JP2014025258A - 板部材及び板部材の製造方法 - Google Patents

板部材及び板部材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、希望する装飾を正確に施すことができ、かつ、その製造作業が容易である板部材及び板部材の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
開示の板部材は、表面に模様が施された板部材であって、当該板部材の基礎となる部位であり、板状の基礎部材と、前記基礎部材上に、前記基礎部材の表面を覆うように貼設されるフィルム状の下地部材と、当該板部材の表面に表したい模様の部位を切り取ったフィルム状の部材であって、前記下地部材上に貼設される表面部材と、を有することを特徴とする。さらに、開示の板部材の一形態は、前記下地部材が、色及び/又は表面の加工状態が異なる複数の部材で構成され、前記下地部材を構成する各部材が、前記表面部材から切り取られた前記各模様の背景となる位置に貼設されることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

装飾を施した板部材に関する技術である。
従来、建築物の内装を装飾したいというニーズが存在するため、建築物の内装に模様を施す技術に関しては、多数の提案がなされている。例えば、特許文献1では、建築用金属板に関し、表面模様を任意にしかも容易に形成できると共に、耐候性の良いものを提供する技術について提案されている。
一方近年、ベースとなる板状部材の上を、例えば、木目調など高級感のある模様を施した樹脂フィルムで覆い、その樹脂フィルムで覆われた板材が建築用の壁材として利用されている光景を多々見かけるようになった。樹脂フィルムへのデザイン加工は容易であるため、上記のような壁材を建築物の内装などに利用することによって、建物に高級感を演出することが容易にできる。
特開平6−10476号公報
しかしながら、従来、ベースとなるデザインが印刷された樹脂フィルムで覆われた建築用壁材に細かな装飾を別途施す場合、当該壁材の上から細かな装飾をシール部材で貼り付ける別工程の作業が必要となり、かつ、貼り付け位置や貼り付け角度などの調整が難しいという問題点が有った。ここで「細かな装飾」とは、トイレ、会議室、応接室など所定の場所を指し示す標識を含む概念である。
そこで上記問題点に鑑み、本発明は、希望する装飾を正確に施すことができ、かつ、その製造作業が容易である板部材及び板部材の製造方法を提供することを目的とする。
開示の板部材の一形態は、表面に模様が施された板部材であって、当該板部材の基礎となる部位であり、板状の基礎部材と、前記基礎部材上に、前記基礎部材の表面を覆うように貼設されるフィルム状の下地部材と、当該板部材の表面に表したい模様の部位を切り取ったフィルム状の部材であって、前記下地部材上に貼設される表面部材と、を有することを特徴とする。
また、開示の板部材の一形態は、上記構成に加え、前記下地部材が、色及び/又は表面の加工状態が異なる複数の部材で構成され、前記下地部材を構成する各部材が、前記表面部材から切り取られた前記各模様の背景となる位置に貼設されることを特徴とする。
また、開示の板部材の一形態は、上記構成に加え、前記板部材が、建築用の壁部材であることを特徴とする。
開示する板部材は、希望する装飾を正確に施すことができ、かつ、その製造作業が容易である。
本実施の形態に係る基礎部材の一例を示す図である。 本実施の形態に係る下地部材の一例を示す図である。 本実施の形態に係る基礎部材の上に下地部材を貼設させた状態の一例を示す図である。 本実施の形態に係る表面部材の一例を示す図である。 本実施の形態に係る下地部材の上に表面部材を貼設させた状態(完成した板部材)の一例を示す図である。
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係る板部材の構造)
図1乃至5を用いて、本実施の形態に係る板部材100の構造について説明する。図1乃至5で示すように、板部材100は、基礎部材110、下地部材120、表面部材130を有し、ベースとなる模様(装飾)140とは別に、表面に細かな模様150が施されている。ここで、細かな模様150とは、トイレ、会議室、応接室など所定の場所を指し示す標識を含む概念である。
図1で示すように、基礎部材110は、板部材100の基礎となる部材であって、板状の部材である。図1において、基礎部材110は四角形の薄い板であるが、四角形である必要はなく、その他諸々の形状を取り得る。また、基礎部材110の材料は、例えば、ケイ酸カルシウム板であっても良く、その他材料に特段の制約は無い。
図2で示すように、下地部材120は、フィルム状の部材である。また、図3で示すように、下地部材120は、基礎部材110の表面を覆うように貼設される部材である。また、図2及び3で示すように、下地部材120は、色や表面加工などが異なる複数の部材で構成される形態であっても良い。なお、下地部材120の材料は、例えば、塩化ビニール系樹脂フィルムであっても良く、その他材料に特段の制約は無い。
図4で示すように、表面部材130は、フィルム状の部材であって、通常の建築用壁部材のように表面には、例えば、木目調模様のような高級感のあるベースとなる模様140が施されている。また、図4で示すように、表面部材130は、模様140とは異なる、板部材100の表面に施したい細かい模様150の部位が切り取られた形状をしている。なお、表面部材130は、切り抜きの無いフィルム状の部材から、模様150の部位を切り取って作製される。また、図4で示すように、模様150は、トイレ、会議室、応接室など所定の場所を指し示す標識であっても良く、その他の装飾模様、文字などであっても良い。
図5で示すように、表面部材130は、基礎部材110及び下地部材120を覆うように、下地部材120の上に貼設される部材である。なお、表面部材130の材料は、例えば、塩化ビニール系樹脂フィルムであっても良く、その他材料に特段の制約は無い。
図5で示すように、板部材100は、表面部材130の切り抜かれた模様150の背景として、下地部材120が見える構造である。そして、表面部材130の切り抜かれた模様150それぞれに、色や表面加工の状態が異なる下地部材120を対応させることも可能である。そうすることで、板部材100のデザイン性を高めることができる。
ここで、通常の建築用の板部材は、基礎部材上に、ベース模様を施したフィルム状の表面部材を貼設して製造する。そして、板部材100も、従来の建築用の板部材と同様に、基礎部材110上に、フィルム状の表面部材120、130を貼設して製造する。従って、板部材100の製造工程は、従来の製造工程と大部分を共通化できると共に、表面部材130の切り抜きの形状及び位置の調整、下地部材120及び表面部材130を貼設する位置の調整は容易であるため、板部材100の製造工程は難しいものではない。従って、板部材100は、希望する装飾150を正確に施すことができ、かつ、その製造作業が容易である。
(本実施の形態に係る板部材の使用方法)
板部材100は、建築用の壁部材として利用する場合、工場で製造した板部材100を、建築物の所定の場所へ取り付けることで、他の作業を必要とすること無しに、取り付け作業を完了させることができる。
また、板部材100は、模様150によって所定の内容を表すようにすれば、表彰状などの記念品やウエルカムボードとしても利用することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
100 板部材
110 基礎部材
120 下地部材
130 表面部材
140 ベース模様(表面部材のみで構成される模様)
150 下地部材と表面部材とで構成される模様

