JP2014033044A - ダブルクラッドファイバ、このダブルクラッドファイバを備えたレーザ装置、露光装置及び検査装置 - Google Patents

ダブルクラッドファイバ、このダブルクラッドファイバを備えたレーザ装置、露光装置及び検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】余剰の励起光がファイバ増幅器の出射端面に到達することに起因する問題を解決し、励起光ダンパの局所的な過熱を抑制し得る手段を提供する。
【解決手段】本発明を例示する態様は増幅用のダブルクラッドファイバである。このダブルクラッドファイバ230は、出射端部の近傍に第2クラッド233を剥離して第1クラッド232が露出する第1クラッド露出部238が形成され、この第1クラッド露出部238に第1クラッドの外周面と密着してその外周を覆う励起光ダンパ50が設けられる。励起光ダンパ50は、出射端部に近い下流側の部位50bにおいて第1クラッド232の屈折率と略同一または第1クラッドの屈折率よりも高い屈折率を有し、上流側の部位50aにおいて下流側の部位50bよりも低い屈折率を有して構成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、コアと第1、第2クラッドとを有し、コアを伝播するレーザ光を増幅して出射する増幅用のダブルクラッドファイバに関するものである。また、ダブルクラッドファイバを備えたレーザ装置、露光装置、検査装置に関するものである。
増幅用の光ファイバを備えたレーザ装置は、例えば、露光装置や検査装置等の光源として用いられている。このようなレーザ装置において、光ファイバを用いたファイバ増幅器は、一般的に、波長λ=1.0〜1.55μmのシード光を増幅し、所定出力に増幅された増幅光を波長変換部に出力する。波長変換部では、入力された増幅光を波長変換光学素子により波長変換し、例えば、波長λ=193nm,355nm等の出力光を出力するように構成される(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。
近年では、レーザ加工の適用範囲の拡大や生産性の向上要求等によって出力光の高出力化が望まれており、これに伴ってファイバ増幅器が出力する増幅光もさらなる高出力化が求められている。増幅光の出力が数十〜数百Wクラスのハイパワーのレーザ装置では、一般的に複数のファイバ増幅器が直列に接続され、後段のファイバ増幅器にはクラッドが2層のダブルクラッドファイバが用いられる。ダブルクラッドファイバを用いたファイバ増幅器では、高出力半導体レーザから出射されたマルチモードの励起光が第1クラッドに供給される。
特開2000−200747号公報 特開2002−50815号公報
第1クラッドに供給された励起光は第1クラッドを出射端に向けて伝播し、伝播する過程でコアにドープされたレーザ媒質を励起する。しかし、第1クラッドに供給された励起光の全光量がレーザ媒質の励起に寄与して消費されるわけではなく、余剰の励起光はファイバ増幅器の出射端部に到達する。ファイバ増幅器の出射端部に到達した余剰の励起光は、その一部が増幅光とともに出射端面から出射し、他の一部は出射端面で反射されて戻り光となってファイバ増幅器を逆流する。
ファイバ増幅器の出射端面から出射した余剰の励起光は、例えば増幅光を波長変換光学素子に集光入射させるレンズの保持・調整機構を加熱してアライメントを変化させる要因や、波長変換光学素子を加熱して波長変換効率を低下させる要因になり得る。また、ファイバ増幅器を逆流する余剰の励起光は、当該ファイバ増幅器自身やその上流側に接続された他のファイバ増幅器等を損傷させるおそれがある。
このような問題を解決する手段として、発明者らは、ファイバ増幅器の出射端部の近傍に、第2クラッドを剥離して第1クラッドが露出する第1クラッド露出部を形成し、この第1クラッド露出部に、第1クラッドと略同一の屈折率を有する樹脂材料で第1クラッドの外周面を覆う励起光ダンパを考案した。このような励起光ダンパを備えたダブルクラッドファイバにおいては、第1クラッドを出射端部に向かって伝播する余剰の励起光は、励起光ダンパが設けられた領域に到達すると、第1クラッドとその外周側の部材との間に実質的な屈折率差がないため第1クラッドの外周面で反射されず、励起光ダンパ側に出射する。これにより、第1クラッドを上流側から出射端部に向けて伝播する残余の励起光は、出射端面よりも上流側に位置する励起光ダンパの配設領域で励起光ダンパ側に出射するため、余剰の励起光がファイバ増幅器の出射端面に到達することに起因する上記問題を解決することができる。
