JP2014030250A - 無線基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信サービスの品質を適切に向上させる。
【解決手段】 基地局1は、隣接基地局からの信号の受信レベルに基づいて、基地局1でカバーしていた通信エリアが隣接基地局でカバーできているのかを確認する。基地局1でカバーしていた通信エリアが隣接基地局でカバーできていることを確認できた場合に、基地局1は、隣接基地局へ送信電力変更停止通知を送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線基地局に関する。
無線通信システムにおいて、無線基地局のメンテナンス等が実施される場合、当該無線基地局は、送信電力を停止する処理(閉塞処理)を行う。この閉塞処理において、無線基地局は、無線端末によって新規に発生する呼を示す新規呼を受け付けないようにする。また、無線基地局は、無線端末と無線基地局との間で通信継続中である呼を示す既存呼が存在している場合には、当該既存呼が終了するのを待ち、終了後に送信電力を停止する。このような既存呼の終了を待つ処理は、予閉塞処理と称される。但し、閉塞処理の開始から所定時間経過しても既存呼が存在する場合には、無線基地局は、当該既存呼を強制的に切断し、送信電力を停止する(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−5395号公報
しかしながら、上述した従来の閉塞処理の手法では、無線端末は、閉塞処理前の無線基地局の通信エリア(セル)に位置していたとしても、閉塞処理によってセルの圏外に位置することになると、閉塞処理前は受け付け可能であった新規呼が受け付けられなくなる。すなわち、閉塞によって、通信サービスを受けることができなくなるエリアが生じる。
あるいは、無線端末は、閉塞処理によってセルの圏外に位置することになると、閉塞された無線基地局の周辺に位置する他の無線基地局、換言すれば、無線端末から離れた位置に存在する他の無線基地局に対して新規呼の受け付けを要求することになり、当該新規呼が受け付けられたとしても、通信品質が劣化する場合がある。
上述した従来の閉塞処理の手法では、閉塞処理の開始から所定時間経過すると、既存呼が強制切断されてしまうため、通信サービスの品質の劣化を招く。
上記問題点に鑑み、本発明は、無線基地局の閉塞処理中に一部のエリアで不通になることを抑止することで通信サービスの品質を適切に向上させる無線基地局を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、第1無線基地局(無線基地局1)と、前記第1無線基地局の周辺に位置する第2無線基地局(無線基地局2A乃至2F)とを含む無線通信システム(無線通信システム10)であって、前記第1無線基地局は、自無線基地局における閉塞処理を行う前に、前記第2無線基地局に対して所定の信号を送信する送信部(予閉塞開始通知送信部154)と、前記送信部によって前記所定の信号を送信した場合に、自無線基地局の送信電力を低下させる送信電力低下処理部(送信電力低下処理部156)とを備え、前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局からの前記所定の信号に従って、自無線基地局の送信電力を上昇させる送信電力上昇処理部(送信電力上昇処理部166)を備え、前記第1無線基地局は、更に、前記送信電力低下処理部によって自無線基地局の送信電力を低下させた場合、前記第2無線基地局からの信号のレベルを測定する測定部(測定部152)と、前記測定部によって測定された信号レベルが閾値以上になった前記第2無線基地局に対して、送信電力の変更を停止させる送信電力変更停止通知を送信する送信電力変更停止通知送信部(送信電力変更停止通知送信部159)とを備え、前記第2無線基地局は、更に、前記送信電力変更停止通知を受信したときに、前記送信電力の上昇を停止させる送信電力変更停止処理部(送信電力変更停止通知受信部168)とを備えることを要旨とする。
