JP2014034393A - ビークル用モノリシック複合材構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造と組み立てに時間が所望以上の時間がかからないビークルのモノリシック複合材構造体を提供する。
【解決手段】モノリシック複合材構造体402、モノリシック複合材構造体の第1端部408、およびモノリシック複合材構造体の第2端部410を含む方法と装置がもたらされる。前記モノリシック複合材構造体の前記第1端部は、ビークル内の構造体に接続されるよう構成された第1の形状422を有する。前記モノリシック複合材構造体の前記第2端部は、前記ビークルの本体に接続されるよう構成された第2の形状424を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は概してビークルに関し、具体的にはビークル用の構造体に関する。より具体的には、本発明はビークル用のサポートシステム内のフレームのための方法と装置に関する。
ビークルの多くは、様々なコンポーネントが配置される本体を有している。たとえば、水上艦は船体の形態の本体を有する。別の例では、航空機は機体の形態の本体を有する。
航空機に関しては、各種コンポーネントへの支持を提供するサポートシステムが航空機の機体内に存在することがある。たとえば、航空機は機体の外板に接続する細長いビームを有することがある。これらの細長いビームは機体内のフロアを支持したり、航空機内の他の構造体に取り付けられたりする。このフロアは乗客の領域、貨物の領域、または航空機内の何らかの他の領域のためのものである。
さらに、曲線部材が機体の外板に取り付けられ、機体への支持を追加することがある。これらの曲線部材はたとえば、リブまたは他の種類の支持構造体である。さらに、機体に追加の支持を提供するため、部材がリブとビーム間でトラス構造を形成することがある。
現行では、これらの各種コンポーネントは金属あるいは複合材料で構成されている。これらの各種コンポーネントはファスナ、溶接継ぎ手、および他の適切な手段を介して相互に接続される。
航空機のサポートシステム内の構造体は様々な荷重に対し、所望の支持を提供するが、これらの構造体は通常、所望するものより複雑である。たとえば、ビームとリブの製造およびビームのリブへの接続及び/又はビーム間もしくはフレーム間にトラス構造を含めることは、所望以上の時間と労力がかかる。
製造中、これらの各種構造体は様々なプロセスを経て形成される。その後、これら構造体は、構造体の配置、構造体へのドリルでの穴あけ、ファスナの設置、構造体同士の溶接、シーラントの塗布、および他の適切な処理を含む処理を通して組み立てられる。これらの処理に要する時間によって、航空機または他のビークルの製造と組み立てに、所望以上の時間がかかる場合がある。したがって、少なくとも上述の問題点の一部、並びに他の潜在的な問題点を考慮に入れた方法および装置をもたらすことが望まれる。
一例示の実施形態においては、装置はモノリシック複合材構造体、前記モノリシック複合材構造体の第1端部、および前記モノリシック複合材構造体の第2端部を含む。前記モノリシック複合材構造体の前記第1端部は、ビークル内の構造体に接続されるよう構成された第1の形状を有する。前記モノリシック複合材構造体の前記第2端部は、前記ビークルの本体に接続されるよう構成された第2の形状を有する。
別の例示の実施形態においては、航空機のサポートシステムは複数のフレームを含む。前記複数のフレームの1フレームは、モノリシック複合材構造体、前記モノリシック複合材構造体の第1端部、および前記モノリシック複合材構造体の第2端部を含む。前記モノリシック複合材構造体の第1端部は、航空機内のフロアを支持するよう構成された第1の形状を有する。前記モノリシック複合材構造体の第2端部は、航空機の機体に接続されるよう構成された第2の形状を有する。
さらに別の実施形態では、ビークルを操作する方法が提示されている。ビークルは操作される。ビークル内の任意の数の構造体が、任意の数のフレームを有するサポートシステムで支持されている。前記任意の数のフレームの1フレームは、モノリシック複合材構造体、モノリシック複合材構造体の第1端部、およびモノリシック複合材構造体の第2端部を含む。前記モノリシック複合材構造体の前記第1端部は、前記ビークル内の前記任意の数の構造体を支持するよう構成された第1の形状を有する。前記モノリシック複合材構造体の前記第2端部は、前記ビークルの本体に接続されるよう構成された第2の形状を有する。
本発明の一態様によると、略平面形状を有するモノリシック複合材構造体、ビークル内の構造体に接続されるよう構成された第1の形状を有する前記モノリシック複合材構造体の第1端部、および前記ビークルの本体に接続されるよう構成された第2の形状を有する前記モノリシック複合材構造体の第2端部を含む装置がもたらされる。前記構造体は前記ビークル内のフロアであることが有利である。前記モノリシック複合材構造体、前記第1端部、および前記第2端部はフレームを形成することが有利である。前記モノリシック複合材構造体は、ビークルの操作中の荷重を支えるよう構成されることが有利である。前記モノリシック複合材構造体はビークルへの衝撃のエネルギーを放散するよう構成されることが有利である。前記モノリシック複合材構造体内の任意の数の変形領域がビークルへの衝撃のエネルギーの放散時に変形するよう構成されることが好ましい。前記任意の数の変形領域は非平面領域および平面領域の少なくとも1つから選択されることが好ましい。前記装置はさらに、前記モノリシック複合材構造体の前記第1端部と前記第2端部間に配置された任意の数の荷重領域を前記モノリシック複合材構造体内に含むことが有利である。前記任意の数の荷重領域は任意の数の非平面領域であることが好ましい。前記装置はさらに、前記モノリシック複合材構造体内に任意の数の開口部を含むことが有利である。第2端部は第1端部から延在する複数のフランジを含み、前記複数のフランジは前記ビークルの前記本体に接続されるよう構成されることが有利である。前記ビークルの前記本体は、機体および船体の1つから選択されることが有利である。前記ビークルは航空機、回転翼航空機、飛行船、ホバークラフト、船舶、水上艦、潜水艦、水陸両用ビークル、宇宙往還機、スペースシャトル、バス、列車、軍用車、および商用車の1つから選択されることが有利である。
本発明の一態様によると、複数のフレームを含む航空機のサポートシステムがもたらされる。前記サポートシステムは複数のフレームを含んでおり、前記複数のフレームの1フレームはモノリシック複合材構造体、前記航空機内のフロアを支持するよう構成された第1の形状を有する前記モノリシック複合材構造体の第1端部、前記航空機の機体に接続されるよう構成された第2の形状を有する前記モノリシック複合材構造体の第2端部を含む。
本発明の一態様によると、ビークルを操作する方法がもたらされる。前記方法は前記ビークルを操作すること、および前記ビークル内の任意の数の構造体を任意の数のフレームを有するサポートシステムで支持することを含んでおり、前記任意の数のフレームの1フレームはモノリシック複合材構造体、前記ビークル内の前記任意の数の構造体を支持するよう構成された第1の形状を有する前記モノリシック複合材構造体の第1端部、および前記ビークルの本体に接続されるよう構成された第2の形状を有する前記モノリシック複合材構造体の第2端部を含む。前記任意の数の構造体はビークル内のフロアであることが有利である。前記モノリシック複合材構造体は、ビークルの操作中の荷重を支えるよう構成されることが有利である。前記方法はさらに、前記ビークルへの衝撃のエネルギーに反応して、前記モノリシック複合材構造体内の任意の数の変形領域を変形させることを含むことが有利である。前記任意の数の変形領域は非平面領域および平面領域の少なくとも1つから選択されることが好ましい。前記モノリシック複合材構造体は任意の数の開口部を有することが有利である。