ところが、増幅光の出力が〜数百Wレベルになってくると、上記のような励起光ダンパでは当該励起光ダンパの一部の温度が局所的に上昇し、過熱状態になり得るという課題が見いだされた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、余剰の励起光がファイバ増幅器の出射端面に到達することに起因する問題を解決するとともに、励起光ダンパの局所的な過熱を抑制し得る手段を提供することを目的とする。また、このような余剰の励起光が出射端面に到達することや励起光ダンパの局所的な過熱に起因したダウンタイムを抑制したレーザ装置、露光装置及び検査装置を提供することを目的とする。
本発明を例示する第1の態様は、レーザ媒質がドープされたコアと、コアの外周を覆い励起光が導入される第1クラッドと、第1クラッドの外周を覆う第2クラッドとを有し、コアを伝播するレーザ光を増幅して出射する増幅用のダブルクラッドファイバである。このダブルクラッドファイバは、出射端部の近傍に第2クラッドを剥離して第1クラッドが露出する第1クラッド露出部が形成されるとともに、第1クラッド露出部に第1クラッドの外周面と密着してその外周を覆う励起光ダンパが設けられる。励起光ダンパは、出射端部に近い下流側の部位において第1クラッドの屈折率と略同一または第1クラッドの屈折率よりも高い屈折率を有し、出射端部から離れた上流側の部位において上記下流側の部位の屈折率よりも低い屈折率を有して構成される。本明細書において、「略同一の屈折率」とは、実質的に屈折率の差異がないか、または屈折率差が微少な状態をいい、クラッドを伝播するレーザ光がクラッドと屈折率整合部材との界面で反射することなく、そのまま屈折率整合部材側に出射するような屈折率をいう。
なお、上記ダブルクラッドファイバは、上流側の部位の屈折率が第2クラッドの屈折率と略同一または第2クラッドの屈折率よりも低い屈折率にすることができ、また、下流側の部位から上流側の部位に向けて屈折率が徐々に低下するように構成することができる。
本発明を例示する第2の態様はレーザ装置である。このレーザ装置は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のダブルクラッドファイバと、このダブルクラッドファイバの第1クラッドに励起光を供給する励起光源とを備えて構成される。さらに、ダブルクラッドファイバのコアで増幅されるレーザ光を発生するレーザ光発生部と、ダブルクラッドファイバにより増幅されて出射する増幅光を波長変換して出力する波長変換部とを備えて構成しても良い。
本発明を例示する第3の態様は露光装置である。この露光装置は、請求項5に記載のレーザ装置と、所定の露光パターンが形成されたフォトマスクを保持するマスク支持部と、露光対象物を保持する露光対象物支持部と、レーザ装置から出力されたレーザ光をマスク支持部に保持されたフォトマスクに照射する照明光学系と、フォトマスクを透過した光を露光対象物支持部に保持された露光対象物に投影する投影光学系とを備えて構成される。
本発明を例示する第4の態様は検査装置である。この検査装置は、請求項5に記載のレーザ装置と、被検物を保持する被検物支持部と、レーザ装置から出力されたレーザ光を被検物支持部に保持された被検物に照射する照明光学系と、被検物からの光を検出器に投影する投影光学系とを備えて構成される。
第1の態様のダブルクラッドファイバにおいて、励起光ダンパは、下流側の部位において第1クラッドの屈折率と略同一または高い屈折率を有し、上流側の部位において下流側の部位よりも低い屈折率を有して構成される。ここで、第1クラッドに導入される高出力の励起光は複数の横モードを有するマルチモードの励起光である。そのため、このようなダブルクラッドファイバにおいて、第1クラッドを出射端部に向かって伝播し励起光ダンパが設けられた領域に到達した余剰の励起光は、モード次数が高い高次モードの励起光から励起光ダンパ側に出射してゆき、モード次数が低い低次モードの励起光も第1クラッドと実質的に屈折率差がない下流側の部位で励起光ダンパ側に出射する。そのため、このようなダブルクラッドファイバによれば、余剰の励起光がファイバ増幅器の出射端面に到達することに起因する問題を解決するとともに、励起光ダンパの局所的な過熱を抑制することができる。
