JP2014026285A - 4つの観察チャネルを有する立体顕微鏡 - Google Patents

4つの観察チャネルを有する立体顕微鏡 Download PDF

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Abstract

【課題】赤色反射照明が4つすべてのビーム路で改善された4ビーム型立体顕微鏡を提供する。
【解決手段】2つの主観察者ビーム路と、2つの助手観察者ビーム路とを備える立体顕微鏡であって、前記両ビーム路は立体顕微鏡の主対物レンズを通過し、これにより対物レンズ面内に主観察者ビーム路と助手観察者ビーム路のそれぞれの瞳が形成され、瞳ペアの中心を接続する主観察者ビーム路のステレオベースと助手観察者ビーム路のステレオベースとは角度を成して交差し、照明偏向素子を備える照明入力結合装置を有し、前記照明偏向素子は、4つすべての観察者ビーム路に照明光が同時に少なくとも部分的に入力結合されるように配置されており、それぞれ助手観察者ビーム路の軸と主観察者ビーム路の軸に対して直角に、かつそれらの軸の間に仮想接続線が延在しており、前記照明偏向素子は、2つの平行な接続線が当該照明偏向素子の面内に存在するよう配置されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、とりわけ眼外科手術用の、4ビーム型立体顕微鏡に関する。この顕微鏡は2つの主観察者ビーム路と2つの助手観察者ビーム路とを有し、これらのビーム路は立体顕微鏡の主対物レンズを通過する。これにより主対物レンズ面には主観察者ビーム路の瞳と助手観察者ビーム路の瞳がそれぞれ形成され、瞳ペアの中心を接続する主観察者ビーム路のステレオベースと助手観察者ビーム路のステレオベースとは角度を成して交差する。
「ステレオベース」とは、本出願では対物レンズ面において主観察者ビーム路の瞳ペアと助手観察者ビーム路の瞳ペアの瞳の中心の間に延在する仮想線であると理解される。主観察者ビーム路のステレオベースは助手観察者ビーム路のステレオベースと交差し、かくて両ステレオベースは或る角度を成して交差する。
DE102009037022A1 DE10208594A1
DE102009037022A1には、双眼主観察者ビーム路および双眼共観察者ビーム路が通過する主対物レンズを有する手術顕微鏡が記載されており、これら観察者ビーム路は対物レンズ面にそれぞれ一対の観察瞳を有する。これら瞳ペアの中心を接続する線(本出願では「ステレオベース」と称する)は、角度を成して交差ないしは横切る。この角度は通常は90゜であり、前記刊行物によれば転位装置によって変更することができ、このとき同時に共観察者ビーム路のステレオベースの中点も転位することができる。
4ビーム型手術用顕微鏡を使用することにより、主観察者も共観察者(助手)もそれぞれの観察者ビーム路の全強度、すなわち全画像明度を使用できることが保証される。これとは異なり、2ビーム手術用顕微鏡では、助手ビーム路が主観察者ビーム路から分岐出力される。しかしとりわけ眼球手術の場合、そこから生じる光損失は必ずしも常に許容できるものではない。例えばコンタクト手術の場合に使用される赤色反射照明の光強度が小さい。なぜなら1つには全照明光が眼の網膜で反射されるのではなく、もう1つには網膜での照明強度は、網膜を損傷しないようにするため過度に高くてはならないからである。ここでは4ビーム型手術用顕微鏡が有効であることが実証されており、例えば共通のズームシステムを用いて、4つすべてのチャネル(観察者ビーム路)において倍率を同じに選択することができる。さらに赤色反射が主観察者(外科医)に対しても共観察者(助手)に対して同じように見えることが望まれる。赤色反射の発生は、観察者ビーム路と照明ビーム路との間の角度ができるだけ小さいことを前提にする。このことは同じように、主観察者ビーム路と助手観察者ビーム路にも当てはまる。この理由から、すでに述べた瞳配置構成が頻繁に使用される。ここでは対物レンズ面において、主観察者ビーム路の瞳ペアが助手観察者ビーム路の瞳ペアに対して90゜回転して配置される。すなわち直交する。対応するステレオベースは互いに90゜の角度を形成する。
