JP2014030550A - Suction port body for cleaner and vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、電動機及び回転清掃体が収容された吸込みヘッドを有する掃除機用吸込み口体、及びこの吸込み口体を備える電気掃除機に関する。 FIELD Embodiments described herein relate generally to a vacuum cleaner suction port having a suction head in which an electric motor and a rotary cleaning body are accommodated, and a vacuum cleaner including the suction port body.
電気掃除機の吸込み口体には、後部に接続管が接続された回転管の前部に吸込みヘッドが回転可能に接続され、この吸込みヘッドに回転清掃体及びこれを駆動する電動機が内蔵されたものが多用されている。 A suction head of the vacuum cleaner has a suction head rotatably connected to a front portion of a rotary tube having a connecting pipe connected to the rear portion thereof, and a rotary cleaning body and an electric motor that drives the suction head are incorporated in the suction head. Things are used a lot.
電気掃除機を用いての掃除中に、吸込み口体を流通する含塵空気の流れを基準に下流側に連通された手元操作部のハンドルが左右いずれかの方向に倒されるように操作されるに伴い、吸込み口体の接続管が捻られることがある。この場合、回転管と吸込みヘッドとが相対的に回転されるので、被掃除面に接している吸込みヘッドの向きを、斜め前向きないしは横向きに変える(以下、こうした変向を、本明細書では、吸込みヘッドの方向転換を称する。)ことが可能である。 During cleaning using an electric vacuum cleaner, the handle of the hand control unit communicated downstream is operated in the left or right direction based on the flow of dust-containing air flowing through the suction port body. As a result, the connection pipe of the suction port may be twisted. In this case, since the rotary tube and the suction head are relatively rotated, the direction of the suction head that is in contact with the surface to be cleaned is changed obliquely forward or laterally (hereinafter, such a change is referred to in this specification as (Referring to the direction change of the suction head).
ところで、吸込み口体が備える回転清掃体は吸込みヘッドの前部に配設され、電動機は吸込みヘッドの幅方向一端側に偏って配設されている。こうした電動機の配置により、吸込みヘッドは、その幅方向一端側の方が他端側より重くなっている。このため、吸込み口体が被掃除面の上方に離されると、前記重量のアンバランスによって、吸込みヘッドはその幅方向一端側が下がるように回転する。 By the way, the rotary cleaning body included in the suction port body is disposed at the front portion of the suction head, and the electric motor is biased toward one end side in the width direction of the suction head. With such an arrangement of the electric motor, the suction head is heavier at one end in the width direction than at the other end. For this reason, when the suction port body is separated above the surface to be cleaned, the suction head rotates so that one end side in the width direction is lowered due to the unbalance of the weight.
被掃除面から離された状態で吸込みヘッドの回転が大きいと、次に、吸込み口体を被掃除面に接触させる際、大きく回転された吸込みヘッドを元の水平状態に戻すように意識的な操作が必要となるので、掃除上不便である。 If the rotation of the suction head is large when it is separated from the surface to be cleaned, the next time the suction port is brought into contact with the surface to be cleaned, it is conscious to return the suction head that has been largely rotated to the original horizontal state. Since operation is required, it is inconvenient for cleaning.
この課題は、例えば吸込みヘッドの幅方向他端側の重量を増やして、吸込みヘッドの左右の重量をバランスさせることで解消することが可能である。しかし、この対策では、吸込み口体全体の重量が増えることに応じて、この吸込み口体を動かすために大きな労力を要するので、掃除上不便であり、実用的な対策ではない。 This problem can be solved, for example, by increasing the weight on the other end side in the width direction of the suction head and balancing the left and right weights of the suction head. However, this measure is inconvenient for cleaning because it requires a large amount of labor to move the suction port body as the weight of the entire suction port body increases, and is not a practical measure.
実施形態は、吸込みヘッドの方向転換を許しつつ、被掃除面から離された場合の吸込みヘッドの回転を所定角度に制限することが可能で、かつ、軽量な掃除機用吸込み口体、及びこれを備えた電気掃除機を提供することにある。 The embodiment is capable of limiting the rotation of the suction head when separated from the surface to be cleaned to a predetermined angle while allowing the direction of the suction head to be changed, and a lightweight suction port for a vacuum cleaner, and the same It is providing the vacuum cleaner provided with.
前記課題を解決するために、実施形態は、回転清掃体を駆動する電動機を、吸込みヘッドの幅方向一端側に偏って吸込みヘッドに内蔵するとともに、接続管が前後方向に回転可能に連結される回転管を、吸込みヘッドに固定された吸塵管に回転可能に連結した吸込み口体において、ヘッド回転制御手段を備える。ヘッド回転制御手段は、規制部材とばねと被規制部を有して、吸込みヘッドの回転を所定角度に仮止めするとともに前記所定角度を越える吸込みヘッドの回転を許す。吸込みヘッドに規制部材を取付ける。ばねは、規制部材が有する係合部を吸塵管に接触させる方向に規制部材を付勢する。被規制部を回転管に設け、この被規制部が、係合部を押し退けて、この係合部と吸塵管との間を通過可能であることを特徴としている。 In order to solve the above-described problem, the embodiment includes an electric motor for driving the rotary cleaning body that is biased toward one end side in the width direction of the suction head and is built in the suction head, and the connection pipe is rotatably connected in the front-back direction. A suction port body in which the rotary tube is rotatably connected to a dust suction tube fixed to the suction head is provided with a head rotation control means. The head rotation control means includes a regulating member, a spring, and a regulated portion, and temporarily stops the rotation of the suction head at a predetermined angle and allows the rotation of the suction head exceeding the predetermined angle. Attach the regulating member to the suction head. The spring biases the regulating member in a direction in which the engaging portion of the regulating member is brought into contact with the dust suction pipe. The regulated portion is provided in the rotary tube, and the regulated portion is able to push away the engaging portion and pass between the engaging portion and the dust suction tube.
