JP2014032336A - Developing device and image forming device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、現像装置および画像形成装置に関するものである。 The present invention relates to a developing device and an image forming apparatus.
従来、搬送スクリュ等の搬送部材によって搬送している現像剤を現像スリーブ等の現像剤担持体の表面に担持し現像剤担持体に担持されて現像剤を規制ブレード等の規制部材により層厚を規制し、潜像担持体との対向領域まで搬送する。そして、現像剤中のトナーを潜像担持体上の潜像に転移させることで、潜像を現像してトナー像を形成する現像装置が知られている。 Conventionally, a developer conveyed by a conveying member such as a conveying screw is carried on the surface of a developer carrying member such as a developing sleeve and is carried on the developer carrying member, and the developer is layered by a regulating member such as a regulating blade. It is regulated and conveyed to the area facing the latent image carrier. A developing device is known that develops a latent image to form a toner image by transferring toner in the developer to a latent image on a latent image carrier.
また、特許文献1には、搬送部材の回転軸を軸受けする軸受部に現像剤が進入しないようにした現像装置が記載されている。
Further,
図14は、特許文献1に記載の現像装置の搬送部材80端部付近の拡大構成図である。
図14に示すように搬送部材80の回転軸80aは、軸受76を介して、現像剤を収納した現像収納ケース82に回動自在に保持されている。この軸受76には、回転軸80aを軸受けする転がり軸受78と、転がり軸受78の現像剤搬送路Y側をシールする2つのシール部材83a,83bを備えている。特許文献1では、転がり軸受78を設けて回転軸80aを軸受けしているが、軸受76を摺動性樹脂などで構成し、軸受76で直接回転軸80aを軸受けしてもよい。転がり軸受78の現像剤搬送路Y側を2つのシール部材83a,83bでシールすることにより、転がり軸受78の摺動部に現像剤が進入するのを防止し、転がり軸受78の摺動部に現像剤が進入して搬送部材の回転抵抗を増加させるのを防止している。また、第1のシール部材83aと転がり軸受78との間の空間T1、第1のシール部材83aと第2のシール部材83bの間の空間T2とにグリスが封入されており、シール部材の磨耗や転がり軸受78の摺動部の磨耗などを抑制している。
FIG. 14 is an enlarged configuration diagram in the vicinity of the end of the
As shown in FIG. 14, the
また、図14に示すように、軸受76と現像剤搬送経路Yとを仕切る仕切り部材としてのフランジ75が設けられている。このフランジ75は、現像収納ケース82の内周面に対して所定の隙間Dを有して対向しており現像剤収納ケース82の内周面に対して非接触となっている。
Further, as shown in FIG. 14, a
また、このフランジ75の軸受76側の面にシート状磁石77を備えている。また、現像収納ケース82の内周面のフランジ75と対向部には磁性体リング79が設けられている。スクリュ80側から軸受76の第2シール部材83bへ移動しようとするトナーと磁性キャリアとからなる現像剤は、フランジ75に衝突して止められる。また、フランジ75とケース82の内周面との隙間から軸受76側へ移動しようとする現像剤は、シート状磁石77と磁性体リング79間との磁力によって捕捉される。その結果、フランジ75ケース内周面との隙間Dの現像剤は、擬似的に粘度の高い流体のような動きになる。そのため、この隙間Dから第2のシール部材83b近傍の空間Sへ現像剤が流入するのを抑制することができる。
A
また、この特許文献1においては、フランジ75は、現像剤収納ケース82の内周面に対して非接触とすることで、フランジ75をケース内周面に接触させた場合とは異なり、フランジ75やケース内周面が磨耗することがない。これにより、フランジ75の寿命を延ばすことができる。
In
しかしながら、上記特許文献1に記載の構成においては、フランジ75やケース内周面の磨耗を防止するため、現像剤収納ケース82の内周面に対して非接触としている。よって、完全には、現像剤の進入を防止することができず、フランジ75とケースの内周面との隙間から空間Sへ入り込む現像剤が生じる。
However, in the configuration described in
搬送部材の軸方向のガタなどにより、回転軸80aのグリースが付着した箇所が第2のシール部材83bよりも現像剤搬送路側に位置してしまう場合がある。回転軸80aのグリースが付着した箇所が第2のシール部材83bよりも現像剤搬送路側に位置してしまうと、上記空間Sへ入り込んだ現像剤が回転軸80aのグリースに付着し凝集体を形成してしまう。この凝集体は、フランジ75や搬送部材の軸80aの回転による遠心力によりフランジ75とケース82内周面との隙間D側へと移動する。そして、最終的にこの隙間Dから現像剤搬送路Yへ凝集体が移動し、搬送部材80により搬送されるおそれがあった。この凝集体が搬送部材により搬送されると、現像剤担持体に担持され、この凝集体が規制部材により堰き止められる。すると、この凝集体により規制部材の通過が妨げられ、白スジなどの異常画像が生じてしまうという不具合が生じてしまう。
Due to the backlash in the axial direction of the conveying member, the portion of the rotating
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、仕切り部材の磨耗を防止し、かつ、凝集体が、搬送部材により搬送されるのを抑制することができる現像剤搬送装置、現像装置および画像形成装置を提供することである。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a developer conveying device that can prevent the partition member from being worn and suppress the aggregate from being conveyed by the conveying member. A developing device and an image forming apparatus are provided.