このような無線通信システムでは、予閉塞対象の第1無線基地局は、送信電力を低下させる。一方、第1無線基地局の周辺の第2無線基地局は、送信電力を上昇させる。第1無線基地局は、自無線基地局の送信電力を低下させた場合に、第2無線基地局からの信号のレベルを測定し、その測定された信号レベルが閾値以上になった第2無線基地局に対して、送信電力変更停止通知を送信する。第2無線基地局は、送信電力変更停止通知を受信したときに、送信電力の上昇を停止させる。したがって、第1無線基地局の通信エリアが狭くなると、第2無線基地局の通信エリアが広くなって、通信不可能なエリアが生じることを防止することにより、通信サービスの品質を劣化させることがない。また、第1無線基地局において第2無線基地局からの信号のレベルが測定されることにより、第1無線基地局でカバーしていた通信エリアが第2無線基地局でカバーできているのかを確認することが可能である。更に、カバーが完了している場合には第1無線基地局から第2無線基地局へ送信電力変更停止通知が送信されるため、カバーが完了した第2無線基地局については送信電力の上昇を停止させることが可能となり、第2無線基地局の送信電力が上昇し続け、干渉が大きくなってしまうことが防止される。
本発明の第2の特徴は、第1無線基地局と、前記第1無線基地局の周辺に位置する第2無線基地局とを含む無線通信システムであって、前記第1無線基地局は、自無線基地局における閉塞処理を行う前に、前記第2無線基地局に対して所定の信号を送信する送信部と、前記送信部によって前記所定の信号を送信した場合に、自無線基地局の送信電力を低下させる送信電力低下処理部とを備え、前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局からの前記所定の信号に従って、自無線基地局の送信電力を上昇させる送信電力上昇処理部を備え、前記第1無線基地局は、更に、前記送信電力低下処理部によって自無線基地局の送信電力を低下させた場合、前記第2無線基地局からの信号のレベルを測定する測定部と、前記測定部によって測定された信号レベルが閾値以上になった前記第2無線基地局に対して、送信電力の変更を停止させる送信電力変更停止通知を送信する送信電力変更停止通知送信部とを備え、前記送信電力上昇処理部は、前記送信電力変更停止通知を受信するまで、前記送信電力の上昇を継続することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、前記測定部は、前記送信電力低下処理部によって自無線基地局の送信電力をゼロにした場合、前記第2無線基地局からの信号のレベルを測定することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、前記測定部は、前記送信電力低下処理部によって自無線基地局の送信電力を低下させたことによって、既存呼がなくなった場合に、前記第2無線基地局からの信号のレベルを測定することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、第1無線基地局と、前記第1無線基地局の周辺に位置する第2無線基地局とを含む無線通信システムにおける閉塞制御方法であって、前記第1無線基地局が、自無線基地局における閉塞処理を行う前に、前記第2無線基地局に対して所定の信号を送信するステップと、前記第1無線基地局が、前記所定の信号を送信した場合に、自無線基地局の送信電力を低下させるステップと、前記第2無線基地局が、前記第1無線基地局からの前記所定の信号に従って、自無線基地局の送信電力を上昇させるステップと、前記第1無線基地局が、自無線基地局の送信電力を低下させた場合に、前記第2無線基地局からの信号のレベルを測定するステップと、前記第1無線基地局が、測定された信号レベルが閾値以上になった前記第2無線基地局に対して、送信電力の変更を停止させる送信電力変更停止通知を送信するステップと、前記第2無線基地局が、前記送信電力変更停止通知を受信したときに、前記送信電力の上昇を停止させるステップとを備えることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、第1無線基地局と、前記第1無線基地局の周辺に位置する第2無線