JP2014030517A - 口腔内リンシングパイプ - Google Patents
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Abstract
【課題】疾患者等の咄嗟の使用が容易に行うことができるとともに口腔内リンシング後の吐液処理も一連の動作・操作にて簡単に処理することができ、しかも常時の携帯、処理後の携行を衛生的に簡単に遂行できる。さらには量産に適し安価に実用性に富んだ口腔内リンシング用の口腔内リンシングパイプを提供を目的とするものである。
【解決手段】吸引、吐下用口部3を備えるパイプ状の吸引、吐下用パイプ部2と、当該吸引、吐下用パイプ部2の連結部4に、洗口剤を充填したパイプ状の洗口剤部10を回転自在に連結するとともに前記吸引、吐下用パイプ部2と洗口剤部10の両連結部4,11に隔壁4c、11cを設けて水密的に連結し、かつ両連結部4,11の両隔壁4c、11cにそれぞれ連通孔4d、11dを開口するとともに両連通孔4d、11dを、前記吸引、吐下用パイプ部2に対する洗口剤部10の回転操作により連通あるいは隔絶密閉することができるように構成した。
【選択図】図2
【解決手段】吸引、吐下用口部3を備えるパイプ状の吸引、吐下用パイプ部2と、当該吸引、吐下用パイプ部2の連結部4に、洗口剤を充填したパイプ状の洗口剤部10を回転自在に連結するとともに前記吸引、吐下用パイプ部2と洗口剤部10の両連結部4,11に隔壁4c、11cを設けて水密的に連結し、かつ両連結部4,11の両隔壁4c、11cにそれぞれ連通孔4d、11dを開口するとともに両連通孔4d、11dを、前記吸引、吐下用パイプ部2に対する洗口剤部10の回転操作により連通あるいは隔絶密閉することができるように構成した。
【選択図】図2
Description
本願発明は、疾患者の口腔内リンシング用あるいは、エチケット用、特に、喫煙後の口腔内リンシングおよび消臭用として手軽に使用することができるとともに携行の利便な口腔内リンシングパイプに関するものである。
近時は、外出先あるいは旅行先等の随意のうがいを目的とした携帯用紙コップ付きうがい薬等が提案されている。
例えば、登録実用新案第3024643号公報(特許文献1)は、人々の健康管理のため帰在時や帰宅時にうがいをするのは勿論のこと、外出先でも簡単に清潔なうがいが行えるように携帯用紙コップ付きうがい薬を提供する目的をもち、紙コップは1枚の防水加工をした紙をかき混ぜやすくする為に下部が少し細くなるように折り畳み、水や溶液が漏れにくいようにプレス加工を施して袋状にしたものであるとともに上部には、切り取りやすいようにミシン目が入っており、中部には水を注入する際のメモリが書いてあり、更にその袋状の紙コップの中にうがい薬をかき混ぜるかき混ぜ棒が入っているものである。
又、この特許文献1とは別に、薬液によるうがい行為と、その吐液処理が同時かつ衛生的に行えることを可能にした携帯用うがいパウチ容器が特開2011−139759号公報(特許文献2)により提案されている。
そして、かかるパウチ容器は、容器室を上下に分断する位置に指の力程度で開放が可能な遮蔽部を設け、スパウトに直結する上部を薬液室、下部を吐液処理室として分離する、薬液室にうがい薬などのうがい溶液が注入され、吐液処理室には吸水性高分子あるいは不織布あるいはそれらに殺菌成分などを付加しうがい行為後の吐液を保存・保持する吐液吸収物質を封入してある。
遮蔽部は、付属する先端が注針状のストローなどで容易に破断貫通が可能な隔膜状の薄いシートの設置、あるいは該パウチ容器を剥離可能なヒートシール処理、あるいは封止クリップ等の器具を装着するなどで遮蔽する構成のものである。
前記特許文献1のような携帯用紙コップの場合には、これを使用する際に必ずうがい用の水等が必要となり、疾患者や咄嗟の口腔用リンシングには不向きであるとともに、うがい後の処理を環境的、衛生的に処理しづらい欠点を有するものである。
他方、特許文献2のパウチ容器にあっては、前記携帯用紙コップにおける前記問題点を解消し得るが反面、容器がかさばり携行に不便な欠点を有するとともに、使用に際しての使用方法に即座のうがいや、うがい後の吐液処理方法にも手間が掛かり、使用方法に難点を有するものである。
しかも、構成が複雑で量産性には不向きであるとともに安価な提供ができない欠点があり、実用化に難点を有するものである。
しかも、構成が複雑で量産性には不向きであるとともに安価な提供ができない欠点があり、実用化に難点を有するものである。
因って、本発明は前記従来題案されて、あまり実用化に至っていない実情に鑑みて疾患者等の咄嗟の使用や、あるいは普段のエチケット用として、さらには特に喫煙後の口腔内リンシングおよび消臭用としての使用が容易に行うことができるとともに口腔内リンシング後の吐液処理も一連の動作・操作にて簡単に処理することができ、しかも常時の携帯、処理後の携行を衛生的に簡単に遂行でき、特にタバコと同サイズに構成することにより喫煙用としての携行に最適であり、さらには量産に適し安価に実用性に富んだ口腔内リンシング用の口腔内リンシングパイプの提供を目的とするものである。
