外気温の変化の中で、最低温度時間帯と最高温度時間帯を算出する。例えば、図5においては上記で説明したように、最低温度時間帯がB1時間帯であり、最高温度時間帯がD1時間帯である。そしてステップS6に進む。
ステップS6において、制御部76は、初日の24時間については外気温の変化を記録するのみであったが、2日目以降は毎日、算出した最低温度時間帯と最高温度時間帯に基づいて除霜運転及び製氷運転を行う。具体的には、制御部76は、最低温度時間帯B1から24時間後のB2時間帯に除霜運転及び製氷運転を行い、最高温度時間帯D1から24時間後のD2時間帯における除霜運転及び製氷運転を禁止する。これによって、消費電力量の多い除霜運転と製氷運転を、時計を有することなく早朝に行なうことができ、逆に、昼間に行なうことはない。そしてステップS7に進む。
ステップS7において、制御部76は、電源の供給が停止されたか否かを判断し停止されていなければステップS6に戻り、2日目以降継続して最低温度時間帯に対応する時間帯に除霜運転及び製氷運転を毎日行い、最高温度時間帯に対応する時間帯において除霜運転及び製氷運転を毎日禁止する。一方、制御部76は、停電又はコンセントが外されることにより電源の供給が停止されれば、除霜運転と製氷運転の動作制御を終了する。
(8)効果
以上により本実施形態の冷蔵庫10であると、初日に外気温の変化を24時間記録して最低温度時間帯と最高温度時間帯を算出し、2日目以降は最低温度時間帯の24時間後、48時間後、以下24×n時間後に除霜運転及び製氷運転を毎日行う。また、最高温度時間帯の24時間後、48時間後、24×n時間後においては除霜運転及び製氷運転を毎日禁止する。これによって、時計を設けることなく、除霜運転、製氷運転を早朝に行ない、昼間に行なうことはない。そのため、全国で消費電力量が少ない早朝において消費電力の多い除霜運転及び製氷運転を行なうことができ、逆に全国で消費電力量が多い昼間のピーク時間帯に除霜運転及び製氷運転を行なうことはない。
以上により本実施形態の冷蔵庫10であると、初日に外気温の変化を24時間記録して最低温度時間帯と最高温度時間帯を算出し、2日目以降は最低温度時間帯の24時間後、48時間後、以下24×n時間後に除霜運転及び製氷運転を毎日行う。また、最高温度時間帯の24時間後、48時間後、24×n時間後においては除霜運転及び製氷運転を毎日禁止する。これによって、時計を設けることなく、除霜運転、製氷運転を早朝に行ない、昼間に行なうことはない。そのため、全国で消費電力量が少ない早朝において消費電力の多い除霜運転及び製氷運転を行なうことができ、逆に全国で消費電力量が多い昼間のピーク時間帯に除霜運転及び製氷運転を行なうことはない。
また、時計を有さないため、冷蔵庫10のユーザが時計を合わせたり、電池を交換する必要がない。
また、停電又はコンセントを外すことにより電源の供給が停止になっても、電源の供給が復帰した後、再び最低温度時間帯と最高温度時間帯を算出することにより、適切な時間帯に除霜運転と製氷運転を行なうことができる。
(9)変更例1
上記実施形態では、電源を投入した初日の温度変化のみを用いて最低温度時間帯と最高温度時間帯を求めたが、1日だけでは誤差がある可能性がある。
上記実施形態では、電源を投入した初日の温度変化のみを用いて最低温度時間帯と最高温度時間帯を求めたが、1日だけでは誤差がある可能性がある。
そのため、本変更例では、初日から複数日(例えば、2〜4日)の外気温の平均値を求め、その平均値における最低温度時間帯と最高温度時間帯を用いてもよい。
(10)変更例2
上記実施形態では、外気温の最低温度と最高温度をそのまま用いた。
上記実施形態では、外気温の最低温度と最高温度をそのまま用いた。
しかし、本変更例では、最高温度Tmaxと最低温度Tminの温度差が、基準温度(例えば、2℃)より小さい場合には、その24時間分の外気温の変化は用いず、次の日の外気温の変化を用いる。これは、最低気温と最高気温の温度差が少ない場合には誤差がある可能性があるからである。
(11)変更例3
上記実施形態では、図5において最低気温が1回、最高気温が1回記録されているが、制御部76が外気温の変化を記録した場合に、最低気温が複数回又は最高気温が複数回記録される場合がある。
上記実施形態では、図5において最低気温が1回、最高気温が1回記録されているが、制御部76が外気温の変化を記録した場合に、最低気温が複数回又は最高気温が複数回記録される場合がある。
この場合には、何らかの誤差が生じているとして、本変更例では、その24時間の外気温の変化を用いず、次の日の外気温の変化を用いる。
(12)変更例4