基地局とを含む無線通信システムにおける閉塞制御方法であって、前記第1無線基地局が、自無線基地局における閉塞処理を行う前に、前記第2無線基地局に対して所定の信号を送信するステップと、前記第1無線基地局が、前記所定の信号を送信した場合に、自無線基地局の送信電力を低下させるステップと、前記第2無線基地局が、前記第1無線基地局からの前記所定の信号に従って、自無線基地局の送信電力を上昇させるステップと、前記第1無線基地局が、自無線基地局の送信電力を低下させた場合に、前記第2無線基地局からの信号のレベルを測定するステップと、前記第1無線基地局が、測定された信号レベルが閾値以上になった前記第2無線基地局に対して、送信電力の変更を停止させる送信電力変更停止通知を送信するステップと、前記第2無線基地局が、前記送信電力変更停止通知を受信するまで、前記送信電力の上昇を継続するステップとを備えることを要旨とする。
本発明によれば、無線基地局の閉塞処理中に一部のエリアで不通になることを抑止することで通信サービスの品質を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局の構成図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局内の制御部の第1の機能ブロック構成図である。 他の無線基地局の位置情報の一例を示す図である。 予閉塞開始通知の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局内の制御部の第2の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局の詳細な動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る予閉塞処理中の無線通信システムの全体概略構成図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、(1)無線通信システムの構成、(2)無線基地局の動作、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)無線通信システムの構成
まず、本発明の実施形態に係る無線通信システムの構成について、(1.1)無線通信システムの全体概略構成、(1.2)無線基地局の構成の順に説明する。
(1.1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。
図1に示すように、無線通信システム10は、無線基地局1と、当該無線基地局1の周辺に位置する他の無線基地局2A乃至2Fと、基地局制御装置6とを含む。この無線通信システム10は、無線端末5に対して、無線通信サービスを提供する。
無線基地局1は、所定の送信電力で無線信号を送信しており、通信エリアとしてのセル3を提供する。同様に、無線基地局2A乃至2Fは、それぞれ所定の送信電力で無線信号を送信しており、通信エリアとしてのセル4A乃至4Fを提供する。これらセル4A乃至4Fは、無線基地局2A乃至2Fを中心に放射状に複数のセクタ(不図示)に分割されている。図1において、無線端末5は、無線基地局1が提供するセル3に在圏している。このため、無線端末5は、無線基地局との間で、無線信号の送信及び受信を行うことができる。
基地局制御装置6は、無線基地局1と、無線基地局2A乃至2Fを制御する。基地局制御装置6は、不図示の有線回線によって、無線基地局1と、無線基地局2A乃至2Fを接続している。
本実施形態において、無線基地局1は、後述する隣接無線基地局における送信電力の上昇を停止させる前に、無線基地局1でカバーしていた通信エリアが隣接基地局でカバーできているのかを確認し、カバーできていることが確認された場合に、隣接基地局による送信電力の上昇を停止させる。
(1.2)無線基地局の構成
図2は、無線基地局1の構成図である。図2に示すように、無線基地局1は、制御部102、記憶部103、有線通信部104、無線通信部106及びアンテナ108を含む。なお、無線基地局2A乃至2Fも、無線基地局1と同様の構成である。