このような配置構成では、主観察者の視線方向が2つの主観察者ビーム路(または双眼主観察者ビーム路)のステレオベースに対して直角であり、助手観察者の視線方向はこれに対して90゜回転している。さらにいわゆる0゜助手装置も公知であり、この装置は助手用鏡筒を180゜回転ないしはずらすことができる。
すでに述べたDE102009037022A1は、前記転位装置によって、共観察者用鏡筒の配向を主観察者用鏡筒に対して選択可能に調整することを可能にする。
DE10208594A1は、手術用立体顕微鏡のような光学的観察装置用の照明入力結合(差込入射結合)を取り扱う。ここでは、主対物レンズの光軸に対して十字形かつ対称に配置された部分透過性の偏向素子と完全反射性の偏向素子の4つにより、主観察者ビーム路と助手観察者ビーム路への照明入力結合が同時に行われる。ここでの主な適用領域は、いわゆる赤色反射を使用する眼科学的手術の分野である。患者の眼の網膜で反射した照明光により赤色背景照明が生じ、この赤色背景照明では眼の前方部分の詳細を執刀医が良好に識別することができる。このために照明ビーム路は理想的には約0゜から6゜の小さな角度で観察者ビーム路に入力結合しなければならない。本来は同じに見えるべき赤色反射が、主観察者と助手観察者とで異なって見えてしまうという問題がしばしば発生する。
DE10208594A1による前記照明入力結合では、第1の実施形態で4つの偏向素子が設けられており、2つの照明ビーム路が主対物レンズを介して4つの観察者ビーム路に入力結合する。照明ビーム路の方向にまず部分反射性偏向素子が配置され、これに全反射性偏向素子が続く。主対物レンズの光軸に対して対称であり、かつ十字形に配置された偏向素子によって、主観察者ビーム路に対しても助手観察者ビーム路に対しても対象野が均等に照明される。この実施形態では、2つの照明ビーム路は偏向の前に互いに直角であり、主対物レンズの軸で交差する。DE10208594A1による照明入力結合の第2の実施形態では、照明ビーム路が入射するそれぞれ第1の偏向素子が複数のゾーンに分割されており、これらのゾーンは、透過性、部分透過性、または全反射性に構成されている。これにより、照明が十分に均等な場合、両方の照明ビーム路を、それらの偏向の前に互いに90゜より格段に小さな角度で案内することができる。偏向素子が2つだけの実施形態および照明ビーム路が1つないしは2つの実施形態も提案される。ここでも重要なことは、照明光が主観察者ビーム路の1つにも助手観察者ビーム路の1つにも、同時に反射入力するように各偏向素子を配置することである。
要約すると、前記形式の手術用顕微鏡は以下の点に関してしばしば欠点を有する。
・助手用チャネルおよびビデオ出力(記録チャネル)への劣悪な赤色反射(または赤色反射が全くない);
・助手用鏡筒を180゜旋回する際のビデオ出力における画像回転;
・手術用顕微鏡の最適構造高さを超過すること;
・既存の顕微鏡対物レンズにおいて赤色反射照明に加えて主照明を位置決めする際の困難性;
・主観察者チャネルでの透過性の低下;
・患者眼の角膜での反射。
本発明の課題は、赤色反射照明が4つすべてのビーム路で改善された、とりわけ眼外科用の4ビーム型立体顕微鏡を提供することであり、従来技術の前記欠点をできるだけ回避することである。
この課題は、請求項1による立体顕微鏡によって解決される。
さらなる構成は、従属請求項および以下の説明の対象である。
主観察者ビーム路と助手観察者ビーム路とが角度を成して交差する冒頭に述べた形式の本発明による4ビーム型立体顕微鏡は、照明偏向素子を備える照明入力結合装置を有しており、前記照明偏向素子は、4つすべての観察者ビーム路に照明光が同時に少なくとも部分的に入力結合されるように構成されており、助手観察者ビーム路の軸と主観察者ビーム路の軸に対して直角に、かつそれらの軸の間に仮想接続線が延在しており、前記照明偏向素子は、2つの平行な接続線が前記照明偏向素子の面内に存在するよう配置されている。
