JP2014032607A - 緊急警報システム、緊急警報中継装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両間で、緊急を知らせる信号をいち早く伝達することができる緊急警報システムを提供する。
【解決手段】報知装置が、緊急を知らせる信号である第一の緊急信号を外部から取得する第一の警報取得手段と、車載端末に、緊急を知らせる信号である第二の緊急信号を無線通信によって送信する第一の警報送信手段と、を有し、車載端末が、報知装置または他の車載端末によって送信された前記第二の緊急信号を受信する第二の警報取得手段と、前記受信した第二の緊急信号を無線通信によって所定の送信周期でブロードキャスト送信する第二の警報送信手段と、を有する。前記第二の警報送信手段は、前記報知装置が前記第二の緊急信号を送信した時刻からの経過時間が長い場合、または、前記第二の警報取得手段が取得した第二の緊急信号のホップ数が多い場合に、より長い送信周期で前記第二の緊急信号を送信する。
【選択図】図1
【解決手段】報知装置が、緊急を知らせる信号である第一の緊急信号を外部から取得する第一の警報取得手段と、車載端末に、緊急を知らせる信号である第二の緊急信号を無線通信によって送信する第一の警報送信手段と、を有し、車載端末が、報知装置または他の車載端末によって送信された前記第二の緊急信号を受信する第二の警報取得手段と、前記受信した第二の緊急信号を無線通信によって所定の送信周期でブロードキャスト送信する第二の警報送信手段と、を有する。前記第二の警報送信手段は、前記報知装置が前記第二の緊急信号を送信した時刻からの経過時間が長い場合、または、前記第二の警報取得手段が取得した第二の緊急信号のホップ数が多い場合に、より長い送信周期で前記第二の緊急信号を送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の乗員に緊急を知らせる技術に関する。
公衆に対して、緊急を知らせるシステムが運用されている。例えば、EWS(Emergency Warning System:緊急警報放送)と呼ばれるシステムでは、地震や津波などの災害の発生が予想される場合に、放送波を通して緊急を知らせる信号を送信する。EWSに対応した放送受信機は、信号を受信すると自動で電源を投入し、情報を公衆に伝達する(非特許文献1)。この他にも、EEW(Earthquake Early Warning:緊急地震速報)と呼ばれるシステムでは、地震の初期微動を検知した際に、テレビやラジオ放送を通して緊急を知らせる音声を送信する。
これらの、緊急を知らせる情報を車両の乗員に通知するシステムが考案されている。特許文献1には、EEWの信号を受信し、車両の乗員に通知する車載装置が開示されている。EEWはEWSとは異なり、自動で放送受信機の電源を投入することができないため、乗員が警報に気付かない場合がある。そこで、当該車載装置は、EEWの信号を検知して通知を行うことでこの問題を解決している。
また、特許文献2には、緊急地震速報を受信したことを車外に通知する装置が開示されている。緊急地震速報を予告なく運転者に通知した場合、警報音に驚いて運転操作を誤る危険性がある。そこで、当該装置では、緊急地震速報を受信すると、まずハザードランプなどの手段によって、周囲の車両に注意喚起を行う。そして、車両同士の接触危険性を判定し、問題ないと判定した場合に、運転者への通知を行う。これにより、警報を通知することによる事故の誘発を防ぐことができる。
また、特許文献3には、車両が危険を検知した場合に、無線通信によって周囲を走る車両に対して警報を通知する装置が開示されている。
" 緊急警報放送について"、[online]、日本放送協会、[平成24年7月17日検索]、インターネット<URL:http://www.nhk.or.jp/digital/faq/Emerg01.html>
前述したEWSやEEWといったシステムでは、走行中の全ての車両に警報を伝達することが難しいという問題がある。例えばEWSは、専用の信号を放送波に重畳させるため、車内に設置された受信機(テレビやラジオ受信機)がこれを検出する機能を有していなければ、乗員に警報を伝達することができない。一方でEEWは、放送中の音声に警報音を割り込ませるため、乗員が放送を聴取していなければ警報に気付くことができない。特許文献1に記載の発明では、乗員に対して通知を行うことができるが、警報を受信するた
めの専用装置を車両に搭載しなければならないため、前述した問題を解決することはできない。
めの専用装置を車両に搭載しなければならないため、前述した問題を解決することはできない。
特許文献2には、車両が警報を受信したことを周囲に通知する技術が記載されている。しかし、当該発明は警報そのものを通知するものではないため、前述した問題を解決することはできない。この問題を解決するためには、警報を受信するための専用装置を有していない車両に対しても警報を伝達できる仕組みを構築する必要がある。