制御部102は、例えばCPUによって構成され、無線基地局1が具備する各種機能を制御する。記憶部103は、例えばメモリによって構成され、無線基地局1における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
有線通信部104は、基地局制御装置6との間で、データの送信及び受信を行う。無線通信部106は、RF回路、ベースバンド回路等を含み、変調及び復調、符号化及び復号等を行い、アンテナ108を介して、無線端末5との間で、無線信号の送信及び受信を行う。
図3は、無線基地局1内の制御部102の機能ブロック構成図である。図3に示すように、無線基地局1内の制御部102は、測定部152、予閉塞開始通知送信部154、送信電力低下処理部156、閉塞処理部158及び送信電力変更停止通知送信部159を含む。
測定部152は、無線基地局1と他の無線基地局である無線基地局2A乃至2F等との間の距離を測定する。具体的には、記憶部103には、自無線基地局である無線基地局1の経度及び緯度が記憶されている。また、記憶部103には、他の無線基地局2A乃至2F等の位置情報が記憶されている。図4は、他の無線基地局2A乃至2F等の位置情報の一例を示す図である。図4に示す他の無線基地局の位置情報は、対応する他の無線基地局のID(基地局ID)と、対応する他の無線基地局の位置である経度及び緯度とを含む。測定部152は、記憶部103に記憶されている無線基地局1の経度及び緯度と、他の無線基地局2A乃至2F等の経度及び緯度とに基づいて、無線基地局1と他の無線基地局2A乃至2F等との間の距離を測定する。
測定部152は、他の無線基地局2A乃至2F等からの信号の受信レベル(例えば、RSSI)を測定する。
予閉塞開始通知送信部154は、予閉塞処理が要求されたとき、測定部152によって測定された無線基地局1と他の無線基地局2A乃至2F等との間の距離に基づいて、無線基地局1との間の距離が所定の閾値以下となる他の無線基地局の基地局IDを特定する。ここでは、予閉塞開始通知送信部154は、無線基地局1からの距離が所定の閾値以下である他の無線基地局の基地局IDを特定するものとする。
予閉塞開始通知送信部154は、測定部152によって測定された他の無線基地局2A乃至2F等からの信号の受信レベルに基づいて、無線基地局1との距離が所定の閾値以下となる他の無線基地局のうち、当該他の無線基地局からの信号の受信レベル(例えば、RSSI)が所定値以上であるもの(ここでは無線基地局2A乃至2Fとする)を隣接基地局として決定する。
予閉塞開始通知送信部154は、無線基地局1が予閉塞を開始することを示す予閉塞開始通知(準備信号)を生成する。具体的には、予閉塞開始通知送信部154は、単位時間あたりの送信電力の低下量を示す送信電力低下率と、予閉塞の開始時刻とを含み、決定した隣接基地局の基地局IDを宛先として設定した予閉塞開始通知を生成する。ここで、予閉塞の開始時刻は、ネットワーク管理者等から予閉塞が要求されたときの時刻に所定時間(余裕分をもった時間)を加えた時刻である。
図5は、予閉塞開始通知の一例を示す図である。図5に示す予閉塞開始通知は、当該予閉塞開始通知の送信元の無線基地局の基地局ID(ここでは無線基地局1のID)と、宛先である隣接基地局の基地局IDと、予閉塞時の送信電力低下率と、予閉塞の開始時刻とを含む。
予閉塞開始通知送信部154は、生成した予閉塞開始通知を有線通信部104へ出力する。有線通信部104は、予閉塞開始通知を、基地局制御装置6を介して、隣接基地局へ送信する。
送信電力低下処理部156は、設定された予閉塞の開始時刻が到来すると、設定された送信電力低下率に応じて、アンテナ108からの送信電力を低下させるとともに、無線端末5からの新規呼を受け付けないようにする。
閉塞処理部158は、無線基地局1に対する既存呼が存在するか否かを判定する。既存呼が存在する場合、すなわち、無線端末5と無線基地局1との間で通信継続中の場合、送信電力低下処理部156による送信電力低下率に応じた送信電力の低下が継続され、一方、後述する隣接基地局における送信電力の上昇が継続される。送信電力低下処理部156による送信電力低下率に応じた送信電力の低下が継続されると、その後、無線端末5は、無線基地局1と通信することができなくなり、隣接基地局にハンドオーバを試みることになる。したがって、無線基地局1における送信電力の低下と、隣接基地局における送信電力の上昇とが継続されると、やがて、無線基地局1には既存呼は存在しなくなる。