照明偏向素子、とりわけ赤色反射照明用のただ1つの照明偏向素子のこの配置は、構造高さが低くても4つすべての観察者ビーム路が少なくとも部分的にカバーされ、これにより照明光を4つすべての観察者ビーム路に同時に入力結合することができる。赤色反射照明用にただ1つの偏向素子を備えるこれまで公知の解決手段では、この偏向素子が少なくとも部分的に2つの主観察者ビーム路だけをカバーする。この偏向素子はビーム路の方向に傾斜しており、通常は観察者ビーム路の軸に対して45゜の角度で配置されているから、助手観察者ビーム路もカバーするために偏向素子をさらに拡張すると顕微鏡の構造高さが極端に増大することとなる。本発明により提案される配置構成はこれを回避する。簡単に表現すれば、この偏向素子は(主観察者ビーム路だけをカバーする)従来の配置と比較して、平面で見て約45゜の角度だけ回転されており、これにより4つすべての観察者ビーム路が少なくとも部分的にカバーされる。第1の主観察者ビーム路と第1の助手観察者ビーム路との間の接続線、およびこれに対して平行な別の接続線であって、第2の主観察者ビーム路と第2の助手観察者ビーム路との間の接続線を仮定すれば、照明偏向素子の面内に存在する2つの平行な接続線を形成することができる。
赤色反射照明用の特にただ1つの偏向素子のこの新規な配置によって、手術用顕微鏡の構造高さは同じままにして、主観察者チャネルと助手チャネルの両方で赤色反射を行うことができる。同時に角膜反射を制限することができる。すなわち赤色反射照明のために2つの照明ビーム路が使用される場合には最大で2つの反射に、1つの照明ビーム路しか使用されない場合には1つの角膜反射に制限される。
照明偏向素子は、平面で見てこれが観察者ビーム路の各瞳を少なくとも50%、とりわけ50%から75%の間でカバーするように構成されている(すなわち寸法選定および配向されている)。
照明光が2つの照明ビーム路の形で照明偏向素子に向けられると有利である。これら2つの照明ビーム路は、照明偏向素子上で重なり合うことができ、偏向の後に4つの観察者ビーム路に入力結合(差込入射結合)される。2つの照明ビーム路を使用する場合、個々の照明ビーム路の直径を比較的小さく維持することができ、一方、ちょうど1つの照明ビーム路が使用される場合には、4つすべての照明ビーム路に入力結合できるようにするため、このビーム路の直径を相応に拡大しなければならない。しかし照明ビーム路の直径が大きければ大きいほど、とりわけ対物レンズ中央からの障害反射のおそれが大きくなる。
対物レンズ中央からのこのような反射を回避するために、立体顕微鏡の主対物レンズの主軸が、周囲の4つの観察者ビーム路に対して偏心して配置されていると有利である。言い替えると、上記ステレオベースの交点ないしは交差点は主対物レンズの主軸上にはない。この実施形態は反射緩和に関して、対物レンズ中央の周囲の領域に照明光がない場合、本発明により配置された照明偏向素子に照明光を供給するために2つの照明ビーム路を使用することと関連して特に有利である。
本発明の立体顕微鏡では、主観察者ビーム路と助手観察者ビーム路とから同じように分岐出力するために、基本的に2つの異なる可能性が得られる。
主観察者ビーム路を立体顕微鏡の主観察者用鏡筒へと分岐出力するための第1の可能性によれば、この鏡筒は、それぞれ1つの主観察者ビーム路を偏向するために少なくとも1つの主観察者分岐出力素子を有し、この主観察者分岐出力素子は、主観察者ビーム路が主観察者の方向に、2つの平行な仮想接続線に対して直角の方向に平行に分岐出力されるように配置されている。これにより、主観察者用鏡筒に達するビーム路が、分岐出力の後には、分岐出力前のステレオベースに対して所定角度で回転されたステレオベースを有するようになる。同じことが助手観察者ビーム路に対しても同じように考察される。
