JP2014034775A - 歩行性虫進入防止機能付きシートシャッター - Google Patents

歩行性虫進入防止機能付きシートシャッター Download PDF

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Abstract

【課題】施設の開口部閉塞用のシート材に薬剤層を担持するとともに、閉塞時に開口部側へ移した薬効成分が開放状態で残るように構成したスタンプ面を設けたシートシャッターを提案する。
【解決手段】施設の開口部Aの下縁部で形成する平滑なシート受座2と、上記開口部の上辺側に取り付けられたシート収納ケース6と、このシート収納ケース内に繰出し自在に巻き取られたシート材12の先部全体を、当該繰出しによりシート受座に着座させることが可能な当接端部14としてなるシート部材10とを具備する。上記当接端部は、シート部材の表裏方向に一定の巾を有し、当接端部の下面を、上記着座によりシート受座への薬効成分Mの移動が可能な防虫用の薬剤層18を担持したスタンプ面16としている。当該薬剤層はシート材の横方向ほぼ全長に亘って連続形成する。上記シート受座は上記薬効成分を吸収しない素材で形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、歩行性虫進入防止機能付きシートシャッター、例えば食品医薬関連施設や一般住宅の開口部に適用可能な歩行性虫進入防止機能付きシートシャッターに関する。
食品医薬関連施設に虫類が進入すると、虫食いにより食材が傷んだり、また製品に異物として混入する可能性があり、また一般住宅に虫類が入ると疾病を媒介する可能性がある。こうした可能性を減らすために施設の開口部を防虫ネットなどのシートシャッターで閉塞することが一般に行われている(特許文献1)。
開口部閉塞用のシートシャッターは、宙を飛ぶ虫を排除するためには有効である。しかしながら蟻・クモ・尺取虫の如く地面を歩き又は這う虫(本願明細書において「歩行性虫」という)は、開口部の縁とシャッターとの隙間を通って内部に進入する可能性がある。
そこで施設の開口部の上方の収納ケースから繰り出したシート材の端部に接するように、防虫用忌避剤を付着したブラシ部を開口部の少なくとも上辺及び側辺に植設したシャッターシステムが知られている(特許文献2)。
特開2005−140448 特開2004−156239
特許文献2のものは次の問題があった。
第1に、シート材の下端部と開口部の下辺側との間の遮蔽性をどうするのかという問題がある。開口部の下辺側に忌避剤付きのブラシ部がなければそこから容易に歩行性虫が進入するし、下辺側にブラシ部を設けると、当該ブラシ部が開口部を出入りする人や荷物用台車の邪魔になる、ブラシ部が人に踏まれて損傷するなどの不都合を生ずる。
第2に、シートシャッターを開閉する度にブラシ部がシート材と擦れるので、ブラシ部の先部が擦り減る可能性がある。
第3に、上記ブラシ部はその基部の弾性でシート材に押し付けられているために、基部の弾性が経年劣化により弱くなると、シート材から離れるおそれがある。
本出願人は先行技術の諸問題を鋭意検討し、新規な解決方法を求めて試行を繰り返した。
開口部の下辺側にブラシ部を設けることの不都合に関しては、開口部の下辺側に代えてシート材の下端部側に忌避剤担持用のブラシ部を設けることを試みた。しかし、この方法ではシートシャッターが閉まっている間はよいが、シートシャッターを一時的にあけたときに歩行性虫が開口部の下辺を歩行して施設内に進入するという問題がある。
開口部への飛行性虫の進入は、例えばその開口部に接近する虫を風で外へ押し戻すエアーカーテンなどの既存の技術(特許文献3)の併用により回避することができる。しかしながら、歩行性虫は、固定面を這って入るので、大きな風力に対抗して歩行が可能であり、通常のエアーカーテンの風量程度では進入を阻止しがたい。