一方、既存呼が存在しない場合には、閉塞処理部158は、アンテナ108からの送信電力をゼロにする制御(停波)を行う。
既存呼がなくなった場合、及び、アンテナ108からの送信電力がゼロになった場合のそれぞれにおいて、測定部152は、隣接基地局からの信号の受信レベル(RSSI等)を測定する。当該受信レベルが所定の閾値以上である場合、送信電力変更停止通知送信部159は、受信レベルが所定の閾値以上である信号の送信元である隣接基地局を宛先とする、送信電力変更停止通知を生成し、有線通信部104へ出力する。有線通信部104は、送信電力変更停止通知を、基地局制御装置6を介して、宛先である隣接基地局へ送信する。
図6は、他の無線基地局2A乃至2F等の制御部102の機能ブロック構成図である。図7に示すように、他の無線基地局2A乃至2F等の制御部102は、予閉塞開始通知受信部162、方向特定部164、送信電力上昇処理部166及び送信電力変更停止通知受信部168を含む。
予閉塞開始通知受信部162は、基地局制御装置6及び有線通信部104を介して、無線基地局1からの予閉塞開始通知を受信する。
方向特定部164は、予閉塞開始通知の送信元である無線基地局1の方向を特定する。
具体的には、記憶部103には、無線基地局1内の記憶部103と同様、自無線基地局の経度及び緯度が記憶されている。また、記憶部103には、自無線基地局以外の無線基地局の位置情報が記憶されている。
方向特定部164は、予閉塞開始通知内の送信元基地局IDを抽出し、記憶部103に記憶されている他の無線基地局の位置情報のうち、抽出した送信元基地局IDを含む位置情報を特定する。方向特定部164は、特定した位置情報内の経度及び緯度、換言すれば、予閉塞開始通知の送信元である無線基地局1の経度及び緯度と、記憶部103に記憶されている自無線基地局の経度及び緯度とに基づいて、無線基地局1の方向を特定する。
送信電力上昇処理部166は、予閉塞開始通知内の送信電力低下率に基づいて、単位時間あたりの送信電力の上昇量(送信電力上昇率)を設定する。具体的には、送信電力上昇処理部166は、単位時間あたりの送信電力の上昇量を、送信電力低下率によって示される、単位時間あたりの送信電力の減少量の絶対値に一致させる。
送信電力上昇処理部166は、予閉塞開始通知内の予閉塞の開始時刻が到来すると、設定した送信電力上昇率に応じて、アンテナ108からの送信電力を上昇させる。この際、送信電力上昇処理部166は、自セルを構成するセクタのうち、方向特定部164によって特定された方向のセクタに向かう送信電力のみを上昇させる。
送信電力変更停止通知受信部168は、基地局制御装置6及び有線通信部104を介して、無線基地局1からの送信電力変更停止通知を受信する。
送信電力変更停止通知を受信した場合、送信電力変更停止通知受信部168は、送信電力上昇処理部166によるアンテナ108からの送信電力の上昇を停止させ、上昇した分の送信電力を維持する制御を行う。
送信電力変更停止通知受信部168によって送信電力変更停止通知が受信され、送信電力の上昇を停止させる制御が行われるまでは、送信電力上昇処理部166は、アンテナ108からの送信電力の上昇を継続する。そして、送信電力変更停止通知受信部168によって送信電力変更停止通知が受信され、送信電力の上昇を停止させる制御が行われた場合に、送信電力上昇処理部166は、アンテナ108からの送信電力の上昇を停止させ、上昇した分の送信電力を維持する制御を行う。
(2)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作を説明する。図7は、無線通信システム10の動作を示すフローチャートである。
ステップS100において、無線基地局1内の制御部102の測定部152は、無線基地局1と他の無線基地局との間の距離を測定すると共に、他の無線基地局の受信レベルを測定する。