本変更例では、上記実施形態の除霜運転と製氷運転の動作制御方法に加えて、検出した外気温の単位時間当たりの上昇率が所定値以上のとき、制御部76は、キッチンが使用されたりして電力が消費されていると判断して、除霜運転及び製氷運転を行なわないようにしてもよい。例えば、その上昇率としては、1時間当たり5℃である。
本変更例では、上記実施形態の除霜運転と製氷運転の動作制御方法に加えて、検出した外気温の単位時間当たりの上昇率が所定値以上のとき、制御部76は、キッチンが使用されたりして電力が消費されていると判断して、除霜運転及び製氷運転を行なわないようにしてもよい。例えば、その上昇率としては、1時間当たり5℃である。
(13)変更例5
上記実施形態では、除霜運転と製氷運転を同時に行なうように説明したが、これに限らず除霜運転又は製氷運転どちらか一方を行なってもよい。すなわち、制御部76は、氷が満杯の場合には除霜運転のみを行ない、逆に霜が付いていない場合には製氷運転のみを行ってもよい。また、制御部76が、どちらも行わない場合があってもよい。
上記実施形態では、除霜運転と製氷運転を同時に行なうように説明したが、これに限らず除霜運転又は製氷運転どちらか一方を行なってもよい。すなわち、制御部76は、氷が満杯の場合には除霜運転のみを行ない、逆に霜が付いていない場合には製氷運転のみを行ってもよい。また、制御部76が、どちらも行わない場合があってもよい。
次に、実施形態2の冷蔵庫10について、図7に基づいて説明する。
実施形態1では、外気温が最低温度が含まれる最低温度時間帯において除霜運転及び製氷運転を行った。
これに代えて、本実施形態では、最低温度時間帯と外気温の単位時間当たりの上昇率が最大値θmaxとなった時間の間で、制御部76が除霜運転又は製氷運転を行う。この理由は、外気温の単位時間当たりの上昇率が最大値θmaxとなる時間は午前中であり、最低温度時間帯は早朝であるため、この間の時間帯に除霜運転又は製氷運転を行う。通常、午前中は午後よりも全国の電力消費量が少ないため、除霜運転及び製氷運転を行い易い。例えば、図7に示すように、時間帯B1〜C1において除霜運転又は製氷運転を行う。
また、図7に示すように、外気温の単位時間当たりの上昇率が最大値θmaxとなった時間と、上昇率が最小値θminとなった時間の間では、制御部76は、除霜運転及び製氷運転を行わない。上昇率が最大値θmaxとなる時間は午前中であり、その後に上昇率が最小値θminとなる時間は昼間の時間(例えば、午後2時〜午後3時)であるため、この間は全国の消費電力量が多いピーク時間帯と考えられるため、除霜運転及び製氷運転を行わない。
次に、実施形態3の冷蔵庫10について、図8に基づいて説明する。
本実施形態では、除霜運転又は製氷運転を行うタイミングを、検出した外気温の単位時間当たりの上昇率が最小値θminとなった時間と、最低温度時間帯の間で行なう。例えば、図8に示すように、上昇率が最小値θminとなった時間帯はD1であり、その後に表れる最低温度時間帯はB2である。そのため、制御部76は、時間帯D1〜B2の間で除霜運転又は製氷運転を行う。時間帯D1は、上昇率が最小値θminとなっているため、最も気温が高いと考えられ、午後2時〜午後3時と推定でき、最低温度時間帯は上記したように早朝(午前4時〜午前5時)であると指定できので、除霜運転及び製氷運転を行う時間は、午後3時以降で、次の日の朝までに行なうことができる。
これにより、除霜運転及び製氷運転が、ピーク時間帯の昼間に行なうことがなく、夕方から夜間にかけて行なうことができる。
以下、上記各実施形態の変更例について説明する。
(1)変更例1
上記各実施形態では、外気温センサ42からのみ除霜運転及び製氷運転の動作タイミングを求めたが、この外気温センサ42からの検出外気温に加えて扉スイッチの開閉状態の情報も用いてもよい。
上記各実施形態では、外気温センサ42からのみ除霜運転及び製氷運転の動作タイミングを求めたが、この外気温センサ42からの検出外気温に加えて扉スイッチの開閉状態の情報も用いてもよい。
例えば、単位時間当たりの扉スイッチのON/OFFの回数が所定値(例えば、2回)以上の場合には、制御部76は、昼間の時間帯と判断し、逆に所定値よりも小さい場合には夜間の時間帯と判断する。すなわち、外気温の変化と併せて、扉の開閉状態が少ない時間帯に除霜運転や製氷運転を行なうと、確実に早朝の時間帯において運転を行なうことができる。
(2)変更例2
上記各実施形態では、1日を4時間毎に区切り、各時間帯における最低温度又は最高温度を求めたが、これに代えて、1つの時間帯の間に記録した外気温を平均した温度を外気温と判断し、その平均外気温に基づいて最低温度時間帯を求めてもよい。