こうした歩行性虫独自の事情を踏まえて、シートシャッターに要請される特性を整理すると、忌避剤などの薬剤層を床側に設置すると人や台車の出入りを妨げとなり或いは通過する人の靴裏や台車のタイヤとの接触などで薬剤層の形成箇所が汚れて性能を発揮できなくなるおそれがあるため、当該薬剤層はシートシャッター用シート材の側に在る必要があり、他方、シートシャッターを一時的に開放した状態でその薬効が開口部の縁側で発揮されているべきということになる。
これらの、一見して相反する要請を実現するため、本出願人は、シートシャッター用のシート材の側に、防虫用の薬剤を担持し、恰も版画などのスタンプのように開口部側に接することで口縁に薬効を移すスタンプ面を形成するという斬新なアイディアに想到した。
本発明の第1の目的は、施設の出入口(開口部)を閉塞するためのシートシャッター用のシート材に薬剤層を担持するとともに、閉塞時に出入口の床面側へ移した薬効成分が開放状態で残るように構成したスタンプ面を設けたシートシャッターを提案することである。
本手段の第2の目的は、シート材から移された薬効成分を、素材内に吸収せずに担持できるシート受座を開口部側に設けたシートシャッターを提案することである。
第1の手段は、歩行性虫進入防止機能付きシートシャッターであり、
施設の水平向きの開口部の下縁部で形成する平滑なシート受座と、
上記開口部の上辺側に取り付けられたシート収納ケースと、
このシート収納ケース内に繰出し自在に巻き取られたシート材の先部全体を、当該繰出しによりシート受座に着座させることが可能な当接端部としてなるシート部材と、
を具備し、
上記当接端部は、シート部材の表裏方向に一定の巾を有し、
当接端部の下面を、上記着座によりシート受座への薬効成分の移動が可能な防虫用の薬剤層を担持したスタンプ面とし、当該薬剤層はシート材の横方向ほぼ全長に亘って連続形成されており、
上記シート受座は上記薬効成分を吸収しない素材で形成している。
本手段は、図1に示すように、施設の開口部の下縁部で形成するシート受座2を設け、シートシャッター用のシート材12の先部を、上記シート受座2に当接可能な当接端部14としている。この当接端部14は薬剤層18を担持したスタンプ面16を有し(図3参照)、このスタンプ面16を図2の如くシート受座2に当接させることで、薬剤層18の薬効がシート受座2に移行すること(本明細書において「スタンプ作用」という)を可能とする。シート材12を図4の如く引き上げた後の暫くの間、薬効が維持される。食品医薬関連施設などでは、人の出入りや物資の搬入のために一時的に開口部が開放されることが多いため、一時的に残留した薬効でも、歩行性虫の排除には大きな威力を発揮する。図1に示すように、シート材12の横方向Xの全長に亘って歩行性虫の進入を食い止めるために、上記薬剤層18の長さは、シート材12の横方向Xのほぼ全長に対応するものとする。
「当接端部」は、シート材の先部(下端部)で形成され、シート受座と接する箇所である。スタンプ面の面積を広く確保するために、シート材の残りの部分に比べて図3に示す表裏方向Xに巾広であってシート受座への面接触可能に設けることが好適である。当接端部は好適な図示例では中空であるが、中実でもよい。「シート受座」は、その表面に防虫剤が残留することが可能な程度に平滑であることが好適である。これに関しては後述する。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
上記当接端部は、内部を空洞としており、
この空洞内に錘材を挿入して、上記シート受座にシート部材の当接端部を着座させたときに、当該錘材とシート受座との間にスタンプ面が挟まれるように構成している。
本手段では、図2に示すように当接端部14の内部を空洞C として、この空洞内に錘材22を挿入している。錘材22とシート受座2との間にスタンプ面16が挟まれ(図3参照)、錘材22の重量でスタンプ作用がより的確に得られるようにすることができる。