主観察者ビーム路を立体顕微鏡の主観察者用鏡筒に分岐出力するための第2の可能性によれば、この鏡筒は、それぞれ1つの主観察者ビーム路を偏向するために少なくとも1つの主観察者分岐出力素子を有し、この主観察者分岐出力素子は、主観察者ビーム路が主観察者の方向に、主観察者ビーム路のステレオベースに対して直角の方向に平行に分岐出力されるように配置されている。この場合、それぞれのステレオベースは、主観察者ビーム路の分岐出力の前と後とで互いに平行である。
前記第1の可能性は、比較的細身に構成される。なぜならこの第1の可能性は、これまでと同じように、主観察者ビーム路が、照明ビーム路が立体顕微鏡に供給される方向に対して平行の方向に分岐出力されるからである。一方、主観察者ビーム路を分岐出力する第2の可能性はステレオベースの回転を回避するが、このことは手術用顕微鏡の構造的実現の際に比較的強く角付けられた(何度も方向偏向された)構造形式を生じる。このような角付けられた構造形式は複数の角と辺を有し、これは衛生的に保護された輪郭を有する手術用顕微鏡の場合は回避すべきである。
詳細には特別に立ち入らないが、同じ考察が助手観察者ビーム路の分岐出力にも当てはまる。
発生する2つの(分岐出力される)主観察者ビーム路の光学的経路差を補償するために、有利には1つまたは複数の光学的経路補償素子が2つの主ビーム路の1つに配置される。例えば面平行のガラス片が、分岐出力後に観察者眼へ比較的短い光学的経路長を進まなければならない主ビーム路において光学的経路長を拡大することができる。
分岐出力の際にステレオベースの回転により生じる画像回転を補償するために、いわゆるドーブプリズムを使用することができる。このようなプリズムはビーム、ここでは主観察者ビーム路および/または助手観察者ビーム路を所定の角度だけ回転するために使用することができる。このようにしてステレオベースの回転を補償することができる。
光学的経路補償のための調整素子ないしは画像回転を補償するための調整素子に関して助手観察者ビーム路に対しても、主観察者ビーム路に対するのと同じ考察が当てはまる。
本発明のさらなる利点および構成は、明細書および添付図面から明らかである。
前記特徴および後にさらに説明する特徴は、それぞれ記載された組み合わせだけでなく、他の組み合わせまたは単独でも、本発明の範囲を逸脱することなく使用可能なことは自明である。
図面に概略的に示された実施例に基づき、図面を参照して、本発明を以下に詳しく説明する。
対物レンズ面に主観察者ビーム路と助手観察者ビーム路の瞳がある4ビーム型立体顕微鏡の主対物レンズの概略的平面図である。 図1の観察装置における照明入力結合の実施例を概略的に示す図である。 図2の実施例の概略的側面図である。 主観察者ビーム路の分岐出力の概略的実施例の斜視図である。 助手観察者ビーム路の分岐出力の実施例の斜視図であり、図5Bの分岐出力は図5Aの分岐出力に対して180°回転されている。
図1は立体顕微鏡、ここでは眼科学出術用顕微鏡の主対物レンズ2を概略的平面図に示す。これは4ビーム型手術用顕微鏡であり、したがって助手観察者(補助観察者)と主観察者(外科医)の両方が、立体顕微鏡的に対象物を観察するためにそれぞれ双眼ビーム路を使用する。主観察者ビーム路および助手観察者ビーム路は対物レンズ面(図1の図平面)で対物レンズ2を通過し、これにより主観察者ビーム路の図示の瞳4aと4b、および助手観察者ビーム路の瞳3aと3bが形成される。助手観察者ビーム路の瞳ペア3a、3bの中心は(仮想)ステレオベース9によって接続され、一方、主観察者ビーム路の瞳ペア4a、4bの中心は(仮想)ステレオベース10によって接続されている。ステレオベース9と10は、図示の実施例ではわずかに非対称であるため90゜とは異なる角度で交差している。ステレオベース9と10の交差点は、主対物レンズ2の主軸11(図平面に対し直角)上にはないことが分かる。このことにより、すでに上に述べたように対物レンズ中央からの障害となる反射が回避される。