本発明の口腔内リンシングパイプは、吸引、吐下用パイプ部とこれに対する洗口剤部の回転操作により吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部を連通しつつ洗口剤部の洗口剤を吸引するとともに口腔内リンシングの吐下液を洗口剤部に吐下しつつ、これを当該洗口剤部に水密的に密閉処理することができるように構成したものである。
又、必要に応じて前記洗口剤部に吐下後の吐下液を処理剤を充填した吐下液処理部を回転かつ水密自在に連設し、前記吸引、吐下用パイプ部の回転操作に関連して当該吐液処理部内に口腔内リンシング後の吐下液を処理しつつ水密的に密閉処理することができるように構成したものである。
そして、本発明は前記目的を達成するため特に、請求項1の発明の口腔内リンシングパイプは、吸引、吐下用口部を備えるパイプ状の吸引、吐下用パイプ部と、当該吸引、吐下用パイプ部の連結部に、洗口剤を充填したパイプ状の洗口剤部を回転自在に連結するとともに前記吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連結部に隔壁を設けて水密的に連結し、かつ両連結部の両隔壁にそれぞれ連通孔を開口するとともに両連通孔を、前記吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作により連通あるいは隔絶密閉することができるように構成したことを特徴とするものである。
又、請求項2の発明は、請求項1の口腔内リンシングパイプにおいて、前記吸引、吐下用パイプ部と洗口部剤の両連結部の外壁あるいは内壁のいずれか一方の全周に回転用溝を穿設するとともに他方の連結部の外壁あるいは内壁の全周に係合用の環状突起を突設し、当該環状突起を前記一方の連結部の外壁あるいは内壁の回転用溝に係合することにより、前記吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作を、前記両連結部のいずれか一方の回転用溝に沿って他方の環状突起を走行し、必要箇所に係止せしめつつ回転することにより遂行することができるように構成したことを特徴とするものである。
さらに、請求項3の発明は、請求項1の口腔内リンシングパイプにおいて、前記吸引、吐下用パイプ部と洗口部剤の両連結部の外壁あるいは内壁のいずれか一方の全周のうちの一部に回転用溝を穿設するとともに他方の連結部の外壁あるいは内壁の全周のうちの一部に係合用の環状突起を突設し、当該環状突起を前記一方の連結部の外壁あるいは内壁の回転用溝に係合することにより、前記吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作を、前記両連結部のいずれか一方の回転用溝に沿って他方の環状突起を走行し、かつ前記回転用溝と環状突起により回転角度方向を規制して必要箇所に係止せしめつつ回転することにより遂行することができるように構成したことを特徴とする。
そして請求項4の発明は、請求項1の吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連結部の連通孔を、吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作による連通あるいは隔絶密閉操作は、吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連結部のいずれか一方の連結部に表記した位置合わせ用の表示部を、他方の連結部に表記した位置合わせ用の表示部に位置合わせすることにより、前記吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連通部における両連通孔を連通あるいは隔絶密閉することができるように構成したことを特徴とするものである。
さらに、請求項5の発明の口腔内リンシングパイプは、吸引、吐下用口部を備えるパイプ状の吸引、吐下用パイプ部と、当該吸引、吐下用パイプ部の連結部に、洗口剤を充填したパイプ状の洗口剤部を回転自在に連結するとともに前記吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連結部に隔壁を設けて水密的に連結し、かつ両連結部の両隔壁にそれぞれ連通孔を開口するとともに両連通孔を、前記吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作により連通あるいは隔絶密閉することができるように構成し、さらに前記洗口剤部の後側部の連結部に吐液処理剤を充填したパイプ状の吐液処理部を回転自在に連結するとともに洗口剤部と吐液処理部の両連結部に隔壁を設けて水密的に連結し、かつ当該両隔壁に連通孔を開口するとともに両連通孔を、前記洗口剤部に対する吐液処理部の回転操作により、連通あるいは隔絶密閉することができるように構成したことを特徴とするものである。
