JP2014026300A - ステージ装置及び試料搬送装置並びに位置決め制御方法 - Google Patents

ステージ装置及び試料搬送装置並びに位置決め制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】摺動面特性が駆動条件や経時変化に応じて非線形に変化する場合でも、常に高精度での位置決めを可能にする。
【解決手段】試料搬送装置及びステージ装置として、摺動機構を有する搬送又は移動機構と、搬送又は移動機構を駆動するアクチュエータと、初期駆動条件と目標位置に対する停止誤差量の関係を学習する機能を有し、初期駆動条件から停止誤差量を推定する演算部201と、初期駆動条件の一つである目標位置と推定された停止誤差量とに基づいてアクチュエータの実駆動条件を演算し、アクチュエータを制御する制御部200とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、摺動機構を有するステージ装置及び試料搬送装置並びに位置決め制御方法に関する。
半導体デバイスの加工や検査に用いられる半導体検査装置や半導体製造装置(例えば荷電粒子線装置や縮小投影露光装置)には、半導体試料を移動させる機構として試料搬送装置やステージ装置が用いられている。一般に、試料搬送装置やステージ装置には摺動機構が用いられるが、特許文献2に示すように、摺動機構を用いないステージ装置も提案されている。
しかし、摺動機構を用いないステージ装置や試料搬送装置は、装置構成が大型化し、装置価格も高額になる欠点がある。そのため、多くのステージ装置や試料搬送装置では、依然として、摺動機構が用いられている。
ところで、摺動機構の摺動面特性は、目標位置、速度、加速度などの駆動条件や経時変化により変化することが知られている。そこで、特許文献1には、摺動面特性に応じた位置ずれ情報を使用してステージを駆動制御する仕組みが開示されている。
特開平11−271184号公報 特開2001−102429号公報
「インテリジェント制御システム ファジィ・ニューロ・GA・カオスによる知的制御」:共立出版株式会社 田中一男編著
特許文献1は、ステージ装置の目標位置に応じたオフセット量をパラメータとして記憶し、ステージ装置の駆動時に用いることで摺動抵抗による位置ずれを補正する技術を開示する。しかし、摺動面特性は非線形性を有し、さらに、ステージ装置の停止位置だけでなく、駆動方向によっても特性が異なることがある。また、ステージ装置の摺動面特性は駆動条件や経時変化によっても変動する。
仮に、特許文献1に開示されている技術を半導体検査装置に適用した場合、ステージの移動開始位置と移動終了位置の組み合わせに対するオフセット量を時系列に記憶しなければならず、膨大な容量の記憶装置と情報処理プログラムが必要になる。
また、特許文献1による技術は、特性変化が連続的に生じることを前提とする。このため、メンテナンス作業などにより特性に大きな変化が生じた場合には対応できないという課題もある。
このように、摺動面特性の線形性を前提とするステージ装置の補正方法では、十分な位置決め精度を確保できない課題があった。
上記課題を解決するために、本発明に係る試料搬送装置及びステージ装置は、摺動機構を有する搬送又は移動機構と、搬送又は移動機構を駆動するアクチュエータと、初期駆動条件と目標位置に対する停止誤差量の関係を学習する機能を有し、初期駆動条件から停止誤差量を推定する演算部と、初期駆動条件の一つである目標位置と推定された停止誤差量とに基づいてアクチュエータの実駆動条件を演算し、アクチュエータを制御する制御部とを有する。
本発明によれば、摺動面特性が駆動条件や経時変化等に応じて非線形に変化する場合でも、常に高精度な位置決めを実現することができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、後述する実施の形態の説明により明らかにされる。
半導体検査装置の概略構成を示す図。 ステージ装置の概略構成を示す図。 ステージ装置に内蔵される制御装置の概略構成を示す図。 停止誤差量の学習方法モデルを説明する図。 外挿法による誤差低減機能を有する制御装置の概略構成を示す図。 摺動機構を有する試料搬送装置の概略構成を示す図。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明の実施態様は、後述する形態例に限定されるものではなく、その技術思想の範囲において、種々の変形が可能である。
〔実施例1〕
[装置の全体構成]
図1に、実施例1に係る半導体検査装置10の構成例を示す。因みに、半導体検査装置10は、荷電粒子として電子を使用する。半導体検査装置10は、鏡体部11と、試料室15と、二次電子検出部16と、試料搬送装置24と、表示装置30を主要部として有している。