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、回転軸部材を有し、自らの回転により回転軸方向に現像剤を搬送する搬送部材と、上記搬送部材を収納し、現像剤搬送経路を形成する現像剤搬送経路形成部材と、上記回転軸部材を上記現像剤搬送経路形成部材に回転可能に支持する軸受と、回転軸部材側端部を上記回転軸部材に密着させてシールするシール部材とを備え、少なくとも上記シール部材の上記回動軸部材との密着面にグリースが塗布された現像剤搬送装置において、回転軸部材側端部を上記回転軸部材に対して所定の隙間を有して対向させて上記現像剤搬送経路形成部材の上記搬送部材が収納された空間を、上記現像剤搬送経路の領域と、上記シール部材を有する領域とに仕切る仕切り部材を設けたことを特徴とするものである。
In order to achieve the above object, the invention of
本発明によれば、仕切り部材は、回転軸部材側端部を上記回転軸部材に対して所定の隙間を有して対向させているので、仕切り部材が、回転軸部材と摩擦することがなく、仕切り部材の寿命の低下を防止することができる。また、仕切り部材で、上記現像剤搬送経路形成部材の上記搬送部材が収納された空間を、上記現像剤搬送経路の領域と、上記シール部材を有する領域とに仕切ることにより、以下の理由により、特許文献1に記載の現像装置に比べて凝集体の現像搬送経路側への移動を抑制することができる。すなわち、現像剤搬送路から上記隙間を通って、シール部材を有する領域へ移動してきた現像剤が、回転時部材に付着したグリースと結びついて凝集体となった場合、回転軸部材の遠心力により、回転軸部材から離間する方向へと移動する。すなわち、凝集体は、回転軸部材の遠心力により、回転軸部材の法線方向において上記隙間から離間する方向へと移動するのである。仕切り部材によって仕切ることにより、上記隙間以外は、現像剤搬送経路の領域とシール部材を有する領域との間は塞がれているので、回転軸部材の遠心力により上記隙間から離間する方向へと飛ばされた凝集体が、現像剤搬送方向へ移動しようとしても、移動が阻止される。
このように、本発明においては、回転軸部材の遠心力により凝集体が、仕切り部材と回転軸部材との隙間から離間する方向へ飛ばされるので、回転軸部材の遠心力により仕切り部材と現像剤搬送経路形成部材との隙間に近づく方向に飛ばされる特許文献1に記載のものに比べて、凝集体が現像剤搬送側へ移動するの抑制することができる。
According to the present invention, since the partition member has the rotating shaft member side end opposed to the rotating shaft member with a predetermined gap, the partition member does not rub against the rotating shaft member. The life of the partition member can be prevented from decreasing. Further, by partitioning the space in which the transport member of the developer transport path forming member is accommodated by a partition member into an area of the developer transport path and an area having the seal member, for the following reason: Compared to the developing device described in
Thus, in the present invention, the aggregate is blown away from the gap between the partition member and the rotary shaft member by the centrifugal force of the rotary shaft member, so the partition member and the developer are separated by the centrifugal force of the rotary shaft member. It is possible to suppress the aggregate from moving toward the developer conveyance side as compared with the one described in
以下、本発明を画像形成装置としてのプリンタ(以下、プリンタ100という)に適用した実施形態について説明する。
図1は、プリンタ100の概略構成図である。プリンタ100は、タンデム方式を採用してフルカラー画像を形成可能なカラー画像形成装置であり、ブラック、マゼンタ、イエロー、シアン(以下、K,M,Y,Cと記す)の各色トナー像を形成する作像装置17(K,M,Y,C)を備えている。これらの作像装置17(K,M,Y,C)の下方には、下流側張架ローラ18及び上流側張架ローラ19に掛け回されて転写紙Pを表面に担持して搬送し、各作像装置17(K,M,Y,C)の対向しながら表面移動する転写搬送ベルト15が配設されている。転写搬送ベルト15を挟んで各作像装置17(K,M,Y,C)と対向する転写バイアスローラ5(K,M,Y,C)を備えている。
この作像装置17は、プロセスカートリッジとして、プリンタ100本体に対して着脱可能となっている。
An embodiment in which the present invention is applied to a printer (hereinafter referred to as a printer 100) as an image forming apparatus will be described below.
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of the
The
また、転写搬送ベルト15による転写紙搬送方向について下流側張架ローラ18よりも下流側には、転写搬送ベルト15から分離した転写紙P上の未定着トナーを定着する定着装置24を備えている。また、プリンタ100の本体上部には、定着装置24を通過しトナー像が定着した転写紙Pを積載するための排紙トレイ25を備えている。
In addition, a fixing
転写搬送ベルト15の下方には、転写紙Pを収容する複数の給紙カセット20を備えている。また、転写搬送ベルト15と作像装置17(K,M,Y,C)とが対向する転写領域に各給紙カセット20から転写紙Pを供給する転写紙供給手段としての給紙搬送装置26と、給紙カセット20から搬送されてきた転写紙Pを作像装置17(K,M,Y,C)による作像タイミングに合わせて供給するレジストローラ対23とを備えている。
Below the
なお、図1ではプリンタ100が図1中の左右方向において小型になるよう、転写搬送ベルト15が斜め方向に配設され、矢印Aで示す転写紙Pの搬送方向が斜め方向となっている。これにより、プリンタ100は、図1中の左右方向における筐体の幅が、A3サイズの転写紙長手方向の長さよりも僅かに長い大きさとなっている。すなわち、プリンタ100は、内部に転写紙を収容するために最低限必要な大きさとされることで大幅に小型化されている。
In FIG. 1, the
各作像装置17(K,M,Y,C)は、潜像担持体としてドラム状の感光体1(K,M,Y,C)を有している。この感光体1(K,M,Y,C)の回転方向に関して順に、それぞれ帯電装置2(K,M,Y,C)、現像装置3(K,M,Y,C)、クリーニング装置6(K,M,Y,C)、等を有している。また、帯電装置2(K,M,Y,C)と現像装置3(K,M,Y,C)との間で書込光Lを露光装置16(K,M,Y,C)から照射される周知の構成である。感光体1(K,M,Y,C)はドラム状でなく、ベルト状としても良い。 Each image forming device 17 (K, M, Y, C) has a drum-shaped photosensitive member 1 (K, M, Y, C) as a latent image carrier. The charging device 2 (K, M, Y, C), the developing device 3 (K, M, Y, C), and the cleaning device 6 (in order with respect to the rotation direction of the photoreceptor 1 (K, M, Y, C), respectively. K, M, Y, C), etc. Further, the writing light L is irradiated from the exposure device 16 (K, M, Y, C) between the charging device 2 (K, M, Y, C) and the developing device 3 (K, M, Y, C). This is a well-known configuration. The photoreceptor 1 (K, M, Y, C) may be a belt shape instead of a drum shape.
このような構成のプリンタ100では、画像形成スタートとともに、各作像装置17(K,M,Y,C)で各色トナー像が形成される。各作像装置17(K,M,Y,C)では、感光体1(K,M,Y,C)が、図示されないメインモータにより回転駆動され、帯電装置2(K,M,Y,C)によって一様帯電された後、露光装置16(K,M,Y,C)より、画像を色分解した色毎の画像情報に応じて書込光Lが照射され、静電潜像が形成される。感光体1(K,M,Y,C)上に形成された静電潜像は、現像装置3(K,M,Y,C)により現像され、各感光体1(K,M,Y,C)の表面上に各色トナー像が形成される。一方、複数ある給紙カセット20のうちの1つから給紙搬送された転写紙Pは、レジストローラ対23によって作像装置17(K,M,Y,C)による作像タイミングに合わせて、転写搬送ベルト15の表面上に供給される。そして、転写搬送ベルト15に担持された転写紙Pは転写搬送ベルト15の表面移動によって各色の転写領域に搬送される。
In the
各感光体1(K,M,Y,C)上に形成されたトナー像は、感光体1(K,M,Y,C)と転写搬送ベルト15との対向部で転写バイアス手段である転写バイアスローラ5(K,M,Y,C)によって転写搬送ベルト15上に担持された転写紙Pに順次転写される。このようにしてK(黒)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、C(シアン)の順で各感光体1(K,M,Y,C)上に形成されたトナー像が転写され、重ね合わせカラートナー像が転写紙P上に形成される。トナー像を転写された転写紙Pは、転写搬送ベルト15から分離され、定着装置24に搬送され、トナー像が定着されて機外の排紙トレイ25に排出される。
一方、転写紙P上にトナー像を転写した後の感光体1(K,M,Y,C)は、クリーニング装置6(K,M,Y,C)によって転写残トナーの除去がなされ、必要に応じて図示しない除電ランプで除電された後、再度、帯電装置2(K,M,Y,C)で一様に帯電される動作を繰り返す。
図1に示すプリンタ100では、転写搬送ベルト15の搬送方向に沿って搬送方向上流側から、K(黒)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、C(シアン)の順に四つの作像装置17(K,M,Y,C)が配置されているが、各色の作像装置17(K,M,Y,C)を配置する順序はこの限りではない。例えば、黒用の作像装置17Kを搬送方向最下流側に配置し、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、C(シアン)、K(黒)の順に四つの作像装置17(M,Y,C,K)を配置してもよい。
The toner image formed on each photoconductor 1 (K, M, Y, C) is transferred as a transfer bias means at a facing portion between the photoconductor 1 (K, M, Y, C) and the
On the other hand, the photoreceptor 1 (K, M, Y, C) after the toner image is transferred onto the transfer paper P is removed by the cleaning device 6 (K, M, Y, C) to remove the transfer residual toner. In response to the above, after being neutralized by a neutralizing lamp (not shown), the operation of being uniformly charged by the charging device 2 (K, M, Y, C) is repeated again.