上述の特徴および機能は、本発明の様々な実施形態で独立に実現可能であるか、またはさらなる別の実施形態で組み合わせることが可能である。さらなる別の実施形態の詳細は以下の説明および図面を参照すると理解できる。
例示的な実施形態の特徴と考えられる新規の機能は、添付の特許請求の範囲に記載される。しかしながら、例示の実施形態と、好ましい使用モード、さらにはそれらの目的と特徴は、添付図面を参照しながら本発明の例示の一実施形態の以下の詳細な説明を読むことにより最もよく理解できる。
例示的な実施形態に係る航空機を示す図である。 例示的な実施形態に係るサポートシステムの詳細図である。 例示的な実施形態に係るビークルのブロック図である。 例示的な実施形態に係るフレームのブロック図である。 例示的な実施形態に係るフレームの図である。 例示的な実施形態に係るフレームの側面図である。 例示的な実施形態に係るトリミングされていないフレームの図である。 例示的な実施形態に係るフレームの図である。 例示的な実施形態に係るフレームの断面図である。 例示的な実施形態に係るフレームの端部の詳細図である。 例示的な実施形態に係るフレームの端部の詳細図である。 例示的な実施形態に係るフレームの断面図である。 例示的な実施形態に係るフレームの断面図の一部分の詳細図である。 例示的な実施形態によるフレームの図である。 例示的な実施形態に係るフレームの側面図である。 例示的な実施形態に係るビークルを操作するプロセスのフローチャートを示す。 例示的な実施形態に係るフレームを形成するプロセスのフローチャートを示す。 例示的な一実施形態に係る航空機の製造および点検方法を示している。 例示的な実装形態が実装され得る航空機を示したものである。
例示的な実施形態は、1つ以上の各種検討事項を認識、かつ考慮している。たとえば、例示的な実施形態は、製造により長時間がかかることに加え、多数のコンポーネントを有するサポートシステム内の構造体に対する保守量が所望以上に増えることを認識かつ考慮している。たとえば、航空機のサポートシステム内のトラス構造は定期的な検査を必要とする可能性がある。これらの検査において、サポートシステム内の各コンポーネントが検査される可能性がある。さらに、これら各種コンポーネントの製造には所望以上のツールが必要になる可能性がある。たとえば、部品の印付け、部品の押し出し、部品の切断のためのツール、および他の処理が必要になる可能性がある。
よって、例示の実施形態ではモノリシック複合材構造体を含むサポートシステムのための方法と装置を提供する。これらのモノリシック複合材構造体は複合材料から形成されたフレームの形態を取る。
ここで図面を参照すると、具体的に図1では、一実施形態に係る航空機の例が示されている。この実施例では、航空機100は、機体106に取り付けられた翼102および翼104を有する。航空機100は、翼102に取り付けられたエンジン108と、翼104に取り付けられたエンジン110を含む。
機体106は尾部112を有する。水平安定板114、水平安定板116、および垂直安定板118が、機体106の尾部112に取り付けられている。
航空機100は、一実施形態に係るサポートシステム120が実装され得る航空機の実施例である。この実施例では、航空機100の露出ビューが示されている。この露出ビューでは、機体106の内装122がサポートシステム120とともに表示されている。この実施例では、サポートシステム120はフレーム124を含む。これらの実施例において、フレーム124はモノリシック複合材構造体である。
図のとおり、フレーム124は航空機100の内装122内のフロア126を支持する。さらに、フレーム124は機体106に対する支持も提供する。これらの実施例では、フレーム124はフロア126と機体106の両方に接続できる。特に、特定の実装例によっては、フレーム124は機体106の外板または機体106の他の構造体に接続できる。次の図に、機体106のセクション128の詳細ビューが示されている。
ここで図2を参照すると、例示の一実施形態に係るサポートシステムの詳細ビューが示されている。この実施例では、図1のセクション128に帰属する、機体106の内装122内のサポートシステム120のためのフレーム124が詳細に示されている。機体106の内装122の露出ビューには、フレーム200、フレーム202、フレーム204、フレーム206、フレーム208、フレーム210、フレーム212、フレーム214、およびフレーム216が見える。
ここで、図3を参照すると、例示の一実施形態に係るビークルのブロック図が示されている。この実施例では、図1の航空機100は、この図にブロック図で示されたビークル300の物理的実装例である。
図示のとおり、ビークル300は他のコンポーネントに加え、サポートシステム302を含む。サポートシステム302はビークル300内の任意の数の構造体304に対する支持を提供するよう構成されている。本明細書で、項目と関連させて「任意の数の」を使用する場合は、1以上の項目を意味する。たとえば、任意の数の構造体304は、1以上の構造体304を意味する。
特に、サポートシステム302はフレーム306を含む。フレーム306はビークル300内の任意の数の構造体304に対する支持を提供するよう構成されている。たとえば、フレーム306は、ビークル300の構造体304内の本体308に対する支持を提供できる。
図のとおり、本体308は構造体304の1構造体であり、構造体304内にはコンポーネント、乗客、貨物、および他のオブジェクトを配置できる。これらの実施例では、本体308はビークル300の本体であり得る。本体308は、たとえば限定はしないが、機体、船体、またはビークル300の他の何らかの本体であってよい。
さらに、本体308に加えてまたは本体308の代わりに、フレーム306はビークル300内の構造体304内部の他の構造体に対する支持を提供できる。たとえば、フレーム306は、ビークル300内のフロア310に対する支持を提供できる。フロア310は、たとえば限定はしないが、乗客コンパートメント、カーゴ領域、操縦室、アビオニクスコンパートメント、または他の何らかの適切な領域等の領域のためのフロアであってよい。
これらの実施例では、フレーム306は複合材料312で構成される。複合材料312はマトリクスおよび補強材で構成されてよい。補強材はプライ、テープ、布、麻くずの形態の繊維、および他の適切な形態の繊維で構成できる。補強材は樹脂の形態のマトリクスで充填され、または含侵されてよい。補強材のレイヤを積層できる。前記レイヤの積層前または積層後に樹脂を追加できる。その後、この材料の組み合わせを硬化させてフレーム306を形成できる。
具体的には、フレーム306はモノリシック複合材構造体314であってよい。言い換えると、フレーム306の各フレームは単一構造体で構成できる。
言い換えると、フレーム306の1フレームを形成するため、各種コンポーネントを相互に接続しない。本明細書で使用しているように、第2コンポーネントに「接続されている」第1コンポーネントとは、第1コンポーネントが第2コンポーネントに直接的または間接的に接続可能であることを意味する。すなわち、第1コンポーネントと第2コンポーネント間には追加のコンポーネントが存在し得る。これら2つのコンポーネント間に1以上の追加コンポーネントが存在する場合は、第1コンポーネントは第2コンポーネントに間接的に接続されているとみなされる。第1コンポーネントが第2コンポーネントに直接的に接続されているとき、これら2つのコンポーネント間に追加コンポーネントは存在しない。