鏡体部11には、電子線14を照射する電子線源12が格納され、不図示の収束レンズ、対物レンズ、偏向器等も格納される。試料室15には、検査対象である半導体試料(ウエハ17)を所望の位置に移動させるステージ装置19が格納される。二次電子検出部16は、電子線14の照射位置から放出される二次電子を検出するセンサ素子である。試料搬送装置24は、半導体検査装置10の外部から運ばれてきたウエハ17を試料室15の内部に搬送するロボット機構である。表示装置30は、コンピュータと一体構成であり、二次電子像やその処理結果を検査結果として表示するのに用いられる。また、表示装置30は、初期駆動条件の一つである移動目標位置104の入力にも使用される。なお、本実施例の場合、ステージ装置19と試料搬送装置24の両方に摺動機構が搭載されている。
半導体検査装置10における検査動作は、以下の手順で進行する。まず、検査対象に指定されたウエハ17が、試料搬送装置24により、試料室15内のステージ装置19上へと搬入される。次に、半導体検査装置10は、事前に与えられた検査条件に従って、ステージ装置19を位置決めする。ステージ装置19が所望の位置に移動した後、半導体検査装置10は、電子線14をウエハ17の所定位置に照射する。電子線14の照射位置からは、二次電子13が放出される。半導体検査装置10は、放出された二次電子13を二次電子検出部16で検出し、その二次電子像や同画像に基づいて作成される検査結果を表示装置30に表示する。
[ステージ装置の構成]
図2に、ステージ装置19の内部構成例を示す。ステージ装置19は、制御装置105と、モータ107と、摺動機構である試料移動台機構109を主要部として有している。なお、制御装置105には、停止誤差量の推定値を演算する制御量演算器200が内蔵されている。
まず、ステージ装置19の動作原理を説明する。移動目標位置104は、表示装置30に表示されたGUI(Graphical User Interface)を通じ、ステージ装置19の制御装置105に与えられる。制御装置105は、移動目標位置104を含む初期駆動条件と、移動目標位置104に対する停止誤差量の推定値に基づいて、アクチュエータであるモータ107に印加する駆動電圧106を時々刻々生成する。モータ107は、印加された駆動電圧106に応じて推力108を発生し、試料移動台機構109を駆動する。試料移動台機構109の駆動により、ウエハ17が移動され、ウエハ17が所定位置に位置決めされる。試料移動台機構109の変位量を制御装置105に帰還するか否かは任意である。変位量の帰還の有無は発明の本質には無関係である。
図3に、制御装置105の内部構成例を示す。制御装置105は、制御量演算器200と駆動制御器250を主要部として有している。制御量演算器200は、推定演算器201と加算器210で構成される。移動目標位置104は、推定演算器201と加算器210の両方に入力される。
推定演算器201は、移動開始位置100と移動目標位置104を入力とし、移動後に生じる停止誤差量103を推定する。ここで、移動開始位置100は、試料移動台機構109の変位の実測値として与えても良いし、前回の移動結果の記憶値を用いても良い。いずれの値を用いるかは発明の本質に無関係である。
加算器210では、推定演算器201で推定された停止誤差量103が、外部から与えられた移動目標位置104に対して加算される。加算結果が、駆動目標位置110として駆動制御器250に与えられる。なお、移動目標位置104から停止誤差量103を減算した値を駆動目標位置110として計算しても良い。駆動目標位置110の計算方法の違いは発明の本質に無関係である。
図4に、推定演算器201の一例を示す。図4に示す推定演算器201は、ニューラルネットワーク102で構成されている。ニューラルネットワーク102は、非特許文献1等にも記載されており、非線形学習機能を有する推定演算器として動作する。
本実施例におけるニューラルネットワーク102は、初期駆動条件として、移動開始位置100と、移動目標位置104と、移動速度202と、移動加速度203を入力とする。ここで、移動速度202と移動加速度203は初期ファイル等から与えられる。
図4に示すニューラルネットワーク102は、入力層、中間層、出力層の3層で構成され、各層は順方向に結合されている。ニューラルネットワークの結合は、初期駆動条件と、当該条件に応じてステージ装置19の移動した後に発生する停止誤差量103との関係を学習した結果に応じて設定される。初期駆動条件(移動開始位置100と、移動目標位置104と、移動速度202と、移動加速度203)と停止誤差量103の間には非線形の関係がある。ニューラルネットワーク102は、誤差逆伝播法と呼ばれるアルゴリズムを使用して、初期駆動条件と停止誤差量103の間に認められる非線形の関係を学習する。