第2の態様のレーザ装置は、第1の態様のダブルクラッドファイバを備えて構成される。そのため、余剰の励起光が出射端面に到達することや励起光ダンパの局所的な過熱に起因したダウンタイムを抑制したレーザ装置を提供することができる。
第3の態様の露光装置は、第2の態様のレーザ装置を備えて構成される。そのため、余剰の励起光が出射端面に到達することや励起光ダンパの局所的な過熱に起因したダウンタイムを抑制した露光装置を提供することができる。
第4の態様の検査装置は、第2の態様のレーザ装置を備えて構成される。そのため、余剰の励起光が出射端面に到達することや励起光ダンパの局所的な過熱に起因したダウンタイムを抑制した検査装置を提供することができる。
本発明の適用例として示すレーザ装置の概要構成図である。 上記レーザ装置におけるダブルクラッド構造のファイバ増幅器を主体として示す概要構成図である。 ダブルクラッドファイバの軸線方向に沿った断面図である。 励起光ダンパが設けられたダブルクラッドファイバ出射端部近傍の軸線方向に沿った断面図である。 励起光ダンパの作成過程を説明するための説明図である。 励起光ダンパの軸方向に沿った屈折率分布を示すグラフである。 レーザ装置を備えたシステムの第1の適用例として示す露光装置の概要構成図である。 レーザ装置を備えたシステムの第2の適用例として示す検査装置の概要構成図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。本発明を適用したレーザ装置LS全体の概要構成を図1に示す。例示するレーザ装置LSは、シード光を出射する光源部10と、光源部10から出射されたシード光を増幅して増幅光を出力する増幅部20と、増幅部20から出力された増幅光を波長変換して出力光を出力する波長変換部30と、各部の作動を制御する制御部40とを備えて構成される。
シード光及び出力光の波長や光波形、パワー等は、このレーザ装置LSを用いて構成される装置の用途及び機能に応じて適宜に設定可能である。本実施形態では、光源部10から出射される波長λ=1064nm、パワーが数mWレベルのシード光Lsを、増幅部20において数十〜百Wレベルに増幅し、増幅されたシード光すなわち増幅光Laを波長変換部30において波長355nmの出力光Lvに変換して出力する場合を例示する。
光源部10は、波長λ=1064nmのレーザ光を発生するレーザ光源11を主体として構成される。レーザ光源11は、例えばDFB(Distributed Feedback)半導体レーザを用いることができる。DFB半導体レーザは、CW発振及びパルス発振させることができ、また温度制御することにより所定の波長範囲で狭帯域化された単一波長のレーザ光を出力させることができる。図1に示す光源部10は、レーザ光源11からON時間が充分に長いパルス光(あるいはCW光)を出力させ、その一部を電気光学変調素子(EOM)や音響光学変調素子(AOM)等の外部変調器15により切り出して、パルス状のシード光Lsを出力するようにした構成例を示す。
増幅部20は、光源部10から出射されたシード光Lsを数十〜百Wレベルに増幅して増幅光La波長変換部30に出射する。図では3つのファイバ増幅器21,22,23を直列に接続し、これら3段のファイバ増幅器21,22,23によってシード光Lsを順次増幅する構成を示す。本構成例では、1段目及び2段目のファイバ増幅器21,22としてシングルクラッド構造のイッテルビウム・ドープ・ファイバ増幅器(YDFA)を用い、3段目のファイバ増幅器23としてダブルクラッド構造のYDFAを用いた構成を示す。
1段目及び2段目のファイバ増幅器21,22は、増幅用のシングルクラッドファイバ210,222と、イッテルビウム(Yb)を励起する励起光源215,225とを主体として構成される。シングルクラッドファイバ210,220は、Ybがドープされたコアと、コアの外周を覆うクラッドとからなり、コアにシード光Ls及び励起光Lpが導入される。励起光源215,225は、例えば波長λ=975nmの半導体レーザが好適に用いられる。