又、請求項6の発明は、前記吸引、吐下用パイプ部と洗口部剤の両連結部の外壁あるいは内壁のいずれか一方の全周に回転用溝を穿設するとともに他方の連結部の外壁あるいは内壁の全周に係合用の環状突起を突設し、当該環状突起を前記一方の連結部の外壁あるいは内壁の回転用溝に係合することにより、前記吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作を、前記両連結部のいずれか一方の回転用溝に沿って他方の環状突起を走行し、必要箇所に係止せしめつつ回転することにより遂行することができるように構成し、さらに前記洗口剤部と吐液処理部の両連結部の外壁あるいは内壁のいずれか一方の全周に回転用溝を穿設するとともに他方の連結部の外壁あるいは内壁の全周に係合用の環状突起を突設し、当該環状突起を前記一方の連結部の外壁あるいは内壁の回転用溝に係合することにより、前記洗口剤部に対する吐液処理部の回転操作を、前記両連結部のいずれか一方の回転用溝に沿って他方の環状突起を走行し、必要箇所に係止せしめつつ回転することにより遂行することができるように構成したことを特徴とするものである。
さらに、請求項7の発明は、請求項5の口腔内リンシングパイプにおいて、前記吸引、吐下用パイプ部と洗口部剤の両連結部の外壁あるいは内壁のいずれか一方の全周のうちの一部に回転用溝を穿設するとともに他方の連結部の外壁あるいは内壁の全周のうちの一部に係合用の環状突起を突設し、当該環状突起を前記一方の連結部の外壁あるいは内壁の回転用溝に係合することにより、前記吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作を、前記両連結部のいずれか一方の回転用溝に沿って他方の環状突起を走行し、かつ前記回転用溝と環状突起により回転角度方向を規制して必要箇所に係止せしめつつ回転することにより遂行することができるように構成し、さらに前記洗口剤部と吐液処理部の両連結部の外壁あるいは内壁のいずれか一方の全周のうちの一部に回転用溝を穿設するとともに他方の連結部の外壁あるいは内壁の全周のうちの一部に係合用の環状突起を突設し、当該環状突起を前記一方の連結部の外壁あるいは内壁の回転用溝に係合することにより、前記洗口剤部に対する吐液処理部の回転操作を、前記両連結部のいずれか一方の回転用溝に沿って他方の環状突起を走行し、かつ前記回転用溝と環状突起により回転角度方向を規制して必要箇所に係止せしめつつ回転することにより遂行することができるように構成したことを特徴とする。
そして、請求項7の発明は、前記吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連結部における吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作による連通あるいは隔絶密閉操作は、吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連結部のいずれか一方の連結部に表記した位置合わせ用の表示部を、他方の連結部に表記した位置合わせ用の表示部に位置合わせすることにより、前記吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連通部における両連通孔を連通あるいは隔絶密閉することができるように構成し、さらに、前記洗口剤部と吐液処理部の両連通部における、洗口剤部に対する吐液処理部の回転操作による連通あるいは隔絶密閉操作は、洗口剤部と吐液処理部の両連結部のいずれか一方の連結部に表記した位置合わせ用の表示部を、他方の連結部に表記した位置合わせ用の表示部に位置合わせすることにより、前記洗口剤部と吐液処理部の両連通部における両連通孔を連通あるいは隔絶密閉することができるように構成したことを特徴とするものである。
本願発明によれば、疾患者等の咄嗟の使用が容易に行うことができるとともに口腔内リンシング後の吐液処理も一連の動作・操作にて簡単に処理することができ、しかも常時の携帯、処理後の携行を衛生的に簡単に遂行できる。
さらには量産に適し安価に実用性に富んだ口腔内リンシング用の口腔内リンシングパイプを提供することができる。
さらには量産に適し安価に実用性に富んだ口腔内リンシング用の口腔内リンシングパイプを提供することができる。
図1〜3は、本発明の実施例を示すもので、図1は本発明の実施例1の口腔内リンシングパイプ1の平面図、図2は同拡大横断面図、図3は図2のA−A断面図である。
図1〜3において、2は吸引、吐下用パイプ部で、この吸引、吐下用パイプ部2は、前側部2aに吸引、吐下用口部3を設けるとともに後側部2bに連結部4を設け、パイプ状部材にて一体に形成してある。
そして、吸引、吐下用口部3については、使用の際の吸引、吐下時に口に咥えやすいように、外側に環状凹部3aを設けるとともに内側には、吐液の吐下をスムースに行うことができるように盃状部3bを設けることにより形成してある。
そして、吸引、吐下用口部3については、使用の際の吸引、吐下時に口に咥えやすいように、外側に環状凹部3aを設けるとともに内側には、吐液の吐下をスムースに行うことができるように盃状部3bを設けることにより形成してある。
又、4は、当該吸引、吐下用パイプ部2に回転自在、かつ水密的に連結する洗口剤部10の連結部11との連結部であって、吸引、吐下用パイプ部2の後側部2aの外周細径部4aの外周に環状突起4bを突設するとともに底部(吸引、吐下用パイプ部の後端底部)には連結部11との隔壁4cを設けることにより形成してある。