第3の手段は、第2の手段を有し、かつ
上記当接端部のスタンプ面は、シート材の横方向ほぼ全長に亘って平行する、シート受座と密接可能な2以上の帯状重合部を有し、少なくとも一つの帯状重合部を薬剤層の下面とし、かつこの薬剤層が薬効成分を空気中に放出する性質を有するものとして、
シート受座に密接した状態の2つの帯状重合部同士の間隙で、当該間隙に隣接する薬剤層から放出される薬剤成分を一時的に溜めるための薬剤滞留室が形成されるように設けている。
本手段では、本願図7・図10・図13に示すように、シート材の横方向からみて、スタンプ面16がシート受座2に密接することが可能な2以上の箇所(帯状重合部20)を有する。このうち少なくとも一箇所は薬剤層の下面とする。そして隣り合う帯状重合部20同士の間隙を薬剤滞留室Rに形成している。この薬剤滞留室Rは、図3に示す薬剤層18の近傍空間に比べて外部に対する閉鎖性が高いので、室内の薬剤成分の濃度が高くなり、従って歩行性虫の進入防止機能が大きい。薬剤滞留室Rは完全な密閉空間である必要はない。この点については後述する。
第4の手段は、第3の手段を有し、かつ
上記錘材は、流動性材料で形成するとともに、
上記シート材の当接端部は、シート材の横方向から見てループ形状で柔軟な単一の管状体とし、この管状体の下面であるスタンプ面の巾方向中央部に帯板状の薬剤層を付設することで、シート受座への着座状態で、薬剤層の両側でこの薬剤層から一定の距離を離れたスタンプ面部分が上記帯状重合部としてシート受座に密接するように設け、これらスタンプ面部分と薬剤層との間に上記薬剤滞留室が形成されるように構成した。
本手段では、図6〜図7に示すように、シート材12の当接端部14を単一の管状体Pで形成するとともに、管状体Pの下面であるスタンプ面16の巾方向(シート材の表裏方向Xと同じ)の中央部に薬剤層18を付設し、この薬剤層18の両側に薬剤滞留室Rが形成されるようにすることを提案している。そうするために、本手段では、上記管状体を柔軟な素材で、また上記錘材22をゲルなどの流動性材料でそれぞれ形成しており、図6に示す薬剤層18がシート受座2に突き当たった後に錘材22の重量で薬剤層18の両側のスタンプ面部分が下降し、シート受座2に密接するようにしている。
第5の手段は、第3の手段を有し、かつ
上記シート材の当接端部は、シート材の横方向から見てループ形状で柔軟な単一の管状体とし、この管状体の下面であるスタンプ面にシート材の横方向に平行な複数の帯板状の薬剤層を付設することで、これら薬剤層を上記帯状重合部とし、薬剤層同士の間隙を上記薬剤滞留室とした。
本手段は、図9〜図10に示すように、シート材12の当接端部14を単一の管状体Pで形成するとともに、管状体Pの下面であるスタンプ面16にシート材12の横方向(図9において紙面と垂直な方向)に平行な複数の薬剤層18を設けている。そして薬剤層同士の間隙を薬剤滞留室Rとしているので、薬剤の残留箇所が多重に形成される。
第6の手段は、第3の手段を有し、かつ
上記錘材は、流動性材料で形成するとともに、
上記シート材の当接端部は、シート材の横方向から見てループ形状で柔軟な2つの管状体を各管壁の上側で相互に連結させて、シート材の残りの部分から垂下するように設け、
これら管状体の少なくとも相互に向かい合う部分にシート状の薬剤層を形成するとともに、シート受座に着座するときに、それら薬剤層が上記帯状重合部としてシート受座に密接するとともに、それら薬剤層同士の間隙を上記薬剤滞留室とした。
本手段では、図12に示すように2つの管状体P,Pの上側を相互に連結して、これら管状体の少なくとも向かい合う部分に薬剤層18を形成しており、それら薬剤層18の間に薬剤滞留室Rを設けている。
第7の手段は、第3の手段から第6の手段のいずれかを有し、かつ上記シート受座を低反発材料で形成している。