具体的には、初期駆動条件(移動開始位置100、移動目標位置104、移動速度202、移動加速度203)に基づいてステージ装置19を駆動した場合に実際に発生した停止誤差量を教師データとし、相対誤差が最小になるように、各層の結合度ベクトルWを決定する。ここで、結合度ベクトルWは、式1で表すことができる。なお、ベクトルEは総誤差評価関数であり、tiは教師データである実際の停止誤差量であり、yiはニューラルネットワーク102が出力した停止誤差量103である。
Figure 2014026300
なお、図4では、入力層として、移動開始位置100、移動目標位置104、移動速度202、移動加速度203の4つを用いているが、初期駆動条件としてジャークと呼ばれる加速度変化率などを入力として加えても良い。ジャークと呼ばれる加速度変化率などを初期駆動条件に加えても発明の本質に影響しない。
また、図4では、移動速度202と移動加速度203を初期駆動条件として入力しているが、これらの情報が出力層から出力されても良い。この場合、移動開始位置100と移動目標位置104から到達すべき移動速度202と移動加速度203を学習することになる。
[まとめ]
以上説明したように、本実施例に係るステージ装置19では、その移動を繰り返すたびに、初期駆動条件と実際の停止誤差量の関係が逐次オンラインで学習される。従って、ステージ装置19が有する摺動機構の摺動面特性が駆動条件や経過時間に応じて非線形に変化する場合にも、位置決め精度を移動毎に向上させることができる。また、本実施例の場合、摺動機構を用いたステージ装置19を用いるため、高精度な位置決め精度を有する小型の半導体検査装置を安価に提供することができる。
〔実施例2〕
前述したように、実施例1で説明した制御量演算器200(図3)は、過去の学習成果を使用し、推定演算器201が停止誤差量103を推定する。このため、実際に発生した停止誤差量の情報は、次回以降の推定結果に反映されることになり、学習成果の反映に遅延が生じてしまう。
そこで、本実施例では、この学習成果の遅延を防ぐ機能を備える制御量演算器200を有する半導体検査装置10について説明する。すなわち、学習成果を現在回(未来時刻)の制御に反映する機能を備える制御量演算器200について説明する。本実施例の場合、未来時刻とは、ステージ装置19の移動が指示された時点から実際に制御が開始されるまでの微小な時間を意味する。
図5に、実施例2に係る制御量演算器200の構成例を示す。図5には、図3との対応部分に同一符号を付して示している。本実施例に特有の構成は、推定演算器201と加算器210の間に配置される、複数の遅延演算子z-1で構成される遅延段と、未来時刻の停止誤差量(外挿停止誤差量302)を出力する外挿演算器300である。
推定演算器201で推定された停止誤差量103は、遅延段において時系列に蓄積される。各遅延演算子z-1からは、遅延段数分だけ遅延された停止誤差量103が外挿演算器300に出力される。すなわち、外挿演算器300には、推定演算器201で推定された停止誤差量103と、時系列に蓄積された過去の停止誤差量103が入力される。また、外挿演算器300には、パラメータとして外挿時間301が外部から与えられる。外挿時間301は、駆動結果としての停止誤差が最小になるように調整された数値である。外挿方向は未来時刻である。このように、外挿演算器300からは、外挿演算により推定された値が、外挿停止誤差量302として出力される。
本実施例の場合、加算器210は、移動目標位置104と外挿停止誤差量302の加算結果を、駆動目標位置110として駆動制御器250に出力する。
以下、外挿演算器300で実行される演算動作を説明する。式2に、Lagrange補間多項式による外挿法の例を示す。
Figure 2014026300
本実施例では、外挿法の一例として、Lagrange補間多項式による方法を記載するが、例えばNewton補間公式などを用いても良い。いずれの補間方式を用いても発明の本質は失われない。
本実施例の場合、制御量演算器200は、時刻tに推定された停止誤差量utを過去n+1個分蓄積するものとする。このとき、時刻tjと、推定された停止誤差量ujは式3によって関係づけられる。
Figure 2014026300
ただし、j=0,1,2,3…K…nである。なお、j=0が一番古い情報、j=nが一番新しい情報である。
式3を行列式で表現すると、式4となる。
Figure 2014026300