他方、10は、前記吸引、吐下用パイプ部2の連結部4に回転自在に連結した、洗口剤部で、この洗口剤部10は、前側部10aに前記吸引、吐下用パイプ部2の連結部4との連結部11を設けるとともに有底10bのパイプ状部材(吸引、吐下用パイプ部2と同一外径のパイプ部)により一体に形成してある。
そして、当該洗口剤部10内には、予め口腔内リンシングに必要な洗口剤(図示せず)を充填して、前記吸引、吐下用パイプ部2に連結することにより構成する。
当該洗口剤部10の連結部11は、前側部10aの内径を、前記吸引、吐下用パイプ部2の連結部4の外周細径部4aの外径に対応して形成した外嵌部11aを設けるとともに当該外嵌部11aの内周に、前記吸引、吐下用パイプ部2の連結部4の環状突起4bとの係合用の環状の回転溝11bを穿設し、さらに、吸引、吐下用パイプ部2の連結部4との隔壁11cを設けることにより形成してある。
さらに、前記吸引、吐下用パイプ部2の連結部4の隔壁4cと洗口剤部10の連結部11の隔壁11cには、それぞれ一方の連結部4,11の内径部の半分の半円部分を開口した連通孔4d、11dを設けることにより形成してある。
そこで、前記吸引、吐下用パイプ部2の連結部4と洗口剤部10の連結部11は、一方の連結部4の細径部4aに他方の連結部11の外嵌部11aを外嵌するとともに細径部4aの環状突起4bを環状の回転溝11bに係合しつつ外嵌することにより、吸引、吐下用パイプ部2に対して洗口剤部10を回転自在に連結することができるように構成してある。
そして、前記両連結部4,11における回転操作、即ち吸引、吐下用パイプ部2に対する洗口剤部10の回転操作により、当該吸引、吐下用パイプ部2に対して洗口剤部10を図1〜3の位置に停止、固定することにより図2,3に示すように両連結部4の隔壁4c、11cにおける半円部分の連通孔4d、11dを同一位置に位置合わせしつつ連通することができるように構成してある。
又、前記吸引、吐下用パイプ部2に対する洗口剤部4の回転操作により、前記両連通孔4d、11dの同一位置より更に回転し、すなわち同位置より半回転(左右いずれか一方に180°回転)することにより、一方の連結部4の隔壁4cが、他方の連結部10の連通孔11dを遮蔽し、同時に他方の連結部11の隔壁11cが一方の連結部4の連通孔4dを遮蔽し(図4参照)、両連結部4,11を水密的に隔絶しつつ連結することができるように構成してある。
そして、前記吸引、吐下用パイプ部2と洗口剤部10の両連結部4,11の連通孔4d、11dを吸引、吐下用パイプ部2に対する洗口剤部10の回転操作時の操作に際しては図1に示すように両連結部4,11の周面に位置合わせ用の表示部5,12を表記しておくことにより洗口剤部10を回転する際に、かかる表示部5,12を目印にしつつ操作することができる。
又、図1の表示部5に対する表示部12は、前記連通孔4d、11dを連通する操作となるが、逆に前記した両連通孔4d、11dを図4(b)に示すように両連結部4,11の両隔壁4c、11cにより遮蔽しつつ水密的に密閉する場合の位置合わせに際しては、図4(a)に示す如く、吸引、吐下用パイプ部2に対する洗口剤部10の回転操作には、連結部11の周面に前記表示部12との対向位置(すなわち洗口剤部10を図1の表示部5に対する表示部12の位置より左右いずれかの方向に180°回転した位置に相当)に表示部13を表記しておくことにより、これを吸引、吐下用パイプ部2の連結部4に表記される表示部5に位置合わせすることにより、図4(b)に示す隔壁4c、11cにて両連通孔4d、11dを遮蔽する状態に停止し両連結部4,11を水密的に密閉することができる。
さて、以上の構成から成る本実施例1の口腔内リンシングパイプ1は、図4に示す如く、吸引、吐下用パイプ部2に対して洗口剤部10内に充填される洗口剤を当該洗口剤部10内に水密的に密閉した状態下にて保管あるいは携行する。
そして、これを使用する場合には、先ず吸引、吐下用パイプ部2の吸引、吐下用口部3を口に咥えながら、洗口剤部10を手に持ちつつ回転操作し、図1に示す表示部5に対して表示部12を位置合わせすることにより連結部4,11の連通孔4d、11dを連通することができる(図2,3参照)。
この状態において、吸引することにより連通孔4d、11dを介して洗口剤部10内に充填されている洗口剤を口腔内に吸引することができるので、これにより口腔内のリンシングを遂行することができる。
さらに、かかる口腔内をリンシングした後の口腔内の処理液を吐下する場合には、リンシング後の吸引、吐下用口部3を咥える状態にて、吐下操作を行うことにより吸引、吐下用パイプ部2に吐下しつつ連結部4,11の連結孔4d、11dを介して洗口剤部10内に吐下処理することができる。
その後、口腔内のリンシング液を口腔内より吐下し終わった時点にて洗口剤部10を回転して、表示部5に対して洗口剤部10の連結部11の表示部13に位置合わせすることにより、洗口剤部10内に吐下した処理液を同洗口剤部10内に水密的に密閉処理することができる。