予閉塞処理が要求されたとき、ステップS101において、無線基地局1内の制御部102の予閉塞開始通知送信部154は、測定部152によって測定された他の無線基地局との間の距離と、他の無線基地局からの信号の受信レベルとに基づいて、無線基地局1との距離が所定の閾値以下となる他の無線基地局のうち、当該他の無線基地局からの信号の受信レベルが所定値以上であるものを隣接基地局として決定する。無線基地局1内の制御部102の予閉塞開始通知送信部154は、送信電力低下率と、予閉塞の開始時刻とを含み、隣接基地局を宛先として設定した予閉塞開始通知(準備信号)を生成する。
ステップS102において、無線基地局1内の制御部102の予閉塞開始通知送信部154は、基地局制御装置6に向けて、予閉塞開始通知を送信する。基地局制御装置6は、無線基地局1からの予閉塞開始通知を受信する。ステップS103において、基地局制御装置6は、隣接基地局に向けて、予閉塞開始通知を送信する。隣接基地局の制御部102の予閉塞開始通知受信部162は、基地局制御装置6からの予閉塞開始通知を受信する。
ステップS104において、隣接基地局の制御部102の方向特定部164は、無線基地局1の方向を特定する。
その後、ステップS105において、無線基地局1内の制御部102の送信電力低下処理部156は、設定された予閉塞の開始時刻が到来すると、設定された送信電力低下率に応じて、アンテナ108からの送信電力を低下させるとともに、無線端末5からの新規呼を受け付けないようにする。
一方、ステップS106において、隣接基地局の制御部102の方向特定部164は、特定した無線基地局1の方向と一致する方向のセクタを送信電力の上昇対象のセクタとして特定する。隣接基地局の制御部102の送信電力上昇処理部166は、受信した予閉塞開始通知に含まれる送信電力低下率に応じて、送信電力上昇率を設定する。隣接基地局の制御部102の送信電力上昇処理部166は、受信した予閉塞開始通知に含まれる予閉塞の開始時刻が到来すると、設定した送信電力上昇率に応じて、アンテナ108からの送信電力を上昇させる。
ステップS107において、無線基地局1内の制御部102の閉塞処理部158は、無線基地局1に対する既存呼が存在するか否かを判定する。既存呼が存在する場合には、ステップS105における、無線基地局1での送信電力の低下と、ステップS106における隣接基地局での送信電力の上昇とが継続される。なお、ステップS107の判定は周期的に実行される。
無線端末5と無線基地局1との間で通信継続中の場合、換言すれば、既存呼が存在する場合、無線基地局1が送信電力低下率に応じて送信電力を低下させると、その後、無線端末5は、無線基地局1と通信することができなくなり、隣接基地局にハンドオーバを試みることになる。したがって、無線基地局1における送信電力の低下と、隣接基地局における送信電力の上昇とが継続されると、やがて、無線基地局1には既存呼は存在しなくなる。
一方、既存呼が存在しない場合には、ステップS108において、無線基地局1内の制御部102の閉塞処理部158は、アンテナ108からの送信電力をゼロにする制御(停波)を行う。
ステップS109において、無線基地局1内の制御部102の閉塞処理部158は、隣接基地局からの信号の受信レベルを測定し、当該受信レベルが所定の閾値以上になったか否か判定する。
受信レベルが所定の閾値以上となった場合、ステップS110において、無線基地局1内の制御部102の送信電力変更停止通知送信部159は、基地局制御装置6を介して、該当する隣接基地局に送信電力変更停止通知を送信する。基地局制御装置6は、無線基地局1からの送信電力変更停止通知を受信する。
ステップS111において、基地局制御装置6は、受信した送信電力変更停止通知を、隣接基地局へ送信する。隣接基地局の制御部102の送信電力変更停止通知受信部168は、基地局制御装置6からの送信電力変更停止通知を受信する。
ステップS112において、隣接基地局の制御部102の送信電力変更停止通知受信部168は、送信電力上昇処理部166によるアンテナ108からの送信電力の上昇を停止させ、上昇した分の送信電力を維持する制御を行う。
