JP2014033871A - 生体情報検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電極をゴムベルトで被覆するような構成であっても、生体表面に電極を確実に密着させることができ、検出精度を向上させることができる生体情報検出装置を提供する。
【解決手段】一対の電極31を有する心拍検出部3と、一対の電極31の間に生じる電位差に基づいて心拍情報を検出する本体部2と、これら心拍検出部3、及び本体部2の少なくとも一部を被覆し、心拍検出部3と本体部2とを一体化させるゴムベルト4とを有し、このゴムベルト4を使用者の胸部Cに装着することにより心拍数を検出する心拍計測装置1であって、ゴムベルト4の胸部C側に、一対の電極31の少なくとも一部を露出させると共に、ゴムベルト4の胸部Cとは反対側に、心拍検出部3の少なくとも一部を露出させることを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】一対の電極31を有する心拍検出部3と、一対の電極31の間に生じる電位差に基づいて心拍情報を検出する本体部2と、これら心拍検出部3、及び本体部2の少なくとも一部を被覆し、心拍検出部3と本体部2とを一体化させるゴムベルト4とを有し、このゴムベルト4を使用者の胸部Cに装着することにより心拍数を検出する心拍計測装置1であって、ゴムベルト4の胸部C側に、一対の電極31の少なくとも一部を露出させると共に、ゴムベルト4の胸部Cとは反対側に、心拍検出部3の少なくとも一部を露出させることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
この発明は、身体の生体表面に電極を取り付け、生体信号を検出する生体情報検出装置に関するものである。
この種の生体情報検出装置の中には、例えば、心臓の鼓動に伴って発生する心電信号を検出し、生体表面から心拍数を計測するものがある。このような生体情報検出装置は、例えば、身体の胸部(生体表面)に接触させることにより、心臓の鼓動に伴って発生する心電信号を検出する一対の電極と、これら電極と電気的に接続され、一対の電極により検出された心電信号に基づいて心拍数を導き出す検出回路基板とを備えている。
電極としては、導電エラストマーを帯状に形成したものを用いる場合が多い。そして、この導電エラストマーの一端を検出回路基板に接続するように構成されている。また、検出回路基板は筐体内に収納され、この筐体と導電エラストマーとをウレタンゴム等からなるゴムベルトで被覆して一体化するように構成されている。ここで、ゴムベルトは、導電エラストマーを生体表面に露出させるために、この導電エラストマーの生体表面とは反対側の面を被覆するように形成される(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上述の生体情報検出装置の製造手順としては、検出回路基板と導電エラストマーとを接続した後、検出回路基板が収納されている筐体と導電エラストマーとを被覆するようにゴムベルトを成形する手順となる。すなわち、導電エラストマーを先に成形し、その後、ゴムベルトを成形することになる。このため、ゴムベルトの導電エラストマーに接触する側と接触しない側とで外部に露出している面積の差が大きくなる。この結果、ベルト成形後の収縮率が導電エラストマーに接触する側と接触しない側とで大きく変化する。
すなわち、ゴムベルトは、導電エラストマーを生体表面に露出させるために、この導電エラストマーの生体表面とは反対側の面を被覆するように形成されるので、ゴムベルトの導電エラストマーとは反対側が、外部に大きく露出している。このため、収縮率が変化することにより、ゴムベルト全体が生体表面から離間する方向に向かって反るように変形してしまう。よって、導電エラストマーの生体表面への密着性が悪化し、生体情報検出装置の検出精度が悪化してしまうという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、電極をゴムベルトで被覆するような構成であっても、生体表面に電極を確実に密着させることができ、検出精度を向上させることができる生体情報検出装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る生体情報検出装置は、一対の電極を有する生体信号検出部と、前記一対の電極の間に生じる電位差に基づいて生体情報を検出する装置本体と、これら生体信号検出部、及び装置本体の少なくとも一部を被覆し、前記生体信号検出部と前記装置本体とを一体化させるゴムベルトとを有し、このゴムベルトを生体表面に装着することにより前記生体情報を検出する生体情報検出装置であって、前記ゴムベルトの前記生体表面側に、前記一対の電極の少なくとも一部を露出させると共に、前記ゴムベルトの前記生体表面とは反対側に、前記生体信号検出部の少なくとも一部を露出させることを特徴とする。