3段目のファイバ増幅器23は、このファイバ増幅器23を主体とした概要構成を図2に示すように、増幅用のダブルクラッドファイバ230と、Ybを励起する励起光源235とを主体として構成される。ダブルクラッドファイバ230は、ファイバの軸線方向に沿った断面図を図3に示すように、Ybがドープされたコア231と、コア231の外周を覆う第1クラッド232と、第1クラッドの外周を覆う第2クラッド233とを有して構成され、ファイバ増幅器21,22により増幅されたシード光(便宜的に信号光という)がコア231に導入され、励起光源235から出射した励起光Lpが第1クラッド232に導入される。
具体的には、前段のファイバ増幅器22から出力された信号光が、WDM(Wavelength Division Multiplex)カプラ237を介してダブルクラッドファイバ230のコア231に入射し、励起光源235から出射した励起光Lpが、WDMカプラ237を介してダブルクラッドファイバ230の第1クラッド232に入射するように構成される。第1クラッド(ポンピングガイドとも称される)232は励起光のマルチモード導波路として作用し、複数の励起光源235から出射された高出力のマルチモードレーザ光を軸方向に導波して、コア231にドープされたYbが効率的に励起されるようになっている。
ダブルクラッドファイバ230は、ファイバの生産性や加工性、取り扱いの容易さなどから、一般的に、コア231及び第1クラッド232が石英(シリカ)ガラス製、第2クラッド233が樹脂製の光ファイバが用いられる。3段目のファイバ増幅器23により増幅された信号光すなわち増幅光Laは増幅部20から出射し、波長変換部30に入射する。
波長変換部30は、波長変換光学素子31,32を主体として構成される。増幅部20から波長変換部30に入射した波長λ1=1064nmの増幅光Laは、集光レンズを介して波長変換光学素子31に集光入射する。波長変換光学素子31は、第2高調波発生(SHG:Second Harmonic Generation)により増幅光Laの第2高調波を発生する非線形光学結晶である。波長変換光学素子31として、LBO(LiB35)結晶を非臨界位相整合(NCPM:Non Critical Phase Matching)で用いる構成が例示される。
LBO結晶を非臨界位相整合で用いた場合には、発生する波長532nmの第2高調波にウォークオフが生じない。そのため、十分な相互作用長を確保して効率的に波長変換を行うことができる。また、出射する第2高調波のビーム断面が楕円化するようなことがないため、波長変換光学素子31と波長変換光学素子32との間にシリンドリカルレンズ等の整形光学素子を設ける必要がなく、波長変換光学素子32において効率的に波長変換することができる。
なお、増幅部20から出力される増幅光Laのパワーが〜十W程度の低パワーの場合には、波長変換光学素子31としてPPLN(Periodically Poled LiNbO3)結晶や、PPLT(Periodically Poled LiTaO3)、PPKTP(Periodically Poled KTiOPO4)結晶等の疑似位相整合(QPM:Quasi Phase Matching)結晶を用いても良い。QPM結晶を用いた場合にも効率的に波長変換することができ、また波長変換光学素子31と波長変換光学素子32との間に整形光学素子を設ける必要がない。
波長変換光学素子31で発生した第2高調波及び波長変換光学素子31を波長変換されずに透過した増幅光は、2波長波長板によりいずれか一方(例えば増幅光)の偏光面を90度回転させ、波長変換光学素子32に集光入射する。
波長変換光学素子32は、和周波発生(SFG:Sum Frequency Generation)により第2高調波と増幅光との和周波を発生させる非線形光学結晶である。波長変換光学素子32として、LBO結晶をタイプIの臨界位相整合(CPM)で用いる構成が例示される。なお、波長変換光学素子32としては、BBO(β-BaB24)結晶、CLBO(CsLiB610)結晶を用いることもできる。波長変換光学素子32に入射した波長1064nmの増幅光と波長532nmの第2高調波は、波長変換光学素子32を透過する過程で波長変換され、和周波である波長が355nmの第3高調波が発生する。
波長変換光学素子32で発生した第3高調波は、出力光Lvとしてレーザ装置LSから出力される。なお、波長変換光学素子32から出射する光には、波長変換光学素子32を波長変換されずに透過した残余の増幅光及び第2高調波が含まれるが、波長変換光学素子32の出射端側にダイクロイックミラーまたはプリズム等を配設してこれらを除去することにより、波長355nmの第3高調波のみをレーザ装置LSから出力することができる。