フレーム306がモノリシック複合材構造体314の形態を取るとき、一部の実施例では、フレーム306は単一硬化を介して形成される。単一硬化の場合、コンポーネントの二次的接合は発生せず、フレーム306の再硬化は実施されない。
サポートシステム302内にフレーム306を使用した場合、現行使用されているサポートシステムと比べて、フレーム306の製造および設置に要する時間を短縮できる。さらに、サポートシステム302内にフレーム306を使用すると、ビークル300のコストも低減できる。
ここで図4を参照すると、例示の一実施形態に係るフレームのブロック図が示されている。この実施例では、フレーム400は、図3のフレーム306の1フレームの一例である。
図のとおり、フレーム400はモノリシック複合材構造体402で構成される。これらの実施例では、モノリシック複合材構造体402は略平面形状である。一部の実施例では、モノリシック複合材構造体402は非平面の機構を有してよい。
これらの実施例において、フレーム400は第1側面404、第2側面406、第1端部408、第2端部410を有する。第1側面404と第2側面406は向かい合っている。この実施例では、第1側面404は第1表面412を有し、第2側面406は第2表面414を有する。第1表面412と第2表面414は略平面の表面である。一部の実施例では、モノリシック複合材構造体402は略平面形状を有するのに対し、これらの表面は平面でなくてもよい。言い換えると、モノリシック複合材構造体402の全般的な形態は略平面であるが、第1表面412と第2表面414のような表面は平面ではない構成を有することがある。
この実施例では、第1表面412と第2表面414は平面領域418を含む。さらに、第1表面412と第2表面414は任意の数の非平面領域420も含むことができる。任意の数の非平面領域420は平面領域418内の1つ以上の非平面領域である。さらに、第1表面412と第2表面414の平面領域418は非平面の機構421を含むことができる。
非平面の機構421は、第1表面412と第2表面414上にある機構であって、フレーム400の強度を高めたり、フレーム400の性能に対し所望のパラメータを付与したりできる。たとえば、フレーム400上またはフレーム400内部に正弦波のパターンが存在し得る。正弦波のパターンがフレーム400上に存在するとき、第1表面412と第2表面414は非平面の表面となり得る。正弦波のパターンがフレーム400の内装内部に使用されるとき、第1表面412と第2表面414は依然として平面領域418を有することができる。よって、非平面の機構421は、平面領域418または第1表面412と第2表面414を変更することなく、フレーム400内に存在し得る。
一部の実施例では、任意の数の非平面領域420も非平面の機構を含み得る。もちろん、特定の実装によって、正弦波のパターン以外の他の非平面の機構を使用できる。
図のとおり、第1端部408は第1の形状422を有し、第2端部410は第2の形状424を有する。第1の形状422は、図3の構造体304の1構造体を支持するよう構成される。たとえば、第1の形状422は、図3に係るビークル300の構造体304内部のフロア310を支持するよう構成される。
第2端部410は構造体304の別の構造体へ接続されるよう構成された第2の形状424を有する。この他の構造体はたとえば、図3のビークル300の本体308等の構造体であってよい。
さらに、モノリシック複合材構造体402は任意の数の荷重領域426も含む。任意の数の荷重領域426は、モノリシック複合材構造体402内のフレーム400のモノリシック複合材構造体402の第1端部408と第2端部410間に配置できる。
これらの実施例では、任意の数の荷重領域426は荷重428を支えるため構成される。荷重428は、図3のビークル300の操作中に、フレーム400にかかる荷重であってよい。これらの実施例では、任意の数の荷重領域426は任意の数の非平面領域420内に存在してよい。
これら特定の実施例では、任意の数の非平面領域420が任意の数の荷重領域426として機能するよう構成されている場合、任意の数の非平面領域420は細長い領域であってよい。特に、これらの細長い領域は、第1表面412および第2表面414上の両方にある非平面領域であるビードの形態を取ってよい。
これらの実施例では、フレーム400のモノリシック複合材構造体402は、図3に係るビークル300への衝撃に起因し得るエネルギー430を放散するよう構成できる。特に、モノリシック複合材構造体402は任意の数の変形領域432を含むことができる。
任意の数の変形領域432は、特定の実装によっては、任意の数の非平面領域420と平面領域418の少なくとも1つを含むことができる。本明細書において、「〜の少なくとも1つ」という表現が列挙された項目と共に使用される場合、当該列挙された項目の1つ以上の各種組み合わせが可能であることを意味し、かつ、当該列挙された各項目のうちの1つだけあればよいことを意味する。たとえば、「項目A、項目B、および項目Cの少なくとも1つ」は、「項目A」または「項目Aと項目B」を含むことができ、これに限定されない。この例では、「項目Aと項目Bと項目C」または「項目Bと項目C」も含まれ得る。
モノリシック複合材構造体402にかかるエネルギー430を放散させるとき、任意の数の変形領域432は変形してよい。任意の数の変形領域432は、モノリシック複合材構造体402内の任意の数の変形領域432内のレイヤ434構成によって形成できる。
さらに、モノリシック複合材構造体402は任意の数の開口部436も含むことができる。任意の数の開口部436は、任意の数の各種理由のために、形成できる。たとえば、フレーム400の重量を低減するため、任意の数の開口部436を形成できる。
開口部436は、モノリシック複合材構造体402内の任意の数の変形領域432の作成を補助するために形成することもできる。開口部436のサイズと場所は、所望のエネルギー放散量に基づいて選択できる。
さらに、開口部436は各種目的のためのアクセスを提供できる。たとえば、開口部436は保守、検査、または保守と検査両方のためのアクセスを提供できる。さらに、開口部436はまたビークル300の他のコンポーネントに対するアクセスを提供できる。これらのコンポーネントはたとえば限定はしないが、ワイヤ、フルードライン、光回線、配線、リンケージ、および他の適切なコンポーネントの少なくとも1つであってよい。
これらの実施例では、フレーム400のモノリシック複合材構造体402を形成するために使用される複合材料のレイヤ438の積層中に、開口部436を形成できる。他の実施例では、複合材料のレイヤ438の硬化後に、開口部436を形成することができる。
これらの実施例では、フレーム400は単一コンポーネントとして形成される。言い換えると、モノリシック複合材構造体402、第1側面404、第2側面406、第1端部408、第2端部410、およびフレーム400内の他の機構は単一コンポーネントとして形成される。結果として、フレーム400の様々な機構および部品は、フレーム400を形成するため、相互に締結または接合されない。