このように構成することで、ゴムベルトの生体表面側に外部に露出している部位と、生体表面とは反対側に外部に露出している部位との面積の差を小さくすることができる。このため、ゴムベルトの生体表面側と生体表面とは反対側との収縮率の差を小さく、又は差を無くすことができる。さらには、ゴムベルトの生体表面側と、生体表面とは反対側の収縮率を従来とは反対にすることもできる。よって、生体表面に電極を確実に密着させることができ、検出精度を向上させることができる。
本発明に係る生体情報検出装置は、前記一対の電極の前記生体表面側に露出している面積よりも前記生体信号検出部の前記生体表面とは反対側に露出している面積が大きいことを特徴とする。
このように構成することで、ゴムベルトの生体表面側の収縮率を、生体表面とは反対側の収縮率よりも大きくすることができ、ゴムベルト全体を生体表面側に向かって反らせることができる。このため、生体表面に電極を確実に密着させることができ、検出精度を向上させることができる。
本発明に係る生体情報検出装置は、前記一対の電極の前記生体表面側に露出する部位を、複数設けたことを特徴とする。
このように構成することで、ゴムベルト全体を生体表面側に向かって反らせつつ、電極と生体表面との接触面積を増大させることができる。このため、検出精度をさらに向上させることが可能になる。
本発明に係る生体情報検出装置は、前記生体信号検出部は導電エラストマーにより形成され、この導電エラストマーが前記電極を兼ねていることを特徴とする。
このように構成することで、生体信号検出部を弾性変形し易くすることができ、電極の生体表面に対する密着性をさらに高めることができる。このため、検出精度をさらに向上させることが可能になる。
本発明によれば、ゴムベルトの生体表面側に外部に露出している部位と、生体表面とは反対側に外部に露出している部位との面積の差を小さくすることができる。このため、ゴムベルトの生体表面側と生体表面とは反対側との収縮率の差を小さく、又は差を無くすことができる。さらには、ゴムベルトの生体表面側と、生体表面とは反対側の収縮率を従来とは反対にすることもできる。よって、生体表面に電極を確実に密着させることができ、検出精度を向上させることができる。
(第1実施形態)
次に、この発明の第1実施形態を図1、図2に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る生体情報検出装置である心拍計測装置1の正面図、図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。
次に、この発明の第1実施形態を図1、図2に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る生体情報検出装置である心拍計測装置1の正面図、図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。
(心拍計測装置)
図1、図2に示すように、心拍計測装置1は、使用者の生体表面である胸部Cに装着して心臓の鼓動に伴って発生する心電信号を検出し、この検出した心電信号を、例えば、無線通信可能とするものである。
尚、以下の説明において、使用者が心拍計測装置1を装着した状態で使用者の胸部Cに接する側(図1における紙面奥側、図2における下側)を背面側、この背面側とは反対側であって、かつ外方に向く側(図1における紙面手前側、図2における上側)を正面側などと表現して説明する。
図1、図2に示すように、心拍計測装置1は、使用者の生体表面である胸部Cに装着して心臓の鼓動に伴って発生する心電信号を検出し、この検出した心電信号を、例えば、無線通信可能とするものである。
尚、以下の説明において、使用者が心拍計測装置1を装着した状態で使用者の胸部Cに接する側(図1における紙面奥側、図2における下側)を背面側、この背面側とは反対側であって、かつ外方に向く側(図1における紙面手前側、図2における上側)を正面側などと表現して説明する。
心拍計測装置1は、本体部2と、本体部2における胸部Cの周方向両側に接続されている心拍検出部3と、これら本体部2、及び心拍検出部3を被覆して一体化すると共に、心拍計測装置1を胸部Cに取り付けるためのゴムベルト4とを備えている。
本体部2は、胸部Cの周方向に長くなるように形成されたケース5を有している。ケース5の正面側(図2における左側)には、このケース5との間に空間Kが形成されるようにケース5の正面側を覆うカバーガラス21が設けられている。カバーガラス21は、この外表面がケース5と面一となるように形成されており、美観性を高めている。
本体部2は、胸部Cの周方向に長くなるように形成されたケース5を有している。ケース5の正面側(図2における左側)には、このケース5との間に空間Kが形成されるようにケース5の正面側を覆うカバーガラス21が設けられている。カバーガラス21は、この外表面がケース5と面一となるように形成されており、美観性を高めている。
一方、ケース5の背面側には、長手方向中央に電池収納部8が形成されており、ここにボタン型の電池9が収納されている。電池9は、後述の回路基板12に電気的に接続され、回路基板12に実装されている素子12a等に電力を供給するようになっている。