図1にはさらに主照明ユニット5が示されており、この主照明ユニットは主照明ビーム路を、主対物レンズ2を介して対象面の方向に向ける(図3も参照)。以下では主照明ではなく、むしろ図示の立体顕微鏡1における赤色反射照明について詳しく考察する。したがって以下では特に指示しない限り、概念「照明」は赤色反射照明を意味する。
図2は、図1の構成において照明偏向素子8による赤色反射照明の照明入力結合(差込入射結合)の実施例を概略的平面図に示す。赤色反射照明ユニット6(図3参照)は、(少なくとも1つの)照明ビーム路を形成し、この照明ビーム路は観察者ビーム路に対し直角に偏向素子8に向かってこの偏向素子に入射する。接続線12は、主観察者ビーム路24aの軸と助手観察者ビーム路23aの軸との間の(仮想)接続線であり、対物レンズ面へのその投影は瞳4aの中心から瞳3aの中心に延在している。図2の平面図で、すべての仮想接続線は主観察者ビーム路24aの軸と助手観察者ビーム路23aの軸に対して直角であり、それら軸の間で図示の接続線12に重なる。
対物レンズ面には第2の接続線が、瞳3bの中心と瞳4bの中心との間に引かれている。図2の図示によれば、別のすべての仮想接続線(その中には接続線13も入る)は助手観察者ビーム路23bの軸と主観察者ビーム路24bの軸に対して直角であり、それらの軸の間で図示の接続線13に一致する。
図3から分かるように照明偏向素子8は観察者ビーム路の方向を基準にして45゜の角度で配置されている。これは発生する照明光を90゜の角度で観察者ビーム路へ、これと平行に入力結合するためである。主観察者ビーム路と助手観察者ビーム路を基準にして偏向素子8は、2つの平行な接続線12と13が偏向素子8の平面に存在するよう配向されている。このようにして偏向素子8は4つすべての観察者ビーム路を少なくとも部分的にカバーし、これにより照明光は少なくとも部分的に4つすべての観察者ビーム路24a、24bと23a、23bに同時に入力結合することができる。このことは同時に、立体顕微鏡1の構造高さに関してスペースを節約して行われる。
図2から分かるように、照明偏向素子8は、観察者ビーム路の瞳3a、3bおよび4a、4bの少なくとも50%、とりわけ75%まで(図3参照)をカバーする。
瞳3a、3bおよび4a、4bの実際に照明される部分は、これら瞳と、偏向素子8を介して入力結合される赤色反射照明のプロフィール7との重なった断面(部分)から生じる。図2から分かるように、プロフィール7は赤色反射照明ユニット6(図3参照)の重なった2つの照明ビーム路のプロフィールに相当する。図示のプロフィール7は、主対物レンズ2の主軸11上にある対物レンズ中央には照明が当たらないようにすることができることを示す。このことは対物レンズ中央からの付加的に障害となる反射を回避する。図示のプロフィール7をただ1つの照明ビーム路によって形成されることになるプロフィールと仮に置き換えると、照明光を十分に入力結合するために瞳3a、3bと4a、4bを十分にカバーすることは、照明ビーム路の直径を、図示の例では対物レンズ中央が照明ビーム路のプロフィールにより含まれることになるほど大きく選択した場合にだけ可能になることが分かる。その点で、2つの照明ビーム路を有するここに図示の配置構成が有利である。
図2によれば、助手観察者も主観察者も良好な赤色反射を得ることが分かる。同時に患者眼の角膜への赤色反射は、照明瞳が2つの場合には2つの角膜反射に低減される。
図3は、図2に図示された照明入力結合のための配置構成の概略的側面図を示す。主観察者ビーム路24bと助手観察者ビーム路23aとがやや斜視的に図示されており、これらのビーム路はその後方にある観察者ビーム路23bおよび24aを隠している。赤色反射照明用の照明偏向素子8が明確に図示されている。主照明に対しては主照明偏向素子15が設けられており、これは主照明ビーム路を主対物レンズ2の方向に偏向する。赤色反射照明ユニットには6が付されている。この赤色反射照明ユニットは2つの照明ビーム路を形成し、これらは偏向素子8に入射する。これにより図3から分かるように、照明光を観察者ビーム路の軸に対して小さな角度の下で観察者ビーム路に入力結合(差込入射結合)することができる。図3の図示から、偏向素子8が観察者ビーム路のほぼ75%をカバーすることが分かる。