Claims (6)

  1. 表面に模様が施された板部材であって、
    当該板部材の基礎となる部位であり、板状の基礎部材と、
    前記基礎部材上に、前記基礎部材の表面を覆うように貼設されるフィルム状の下地部材と、
    当該板部材の表面に表したい模様の部位を切り取ったフィルム状の部材であって、前記下地部材上に貼設される表面部材と、を有することを特徴とする板部材。
  2. 前記下地部材が、色及び/又は表面の加工状態が異なる複数の部材で構成され、
    前記下地部材を構成する各部材が、前記表面部材から切り取られた前記各模様の背景となる位置に貼設されることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の板部材。
  3. 前記板部材が、建築用の壁部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の板部材。
  4. 表面に模様が施された板部材を製造する方法であって、
    前記板部材の基礎となる部位であり、板状の基礎部材の上に、該基礎部材の表面を覆うようにフィルム状の下地部材を貼設する工程と、
    前記下地部材の上に貼設されるフィルム状の表面部材から、前記板部材の表面に表したい模様の部位を切り取る工程と、
    前記下地部材の上に、前記表面部材を貼設する工程と、を含むことを特徴とする板部材を製造する方法。
  5. 前記下地部材が、色及び/又は表面の加工状態が異なる複数の部材で構成され、
    前記下地部材を構成する前記各部材が、前記表面部材から切り取られた前記各模様の背景となる位置に貼設されることを特徴とする請求項4に記載の板部材を製造する方法。
  6. 前記板部材が、建築用の壁部材であることを特徴とする請求項4又は5に記載の板部材を製造する方法。

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