以下、一実施の形態の電気掃除機及びその吸込み口体について、図1〜図11を参照して詳細に説明する。 Hereinafter, the vacuum cleaner and its suction port according to an embodiment will be described in detail with reference to FIGS.
図1は例えばキャニスタ型の電気掃除機全体を示す斜視図である。電気掃除機1は、掃除機本体2と、集塵手段例えば集塵袋3と、電動送風機4と、吸塵ホース7と、延長管11と、吸込み口体15等を備えている。
FIG. 1 is a perspective view showing an entire canister-type vacuum cleaner, for example. The vacuum cleaner 1 includes a
掃除機本体2はこれに取付けられた車輪等により被掃除面である屋内の床面を自在に移動可能である。掃除機本体2はその前部上面をなすとともに開閉可能な集塵室蓋2aを有している。掃除機本体2内に、集塵室蓋2aの真下に対向する集塵室(図示しない)が設けられているとともに、この集塵室の後側、言い換えれば、掃除機本体2に吸い込まれて通過する気流を基準に集塵室の下流側に、送風機室(図示しない)と電源室(図示しない)が設けられている。
The vacuum cleaner
掃除機本体2の例えば前面に吸塵口2bが設けられている。集塵室に集塵袋3が収容されている。集塵室に収容された集塵袋3の内側は吸塵口2bに連通されている。この集塵袋3は集塵室蓋2aが開かれた状態で集塵室に出し入れ可能である。
For example, a
送風機室に電動送風機4が収容されている。電動送風機4の運転により生成される吸込み負圧は、電動送風機4より上流側に波及される。これとともに、電動送風機4からその下流側に排出された空気は、掃除機本体2の後部に設けられた図示しない排気部を通って掃除機本体2外に排出される。電源室にコードリールが収容されていて、その電源コード5は掃除機本体2の後面から外部に引出し可能である。なお、電動送風機4への給電をする手段としては、コードリールに代えて二次電池を用いることも可能である。
The
吸塵口2bに蛇腹状の可撓性ホース部を有する吸塵ホース7の後端部7aが着脱可能に挿入して接続されている。吸塵ホース7の前端部(先端部)7bは、後述の吸込み口体15を移動操作するために掃除作業者により把持されるハンドル8を有している。このハンドル8に操作部9が設けられている。操作部9は電動送風機4の運転を制御する指令信号を出力するタッチ式のスイッチやランプ等を有している。
A
吸塵ホース7の前端部7bに延長管11の後端部が挿入して着脱可能に接続されている。延長管11は、例えば上流側管11aと下流側管11bを有する二本継ぎ形のものである。上流側管11aは、下流側管11bに対してその前側から押込み及び引出しが可能であり、それにより延長管11の長さを調節できる。吸塵ホース7の前端部7bに接続されるのは、下流側管11bの後端部である。
The rear end portion of the
延長管11の先端部、つまり、上流側管11aの前端部に後述する吸込み口体15が着脱可能に接続されている。吸塵ホース7及び延長管11は、集塵室と吸込み口体15とを連通する塵輸送管をなしている。
A
この電気掃除機1を用いて掃除をする際、操作部9が操作されることにより、電動送風機4が駆動される。それによる電動送風機4の送風力で、吸込み口体15から被掃除面上の塵が空気とともに吸込まれる。この含塵空気は、延長管11及び吸塵ホース7を経由して掃除機本体2の集塵室に導かれるので、この室内の集塵袋3で、塵がろ過されてこの袋内に塵が捕捉される。そして、集塵袋3を通過した空気は、電動送風機4に吸込まれ、かつ、この電動送風機4を通過した後、掃除機本体2の排気部を通って掃除機本体2外に排出される。したがって、こうした吸塵によって被掃除面を掃除することができる。
When cleaning is performed using the electric vacuum cleaner 1, the
次に、吸込み口体15を図2〜図11を用いて説明する。図2及び図3に示すように吸込み口体15は、床面清掃に好適なものであって、吸込みヘッド16と、接続管17を備えている。接続管17の後端部は、延長管11の上流側管11aの前端部にその前側から挿脱可能に接続される。なお、接続管17の後端部は、延長管11が外された状態で吸塵ホース7の前端部7bに対してもその前側から挿脱可能に接続することができる。
Next, the
吸込みヘッド16は、ヘッドケース21と、吸塵管41と、回転管51と、回転清掃体61と、電動機67と、制御回路71と、伝動ベルト69等を具備している。
The
図2に示すようにヘッドケース21は、下ケース部材22と、上ケース部材29と、カバー31と、左右のサイドバンパー35等を備えている。
As shown in FIG. 2, the
図3に示すように下ケース部材22は上方に開放されている。これとともに、下ケース部材22は、その長手方向両端部に支持部22a,22bを一体に有している。左右の支持部22a,22bは前方に突出されている。これら支持部22a,22bはいずれも上方に開放されており、そのうちの一方例えば支持部22bの内部は、後述する上ケース部材29で覆われたヘッドケース21の内部と連通されている。
As shown in FIG. 3, the
下ケース部材22はその長手方向中央部にこれから後向きに一体に突設された回転管受け部23を有している。回転管受け部23は、その前後に図6に示す前部受け板23aと後部受け板23bを有している。これら前後の受け板23a,23bの上縁は、左右方向に円弧形状をなしていて、上方に開放されている。
The
図5及び図6に示すように下ケース部材22は、その長手方向中央部の前端部に、回り止め用のリブ24を一体に有している。リブ24は、前部受け板23aの前側に配設されていて、上向きに起立されている。図6に示すように下ケース部材22は、その長手方向中央部の前端部に、リブ24の側方に離間して二個の枢支部25を一体に有している。これらの枢支部25は前後に離間して設けられ、上向きに起立されているとともに、上方に開放する軸受溝を有している。
As shown in FIGS. 5 and 6, the
更に、図5に示すように下ケース部材22は、ストッパ部26を有している、ストッパ部26は、例えば前後の枢支部25にわたって設けられたリブで形成されている。又、図5に示すように下ケース部材22は上向きの棒27を一体に有している。この棒27は、前後の枢支部25間にその軸受溝に対して前後方向に対向しないようにずれて配設されている。