本手段は、シート受座2を低反発性ウレタンなどの低反発材料で形成することを提案している。シート受座2と当接端部14の薬剤層18との間に砂利などの異物が挟まったときにシート受座2が異物の周辺部で陥没することで(図14参照)周辺部以外のシート受座部分に関してスタンプ作用が担保できる。
第1の手段に係る発明によれば、シート材の当接端部に薬剤層を担持するスタンプ面を設けたから、スタンプ面から開口部へ移行した薬効成分がシャッター開放時にも残る。
第2の手段に係る発明によれば、スタンプ面を当接端部内の錘材とシート受座との間で挟むようにしたから、薬効成分をシート受座側へ移すスタンプ作用を向上できる。
第3の手段に係る発明によれば、上記当接端部に、薬剤層から揮発する薬効成分を溜める薬剤滞留室が形成されるようにしたから、歩行性虫の横断を阻止できる。
第4の手段に係る発明によれば、単一の薬剤層の両側に薬剤滞留室が形成されるように構成したから、簡単な構造ながら防虫効果が高い。
第5の手段に係る発明によれば、複数の平行な薬剤層を設けたから、シャッターの開状態で薬効が残るスタンプ箇所が幾重にも形成され、スタンプ機能が向上する。
第6の手段に係る発明によれば、柔軟な2つの管状体で当接端部を形成したから、スタンプ面の面積を拡大することができる。
第7の手段に係る発明によれば、シート受座を低反発材料で形成したから、シート受座と当接端部との間に小さい異物を挟んでも気密性を担保することができる。
本発明の第1実施形態に係るシートシャッターの閉塞状態正面図である。 図1のシートシャッターを側方から見た縦断面図である。 図1のシートシャッターの要部の閉塞状態の縦断面図である。 図3の要部の閉塞前の縦断面図である。 図3の要部を閉塞した後に再び開放したときの縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係るシートシャッターの要部を閉塞前の状態で側方から見た縦断面図である。 図6の要部の閉塞状態の縦断面図である。 図6の要部の閉塞状態での作用説明図であり、同図(A)は薬剤層とシート受座とが密着している状態の作用説明図、同図(B)は薬剤層とシート受座との間に隙間が空いてしまった状態での作用説明図である。 本発明の第3実施形態に係るシートシャッターの要部を閉塞前の状態で側方から見た縦断面図である。 図9の要部の閉塞状態の縦断面図である。 図9の要部の閉塞状態の作用説明図であって、一部の薬剤層とシート受座との間に隙間が空いてしまった状態の作用を説明するものである。 本発明の第3実施形態に係るシートシャッターの要部を閉塞前の状態で側方から見た縦断面図である。 図12の要部の閉塞状態の縦断面図である。 本発明の実施例の作用説明図である。
図1から図5は、本発明の第1の実施形態に係るシートシャッター1を示している。図1中、Aは、施設の出入り口である開口部である。なお、本明細書において「開口部」とは虫が進入する可能性のある入口をいい、例えば窓なども含むものとする。
上記シートシャッター1は、本実施形態において、シート受座2と、シート収納ケース6と、シート部材10とを具備している。
シート受座2は、上記開口部Aの下縁部で形成する。このシート受座2は、後述の薬剤層18の薬剤成分が染み込むことを防止する機能を有する。これによりシートシャッターの開放後にもシート受座2に薬剤成分が残り、歩行性虫の進入を回避する効果を発揮する。図示例のシート受座2は上面を平坦面に形成している。
出願人の試行実験では、コンクリート素地に対して薬剤層18付きのスタンプ面16を押圧しても、適当なスタンプ作用が得られなかった。これは、有孔材料であるコンクリート素地の内部に薬剤成分が染み込んでしまい、素地の表面に十分な量の薬効成分が残らなくなったためと解釈される。そこでシート受座2は、薬剤成分が染み込む程度の大きさの孔を有しない素材で平滑な構造に形成する。特許請求の範囲にいう「平滑」とは、コンクリート素材のものと同程度の微視的な孔(液状薬剤や粉状薬剤を吸い込むことが可能な孔)を有しないものとする。従って巨視的なレベルでの凹凸があるものを除外しないと理解すべきである。
