JP2014026566A - ジェスチャ検出装置、ジェスチャ検出方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ジェスチャ検出装置は、複数フレーム分の撮影画像に基づいて、物体の動きについての軌跡を検出する軌跡検出手段と、軌跡検出手段によって検出された軌跡に対して周波数解析を行う周波数解析手段と、周波数解析手段による周波数解析の結果に基づいて、所定の周波数範囲において所定値以上のピークが発生している場合に、所定のジェスチャが行われたと判定するジェスチャ検出手段と、を備える。これにより、人物が移動している最中に所定のジェスチャを行った場合にも、そのようなジェスチャを適切に検出することができる。
【選択図】図2
Description
まず、図1を参照して、本実施例の基本概念について説明する。図1に示すように、本実施例では、所定の空間をカメラ2にて撮影することで得られた撮影画像(動画像)に基づいて、人物が当該所定の空間で行った所定のジェスチャを検出する。例えば、本実施例では、人物が移動中(歩行中)に行った手振りを検出することを図っている。
次に、図2を参照して、本実施例に係るジェスチャ検出装置1の構成について説明する。ここでは、ジェスチャ検出装置1が行う処理の概要について簡単に説明する。
以下では、ジェスチャ検出装置1内の軌跡検出部11、周波数解析部12及びジェスチャ検出部13が行う処理内容について詳細に説明する。具体的には、「オプティカルフロー算出」、「フロー追跡」、「関数当てはめ」、「周波数解析」、「手振り検出」について説明する。
まず、軌跡検出部11が行うオプティカルフローの算出について説明する。
次に、軌跡検出部11が上記したオプティカルフローの算出の後に行う、フロー追跡について説明する。
次に、周波数解析部12が上記した軌跡検出部11によるフロー追跡の後に行う、関数当てはめについて説明する。
次に、周波数解析部12が上記した関数当てはめの後に行う、周波数解析について説明する。
次に、ジェスチャ検出部13が上記した周波数解析部12による周波数解析の後に行う、手振り検出について説明する。ジェスチャ検出部13は、周波数解析部12による周波数解析によって得られたパワースペクトルに基づいて、所定の周波数範囲において所定値以上のピークが発生している場合に、手振りが行われたと判定する。具体的には、ジェスチャ検出部13は、手振りに応じた周波数範囲(例えば3〜6[Hz])において、パワースペクトルにおける強度が所定値以上となっている場合に、手振りが行われたと判定する。この場合、ジェスチャ検出部13は、パワースペクトルにおける強度が所定値以上である場合に特異点が存在するものと判断し、その特異点の位置(画像上の位置)を手振りが行われた位置として検出する。つまり、ジェスチャ検出部13は、1つの画素について得られたパワースペクトルにおいて、所定の周波数範囲で強度が所定値以上となっている場合に、当該画素は特異点であると判断する、つまり当該画素の位置を手振りが行われた位置として検出する。例えば、ジェスチャ検出部13は、図7に示すような周波数解析結果が得られた場合には、3[Hz]においてパワースペクトルにおける強度がかなり大きくなっていることから、その周波数解析結果が得られた画像の位置を手振りが行われた位置として検出する。
次に、図9を参照して、本実施例においてジェスチャ検出装置1が行う処理フローについて説明する。なお、当該フローは、撮影画像を構成する各画素ごとに並列に実行される。
以上説明した本実施例によれば、人物の手振りを適切に検出することができる。具体的には、人物が移動している最中に行った手振りを適切に検出することができる。また、本実施例では、人物の動作解析の手がかりとしてオプティカルフローを用い、人物の姿勢解析などを行わないため、姿勢解析などを行う場合と比較して処理量を低減することができる。
以下では、上記の実施例に好適な変形例について説明する。なお、下記の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施例に適用することができる。
変形例1は、撮影画像を得るためのカメラ2に、距離画像センサを適用するものである。距離画像センサを用いた場合には、撮影画像中の人物などの距離が分かるため、人物などの位置を連続的に精度良く取得することができる。また、撮影画像において色が似ているような箇所についても、適切に動きを検出することができる。加えて、赤外カメラを更に適用した場合には、暗闇などでも適切に動きを検出することができる。
変形例2は、軌跡に対して当てはめる関数を適宜変更するものである。つまり、軌跡に対して当てはめる関数を複数用意し、状況などに応じて、用いる関数を変更することができる。また、状況などに応じて、複数の関数を組み合わせて用いることができる。例えば、カメラ2が機械的に振動しているような特殊な環境で検出を行う場合に、そのような振動成分を除去するための関数を、上記した人物の移動などに起因する成分を除去するための関数と合わせて用いることができる。
上記した実施例では、撮影画像中の物体の動きを検出する手法として、オプティカルフローを用いる手法を示したが、オプティカルフローを用いることに限定はされない。動きを検出する手法としては、公知の種々の手法を適用することができる。