Furthermore, as shown in FIG. 5, the
なお、図3中符号28は下ケース部材22の前部嵌合縁を示している。前部嵌合縁28は、左右の支持部22a,22bにわたって設けられているとともに、図6に示すように上方に開放する溝条を有している。この前部嵌合縁28の長手方向中央部に、図6に示すように上方に開放する凹部28aが形成されている。この凹部28aの後方に前部受け板23aが配設されている。
Note that
上ケース部材29は下方に開放されている。上ケース部材29は、支持部22a,22b及び回転管受け部23を除いて下ケース部材22に上方から被さって、互いの縁を接合させた状態で下ケース部材22にねじ止め等により連結されている。上ケース部材29は、その長手方向中央部に、下向きに突出された回り止め用のリブ(図示しない)を一体に有している。このリブは、前記リブ24と対をなしている。
The
更に、この上ケース部材29は、突条が形成された前部嵌合縁(図示しない)を有している。上ケース部材29の前部嵌合縁28と下ケース部材22の前部嵌合縁とは、上ケース部材29の突条と下ケース部材22の溝条を嵌合させて接合されている。上ケース部材29の前部嵌合縁には、下向きに開放する凹部(図示しない)が形成されていて、この凹部は下ケース部材22の凹部28aと連続して開口(図示しない)を形成するようになっている。
Further, the
図2に示すようにカバー31は、カバー本体32と、フロントバンパー33と、一対の係止部材34を有している。
As shown in FIG. 2, the
カバー本体32は、その長手方向両端部で支持部22a,22bを上方から覆う大きさに形成されている。フロントバンパー33はカバー本体32の前縁部を覆って取付けられている。このフロントバンパー33は、カバー本体32をなす硬質合成樹脂よりも軟質の樹脂部材で形成されている。係止部材34は、カバー本体32の後縁部でかつ左右両端部に、人為的操作により左右方向にスライド可能に夫々取付けられている。
The
カバー31は、支持部22a,22b間のスペースを上方及び前方から覆ってヘッドケース21の前部を形成して、ヘッドケース21に取付けられている。これとともに、カバー31の両端部が支持部22a,22bを上方から覆っている。このカバー31の取付けによって、前記スペースに応じた横長の吸塵開口(図示しない)が、吸込みヘッド16の前部下面に開放して形成される。
The
このカバー31はヘッドケース21に対して上方から着脱可能である。係止部材34を互に近付く方向にスライドさせて上ケース部材29に形成されたカバー保持部(図示しない)に係合させることにより、カバー31がヘッドケース21の前部に上方から取付けられている。又、カバー31がヘッドケース21に取付けられた状態で、このカバー31の係止部材34を互に遠ざかる方向にスライドさせると、係止部材34と前記カバー保持部との係合が外れる。そのため、この後に、カバー31を持ち上げることにより、カバー31をヘッドケース21から上方に外すことができる。
The
サイドバンパー35は、ヘッドケース21の幅方向両端部の前面と側面を覆って配設されている。これらサイドバンパー35は、下ケース部材22と上ケース部材29とカバー本体32をなす硬質合成樹脂よりも軟らかい合成樹脂、例えばポリプロピレンで形成されている。
The
サイドバンパー35の後部は、下ケース部材22と上ケース部材29とでこれらの間から外れないように上下に挟着されている。サイドバンパー35の前記後部以外の部位は、下ケース部材22の支持部22a又は22bと上ケース部材29の長手方向一端部とで上下に挟まれている。これらサイドバンパー35に対してその上方から上ケース部材29は接離可能である。
The rear part of the
図4〜図6等に示すように吸塵管41は、その後端から前端に向けて次第に拡径するラッパ状をなしており、その外周に環形のフランジ42と、張り出し部43と、上部係合溝44と、下部係合溝45と、ホルダー部46を一体に有している。
As shown in FIGS. 4 to 6 and the like, the
フランジ42は吸塵管41の前端部に外側に張り出して形成されている。張り出し部43は吸塵管41の後部外周に突設されている。図5及び図7等に示すように張り出し部43は、180°を越える長さで吸塵管41の周方向に沿って延びているとともに、略180°にわたる円弧状の孔43aを有している。
The
上部係合溝44と下部係合溝45は、フランジ42と張り出し部43との間に設けられて、前後方向に延びている。これら上部係合溝44と下部係合溝45は、吸塵管41の外周に吸塵管41の軸方向に延びて突設された一対のリブ間に形成されている。
The
図4及び図6に示すようにホルダー部46は、フランジ42と張り出し部43との間に設けられている。このホルダー部46は、吸塵管41から突出された前後二枚の互に平行な側板と、これら側板の先端の下部のみを一体に接続した下部端板とで形成されている。このため、ホルダー部46の上下両端は夫々開放されているとともに、ホルダー部46はその先端に前記下部端板を底とする干渉防止用の逃げ溝46aを有している。
As shown in FIGS. 4 and 6, the
図3に示すように吸塵管41は、ヘッドケース21の長手方向中央部に配設されていて、回転ができないように下ケース部材22と上ケース部材29とで挟着されている。ヘッドケース21に対する吸塵管41の回転止めは、図5に示すように下部係合溝45と下ケース部材22のリブ24との嵌合、及び上部係合溝44と上ケース部材29の図示しないリブとの嵌合により行われている。更に、下ケース部材22の凹部28a及び上ケース部材29の前記図示しない凹部とフランジ42との嵌合によっても、吸塵管41が回転止めされている。
As shown in FIG. 3, the
こうしてヘッドケース21に固定された吸塵管41の前端は、前記スペースに臨んで開口されている。吸塵管41の後端部は上ケース部材29の後方に突出されている。更に吸塵管41がヘッドケース21に取付けられた状態で、この吸塵管41のホルダー部46は枢支部25に対応して配設されている。具体例としては、吸塵管41の側方に突出されて枢支部25の上方に離間しかつ枢支部25に対向するように配設されている。これとともに、吸塵管41がヘッドケース21に取付けられた状態で、この吸塵管41の孔43aは,その一端部が最上位に、かつ、他端部が最下位となるように設けられている。