上記シート受座2は、上記開口部Aの下辺全体をカバーするように設ける。図示例のシート受座2は、金属プレートを図示しないネジで開口部の下縁に固定しているが、もともとの開口部の下辺の素材が薬剤成分を吸い込まないという条件を満たしているときには、その開口部の下辺そのものをシート受座とすればよく、特別な部材を取り付ける必要はない。
シート収納ケース6は、上記開口部Aの上辺側に固定されている。このシート収納ケース6は、内部にシート材を巻き付けるためのドラム8を内蔵しており、このドラム8の回転により、シート収納ケースの下面にある口部6aを介して、シート材を繰出すことができる。上記ドラム8は、図示しない駆動装置により、或いは手動により回動可能に設ける。
シート部材10は、シート材12と、錘材22とを具備している。
上記シート材12は、上記ドラム8に基端部を固定させて巻き付けてあり、シート収納ケース6の口部6aから縦方向Xへ繰り出すことができるように設ける。シート材12の先部には、その横方向全体に亘って上記シート受座2へ当接可能な当接端部14を形成している。なお、本発明は、シート材12の下端部と開口部Aの下辺との間の閉塞方法を提案するものであるため、そのシート材12の形状を判り易く描くために、開口部Aの側辺からシート材12の側端部を離して描いている。しかしながら、実際には、開口部Aの側辺とシート材12の側端部との間に、その間隙を塞ぐ閉鎖手段(特許文献2のブラシ部を含む)を設けるなどにより、虫の進入を排除する措置を講ずることが望まれる。また従来公知であるように開口部Aの側辺に縦方向に長いガイドレールを形成し、このガイドレールがシート材12の両側端部を昇降可能に案内するように形成してもよい。
上記当接端部14は、下面側に、薬剤層18を担持したスタンプ面16を有しており、このスタンプ面16からシート受座2へ薬効成分Mを移すことができる程度に、シート材の残りの部分に比べて巾広に形成している。当接端部14は、シート材12の残りの部分とは別体の部材としても構わないが、好適な図示例では、一枚のシート材の先端側を上方へループ状に曲げ戻して、そのループの上方のシート材部分に接着固定することで、管状体Pに形成してなる。スタンプ面16を有する管状体Pは、シート受座2の表面に沿って変形可能であることが好適であるが、この特性に関しては、説明の都合上、後述の実施形態で解説するものとし、本実施形態では本発明に必須の構成要件に関して述べる。上記管状体Pの内部は後述の錘材22挿入用の空洞Cとなっている。
本実施形態では、当接端部14の下面側には、一つの帯板状の薬剤層18を、シート材12の横方向略全長に亘って連続して形成する。“連続して形成”とは、上記特許文献2の如く、一列に配列したブラシ部のブラシ毛にのみ薬剤を付着した構造を除く意味である。この薬剤層18は、防虫剤(例えば殺虫剤、虫避け用忌避剤)を層状にしたものである。薬剤層18は、薬剤層18自体に虫が直に触れて死ぬなどの第1の効果と、薬剤層18がシート受座2に押し付けられて薬液成分がシート受座2に移る第2の効果(スタンプ作用)と、薬剤層18からの薬剤成分の揮発する第3の効果を有する。
上記薬剤層18からシート受座2へ薬剤成分が移行する仕組みは、一般的な塗布容器から薬剤(薬液など)を被塗布面に塗布するものと同様である。液状・クリーム状・粉状の薬剤はそれ自体の付着力により被付着面に付着する。十分な量の薬液が付着するように薬剤の付着力に応じて薬剤層18の下面の面積を設計するとよい。