以上のように概要構成されるレーザ装置にあって、ファイバ増幅器23(ダブルクラッドファイバ230)の第1クラッド232には、コア231にドープされたYbを励起するのに十分な光量の励起光Lpが励起光源235から供給される。第1クラッド232に供給された励起光Lpは、第1クラッドを出射端に向けて伝播し、コア231を透過する過程でレーザ媒質であるYbを励起する。但し、第1クラッド232に供給された励起光の全光量がレーザ媒質の励起に寄与して消費されるわけではなく、余剰の励起光Lp′はファイバ増幅器23の出射端部に到達する。
ファイバ増幅器23の出射端部に到達した余剰の励起光Lp′は、その一部が増幅光とともにダブルクラッドファイバ230の出射端面から出射し、他の一部は出射端面で反射されて戻り光となってダブルクラッドファイバ230を逆流する。これらの余剰の励起光のうち、ファイバ増幅器23から出射した余剰の励起光は、増幅光を波長変換光学素子31に集光入射させるレンズの保持・調整機構を加熱してアライメントを変化させる要因や、波長変換光学素子31,32を加熱して波長変換効率を低下させる要因になり得る。また、ダブルクラッドファイバ230を逆流する余剰の励起光は、ファイバ増幅器23やその上流側に接続されたファイバ増幅器22,21を損傷させるおそれがある。
このような余剰の励起光Lp′による問題を抑止するため、ファイバ増幅器23のダブルクラッドファイバ230には、出射端部の近傍に励起光ダンパ50が設けられている。以下、励起光ダンパ50ついて図4を参照して説明する。図4は、励起光ダンパ50が設けられたダブルクラッドファイバ230の出射端部近傍におけるファイバの軸線方向に沿った断面図である。
ダブルクラッドファイバ230の出射端部近傍には、第2クラッド233を剥離して第1クラッド232が露出する第1クラッド露出部238が形成され、この第1クラッド露出部238に第1クラッド232の外周面と密着し第1クラッドの外周を覆って励起光ダンパ50が設けられる。
励起光ダンパ50は、出射端部に近い下流側(図4における右側)の部位50bにおいて第1クラッド232の屈折率と略同一または第1クラッド232の屈折率よりも高い屈折率を有し、出射端部から離れた上流側(図4における左側)の部位50aにおいて上記下流側の部位50bの屈折率よりも低い屈折率を有して構成される。
いま、ダブルクラッドファイバ230におけるコア231の屈折率をn0、第1クラッド232の屈折率をn1、第2クラッド233の屈折率をn2とする。これらの屈折率の関係はn0>n1>n2である。また、励起光ダンパ50の屈折率をn5とし、上流側の部位50aの屈折率をn5aとし、下流側の部位50bの屈折率をn5bとする。
このとき、励起光ダンパ50は、下流側の部位50bにおいてn5b≧n1であり、上流側の部位50aにおいてn5a<n5bである。
ダブルクラッドファイバの第1クラッド232を伝播する励起光は、モード次数が高い高次モードの励起光〜モード次数が低い低次モードの励起光まで、複数の横モードを有するマルチモードの励起光である。第1クラッド232と励起光ダンパ50との界面において、残余の励起光Lp′を全反射させることなく第1クラッド側から励起光ダンパ側に入射させるためには、低次モードの励起光ほど両者の屈折率比n1/n5を小さくする必要がある。換言すれば、高次モードの励起光は低次モードの励起光が全反射される臨界角の部位よりも幾分n1/n5が大きな部位でも励起光ダンパ側に出射する。本技術は、このように励起光のモード次数によって全反射条件を満たす屈折率比が異なることを利用する。
すなわち、励起光ダンパ50は、下流側の部位50bにおいてn5b≧n1であり、屈折率比はn1/n5≦1となる。上流側の部位50aでは、その屈折率は下流側の部位50bよりも低くなっている。このとき、励起光ダンパ50の屈折率n5は、下流側の部位50bから上流側の部位50aに向けて屈折率が徐々に低くなるように設定することができ、屈折率変化は段階的または連続的とすることができる。そのため、高次モードの励起光はそのモード次数に応じて上流側の部位から順次励起光ダンパ50側に出射してゆき、上流側で全反射された低次モードの励起光も下流側の部位50bにおいて確実に励起光ダンパ50側に出射する。