図8は、無線基地局1の詳細な動作を示すフローチャートである。なお、以下において、無線基地局1と他の無線基地局との間の距離や他の無線基地局の受信レベルは既知であるものとする。
予閉塞処理が要求されたとき、ステップS201において、制御部102の測定部152は、他の無線基地局のうち、無線基地局1との距離が所定の閾値以下であり、無線基地局1における受信レベルが所定値以上であるものを隣接基地局として決定する。
ステップS202において、制御部102の予閉塞開始通知送信部154は、基地局制御装置6に向けて、送信電力低下率と、予閉塞の開始時刻とを含み、隣接基地局を宛先として設定した予閉塞開始通知を送信する。
その後、ステップS203において、制御部102の送信電力低下処理部156は、設定した予閉塞の開始時刻が到来すると、設定した送信電力低下率に応じて、アンテナ108からの送信電力を低下させる処理を開始するとともに、新規呼の受付を停止する。
送信電力の低下処理が開始され、新規呼の受付が停止された後、ステップS204において、制御部102の閉塞処理部158は、無線基地局1に対する既存呼が存在するか否かを判定する。既存呼が存在する場合には、ステップS205において、制御部102の送信電力低下処理部156による、アンテナ108からの送信電力の低下処理が継続される。その後、ステップS204における既存呼の有無判定以降の動作が繰り返される。従って、既存呼が存在する間は、制御部102の送信電力低下処理部156による、アンテナ108からの送信電力の低下処理が継続されることになる。
一方、ステップS204において、既存呼が存在しないと判定された場合、ステップS206において、制御部102の閉塞処理部158は、アンテナ108からの送信電力をゼロにする制御(停波)を行う。
ステップS207において、制御部102の閉塞処理部158は、隣接基地局からの信号の受信レベルの測定を開始し、当該受信レベルが所定の閾値以上になったか否か判定する。
受信レベルが所定の閾値以上になった場合、ステップS208において、制御部102の送信電力変更停止通知送信部159は、該当する隣接基地局に送信電力変更停止通知を送信する。一方、受信レベルが閾値未満である場合には、再度、ステップS207における受信レベルの判定が繰り返される。
(3)作用・効果
本発明の実施形態に係る無線通信システム10において、無線基地局1は、送信電力を低下させる一方、当該無線基地局1の周辺の隣接基地局は、送信電力を上昇させる。
図9は、予閉塞処理中の無線通信システム10の全体概略構成図である。図9を図1と比較すると、無線基地局1の通信エリアであるセル3が狭くなる一方、隣接基地局である無線基地局2A乃至2Fの通信エリアであるセル4A乃至4Fが広くなっており、通信不可能なエリアが生じて、新規呼が受け付けられなくなることが防止される。
無線基地局2A乃至2Fの通信エリアであるセル4A乃至4Fが広くなることによって、予閉塞処理前に無線基地局1のセル3内に存在した無線端末5からの既存呼が、隣接基地局である無線基地局2A乃至2Fにハンドオーバでき、その既存呼の通信における品質は維持される。
無線基地局1における送信電力の低下率と、隣接基地局における送信電力の上昇率とは、絶対値が等しくなっている。無線基地局1における送信電力の低下と、隣接基地局における送信電力の上昇とは、開始タイミングの同期がとられている。無線基地局1の送信電力は、徐々に低下する一方、隣接基地局の送信電力は、無線基地局1の送信電力の低下の度合いに応じて、徐々に上昇する。
このため、予閉塞処理前に無線基地局1のセル3内に存在し、予閉塞処理中に無線基地局1のセル3の圏外に存在する無線端末5(図1及び図9参照)は、予閉塞処理中に、ハンドオーバによって接続先を無線基地局1から隣接基地局である無線基地局2A乃至2Fの何れかに切り替えて通信を継続することができ、既存呼の強制切断が防止され、常に予閉塞処理が行われるようになる。
無線基地局1は、自無線基地局の所定圏内にある隣接基地局に予閉塞開始通知を送信し、当該隣接基地局の送信電力を上昇させることによって、自無線基地局のセル3を他の無線基地局のセルでカバーする。このため、自無線基地局の所定圏外の他の無線基地局に影響を及ぼすことがない。すなわち、無線基地局1が、所定圏外の他の無線基地局に予閉塞開始通知の送信を送信することによって、不要に送信電力を上昇させ、さらに処理負担が増加することを抑えることができる。