回路基板12は、ケース5の形状に対応するように、胸部Cの周方向に長くなるように形成されており、ケース5とカバーガラス21との間の空間Kに配置されている。回路基板12の長手方向両端には、雄ネジやビス等からなる電極接続具16が螺入されている。この電極接続具16により、回路基板12、ケース5、及び心拍検出部3が共締めされ、且つ回路基板12と心拍検出部3とが電気的に接続される。
回路基板12は、ケース5の形状に対応するように、胸部Cの周方向に長くなるように形成されており、ケース5とカバーガラス21との間の空間Kに配置されている。回路基板12の長手方向両端には、雄ネジやビス等からなる電極接続具16が螺入されている。この電極接続具16により、回路基板12、ケース5、及び心拍検出部3が共締めされ、且つ回路基板12と心拍検出部3とが電気的に接続される。
心拍検出部3は、一対の電極31,31により構成されている。電極31は、帯状の導電エラストマーからなり、長手方向一端がそれぞれ電極接続具16を介して回路基板12に接続されている。
尚、導電エラストマーとしては、例えば、カーボンブラックを配合した導電シリコンゴム、カーボンブラックを配合した導電ゴム、カーボンブラックを配合した導電ポリウレタンゴム等を用いることができる。
尚、導電エラストマーとしては、例えば、カーボンブラックを配合した導電シリコンゴム、カーボンブラックを配合した導電ゴム、カーボンブラックを配合した導電ポリウレタンゴム等を用いることができる。
また、電極31は、心拍計測装置1を使用者に取り付けた際に、胸部Cとの間に間隙Sが形成可能なように配置されている。さらに、各電極31の長手方向略中央には、それぞれ胸部C側に向かって突出する突起部32が1つ形成されている。突起部32は、略円柱状に形成されており、この突起部32の先端が胸部Cに接触するようになっている。
このように構成された本体部2、及び心拍検出部3を被覆するゴムベルト4は、例えばウレタンゴムからなるものであって、胸部Cの周方向に長くなるように帯状に形成されている。そして、ゴムベルト4は、本体部2の背面側、及び電極31の周囲を被覆するように、且つ胸部Cと電極31との間の間隙Sに介在するように形成されている。
また、ゴムベルト4には、電極31の突起部32に対応する位置に貫通孔41が形成されている。この貫通孔41を介して突起部32が胸部C側に突出するようになっている。
また、ゴムベルト4には、電極31の突起部32に対応する位置に貫通孔41が形成されている。この貫通孔41を介して突起部32が胸部C側に突出するようになっている。
このようにゴムベルト4を形成することにより、電極31は、胸部C側である背面側に露出している部位が突起部32のみであるのに対し、胸部Cとは反対側である正面側は、その大部分が露出した状態になる。
換言すれば、電極31は、この背面側に露出している面積よりも正面側に露出している面積が大きくなっている。さらに、換言すると、ゴムベルト4は、背面側の大部分が露出している一方、正面側の大部分は露出しておらず、電極31に接触した状態になっている。
換言すれば、電極31は、この背面側に露出している面積よりも正面側に露出している面積が大きくなっている。さらに、換言すると、ゴムベルト4は、背面側の大部分が露出している一方、正面側の大部分は露出しておらず、電極31に接触した状態になっている。
また、ゴムベルト4の長手方向両端には、それぞれバンド取付部42a,42bが形成されている。このバンド取付部42a,42bを介して不図示の固定バンドを取り付けることにより、心拍計測装置1を使用者に取り付けることができる。
このような構成ものと、心拍計測装置1を使用者に取り付けると、一対の電極31,31の突起部32が胸部Cに接触する。そして、一対の電極31,31間に生じる電位差を検出し、この電位差を心電信号として本体部2の回路基板12に出力する。回路基板12は、一対の電極31,31によって検出された信号に基づいて、心拍数を計測する他、この心拍数を表示したり、心拍数の情報を信号として、例えば腕時計等に無線送信したりする。
(心拍計測装置の製造方法)
次に、心拍計測装置1の製造方法について説明する。
まず、予め一対の電極31,31を成形し、これら電極31,31と回路基板12とを接続する。具体的には、ケース5に回路基板12を組み付けると共に、電極31,31をケース5に組み付ける。そして、電極接続具16を用いて、ケース5、回路基板12、及び電極31を共締めする。これにより、回路基板12と一対の電極31,31とが接続された状態になる。
次に、心拍計測装置1の製造方法について説明する。
まず、予め一対の電極31,31を成形し、これら電極31,31と回路基板12とを接続する。具体的には、ケース5に回路基板12を組み付けると共に、電極31,31をケース5に組み付ける。そして、電極接続具16を用いて、ケース5、回路基板12、及び電極31を共締めする。これにより、回路基板12と一対の電極31,31とが接続された状態になる。
続いて、ケース5に、回路基板12、及び一対の電極31,31を取り付けた状態で、これを所定の金型(不図示)にセットし、この金型にウレタンゴム等のゴムを流し込むことによりゴムベルト4を成形する。これにより、ゴムベルト4によってケース5の一部、及び電極31,31の一部が被覆された状態になり、ケース5と電極31とが強固に一体化される。これにより、心拍計測装置1の製造が完了する。