励起光ダンパ50の具体的な実施例として、上流側の部位50aの屈折率n5aを第2クラッド233の屈折率n2と略同一(n5a≒n2)、下流側の部位50bの屈折率n5bを第1クラッド232の屈折率n1と略同一(n5b≒n1)とし、これらの間で上流側から下流側に向けて屈折率が徐々に高くなるように設定した構成について説明する。
このような励起光ダンパ50は次のようにして作製できる。励起光ダンパ50の作成過程を説明するための説明図を図5に示す。まず、第2クラッド233を剥離した第1クラッド露出部238の外周に、内径が第2クラッド233の外径よりも幾分大きい注型用の型55を覆い被せて縮径された一方の端部、図において下流側の端部が第2クラッド233の外周を挟み込むように固定する。次に、端部が開放された上流側を上向きとし、第1クラッド232と注型用の型55との間に励起光ダンパ50を形成する樹脂材料を充填してゆく。
このとき、最初に充填する樹脂材料501は、硬化した後の屈折率が第1クラッド232の屈折率n1と略同一となるように調製されたものを用いる。次に最初に充填した樹脂材料501が硬化した後、または未硬化の状態で、硬化後の屈折率が最初に充填した樹脂材料501よりも幾分低く調製された樹脂材料502を充填する。以降同様に硬化後の屈折率が少しずつ低い樹脂材料503,504…を充填してゆく。第1クラッド露出部238における最も上流側に充填する樹脂材料50nは、硬化後の屈折率が第2クラッド233の屈折率n2と略同一となるものを用いる。そして、最も下流側の樹脂材料50nが硬化した後、型55を取り外すことで励起光ダンパ50が構成される。なお、注型用の型55に代えて透明なガラスパイプ等を用い、樹脂材料の硬化後も取り外すことなく励起光ダンパ50のケース部材として用いても良い。
このようにして作製された励起光ダンパ50では、励起光ダンパ50の屈折率n5は、図6にファイバの軸方向に沿った屈折率分布を示すように、上流側の部位50aにおいて第2クラッド233の屈折率n2と略同一(n5a≒n2)であり、下流側に向かうにつれて屈折率n5が徐々に高くなり、下流側の部位50bにおいて第1クラッド232の屈折率n1と略同一(n5b≒n1)になる。なお、図中に実線で示す段階的な屈折率変化は樹脂材料501,502,503…を順次硬化させて注型した場合の屈折率特性、点線で示す連続的な屈折率変化は、先に充填した樹脂材料が未硬化の状態(一定程度相互に混ざり合う状態)で樹脂材料501,502,503…を順次注型した場合の理想的な屈折率特性を示す。
このような励起光ダンパ50では、第1クラッド232を下流側に向けて伝播する余剰の励起光Lp′は、まず励起光ダンパ50の上流側の部位50aに到達するが、この部位の屈折率n5aは第2クラッド233の屈折率n2と略同一であることから直ちには励起光ダンパ50側には出射せず、第2クラッド233が設けられた領域と同様に伝播する。しかし励起光ダンパ50の屈折率n5は上流側から下流側に向かうにつれて徐々に高くなり、下流側の部位50bにおいて第1クラッド232の屈折率n1と略同一(屈折率比n1/n5=1)になる。このため、第1クラッド232を出射端部に向かって伝播する余剰の励起光は、モード次数が高い高次モードの励起光から順次励起光ダンパ50側に出射してゆき、低次モードの励起光も第1クラッド232と実質的に屈折率差がない下流側の部位50bに到達す以前に励起光ダンパ50側に出射する。
このため、第1クラッド232を伝播する余剰の励起光Lp′は、励起光ダンパ50の形成領域を上流側から下流側に向かう過程で高次モードの励起光から順次励起光ダンパ50側に抜けて行き、低次モードの励起光も下流側の部位50bに到達する以前に確実に励起光ダンパ50に抜ける。
従って、上記のような励起光ダンパ50を備えたダブルクラッドファイバ230によれば、余剰の励起光がファイバ増幅器23の出射端面に到達することに起因する従来の問題を解決できる。さらに、出射端部に向かう残余の励起光が励起光ダンパ50の形成領域で徐々に励起光ダンパ側に抜けてゆくため、励起光が上流側の部位から集中的に出射することに基づく励起光ダンパの局所的な過熱を抑制することができる。
なお、上記実施例では、硬化後の屈折率が高い樹脂材料から順に注型した構成を例示したが、この順序は逆であってもよい。また、樹脂材料を注型して励起光ダンパ50を形成した構成を例示したが、屈折率が異なる接着剤等を第1クラッド露出部238に順次塗布して励起光ダンパ50を形成してもよい。