In the
次に、作像装置17について詳しく説明する。本実施形態のプリンタ100の作像装置17(K,M,Y,C)は、現像装置3内の画像形成物質として、互いに異なる色(K,M,Y,C)のトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっている。このため、以下、添字K,M,Y,Cを省略し、作像装置17として説明する。
Next, the
図2は、本実施形態のプリンタ100に適用可能な現像装置3を含む作像装置17の概略構成図である。
現像装置3は感光体1に対向配置され、感光体1は図2中矢印aに示すように図2における時計回り方向に回転駆動する。
感光体1の上方、時計の文字盤で表現すれば図2中の感光体1の略12時の位置に帯電装置2が配置されている。帯電装置2は本例では感光体1と同じ表面移動速度で回転される回転体からなるが、回転体に限らずコロナ放電タイプでもよい。
FIG. 2 is a schematic configuration diagram of the
The developing
The charging
この帯電装置2により感光体1の表面は暗中で一様に帯電された後、書き込み手段である露光装置16からの書込光Lの照射を受けて静電潜像が形成される。この静電潜像は感光体1の回転と共に下流側に移動し現像装置3に至る。現像装置3は感光体1の右横に配置されている。
現像装置3はケーシング301内に、現像剤320を撹拌搬送する供給スクリュ304及び回収スクリュ305、現像ローラ302などの回転部材及びその他の部材を具備している。
現像ローラ302は図2中の感光体1の2時と3時との間の位置(2時半の位置)で感光体1に近接して対向させることで現像領域Gを構成するようにして近接配置されている。この感光体1との対向部位に相当するケーシング301の部位は現像ローラ302を露出させるため開口している。
The surface of the
The developing
The developing
現像ローラ302が図2中の矢印b方向に表面移動することにより、ケーシング301内の現像剤320は現像ローラ302の表面上に担持・搬送され、現像領域Gへ搬送されるようになっている。現像領域Gで感光体1の表面に形成されている静電潜像に現像剤320中のトナーが付着してトナー像として顕像化される。
このトナー像は感光体1の回転と共に感光体1の表面移動方向下流側に移動し、転写装置の転写バイアスローラ5との対向部である転写領域Rに至る。転写バイアスローラ5は、感光体1の下方、図2中の感光体1の6時の位置に配置されている。本実施形態の転写装置は、転写部材として回転体からなる転写バイアスローラ5を備える構成であるが、転写部材としては回転体に限らずコロナ放電タイプでもよい。
When the developing
This toner image moves to the downstream side of the surface movement direction of the
感光体1上のトナー像は転写領域Rにおいて転写紙Pに転写され、転写紙P上の画像となる。本実施形態のプリンタ100は、感光体1上に形成したトナー像を転写紙Pに直接転写する構成である。感光体1上に形成したトナー像を転写紙Pに転写する構成としては、感光体上のトナー像を中間転写体(中間転写ベルトなど)に一旦転写し、中間転写体上で各色トナー像を重ね合わせて多色トナー像を形成し、その後多色トナー像を一括して転写紙に転写する中間転写体方式の画像形成装置にも本発明の現像装置は適用可能である。この場合は、転写領域Rで感光体上のトナーを中間転写体(中間転写ベルト)に転写することになる。
The toner image on the
転写領域Rを通過した感光体1表面は感光体1の回転に伴い、その表面移動方向下流側へ移動してクリーニング装置6との対向部に至る。
クリーニング装置6は図2中の感光体1に対して10時の位置に配置されている。クリーニング装置6は、転写領域Rで転写紙Pに転写し切れずに感光体1の表面に残ったトナーを、クリーニングブレード601により除去する。クリーニング装置6との対向部を通過した感光体1の表面は、その後、帯電装置2により一様に帯電され、次の画像形成工程を繰り返す。
The surface of the
The cleaning device 6 is disposed at the 10 o'clock position with respect to the
次に、現像装置3について詳しく説明する。
図2に示すように、現像装置3は、ケーシング301の内部に現像ローラ302、供給スクリュ304、回収スクリュ305、現像剤規制部材303を有し、現像剤320を撹拌搬送して循環させている。本実施形態の現像装置3では、現像剤搬送部材として、回転軸部に螺旋形状のスクリュ羽部を固定したスクリュ部材からなる供給スクリュ304及び回収スクリュ305を用いており、スクリュ羽部の外径が16[mm]以下のものを用いている。
Next, the developing
As shown in FIG. 2, the developing
図3は、現像ローラ302回りに形成される磁界の法線磁束密度分布を追記した現像装置3及び感光体1の説明図である。
図3に示すように、現像ローラ302は、円周方向に複数の磁石MG(図の煩雑化防止のため1個についてのみ符号で示す。)を配置したマグネットローラ302dを内部に有し、その周囲を円筒状の現像スリーブ302cが回転軸302eと一体的に回転する構成となっている。
本実施形態の現像装置3は、小型化のために現像ローラ302として直径が14[mm]以下のものを使用している。
FIG. 3 is an explanatory diagram of the developing
As shown in FIG. 3, the developing
In the developing
現像スリーブ302cはアルミ等の非磁性の金属で形成されている。マグネットローラ302dは、各磁石MGが所定の方向を向くように不動部材、例えば、ケーシング301に固定されており、その周囲を現像スリーブ302cが回転して、磁石MGによって引き付けた現像剤320を搬送していく。
The developing
図4は、現像ローラ302の回転軸方向に平行な断面の断面説明図である。
図4に示すように、現像ローラ302は、不動部材であるケーシング301に固定されている固定軸302aと、この固定軸302aに一体的に形成され、円柱状をしたマグネットローラ302dと、マグネットローラ302dのまわりをギャップを介して覆っている現像スリーブ302cと、この現像スリーブ302cに一体的に構成された回転軸302e等からなる。固定軸302aに対して回転軸302eは軸受302fを介して回転自在であり、回転軸302eは図示省略の回転駆動手段から動力を伝達されて回転駆動される。
マグネットローラ302dの外周部には、図4に示すように所定の間隔をおいて複数の磁石MGが固定されている。これらの磁石MGの周囲を現像スリーブ302cが回転する構成となっている。
FIG. 4 is a cross-sectional explanatory diagram of a cross section parallel to the rotation axis direction of the developing
As shown in FIG. 4, the developing