上記薬剤層18に使用される薬剤としては、カーバメート系化合物、ピレスロイド系化合物、有機リン系化合物及びこれらの異性体、誘導体、類縁体が挙げられる。また、これら薬剤を含有する樹脂体を構成する樹脂としては、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂の少なくとも1種の樹脂とする。さらに、この樹脂に対して含有薬物を溶解保持し、徐放性を付与する作用を有する薬剤を化合する効果が高まる。その薬剤としては、例えば、スルホンアミド誘導体、スルホン酸エステル誘導体、カルボン酸アミド誘導体、カルボン酸エステル誘導体のうち、少なくとも1種を含める。また、徐放性をさらに高めるために繊維状無機充填剤を混ぜることも含む。
上記錘材22は、当接端部14の空洞C 内に挿入される。この錘材22により、シート受座2との間に薬剤層18が挟まれるようにし、上述のスタンプ作用を確実なものとする。この錘材22の長さは、当接端部14の横方向全長に亘るように設定する。錘材22の素材は、図示例では剛体である棒材としているが、後述の如く流動性素材を用いてもよい。
上記錘材22は、従来公知のガイド棒(図示せず)を兼ねてもよい。このガイド棒は、従来公知のように、シール材の下部に形成する管状体を挿通するとともにシール材の左右両側から側外方へ延出したものである。そして、開口部Aの左右両側辺にガイド溝(図示せず)をそれぞれ縦設し、これらガイド溝内に上記ガイド棒の両端部を挿入することで、シート部材10の昇降を案内するようにすることができる。
上記構成において、上記シート収納ケース6からシート部材10を繰り出し(図3参照)、シート材12の当接端部14がシート受座2に突き当たることで開口部Aは閉塞される。この閉塞状態において、薬剤層18付きのスタンプ面16がシート受座2との当接位置にあるので、歩行性虫がシート受座2の上を歩行して施設の内部へ侵入することはできない。
また上記薬剤層18がシート受座2に当接することで薬剤成分Mがシート受座2の表面に付着する。錘材22の荷重で薬剤層18がシート受座2に圧接されるので、シート受座2の横方向全長に亘って万遍なく薬剤成分が付着する。
上記シート部材10を繰り上げると、上記当接端部14がシート受座2から離れ、薬剤層18が有する薬剤成分Mがシート受座2の上面に残される(図5参照)。前述の通り、シート受座2は、薬剤成分が染み込まない素材で形成されているので、シート受座2の上に残された薬剤成分Mは、シート部材10で開口部Aが再び閉じられるまでの間、虫の忌避効果乃至殺虫効果を発揮する。
なお揮発性の薬液を用いた場合に、シート受座2に残された成分は、いずれ揮発により消滅するが、そのことは本発明を実施する上で障害とはならない。一般的な食品医薬設備では、人や物が出入りするための必要な僅かな時間を除いて、開口部Aが閉じていることが常だからである。そうした僅かな時間であっても歩行性虫の進入を防止することは、製品への信頼性向上に大きく寄与すると考えられる。
以下、本発明の他の実施形態を説明する。これらの説明において第1実施形態と同じ構成に関しては、解説を省略する。
図6から図8は本発明の第2実施形態を示している。本実施形態では、まず既述錘材22を、ゲルや粉体などの流動性素材で形成しており、またシート材12の当接端部14を、シート受座2に着座することで(図7参照)シート材12の表裏方向Xに拡張することが可能な程度に柔軟な素材で形成している。シート材12が表裏方向に拡張すると、流動性素材が当接端部14内の拡張した領域に流入する。そうすると、スタンプ面16のうち薬剤層18の両側の部分が錘材22の重量により下がり、シート受座2に重なる。これら薬剤層18の両側の部分と、薬剤層18の下面とは、ともにシート材12の横方向に帯状に延びかつシート受座2に重なる部位であり、本明細書ではこれらを帯状重合部20と称する。