また実施形態では、ファイバ増幅器の一例として、コアにYb(イッテルビウム)がドープされたYDFAを例示したが、コアにEr(エルビウム)がドープされたEDFや、コアにTm(ツリウム)がドープされたTDFAについても同様に適用し、同様の効果を得ることができる。さらに、波長変換部30を有し、増幅部20から出力された増幅光Laを波長変換部30において波長355nmに波長変換して出力するレーザ装置を例示したが、レーザ装置LSから出力する出力光Lvの波長は任意である。すなわち、波長変換部30を備えることなく増幅光Laをそのまま出射するレーザ装置や、光源部10を備えることなく1段目のファイバ増幅器21をファイバーレーザとしたレーザ装置等についても、本発明を適用することにより既述した効果を享受することができる。
以上説明したようなレーザ装置LSは、小型軽量であるとともに取り扱いが容易であり、露光装置や光造形装置等の光加工装置、フォトマスクやウェハ等の検査装置、顕微鏡や望遠鏡等の観察装置、測長器や形状測定器等の測定装置、光治療装置などのシステムに好適に適用することができる。
レーザ装置LSを備えたシステムの第1の適用例として、半導体製造や液晶パネル製造のフォトリソグラフィ工程で用いられる露光装置について、その概要構成を示す図7を参照して説明する。露光装置500は、原理的には写真製版と同じであり、石英ガラス製のフォトマスク513に精密に描かれたデバイスパターンを、フォトレジストを塗布した半導体ウェハやガラス基板などの露光対象物515に光学的に投影して転写する。
露光装置500は、上述したレーザ装置LSと、照明光学系502と、フォトマスク513を保持するマスク支持台503と、投影光学系504と、露光対象物515を保持する露光対象物支持テーブル505と、露光対象物支持テーブル505を水平面内で移動させる駆動機構506とを備えて構成される。照明光学系502は複数のレンズ群からなり、レーザ装置LSから出力されたレーザ光を、マスク支持台503に保持されたフォトマスク513に照射する。投影光学系504も複数のレンズ群により構成され、フォトマスク513を透過した光を露光対象物支持テーブル上の露光対象物515に投影する。
このような構成の露光装置500においては、レーザ装置LSから出力されたレーザ光が照明光学系502に入力され、所定光束に調整されたレーザ光がマスク支持台503に保持されたフォトマスク513に照射される。フォトマスク513を通過した光はフォトマスク513に描かれたデバイスパターンの像を有しており、この光が投影光学系504を介して露光対象物支持テーブル505に保持された露光対象物515の所定位置に照射される。これにより、フォトマスク513のデバイスパターンの像が、半導体ウェハや液晶パネル等の露光対象物515の上に所定倍率で結像露光される。
次に、レーザ装置LSを備えたシステムの第2の適用例として、フォトマスクや液晶パネル、ウェハ等(被検物)の検査工程で使用される検査装置について、その概要構成を示す図8を参照して説明する。図8に例示する検査装置600は、フォトマスク等の光透過性を有する被検物613に描かれた微細なデバイスパターンの検査に好適に使用される。
検査装置600は、前述したレーザ装置LSと、照明光学系602と、被検物613を保持する被検物支持台603と、投影光学系604と、被検物613からの光を検出するTDI(Time Delay Integration)センサ615と、被検物支持台603を水平面内で移動させる駆動機構606とを備えて構成される。照明光学系602は複数のレンズ群からなり、レーザ装置LSから出力されたレーザ光を、所定光束に調整して被検物支持台603に保持された被検物613に照射する。投影光学系604も複数のレンズ群により構成され、被検物613を透過した光をTDIセンサ615に投影する。
このような構成の検査装置600においては、レーザ装置LSから出力されたレーザ光が照明光学系602に入力され、所定光束に調整されたレーザ光が被検物支持台603に保持されたフォトマスク等の被検物613に照射される。被検物613からの光(本構成例においては透過光)は、被検物613に描かれたデバイスパターンの像を有しており、この光が投影光学系604を介してTDIセンサ615に投影され結像する。このとき、駆動機構606による被検物支持台603の水平移動速度と、TDIセンサ615の転送クロックとは同期して制御される。