式4を解けば、Lagrange補間多項式の係数aiは一意に決定される。係数aiが決定した時点で、推定したい時間tn+Tを式3に代入すると、外挿された停止誤差推定量u(tn+T)を求めることができる。ここで、停止誤差推定量u(tn+T)は、外挿停止誤差量302を示している。また、Tは停止誤差を最小化できる任意の定数であり、外挿時間301を示している。
以上説明したように、本実施例に係る外挿演算機能を有する制御量演算器200を用いることにより、摺動面特性が経時的に変化する場合にも、ステージ装置19を遅延無く高精度に位置決めすることができる。
〔実施例3〕
前述した2つの実施例におけるニューラルネットワーク102においては、式1の結合度ベクトルWを決定するために、過去に入力された全ての初期駆動条件と移動結果の関係を教師データとして使用した。
しかし、摺動面特性は経時的に変化する。このため、学習時の特性と現在の特性が異なる場合、過去の全ての情報を参照しても、適切な停止誤差量103を推定できない可能性がある。また、半導体検査装置の点検作業などにより摺動面特性が大きく変化した場合には、点検後の摺動面特性が過去の摺動面特性と合致しないため、過去の全ての情報を参照しても、適切な停止誤差量103を推定することができない。
そこで、本実施例では、ニューラルネットワーク102の学習に忘却係数を導入する。学習時に、忘却係数を取り入れることにより、過去の駆動結果を参照しながらも最近の装置状況をより強く反映させた高精度な停止誤差量103の推定が可能になる。忘却係数γを反映した結合度ベクトルWの学習計算式は、式5に表すことができる。
Figure 2014026300
式5は、0<γ<1の場合に、過去の結合度ベクトルWの影響が指数的に減衰していくことを意味している。すなわち、時間的に古い結合度ベクトルWほど忘却される。忘却係数は、駆動結果の変化の様子に基づいて自動的に決定するものとする。停止誤差量103の変化が大きい場合には、メンテナンス作業などにより現在の装置特性と異なる可能性が高いため、より強く忘却することを目的に、忘却係数γを減少させる。一方、停止誤差量103の変化が小さい場合には、現在の摺動面特性と類似するため、忘却係数γを1に近い値に増加させる。
このように、本実施例の場合には、停止誤差量103の学習に忘却係数γを取り入れることにより、経年変化によって装置状態が変化しても、より現状に近い停止誤差量103を推定することができる。
〔実施例4〕
試料搬送装置24は、前述したステージ装置19と同様、摺動機構を有している。従って、前述した各実施例における制御量演算器200は、試料搬送装置24の制御にも適用することができる。
そこで、本実施例では、摺動機構を有する試料搬送装置24の装置構成について説明する。図6に、試料搬送装置24の構成例を示す。試料搬送装置24は、試料積載アーム402と、試料積載アーム402を回動させるモータ400と、モータ400と試料積載アーム402を連結する摺動機構401及び403と、モータ400への駆動量を演算する制御装置404と、制御装置404とモータ400を接続する制御線405を有している。ここでの制御装置404が、図2における制御装置105に対応する。
試料搬送装置24の動作を簡単に説明すると以下のようになる。まず、制御装置404からの制御指令が制御線405を介してモータ400に伝達させる。すると、モータ400が回転する。モータ400と試料積載アーム402とは、摺動機構401及び403によって連結されている。制御装置404の制御指令に対する試料積載アーム402の変位には、ステージ装置19と同じ関係が生じる。すなわち、摺動機構401及び403は非線形の摺動面特性を有し、かつ、摺動面特性は駆動条件や時間経過により変化する。このため、試料搬送装置24の駆動にも、実施例1〜3の制御手法を適用することができる。
〔他の実施例〕
本発明は上述した形態例に限定されるものでなく、様々な変形例が含まれる。例えば前述の各実施例では、半導体検査装置について説明したが、半導体製造装置にも適用することができる。また、摺動機構を有する位置決め装置を搭載する装置であれば、半導体検査装置や半導体製造装置に限らない。
また、上述の形態例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも全ての構成要素を備える必要は無い。また、ある形態例の一部を他の形態例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある形態例の構成に他の形態例の構成を加えることも可能である。また、各形態例の構成の一部について、他の構成を追加、削除又は置換することも可能である。