ところで近年、無線通信によって車両同士が情報を交換する技術が普及し始めている。例えば、特許文献3に記載の車載端末は、車両が何らかの危険を検知した場合に、車車間通信を利用して他の車両に警報を通知することができる。これを応用し、車両がEWSやEEWの信号を受信した場合に、車車間通信を用いて他の車両に警報を通知するという方法が考えられる。この方法によると、警報を受信するための専用装置が無くても、車車間通信用の端末さえあれば、警報を受信することが可能になる。
しかし、車車間通信では、ブロードキャスト(同報通信)によって情報の送信を行うため、警報を受信した車両が一斉に通知を送信すると、通信量が急増して伝送路が輻輳するという別の問題が発生する。
本発明は上記の問題点を考慮してなされたものであり、車両間で緊急を知らせる信号を少ない通信量でいち早く伝送することができる緊急警報システムを提供することを目的とする。
本発明に係る緊急警報システムは、報知装置と、複数の車載端末と、からなる緊急警報システムである。
具体的には、前記報知装置が、緊急を知らせる信号である第一の緊急信号を受信する第一の警報取得手段と、前記車載端末に、緊急を知らせる信号である第二の緊急信号を無線通信によって送信する第一の警報送信手段と、を有し、前記車載端末が、前記報知装置または他の車載端末によって送信された前記第二の緊急信号を受信する第二の警報取得手段と、前記受信した第二の緊急信号を無線通信によって所定の送信周期でブロードキャスト送信する第二の警報送信手段と、を有し、前記第二の警報送信手段は、前記報知装置が前記第二の緊急信号を送信した時刻からの経過時間が長い場合に、当該時間が短い場合と比較してより長い送信周期で前記第二の緊急信号を送信する、または、前記第二の警報取得手段が取得した第二の緊急信号の、前記報知装置から自端末までのホップ数が多い場合に、当該ホップ数が少ない場合と比較してより長い送信周期で前記第二の緊急信号を送信することを特徴とする。
具体的には、前記報知装置が、緊急を知らせる信号である第一の緊急信号を受信する第一の警報取得手段と、前記車載端末に、緊急を知らせる信号である第二の緊急信号を無線通信によって送信する第一の警報送信手段と、を有し、前記車載端末が、前記報知装置または他の車載端末によって送信された前記第二の緊急信号を受信する第二の警報取得手段と、前記受信した第二の緊急信号を無線通信によって所定の送信周期でブロードキャスト送信する第二の警報送信手段と、を有し、前記第二の警報送信手段は、前記報知装置が前記第二の緊急信号を送信した時刻からの経過時間が長い場合に、当該時間が短い場合と比較してより長い送信周期で前記第二の緊急信号を送信する、または、前記第二の警報取得手段が取得した第二の緊急信号の、前記報知装置から自端末までのホップ数が多い場合に、当該ホップ数が少ない場合と比較してより長い送信周期で前記第二の緊急信号を送信することを特徴とする。
報知装置とは、第一の緊急信号を最初に受信する装置である。報知装置は、固定された装置であっても車載装置であってもよい。また、第一の緊急信号とは、例えばEEWやEWSのようなシステムにおいて、公衆に向けて送信される警報信号である。第一の緊急信号は、緊急を知らせる信号であればその種類は問わない。例えば、国民の保護のための緊急情報を無線によって伝達する、J−ALERT(全国瞬時警報システム)の無線信号などであってもよい。また、第一の緊急信号は、無線通信によって取得してもよいし、有線通信によって取得してもよい。報知装置は、第一の緊急信号を受信すると、車載端末が受信することができる第二の緊急信号を生成して送信する。
車載端末とは、車両に搭載された端末であり、典型的には、車車間通信を行う通信端末である。車載端末は、報知装置から第二の緊急信号を受信すると、所定の送信周期で当該第二の緊急信号を繰り返しブロードキャスト送信する。送信された第二の緊急信号は、他
の車載端末によって受信され、同様にブロードキャスト送信が繰り返される。これにより、車載端末を搭載している車両に対していち早く緊急信号を伝送することができる。また、車載端末は、車両間で無線通信を行う機能を有していれば、第一の緊急信号を受信するための特別な構成を有していなくてもよいという利点がある。
の車載端末によって受信され、同様にブロードキャスト送信が繰り返される。これにより、車載端末を搭載している車両に対していち早く緊急信号を伝送することができる。また、車載端末は、車両間で無線通信を行う機能を有していれば、第一の緊急信号を受信するための特別な構成を有していなくてもよいという利点がある。