ここで、ゴムベルト4を形成した後、このゴムベルト4は冷却されて収縮変形する。このとき、ゴムベルト4は、背面側の大部分が露出している一方、正面側の大部分は露出しておらず、電極31に接触した状態になっているので、ゴムベルト4の背面側の収縮率が大きくなる一方、ゴムベルト4の正面側、つまり、電極31に接触している側の収縮率が小さくなる。このため、ゴムベルト4は、冷却されることにより胸部C側に向かって反るように変形する(図2における2点鎖線参照)。
(効果)
したがって、上述の第1実施形態によれば、一対の電極31,31をそれぞれ胸部Cに密着させることができる。このため、従来よりも心拍計測装置1の検出精度を向上させることができる。
また、一対の電極31,31は、導電エラストマーにより形成されているので軟らかく、ゴムベルト4の収縮変形に容易に追随させることができる。すなわち、ゴムベルト4の収縮変形によって、胸部Cに確実に沿わせることができる。さらに、電極31の突起部32を確実に胸部Cに密着させることができる。このため、さらに心拍計測装置1の検出精度を向上させることができる。
したがって、上述の第1実施形態によれば、一対の電極31,31をそれぞれ胸部Cに密着させることができる。このため、従来よりも心拍計測装置1の検出精度を向上させることができる。
また、一対の電極31,31は、導電エラストマーにより形成されているので軟らかく、ゴムベルト4の収縮変形に容易に追随させることができる。すなわち、ゴムベルト4の収縮変形によって、胸部Cに確実に沿わせることができる。さらに、電極31の突起部32を確実に胸部Cに密着させることができる。このため、さらに心拍計測装置1の検出精度を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を図1を援用し、図3に基づいて説明する。
図3は、この第2実施形態における心拍計測装置201の要部拡大断面図である。尚、第1実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する。
この第2実施形態において、心拍計測装置201は、本体部2と、本体部2における胸部Cの周方向両側に接続されている心拍検出部203と、これら本体部2、及び心拍検出部203を被覆して一体化すると共に、心拍計測装置201を胸部Cに取り付けるためのゴムベルト204とを備えている点、心拍検出部203は、一対の電極231,231により構成されている点、電極231は、帯状の導電エラストマーからなり、長手方向一端がそれぞれ電極接続具16を介して回路基板12に接続されている点等の基本的構成は、前述した第1実施形態と同様である。
次に、この発明の第2実施形態を図1を援用し、図3に基づいて説明する。
図3は、この第2実施形態における心拍計測装置201の要部拡大断面図である。尚、第1実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する。
この第2実施形態において、心拍計測装置201は、本体部2と、本体部2における胸部Cの周方向両側に接続されている心拍検出部203と、これら本体部2、及び心拍検出部203を被覆して一体化すると共に、心拍計測装置201を胸部Cに取り付けるためのゴムベルト204とを備えている点、心拍検出部203は、一対の電極231,231により構成されている点、電極231は、帯状の導電エラストマーからなり、長手方向一端がそれぞれ電極接続具16を介して回路基板12に接続されている点等の基本的構成は、前述した第1実施形態と同様である。
ここで、図3に示すように、第2実施形態と第1実施形態の相違点は、第1実施形態の各電極31には、それぞれ略円柱状の突起部32が1つ形成されているのに対し、第2実施形態の各電極231には、それぞれ略円柱状の突起部232が2つずつ形成されている点にある。
各突起部232は、電極231の長手方向に沿うように並んで配置されている。一方、ゴムベルト204には、電極231に対応する部位に貫通孔241が形成されている。この貫通孔241を介して突起部232が胸部C側に突出した状態になっている。
各突起部232は、電極231の長手方向に沿うように並んで配置されている。一方、ゴムベルト204には、電極231に対応する部位に貫通孔241が形成されている。この貫通孔241を介して突起部232が胸部C側に突出した状態になっている。
したがって、上述の第2実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様の効果に加え、ゴムベルト204全体を胸部C側に向かって反らせつつ、電極231と胸部Cとの接触面積を増大させることができる。このため、検出精度をさらに向上させることが可能になる。