これらの実施例では、複合材料のレイヤ438はフレーム400内の様々なコンポーネントを形成する。複合材料のレイヤ438は積層および硬化が同時になされる。言い換えると、これらの実施例では、フレーム400を製造するために単一硬化がなされる。同時硬化を介して同時に硬化するため、フレーム400の様々な部品のために複合材料のレイヤ438を積層すること、およびこれらの材料を共に配置することも、単一硬化とみなされる。言い換えると、複合材料のレイヤ438の初回の硬化がなされた後、二次的な時点において複合材料のレイヤ438は硬化されない。
さらに、フレーム400は材料440も含むことができる。材料440は複合材料のレイヤ438内または複合材料のレイヤ438間に配置できる。材料440は様々な形態をとり得る。たとえば限定はしないが、材料440は発泡体、プラスチック、金属、充填材、ハニカムコア、および他の適切な種類の材料であってよい。材料440は、任意の数の各種目的のために使用できる。たとえば、材料440を使用し、フレーム400のモノリシック複合材構造体402内の平面領域418、任意の数の非平面領域420、任意の数の荷重領域426、任意の数の変形領域432、および他の適切な領域または構造体の少なくとも1つを形成できる。
フレーム400の重量低減、フレーム400の部分の強度向上、任意の数の変形領域432の作成、および他の適切な目的のため、材料440の選択をなし得る。材料440が複合材料のレイヤ438に含有される結果、フレーム400のモノリシック複合材構造体402を形成するための複合材料のレイヤ438の硬化中、材料440が存在する。
このように、第1表面412と第2表面414上に平面領域418、任意の数の非平面領域420、及び/又は非平面の機構421を有するモノリシック複合材構造体402は、略平面の複合材構造体である。言い換えると、モノリシック複合材構造体402の第1表面412及び/又は第2表面414が非平面であっても、モノリシック複合材構造体402は略平面の形状を有する。
ビークル300とビークル300のサポートシステム302の図および図3と図4の各種コンポーネントは、例示の実施形態が実装できる方式に対する物理的または構造的な限定を示唆するものではない。図示したコンポーネントに加えてまたは代えて、他のコンポーネントを使用できる。コンポーネントの中には不必要になるものもある。また、ブロック図は一部の機能的コンポーネントを示すために提示されている。例示的な実施形態の実装時、1つ以上のこれらのブロックを結合、分割したり、あるいは1つ以上のこれらのブロックを別のブロックに結合および分割できる。
たとえば、開口部436をフレーム400からなくしてもよい。他の実施例において、フレーム400の一部の実装例には開口部436が存在するが、図3に係るサポートシステム302内のフレーム306の形成時には開口部は使用されず存在しない。これらの実施例では、サポートシステム302は図1の航空機100等のビークルと共に使用するものとして記載されている。サポートシステム302は他の種類のビークルと共に使用できる。たとえば限定はしないが、サポートシステム302は回転翼航空機、飛行船、ホバークラフト、船舶、水上艦、潜水艦、水陸両用ビークル、宇宙往還機、スペースシャトル、バス、列車、軍用車、商用車、および他の適切なビークルの1つから選択されるビークルと共に使用できる。
ここで図5を参照すると、例示の一実施形態に係るフレームが示されている。フレーム500は、図4のブロック図で示されるフレーム400の物理的実装例である。この図ではフレーム500の等角ビューが示されている。図のとおり、フレーム500はモノリシック複合材構造体502の形態を取る。
図のとおり、フレーム500は第1側面504、第2側面506、第1端部508、および第2端部510を有する。これらの実施例では、フレーム500は図1の航空機100内で使用可能なフレームの一例である。特に、フレーム500は図1のサポートシステム120に示されるフレーム124内の1フレームの例である。
この実施例では、第1端部508は図1のフロア126等の航空機100内部の構造体を支持するよう構成されている。見て取れるとおり、第1端部508は略平面で、航空機100内のフロア126のコンポーネントを支持するよう構成されている。図のとおり、モノリシック複合材構造体502上の第1端部508はT形状を有することができる。第2端部510は機体106の内装へと接続されるよう構成された曲線形状を有する。当然ながら、第2端部510は機体106の形状によって、他の形状を有し得る。これらの実施例では、フレーム500の第2端部510は、図1に係る航空機100内の機体106への支持を提供するニール(kneel)フレームとして機能できる。
さらに、この特定例においてわかるように、フレーム500には当該フレームが略平面である領域とフレーム500が非平面である領域が含まれる。図のとおり、平面領域512と非平面領域514が第1側面504の第1表面516上に存在する。特に、非平面領域514には、非平面領域518、非平面領域520、非平面領域522、非平面領域524、非平面領域526、および非平面領域528が含まれる。図のとおり、非平面領域514は平面領域512より隆起している。
これらの実施例では、第2側面506上の第2表面上に、対応する平面領域および非平面領域が存在する。フレーム500のこのビューでは、対応する平面領域および非平面領域は見えない。
図のとおり、非平面領域514はフレーム500の荷重領域を形成できる。非平面領域514が荷重領域として構成される場合、非平面領域514は図1に係る航空機100の操作中にフレーム500にかかり得る荷重を支持できる。
さらに、これらの実施例において、非平面領域514と平面領域512の部分のうち少なくとも1つを、変形領域として機能するよう構成できる。図のとおり、変形領域は、非平面領域514と平面領域512の部分のうち少なくとも1つの中に、任意の数の複合材料のレイヤ、任意の数の複合材料のレイヤの向き、および他の適切なパラメータの少なくとも1つを選択することを通して形成できる。たとえば、前記任意の数の複合材料のレイヤおよび前記任意の数の複合材料のレイヤの前記向きは、変形領域がフレーム500内の他の領域より先に変形する可能性が高くなるように、選択できる。
これらの変形領域は、衝撃によりまたは他の何らかの源により生成されたエネルギーがフレーム500にかかる際、変形できる。これらの変形領域の変形によって、フレーム500にかかるエネルギー吸収をもたらす。
変形領域およびフレーム500内のこれらの箇所の選択によって、フレーム500によってエネルギーが吸収されることになる。結果的に、他の構造体に伝達されるエネルギー量を減少できる。このエネルギー吸収によって、乗客領域または貨物領域等の他の領域へのエネルギー伝達を減らすことができる。
これらの実施例では、フレーム500はまた開口部530を含むことができる。開口部530はモノリシック複合材構造体502内部に形成される。これらの実施例では、開口部530は開口部532、開口部534、開口部536、開口部538、および開口部540を含む。任意の数の各種理由のためのアクセスを提供するため、開口部530をモノリシック複合材構造体502内部に形成できる。
たとえば、保守、検査、配線束、光回線、フルードライン、および図1に係る航空機100内に存在し得る他のコンポーネントに対するアクセスを提供するため、開口部530が存在してよい。さらに、フレーム500が設置されている領域内でコンパートメントが閉鎖された場合、開口部530は減圧通気機能も供給できる。
この実施例では、セクション541は図1に係る航空機100内のフロア126等の構造体を支持するよう構成されている。この例では、第1端部508のセクション541はフレーム500内のビームまたは他の支持構造体として機能できる。