図4は、図3に示された構造の斜視図であり、主観察者ビーム路24aと24bを分岐出力するための装置が補充されている。図示されているのは、主観察者ビーム路24bのための分岐出力素子30、31と、主観察者ビーム路24aのための分岐出力素子32、34である。分岐出力される観察者ビーム路の軸だけが図4に図示されている。分岐出力素子31と34には主観察者用の双眼鏡筒が接続されている。主観察者の視線方向は、分岐出力素子30と31ないしは32と34の間のビーム路の方向に対して平行に延在する。この方向は、2つの平行な仮想接続線12と13に対して直角の方向に平行に延在する。したがって分岐出力は「照明の方向」で行われる。このことは手術用顕微鏡の古典的な細身の配置構成に相当する。
図4から分かるようにこの場合、ステレオベースは主観察者ビーム路の分岐出力の後にステレオベース10(図1参照)に対して回転される。ステレオベースの回転により生じ得る画像回転を補償するためにドーバプリズムを使用することができる。さらに図4に図示の実施例では、分岐出力された主観察者ビーム路24aと24bの異なるガラス経路(光路長)を補償するために補償素子33が使用される。
図5は、図4と同じように助手観察者ビーム路23aと23bを分岐出力するための装置を概略的に示す。分岐出力される観察者ビーム路の軸のみが図示されている。ビーム路23aは分岐出力素子36を介して、ビーム路23bは分岐出力素子37を介して助手観察者用の双眼鏡筒に導かれる。分岐出力素子36と37は90゜偏向プリズムである。分岐出力素子35は、記録ビーム路の分岐出力の機能を引き受ける(軸は偏向素子15の方向に延在する)。
図5Aは、図5Bの配置構成に対して180゜回転された配置構成を示す。この回転の際に、分岐出力素子36と37が180゜回転される。ここでこれらの分岐出力素子は例えば図5に示すように場所を入れ替えることができる。この回転は、主観察者ビーム路の分岐出力には影響しない。これに対して助手ビーム路は180゜回転した方向に分岐出力される。この180゜回転も分岐出力される記録ビーム路には影響しない。ここに図示した助手ビーム路および/または記録ビーム路の分岐出力は、図5に具体的に示した実施例には依存せず、とりわけ主ビーム路の分岐出力の形式およびやり方、または照明偏向素子8の配置形式には依存しない。
1 立体顕微鏡
2 主対物レンズ
3a、3b 助手観察者ビーム路の瞳
4a、4b 主観察者ビーム路の瞳
5 主照明ユニット
6 赤色反射照明ユニット
7 赤色反射照明のプロフィール
8 照明偏向素子
9 助手観察者ビーム路のステレオベース
10 主観察者ビーム路のステレオベース
11 対物レンズ主軸
12 主観察者ビーム路と助手観察者ビーム路との第1の接続線
13 主観察者ビーム路と助手観察者ビーム路との第2の接続線
15 主照明偏向素子
23a、23b 助手観察者ビーム路
24a、24b 主観察者ビーム路
30、31、32 分岐(分離)出力素子
33 補償素子
34、35、36、37 分岐(分離)出力素子
この課題は、請求項1による立体顕微鏡によって解決される。すなわち本発明の第1視点によれば、2つの主観察者ビーム路と、2つの助手観察者ビーム路とを備える立体顕微鏡であって、前記両ビーム路は当該立体顕微鏡の主対物レンズを通過し、これにより対物レンズ面内に前記主観察者ビーム路と前記助手観察者ビーム路のそれぞれの瞳が形成され、瞳ペアの中心を接続する前記主観察者ビーム路のステレオベースと前記助手観察者ビーム路のステレオベースとは角度を成して交差し、照明偏向素子を備える照明入力結合装置を有し、前記照明偏向素子は、4つすべての観察者ビーム路に照明光が同時に少なくとも部分的に入力結合されるように配置されており、それぞれ助手観察者ビーム路の軸と主観察者ビーム路の軸に対して直角に、かつそれらの軸の間に仮想接続線が延在しており、前記照明偏向素子は、2つの平行な接続線が当該照明偏向素子の面内に存在するよう配置されている(形態1)。