また、車載端末は、報知装置が第二の緊急信号を送信した時刻からの経過時間とともに、第二の緊急信号の送信周期をより長くする制御を行う。第一の緊急信号が発信された直後は、多くの車載端末に緊急を伝える必要があるため、ブロードキャスト送信を短い周期で繰り返す。しかし、時間の経過に伴って第二の緊急信号を受信した車載端末が増えるため、通信量が急増するおそれがある。そのため各車載端末は、時間の経過に伴って送信周期を長くとる。これにより全体の通信量が抑えられ、伝送路の輻輳を回避することができる。
なお、送信周期の調整は、経過した時間ではなく、第二の緊急信号が経由した車載端末数、すなわちホップ数に基づいて行ってもよい。ホップ数が大きいほど、報知装置が第二の緊急信号を送信してからの時間が経過していることを意味するため、ホップ数が大きくなるにつれて送信周期を長くすることで、全体の通信量を抑えることができる。
また、前記第一の警報送信手段は、前記第二の緊急信号を所定の送信周期でブロードキャスト送信し、前記第一の警報送信手段が前記第二の緊急信号の送信を開始した時刻からの経過時間が長い場合に、当該時間が短い場合と比較してより長い送信周期で前記第二の緊急信号を送信することを特徴としてもよい。
第一の緊急信号を受信した報知装置は、第二の緊急信号を一度だけ送信してもよいし、繰り返し送信してもよい。また、繰り返し送信する場合は、車載装置と同様に、送信開始時刻からの経過時間に基づいて送信周期を制御するようにしてもよい。
また、前記車載端末は、前記緊急信号に基づいて利用者に通知を行う出力手段をさらに有してもよい。第二の緊急信号を受信した車載端末は、任意の方法で利用者に警報を伝達することができる。例えば、音声や表示灯などによって乗員に通知してもよいし、ハザードランプを点滅させることによって車両の周囲に注意を促してもよい。
また、前記報知装置は、車載装置であることを特徴としてもよい。第一の緊急信号を受信できるエリアに、報知装置を搭載した車両が一台以上あれば、周囲の車両に警報を伝達することができる。
なお、本発明は、上記手段の少なくとも一部を含む緊急警報システムとして特定することができる。また、緊急警報システムを構成する緊急警報中継装置として特定することもできる。また、前記システムおよび装置が行う緊急警報中継方法として特定することもできる。上記処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
本発明によれば、車両間で緊急を知らせる信号を少ない通信量でいち早く伝送することができる緊急警報システムを提供することができる。
(第一の実施形態)
<システム概要>
第一の実施形態に係る緊急警報システムについて、概要を説明する。第一の実施形態に係る緊急警報システムは、親車載端末と子車載端末からなるシステムである。親車載端末が本発明における報知装置であり、子車載端末が本発明における車載端末である。
<システム概要>
第一の実施形態に係る緊急警報システムについて、概要を説明する。第一の実施形態に係る緊急警報システムは、親車載端末と子車載端末からなるシステムである。親車載端末が本発明における報知装置であり、子車載端末が本発明における車載端末である。
図1は、第一の実施形態における、警報の伝送経路を説明する図である。
警報送信設備は、本発明における第一の緊急信号を送信する設備である。本実施形態では、第一の緊急信号とはラジオ放送の音声に重畳されて送信される緊急地震速報の音声信号であり、警報送信設備はラジオ放送の送信局である。
警報送信設備は、本発明における第一の緊急信号を送信する設備である。本実施形態では、第一の緊急信号とはラジオ放送の音声に重畳されて送信される緊急地震速報の音声信号であり、警報送信設備はラジオ放送の送信局である。
親車載端末とは、ラジオ放送を受信する機能を持ち、緊急地震速報の音声信号を検出した場合に、第二の緊急信号をブロードキャスト送信する車載端末である。実施形態の説明では、第二の緊急信号を車両間警報信号と称する。また、子車載端末とは、親車載端末または他の子車載端末から送信された車両間警報信号を受信し、同信号をブロードキャスト送信する端末である。子車載端末が、第二の緊急信号を繰り返しブロードキャスト送信することで、警報を短時間で広範囲に拡散させることができる。
図2は、各端末が車両間警報信号を送受信するタイミングを示した図である。符号11が、親車載端末が緊急地震速報を検出したタイミングを表す。親車載端末は、緊急地震速報を検出すると、車両間警報信号(符号12)を送信する。
また、子車載端末は、車両間警報信号を受信すると、受信した車両間警報信号を所定の送信周期で繰り返しブロードキャスト送信する。この際、最初に車両間警報信号が送信された時刻からの経過時間に応じて、送信周期を長くしていく。これにより、車両間警報信号を迅速に周囲の車両に伝達するという目的と、伝送路の輻輳を防止するという目的を共に達成することができる。
<システム構成>