A plurality of magnets MG are fixed to the outer periphery of the
マグネットローラ302dに配置された複数の磁石MGは、現像スリーブ302cの周表面に現像剤320を穂立ちさせ、また穂切りなどさせるように磁界を形成するためのものである。これらの磁石MGから発せられる法線方向磁力線に沿うように、磁性のキャリアが集合して磁気ブラシが形成される。
マグネットローラ302dとしては種々の構成が適用可能であるが、本実施形態の現像装置3では、図3に示すように、現像スリーブ302cの内部に5つの磁石MGを有し、5つの磁極MP(磁力分布)が生じるマグネットローラ302dを備える。
図3に示すように、現像ローラ302の中心である現像ローラ中心線O−1と感光体1の中心である感光体中心O−2とを結ぶ仮想直線上で、感光体1と対向する位置に磁石MGを配置し、現像領域Gにおける現像磁極MP1を形成する。さらに、現像磁極MP1に対して図3中の反時計回り方向に、ケーシング対向極MP2、回収対向極MP3、現像剤規制部材対向極MP4及び搬送極MP5のそれぞれの磁極MPを形成する位置に磁石MGが配置されている。
The plurality of magnets MG disposed on the
Although various configurations can be applied as the
As shown in FIG. 3, the position facing the
本実施形態の現像装置3では、現像磁極MP1から反時計回り方向に、N、S、N、N、S極としているが、これらは各極が反対の極性であっても構わない。現像ローラ302上で、各極はその中心が、現像磁極MP1は時計文字盤の8時、ケーシング対向極MP2は同7時、回収対向極MP3は同5時、現像剤規制部材対向極MP4は同1時の各位置に略位置している。
In the developing
現像装置3では、現像ローラ302と感光体1とは現像領域Gで直接には接触せずに、現像に適する一定の間隔、現像ギャップGP1を保持して対向している。
現像ローラ302上において、現像剤320を穂立ちさせ、現像剤320を感光体1に接触させることで、感光体1表面の静電潜像にトナーを付着させて顕像化する。
In the developing
On the developing
この現像装置3では、図3に示すように、固定軸302aには接地されたバイアス用の電源VPが接続されている。固定軸302aに接続された電源VPの電圧は、図4に示していない導電性の軸受、導電性の回転軸302eを経て現像スリーブ302cに印加される。一方、図3において、感光体1を構成する最下層の導電性支持体31は接地されている。
このようにして、現像領域Gには、キャリアから離脱したトナーを感光体1側へ移動させる電界が形成され、現像スリーブ302cと感光体1の表面に形成された静電潜像との電位差によりトナーを感光体1側に向けて移動させることに供している。
In the developing
In this manner, an electric field for moving the toner separated from the carrier to the
本実施形態の現像装置3は、露光用の書込光Lで書き込む方式の画像形成装置と組み合わせた例としている。帯電装置2により感光体1上に一様に負極性の電荷を乗せ、書込量を少なくするために画像部を露光用の書込光Lで露光することで、低下した電位の画像部(静電潜像)に負極性のトナーで現像する所謂反転現像方式を採用している。これは一例であり、本発明の現像装置を適用する構成としては、感光体1に乗せる帯電電荷の極性は大きな問題ではない。
The developing
現像後、ケーシング対向極MP2は現像スリーブ302c上に担持された現像後の現像剤320を現像スリーブ302cの回転と共に下流側に搬送し、ケーシング301内に引き入れる。
ケーシング対向極MP2に対して現像スリーブ302cの回転方向下流側に位置する回収対向極MP3と現像剤規制部材対向極MP4とは同極性としてある。このため、回収対向極MP3と現像剤規制部材対向極MP4との間では、現像剤320を穂立ちさせる磁界が形成されず穂が寝た状態となり、それまで現像ローラ302周囲に引き寄せていた現像剤320を現像ローラ302から引き離す"剤離し"の作用が働く。この穂が寝た状態となる現像ローラ302上の回収対向極MP3と現像剤規制部材対向極MP4との間(磁力分布曲線の山形のピークが他と比べて極めて低い領域)は現像ローラ302から現像剤320を離す、剤離し領域γを形成している。
After the development, the casing counter electrode MP2 conveys the
The recovery counter pole MP3 and the developer regulating member counter pole MP4 located on the downstream side in the rotation direction of the developing
感光体1にトナーを付着させた現像剤320は、現像剤中のトナー濃度が下がっている。このため、仮に、このトナー濃度が低下した現像剤320が現像ローラ302から離れずに再び現像領域Gに搬送され現像に供されると狙いの画像濃度を得ることが出来ないという不具合が生じてしまう。
これを防止するため、現像装置3では、現像後の剤離し領域γで、現像ローラ302から現像剤320を離す。現像ローラ302から離した現像剤320はその後、狙いのトナー濃度、トナー帯電量になるように、ケーシング301内で十分に撹拌混合する。
The
In order to prevent this, the developing
このようにして、狙いのトナー濃度、帯電量にされた現像剤を現像ローラ302に汲み上げるのが現像剤規制部材対向極MP4であり、現像ローラ302上の現像剤規制部材対向極MP4に対応する部分である剤汲み上げ領域10で、現像ローラ302に現像剤320が汲み上げられる。
現像剤規制部材対向極MP4の磁力により現像ローラ302に引き付けられ、汲み上げられた現像剤は現像剤規制部材対向極MP4のピーク位置の直近下流部に位置する現像剤規制部材303を通過することにより、所定の厚さに整えられて、磁気ブラシを形成しながら現像領域Gに搬送される。現像剤規制部材対向極MP4と現像磁極MP1との間に位置する搬送極MP5は現像剤規制部材303を通過後、現像磁極MP1までの間で現像剤320を搬送する機能を担っている。
In this way, the developer regulating member counter electrode MP4 pumps up the developer having the target toner density and charge amount to the developing
The developer attracted to the developing
次に、現像装置内の現像剤の循環経路について説明する。
図5は、供給スクリュ304と回収スクリュ305とを示す斜視図であり、図6は、現像装置の要部分解斜視図であり、図7は、現像装置の奥側の断面図である。図6の矢印D1〜D4がケーシング301内の現像剤320の流れを示している。
Next, the developer circulation path in the developing device will be described.