なお、特許請求の範囲に付記した図面参照番号はもっぱら理解を助けるためであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
さらなる構成は、従属請求項および以下の説明の対象である。本発明において、以下の展開形態が可能である。
(形態2)前記照明偏向素子は、主対物レンズと、前記立体顕微鏡の双眼鏡筒または倍率変換器との間に配置されていることが好ましい。
(形態3)前記照明偏向素子は、平面で見てこれが観察者ビーム路の瞳を少なくとも50%、とりわけ50%から75%の間でカバーするように構成されていることが好ましい。
(形態4)照明光が前記観察者ビーム路の側方から、とりわけ前記観察者ビーム路に対して直角に前記照明偏向素子に向かって前記立体顕微鏡に供給され、前記照明偏向素子の面垂線は前記観察者ビーム路の軸に対してα>0からα<90゜の角度、とりわけα=45゜の角度を形成することが好ましい。
(形態5)前記照明光は、ちょうど1つまたは2つの照明ビーム路の形で前記立体顕微鏡に供給されることが好ましい。
(形態6)前記主観察者ビーム路のステレオベースと前記助手観察者ビーム路のステレオベースとの交点は、前記立体顕微鏡の主対物レンズの主軸の外に配置されていることが好ましい。
(形態7)前記助手観察者ビーム路を立体顕微鏡の助手鏡筒に、前記主観察者ビーム路を立体顕微鏡の主観察者鏡筒に分岐出力するための装置と、それぞれ1つの主観察者ビーム路を偏向するための少なくとも1つの分岐出力素子とを有し、前記主観察者分岐出力素子は、前記主観察者ビーム路が、2つの平行な仮想接続線に対して直角の方向に平行に主観察者の方向に分岐出力されるよう配置されていることが好ましい。
(形態8)前記助手観察者ビーム路を立体顕微鏡の助手鏡筒に、前記主観察者ビーム路を立体顕微鏡の主観察者鏡筒に分岐出力するための装置と、それぞれ1つの主観察者ビーム路を偏向するための少なくとも1つの分岐出力素子とを有し、前記主観察者分岐出力素子は、前記主観察者ビーム路が、当該主観察者ビーム路のステレオベースに対して直角の方向に平行に主観察者の方向に分岐出力されるよう配置されていることが好ましい。
(形態9)前記2つの主観察者ビーム路の発生する光学的経路長差を補償するため、1つまたは複数の光学的経路長補償素子が1つまたは両方の主ビーム路に設けられていることが好ましい。
(形態10)前記主観察者ビーム路および/または前記助手観察者ビーム路の前記ステレオベースに発生する回転を補償するために、1つまたは複数の光学的画像回転補償素子、例えば1つまたは複数のドーバプリズムが前記観察者ビーム路に設けられていることが好ましい。
前記特徴および後にさらに説明する特徴は、それぞれ記載された組み合わせだけでなく、他の組み合わせまたは単独でも、本発明の範囲を逸脱することなく使用可能なことは自明である。
なお、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。


Claims (10)

  1. 2つの主観察者ビーム路(24a、24b)と、2つの助手観察者ビーム路(23a、23b)とを備える立体顕微鏡(1)であって、前記両ビーム路は当該立体顕微鏡(1)の主対物レンズ(2)を通過し、
    これにより対物レンズ面内に前記主観察者ビーム路と前記助手観察者ビーム路のそれぞれの瞳(4a、4b;3a、3b)が形成され、
    瞳ペアの中心を接続する前記主観察者ビーム路のステレオベース(10)と前記助手観察者ビーム路のステレオベース(9)とは角度を成して交差し、
    照明偏向素子(8)を備える照明入力結合装置を有し、前記照明偏向素子は、4つすべての観察者ビーム路(24a、24b;23a、23b)に照明光が同時に少なくとも部分的に入力結合されるように配置されており、