上記では、周波数解析を行う前に関数当てはめを行う実施例を示した。つまり、実施例では、軌跡に対して所定の関数を当てはめ、当てはめた関数と軌跡との残差に対して周波数解析を行っていた。変形例4では、このような関数当てはめを行わずに、周波数解析を行う。具体的には、変形例4では、軌跡検出部11によって求められた軌跡に対して周波数解析を直接行う。これによっても、人物が手振りを行っている場合には、手振りに応じた周波数範囲においてピークが生じるようなパワースペクトルが得られるものと考えられる。
上記では、所定のジェスチャとして手振りを検出する実施例を示したが、手振りを検出することに限定はされない。手振り以外にも、ある程度の周期性をもってなされる人物の動作を、所定のジェスチャとして検出することができる。例えば、人物の首振りなどを検出することができる。
本発明は、テレビや、ホームAVや、各種の家電についての、ジェスチャ操作インタフェースとして好適に適用することができる。
2 カメラ
11 軌跡検出部
12 周波数解析部
13 ジェスチャ検出部
14 記憶部
Claims (9)
- 複数フレーム分の撮影画像に基づいて、物体の動きについての軌跡を検出する軌跡検出手段と、
前記軌跡検出手段によって検出された前記軌跡に対して周波数解析を行う周波数解析手段と、
前記周波数解析手段による前記周波数解析の結果に基づいて、所定の周波数範囲において所定値以上のピークが発生している場合に、所定のジェスチャが行われたと判定するジェスチャ検出手段と、を備えることを特徴とするジェスチャ検出装置。 - 前記周波数解析手段は、前記軌跡検出手段によって検出された前記軌跡に対して所定の関数を当てはめ、当てはめた前記所定の関数と前記軌跡との残差に対して前記周波数解析を行うことを特徴とする請求項1に記載のジェスチャ検出装置。
- 前記周波数解析手段は、前記所定の関数と前記軌跡との残差を、前記所定のジェスチャに起因する成分が含まれている可能性があるものとして扱い、当該残差に対して前記周波数解析を行うことを特徴とする請求項2に記載のジェスチャ検出装置。
- 前記ジェスチャ検出手段は、前記所定の周波数範囲として手振りに応じた周波数範囲を用いて、前記所定のジェスチャとして手振りを検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のジェスチャ検出装置。
- 前記軌跡検出手段は、前記複数フレームとして、前記手振りに応じた周波数範囲に基づいたフレーム数を用いることを特徴とする請求項4に記載のジェスチャ検出装置。
- 前記軌跡検出手段は、前記複数フレームの各々から、前記物体の動きをオプティカルフローとして求め、前記複数フレームの各々から求められた前記オプティカルフローを追跡することで、前記軌跡を検出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のジェスチャ検出装置。
- 前記ジェスチャ検出手段は、前記ピークに対して用いる前記所定値を、前記周波数解析の結果に応じて変更することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のジェスチャ検出装置。
- ジェスチャ検出装置によって実行されるジェスチャ検出方法であって、
複数フレーム分の撮影画像に基づいて、物体の動きについての軌跡を検出する軌跡検出工程と、
前記軌跡検出工程によって検出された前記軌跡に対して周波数解析を行う周波数解析工程と、
前記周波数解析工程による前記周波数解析の結果に基づいて、所定の周波数範囲において所定値以上のピークが発生している場合に、所定のジェスチャが行われたと判定するジェスチャ検出工程と、を備えることを特徴とするジェスチャ検出方法。 - コンピュータを有するジェスチャ検出装置によって実行されるプログラムであって、
前記コンピュータを、
複数フレーム分の撮影画像に基づいて、物体の動きについての軌跡を検出する軌跡検出手段、
前記軌跡検出手段によって検出された前記軌跡に対して周波数解析を行う周波数解析手段、
前記周波数解析手段による前記周波数解析の結果に基づいて、所定の周波数範囲において所定値以上のピークが発生している場合に、所定のジェスチャが行われたと判定するジェスチャ検出手段、として機能させることを特徴とするプログラム。
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CN116883946A (zh) * | 2023-07-24 | 2023-10-13 | 武汉星巡智能科技有限公司 | 老人异常行为实时检测方法、装置、设备及存储介质 |
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- 2012-07-30 JP JP2012168074A patent/JP6109505B2/ja not_active Expired - Fee Related
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