Thus, the front end of the
回転管51は、吸塵管41の後端部に、外側から嵌合して回転可能に連結されている。これら回転管51と吸塵管41とは互に連通されている。回転管51の下部は前記回転管受け板23a,23bで支持されていて、これら回転管受け板23a,23bの円弧面に沿って回転管51はその前後方向に延びる中心軸線まわりに回転可能である。図5に示すように回転管51が吸塵管41に連結された状態で、回転管51の前端は、吸塵管41の張り出し部43で覆われている。
The
図6等に示すように回転管51は、その周部前端から前方に突出された一個の被規制部52を有している。この被規制部52は、根元部位52aと丸棒からなる係合棒52bとで形成されている。根元部位52aは回転管51と一体に形成されている。係合棒52bは、好ましくは金属製であって、その一端部を根元部位52aに埋め込んで設けられている。なお、係合棒52bは根元部位52aと一体の樹脂製とすることも可能である。係合棒52bは、回転管51の中心軸線と平行で、回転管51の根元部位52aから前方に突出されている。
As shown in FIG. 6 and the like, the
回転管51が吸塵管41に連結された状態で、図5に示すように被規制部52は張り出し部43の孔43aに挿通されている。これとともに、被規制部52の根元部位52aは孔43aに嵌合されており、吸塵管41に対して回転管51が回転される際に、根元部位52aが孔43aによってガイドされるようになっている。
In a state where the
被規制部52は、以下説明する規制部材55及びばね59とともにヘッド回転制御手段を形成している。
The
図5及び図6に示すように規制部材55は、レバー状に形成されていて、枢軸56と、係合部57と、ばね受け部58を有している。
As shown in FIGS. 5 and 6, the restricting
枢軸56は、規制部材55の一端部に、規制部材55の前後面から夫々突出されている。係合部57は、規制部材55の例えば他端部をなすとともに吸塵管41に向けて突出するように設けられている。この係合部57の幅は規制部材55の各部の幅の中で最も大きい。これにより、規制部材55の一端部から係合部57にわたる部位は、側面視倒立L字形状に形成されている。ばね受け部58は、例えば枢軸56と係合部57との間に係合部57の突出方向とは反対側に突設されている。このばね受け部58に例えば下向きに突出された嵌合凸部(図示しない)が形成されている。
The
更に、図5及び図7等に示すようにばね受け部58が突出された規制部材55の側面、つまり、吸塵管41の外周と対向する側面に、複動許容部位55aと、制動部位55bと、境界部位55cを有している。
Further, as shown in FIGS. 5 and 7, etc., a double-action
複動許容部位55aは係合部57の真っ直ぐな側面をなす面、つまり、平面で形成されている。制動部位55bは曲面で形成されている。この曲面の表面粗さは、複動許容部位55aをなす平面よりも粗くすることも可能である。境界部位55cは、複動許容部位55aと制動部位55bとの境をなして、これら複動許容部位55aと制動部位55bに連続して形成されている。一実施形態において境界部位55cは例えば係合部57の角をなして設けられているが、ある程度の長さを有していても差し支えない。
The double-action
規制部材55は、ばね受け部58が突出された側面とは反対側の側面を吸塵管41の外周に対向させてホルダー部46を上下方向に貫通して配設されている。これとともに、規制部材55は、その枢軸56を、ヘッドケース21が有する下ケース部材22に形成された前後の枢支部25の軸受溝に上方から嵌めて、枢支部25を支点に回転可能に取付けられている。規制部材55の前後面は、ホルダー部46の前後の側板に軽微に接触していることが好ましく、それにより、規制部材55の前後方向の動きが防止されている。
The restricting
規制部材55はその一端と枢軸56との間をなすストッパ端部55dを有し、このストッパ端部55dは下ケース部材22のストッパ部26に接している。それにより、規制部材55が位置決めされている。この場合、図5中反時計回りの規制部材55の回転が所定角度で制限されて、係合部57の境界部位55cが吸塵管41の外周に接近した位置に保持されるように、規制部材55が位置決めされている。なお、係合部57の境界部位55cが吸塵管41の外周に接するように、ストッパ部26で規制部材55を位置決めすることも可能であるとともに、ばね59で境界部位55cと吸塵管41とを接触させるように構成する場合、ストッパ端部55d及びストッパ部26は省略することができる。
The restricting
このように配設された規制部材55の係合部57の境界部位55cは、既述のように吸塵管41の外周に接近されている。これとともに、図7〜図11に示すように吸込み口体15を前方から後方に見て、係合部57が張り出し部43の孔43aと交叉するような状態に配設されている。言い換えれば、複動許容部位55a及び制動部位55bが回転管51の回転に伴う被規制部52の移動軌跡と交叉するような状態、端的には複動許容部位55a及び制動部位55bが円弧状の孔43aと交叉するように規制部材55が配設されている。
The
ばね59には例えばコイルばねが使用されている。ばね59の一端部は前後の枢支部25間に配設され、ばね59の他端部は規制部材55のばね受け部58に支持されている。この場合、ばね59の一端部内に前記棒27が収容され、ばね59の他端部内にばね受け部58が有する図示しない嵌合凸部が嵌合されている。これにより、ばね59が不用意に離脱することがないように保持されている。
For example, a coil spring is used as the
以上のように配設されたばね59は圧縮された状態に保持されているとともに、更なる圧縮が可能な状態にある。このため、ばね59は、規制部材55の係合部57を吸塵管41の外周に接触させる方向に規制部材55を付勢している。
The
図3に示すように回転清掃体61は、左右両端部に軸受62,63を備えるとともに、これら軸受62,63に回転自在に支持された清掃体組立64を備えている。例えば図3中右側に配置された一方の軸受63は歯付き車からなる従動輪65を有している。清掃体組立64は、例えば両端部が軸受62,63に支持された回転軸に清掃部材を取付けて形成されている。図3に示した清掃部材はゴムのような軟質材からなる清掃ブレードであるが、ブラシ毛であってもよく、或いは、清掃ブレードとブラシの双方を回転軸64aに取付けても良い。