以上に説明した機能を実現するための、各端末の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る緊急警報システムのシステム構成図である。本システムは、親車載端末100と子車載端末200から構成される。親車載端末100および子車載端末200は、CPU、主記憶装置、補助記憶装置、および入出力装置によってそれぞれ構成することができる。補助記憶装置に記憶されたプログラムが主記憶装置にロードされ、CPUによって実行されることで、図3に図示した各手段が機能する。なお、親車載端末100および子車載端末200の全部または一部は、専用に設計された回路を用いて実行されてもよい。
以上に説明した機能を実現するための、各端末の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る緊急警報システムのシステム構成図である。本システムは、親車載端末100と子車載端末200から構成される。親車載端末100および子車載端末200は、CPU、主記憶装置、補助記憶装置、および入出力装置によってそれぞれ構成することができる。補助記憶装置に記憶されたプログラムが主記憶装置にロードされ、CPUによって実行されることで、図3に図示した各手段が機能する。なお、親車載端末100および子車載端末200の全部または一部は、専用に設計された回路を用いて実行されてもよい。
まず、親車載端末100の構成について説明する。
通信部101は、無線通信によって車両間警報信号を送信する手段であり、本発明における第一の警報送信手段である。本実施形態では、通信部101は、ITS(高度道路交通システム:Intelligent Transport Systems)用に700MHz帯に割り当てられた周
波数帯域を利用して車両間警報信号を送信するが、無線通信によって他の端末に情報を送信することができれば、周波数および通信方法は特に限定されない。
通信部101は、無線通信によって車両間警報信号を送信する手段であり、本発明における第一の警報送信手段である。本実施形態では、通信部101は、ITS(高度道路交通システム:Intelligent Transport Systems)用に700MHz帯に割り当てられた周
波数帯域を利用して車両間警報信号を送信するが、無線通信によって他の端末に情報を送信することができれば、周波数および通信方法は特に限定されない。
制御部102は、親車載端末100全体の制御を司る手段である。具体的には、緊急地震速報を検出した場合に、車両間警報信号を生成して送信する動作を制御する手段である。詳細な処理内容については後述する。
緊急信号取得部103は、本発明における第一の警報取得手段であり、ラジオ放送によって送信される緊急地震速報を検出する手段である。具体的には、所定の放送波を復調して常時モニタし、緊急地震速報に対応する音声信号を検出する。対象となる放送波の周波数および変調方式は、どのようなものであってもよいが、緊急信号取得部103は、受信対象となる放送局(周波数および変調方式)を切り替える手段を有していることが好ましい。
出力部104は、緊急地震速報を検出した旨を利用者、すなわち車両の乗員に通知するための手段である。通知の方法は特定の方法に限定されない。例えば、スピーカを通して音声を再生してもよいし、灯火の明滅や振動などであってもよい。本実施形態では、スピーカを通して音声を再生することで通知を行う。
子車載端末200の構成について説明する。子車載端末200は、車両間警報信号を送信するトリガが、緊急地震速報ではなく、他の端末から受信した車両間警報信号であるという点において、親車載端末100と相違する。
通信部201は、無線通信によって車両間警報信号を送受信する手段であり、第二の警報取得手段、および第二の警報送信手段である。通信部201が無線通信を行う方法は、通信部101と同じであるが、通信部201は車両間警報信号を受信する機能をさらに有するという点で通信部101と相違する。
通信部201は、無線通信によって車両間警報信号を送受信する手段であり、第二の警報取得手段、および第二の警報送信手段である。通信部201が無線通信を行う方法は、通信部101と同じであるが、通信部201は車両間警報信号を受信する機能をさらに有するという点で通信部101と相違する。
制御部202は、子車載端末200全体の制御を司る手段である。具体的には、車両間警報信号を受信した場合に、所定の間隔で当該信号を再送信する動作を制御する手段である。詳細な処理内容については後述する。
また、出力部203は、車両間警報信号を受信した旨を利用者、すなわち車両の乗員に通知するための手段である。乗員に対する通知の方法は、出力部104と同等である。
また、出力部203は、車両間警報信号を受信した旨を利用者、すなわち車両の乗員に通知するための手段である。乗員に対する通知の方法は、出力部104と同等である。
<処理フローチャート>
次に、親車載端末100の処理フローチャート、および子車載端末200の処理フローチャートを参照しながら、システムの動作について詳細に説明する。