既述錘材22を流動性素材で形成したことに関して、図示例では、流動性素材が当接端部14の空洞C 内から流失しないように、流動性素材をシート材12の横方向Xに細長い肉薄の収納袋24に入れてもよい。この収納袋24は、当接端部14がシート受座2に当接することにより、シート受座2の表面に沿ってシート材12の表裏方向に広がることを邪魔しないように、柔らかい材料で形成する。また収納袋に代えて、流動性素材の流出を防止する蓋部(図示せず)を当接端部14の両側内に嵌合してもよい。
上記構成によれば、当接端部14がシート受座2に着座したときに、薬剤層18の両側の帯状重合部20がそれぞれ下降してシート受座2に当接することで、図8(A)に示す如く、これら帯状重合部20と薬剤層18との間に、薬剤層18の側面とスタンプ面16の下面とシート受座2の表面とで囲まれる間隙が形成される。この間隙は、例えば図3に示す薬剤層18近傍の空間と比較して、外部に対する連通性が低く、薬剤層18から放出した薬効成分が溜まり易い。そこで当該間隙を薬剤滞留室Rと称する。
上記薬剤滞留室Rを形成することの利点は次の通りである。開口部Aは人間の出入り口であり、人間が出入りする際に靴の裏に付着した砂利Gなどがシート受座2に載ってしまう可能性がある(図8(B)参照)。上記薬剤層18がシート受座2に載った砂利に突き当たると、薬剤層18とシート受座2の間に隙間ができ、この隙間は砂利の同程度のサイズの虫の進入経路となり得る。害虫は殺虫剤に対する抵抗力を持ち、薬効範囲内でも直ちに死なない場合があるため、上記進入経路を通過して施設内に進入する可能性がないとは言えない。そこで本実施形態では、薬剤層18の両側に薬剤滞留室Rを設ける構造とした。仮に歩行性虫が本実施形態のシート部材10の下を通過しようとしても、薬剤層18の外側の薬剤滞留室R、薬剤層18とシート受座2との間隙、薬剤層18の内側の薬剤滞留室Rを通過しなければならない。虫は、その間に薬剤層18から放出された薬効成分に曝されるため、通過する前に動けなくなる可能性が高い。
図9から図11は、本発明の第3実施形態を示している。本実施形態では、第1実施形態における単一の薬剤層18に代えて、シート材12の横方向Xに平行な複数本の薬剤層18を上記スタンプ面16に設けている。
本実施形態では、図10に示す全ての薬剤層18の下面が帯状重合部20であり、隣り合う薬剤層18同士の間隙を全て薬剤滞留室Rに形成している。
この構成によれば、仮に一つの薬剤層18の下面とシート受座2との間に砂利Gがはさまり、隙間ができたとしても、他の薬剤層18の下面とシート受座2との間で遮蔽されるので、歩行性虫の進入を阻止できる。
図12から図13は、本発明の第4実施形態を示している。本実施形態では、当接端部14を、2つの柔軟な管状体P,Pで形成する。図示例では、第1実施形態で開示した手順で形成した管状体Pの上部に、帯状のシート材料をループ状に屈曲させ、両端部で連結してなる管状体Pを房状に付設すればよい。
これら2つの管状体Pの相互に対向する面には、シート状の薬剤層18をそれぞれ形成する。この当接端部14をシート受座2に着座させたときには、2つの管状体Pがそれぞれ反対方向に偏平に広がり、上記各薬剤層18が帯状重合部20としてシート受座2に重なる。従ってスタンプ面16の面積を広くすることができる。
本実施形態では、2つの管状体P,Pの間に薬剤滞留室Rが形成される。
本発明の実施例として、シート受座2を低反発性ウレタンなどの低反発性素材で形成することができる。そのようにすることで、図14に示すように薬剤層18とシート受座2との間に砂利Gがはさまったときに砂利G近傍のシート受座部分が局部的に陥没する。逆に言えば、局部的に陥没する箇所を除いてシート受座2の上面の大半に薬効成分が移行するのでスタンプ作用を確実なものとすることができる。シート受座の基材として有孔材料を用いるときには、この基材の上面側に薬剤成分が染み込まないように非浸透性の表層を形成するとよい。
1…シートシャッター
2…シート受座 6…シート収納ケース 6a…口部 8…ドラム
