JP2014029563A5 - - Google Patents

Description

（ｖｉ）面内位相差が５ｎｍ以下であり、フィルム長手方向の破断伸度が１０％以上、幅方向の破断伸度が１０％以上、フィルム長手方向の破断伸度／フィルムの幅方向の破断伸度が２以下であり、かつ、ゴム成分を含有しないことを特徴とするアクリル系保護フィルム。

上説した条件下で二軸延伸を施すことで、ゴム成分を配合せずにフィルム長手方向の破断伸度が１０％以上、幅方向の破断伸度が１０％以上、（長手方向の破断伸度／幅方向の破断伸度）が２以下、かつ面内位相差が１０ｎｍ以下の光学用アクリル系二軸延伸フィルムを得ることができる。

〔参考例２〜３〕
延伸条件を変更した以外は実施例１と同様の方法で二軸延伸フィルムを作成し、得られた二軸延伸フィルムの機械特性および光学特性測定した。延伸条件と二軸延伸フィルムの機械特性および光学特性を表１に示す。

Claims (5)

1. 面内位相差が５ｎｍ以下であり、フィルム長手方向の破断伸度が３３％以上、幅方向の破断伸度が３３％以上、フィルム長手方向の破断伸度／フィルムの幅方向の破断伸度が２以下であり、かつ、ゴム成分を含有しないことを特徴とするアクリル系保護フィルム。
2. フィルム長手方向の破断強度が８５ＭＰａ以上、幅方向の破断強度が８７ＭＰａ以上であることを特徴とする請求項１に記載のアクリル系保護フィルム。
3. 二軸延伸で製造されることを特徴とする請求項１または２に記載のアクリル系保護フィルム。
4. 請求項１〜３の何れか１項に記載のアクリル系保護フィルムを用いてなることを特徴とする偏光子保護フィルム。
5. 請求項４に記載の偏光子保護フィルムを少なくとも１枚含む偏光板。