FIG. 5 is a perspective view showing the
図3に示すように、供給スクリュ304は現像ローラ302のまわりの位置であって、図3及び図4中の現像ローラ302の2時の方向に配置されている。この位置は現像剤規制部材303との対向部に対して現像ローラ302の表面移動方向上流側でもある。図5及び図6に示すように、供給スクリュ304は回転軸の回りに螺旋状の羽部を設けたスクリュ形状をしている。また、先の図3に示すように、現像ローラ302の現像ローラ中心線O−1と平行な供給スクリュ中心線O−304を中心に、矢印fで示す時計回り方向に回転する。この回転により、図6に示すように、供給スクリュ中心線O−304に沿って現像装置3の長手方向の奥側BSから手前側FSに向けて現像剤320を撹拌しながら搬送する(図中矢印D4方向)。つまり、供給スクリュ304は回転軸に回転駆動が入力されることにより現像剤320をその軸方向、奥側BSから手前側FSに向けて搬送する。
As shown in FIG. 3, the
図3に示すように、回収スクリュ305は現像ローラ302のまわりの位置であって、現像ローラ302の4時の方向で、剤離し領域γの近傍に配置されている。図6に示すように、回収スクリュ305は回転軸の回りに螺旋状の羽部を設けたスクリュ形状をしている。また、先の図3に示すように現像ローラ中心線O−1と平行な回収スクリュ中心線O−305を中心に、図3中の矢印gで示す反時計回り方向に回転する。この回転により、図6の矢印D2で示すように、回収スクリュ中心線O−305に沿って現像装置3の長手方向の手前側FSから奥側BSに向けて現像剤320を撹拌しながら搬送する。つまり、回収スクリュ305は回転軸に回転駆動が入力されることにより現像剤320を供給スクリュ304による搬送方向とは逆向きの手前側FSから手前側BSに向けて搬送する。
As shown in FIG. 3, the
また、図6、図7に示すように、回収スクリュ305の持ち上げ口307と対向する箇所には、軸方向に延びる板状の羽が複数設けた羽根車308が設けられている。回収スクリュ305の回転に伴って、この羽根車308により現像剤320を上方に跳ね上げることで、現像剤320は、持ち上げ口307を通過し(図中矢印D3)、供給搬送路340に受け渡される。
As shown in FIGS. 6 and 7, an
回収スクリュ305に対して供給スクリュ304は上方に位置する関係となっており、ケーシング301内で供給スクリュ304の周囲の空間である供給搬送路340と、回収スクリュ305の周囲の空間である回収搬送路350とは仕切板306を挟んで隣接している。
The
図5に示すように、供給スクリュ304及び回収スクリュ305の手前側端部は現像ローラ302の手前側端部よりも若干手前側に位置するように設定して、現像ローラ302の手前側端部への供給搬送路340内からの現像剤320の供給を確保している。また、供給スクリュ304及び回収スクリュ305の奥側端部は現像ローラ302の奥側端部よりも奥側に位置するように設定している。これにより、後述するトナー補給のためのスペースを確保している。現像剤規制部材303の長手方向の長さは、現像ローラ302の長さに合わせて設定されている。
As shown in FIG. 5, the front side ends of the
図3、図6に示すように、供給スクリュ304と回収スクリュ305との間には、供給搬送路340と回収搬送路350とを空間的に仕切る仕切板306がケーシング301の内側に支持されている。この仕切板306の奥側端部には、持ち上げ口307が設けられている。また、仕切板306の手前側端部はケーシング301の手前側端部よりも奥側に位置するように設定して、落下口を形成している。
As shown in FIGS. 3 and 6, a
回収スクリュ305によって長手方向の手前FSから奥側BS(図6矢印D2方向)に搬送された現像剤320が、持ち上げ口307との対向部にまで搬送されると、羽根車308によりケーシング301の内壁に沿って現像剤320を跳ね上げる。持ち上げ口307はこの跳ね上げによる現像剤320の進路を妨げないように、かつ、せっかく跳ね上げた現像剤が回収搬送路350へ落下することのないように、中心O−304と中心O−305とを結ぶ略鉛直線よりも僅かにケーシング内壁寄りの位置からケーシング内壁部(304回転方向の上流側)に及ぶように形成してある。つまり、図6に示すように、持ち上げ口307は仕切板306の一部に穴を開けた如き状態で形成し、この持ち上げ口307に対応する現像ローラ側の部位には、現像ローラ軸方向中央部と同様に仕切板が存在するように構成する。この残りの仕切板の部分306'により、持ち上げ口307を通って下から上に移動した現像剤320は再び下方に落下することなく供給搬送路340により搬送される、または、現像ローラ302に引き寄せられ、現像領域へ搬送されていくので、効率の良い現像剤循環を行うことができる。
When the
供給搬送路340に受け渡された現像剤320は、供給スクリュ304によって供給搬送路340内を長手方向の奥側BSから手前側FS(図6矢印D4方向)に搬送される。
供給スクリュ304によって長手方向の奥側BSから手前側FS(図6矢印D4方向)に搬送された現像剤320は、その搬送方向端部でケーシング301の側壁で進路を絶たれる。供給搬送路340内の搬送方向下流側端部に到達した現像剤320は、上述した仕切板306とケーシング301とにより形成された落下口より落下し、回収搬送路350に受け渡される。
The
The
このように、現像装置3は、現像ローラ302、供給スクリュ304、回収スクリュ305及び仕切板306等を備える構成である。現像ローラ302は、現像剤320を担持して回転し感光体1に形成された静電潜像を可視像化するものである。供給スクリュ304は、現像ローラ302の現像ローラ中心線O−1に平行な供給スクリュ中心線O−304を中心に回転し、この供給スクリュ中心線O−304に沿って現像装置3の長手方向に現像剤320を撹拌しつつ搬送する。回収スクリュ305は、現像ローラ302から現像剤320を離す剤離し領域γの近傍に配置され、現像ローラ中心線O−1と平行な回収スクリュ中心線O−305を中心に回転し、供給スクリュ304が現像剤320を搬送する方向とは反対方向に現像剤320を撹拌しつつ搬送する。
また、仕切板306は、供給スクリュ304と回収スクリュ305との間であって、供給搬送路340と回収搬送路350との空間を仕切り、長手方向の両端部にそれぞれ連通口を有する。このような構成により、現像装置3は、図中の矢印D1〜D4に沿った現像剤320の循環経路を形成する。
Thus, the developing
The
また、本実施形態の現像装置3内で現像剤320を循環させる現像剤撹拌搬送部材(304及び305)が現像ローラ302の横に上下に二本並べて配置される。
従来の現像装置3としては、図8に示すように2つの現像剤攪拌搬送部材(供給回収スクリュ404、循環スクリュ405)を現像ローラ302から離れる方向(水平方向)に2つ並べて配置する構成のものがある。このように、2つの現像剤攪拌搬送部材を水平方向に並べて配置する構成にくらべて、本実施形態の現像装置3は、装置の横方向(水平方向)の大きさを小さくすることができる。
また、本実施形態の現像装置3は、仕切板306により供給搬送路340と回収搬送路350との空間が仕切られている。このため、現像ローラ302に対しては供給スクリュ304により、トナーとキャリアを十分に撹拌混合された現像剤320のみが供給され、現像直後のトナー濃度の下がった現像剤320は専ら回収スクリュ305により撹拌搬送され、直ぐに現像ローラ302に供給されることがない。よって、狙いの帯電量を持ったトナーを含み、狙いのトナー濃度となった現像剤320だけが現像ローラ302に供給され、現像に用いられることとなるため、高画質を得ることができる。
このように、本実施形態の現像装置3は、水平方向のコンパクト化を図りつつ、高画質を得ることができる。
Further, two developer agitating / conveying members (304 and 305) for circulating the
As shown in FIG. 8, the conventional developing
Further, in the developing
As described above, the developing
回収スクリュ305としては、その搬送方向下流側端部まで螺旋状の羽部を設けた構成としてもよい。かかる構成とした場合は、回収スクリュ305の搬送方向下流端部でケーシング301の側壁で進路を絶たれるため側壁に沿って盛り上がる。この盛り上がりによって、回収搬送路350内の搬送方向下流側端部に到達した現像剤320は、上述した仕切板306の持ち上げ口307を通過し(図中矢印D3)、供給搬送路340に受け渡すことができる。