以上の説明から明らかなように本実施例1の口腔内リンシングパイプいによれば、使用に際しては、これを口に咥えるとともに手指による洗口剤部10の回転操作による一連の操作によって簡便、スピーディーに口腔内のリンシングを行うとともに吐下液の処理を完了することができる。
又、その動作は咄嗟にも他人に気を遣わずに行うことが可能である。
又、その動作は咄嗟にも他人に気を遣わずに行うことが可能である。
さらに、口腔内リンシングパイプ1はパイプ状部材(円筒状のパイプ材に限定されない)にて形成することができ、小型に構成でき保管、携行には極めて至便である。
同時に量産性にも富み安価に提供することができ、デザインについても豊富な実施が可能である。
同時に量産性にも富み安価に提供することができ、デザインについても豊富な実施が可能である。
尚、以上の図1〜4における実施に当たっては、かかる具体的な実施例1の実施に限らず、吸引、吐下用パイプ部2と洗口剤部10の連結部4,11の構成については、外周細径部4aに外嵌部11aを回転自在に嵌装して構成するとともに両連結部4,11を環状突起4bを環状の回転用溝11bに係合して連結する構成としたが、かかる構成に換えて図5(a)に示す如く環状突起4b、回転用溝11bを設けず単に外周細径部4aの外径に対する外嵌部11aの内径間の調整による強制的な嵌合により、水密的な嵌合状態を維持しつつ、かつ回転自在な連結をすることも可能である。
その他の構成は、前記した実施例1の図1〜4と同一構成にて実施する。又、両連結部4,11の連通孔4d、11dの構成については、両連結部4,11の隔壁4c,11cに半円状の連通孔4d,11dを開口することにより構成したが、図5(b)に示す如く、半円状の開口に換えて、扇形状の開口から成る連通孔4d,11dを開口することにより構成することも可能で、図5(b)の場合には、両連通孔4d,11dが連通する状態を示し、この状態から、洗口剤部10が左右いずれかの方向に180°回転することにより両連通孔4d、11dが両隔壁4c、11cにて遮蔽される状態については、連通孔11dを点線にて示すことにし、図1および図4と同様の構成により実施すれば足り、具体的な説明は省略する。
さらに、図1〜5における両連結部4,11の具体的な構成は、これを全く逆の構成とした実施が可能である。すなわち、両連結部4,11の構成において外周細経部4aと外嵌部11aを逆にする構成、環状突起4b、回転用溝11bを外周細経部4aの外周と外嵌部11aの内周にそれぞれ設けたが、これを全く逆の構成とする実施例を挙げることができる。
又、表示部5,12,13についても、目印的な表記に換えて、例えば「ON」、「OFF」あるいは「開」「閉」等の表示により実施することができ、加えて、前記環状突起4bと回転用溝11bによる回転操作上の機構あるいは図5(a)の回転機構に従来公知のクリック機構を設けることにより、両連結部4,11の回転操作上、当該クリック機構により、連通孔4d,11dの開閉操作を確認しつつ遂行することができるように実施することが可能である。
そして、連通孔4d,11dの開口形状についても、必要に応じて両連通孔4d,11d間の連通、密閉状態に応じて種々の形状、配設状態による実施が可能である。さらに洗口剤部10内に充填する洗口剤についても、必要に応じて適宜の洗口に適した洗口剤を選定しつつ実施する。
さらに、前記吸引、吐下用パイプ部2と洗口剤部10の連結部4,11の構成については、両連結部4,11の内外周壁に設ける図2〜4に示した環状突起4b、回転用溝11bをそれぞれ両連結部4,11の全周に設けた場合の実施例を示したのであるが、図6の拡大説明図に示す如く、例えば回転用溝11bについては、連結部11の内側壁の全周ではなく300°の範囲内に穿設するとともに環状突起4bについては、連結部4の外周壁には全周ではなく120°の範囲内に突設して形成することにより形成し、吸引、吐下用パイプ部2に対する洗口剤部10の回転ストロークを規制することができる。すなわち、図6の場合環状突起4bは、回転用溝11cの走行に当たり連結部11の内壁の全周のうち回転用溝11cの無い、図6の内壁の残存部分11eにより走行が規制される。
すなわち、環状突起4b、回転用溝11bの配設位置と範囲によって、吸引、吐下用パイプ部2に対する洗口剤部10の回転ストロークを規制することができ(図6の場合回転ストロークは180°に規制)、同規制と前記両連結部4,11の両隔壁4c、11cに設ける扇形状の開口から成る両連通孔4d、11dの配設位置および開口形状を組み合わせた構成とすることにより、吸引、吐下用パイプ部2に対する洗口剤部10の回転操作による両隔壁4c、11cの連通孔4d、11dにおける連通および水密的な密閉操作を適確に行うことができる。尚、図6の場合には、前記図5と同様に両連結部4,11の隔壁4c、11cに扇形状の開口から成る連結孔4d、11dを開口した場合を示す。
加えて、前記環状突起4b、回転用溝11bの配設構成に前記表示部5,12,13の表示を加えた実施が可能になる。
図7,8は本発明の実施例2を示すもので、図7は平面図、図8(a)、(b)は洗口剤部と吸湿剤部の連結部を示す拡大断面図である。