仮に、無線基地局1の所定圏内にある隣接基地局である無線基地局2A乃至2Fのセル4A乃至4Fがそれぞれ真円状に拡大すると、隣接基地局のセル同士が重なる領域が広くなるため、隣接基地局である無線基地局2乃至2Fは、無線基地局1の方向を特定し、当該方向のセクタに向かう送信電力のみを増加させ、他の方向の送信電力については増加させない。このため、隣接基地局のセル同士が重なる領域が広くなることによる干渉の増大が防止される。
無線基地局1は、隣接基地局に対して、送信電力上昇停止通知を送信し、当該送信電力上昇停止通知を受信した隣接基地局は、送信電力の上昇制御を停止して、送信電力を所定値に維持する。従って、隣接基地局の送信電力が上昇し続け、その結果、干渉が大きくなってしまうことが防止される。
無線基地局1は、隣接基地局の送信電力の上昇を停止させる前に、当該隣接基地局からの信号の受信レベルに基づいて、無線基地局1でカバーしていた通信エリアが隣接基地局でカバーできているのかを確認する。無線基地局1でカバーしていた通信エリアが隣接基地局でカバーできていることを確認した場合に、無線基地局1は、隣接基地局へ送信電力変更停止通知を送信する。
一方、隣接基地局は、送信電力変更停止通知を受信するまでは、送信電力の上昇を継続し、送信電力変更停止通知を受信した場合に、隣接基地局の送信電力の上昇を停止させる制御を行う。
このため、予閉塞処理に伴い、通信エリアが一時的に不通の状態にすることなく、安定した通信サービスを無線端末に提供することができる。更に、カバーが完了している隣接基地局については送信電力の上昇を停止させることが可能となり、当該隣接基地局の送信電力が上昇し続け、干渉が大きくなってしまうことが防止される。
(4)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、無線基地局1は、予閉塞開始通知や既存呼不存在通知を、基地局制御装置6を介して無線基地局2A乃至2Fへ送信したが、基地局制御装置を介さずに、直接に無線基地局2A乃至2Fへ送信してもよい。
上述した実施形態では、予閉塞対象の無線基地局1が送信電力を低下させ、当該無線基地局1の周辺に位置する無線基地局2A乃至2Fが送信電力を上昇させる場合について説明したが、無線基地局2A乃至2Fの何れかが予閉塞対象となって送信電力を低下させ、無線基地局1が送信電力を上昇させる場合にも、同様に本発明を適用することができる。この場合、無線基地局2A乃至2F内の制御部102は、図2に示す機能ブロック構成となり、無線基地局1内の制御部102は、図6に示す機能ブロック構成となる。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の無線通信システム、無線基地局及び閉塞制御方法は、通信サービスの品質の劣化を防止しており、無線通信システム等として有用である。
1…無線基地局、2A〜2F…無線基地局、3…セル、4A〜4F…セル、5…無線端末、6…基地局制御装置、10…無線通信システム、102…制御部、103…記憶部、104…有線通信部、106…無線通信部、108…アンテナ、152…測定部、154…予閉塞開始通知送信部、156…送信電力低下処理部、158…閉塞処理部、159…送信電力変更停止通知送信部、162…予閉塞開始通知受信部、164…方向特定部、166…送信電力上昇処理部、168…送信電力変更停止通知受信部

Claims (1)

  1. 制御部を備え、前記制御部は、自局の送信電力を低下させて、且つ、他の無線基地局が送信電力を上昇させている状態において、前記他の無線基地局によって自局のエリアがカバーできていることを確認できた場合には、前記他の無線基地局に対して、当該他の無線基地局の送信電力上昇を停止させるための指示を行う、ことを特徴とする無線基地局。
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