The
次に、現像装置3におけるトナー補給について説明する。
現像装置3内の現像剤320は、現像動作を繰り返す内にトナーが消費されていくため、現像装置3の外部から装置内の現像剤320に対してトナーを補給する必要がある。本実施形態の現像装置3は、図6に示すように長手方向の手前側FSの端部近傍にトナー補給口309を備え、このトナー補給口309より図6中の矢印Tでしめすように、外部からのトナーの補給を行う。本実施形態の現像装置3では長手方向の手前側FSの端部近傍は、現像ローラ302に現像剤を供給する供給搬送路340内の搬送方向下流側端部近傍となるため、トナー補給口309より補給されたトナーが直ちに現像に供されることはなく、落下口を通過して回収搬送路350に供給されることとなる。
Next, toner supply in the developing
Since the
回収搬送路350に供給されたトナーは回収スクリュ305で現像剤320と混合・撹拌され、所定のトナー濃度となった現像剤320に含有された状態で、持ち上げ口307から供給搬送路340へと受け渡され、現像に供される。また、回収スクリュ305を配置した回収搬送路350は、現像ローラ302の表面から離脱した現像剤320を回収して搬送するものであり、現像ローラ302への現像剤320の供給は行わない。このため、トナー補給口309から新しくトナーが補給されたことにより十分に撹拌されていない、トナー濃度が不均一な状態の現像剤320が現像に供されることを防止できる。
The toner supplied to the
トナー補給口309から補給されたトナーは、落下口を通過して回収搬送路350に供給され、現像ローラ302から離脱しトナー濃度が低下して回収搬送路350に回収された現像剤320とともに、回収スクリュ305によって撹拌混合されながら長手方向の奥側BS(図中矢印D2方向)に向けて搬送される。新たに補給されたトナー及びトナー濃度が低下した現像剤320は、回収搬送路350内の搬送方向下流側端部である現像装置3の奥側BSの端部に搬送されるまでの間に、トナー濃度が正常化され、持ち上げ口307から供給搬送路340へと受け渡される。供給搬送路340では、現像剤320は、供給スクリュ304によって現像装置3の長手方向の手前側FS(図中矢印D4方向)に搬送されながら現像ローラ302に供給され現像に使用される。
The toner replenished from the
また、図3の点線で示すように、現像装置3の下部にはトナー濃度センサ201がある。このセンサは透磁率を測定するセンサであり、現像剤のキャリア濃度(=100−トナー濃度)を検知することができる。さらに検知したキャリア濃度からセンサ上にあるトナー濃度が適正化不足しているかを判断し、補給するトナーの量を決めている。
このトナー濃度センサ201は回収スクリュ305の搬送方向下流側端部に近い位置に配置することが望ましい。
Further, as indicated by a dotted line in FIG. 3, a
The
供給搬送路340内の現像剤320は、供給スクリュ304により手前側FSの端部まで搬送される間に、現像に使用され、使用された現像剤は回収搬送路350に受け渡される。このため、回収搬送路350内の現像剤320は、回収スクリュ305の搬送方向下流側となる奥側BSに溜まる傾向にある。そのためトナー濃度センサ201を回収スクリュ305の下流側に配置することで、トナー濃度センサ201上方には現像剤320が常に充填しており、安定したキャリア濃度検知が可能となる。
The
次に、本実施形態の現像装置3の特徴部について説明する。
図9は、回収スクリュ305の端部付近の概略構成図である。
図9に示すように、搬送部材としての回収スクリュ305は、軸受321により回転自在に現像剤搬送経路形成部材としてのケーシング301に支持されている。軸受321は、筒形状であり、ケーシング301の貫通穴に嵌合している。また、軸受321の図中右側端部には、鍔部321fが設けられており、この鍔部321fがケーシング301の外面に突き当たることで、軸受321が、軸方向に位置決めされる。軸受321の内周面には、回収スクリュ305の回転軸305aの外径とほぼ同径の軸受部321b、シール部材321aの外周面が嵌合する被嵌合部321cが設けられている。回収スクリュ305の回転軸305aは、上記軸受部321bに軸受されている。
Next, the characteristic part of the developing
FIG. 9 is a schematic configuration diagram near the end of the
As shown in FIG. 9, the
シール部材321aは、弾性部材で形成されており、略中央に円形の穴部が設けられている。この穴部に中心に向かって突出する突起状のリップ部が穴部円周に設けられている。シール部材321aの外周面が上記被嵌合部321cに嵌合し、シール部材321aのリップ部が回転軸305aと密着している。このシール部材321aにより、軸受部321bの現像剤搬送路としての回収搬送路350側がシールされ、回収搬送路350側から軸受部321bに現像剤320が進入するのを防止している。これにより、軸受部321bに現像剤320により回転軸305aの軸受321に対する回動抵抗が増加するのを防止することができ、良好に回収スクリュ305を回転させることができる。
The
また、軸受321には、被嵌合部321cから回収搬送路350側へ突出する突出部321eを備え、その先端に仕切り部材としての凝集体移動抑制部材322が固定されている。
The
また、回転軸305aの軸受部321bよりも外側は、断面D字形状となっており、この部分に断面D字形状の貫通穴を有したギヤ331が固定されている。また回転軸305aの端部には、円周上に溝が形成されており、この溝に抜け止め防止部材としてのEリング332がはめ込まれている。
Further, the outer side of the bearing
図10は、軸受321付近の拡大図である。
図10に示すように、軸受321には、軸受321の外側端部(図中右側端部)からシール部材321aと軸受部321bとの間の空間へ連通するグリース注入路321dを有している。グリース注入路321dの外側端部側の開口から治具によりグリースGを注入し、シール部材321aと軸受部321bとの間の空間にグリースGを充填する。グリースGを充填することで、シール部材321aと回転軸305aとの間にグリースGが介在し、シール部材321aと回転軸305aとの摩擦を低減することができ、摩擦熱による発熱やシール部材321aの磨耗を抑制することができる。
FIG. 10 is an enlarged view of the vicinity of the
As shown in FIG. 10, the
また、凝集体移動抑制部材322は、薄板であり、例えばマイラ等で構成されている。凝集体移動抑制部材は、中心部に穴が形成された円盤形状をしており、その外周側が、突出部321eの先端に固定され、凝集体移動抑制部材322により回収搬送路350とシール部材321a側の空間とを仕切っている。また、凝集体移動抑制部材322の先端に形成された穴径は、回転軸305aの外径よりも大きくなっており、凝集体移動抑制部材322を突出部321eに固定したとき、凝集体移動抑制部材322は、回転軸305aに対して隙間L2を有して対向する。このように、凝集体移動抑制部材322を回転軸305aに対して非接触として、凝集体移動抑制部材322が回転軸305aに対して擦り動きしないので、摩擦熱によりトナーが軟化したり、凝集体移動部材322の磨耗を防止したりすることができる。
Moreover, the aggregate
凝集体移動抑制部材322と回転軸305aとの隙間L2は、現像ローラ302と現像剤規制部材303とのギャップ(以下、ドクターギャップという)よりも狭くなっている。本実施形態においては、ドクターギャップは、0.36〜0.45mmであり、凝集体移動抑制部材322と回転軸305aとの隙間L2は、0.25mmに設定されている。
A gap L2 between the aggregate
実機において、回収スクリュ305には、軸方向に組付けガタが生じる。具体的には、ケーシング301の厚み公差、ケーシング301に突き当てる軸受部の鍔部321fの厚み公差、ギヤ331の厚み公差およびEリング332の厚み公差などにより、回収スクリュ305を組み付けたときに、回収スクリュ305に軸方向のガタが生じるのである。本実施形態の実機における回収スクリュ305の最大ガタは、1.22mmであった。
In the actual machine, the