本実施例2の口腔内リンシングパイプ20は、前記実施例1の口腔内リンシングパイプ1の構成に加えて、洗口剤部10の後側部に吐液処理剤としての吸湿剤を充填した吐液処理部としての吸湿剤部30を回転自在且つ水密的に連結することにより構成したものである。
そして、吸引、吐下用パイプ部2および洗口剤部10の構成については、実施例1と同様の構成から成るものでその具体的な説明は省略するとともに図6,7において、同一構成部分は同一符号を示し説明は省略する。
以下には、吸湿剤部30と、これと洗口剤部10との両連結部15,31について、図6,7にて説明する。
以下には、吸湿剤部30と、これと洗口剤部10との両連結部15,31について、図6,7にて説明する。
前記吸湿剤部30は、当該吸湿剤部30(有底30b)内に、口腔内リンシング後の吐下液(洗口剤を含む)を吸湿することのできる吸湿剤(図示しない)を充填し、吸引、吐下用パイプ部2、洗口剤部10と同一外径のパイプ状部材にて一体に形成してある。
そして、洗口剤部10の後側部の連結部15との連結部31の構成については、前記実施例1の吸引、吐下用パイプ部2と洗口剤部10の両連結部4,11と同一の構成から成るものである。
すなわち、洗口剤部10の後側部10bに外周細経部15aを設け、当該外周細経部15aの外周に環状突起15aを突設するとともに隔壁15cを設け、かつこの隔壁15cには半円状の連通孔15dを開口することにより形成する。
他方、吸湿剤部30の前側部30aには、外嵌部31aの内周に、前記洗口剤部10の外周細経部15aの外周に突設した環状突起15bに回転自在に係合する環状の回転用溝31bを突設するとともに隔壁31cを設け、かつこの隔壁31cに半円状の連通孔31dを開口することにより形成する。
そこで、内部に吸湿剤を充填した後の吸湿剤部30を、その連結部31の外嵌部31aを洗口剤部10の連結部15の外周細経部15aに外嵌し、回転用溝31bに環状突起15bを係合することにより、洗口剤部10の後側部に回転自在に連結する。
そして、図7、8に示す場合には、洗口剤部10の連結部15の外周面に表記した表示部16に対して、吸湿剤部30を回転して、その連結部31の外周面に表記した表示部32を位置合わせして、停止することにより、両連結部15,31における、連通孔15d、31dを連通した状態にすることができる
又、両連結部15、31の連通孔15d、31dを水密的に密閉状態に連結する場合には、前記実施例1の吸引、吐下用パイプ部2と洗口剤部10の両連結部4,11と同様に吸引、吐下用パイプ部2に対する洗口剤部10の左右いずれかの方向に180°回転した位置の表示部12との対向位置に表記した表示部13と同様にして、吸湿剤部30の連結部31の外周表面に表示する表示部33(具体的に図示せず、図7においての表示部32との対向側の同一位置に表記したものとする)に位置合わせすることにより、両連通孔15d、31dは両連結部15,31の両隔壁15c、31cにより、それぞれ遮蔽され、水密的に密閉することができるように構成する。
そして、前記連結部15,31についても実施例1の図6に示される構成により実施が可能である。
以上の構成から成る実施例2の口腔内リンシングパイプ20については、保管あるいは携行する場合には、吸引、吐下用パイプ部2、洗口剤部10および吸湿剤部30の各連結部4,11,31はそれぞれ水密的に密閉された状態にて保管、携行する。
しかして、これを使用する場合には、前記実施例1と同様にして、吸引、吐下用パイプ部2の吸引、吐下用口部3を口にくわえながら、洗口剤部10の洗口剤を口腔内に吸引後口腔内を漱ぎ、これを終了した時点において、今度は、吸湿剤部30を、回転操作して、洗口剤部10の連結部15の表示部16に表示部32を位置合わせして保持する。
この保持状態下に口腔内のリンシング後の吐下液を吸引、吐下用口部3より吸引、吐下用パイプ部2内に吐下することにより吐下液は、同パイプ部2内より洗口剤部10を介して吸湿剤部30内に吐下され、同内部に充填される吸湿剤により吸湿処理することができる。
さらに、その後、洗口剤部10および吸湿剤部30をそれぞれの連結部4,11および連結部15,31において表示部5,15に対して表示部13,33を位置合わせすることにより各連結部4,11,15,31を水密的に密閉することにより、口腔内のリンシングおよび吐下液の処理を完了することができる。
以上のように本実施例2の口腔内リンシングパイプ20によれば実施例1の口腔内リンシングパイプ1と同様の作用効果をえられるとともに本実施例2の口腔内リンシングパイプ20の場合には、吐下後の吐下液を吸湿剤部30の吸湿剤により処理することができ、吐下後の管理をより衛生的に遂行することができる。
尚、前記実施例上、吸湿剤としては吸湿性高分子等のポリマあるいはその他の吐下液を所要の処理を行うのに適した種々の処理剤を適用しつつ実施することができ、その他実施例1の場合と同様に、種々の実施が可能であり、その実施例の具体的説明は省略する。
1 口腔内リンシングパイプ
2 吸引、吐下用パイプ部
2a 前側部
3 吸引、吐下用口部
3a 凹部
3b 盃状部
4 連結部
4a 外周細径部
4b 環状突起
4c 隔壁
4d 連通孔
5 表示部
10 洗口剤部
10a 前側部
10b 有底
11 連結部