図4は、親車載端末100の処理フローチャートである。緊急信号取得部103が、モニタしているラジオ放送の音声から緊急地震速報の音声信号を検出すると、図4の処理が開始される。
次に、親車載端末100の処理フローチャート、および子車載端末200の処理フローチャートを参照しながら、システムの動作について詳細に説明する。
図4は、親車載端末100の処理フローチャートである。緊急信号取得部103が、モニタしているラジオ放送の音声から緊急地震速報の音声信号を検出すると、図4の処理が開始される。
まず、ステップS11にて、制御部102が、出力部104を通して車両の乗員に警報を通知する。ラジオ放送の音声に重畳される警報音には地震の詳細な情報は含まれないため、制御部102は、単純な警報音を再生したのち、モニタしている放送の音声を、スピーカを通してそのまま乗員へ提供する。
次に、ステップS12で、制御部102が、子車載端末200に向けた車両間警報信号
を生成し、通信部101を通してブロードキャスト送信する。図5は、車両間警報信号によって送信されるデータ(車両間警報信号データと称する)のデータフォーマット例である。「データタイプ」が、警報の内容を表すフィールドであり、「送信開始日時」が、親車載端末100が車両間警報信号の送信を行った日時を表すフィールドである。なお、ステップS12で行われる送信は一回のみである。
を生成し、通信部101を通してブロードキャスト送信する。図5は、車両間警報信号によって送信されるデータ(車両間警報信号データと称する)のデータフォーマット例である。「データタイプ」が、警報の内容を表すフィールドであり、「送信開始日時」が、親車載端末100が車両間警報信号の送信を行った日時を表すフィールドである。なお、ステップS12で行われる送信は一回のみである。
図6は、子車載端末200の処理フローチャートである。通信部201が、車両間警報信号を取得すると、図6の処理が開始される。
まず、ステップS21で、制御部202が、出力部203を通して車両の乗員に警報を通知する。通知の方法は単純な警報音である。もし、子車載端末が音声合成機能などを有している場合、揺れに対する警戒を求める音声を生成して再生してもよい。また、ラジオ受信機が利用可能である場合、自動で電源を投入するなどしてもよい。
まず、ステップS21で、制御部202が、出力部203を通して車両の乗員に警報を通知する。通知の方法は単純な警報音である。もし、子車載端末が音声合成機能などを有している場合、揺れに対する警戒を求める音声を生成して再生してもよい。また、ラジオ受信機が利用可能である場合、自動で電源を投入するなどしてもよい。
ステップS22では、制御部202が、通信部201によって受信された車両間警報信号を、通信部201を通してブロードキャスト送信する。すなわち、受信した信号をそのまま再送信する。そして、ステップS23で、親車載端末が車両間警報信号を送信してからの経過時間、すなわち現在日時から車両間警報信号データに含まれる「送信開始日時」を減算した値を算出する。ここで、所定の時間(例えば15秒)が経過していない場合、ステップS24へ遷移する。所定の時間とは、警報の意義がある時間であることが好ましい。例えば、地震の主要動が到達するまでの平均時間などであってもよい。
ステップS24では、ステップS23で算出した経過時間に応じた待機時間を挿入する。図7(a)は、ステップS24で挿入される待機時間の長さを表した図である。親車載端末が車両間警報信号を送信した直後の待機時間はtであり、時間が経過するにしたがって待機時間が増加する。そして、ステップS22で繰り返し車両間警報信号のブロードキャスト送信が行われる。前述した所定の時間が経過すると、ステップS23の判定がYesとなり、車両間警報信号の送信は終了する。
以上の処理を、子車載端末200が繰り返し行うことで、複数の車両に車両間警報信号を拡散させることができる。各車載端末は、親車載端末が車両間警報信号を送信した直後は短い間隔で車両間警報信号をブロードキャスト送信するため、短時間で車両間警報信号を拡散させることができ、時間の経過とともに送信間隔を大きくするため、伝送路の輻輳を避けることができる。
なお、本実施形態においては、車両間警報信号の送信間隔を図7(a)のように制御したが、例えば図7(b)のように、対数関数的に増加させてもよい。その他にも、指数関数的に増加させてもよいし、任意の関数によって決定してもよい。車両間警報信号の送信間隔は、時間の経過とともに大きくすることができれば、どのように定めてもよい。また、子車載端末は、車両間警報信号を複数回受信した場合、後から受信した信号を受け捨ててもよい。
なお、本実施形態においては、車両間警報信号の送信間隔を図7(a)のように制御したが、例えば図7(b)のように、対数関数的に増加させてもよい。その他にも、指数関数的に増加させてもよいし、任意の関数によって決定してもよい。車両間警報信号の送信間隔は、時間の経過とともに大きくすることができれば、どのように定めてもよい。また、子車載端末は、車両間警報信号を複数回受信した場合、後から受信した信号を受け捨ててもよい。