上記各実施形態では、1日を4時間毎に区切り、各時間帯における最低温度又は最高温度を求めたが、これに代えて、1つの時間帯の間に記録した外気温を平均した温度を外気温と判断し、その平均外気温に基づいて最低温度時間帯を求めてもよい。
(3)変更例3
上記各実施形態では、初日に最低温度時間帯と最高温度時間帯を求めたら、以降24時間毎に除霜運転又は製氷運転の制御を行なう。しかし、タイマ78の計測が次第にずれてくる可能性もあるので、例えば、240時間毎、2400時間毎にタイマ78を強制的にリセットし、最低温度時間帯と最高温度時間帯を算出をし直してもよい。
上記各実施形態では、初日に最低温度時間帯と最高温度時間帯を求めたら、以降24時間毎に除霜運転又は製氷運転の制御を行なう。しかし、タイマ78の計測が次第にずれてくる可能性もあるので、例えば、240時間毎、2400時間毎にタイマ78を強制的にリセットし、最低温度時間帯と最高温度時間帯を算出をし直してもよい。
(4)その他
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・冷蔵庫、22・・・製氷装置、26・・・制御基盤、30・・・Rエバ、34・・・Fエバ、44・・・R除霜ヒータ、46・・・F除霜ヒータ、54・・・R除霜センサ、56・・・F除霜センサ、60・・・冷凍サイクル、76・・・制御部、78・・・タイマ
Claims (7)
- 時間を計測するタイマと、
冷凍サイクルを構成する蒸発器と、
前記蒸発器の除霜を行うための除霜ヒータと、
製氷を行うための製氷装置と、
冷蔵庫のキャビネット外の外気温を検出する外気温センサと、
前記タイマが計測している24時間の間に、前記外気温センサで検出した検出外気温が最低となった時間が含まれる最低温度時間帯を算出する時間帯算出部と、
前記最低温度時間帯を基準にして予め定められた時間で、前記除霜ヒータをよる除霜運転、又は、前記製氷装置による製氷運転を行う制御部と、
を有する冷蔵庫。 - 前記制御部は、前記最低温度時間帯中に前記除霜運転、又は、前記製氷運転を行う、
請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記制御部は、前記最低温度時間帯と、前記検出外気温の単位時間当たりの上昇率が最大値となった時間の間で、前記除霜運転、又は、前記製氷運転を行う、
請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記制御部は、前記検出外気温の単位時間当たりの上昇率が最小値となった時間と、前記最低温度時間帯との間で、前記除霜運転、又は、前記製氷運転を行う、
請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記時間帯算出部が、前記計測している24時間における、前記検出外気温が最高となった時間が含まれる最高温度時間帯を算出し、
前記制御部は、前記最高温度時間帯中に前記除霜運転、及び、前記製氷運転を行わない、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。 - 前記制御部は、前記検出外気温の単位時間当たりの上昇率が最大値となった時間と、前記上昇率が最小値となった時間の間では、前記除霜運転、及び、前記製氷運転を行わない、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。 - 前記制御部は、前記検出外気温の単位時間当たりの上昇率が所定値以上のとき、前記除霜運転、及び、前記製氷運転を行わない、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016133300A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2017167618A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 大阪瓦斯株式会社 | 電池式警報器 |
WO2020140238A1 (zh) * | 2019-01-03 | 2020-07-09 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 冰箱及其控制方法、控制装置 |
-
2012
- 2012-08-08 JP JP2012176226A patent/JP2014035128A/ja active Pending
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