11a 外嵌部
11b 環状の回転用溝
11c 隔壁
11d 連通孔
11e 内壁の残存部分
12 表示部
13 表示部
15 連結部
15a 外周細径部
15b 環状突起
15c 隔壁
15d 連通孔
30 吸湿剤部
30a 前側部
30b 有底
31 連結部
31a 外嵌部
31b 環状の回転用溝
31c 隔壁
31d 連通孔
32 表示部
33 表示部
2 吸引、吐下用パイプ部
2a 前側部
3 吸引、吐下用口部
3a 凹部
3b 盃状部
4 連結部
4a 外周細径部
4b 環状突起
4c 隔壁
4d 連通孔
5 表示部
10 洗口剤部
10a 前側部
10b 有底
11 連結部
11a 外嵌部
11b 環状の回転用溝
11c 隔壁
11d 連通孔
11e 内壁の残存部分
12 表示部
13 表示部
15 連結部
15a 外周細径部
15b 環状突起
15c 隔壁
15d 連通孔
30 吸湿剤部
30a 前側部
30b 有底
31 連結部
31a 外嵌部
31b 環状の回転用溝
31c 隔壁
31d 連通孔
32 表示部
33 表示部
Claims (8)
- 吸引、吐下用口部を備えるパイプ状の吸引、吐下用パイプ部と、当該吸引、吐下用パイプ部の連結部に、洗口剤を充填したパイプ状の洗口剤部を回転自在に連結するとともに前記吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連結部に隔壁を設けて水密的に連結し、かつ両連結部の両隔壁にそれぞれ連通孔を開口するとともに両連通孔を、前記吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作により連通あるいは隔絶密閉することができるように構成したことを特徴とする口腔内リンシングパイプ。
- 前記吸引、吐下用パイプ部と洗口部剤の両連結部の外壁あるいは内壁のいずれか一方の全周に回転用溝を穿設するとともに他方の連結部の外壁あるいは内壁の全周に係合用の環状突起を突設し、当該環状突起を前記一方の連結部の外壁あるいは内壁の回転用溝に係合することにより、前記吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作を、前記両連結部のいずれか一方の回転用溝に沿って他方の環状突起を走行し、必要箇所に係止せしめつつ回転することにより遂行することができるように構成したことを特徴とする請求項1記載の口腔内リンシングパイプ。
- 前記吸引、吐下用パイプ部と洗口部剤の両連結部の外壁あるいは内壁のいずれか一方の全周のうちの一部に回転用溝を穿設するとともに他方の連結部の外壁あるいは内壁の全周のうちの一部に係合用の環状突起を突設し、当該環状突起を前記一方の連結部の外壁あるいは内壁の回転用溝に係合することにより、前記吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作を、前記両連結部のいずれか一方の回転用溝に沿って他方の環状突起を走行し、かつ前記回転用溝と環状突起により回転角度方向を規制して必要箇所に係止せしめつつ回転することにより遂行することができるように構成したことを特徴とする請求項1記載の口腔内リンシングパイプ。
- 前記吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連結部の連通孔を、吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作による連通あるいは隔絶密閉操作は、吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連結部のいずれか一方の連結部に表記した位置合わせ用の表示部を、他方の連結部に表記した位置合わせ用の表示部に位置合わせすることにより、前記吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連通部における両連通孔を連通あるいは隔絶密閉することができるように構成したことを特徴とする請求項1記載の口腔内リンシングパイプ。
- 吸引、吐下用口部を備えるパイプ状の吸引、吐下用パイプ部と、当該吸引、吐下用パイプ部の連結部に、洗口剤を充填したパイプ状の洗口剤部を回転自在に連結するとともに前記吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連結部に隔壁を設けて水密的に連結し、かつ両連結部の両隔壁にそれぞれ連通孔を開口するとともに両連通孔を、前記吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作により連通あるいは隔絶密閉することができるように構成し、さらに前記洗口剤部の後側部の連結部に吐液処理剤を充填したパイプ状の吐液処理部を回転自在に連結するとともに洗口剤部と吐液処理部の両連結部に隔壁を設けて水密的に連結し、かつ当該両隔壁に連通孔を開口するとともに両連通孔を、前記洗口剤部に対する吐液処理部の回転操作により、連通あるいは隔絶密閉することができるように構成したことを特徴とする口腔内リンシングパイプ。