(第一の実施形態の変形例)
第一の実施形態では、車両間警報信号の送信が親車載端末100によって行われた時刻からの経過時間に基づいて、ステップS24で挿入する待機時間を決定した。しかし、当該待機時間は、車両間警報信号が拡散するに伴って大きくすればよく、経過時間以外に基づいて決定されてもよい。例えば図8のように、車両間警報信号データに、当該車両間警報信号が子車載端末200によって転送された回数を表すフィールドを設け、当該回数が大きいほど待機時間を長くするようにしてもよい。転送回数フィールドは、子車載端末がステップS22を実行する前にインクリメントする。
第一の実施形態では、車両間警報信号の送信が親車載端末100によって行われた時刻からの経過時間に基づいて、ステップS24で挿入する待機時間を決定した。しかし、当該待機時間は、車両間警報信号が拡散するに伴って大きくすればよく、経過時間以外に基づいて決定されてもよい。例えば図8のように、車両間警報信号データに、当該車両間警報信号が子車載端末200によって転送された回数を表すフィールドを設け、当該回数が大きいほど待機時間を長くするようにしてもよい。転送回数フィールドは、子車載端末がステップS22を実行する前にインクリメントする。
第一の実施形態では、車両間警報信号が送信されてからの経過時間に基づいて送信動作
の終了を判断した(S23)が、本変形例では、車両間警報信号のホップ数に基づいて終了を判断させることができる。例えば、子車載端末が転送回数の上限値を保持し、車両間警報信号の転送回数が当該上限値に達したら送信を終了させるようにしてもよいし、車両間警報信号データに、転送回数の上限値を表すフィールドを設け、転送回数が当該上限値に達したら送信を終了させるようにしてもよい。
の終了を判断した(S23)が、本変形例では、車両間警報信号のホップ数に基づいて終了を判断させることができる。例えば、子車載端末が転送回数の上限値を保持し、車両間警報信号の転送回数が当該上限値に達したら送信を終了させるようにしてもよいし、車両間警報信号データに、転送回数の上限値を表すフィールドを設け、転送回数が当該上限値に達したら送信を終了させるようにしてもよい。
本変形例によると、車両間警報信号が転送された回数が多くなるに従って送信間隔を大きくするため、緊急地震速報が送信された地点から離れるほど通信量が少なくなるという効果が得られる。
また、車両間警報信号データには、ステップS24で挿入する待機時間をどの程度取るかといった指示を含ませてもよい。例えば、転送回数1回につき100ミリ秒を追加するといった情報が含まれていてもよい。当該指示は、親車載端末100が決定し、ステップS12の処理を行う際に車両間警報信号データに追加することができる。このようにすることで、車両の密集度に応じた適切な送信制御をすることができるようになる。例えば、親車載端末100が都市部に位置する場合は待機時間の増分を大きくし、郊外に位置する場合は小さくするといった動作ができるようになる。
(第二の実施形態)
第二の実施形態は、本発明に係る報知装置を固定された路側装置とし、ネットワークから緊急地震速報を取得する形態である。
第二の実施形態は、本発明に係る報知装置を固定された路側装置とし、ネットワークから緊急地震速報を取得する形態である。
図9は、第二の実施形態に係る、警報の伝送経路を説明する図である。
警報送信サーバは、本発明における第一の緊急信号を送信する設備である。警報送信サーバは、第一の実施形態と同様に緊急地震速報を配信する装置であるが、放送波ではなくネットワークを経由して配信するという点において第一の実施形態と相違する。なお、ネットワークを介して緊急地震速報を配信するサービスには、例えば気象庁による「高度利用者向け緊急地震速報」サービスがある。
警報送信サーバは、本発明における第一の緊急信号を送信する設備である。警報送信サーバは、第一の実施形態と同様に緊急地震速報を配信する装置であるが、放送波ではなくネットワークを経由して配信するという点において第一の実施形態と相違する。なお、ネットワークを介して緊急地震速報を配信するサービスには、例えば気象庁による「高度利用者向け緊急地震速報」サービスがある。
また、路側装置は、ネットワークを通して緊急地震速報を受信する機能を持ち、同速報を受信した場合に、車両間警報信号を無線によってブロードキャスト送信する装置である。路側装置は、主要道路における交差点など、主要な箇所に設置される。
また、子車載端末は、路側装置または他の子車載端末から送信された車両間警報信号を受信し、同信号を無線によってブロードキャスト送信する端末である。子車載端末のシステム構成は、第一の実施形態と同様である。
また、子車載端末は、路側装置または他の子車載端末から送信された車両間警報信号を受信し、同信号を無線によってブロードキャスト送信する端末である。子車載端末のシステム構成は、第一の実施形態と同様である。