さらに、第1端部508は他の構造体も支持できる。たとえば、第1端部508のセクション542とセクション544は、図に1係る航空機100の内装122内のフロア126の上方にあるパネルを支持するよう構成できる。
別の実施例では、第2端部510はまたチャネル546を含むことができる。これらのチャネルは、図1に係る航空機100の機体106内部のストリンガ等の構造体に適合するよう、第2端部510内部に形成できる。たとえば、チャネル546のうちのチャネル548は、ストリンガに適合するよう、またはストリンガがチャネル548を通ることができるように成形できる。
他の実施例では、チャネル546は存在しなくてもよい。さらなる他の実施例では、チャネル548はストリンガに適合するよう、あるいはストリンガがチャネル548を通ることができるようになっていなくてよい。フルードラインまたはファスナ等の他の機構は、任意のチャネル546を通過できる。フレーム500が航空機の機体以外の他の構造体内に使用される場合、搬送要素へのアクセスを可能にしたり、または他の適切な目的のために、チャネル546を図1の航空機100内に使用したりできる。
第2端部510は複数のフランジ550も有する。複数のフランジ550は、第2端部510を他の構造体へ接続する際、使用する構造体を提供できる。たとえば、複数のフランジ550のうちのフランジ552を機体106に接続できる。
さらなる他の実施例では、第1側面504は非平面の表面を有してよい。たとえば、第1側面504は正弦波のパターンの形状を有してよい。別の例では、第1側面504は非平面領域514を含まない可能性がある。
ここで図6を参照すると、例示の一実施形態に係るフレームの側面図が示されている。ここに描かれている実施例では、フレーム500の第1側面504が示されている。
図のとおり、フレーム500は長さ600と高さ602を有する。長さ600はたとえば約184インチ、一方、高さ602は約53インチとしてよい。もちろん、図1に係る航空機100等のプラットフォームの設計によって、長さ600と高さ602に異なる値を持たせてよい。さらに、フレーム500が航空機100に使用される場合、航空機100の機体106内のフレーム500の箇所によって、フレーム500は様々なサイズを持つことができる。例を挙げると、機体106の他のセクション、たとえば図1の翼102と翼104近くのセクションと比較して、機体106の尾部セクション112においては、フレーム500はサイズがより小さくてよい。
ここで図7を参照すると、例示的な実施形態に係るトリミングされていないフレームが示されている。トリミングされていないフレーム700は、フレーム500がトリミングされて開口部530、チャネル546、または図5と6のフレーム500の他の機構を含むようになる前の、フレーム500の一例である。
この例示的な実施例では、非平面領域514がトリミングされていないフレーム700内に存在する。図のとおり、第1側面504の第1表面516は、略平面である。もちろん、特定の実装によって、トリミングされていないフレーム700の表面は、非平面の機構を含んでよい。
これらの実施例では、トリミングされていないフレーム700上に存在する非平面領域514を有するトリミングされていないフレーム700が表示されているが、トリミングされていないフレーム700の他の例は非平面領域514を含まなくてよい。さらに、非平面領域514に加え、他の機構がトリミングされていないフレーム700上に存在してよい。さらなる別の実施例では、トリミングされていないフレーム700のトリミングは不要であってよい。
ここで図8を参照すると、例示的な実施形態に係るフレームが示されている。フレーム800は、図4のブロック図で示されるフレーム400の物理的実装のもう1つの例である。この図ではフレーム800の等角ビューが示されている。図のとおり、フレーム800はモノリシック複合材構造体802の形態を取る。
図のとおり、フレーム800は、第1側面504の第1表面516上に正弦波パターン804を有する。これらの実施例でにおいて、フレーム800は、第2側面506の表面上にも、正弦波パターン805を有してよい。特定の実装によって、フレーム800の強度を強化するため、またはフレーム800の他の所望の機能を提供するため、正弦波パターン804を選択できる。他の実施例では、フレーム800は第1側面504と第2側面506の表面に、正弦波805以外の異なるパターンを有してよい。
ここで図9を参照すると、例示の一実施形態に係るフレームの断面図が示されている。この表示の例において、フレーム500の断面図は、図6のライン9‐9に沿って切り取ったものである。
この実施例では、非平面領域524は、第1側面504の第1表面516上および第2側面506の第2表面900上に存在する。図のとおり、非平面領域524はモノリシック複合材構造体502の固体部分として形成される。たとえば、フレーム500の他の領域と比較して、複合材料のレイヤ902内の追加レイヤが非平面領域524内に存在し得る。特定の実装に応じて、複合材料のレイヤ902の実際に選択されるレイヤの数は異なってよい。たとえば、選択されるプライの種類、選択される樹脂の種類、所望の積載量、および他の適切な要因によって、使用されるレイヤの数と向きが決まる。たとえば、レイヤの数は約20レイヤ、約40レイヤ、約75レイヤ、または他の何らかのレイヤの数であってよい。
図のとおり、非平面領域524はフレーム500の荷重領域であってよい。言い換えると、非平面領域524は、フレーム500にかかり得る荷重を支持するよう構成できる。さらなる他の実施例では、非平面領域524は変形を通してエネルギーを吸収するよう構成されている変形領域の一部であってもよい。フレーム500のセクション904の詳細図が図10に、フレーム500のセクション905の詳細図が図11に示されている。
ここで図10を参照すると、例示の一実施形態に係るフレームの端部の詳細図が示されている。この実施例では、図9のセクション904の詳細な図が示されている。
図のとおり、第1端部508はT形状を有している。この実施例では、複合材料のレイヤ902は、フレーム500の第1端部508を形成するよう構成されている。複合材料のレイヤ902に加え、ヌードル1004も複合材料のレイヤ902内に含まれる。この実施例では、ヌードル1004は、第1端部508にある半径部1006の充填物として構成された任意の数の複合材料のレイヤである。プライがヌードル1004に封入されるように、プライが置かれる。さらに、ヌードル1004は硬化プロセス中、接着材料ラップを含める、または含めないことができる。この接着材料ラップは、複合材料のレイヤ902内のプライ間の接合の一体性を高めることができる。
この実施例では、ヌードル1004は三角形の断面を有する。ヌードル1004を採用すると、複合材料のレイヤ902内の隙間1008を充填でき、すべての表面を結合することができる。ヌードル1004を採用すると、第1端部508の強度を高めることができる。さらに、ヌードル1004を使用すると、半径部1006の層間剥離とゆがみを低減できる。
ここで図11を参照すると、例示の一実施形態に係るフレームの端部の詳細図が示されている。この実施例では、図9のセクション905の詳細な図が示されている。