また、上述した各機能部、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路その他のハードウェアとして実現しても良い。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することにより実現しても良い。すなわち、ソフトウェアとして実現しても良い。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、ICカード、SDカード、DVD等の記憶媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示すものであり、製品上必要な全ての制御線や情報線を表すものでない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えて良い。
19…ステージ装置
24…試料搬送装置
102…ニューラルネットワーク
105…制御装置
200…制御量演算器
201…推定演算器
250…駆動制御器
300…外挿演算器
401…摺動機構
403…摺動機構
404…制御装置

Claims (12)

  1. 摺動機構を有する搬送機構と、
    前記搬送機構を駆動するアクチュエータと、
    初期駆動条件と目標位置に対する停止誤差量の関係を学習する機能を有し、初期駆動条件から停止誤差量を推定する演算部と、
    初期駆動条件の一つである目標位置と推定された停止誤差量とに基づいて前記アクチュエータの実駆動条件を演算し、前記アクチュエータを制御する制御部と
    を有する試料搬送装置。
  2. 請求項1に記載の試料搬送装置において、
    前記演算部は非線形学習機構を有する
    ことを特徴とする試料搬送装置。
  3. 請求項1に記載の試料搬送装置において、
    前記演算部で推定された停止誤差量を外挿法によって補間演算し、補間演算結果を用いて未来時刻の停止誤差量を演算する外挿演算器を有する
    ことを特徴とする試料搬送装置。
  4. 請求項1に記載の試料搬送装置において、
    初期駆動条件と停止誤差量の関係を学習する際、古い情報を忘却する機能を有する
    ことを特徴とする試料搬送装置。
  5. 摺動機構を有する移動機構と、
    前記移動機構を駆動するアクチュエータと、
    初期駆動条件と目標位置に対する停止誤差量の関係を学習する機能を有し、初期駆動条件から停止誤差量を推定する演算部と、
    初期駆動条件の一つである目標位置と推定された停止誤差量とに基づいて前記アクチュエータの実駆動条件を演算し、前記アクチュエータを制御する制御部と
    を有するステージ装置。
  6. 請求項5に記載のステージ装置において、
    前記演算部は非線形学習機構を有する
    ことを特徴とするステージ装置。
  7. 請求項5に記載のステージ装置において、
    前記演算部で推定された停止誤差量を外挿法によって補間演算し、補間演算結果を用いて未来時刻の停止誤差量を演算する外挿演算器を有する
    ことを特徴とするステージ装置。
  8. 請求項5に記載のステージ装置において、
    初期駆動条件と停止誤差量の関係を学習する際、古い情報を忘却する機能を有する
    ことを特徴とするステージ装置。
  9. 現在位置と目標位置とに基づいてアクチュエータの実駆動条件を演算し、演算結果を用いてアクチュエータを制御する位置決め制御方法において、
    初期駆動条件と目標位置に対する停止誤差量の関係を学習する機能に基づいて、初期駆動条件から停止誤差量を推定する処理と、
    初期駆動条件の一つである目標位置と推定された停止誤差量とに基づいて前記アクチュエータの実駆動条件を演算し、前記アクチュエータを制御する処理と
    を有する位置決め制御方法。
  10. 請求項9に記載の位置決め制御方法において、
    前記学習する機能は、初期駆動条件から停止誤差量を非線形に計算する処理手順を有する
    ことを特徴とする位置決め制御方法。
  11. 請求項9に記載の位置決め制御方法において、
    推定された停止誤差量を外挿法によって補間演算し、補間演算結果を用いて未来時刻の停止誤差量を演算する計算手順を有する
    ことを特徴とする位置決め制御方法。
  12. 請求項9に記載の位置決め制御方法において、
    初期駆動条件と停止誤差量の関係を学習する際、古い情報を忘却する計算手順を有する
    ことを特徴とする位置決め制御方法。
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