尚、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の第1実施形態では、電極31に突起部32を1つ形成し、上述の第2実施形態では、電極231に突起部232を2つ形成した場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、電極31,231に3つ以上の複数の突起部32,232を形成してもよい。さらに、突起部32,232の形状は略円柱状に限られるものではなく、ゴムベルト4,204を介して胸部Cに接触可能な形状であればよい。例えば、突起部32,232に代わって平面視長円形状の凸部を電極31,231に形成してもよい。このような場合、電極31,231全体としては、背面側に露出する面積よりも正面側に露出する面積が大きくなるように形成することが望ましい。
例えば、上述の第1実施形態では、電極31に突起部32を1つ形成し、上述の第2実施形態では、電極231に突起部232を2つ形成した場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、電極31,231に3つ以上の複数の突起部32,232を形成してもよい。さらに、突起部32,232の形状は略円柱状に限られるものではなく、ゴムベルト4,204を介して胸部Cに接触可能な形状であればよい。例えば、突起部32,232に代わって平面視長円形状の凸部を電極31,231に形成してもよい。このような場合、電極31,231全体としては、背面側に露出する面積よりも正面側に露出する面積が大きくなるように形成することが望ましい。
また、上述の実施形態では、生体情報検出装置として、使用者の心拍数を計測する心拍計測装置1,201について説明した。しかしながら、本発明に係る構成は、心拍計測装置1,201に適用する場合に限られるものではなく、さまざまな生体情報検出装置に適用することが可能である。例えば、生体情報検出装置として、血圧、体温、筋電位等を計測する装置に上述の実施形態の構成を適用することが可能である。
1,201 心拍計測装置
2 本体部(装置本体)
3,203 心拍検出部(生体信号検出部)
4,204 ゴムベルト
12 回路基板
31,231 電極
32,232 突起部
C 胸部(生体表面)
2 本体部(装置本体)
3,203 心拍検出部(生体信号検出部)
4,204 ゴムベルト
12 回路基板
31,231 電極
32,232 突起部
C 胸部(生体表面)
Claims (4)
- 一対の電極を有する生体信号検出部と、
前記一対の電極の間に生じる電位差に基づいて生体情報を検出する装置本体と、
これら生体信号検出部、及び装置本体の少なくとも一部を被覆し、前記生体信号検出部と前記装置本体とを一体化させるゴムベルトとを有し、
このゴムベルトを生体表面に装着することにより前記生体情報を検出する生体情報検出装置であって、
前記ゴムベルトの前記生体表面側に、前記一対の電極の少なくとも一部を露出させると共に、前記ゴムベルトの前記生体表面とは反対側に、前記生体信号検出部の少なくとも一部を露出させることを特徴とする生体情報検出装置。 - 前記一対の電極の前記生体表面側に露出している面積よりも前記生体信号検出部の前記生体表面とは反対側に露出している面積が大きいことを特徴とする請求項1に記載の生体情報検出装置。
- 前記一対の電極の前記生体表面側に露出する部位を、複数設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の生体情報検出装置。
- 前記生体信号検出部は導電エラストマーにより形成され、この導電エラストマーが前記電極を兼ねていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の生体情報検出装置。
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Cited By (2)
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CN110709008A (zh) * | 2017-06-07 | 2020-01-17 | 挪度医疗器械有限公司 | 新生儿脉搏计 |
WO2022185781A1 (ja) * | 2021-03-02 | 2022-09-09 | ソニーグループ株式会社 | 生体電位計測電極および生体情報計測装置 |
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JP2020522312A (ja) * | 2017-06-07 | 2020-07-30 | レールダル メディカル エー エスLaerdal Medical AS | 新生児用脈拍計 |
CN110709008B (zh) * | 2017-06-07 | 2022-07-08 | 挪度医疗器械有限公司 | 新生儿脉搏计 |
JP7099787B2 (ja) | 2017-06-07 | 2022-07-12 | レールダル メディカル エー エス | 新生児用脈拍計 |
WO2022185781A1 (ja) * | 2021-03-02 | 2022-09-09 | ソニーグループ株式会社 | 生体電位計測電極および生体情報計測装置 |
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