As shown in FIG. 3, the
回転清掃体61は、その両端部の軸受62,63をヘッドケース21の支持部22a,22bに取外し可能に支持されて、支持部22a,22b間のスペースに配設されている。このスペースに配設された清掃体組立64の長手方向中央部に、その後側から吸塵管41の前端開口が対向される。
The
図3に示すように電動機67は、支持部22bより後側で、かつ、この支持部22bと吸塵管41との間に位置して、ヘッドケース21に内蔵されている。言い換えれば、電動機67は、吸込みヘッド16の幅方向一端側に偏って配設されている。
As shown in FIG. 3, the
電動機67はその出力軸67aに取付けられた歯付き車からなる駆動輪68を有している。この駆動輪68は、回転清掃体61の従動輪65と対をなすものであって、この従動輪65に後側から対向するように配設されている。
The
伝動ベルト69は、無端環状で、かつ、その内側面に図示しない歯が形成されたタイミングベルトである。伝動ベルト69は、駆動輪68と従動輪65とにわたって巻き掛けられている。
The transmission belt 69 is an endless annular belt having a tooth (not shown) formed on the inner surface thereof. The transmission belt 69 is wound around the
電気掃除機1を用いて掃除をする際、伝動ベルト69を介して電動機67の駆動力が従動輪65に与えられて、回転清掃体61が回転される。これにより、回転清掃体61はその清掃部材によって被掃除面の塵を掻き出すことができる。
When cleaning is performed using the electric vacuum cleaner 1, the driving force of the
図3に示す制御回路71は電動機67の運転を制御するために使用される。制御回路71は、回路基板に必要とする回路部品を搭載して形成されているとともに、吸塵管41を境に電動機67と反対側に位置してヘッドケース21に内蔵されている。この制御回路71と電動機67とは、図示しない電気配線を経由して電気的に接続されている。
A
制御回路71は電動機67より軽い。このため、吸込み口体15の重量バランスは、吸塵管41を境として電動機67が配設された吸込み口体15の幅方向一端側が重く、吸塵管41を境として制御回路71が配設された吸込み口体15の幅方向他端側が軽くなっている。
The
前記接続管17の先端部(前端部)は、回転管51の後端部に、これら管の中心軸線と直交する方向に沿うように設けられた一対の連結用の枢軸(図示しない)を介して連結されている。それによって、接続管17の前端部と回転管51はいわゆる自在継手を形成しており、接続管17は回転管51に対して前後方向に回転可能である。こうして連結された接続管17と回転管51とは互に連通されている。したがって、掃除中において吸塵管41に吸込まれた含塵空気は、回転管51から接続管17を通って延長管11に導かれる。
The front end portion (front end portion) of the
図2及び図3中符号72は前記制御回路71に図示しない電気配線を経由して電気的に接続された一対の給電ピンを示している。給電ピン72は、接続管17の後端部が延長管11の前端部又は吸塵ホース7の前端部7bに接続された状態で、これらの接続対象物に取付けられた図示しない給電端子に接触される。それによって、電動機67への通電が可能となっている。
2 and 3,
吸塵管41と電動機67との間にはデッドスペースが存在しており、このスペースに、ヘッド回転制御手段の規制部材55とばね59、及びこれらを支持するための枢支部25並びにホルダー部46等が配設されている。このため、ヘッド回転制御手段を備えることに伴い吸込みヘッド16が幅方向に大形化することがないとともに、重量が大きく増えることもない。これとともに、ヘッド回転制御手段が回転管51の側方に配設される場合に比較して、ヘッド回転制御手段を覆うために上ケース部材29の後部を膨らませないで済むので、吸込みヘッド16の平面視形状が大形化することがないとともに重くなることがない。
There is a dead space between the
なお、吸塵管41と制御回路71との間にもデッドスペースDS(図4参照)が存在している。このため、このデッドスペースDSに、ヘッド回転制御手段の規制部材55とばね59、及びこれらを支持するための枢支部25並びにホルダー部46等を配設することも可能である。
Note that a dead space DS (see FIG. 4) also exists between the
掃除中、吸込み口体15が被掃除面上に置かれて、その吸込みヘッド16が方向転換されていない状態における吸塵管41とヘッド回転制御手段との関係を図7に示す。
FIG. 7 shows the relationship between the
この標準的な状態で、ばね59の付勢力で規制部材55が有した係合部57の境界部位55cは、吸塵管41の外周に接近されている。それにより、規制部材55の複動許容部位55aと吸塵管41の外周との間に、境界部位55cに向けて次第に狭まる第1間隙が形成されているとともに、規制部材55の制動部位55bと吸塵管41の外周との間に、境界部位55cに向けて次第に狭まる第2間隙が形成されている。
In this standard state, the
これとともに、前記標準的な状態で、回転管51の被規制部52は、円弧状の孔43aの長手方向の中央位置を通っている。これにより、係合棒52bは第2間隙内に配置されて、規制部材55の制動部位55bに接触している。
At the same time, in the standard state, the
図7の状態から吸込み口体15が被掃除面の上方に離された場合、吸込み口体15の重量のアンバランスにより、吸込みヘッド16は電動機67が内蔵された一端部側が下がるように吸塵管41と回転管51とが相対的に回転する。
When the
これに伴い、被規制部52の係合棒52bは、制動部位55bで抵抗を受けながらばね59の付勢力に抗して規制部材55回転させて係合部57を押し退け始める。このため、図8に示すように、この図において時計回りに規制部材55がその枢軸56を中心に回転を始めて、係合部57の境界部位55cが吸塵管41の外周から遠ざけられる。
Along with this, the engaging