10…シート部材 12…シート材 14…当接端部 16…スタンプ面
18…薬剤層 20…帯状重合部 22…錘材 24…収納袋
A…開口部 C…空洞 G…砂利 M…薬効成分
P, P,P…管状体 R…薬剤滞留室
…(シート材の)横方向 X…縦方向 X…表裏方向

Claims (7)

  1. 施設の水平向きの開口部の下縁部で形成する平滑なシート受座と、
    上記開口部の上辺側に取り付けられたシート収納ケースと、
    このシート収納ケース内に繰出し自在に巻き取られたシート材の先部全体を、当該繰出しによりシート受座に着座させることが可能な当接端部としてなるシート部材と、
    を具備し、
    上記当接端部は、シート部材の表裏方向に一定の巾を有し、
    当接端部の下面を、上記着座によりシート受座への薬効成分の移動が可能な防虫用の薬剤層を担持したスタンプ面とし、当該薬剤層はシート材の横方向ほぼ全長に亘って連続形成されており、
    上記シート受座は上記薬効成分を吸収しない素材で形成したことを特徴とする、歩行性虫進入防止機能付きシートシャッター。
  2. 上記当接端部は、内部を空洞としており、
    この空洞内に錘材を挿入して、上記シート受座にシート部材の当接端部を着座させたときに、当該錘材とシート受座との間にスタンプ面が挟まれるように構成したことを特徴とする、請求項1記載の歩行性虫進入防止機能付きシートシャッター。
  3. 上記当接端部のスタンプ面は、シート材の横方向ほぼ全長に亘って平行する、シート受座と密接可能な2以上の帯状重合部を有し、少なくとも一つの帯状重合部を薬剤層の下面とし、かつこの薬剤層が薬効成分を空気中に放出する性質を有するものとして、
    シート受座に密接した状態の2つの帯状重合部同士の間隙で、当該間隙に隣接する薬剤層から放出される薬剤成分を一時的に溜めるための薬剤滞留室が形成されるように設けたことを特徴とする、請求項2記載の歩行性虫進入防止機能付きシートシャッター。
  4. 上記錘材は、流動性材料で形成するとともに、
    上記シート材の当接端部は、シート材の横方向から見てループ形状で柔軟な単一の管状体とし、この管状体の下面であるスタンプ面の巾方向中央部に帯板状の薬剤層を付設することで、シート受座への着座状態で、薬剤層の両側でこの薬剤層から一定の距離を離れたスタンプ面部分が上記帯状重合部としてシート受座に密接するように設け、これらスタンプ面部分と薬剤層との間に上記薬剤滞留室が形成されるように構成したことを特徴とする、請求項3記載の歩行性虫進入防止機能付きシートシャッター。
  5. 上記シート材の当接端部は、シート材の横方向から見てループ形状で柔軟な単一の管状体とし、この管状体の下面であるスタンプ面にシート材の横方向に平行な複数の帯板状の薬剤層を付設することで、これら薬剤層を上記帯状重合部とし、薬剤層同士の間隙を上記薬剤滞留室としたことを特徴とする、請求項3記載の歩行性虫進入防止機能付きシートシャッター。
  6. 上記錘材は、流動性材料で形成するとともに、
    上記シート材の当接端部は、シート材の横方向から見てループ形状で柔軟な2つの管状体を各管壁の上側で相互に連結させて、シート材の残りの部分から垂下するように設け、
    これら管状体の少なくとも相互に向かい合う部分にシート状の薬剤層を形成するとともに、シート受座に着座するときに、それら薬剤層が上記帯状重合部としてシート受座に密接するとともに、それら薬剤層同士の間隙を上記薬剤滞留室としたことを特徴とする、請求項3記載の歩行性虫進入防止機能付きシートシャッター。
  7. 上記シート受座を低反発材料で形成したことを特徴とする、請求項3から請求項6のいずれかに記載の歩行性虫進入防止機能付きシートシャッター。
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