このように、回収スクリュ305には、軸方向にガタがあるので、回収スクリュ305がガタにより、図中左側へ移動すると、回転軸305aのグリースGが付着した面がシール部材321aよりも、回収搬送路側(図中左側)へ移動してしまう。また、シール部材321aと軸受部321bとの間の空間にグリースGを充填する際、充填圧により、シール部材321aのリップが回転軸305aから浮き上がり、グリースGがシール部材321aよりも回収搬送側へ漏れ出するおそれもあった。このため、図10に示すように、回転軸305aのシール部材321aよりも回収搬送路350側には、グリースG’が付着してしまう。
Thus, since the
本実施形態における現像剤のキャリアの粒径は、35μmであり、トナーの粒径は5.2μmであり、凝集体移動抑制部材322と回転軸305aとの隙間L2(0.25mm)よりも十分に小さい。このため、キャリアやトナーは、上記隙間L2から凝集体移動抑制部材322と軸受321とシール部材321aとにより仕切られた空間S(シール部材を有する領域)に進入し、回転軸305aのグリースG’が付着した面に付着する。この状態でさらに使用を続けると、図11に示すように空間Sに進入したキャリアやトナーがさらに付着していき、凝集物Xが形成される。この凝集物Xがある程度、成長すると、回転軸305aの遠心力により回転軸305から脱落する。この脱落した凝集体が、回収搬送路350へ移動し、搬送されて、現像ローラ302に担持されると、この凝集体が、現像ローラ302と現像剤規制部材303とのギャップを塞ぎ、白スジ画像などの異常画像を生じるおそれがある。
In this embodiment, the developer carrier has a particle diameter of 35 μm and the toner has a particle diameter of 5.2 μm, which is sufficiently larger than the gap L2 (0.25 mm) between the aggregate
しかしながら、本実施形態においては、凝集体移動抑制部材322により、凝集体移動抑制部材322と回転軸305aとの隙間L2以外は、シール部材側の空間Sを塞いでいるので、この脱落した凝集体が、回収搬送路350へ移動するのを防止することができる。これは、回収スクリュ305の遠心力により回転軸305aから脱落した凝集体は、図中点線矢印で示すように、回転軸305aから離間する方向に移動する。凝集体移動抑制部材322により、凝集体移動抑制部材322と回転軸305aとの隙間L2以外は、空間Sを塞いでいるので、回転軸305aから離間する方向に移動してきた凝集体は、凝集体移動抑制部材322により堰き止められ、回転軸305aから離間した側から回収搬送路350への移動が防止される。また、遠心力による勢いが無くなり、凝集体が自重で空間S内を自由落下し、最終的には、軸受内周面の最下端に溜まっていく。隙間L2は、軸受内周面の最下端よりも上方にあるので、軸受内周面の最下端に溜まった現凝集体が回収搬送路へ移動することはない。また、仮に、凝集体が上記隙間L2へ移動してきても、この隙間周辺には、回転軸305aの遠心力が働いており、凝集体は、再びこの回転軸305aの遠心力により回転軸305aから離間する方向へ移動せしめられる。よって、隙間L2から凝集体が回収搬送路350へ移動するのを防止することができるのである。
However, in this embodiment, the aggregate
また、本実施形態においては、凝集体移動抑制部材322の回転軸305aとの隙間L2を、ドクターギャップよりも狭くしている。これにより、仮に、上記隙間L2から凝集体が空間Sから回収搬送路350へ移動したとしても、この隙間L2を通り抜けて、回収搬送路350へ移動してくる凝集体の直径は、ドクターギャップ以下である。よって、凝集体が、ドクターギャップを塞ぐことがないので、白スジ画像などの異常画像が生じるのを抑制することができる。
Moreover, in this embodiment, the clearance L2 with the
また、図12に示すように、本実施形態においては、シール部材321aの回転軸305aとの密着面から、凝集体移動抑制部材322の回転軸305aとの対向部までの距離L1を1.6mmに設定し、実機における回収スクリュ305の軸方向最大ガタL3(1.22mm)よりも大きくしている。これにより、回収スクリュ305が、最大ガタ分図中左側へ移動しても、回転軸305aのグリース付着面G’が、凝集体移動抑制部材322よりも図中左側に位置するのを防止することができる。これにより、回収搬送路側で凝集体が発生するのを防止することができる。
Also, as shown in FIG. 12, in the present embodiment, the distance L1 from the contact surface of the
上述では、回収スクリュ305の一方側の端部の構造について説明したが、他方側も同様な構成である。また、供給スクリュ304の一端側、他端側の構成について、上述と同様な構成である。なお、供給スクリュ304における実機における軸方向の最大ガタは、1.41mmであり、図12に示した構成と同様、シール部材321aの回転軸305aとの密着面から、凝集体移動抑制部材322の回転軸305aとの対向部までの距離L1を1.6mmに設定しても、供給搬送路340で凝集体が形成されることがない。
In the above description, the structure of the end portion on one side of the
また、図13に示すように、V型端面シール部材321a´により軸受部321bの搬送経路側をシールにしてもよい。この場合も、シール部材321aと軸受部321bとの間の空間にグリースGを充填する際、充填圧により、シール部材321a’のリップが回転軸305aから浮き上がり、軸受321の端面のシール部材321a’よりも外側にグリースが付着するおそれがある。また、回収スクリュ305の軸方向のガタにより、シール部材321a’の軸受321端面との密着が弱まり、グリースが遠心力により、外側へ漏れる場合もある。その結果、この場合においても、隙間L2から進入したトナーやキャリアが軸受321端面のグリースG’に付着して、空間S内で凝集体が発生する。しかし、上述同様に、凝集体移動抑制部材322により、空間S内の凝集体が搬送路へ移動するのを防止することができ、異常画像が生じるのを抑制することができる。
Further, as shown in FIG. 13, the conveying path side of the bearing
また、上述では、現像装置3内の現像剤の搬送に本発明を適用したが、例えば、現像装置に現像剤としてのトナーを搬送する搬送装置にも本発明を適用することができる。この場合もグリースとトナーとが結びついた凝集体が、現像装置へ搬送されるのを防止することができる。
In the above description, the present invention is applied to the transport of the developer in the developing
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の(1)〜(5)態様毎に特有の効果を奏する。
(1)
回転軸305aなどの回転軸部材を有し、自らの回転により回転軸方向に現像剤を搬送する回収スクリュ305などの搬送部材と、搬送部材を収納し、回収搬送路350などの現像剤搬送経路を形成するケーシング301などの現像剤搬送経路形成部材と、回転軸部材を現像剤搬送経路形成部材に回転可能に支持する軸受321と、回転軸部材側端部を上記回転軸部材に密着させてシールするシール部材とを備え、少なくとも上記シール部材321aの上記回動軸部材との密着面にグリースGが塗布された現像剤搬送装置において、回転軸部材側端部を上記回転軸部材に対して所定の隙間L2を有して対向させて上記現像剤搬送経路形成部材の上記搬送部材が収納された空間を、上記現像剤搬送経路の領域と、上記シール部材321aを有する領域とに仕切る凝集体移動抑制部材322などの仕切り部材を設けた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、現像剤が回転軸部材に付着したグリースと結びついて凝集した凝集体が、現像剤搬送路へ移動するのを抑制することができる。
What has been described above is an example, and the present invention has a specific effect for each of the following aspects (1) to (5).