こうした挙動に伴ってばね59が圧縮されるので、規制部材55を付勢する力が増加する。この力が、回転管51と吸塵管41との相対回転に対する制動力(負荷)として被規制部52の係合棒52b及び吸込みヘッド16に与えられる。しかも、この場合、制動部位55bが円弧状の曲面で形成されているので、係合棒52bは制動部位55bに引っ掛かるように接する。これにより、より大きな制動力を与えることができる。
With this behavior, the
以上のように吸込みヘッド16が水平状態から時計回りに傾くように回転されるに伴い、係合棒52bが制動部位55bに次第に強く接するようになる。このため、ばね59に基づく制動力(負荷)が、次第に強められて、図8中時計回りに回転しつつある吸込みヘッド16に与えられるので、吸込みヘッド16の回転の勢いを減じることができる。
As described above, as the
即ち、ヘッド回転規制手段により回転管51の回転に対する制動力(負荷)を与えて、吸込みヘッド16の回転を所定角度で仮止めできる。ここに、所定角度とは、制動部位55bに接した係合棒52bが、図7の状態から図8に示すように境界部位44cの直近に達するまで、吸込みヘッド16が回転されたときの角度を示している。
That is, the braking force (load) with respect to the rotation of the
このような仮止めによって、それ以上、持ち上げられた吸込みヘッド16が回転することが抑制される。この仮止め状態で、吸込みヘッド16を被掃除面に接触させると、それに伴って、吸込み口体15が自然に図7の状態に戻されるので、意図的に吸込みヘッド16を戻す操作を要することなく、引き続いて掃除することができる。
By such temporary fixing, the
又、掃除中に吸塵ホース7のハンドル8を図1中矢印A方向に掃除作業者が捻って、被掃除面に接触している吸込みヘッド16を、その一端16aが他端16bより後側に位置されるように方向転換させた場合、はじめの段階で、吸塵管41とヘッド回転制御手段とが、図7の状態から図8の状態を経ることは同じである。
Further, during cleaning, the handle 8 of the
しかし、接続管17には捻り力が加えられているので、図8の状態で、吸込みヘッド16を更に時計回りに回転させる外力が相対的に加わる。このため、回転管51の被規制部52と吸塵管41及び規制部材55との周方向の位置が相対的に変化する。
However, since a twisting force is applied to the connecting
これに伴い、結果的に、被規制部52の係合棒52bが、ばね59の付勢力に抗して規制部材55の係合部57を吸塵管41の外周からより離れるように押し退けながら、この係合部57の境界部位55cと吸塵管41の外周との間を通過する。この通過後の状態を図9に示す。そのため、この時点以降の回転管51の回転は、ヘッド回転制御手段による負荷を受けることなく、軽く行われる。
As a result, as a result, the engaging
このような挙動は、吸込みヘッド16が方向転換されるとき以外にも、図8において吸込みヘッド16を更に時計回りに回転させる外力が加えられた場合も同様である。このため、ヘッド回転制御手段に過負荷が掛かることがなく、前記捻り操作で吸込みヘッド16の向きを所望方向に変えることができる。
This behavior is the same when an external force that further rotates the
次に、図9に示すように傾いた吸込みヘッド16を被掃除面に接触させて、この吸込みヘッド16を水平に戻す場合、或いは、吸込みヘッド16が被掃除面に接触された状態において手元操作で前記矢印Aと逆方向に捻りを加えて回転管51を元に戻す場合の挙動を説明する。
Next, as shown in FIG. 9, when the
即ち、図9の状態から回転管51が時計回りに相対的に回転(したがって、吸込みヘッド16は相対的に反時計回りに回転)されるに伴い、被規制部52の係合棒52bが、吸塵管41の外周と規制部材55の複動許容部位55aとの間の第1間隙に進入して、図10に示すように複動許容部位55aに接する。
That is, as the
こうして第1間隙に侵入した係合棒52bは、複動許容部位55aで抵抗を受けながらばね59の付勢力に抗して規制部材55の係合部57を吸塵管41の外周からより遠ざかるように押し退ける。それにより、係合棒42bが、規制部材55の境界部位55cと吸塵管41の外周との間を通過して、第2間隙に進入するようにする。
Thus, the engaging
この場合、複動許容部位55aが平面であるので、この部位に係合棒52bは引っ掛からない。加えて、複動許容部位55aは規制部材55の枢軸56に対して制動部位55bより遠くに位置されているので、規制部材55を回転させるモーメントが小さい。そのため、係合棒52bはばね59で付勢された規制部材55の係合部57を軽く押し退けて、境界部位55cと吸塵管41の外周との間を通過することが可能である。したがって、このときのヘッド回転規制手段による回転に対する制動力(負荷)は、吸込みヘッド16の回転を所定角度に仮止めする場合に吸込みヘッド16に与えられる制動力よりも小さい。
In this case, since the double-action
以上の操作で吸込みヘッド16が水平に戻されるとともに回転管51及び接続管17が標準的な状態で掃除をするのに適するように戻される。この状態を図11に示す。この状態は図7に示した状態と同じである。
With the above operation, the
以上説明した構成の吸込み口体15によれば、吸込みヘッド16の方向転換を許しつつ、吸込み口体15が被掃除面から離された場合の吸込みヘッド16の回転を所定角度に制限して仮止めすることが可能である。しかも、こうした制限を、ばね59を有したヘッド回転制御手段によって与えたので、吸込みヘッド16の左右の重量をバランスさせるための重さを、吸塵管41を境に電動機67と反対側に設ける必要がない。このため、吸込み口体15は重くなることが抑制され軽量に構成でき、それによって、吸込み口体15を動かす操作性が低下することがない。
According to the
更に、既述のように吸込みヘッド16が傾くように回転されるときに、この回転に対する制動力をヘッド回転規制手段で吸込みヘッド16に与えることができる。そして、このヘッド回転規制手段により与えられる吸込みヘッド16の回転管51に対する回転の負荷は、吸込みヘッド16が水平となるように回転されるときの方が、吸込みヘッド16が傾くように回転されるときよりも小さい。