図のとおり、第2端部510はT形状を有している。この実施例では、複合材料のレイヤ902は、フレーム500の第2端部510を形成するよう構成されている。複合材料のレイヤ902に加え、ヌードル1104も複合材料のレイヤ902内に含まれる。この実施例では、ヌードル1104は、第2端部510にある半径部1106の充填物として構成された任意の数の複合材料のレイヤで構成されている。さらに、ヌードル1104は硬化プロセス中、接着材料ラップを含める、または含めないことができる。これらの接着材料ラップは、複合材料のレイヤ902内のプライ間の接合の一体性を高めることができる。
この実施例では、ヌードル1104は三角形の断面を有する。ヌードル1104を採用すると、複合材料のレイヤ902内の隙間1108を充填でき、すべての表面を結合することができる。ヌードル1104を採用すると、第2端部510の強度を高めることができる。さらに、ヌードル1104を使用すると、半径部1106の層間剥離とゆがみを低減できる。
ここで図12を参照すると、一実施形態に係るフレームの断面図が示されている。この表示の例において、フレーム500の断面図は、図6のライン12‐12に沿って切り取ったものである。このフレーム500の断面図は、フレーム500の別の実装の一例である。
この実施例では、非平面領域524は、第1側面504の第1表面516上および第2側面506の第2表面1200上の両方に存在する。この実施例では、非平面領域524は、図9の断面図で示されたフレーム500の実装例と比べ、モノリシック複合材構造体502の固体部分ではない。
代わりに、非平面領域524は充填物質1202を含む。この実施例では、充填物質1202は、フレーム500のセクション1208内の複合材料のレイヤ1206間に配置される。充填物質1202は、任意の数の各種材料から選択できる。たとえば限定はしないが、充填物質1202は発泡体、プラスチック、金属、ハニカムコア、および他の適切な種類の充填物質であってよい。セクション1208の詳細図が図13に示されている。
ここで図13を参照すると、例示の一実施形態に係るフレームの断面図の一部分の詳細が示されている。この図では、図12のセクション1208の詳細ビューを示している。
図のとおり、充填物質1202がフレーム500のセクション1300とセクション1302内に配置されている。セクション1300とセクション1302は、複合材料のレイヤ1206間に配置される。もちろん、この充填物質1202の配置例は、説明のためだけにすぎず、複合材料のレイヤ1206間に充填物質1202を配置できる方式を制限する意図ではない。別の実施例では、充填物質1202の2つのセクションの代わりに、充填物質1202の1つのセクションのみが存在してよい。
ここで図14を参照すると、例示的な実施形態に係るフレームが示されている。この実施例では、フレーム1400は、図4のブロック図で示されるフレーム400の物理的実装のもう1つの例である。この図ではフレーム1400の等角ビューが示されている。図のとおり、フレーム1400は平面複合材構造体1402の形態を取る。もちろん、一部の実施例では、フレーム1400は非平面の機構を含むことができる。
図のとおり、フレーム1400は第1側面1404、第2側面1406、第1端部1408、および第2端部1410である。図のとおり、フレーム1400は、図1に係る航空機100内部のサポートシステム120内にフレーム124を実装するために使用できるフレームの別の一例である。
この実施例では、第1端部1408は、フロア126等の航空機100内部の構造体を支持するよう構成されている。見て取れるとおり、第1端部1408は略平面で、図1に係る航空機100内のフロア126のコンポーネントを支持するよう構成されている。図のとおり、平面複合材構造体1402上の第1端部1408はT形状を有することができる。第2端部1410は航空機100の機体106の内装外板へと接続されるよう構成された曲線形状を有する。
図のとおり、フレーム1400は、平面領域1412と非平面領域1414を第1側面1404の第1表面1416上に含む。特に、非平面領域1414には、非平面領域1418、非平面領域1420、非平面領域1422、非平面領域1424、非平面領域1426、および非平面領域1428が含まれる。対応する非平面領域が第2側面1406上の第2表面上にあるが、それらはフレーム1400のこのビューでは見えない。非平面領域1414は、図1に係る航空機100の操作中にフレーム1400にかかり得る荷重を支持するための、フレーム1400の荷重領域を形成できる。
この特定例では、フレーム1400の平面複合材構造体1402内に開口部は存在しない。開口部はオプションであり、特定の実装に応じて省略してよい。
ここで図15を参照すると、例示の一実施形態に係るフレームの側面図が示されている。ここに描かれている実施例では、図14に係るフレーム1400の第1側面1404が示されている。
図4〜15のフレームは、図4のブロック図で示されたフレーム400の物理的実装例である。図5〜13のフレーム500および図14と図15のフレーム1400の例は、フレーム400を実装できる方式に対する物理的または構造的制限を示唆する意図ではない。
たとえば、一部の実施例においては、第1端部508のセクション542とセクション544を省略してよい。さらなる他の実施例では、非平面領域1414をフレーム1400から省略できる。別の実施例として、フレーム500の第2端部510およびフレーム1400の第2端部1410は、表示された曲線形状以外の異なる形状を有してよい。第1端部510と第2端部1410の形状は、本体の形状または、これらの端部が接続されるよう構成された接続先の他の構造体、もしくはこれらの端部が支持するよう構成された支持先の他の構造体の形状によって、変わり得る。さらなる別の実施例では、フレーム500のチャネル546は省略できる。
他の実施例では、第1端部508はT形状以外の異なる形状を有してよい。たとえば、第1端部508はL形状または何らかの他の適切な形状を有してよい。
図4〜15の各種コンポーネントは航空機の機体に関連して示されているが、図4のフレーム400、図5のフレーム500、および図14のフレーム1400は、航空機の機体以外の他の箇所にある支持構造体として使用できる。さらに、荷重を支持するために、フレーム400、フレーム500、およびフレーム1400を使用しなくてもよい。たとえば限定はしないが、フレーム400、フレーム500、およびフレーム1400は航空機の翼の内装の中にある支持構造体として使用したり、船舶の外殻を内殻に接続するため、潜水艦の隔壁を支持するため、宇宙往還機の推力受け板を支持するため、あるいは何らかの他の適切な目的のために使用したりすることができる。
図1および図4〜15に示される各種コンポーネントは、図2と図3のコンポーネントと組み合わせたり、図2と図3のコンポーネントと共に使用したりすることができ、あるいはこれら2つの組み合わせが可能である。さらに、図1および図4〜15のコンポーネントの一部は、図2〜4のブロック図に示されたコンポーネントの物理的構造体としての実装方法を示す例である。
ここで図16を参照すると、一実施形態に係るビークルを操作するプロセスのフローチャートが示されている。図16のプロセスは図3に係るビークル300等のビークルを使用して実装でき、特に一実施例としての図1に係る航空機100に実装できる。
このプロセスは、ビークルの操作から開始する(処理1600)。ビークルのこの操作には、ビークルの移動またはビークルの静止位置におけるビークルの他の操作が含まれてよい。
この後、ビークル内の任意の数の構造体が、ビークル内の前記任意の数の構造体とビークルの本体を支持するよう構成された任意の数のフレームを有するサポートシステムによって支持され(処理1602)、この後、プロセスは、終了する。