    それぞれ助手観察者ビーム路の軸と主観察者ビーム路の軸に対して直角に、かつそれらの軸の間に仮想接続線(12、13)が延在しており、
    前記照明偏向素子(8)は、2つの平行な接続線(12、13)が当該照明偏向素子(8)の面内に存在するよう配置されている、立体顕微鏡。
  2. 前記照明偏向素子(8)は、主対物レンズ(2)と、前記立体顕微鏡(1)の双眼鏡筒または倍率変換器との間に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の立体顕微鏡。
  3. 前記照明偏向素子(8)は、平面で見てこれが観察者ビーム路の瞳(3a、3b;4a、4b)を少なくとも50%、とりわけ50%から75%の間でカバーするように構成されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の立体顕微鏡。
  4. 照明光が前記観察者ビーム路の側方から、とりわけ前記観察者ビーム路に対して直角に前記照明偏向素子(8)に向かって前記立体顕微鏡(1)に供給され、
    前記照明偏向素子(8)の面垂線は前記観察者ビーム路の軸に対してα>0からα<90゜の角度、とりわけα=45゜の角度を形成する、ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の立体顕微鏡。
  5. 前記照明光は、ちょうど1つまたは2つの照明ビーム路の形で前記立体顕微鏡に供給される、ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の立体顕微鏡。
  6. 前記主観察者ビーム路のステレオベース(10)と前記助手観察者ビーム路のステレオベース(9)との交点は、前記立体顕微鏡(1)の主対物レンズ(2)の主軸(11)の外に配置されている、ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか一項に記載の立体顕微鏡。
  7. 請求項1から6までのいずれか一項に記載の立体顕微鏡であって、
    前記助手観察者ビーム路(23a、23b)を立体顕微鏡(1)の助手鏡筒に、前記主観察者ビーム路(24a、24b)を立体顕微鏡(1)の主観察者鏡筒に分岐出力するための装置と、それぞれ1つの主観察者ビーム路(24b;24a)を偏向するための少なくとも1つの分岐出力素子(30、31;32、34)とを有し、
    前記主観察者分岐出力素子は、前記主観察者ビーム路(24a、24b)が、2つの平行な仮想接続線(12、13)に対して直角の方向に平行に主観察者の方向に分岐出力されるよう配置されている、立体顕微鏡。
  8. 請求項1から6までのいずれか一項に記載の立体顕微鏡であって、
    前記助手観察者ビーム路(23a、23b)を立体顕微鏡(1)の助手鏡筒に、前記主観察者ビーム路(24a、24b)を立体顕微鏡(1)の主観察者鏡筒に分岐出力するための装置と、それぞれ1つの主観察者ビーム路(24b;24a)を偏向するための少なくとも1つの分岐出力素子(30、31;32、34)とを有し、
    前記主観察者分岐出力素子は、前記主観察者ビーム路(24a、24b)が、当該主観察者ビーム路のステレオベース(10)に対して直角の方向に平行に主観察者の方向に分岐出力されるよう配置されている、立体顕微鏡。
  9. 前記2つの主観察者ビーム路(24a、24b)の発生する光学的経路長差を補償するため、1つまたは複数の光学的経路長補償素子(33)が1つまたは両方の主ビーム路に設けられている、ことを特徴とする請求項7に記載の立体顕微鏡。
  10. 前記主観察者ビーム路および/または前記助手観察者ビーム路の前記ステレオベース(9、10)に発生する回転を補償するために、1つまたは複数の光学的画像回転補償素子、例えば1つまたは複数のドーバプリズムが前記観察者ビーム路に設けられている、ことを特徴とする請求項7または9に記載の立体顕微鏡。
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