Further, as described above, when the
これにより、吸込み口体15が被掃除面から上方に離れたときなどに、回転管51を中心とする吸込みヘッド16の回転に大きな負荷を与えて、吸込みヘッド16の回転を制動できる。そのため、吸込みヘッド16の前記回転に勢いが付くことが抑制され、吸込みヘッド16の回転角度を所定角度に仮止めする性能が高い。
As a result, when the
これとともに、前記所定角度を超えて吸込みヘッド16の回転が進行するとき、及び、この後に吸込みヘッド16が逆方向に回転されて水平となるように戻されるときの回転の負荷は小さい。これにより、吸込みヘッド16を水平状態に円滑に戻すことが可能である。同様の理由によって、被掃除面に接している状態の吸込みヘッド16に対して回転管51を相対的に回転させて、接続管17の後端部が斜め上後ろ向きとなるように戻す操作を、円滑に行うことが可能である。
At the same time, the rotation load is small when the rotation of the
こうした機能を発揮させるのに、規制部材55の係合部57が、吸込みヘッド16が傾くように回転されるときに被規制部52が接する制動部位55bと、吸込みヘッド16が水平となるように回転されるときに被規制部52が接する複動許容部位55aと、制動部位55bと複動許容部位55aとの境をなしてこれらに連続した境界部位55cとを有している。
In order to exert such a function, the engaging
このように係合部57に、複動許容部位55a、制動部位55b、及び境界部位55cを設けて、前記機能を発揮させることを可能としたので、構成が簡単である。
In this way, the
更に、前記構成の吸込み口体15によれば、複動許容部位55aを、境界部位55cに向けて次第に狭まるような第1間隙を吸塵管41の外周との間に形成する平面で形成し、制動部位55bを、境界部位55cに向けて次第に狭まるような第2間隙を吸塵管41の外周との間に形成する曲面で形成している。
Further, according to the
このように回転可能な規制部材55の係合部57にカム面(つまり、複層許容部位55a、制動部位55b、及び境界部位55c)を設けたことによって、前記機能が発揮されるようにしたので、前記機能を発揮させるための規制部材55の構成がより簡単である。
By providing the cam surface (that is, the multilayer
又、前記構成の吸込み口体15によれば、規制部材55は、一端部が吸込みヘッド16に枢支されるとともに他端部に係合部57を有したレバー状であり、この規制部材55の吸塵管41に対向する面に複動許容部位55aと制動部位55bと境界部位55cを形成している。
According to the
これにより、吸込みヘッド16の枢支部に対する複動許容部位55aと制動部位55bとの距離差に応じて、被規制部52の係合棒52bが、複動許容部位55aに接しつつ境界部位55cを通過するときの負荷を小さく、これに対して制動部位55bに接しつつ境界部位55cを通過するときの負荷を大きくすることができる。
As a result, the
又、前記構成の吸込み口体15によれば、被規制部52を、根元部位52a、この根元部位52aから回転管51の前方に突出された係合棒52bとで形成し、吸塵管41の外周に回転管51の前端を覆う張り出し部43を突設し、この張り出し部43が根元部位52aをガイドする円弧状の孔43aを有している。
Further, according to the
これにより、被規制部52を吸塵管41の張り出し部54によって支持させながら、吸込みヘッド16が有した吸塵管41と回転管51とが相対的に回転されて、係合棒52bが吸塵管41の外周と規制部材55の係合部57との間に通過される。これにより、動作が安定されるに伴い前記機能を確実に発揮させることが可能である。
As a result, while the
以上のように本発明の一実施の形態を説明したが、この一実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。この新規な実施形態は、その他様々な形態で実施されることが可能であるとともに、発明の要旨を逸脱しない限り、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。一実施形態やその変形などは、発明の範囲に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although one embodiment of the present invention has been described above, this embodiment is presented as an example and is not intended to limit the scope of the invention. The novel embodiment can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the gist of the invention. One embodiment and its modifications are included in the scope of the invention, and are also included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