- 前記吸引、吐下用パイプ部と洗口部剤の両連結部の外壁あるいは内壁のいずれか一方の全周に回転用溝を穿設するとともに他方の連結部の外壁あるいは内壁の全周に係合用の環状突起を突設し、当該環状突起を前記一方の連結部の外壁あるいは内壁の回転用溝に係合することにより、前記吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作を、前記両連結部のいずれか一方の回転用溝に沿って他方の環状突起を走行し、必要箇所に係止せしめつつ回転することにより遂行することができるように構成し、さらに前記洗口剤部と吐液処理部の両連結部の外壁あるいは内壁のいずれか一方の全周に回転用溝を穿設するとともに他方の連結部の外壁あるいは内壁の全周に係合用の環状突起を突設し、当該環状突起を前記一方の連結部の外壁あるいは内壁の回転用溝に係合することにより、前記洗口剤部に対する吐液処理部の回転操作を、前記両連結部のいずれか一方の回転用溝に沿って他方の環状突起を走行し、必要箇所に係止せしめつつ回転することにより遂行することができるように構成したことを特徴とする請求項5記載の口腔内リンシングパイプ。
- 前記吸引、吐下用パイプ部と洗口部剤の両連結部の外壁あるいは内壁のいずれか一方の全周のうちの一部に回転用溝を穿設するとともに他方の連結部の外壁あるいは内壁の全周のうちの一部に係合用の環状突起を突設し、当該環状突起を前記一方の連結部の外壁あるいは内壁の回転用溝に係合することにより、前記吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作を、前記両連結部のいずれか一方の回転用溝に沿って他方の環状突起を走行し、かつ前記回転用溝と環状突起により回転角度方向を規制して必要箇所に係止せしめつつ回転することにより遂行することができるように構成し、さらに前記洗口剤部と吐液処理部の両連結部の外壁あるいは内壁のいずれか一方の全周のうちの一部に回転用溝を穿設するとともに他方の連結部の外壁あるいは内壁の全周のうちの一部に係合用の環状突起を突設し、当該環状突起を前記一方の連結部の外壁あるいは内壁の回転用溝に係合することにより、前記洗口剤部に対する吐液処理部の回転操作を、前記両連結部のいずれか一方の回転用溝に沿って他方の環状突起を走行し、かつ前記回転用溝と環状突起により回転角度方向を規制して必要箇所に係止せしめつつ回転することにより遂行することができるように構成したことを特徴とする請求項5記載の口腔内リンシングパイプ。
- 前記吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連結部における、吸引、吐下用パイプ部に対する洗口剤部の回転操作による連通あるいは隔絶密閉操作は、吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連結部のいずれか一方の連結部に表記した位置合わせ用の表示部を、他方の連結部に表記した位置合わせ用の表示部に位置合わせすることにより、前記吸引、吐下用パイプ部と洗口剤部の両連通部における両連通孔を連通あるいは隔絶密閉することができるように構成し、さらに、前記洗口剤部と吐下液処理剤の両連通部における、洗口剤部に対する吐下液処理部の回転操作による連通あるいは隔絶密閉操作は、洗口剤部と吐下液処理部の両連結部のいずれか一方の連結部に表記した位置合わせ用の表示部を、他方の連結部に表記した位置合わせ用の表示部に位置合わせすることにより、前記洗口剤部と吐下液処理部の両連通部における両連通孔を連通あるいは隔絶密閉することができるように構成したことを特徴とする請求項5記載の口腔内リンシングパイプ。
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JP2012171680A JP2014030517A (ja) | 2012-08-02 | 2012-08-02 | 口腔内リンシングパイプ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108853691A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-11-23 | 因诺唯特(武汉)科技有限公司 | 一种中心静脉导管 |
JP6593912B1 (ja) * | 2018-10-26 | 2019-10-23 | 日本たばこ産業株式会社 | エアロゾル生成装置の本体ユニット、エアロゾル生成装置及び非燃焼式吸引器 |
WO2020084795A1 (ja) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | 日本たばこ産業株式会社 | エアロゾル生成装置の本体ユニット、エアロゾル生成装置及び非燃焼式吸引器 |
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2012
- 2012-08-02 JP JP2012171680A patent/JP2014030517A/ja active Pending
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