ここで図17を参照すると、一実施形態に係るフレームを形成するプロセスのフローチャートが示されている。図17のプロセスを使用して、図4のフレーム400、図5のフレーム500、図14のフレーム1400等のフレームを製造できる。
プロセスは、任意の数の複合材料のレイヤおよび前記任意の数の複合材料のレイヤの向きを識別することから開始する(処理1700)。次に、プロセスは、前記任意の数の複合材料のレイヤをツール上に、識別した前記任意の数の複合材料のレイヤの前記向きに積層する(処理1702)。これらの複合材料のレイヤは、当該レイヤ内に注入された樹脂を既に含んでいてよい。樹脂が注入された複合材料のレイヤは、プリプレグと言われることがある。さらに、前記ツール上に配置された前記任意の数の複合材料のレイヤは、前記ツールの一部または前記ツールの全部を覆ってもよい。
次にプロセスは、前記任意の数の複合材料のレイヤ上に材料を配置すべきかどうかを判断する(処理1704)。この材料は、充填物または図4の材料440について記載された材料等の何らかの他の適切な材料であってよい。材料が前記任意の数の複合材料のレイヤ上に配置される場合、前記材料と前記材料の向きが識別される(処理1706)。その後、前記材料が、前記任意の数の複合材料のレイヤ上の前記ツール上に、前記材料について識別された前記向きに積層される(処理1708)。
次に、フレームを形成するために、追加の複合材料のレイヤが必要かどうかの判断がなされる(処理1710)。追加の複合材料のレイヤが必要な場合は、プロセスは前述の処理1700に戻る。複合材料のレイヤを様々な向きに積層するため、プロセスは処理1700に戻ってよい。
処理1700に何回か反復して戻るこのプロセスによって、フレームに様々な厚みを有する様々な部分をもたらすことができる。さらに、複合材料のレイヤおよび向きの選択を利用して、第1端部408、第2端部410、平面領域418、非平面領域420、任意の数の荷重領域426、任意の数の変形領域432、開口部436、および図4のフレーム400の他の適切な機構の少なくとも1つを含む機構を形成できる。もちろん、この図に示されるプロセス中において、キャッププライまたはヌードル等の他の機構を複合材料のレイヤに追加できる。
あるいは、追加の複合材料のレイヤが不要な場合、プロセスは前記任意の数の複合材料のレイヤと前記任意の数の複合材料のレイヤ間にある何らかの材料を硬化させて、フレームを形成する(処理1712)。この硬化処理は、前記ツール上に積層された前記任意の数の複合材料のレイヤに加熱することによってなされる。この熱はオーブン、オートクレーブ、または他の適切なプロセスによって生成できる。さらに、前記硬化処理中に、前記任意の数の複合材料のレイヤをバッグで覆って、真空引きすることができる。また、場合によっては、オートクレーブを使用して、前記任意の数の複合材料のレイヤに加圧できる。
さらに、前記任意の数の複合材料のレイヤを硬化する前に、前記任意の数の複合材料のレイヤが積層済みの前記ツールの上部に別のツールを配置できる。この二次的ツールはたとえば、カウルプレートまたはツール圧板であってよい。
この後、フレームがトリミングされ(処理1714)、この後プロセスは終了する。フレームをトリミングすると、不要な余分な材料を除去できる。さらに、フレームのトリミング処理を使用して、フレーム内の各種機構を形成できる。たとえば、フレームをトリミングして、開口部、チャネル、およびフレームの他の適切な機構を形成できる。
処理1704を再度参照するが、材料が前記任意の数の複合材料のレイヤ上に配置されない場合、プロセスは前述の処理1710に進む。位置決めと検査のためおよび組み立て時の部品の位置決めに使用される物理的工具の必要性をなくすため、組み立ての統合機能として後日の使用のために、他の機能を前記部品に追加できる。たとえば、硬化処理中に、目的位置を前記ツール内に罫書きすると、後続のツールに伝達できる。後の設置時に前記目的位置はレーザーで検出できる。硬化処理中に、任意の数の目的位置を前記ツール内に罫書きして、後続のツールに伝達できる。
図示した各種実施形態のフローチャートおよびブロック図は、例示的な実施形態で実装可能な装置および方法の構造、機能、および処理を示している。この点に関して、フローチャートまたはブロック図の各ブロックは、処理またはステップのモジュール、セグメント、機能及び/又は部分を表わしている可能性がある。
一実施形態の代替的な実装の中には、ブロック図に記載された1つまたは複数の機能が、図に記載の順序以外で実行されるものがある。たとえば、場合によっては、連続して示されている2つのブロックが略同時に実行でき、あるいはそれらのブロックは関与する機能によっては、時として逆順に実行されることがあり得る。また、フローチャートまたはブロック図に示されたブロックに加えて、他のブロックを追加できる。
本発明の一部の実施形態は、図18に示す航空機の製造および点検方法1800、ならびに図19に示す航空機1600に照らして説明することができる。先に図18を参照すると、一実施形態に係る航空機の製造および点検方法が示されている。このプロセスを使用して、図4のフレーム400及び/又は他のコンポーネントを製造できる。製造前の段階では、航空機の製造および点検方法1800には、図19の航空機1900の仕様および設計1802、ならびに材料の調達1804が含まれ得る。
製造段階では、図19の航空機1900のコンポーネントとサブアセンブリの製造1806とシステムインテグレーション1808が行われる。その後、図19の航空機1900は認可および納品1810を経て、運航1812に供される。顧客による運航1812中、図19の航空機1900は、定期的な保守および点検1814(改造、再構成、改修、およびその他の保守または点検を含み得る)がスケジュール設定される。
航空機の製造および点検方法1800の各プロセスは、システムインテグレーター、サードパーティ、及び/又はオペレータによって実施または実行されてよい。これらの実施例では、オペレータは顧客であってよい。本明細書の目的では、システムインテグレーターは、任意の数の航空機製造者、および主要システムの下請業者を含むことができ(これらに限定せず)、サードパーティは、任意の数のベンダー、下請業者、および供給業者を含むことができ(これらに限定せず)、オペレータは航空会社、リース会社、軍事団体、サービス機関などであってよい。
次に図19を参照すると、例示的な実施形態が実装され得る航空機が示されている。この実施例では、航空機1900は、図18の航空機の製造および点検方法1800によって製造され、航空機1900は複数のシステム1904と内装1906を有する機体1902を含むことができる。システム1904の例には、推進システム1908、電気システム1910、油圧システム1912、および環境システム1914の1つ以上が含まれる。任意の数の他のシステムが含まれてよい。航空宇宙産業の例が示されたが、船舶産業および宇宙探査機産業等の他の産業にも、各種実施形態を適用することができる。
本明細書で具現化される装置および方法は、図18の航空機の製造および点検方法1800の少なくとも1つの段階で採用可能である。