第二の実施形態では、路側装置と警報送信サーバがネットワークで接続されているため、放送波を経由して緊急地震速報を取得する場合と異なり、地震の発生場所や大きさなど、地震に関する詳細な情報を得ることができる。
図10は、第二の実施形態に係る路側装置300のシステム構成図である。路側装置300は、第一の実施形態に係る親車載端末100と同等であるが、利用者に警報を提示するための出力部を有さないという点で相違する。なお、通信部301は通信部101に、制御部302は制御部102に、緊急信号取得部303は緊急信号取得部103にそれぞれ対応する。
また、路側装置300は、放送波ではなくネットワークを経由して緊急地震速報を取得するという点と、取得した緊急地震速報から、揺れの到達予想時刻や揺れの大きさを算出する機能を有しているという点において親車載端末100と相違する。
また、路側装置300は、放送波ではなくネットワークを経由して緊急地震速報を取得するという点と、取得した緊急地震速報から、揺れの到達予想時刻や揺れの大きさを算出する機能を有しているという点において親車載端末100と相違する。
第二の実施形態に係る路側装置300の動作フローチャートについて、図4に示したフ
ローチャートとの相違点を説明する。
第二の実施形態では、路側装置300が、警報送信サーバにネットワーク経由で接続し待機する。そして、警報送信サーバから、警報を示すパケットが送信されると、図4のフローチャートが開始される。なお、路側装置300は固定された装置であるため、ステップS11の処理はスキップする。
ローチャートとの相違点を説明する。
第二の実施形態では、路側装置300が、警報送信サーバにネットワーク経由で接続し待機する。そして、警報送信サーバから、警報を示すパケットが送信されると、図4のフローチャートが開始される。なお、路側装置300は固定された装置であるため、ステップS11の処理はスキップする。
ステップS12では、受信した緊急地震速報データをもとに車両間警報信号を生成する際に、制御部302が、揺れに関する詳細な情報を生成する。
路側装置300がネットワーク経由で受信する緊急地震速報データ、および、送信する車両間警報信号データの内容を図11に示す。路側装置300が受信する緊急地震速報データには、地震についての詳細な情報が含まれており、制御部302は、当該情報に基づいて揺れの到達時間や揺れの大きさを算出することができる。
また、図12は、子車載端末の出力部203を通して乗員に通知されるメッセージの例である。このように第二の実施形態では、ステップS21にて警報を通知する際、詳細な情報を提示することができる。
路側装置300がネットワーク経由で受信する緊急地震速報データ、および、送信する車両間警報信号データの内容を図11に示す。路側装置300が受信する緊急地震速報データには、地震についての詳細な情報が含まれており、制御部302は、当該情報に基づいて揺れの到達時間や揺れの大きさを算出することができる。
また、図12は、子車載端末の出力部203を通して乗員に通知されるメッセージの例である。このように第二の実施形態では、ステップS21にて警報を通知する際、詳細な情報を提示することができる。
第二の実施形態においては、路側装置がネットワーク経由で緊急地震速報を取得するため、放送波を経由する場合と比較して詳細な情報を伝達することができる。また、第一の実施形態では、報知装置が車両であるため、車両の走行位置が偏っていると警報を通知できないエリアが生じるが、第二の実施形態では主要箇所に設置された装置が報知装置となるため、警報を受信できないエリアが生じにくいという利点がある。
(変形例)
なお、各実施形態の説明は本発明を説明する上での例示であり、本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更または組み合わせて実施することができる。例えば、第一の実施形態では、親車載端末が車両間警報信号の送信を開始した時刻を送信周期算出の基準としたが、多くの車載端末が一斉に車両間警報信号を送信することによる輻輳を回避することができれば、基準時刻を他に設けてもよい。同様に、第一の実施形態の変形例では、車両間警報信号の転送回数(ホップ数)を送信周期算出の基準としたが、親車載端末からの距離などを基準として送信周期を算出してもよい。例えば、各車載端末が現在位置情報を取得できる場合、親車載端末からの距離を算出したうえで送信周期を決定してもよい。
なお、各実施形態の説明は本発明を説明する上での例示であり、本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更または組み合わせて実施することができる。例えば、第一の実施形態では、親車載端末が車両間警報信号の送信を開始した時刻を送信周期算出の基準としたが、多くの車載端末が一斉に車両間警報信号を送信することによる輻輳を回避することができれば、基準時刻を他に設けてもよい。同様に、第一の実施形態の変形例では、車両間警報信号の転送回数(ホップ数)を送信周期算出の基準としたが、親車載端末からの距離などを基準として送信周期を算出してもよい。例えば、各車載端末が現在位置情報を取得できる場合、親車載端末からの距離を算出したうえで送信周期を決定してもよい。