そのため、被検物613のデバイスパターンの像がTDIセンサ615により検出され、このようにして検出された被検物613の検出画像と、予め設定された所定の参照画像とを比較することにより、被検物に描かれた微細パターンの欠陥が抽出される。なお、被検物613がウェハ等のように光透過性を有さない場合には、被検物からの反射光を投影光学系604に入射してTDIセンサ615に導くことにより、同様に構成することができる。
LS レーザ装置
10 光源部(11 レーザ光源、15 外部変調器)
20 増幅部(21〜23 ファイバ増幅器)
30 波長変換部(31,32 波長変換光学素子)
40 制御部
50 励起光ダンパ(50a 上流側の部位、50b 下流側の部位)
210,220 シングルクラッドファイバ
215,225 励起光源
230 ダブルクラッドファイバ
231 コア
232 第1クラッド
233 第2クラッド
235 励起光源
238 第1クラッド露出部
500 露光装置
502 照明光学系 503 マスク支持台
504 投影光学系 505 露光対象物支持テーブル
506 駆動機構 513 フォトマスク
515 露光対象物
600 検査装置
602 照明光学系 603 被検物支持台
604 投影光学系 606 駆動機構
613 被検物 615 TDIセンサ

Claims (7)

  1. レーザ媒質がドープされたコアと、前記コアの外周を覆い励起光が導入される第1クラッドと、前記第1クラッドの外周を覆う第2クラッドとを有し、前記コアを伝播するレーザ光を増幅して出射する増幅用のダブルクラッドファイバであって、
    前記ダブルクラッドファイバの出射端部の近傍に、前記第2クラッドを剥離して前記第1クラッドが露出する第1クラッド露出部が形成されるとともに、
    前記第1クラッド露出部に、前記第1クラッドの外周面と密着してその外周を覆う励起光ダンパが設けられており、
    前記励起光ダンパは、前記出射端部に近い下流側の部位において前記第1クラッドの屈折率と略同一または前記第1クラッドの屈折率よりも高い屈折率を有し、前記出射端部から離れた上流側の部位において前記下流側の部位の屈折率よりも低い屈折率を有して構成されることを特徴とするダブルクラッドファイバ。
  2. 前記上流側の部位の屈折率は、前記第2クラッドの屈折率と略同一または前記第2クラッドの屈折率よりも低いことを特徴とする請求項1に記載のダブルクラッドファイバ。
  3. 前記下流側の部位から前記上流側の部位に向けて屈折率が徐々に低下するように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載のダブルクラッドファイバ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のダブルクラッドファイバと、
    前記第1クラッドに励起光を供給する励起光源とを備えたレーザ装置。
  5. 前記コアにおいて増幅されるレーザ光を発生するレーザ光発生部と、
    前記ダブルクラッドファイバにより増幅されて出射する増幅光を波長変換して出力する波長変換部とを備えた請求項4に記載のレーザ装置。
  6. 請求項5に記載のレーザ装置と、
    所定の露光パターンが形成されたフォトマスクを保持するマスク支持部と、
    露光対象物を保持する露光対象物支持部と、
    前記レーザ装置から出力されたレーザ光を前記マスク支持部に保持されたフォトマスクに照射する照明光学系と、
    前記フォトマスクを透過した光を露光対象物支持部に保持された露光対象物に投影する投影光学系とを備えた露光装置。
  7. 請求項5に記載のレーザ装置と、
    被検物を保持する被検物支持部と、
    前記レーザ装置から出力されたレーザ光を前記被検物支持部に保持された被検物に照射する照明光学系と、
    前記被検物からの光を検出器に投影する投影光学系とを備えた検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104570212A (zh) * 2014-12-31 2015-04-29 西南技术物理研究所 双包层光纤包层光剥除方法
JP2017224678A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 浜松ホトニクス株式会社 レーザ発振器、及び、励起光検出構造の製造方法

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