一実施例では、図18のコンポーネントとサブアセンブリの製造1806で製造されるコンポーネントまたはサブアセンブリは、航空機1900が図18の運航1812中に製造されるコンポーネントまたはサブアセンブリと同様の方法で、作製または製造できる。さらに別の実施例では、1つ以上の装置の実施形態、方法の実施形態、またはこれらの組み合わせを、図18のコンポーネントとサブアセンブリの製造1806並びにシステムインテグレーション1808等の製造段階で利用することができる。1つ以上の装置の実施形態、方法の実施形態、またはこれらの組み合わせを、図18の航空機1900の運航1812中、及び/又は保守および点検1814中に、利用することができる。任意の数の各種例示的な実施形態の利用により、航空機1900の組み立てを大幅に効率化し、及び/又はコストを削減することができる。
つまり、例示の実施形態によって、ビークルの製造に要する時間、費用、労力を低減できる。特に、一実施形態に係るフレームを使用するサポートシステムによって、航空機内の構造体のためのサポートシステムを形成するために必要なコンポーネント数を減らすことができる。たとえば、図4のフレーム400を使用すると、各種構造体に単一のフレームを取り付けられる。一方、フレーム400を用いない場合、フレーム400と同様の機能を提供するには、ビーム、ビーム支持体、フレーム、シェアタイアングル、接続金具、および他のコンポーネントの組み立ておよび相互接続が必要になる。
さらに、フレーム400は、変形領域を押しつぶすことによるエネルギー放散、減圧通気、および他の適切な機能等の他の機能を提供することもできる。さらに、フレーム400は、ビークルの各種部分に発生し得る様々な荷重に対し、より容易にカスタマイズできる。また、フレーム400を用いると、サポートシステムに要する保守と点検の量が低減できる。たとえば、フレーム400の使用を通して、ファスナ、溶接接合部、および他のコンポーネントの点検を減らすことができる。さらに、フレーム400を使用すると、構造体の事前組み込みの必要性を低減できる。
各種例示の実施形態の記載は、例示および説明を目的として提示しており、網羅的なものであること、あるいは開示された形態の実施形態に限定する意図ではない。当業者には、多くの修正例および変形例が自明である。さらに、異なる例示の実施形態は、他の例示の実施形態と比較した際、異なる機能を提供することができる。記載の実施形態は、実施形態の原理、実際の用途を最もよく説明するため、および当業者が様々な実施形態の開示内容と、想定される特定の用途に適する各種修正例を理解するため選択されている。
100 航空機
102 翼
104 翼
106 機体
108 エンジン
110 エンジン
112 尾部
114 水平安定板
116 水平安定板
118 垂直安定板
120 サポートシステム
122 内装
124 フレーム
126 フロア
128 セクション
200 フレーム
202 フレーム
204 フレーム
206 フレーム
208 フレーム
210 フレーム
212 フレーム
214 フレーム
216 フレーム
500 フレーム
502 モノリシック複合材構造体
504 第1側面
506 第2側面
508 第1端部
510 第2端部
512 平面領域
514 非平面領域
516 第1表面
518 非平面領域
520 非平面領域
522 非平面領域
524 非平面領域
526 非平面領域
528 非平面領域
530 開口部
532 開口部
534 開口部
536 開口部
538 開口部
540 開口部
541 セクション
542 セクション
544 セクション
546 チャネル
548 チャネル
550 フランジ
552 フランジ
600 長さ
602 高さ
700 トリミングされていないフレーム
800 フレーム
802 モノリシック複合材構造体
804 正弦波パターン
805 正弦波パターン
900 第2表面
902 複合材料のレイヤ
904 セクション
905 セクション
1004 ヌードル
1006 半径部
1008 隙間
1104 ヌードル
1106 半径部
1108 隙間
1200 第2表面
1202 充填物質
1206 複合材料のレイヤ
1208 セクション
1300 セクション
1302 セクション
1400 フレーム
1402 平面複合材構造体
1404 第1側面
1406 第2側面
1408 第1端部
1410 第2端部
1412 平面領域
1414 非平面領域
1416 第1表面
1418 非平面領域
1420 非平面領域
1422 非平面領域
1424 非平面領域
1426 非平面領域
1428 非平面領域

Claims (10)

  1. 略平面形状を有するモノリシック複合材構造体(402)、
    ビークル(300)内の構造体に接続されるよう構成された第1の形状(422)を有する前記モノリシック複合材構造体(402)の第1端部(408)、および
    前記ビークル(300)の本体(308)に接続されるよう構成された第2の形状(424)を有する前記モノリシック複合材構造体(402)の第2端部(410)
    を含む装置。
  2. 前記構造体が前記ビークル(300)内のフロア(310)である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記モノリシック複合材構造体(402)、前記第1端部(408)、および前記第2端部(410)がフレーム(400)を形成する請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記モノリシック複合材構造体(402)内の任意の数の変形領域(432)であって、非平面領域および平面領域(418)の少なくとも1つから選択される前記任意の数の変形領域(432)をさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記モノリシック複合材構造体(402)の前記第1端部(408)と前記第2端部(410)の間に配置された、前記モノリシック複合材構造体(402)内の任意の数の荷重領域(426)をさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記任意の数の荷重領域(426)は任意の数の非平面領域(420)である請求項5に記載の装置。
  7. 前記モノリシック複合材構造体(402)内に任意の数の開口部(436)をさらに含む請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記第2端部(410)は前記第1端部(408)から延在する複数のフランジ(550)を含んでおり、前記複数のフランジ(550)は前記ビークル(300)の前記本体(308)に接続されるよう構成されている、請求項1〜5のいずれか一項または請求項7に記載の装置。
  9. ビークル(300)を操作する方法であって、
    前記ビークル(300)を操作すること、および
    前記ビークル(300)内の任意の数の構造体(304)を任意の数のフレーム(306)を有するサポートシステム(302)で支持することであって、前記任意の数のフレーム(306)のフレーム(400)は、モノリシック複合材構造体(402)、前記ビークル(300)内の前記任意の数の構造体(304)を支持するよう構成された第1の形状(422)を有する前記モノリシック複合材構造体(402)の第1端部(408)、および前記ビークル(300)の本体(308)に接続されるよう構成された第2の形状(424)を有する前記モノリシック複合材構造体(402)の第2端部(410)を含む、前記支持すること
    を含む方法。
  10. 前記任意の数の変形領域(432)が非平面領域と平面領域(418)の少なくとも1つから選択され、前記モノリシック複合材構造体(402)は任意の数の開口部(436)を有する、請求項9に記載の方法。
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