1…電気掃除機、2…掃除機本体、4…電動送風機、15…吸込み口体、16…吸込みヘッド、17…接続管、21…ヘッドケース、25…枢支部、41…吸塵管、43…張り出し部、43a…孔、46…ホルダー部、51…回転管、52…被規制部、52a…根元部位、52b…係合棒、55…規制部材、55a…複動許容部位、55b…制動部位、55c…境界部位、56…枢軸、57…係合部、58…ばね受け部、59…ばね、61…回転清掃体、67…電動機 DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Vacuum cleaner, 2 ... Vacuum cleaner main body, 4 ... Electric blower, 15 ... Suction inlet, 16 ... Suction head, 17 ... Connection pipe, 21 ... Head case, 25 ... Pivot part, 41 ... Dust suction pipe, 43 ... Overhanging part, 43a ... hole, 46 ... holder part, 51 ... rotating tube, 52 ... regulated part, 52a ... root part, 52b ... engagement rod, 55 ... regulating member, 55a ... double-acting allowable part, 55b ... braking part , 55c ... boundary part, 56 ... pivot, 57 ... engagement part, 58 ... spring receiving part, 59 ... spring, 61 ... rotary cleaning body, 67 ... electric motor
Claims (7)
前記吸込みヘッドの回転を所定角度に仮止めするとともに前記所定角度を越える前記吸込みヘッドの回転を許すヘッド回転制御手段を備え、
このヘッド回転制御手段が、係合部を有して前記吸込みヘッドに取付けられた規制部材と、前記吸塵管に前記係合部を接触させる方向に前記規制部材を付勢するばねと、前記回転管に設けられ前記係合部を押し退けて前記係合部と前記吸塵管との間を通過可能な被規制部と、を有することを特徴とする掃除機用吸込み口体。 A rotary cleaning body is built in the suction head, and an electric motor that drives the rotary cleaning body is biased and built in one end in the width direction of the suction head, and the rotary pipe is rotated behind the dust suction pipe fixed to the suction head. In the suction port body for the vacuum cleaner, which is connected to the rear portion of the rotary tube so that the connection tube is rotatably connected in the front-rear direction,
A head rotation control means for temporarily stopping rotation of the suction head at a predetermined angle and allowing rotation of the suction head exceeding the predetermined angle;
The head rotation control means has an engagement portion and is attached to the suction head, a spring that biases the restriction member in a direction in which the engagement portion is brought into contact with the dust suction pipe, and the rotation A suction port body for a vacuum cleaner, comprising: a regulated portion that is provided on a pipe and is capable of passing between the engagement portion and the dust suction tube by pushing away the engagement portion.
この吸込み口体内に吸気負圧を波及させる電動送風機が内蔵された掃除機本体と、
を具備することを特徴とする電気掃除機。 A suction port for a vacuum cleaner according to any one of claims 1 to 6,
A vacuum cleaner main body with an electric blower built into the suction mouth to spread the intake negative pressure,
The vacuum cleaner characterized by comprising.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012172249A JP2014030550A (en) | 2012-08-02 | 2012-08-02 | Suction port body for cleaner and vacuum cleaner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014100579A (en) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Dyson Technology Ltd | Cleaner head for a cleaning appliance |
-
2012
- 2012-08-02 JP JP2012172249A patent/JP2014030550A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014100579A (en) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Dyson Technology Ltd | Cleaner head for a cleaning appliance |
US9554680B2 (en) | 2012-11-21 | 2017-01-31 | Dyson Technology Limited | Cleaner head for a cleaning appliance |
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