また、第一の実施形態では、車両間警報信号の送信が開始された時刻からの経過時間に基づいて送信周期を決定し、第一の実施形態の変形例では、車両間警報信号のホップ数に基づいて送信周期を決定したが、これらを組み合わせてもよい。例えば、経過時間と待機時間との関係をホップ数別に記憶し、用いてもよい。
100 親車載端末
101,201,301 通信部
102,202,302 制御部
103,303 緊急信号取得部
104,203 出力部
200 子車載端末
300 路側装置
101,201,301 通信部
102,202,302 制御部
103,303 緊急信号取得部
104,203 出力部
200 子車載端末
300 路側装置
Claims (6)
- 報知装置と、複数の車載端末と、からなる緊急警報システムであって、
前記報知装置が、
緊急を知らせる信号である第一の緊急信号を受信する第一の警報取得手段と、
前記車載端末に、緊急を知らせる信号である第二の緊急信号を無線通信によって送信する第一の警報送信手段と、を有し、
前記車載端末が、
前記報知装置または他の車載端末によって送信された前記第二の緊急信号を受信する第二の警報取得手段と、
前記受信した第二の緊急信号を無線通信によって所定の送信周期でブロードキャスト送信する第二の警報送信手段と、を有し、
前記第二の警報送信手段は、
前記報知装置が前記第二の緊急信号を送信した時刻からの経過時間が長い場合に、当該時間が短い場合と比較してより長い送信周期で前記第二の緊急信号を送信する、
または、
前記第二の警報取得手段が取得した第二の緊急信号の、前記報知装置から自端末までのホップ数が多い場合に、当該ホップ数が少ない場合と比較してより長い送信周期で前記第二の緊急信号を送信する、
緊急警報システム。 - 前記第一の警報送信手段は、前記第二の緊急信号を所定の送信周期でブロードキャスト送信し、前記第一の警報送信手段が前記第二の緊急信号の送信を開始した時刻からの経過時間が長い場合に、当該時間が短い場合と比較してより長い送信周期で前記第二の緊急信号を送信する、
請求項1に記載の緊急警報システム。 - 前記車載端末は、前記緊急信号に基づいて利用者に通知を行う出力手段をさらに有する、
請求項1または2に記載の緊急警報システム。 - 前記報知装置は、車載された装置であることを特徴とする、
請求項1から3のいずれかに記載の緊急警報システム。 - 緊急を知らせる信号である緊急信号を中継する緊急警報中継装置であって、
前記緊急信号を受信する警報取得手段と、
前記受信した緊急信号を無線通信によって所定の送信周期でブロードキャスト送信する警報送信手段と、を有し、
前記警報送信手段は、
最初に前記緊急信号が送信された時刻からの経過時間が長い場合に、当該時間が短い場合と比較してより長い送信周期で前記緊急信号を送信する、
または、
前記警報取得手段が取得した緊急信号の、前記緊急信号を最初に送信した装置から自装置までのホップ数が多い場合に、当該ホップ数が少ない場合と比較してより長い送信周期で前記緊急信号を送信する、
緊急警報中継装置。 - 報知装置と、複数の車載端末と、が行う緊急警報中継方法であって、
前記報知装置が、緊急を知らせる信号である第一の緊急信号を受信する第一の受信ステップと、
前記報知装置が、前記車載端末に、緊急を知らせる信号である第二の緊急信号を無線通信によって送信する第一の送信ステップと、
前記車載端末が、前記報知装置または他の車載端末によって送信された前記第二の緊急信号を受信する第二の受信ステップと、
前記車載端末が、前記受信した緊急信号を無線通信によって所定の送信周期でブロードキャスト送信する第二の送信ステップと、
を含み、
前記第二の送信ステップにおいて、
前記報知装置が前記第二の緊急信号を送信した時刻からの経過時間が長い場合に、当該時間が短い場合と比較してより長い送信周期で前記第二の緊急信号を送信する、
または、
前記第二の受信ステップで受信した第二の緊急信号の、前記報知装置から自端末までのホップ数が多い場合に、当該ホップ数が少ない場合と比較してより長い送信周期で前記第二の緊急信号を送信する、
緊急警報中継方法。
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JP2012174084A JP2014032607A (ja) | 2012-08-06 | 2012-08-06 | 緊急警報システム、緊急警報中継装置 |
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