(1)
A conveyance member such as a
By providing such a configuration, as described in the embodiment, it is possible to suppress the agglomerates in which the developer is agglomerated with the grease adhering to the rotating shaft member from moving to the developer conveyance path.
(2)
また、上記(1)に記載の態様の現像剤搬送装置において、シール部材321aの回転軸350aなどの回転軸部材との密着部から凝集体移動抑制部材322などの仕切り部材の回転軸部材との対向部までの距離を、回収スクリュ305などの搬送部材を装置に組み付けたときのガタよりも長くした。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、凝集体が、回収搬送路350などの現像剤搬送経路で形成されてしまうのを防止することができる。
(2)
Further, in the developer transport device according to the aspect described in (1) above, the contact between the
By providing such a configuration, as described in the embodiment, it is possible to prevent the aggregate from being formed in the developer conveyance path such as the
(3)
また、現像剤を搬送する現像剤搬送装置と、現像剤搬送装置によって搬送されてくる現像剤を自らの無端移動する表面に担持しながら、自らの表面移動に伴って感光体1などの潜像担持体との対向領域に搬送して、潜像担持体に担持される潜像を現像する現像ローラ302などの現像剤担持体と現像剤担持体に対して所定のギャップを有して対向し、現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材303などの規制部材とを備えた現像装置3において、上記現像剤搬送装置として、上記(1)または(2)に記載の態様の現像剤搬送装置を用いた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、規制部材と現像剤担持体とのギャップを凝集体が塞ぐのを抑制することができ、良好に潜像を現像することができる。
(3)
In addition, the developer conveying device that conveys the developer, and the developer conveyed by the developer conveying device is carried on the surface that moves endlessly, and the latent image on the
By providing such a configuration, as described in the embodiment, it is possible to suppress the aggregate from closing the gap between the regulating member and the developer carrier, and it is possible to develop the latent image satisfactorily.
(4)
また、上記(3)に記載の態様の現像装置3において、回転軸305aなどの回転軸部材と凝集体移動抑制部材322などの仕切り部材との隙間を、現像剤規制部材303などの規制部材と現像ローラ302などの現像剤担持体とのギャップよりも小さくした。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、規制部材と現像剤担持体とのギャップを凝集体が塞ぐのを防止することができる。
(4)
Further, in the developing
By providing such a configuration, as described in the embodiment, it is possible to prevent the aggregate from closing the gap between the regulating member and the developer carrier.
(5)
潜像を担持する感光体1などの潜像担持体と、潜像担持体上の潜像を現像する現像装置3などの現像手段とを備える画像形成装置において、上記現像手段として、上記(3)または(4)に記載の態様の現像装置3を用いた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、白スジなどの異常画像の発生を抑制することができる。
(5)
In an image forming apparatus including a latent image carrier such as the
With this configuration, as described in the embodiment, it is possible to suppress the occurrence of abnormal images such as white stripes.
1:感光体
3:現像装置
301:ケーシング
302:現像ローラ
303:現像剤規制部材
304:供給スクリュ
305:回収スクリュ
305a:回転軸
306 仕切板
320:現像剤
321:軸受
321a:シール部材
321b:軸受部
321c:被嵌合部
321d:グリース注入路
321e:突出部
321f:鍔部
321a’:型端面シール部材
322:凝集体移動抑制部材
331:ギヤ
332:Eリング
340:供給搬送路
350:回収搬送路
G:グリース
L1:シール部材の密封面から凝集体移動抑制部材までの距離
L2:回転軸と凝集体移動抑制部材との隙間
L3:回収スクリュの軸方向最大ガタ
X:凝集物
1: Photoconductor 3: Developing device 301: Casing 302: Developing roller 303: Developer regulating member 304: Supply screw 305:
Claims (5)
上記搬送部材を収納し、現像剤搬送経路を形成する現像剤搬送経路形成部材と、
上記回転軸部材を上記現像剤搬送経路形成部材に回転可能に支持する軸受と、
回転軸部材側端部を上記回転軸部材に密着させてシールするシール部材とを備え、
少なくとも上記シール部材の上記回動軸部材との密着面にグリースが塗布された現像剤搬送装置において、
回転軸部材側端部を上記回転軸部材に対して所定の隙間を有して対向させて上記現像剤搬送経路形成部材の上記搬送部材が収納された空間を、上記現像剤搬送経路の領域と、上記シール部材を有する領域とに仕切る仕切り部材を設けたことを特徴とする現像剤搬送装置。 A conveying member that has a rotating shaft member and conveys the developer in the rotating shaft direction by its own rotation;
A developer transport path forming member that houses the transport member and forms a developer transport path;
A bearing that rotatably supports the rotating shaft member on the developer transport path forming member;
A seal member that seals the rotary shaft member side end portion in close contact with the rotary shaft member;
In the developer transport device in which grease is applied to at least the contact surface of the seal member with the rotating shaft member,
A space in which the transport member of the developer transport path forming member is accommodated with the end of the rotary shaft member facing the rotary shaft member with a predetermined gap is defined as an area of the developer transport path. A developer conveying device comprising a partition member for partitioning into a region having the seal member.
上記シール部材の上記回転軸部材との密着部から上記仕切り部材の上記回転軸部材との対向部までの距離を、上記搬送部材を装置に組み付けたときのガタよりも長くしたことを特徴とする現像剤搬送装置。 The developer conveying device according to claim 1, wherein
The distance from the close contact portion of the seal member to the rotating shaft member to the facing portion of the partition member to the rotating shaft member is longer than the backlash when the conveying member is assembled to the apparatus. Developer transport device.
該現像剤搬送装置によって搬送されてくる現像剤を自らの無端移動する表面に担持しながら、自らの表面移動に伴って潜像担持体との対向領域に搬送して、潜像担持体に担持される潜像を現像する現像剤担持体と、
該現像剤担持体に対して所定のギャップを有して対向し、上記現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制する規制部材とを備えた現像装置において、
上記現像剤搬送装置として、請求項1または2の現像剤搬送装置を用いたことを特徴とする現像装置。 A developer transport device for transporting the developer;
While the developer transported by the developer transport device is carried on its endlessly moving surface, it is transported to the area opposite to the latent image carrier as it moves on its surface, and is carried on the latent image carrier. A developer carrier for developing the latent image to be developed;
In a developing device provided with a regulating member that faces the developer carrying member with a predetermined gap and regulates the layer thickness of the developer carried on the developer carrying member.
A developing device using the developer conveying device according to claim 1 or 2 as the developer conveying device.
上記回転軸部材と上記仕切り部材との隙間を、上記規制部材と上記現像剤担持体とのギャップよりも小さくしたことを特徴とする現像装置。 The developing device according to claim 3.
A developing device characterized in that a gap between the rotating shaft member and the partition member is smaller than a gap between the regulating member and the developer carrier.
上記現像手段として、請求項3または4の現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 In an image forming apparatus comprising: a latent image carrier that carries a latent image; and a developing unit that develops the latent image on the latent image carrier.
An image forming apparatus using the developing device according to claim 3 or 4 as the developing means.
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